JP2005115511A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触IC通信のための望ましい位置決めを容易に行うことができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】非接触ICカード機能を備えた携帯端末装置は、筐体50の外表面上で内蔵非接触ICアンテナの中心に対応する位置53を中心として少なくとも1対の凸部51および凹部52を有する。携帯端末装置同士間での非接触ICカード機能利用時には、一方の携帯端末装置の凸部51および凹部52を他方の携帯端末装置の凹部52および凸部51に嵌合させるよう互いに重ね合わせて位置決めを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICカード機能を備えた携帯端末装置に関するものである。
非接触ICカードは、プラスチック製カード内に集積回路(ICチップ)を埋め込み、外部のリーダライタにより非接触状態で情報を読み書きできるようにしたものであり、ICテレホンカードや鉄道駅の改札で利用可能な定期券等として実用化されている。
今後、このような非接触ICカード機能を携帯電話機のような携帯端末装置(以下、単に携帯端末または端末という)に実装し、携帯端末自身を非接触ICカードとしても利用できるようにすることが検討されている。例えば、特許文献1には、非接触ICカードを着脱可能に搭載可能な無線式携帯端末装置が提案されている。
特開平10−261054号公報
一般に非接触ICカードは、データを読み書きできる距離の観点から、その距離が2mm以下の密着型、10cm以下の近接型、70cm以下の近傍型の3種類に分類される。携帯電話機のような無線通信を行う携帯端末において、その本来の無線通信の支障とならないように密着型の非接触カードを採用することが考えられる。この場合、非接触ICカード機能を備えた携帯端末同士で通信を行う際、相互の位置合わせが問題となる。特に、非接触IC用の電波が微弱で互いに接触に近い距離で通信を行うため、端末同士の位置ずれがあると非接触ICの通信に支障が生じるおそれがある。また、非接触ICのデータを読み書きしている際に端末同士の距離が離れると、通信が断絶してしまう。ユーザが端末同士を相互に動かないように手で固定しておくのは確実性がないだけでなく苦痛を伴う。また、机やテーブルの上に端末同士を重ねて載置するにしても、安定が悪くその載置の方法はユーザにより区々であり、望ましい位置決めが行われる保証はない。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、非接触IC通信のための望ましい位置決めを容易に行うことができる携帯端末装置を提供することにある。
本発明による携帯端末装置は、非接触ICカード機能を備えた携帯端末装置において、筐体の外表面上で内蔵非接触ICアンテナの中心に対応する位置を挟んで少なくとも1対の凸部および凹部を設け、これらの凸部および凹部を他の携帯端末装置の凹部および凸部に嵌合させて非接触ICカード機能利用時の位置決めを行うことを特徴とする。
このような携帯端末装置同士の間で非接触ICカード機能を利用する場合、一方の端末装置の凸部を他方の端末装置の凹部に嵌合させるように両端末装置を重ね合わせれば、両者の非接触IC用の内蔵非接触アンテナの中心位置はほぼ一致し互いに近接し、微弱な電波でも確実な通信状態が得られる位置決めが保証される。
好ましい実施の態様では、一つの携帯端末装置を他の携帯端末装置に重ねたとき、全ての凸部は他の携帯端末装置の全ての凹部に過不足無く嵌合する。
前記凸部および凹部を複数対有してもよく、この場合、これらの複数対の凸部および凹部は前記内蔵非接触ICアンテナの中心に対応する位置を中心として回転対称の関係とすることが好ましい。これによって、他の携帯端末装置と複数の角度で位置合わせ可能となる。
前記携帯端末装置の非接触ICカード機能としては、外部のリーダライタにより読み書きされるICカード互換機能と、外部の別のICカードに対してリーダライタとして機能するリーダライタ機能とを有することができる。
本発明によれば、筐体の外表面に設けた凸部が凹部に嵌合することにより、非接触ICカード機能を備えた端末装置同士の間の非接触ICの通信時に、互いの位置合わせを確実に行うことができ、また、その位置決め状態を保持することができる。これにより、安定した非接触IC通信が行われることが保証される。ユーザは端末装置の位置合わせや位置ずれに気を遣う必要がなくなり、その操作性が向上する。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面により詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末100の概略の外観構成を示している。携帯端末100の筐体50の外表面(主表面)上に、内蔵された非接触ICアンテナのほぼ中心に対応するアンテナ位置53を挟んで(本実施の形態では、中心として)1対の凸部51と凹部52とを設けている。この例では、凸部51および凹部52を、その並びが端末の長手方向に直角の方向に沿うよう配置している。筐体50の主表面は、携帯端末100の例えば背面である。図では、いわゆるストレート型の携帯端末の例を示しているが、本発明は折り畳み型にも適用可能である(後述する他の実施の形態についても同様)。携帯端末100が有する非接触ICカード機能としては、外部のリーダライタ(R/W)により読み書きされるICカード互換機能と、外部の別のICカードに対してリーダライタとして機能するリーダライタ機能とを有する。
