JP2005114911A - プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 - Google Patents
プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005114911A JP2005114911A JP2003347099A JP2003347099A JP2005114911A JP 2005114911 A JP2005114911 A JP 2005114911A JP 2003347099 A JP2003347099 A JP 2003347099A JP 2003347099 A JP2003347099 A JP 2003347099A JP 2005114911 A JP2005114911 A JP 2005114911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- projector
- image
- image light
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
【解決手段】 画像光を投射するプロジェクタ320と、プロジェクタ320から投射された画像光を反射表示するスクリーン10とを備えたプロジェクタシステム1であって、そのスクリーン10は、画像光を集光する集光レンズ20と、集光された画像光を拡散反射する反射シート30とを有し、その反射シート30には、画像光が集光される領域全体に光反射部32が形成され、光反射部32の形成領域以外の領域全体に光吸収部34が形成されている構成とした。
【選択図】 図1
Description
一般に、プロジェクタは画像光を拡大投射するため、画像光は平行光ではなく放射光としてスクリーンに入射する。ところが、特許文献1のスクリーンは、画像光が平行光であることを前提に、レンチキュラーレンズを構成する小レンズのピッチと吸光パターンのピッチとを一致させて形成されている。そのため、スクリーンの端部では画像光が光反射部に集光されず、その外側に配置された吸光パターンに集光されて、その吸光パターンにより吸収されてしまう。その結果、明るさやコントラストのムラが生じて、所期の鮮明な画像が得られないことになる。
この構成によれば、プロジェクタから投射された画像光の集光領域全体にスクリーンの光反射部が形成されているので、すべての画像光が光反射部に入射する。これにより、すべての画像光を反射表示に利用することが可能になり、明るい画像表示を行うことができる。また、画像光の集光領域以外の領域全体に光吸収部が形成されているので、画像光以外の光の大部分は光吸収部に入射する。これにより、外光の影響を受け難くなり、高コントラストの画像表示を行うことができる。
この構成によれば、プロジェクタから投射された画像光の集光領域全体にスクリーンの光透過部が形成されているので、すべての画像光が光透過部に入射する。これにより、すべての画像光を透過表示に利用することが可能になり、明るい画像表示を行うことができる。また、画像光の集光領域以外の領域全体に光吸収部が形成されているので、画像光以外の光の大部分は光吸収部に入射する。これにより、外光の影響を受け難くなり、高コントラストの画像表示を行うことができる。
この構成によれば、広視野角の画像表示を行うことができる。
この構成によれば、画像光を拡大投射する通常のプロジェクタを採用した場合でも、画像光の集光領域に光反射部または光透過部を配置することができる。したがって、明るく高コントラストな画像表示を行うことができる。
この構成によれば、光反射部で反射された画像光が集光レンズにより再集光されて結像される位置を、観察者から離れた位置に設定することが可能となり、広視野角の画像表示を行うことができる。
この構成によれば、広視野角の画像表示を行うことができる。また、画像光以外の光のすべてが光吸収部に入射するので、外光の影響を受け難くなり、高コントラストの画像表示を行うことができる。
この構成によれば、広視野角の画像表示を行うことができる。また、外光の影響を受け難く、高コントラストの画像表示を行うことができる。
この構成によれば、プロジェクタから投射された画像光が、スクリーンの光反射部全体に集光されるので、すべての画像光を反射表示に利用することが可能になる。したがって、明るい画像表示を行うことができる。また、画像光の集光領域以外の領域全体に光吸収部が形成されているので、画像光以外の光の大部分は光吸収部に入射する。これにより、外光の影響を受け難くなり、高コントラストの画像表示を行うことができる。
この構成によれば、プロジェクタから投射された画像光が、スクリーンの光透過部全体に集光されるので、すべての画像光を透過表示に利用することが可能になる。したがって、明るい画像表示を行うことができる。また、画像光の集光領域以外の領域全体に光吸収部が形成されているので、画像光以外の光の大部分は光吸収部に入射する。これにより、外光の影響を受け難くなり、高コントラストの画像表示を行うことができる。
[第1実施形態]
最初に、本発明の第1実施形態につき、図1ないし図4を用いて説明する。図1は、第1実施形態のプロジェクタシステムの概略を示す平面図である。第1実施形態のプロジェクタシステム1は、プロジェクタ320から投射された画像光を反射表示する反射型スクリーン10を備えた、フロント型(前面投射型)のプロジェクタシステムである。その反射型スクリーン10は、プロジェクタ320から投射された画像光を集光する集光レンズ20と、集光レンズ20の背面に配置された反射シート30とを備えている。そして、その反射シート30は、集光レンズ20により集光された画像光を拡散反射する光反射部32と、画像光以外の光を吸収する光吸収部34とを備えている。
図2は、プロジェクタの概略構成図である。図中、符号322は光源、321R,321G,321Bは液晶ライトバルブ(光変調手段)、333はクロスダイクロイックプリズム(色光合成手段)、334は投写レンズ(投写手段)を示している。
光源322には、メタルハライドランプやキセノンランプ、超高圧水銀ランプ(UHP)等の放電型ランプが用いられている。なお、光源光の照度分布を均一化させるための均一照明系として、光源322の後方にロッドレンズやフライアイレンズ等を配置してもよい。
一方、図1に示すように、上述したプロジェクタ320に対向して、スクリーン10が配置されている。スクリーン10は、プロジェクタ320から投射された画像光を集光する集光レンズ20と、その後方に配置された反射シート30とを主として構成されている。なお図示しないが、集光レンズ20と反射シート30との間には、集光レンズ20に対して屈折率の異なる材料が充填されて、集光レンズ20と反射シート30とが貼り合わされている。これにより、スクリーン10が一体的に形成されている。
次に、第1実施形態に係るプロジェクタシステムの画像表示方法につき、図1を用いて説明する。
