JP2005114037A - 弾性板金製クランプ部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】
二つの相対するV字形の曲部と、曲部を連結する弾性底部とからなり、弾性底部は中央にパネルにコンポーネントを固定するためのネジを受け入れる孔を有し、パネルの貫通孔に係合するために、曲部は、係合位置において、貫通孔の両側縁部を囲み、曲部のアームは、弾性底部をパネルから一定距離だけ離間させるように奥深く形成されるクランプ部材の設計において、アーム端部を孔の大きさの範囲内においてクランプ部材とコンポーネントが共に移動可能な圧力でコンポーネントに接触させる。
【解決手段】
サポート部を弾性底部とコンポーネントの間に設け、弾性底部に圧力が作用するとき、サポート部によりコンポーネントを支持して弾性底部をコンポーネントから最小距離離して保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二つの相対するV字形の曲部と、その曲部を連結する弾性底部とからなる弾性板金製クランプ部材に関するものであり、その弾性底部は中央にパネルにコンポーネントを固定するためのネジを受け入れる孔を備える。
このようなクランプ部材は、DE19730870A1公報に記載されている。その公知クランプ部材は、穴あき石材を表面に固定するために使用される。このため、クランプ部材は、その表面にネジで固定され、そのネジは、曲部の側面から二つの曲部を連結する弾性底部の孔に挿入される。それから、石材をクランプ部材に押し付けて曲部を石材の孔に差込み、孔の中に詰め込む。
又、US−PS1881836公報には、パネルにコンポーネントを固定するために使用するクランプ部材が開示されている。そのクランプ部材はパネルの孔に係合する。このため、クランプ部材の曲部は、係合時、クランプ部材のアームが孔の両縁部を囲み、弾性底部がパネルから一定距離だけ離れるに足る深さを有する。コンポーネントの側からネジがクランプ部材にねじ込まれるとき、ネジ頭部がコンポーネントをパネルに押し付け、同時に、クランプ部材の弾性底部が多少曲部同士の間に引き込まれ、その結果、ネジの締め付けにより、パネルとコンポーネントの間に高い接触圧力が生じる。
DE19730870A1公報 US−PS1881836公報
本発明の課題は、孔の大きさの範囲内においてクランプ部材とコンポーネントが共に移動可能な程度の圧力で、コンポーネントに接触するアーム端部を備えるクランプ部材を設計することである。
本発明は前記課題を達成するため、サポート部を弾性底部とコンポーネントの間に設け、弾性底部に圧力が作用するとき、サポート部がコンポーネントを支持することにより、サポート部が弾性底部をコンポーネントから最小距離離して保持するようにする。
弾性の板金製クランプ部材は、二つの曲部を押し合わせて弾性底部を湾曲させると、容易にパネルの貫通孔に挿入することができる。二つの曲部を放すと、曲部が開き、パネルの孔に対する掛止め係合が完了する。ネジ受け入れ孔を備える弾性底部にパネルに対する所定の締め付け力を発揮させるために、弾性底部とコンポーネントの間にサポート部を設け、そのサポート部により弾性底部とコンポーネントの間に最小の間隙を維持する。ネジが締め込まれるとき、コンポーネントはパネルへ引寄与せられ、所定のテンションでパネルを常に押圧する。その結果、パネルとコンポーネントは安定して結合し、その結合は簡便なクランプ部材により保証される。上記所定のテンションは、曲部のアーム幅よりも大きい角穴内における移動可能性を保証するから、その移動可能性を公差(コンポーネントが高温になる場合)の補償のために用いることができる。しかし、穴の幅が曲部の幅と同等の場合、クランプ部材の位置は固定的であり、移動することはできない。
サポート部については、各種の有利な設計がある。例えば、弾性底部に少なくとも1つの突出体を設けてサポート部とする。この突出体は弾性底部の中央から長手方向に交差して延長し、サポート部を形成する。逆に、曲部から弾性底部側にサポート部を曲げ出すことも可能である。このサポート部も同様に弾性底部とコンポーネントの間の距離を固定する。さらに、サポート部は、弾性底部から引き出した管体の形状とすることも可能である。同様な設計のプラスチック製管体のサポート部は、弾性底部の孔に射出成形を施すことにより形成することができる。さらに同様な設計の板金製サポート部は、弾性底部の孔にフォームフィッティング法を施すことにより形成することができる。
クランプ部材の弾性を特に効果的に利用するためには、弾性底部をアーチ型に形成することが好ましい。
本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、パネルに係合してコンポーネントをパネルに固定するクランプ部材の側面図、図2は、図1のクランプ部材の斜視図、図3は、曲部から弾性底部の方に曲げ出されたサポート部を備えるクランプ部材を示す図、図4は、弾性底部から引き出された管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図、図5は、成形プラスチック製管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図、図6は、フォームフィッティング法により弾性底部の孔に連結された板金製管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図である。
図1に示すクランプ部材は、二つの相対する曲部1、2を備え、それらの曲部はアーム3、4を介して弾性底部5に移行する。二つの曲部1、2は略V字形である。アームの端部6、7はパネル8の後面(図において上面)に掛かる。端部6、7とは反対側のパネル8の前面(図において下面)、二つの曲部1、2は、適当な深さだけ延長して孔11の両縁部9、10を囲む。クランプ部材は、弾性板金製であるから、二つの曲部1、2を摘み、パネル8の孔11に弾性底部5とアーム34が入る適当な幅に曲げることができる。クランプ部材の弾性底部5は、ネジ13を受け入れる孔12を備え、そのネジ13は孔12のめねじと係合する。ネジ13の頭部14は、クランプ部材によりパネル8に固定されるコンポーネント15の後面に位置する。図示のクランプ部材は、ネジ13の締め付け前の状態である。ネジ13がさらに締め付けられると、ネジ13は弾性底部5をパネル8側に引き付け、図に示す固定システム全体はテンション下にはいる。