図2に示すように、一つの携帯端末100の主表面と他の携帯端末100の主表面を重ね合わせるとき、一方の携帯端末の凸部51が他方の携帯端末の凹部52に嵌合する。このように両者の外表面の凹凸を合わせることによって、両携帯端末のアンテナ位置53が最も近接するよう位置合わせが行われ、かつその位置がずれないように保持される。その間、携帯端末はユーザが手で保持してもよいが、机やテーブル等の上に載置してもよい。
ここで図3に、携帯電話機を例として非接触型ICカード機能を備えた携帯端末100のハードウェア構成例を示す。
図3において、音声入力部1は、マイク15からのアナログ音声信号をデジタル信号に変換するための部位であり、マイクアンプ、フィルタ、A/D変換器、等で構成される。音声出力部2は、受信したデジタル音声信号に基づいて背面スピーカ36またはイヤレシーバ16を駆動するための部位であり、D/A変換器、フィルタ、スピーカアンプ、等で構成される。デジタル信号処理部3は、デジタル音声信号およびデータ信号のエンコードおよびデコードを行うための部位であり、DSP(Digital Signal Processor)を中心とした畳み込み符号化、スロットインターリーブ、遅延検波、畳み込み復号化、等の専用回路で構成される。RF入出力部4は、電話機用アンテナ12を介して高周波送受信を行う部位であり、直交変調器、ゲインアンプ、パワーアンプ、ダイバーシティー、ミキサー、IF復調器、等で構成される。制御部5は、携帯端末としての機能を実現するための部位であり、CPU、EEPROM、Flash ROM、SRAM、等で構成される。表示部6はLCDドライバ、LCD表示デバイス、等で構成され、ユーザに対して表示情報を提供する部位である。操作部7は、キーボード、JOGダイヤル等で構成され、ユーザの入力操作を受ける部位である。外部I/F部8は、外部のデータ処理装置との間でシリアルデータ通信などを行うための部位であり、通信インターフェース回路、コネクタ、等で構成される。電源回路9はバッテリ電源を基に各ブロックに必要な動作電力を供給するための部位であり、バッテリへの充電回路、過電流過電圧保護回路、等で構成される。バイブレータ部13は電話やメール等の着信を知らせる等のために使用される部位である。発光ダイオード(LED)部14は、電話やメールの着信を知らせたり、充電時のインジケータとして使用される部位である。非接触ICカードモジュール30は、制御部5に接続された、非接触ICカードチップにより構成される非接触ICカード部20およびこれに接続されたアンテナ11からなる。非接触ICカード部20は、主として、このICカード部20の動作を制御する制御プログラムやデータを格納するメモリ(MEM)22、アンテナ11を介して外部のICカードとの間で無線通信を行うためのリーダ/ライタ部23およびICカード部20全体の制御を行うCPU(制御手段)21を有する。ICカード部20は接続インタフェース35を介して制御部5に接続される。本実施の形態ではこの接続インタフェース35は、制御信号線および通信線等から構成される。ICカード部20には電源部9から動作電力が供給される。ICカードモジュール30は、端末内に固定的に内蔵されてもよいが、ICカード部20と携帯端末100の他の部分とを接続する上記制御信号線、通信線、および電源線を、例えばコネクタ等を介して接続することにより、ICカードモジュール30を着脱可能とすることもできる。アンテナ11は、外部R/WやICカードとの通信のために、極力、携帯端末の外表面近くに実装される。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末100aの概略の外観構成を示している。そのハードウェア構成は第1の実施の形態の図3と同じでよい。図4の構成は、1対の凸部51および凹部52をその並びが端末の長手方向に沿うように配置した以外、図1の構成と同様である。但し、この場合、端末同士を重ね合わせるとき、上下関係が逆になる。
図5は、凸部51と凹部52を2対設けた本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末100bの概略の外観構成を示している。本実施の形態における2対の凸部51および凹部52はアンテナ位置53を中心に回転対称の位置に配置される。すなわち、これらの凹凸パターンはアンテナ位置53を中心に180度回転させると元のパターンに一致する。2つの端末同士を重ね合わせる場合、両者の長手方向が一致する第1の角度(0度)と、両者の長手方向が逆向きに一致する第2の角度(180度)とがありうる。これにより、ユーザが端末同士を重ね合わせる際の角度の選択肢が増加する。