まず、上記のように構成したスクリーン10に対向して、プロジェクタ320を配置する。その際、プロジェクタ320から投射された画像光が、スクリーン10における光反射部の形成領域全体に集光されるように、プロジェクタ320を配置する。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタシステムにつき、図6を用いて説明する。図6は、第2実施形態のプロジェクタシステムの概略を示す平面図である。第2実施形態のプロジェクタシステム201は、プロジェクタから投射された画像光を透過表示する透過型スクリーンを備えた、リア型(背面投射型)のプロジェクタシステムである。その透過型スクリーン210は、プロジェクタ320から投射された画像光を集光する集光レンズ220と、集光レンズ220の後方に配置された透過シート230とを主として構成されている。そして、その透過シート230は、集光レンズ220により集光された画像光を透過拡散する光透過部232と、画像光以外の光を吸収する光吸収部234とを備えている。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、その説明を省略する。
Claims (10)
- 画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタから投射された前記画像光を反射表示するスクリーンとを備えたプロジェクタシステムであって、
前記スクリーンは、前記プロジェクタから投射された前記画像光を集光する集光レンズと、前記集光レンズにより集光された前記画像光を反射する光反射部と、前記画像光以外の光を吸収する光吸収部とを有し、
前記プロジェクタから投射された前記画像光が前記集光レンズによって集光される領域全体に前記光反射部が形成され、前記集光領域以外の領域全体に前記光吸収部が形成されていることを特徴とするプロジェクタシステム。 - 画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタから投射された前記画像光を透過表示するスクリーンとを備えたプロジェクタシステムであって、
前記スクリーンは、前記プロジェクタから投射された前記画像光を集光する集光レンズと、前記集光レンズにより集光された前記画像光を透過する光透過部と、前記画像光以外の光を吸収する光吸収部とを有し、
前記プロジェクタから投射された前記画像光が前記集光レンズによって集光される領域全体に前記光透過部が形成され、前記集光領域以外の領域全体に前記光吸収部が形成されていることを特徴とするプロジェクタシステム。 - 前記集光レンズは、マイクロレンズアレイであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクタシステム。
- 前記集光レンズは、レンチキュラーレンズであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクタシステム。
- 前記プロジェクタは、前記スクリーンに対して前記画像光を拡大投射するものであり、
前記集光レンズを構成する複数の小レンズと前記プロジェクタとの光軸上に、それぞれ前記光反射部または前記光透過部が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプロジェクタシステム。 - 前記集光レンズを構成する複数の小レンズの非焦点位置に、それぞれ前記反射部が配置されていることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4または請求項5のいずれかに記載のプロジェクタシステム。
- 前記集光レンズを構成する複数の小レンズの焦点位置に、それぞれ前記光透過部が配置されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のプロジェクタシステム。
- 前記光反射部または前記光透過部は、前記画像光を反射または透過させるとともに、前記画像光を拡散させることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のプロジェクタシステム。
- 画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタから投射された前記画像光を反射表示するスクリーンとを備えたプロジェクタシステムの画像表示方法であって、
前記プロジェクタから投射された前記画像光を集光する集光レンズと、前記集光レンズにより集光された前記画像光を反射する光反射部と、前記光反射部の形成領域以外の領域全体に形成された光吸収部とを有するように前記スクリーンを構成し、
前記プロジェクタから投射された前記画像光が、前記集光レンズによって前記光反射部の形成領域全体に集光されるように、前記プロジェクタを配置して画像表示を行うことを特徴とするプロジェクタシステムの画像表示方法。 - 画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタから投射された前記画像光を透過表示するスクリーンとを備えたプロジェクタシステムの画像表示方法であって、
前記プロジェクタから投射された前記画像光を集光する集光レンズと、前記集光レンズにより集光された前記画像光を透過する光透過部と、前記光透過部の形成領域以外の領域全体に形成された光吸収部とを有するように前記スクリーンを構成し、
前記プロジェクタから投射された前記画像光が、前記集光レンズによって前記光透過部の形成領域全体に集光されるように、前記プロジェクタを配置して画像表示を行うことを特徴とするプロジェクタシステムの画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347099A JP2005114911A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347099A JP2005114911A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005114911A true JP2005114911A (ja) | 2005-04-28 |
JP2005114911A5 JP2005114911A5 (ja) | 2006-11-16 |
Family
ID=34539802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003347099A Withdrawn JP2005114911A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005114911A (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129432A (ja) * | 1973-04-11 | 1974-12-11 | ||
JPS5564228A (en) * | 1978-11-08 | 1980-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | Reflection type projecting screen |
JPS5969748A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 透過型投影スクリ−ン |
JPH02136846A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 反射型スクリーン |
JPH03156435A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-04 | Hitachi Ltd | 反射形スクリーン及びこれを用いた表示装置 |
JPH0456837A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-24 | Pioneer Electron Corp | フロントプロジェクションテレビ用スクリーン |
JPH0659341A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーンとその製造方法 |
JPH06266010A (ja) * | 1993-03-12 | 1994-09-22 | Toshiba Corp | 背面投写型映像表示装置 |
JPH0736118A (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高コントラスト画像投影装置及び高コントラスト画像投影スクリーン |
JPH1090798A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-10 | Toppan Printing Co Ltd | レンチキュラーシート露光装置 |
-
2003
- 2003-10-06 JP JP2003347099A patent/JP2005114911A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129432A (ja) * | 1973-04-11 | 1974-12-11 | ||
JPS5564228A (en) * | 1978-11-08 | 1980-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | Reflection type projecting screen |
JPS5969748A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 透過型投影スクリ−ン |
JPH02136846A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 反射型スクリーン |
JPH03156435A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-04 | Hitachi Ltd | 反射形スクリーン及びこれを用いた表示装置 |
JPH0456837A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-24 | Pioneer Electron Corp | フロントプロジェクションテレビ用スクリーン |
JPH0659341A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーンとその製造方法 |
JPH06266010A (ja) * | 1993-03-12 | 1994-09-22 | Toshiba Corp | 背面投写型映像表示装置 |
JPH0736118A (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高コントラスト画像投影装置及び高コントラスト画像投影スクリーン |
JPH1090798A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-10 | Toppan Printing Co Ltd | レンチキュラーシート露光装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3747621B2 (ja) | カラー投影表示装置 | |
JP3599052B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP4157729B2 (ja) | 反射型映像投射装置と、それを用いた投写型映像ディスプレイ装置、及び、それに用いる光源装置 | |
JP3780873B2 (ja) | 照明装置 | |
JPH11271744A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
TW460710B (en) | Array lens, lighting optical system, optical unit and imaging apparatus | |
US8123366B2 (en) | Light source with truncated ellipsoidal reflector | |
US6831707B2 (en) | Liquid crystal display element and projection type liquid crystal display device | |
JP4325135B2 (ja) | 照明装置およびプロジェクタ | |
JP4273642B2 (ja) | 単板式液晶プロジェクタ | |
US6637891B2 (en) | Optical system of liquid crystal projector | |
JP4006965B2 (ja) | プロジェクタ | |
US8398244B2 (en) | Projector | |
JP2007114263A (ja) | プロジェクタ | |
WO2005114319A1 (ja) | プロジェクタ | |
JPH04194921A (ja) | 液晶デバイス及び投写型液晶表示装置 | |
JP3562513B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2000056266A (ja) | 光学装置 | |
US6365526B1 (en) | Optical illumination system and projection apparatus | |
US6612702B1 (en) | Projection display device | |
JP3460456B2 (ja) | 投写型表示装置 | |
JP4946342B2 (ja) | 偏光変換装置及びプロジェクタ | |
JP2005114911A (ja) | プロジェクタシステムおよびプロジェクタシステムの画像表示方法 | |
JP2005284307A (ja) | 画像表示装置 | |
KR0184364B1 (ko) | 반사형 광모듈레이터를 이용한 투사형 입체화상표시장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060925 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100823 |