図6は、第3の実施の形態の考え方をさらに発展させて、1つの端末上の凸部と凹部の個数をさらに増やし、3対の凸部51と凹部52を設けた本発明の第4の実施の形態に係る携帯端末100cの概略の外観構成を示している。この例では、アンテナ位置53を中心に、凸部51と凹部52を円周上で交互にかつ等間隔に配置している。これにより、4つの角度方向(0度、90度、180度、270度)で、一方の端末の全ての凸部が他方の端末の全ての凹部に過不足無く嵌合する。その結果、当該4つの角度方向のいずれかで両端末の筐体50の主表面同士が密着しかつ相互の位置ずれが防止される。また、ユーザが端末同士を重ね合わせる際の角度の選択肢がさらに増加する。
図7は図6の携帯端末100cを用いた場合の、90度(または270度)の角度での端末の重ね合わせ状態を示している。例えば、電話通信のための例えばホイップアンテナ(図3の12に対応)の収容部が端末背面から突出している場合がある。このような場合に同じ端末背面に凸部51および凹部52が設けられると、長手方向を一致させて重ね合わせると当該ホイップアンテナの突出部が支障となって、凸部51と凹部52とが首尾よく嵌合しない可能性がある。このような場合に、図5の実施の形態では両端末の長手方向を一致させる角度とは別の角度関係で重ね合わせることができるので、両端末の凸部51と凹部52とを確実な嵌合関係に置くことが容易となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
例えば、上述した凸部および凹部の形状、高さ(深さ)、個数、距離、配置(凹凸パターン)は、あくまで例示であり、本発明の範囲を逸脱することなく、上記以外の種々の構成を採用することも可能である。例えば、携帯端末と重ね合わせる相手も携帯端末として説明したが、相手機器は携帯端末とは別の専用のリーダライタ等であってもよい。非接触IC用のアンテナ11が端末側部近傍に設けられるような場合、端末筐体の主表面ではなく側部の外表面に凹凸パターンを設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末の概略の外観構成を示す図である。 図1の携帯端末の主表面と他の携帯端末の主表面を重ね合わせた様子を示す図である。 携帯電話機を例として非接触型ICカード機能を備えた携帯端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末の概略の外観構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末の概略の外観構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る携帯端末の概略の外観構成を示す図である。 90度(または270度)の角度関係での端末の重ね合わせ状態を示す図である。
符号の説明
50…筐体、51…凸部、52…凹部、53…アンテナ位置

Claims (4)

  1. 非接触ICカード機能を備えた携帯端末装置において、筐体の外表面上で内蔵非接触ICアンテナの中心に対応する位置を挟んで少なくとも1対の凸部および凹部を設け、これらの凸部および凹部を他の携帯端末装置の凹部および凸部に嵌合させて非接触ICカード機能利用時の位置決めを行うことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記凸部および凹部を複数対有し、これらの複数対の凸部および凹部は前記内蔵非接触ICアンテナの中心に対応する位置を中心として回転対称の関係にあり、他の携帯端末装置と複数の角度で位置合わせ可能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 一つの携帯端末装置を他の携帯端末装置に重ねたとき、全ての凸部は他の携帯端末装置の全ての凹部に過不足無く嵌合することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記非接触ICカード機能としては、外部のリーダライタにより読み書きされるICカード互換機能と、外部の別のICカードに対してリーダライタとして機能するリーダライタ機能とを有することを特徴とする請求項1、2または3に記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012060463A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Sony Corp 信号伝送装置、電子機器、基準信号出力装置、通信装置、基準信号受信装置、及び、信号伝送方法
US8391790B2 (en) 2009-08-03 2013-03-05 Sony Corporation Communication device and communication method
JP2019029385A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 日本精機株式会社 通信装置

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