ネジ13をさらに締め付けると、弾性底部5は、パネル8に引き付けられ、弾性底部5の中央から延長するサポート部16(図2参照:サポート部17)は、当接縁部18(図2参照:当接縁部19)がコンポーネント15に近接し、最後には、コンポーネント15を支持する。サポート部はパネル8の孔11内に突出する。コンポーネント15を当接縁部18、19が支持することにより、弾性底部5とコンポーネント15の間隔は、サポート部16、17の長さに調整され、かつその間隔は曲部1、2の所定のテンションと共に維持される。
図2は、図1のクランプ部材の斜視図であり、クランプ部材の全体を明確に示す。図2から明らかなように、クランプ部材は二つの支持部材として作用するサポート部16、17を備え、そのサポート部はクランプ部材本体の弾性底部5の中央から突出する。このように、図1及び図2に示すクランプ部材は、単一部品である。
図3は、別設計のクランプ部材のサポート部であり、そのサポート部は曲部1、2とアーム3から曲げ出される。その二つのサポート部20、21は、ネジ13が締め付けられると、弾性底部5に当接してコンポーネント15と弾性底部5の間隔を調整する。サポート部20、21は曲部1、2とアーム3、4の中央部分を必要な長さだけ切り欠いて曲げることにより形成する。
図4に示すクランプ部材は、特別設計のサポート部を備える。そのサポート部は、平坦な弾性底部5から引き抜いた管体22の形状である。図4に示すクランプ部材は弛緩状態、即ち、ネジが未だクランプ部材をコンポーネント側に引き付けない状態である。しかし、図1に示すように、ネジにより弾性底部5が接触すると、管体22の先端部23は図1に示す孔11に入り、最後には、図4に示していないコンポーネント(図1参照:コンポーネント15)に当接して支持する。
図5は、図4に示す設計の変形である。ここで、サポート部24は、プラスチック製管体であり、平坦な弾性底部5の孔12に射出成形される。図外のネジを締め付けると、プラスチック製管体のサポート部24は、図4に示す管体のサポート部22と同様な作用をする。
図6は、さらに別設計のサポート部を示す。このサポート部25は板金製管体であり、フォームフィッティング法により平坦な弾性底部5の孔12に連結される。図5及び図6に示すフォームフィッティング結合は、板金製管体サポート部25の端部をビーディングにより実施し、二つの部品が強固に結合した部材を製造する。
図1ないし図3に示す実施例において、弾性底部は、形状がアーチ型である。先に述べたとおり、この設計は、クランプ部材を摘んでパネルの孔に挿入し易くするためである。
パネルに係合してコンポーネントをパネルに固定するクランプ部材の側面図、 図1のクランプ部材の斜視図、 曲部から弾性底部の方に曲げ出されたサポート部を備えるクランプ部材を示す図、 弾性底部から引き出された管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図、 成形プラスチック製管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図、 フォームフィッティング法により弾性底部の孔に連結された板金製管体のサポート部を備えるクランプ部材を示す図。
符号の説明
1、2:曲部
3,4:アーム
5:弾性底部
6、7:端部
8:パネル
9、10:縁部
11:貫通孔
12:孔
13:ネジ
14:頭部
15:コンポーネント
16、17:サポート部
18、19:当接縁部
20、21、22:サポート部
23:先端縁部
24、25:サポート部
26:縁部

Claims (7)

  1. 二つの相対するV字形の曲部(1、2)と、前記曲部(1、2)を連結する弾性底部(5)とからなる弾性板金製クランプ部材であって、前記弾性底部(5)は、パネル(8)にコンポーネント(15)を固定するためのネジ(13)を受け入れる孔(12)を中央に有し、前記曲部(1、2)は、前記クランプ部材の係合位置において、パネル(8)の貫通孔(11)と係合するために、前記貫通孔(11)の両側縁部(9、10)を囲み、前記曲部は、そのアーム(3、4)が前記弾性底部(5)を前記パネル(8)から一定距離だけ離間させるように深く形成されるものにおいて、サポート部(16、17;20、21)が、前記弾性底部(5)と前記コンポーネント(15)の間に設けられ、前記弾性底部(5)に圧力が作用するとき、前記サポート部(16、17;20、21)が前記コンポーネント(15)を支持することにより、前記サポート部(16、17;20、21)は前記弾性底部(5)を前記コンポーネント(15)から最小距離だけ離して保持することを特徴とする弾性板金製クランプ部材。
  2. 弾性底部(5)は少なくとも1つのサポート部(16、17)を備え、前記サポート部(16、17)は前記弾性底部(5)の中央部からその長さに応じた幅で突出してサポート部を形成することを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  3. サポート部(20、21)はそれぞれの曲部(1、2)とアーム(3、4)から弾性底部側に曲げ出されることを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  4. サポート部は、弾性底部(5)から引き出される管体(22)の形状であることを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  5. サポート部を形成するプラスチック管体(24)は弾性底部(5)の孔(12)の中に射出成形されることを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  6. サポート部を形成する板金製管体(25)は、フォームフィッティング法により弾性底部(5)の孔(12)に連結されることを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  7. 弾性底部(5)はアーチ型であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のクランプ部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI689691B (zh) * 2016-07-22 2020-04-01 泳登有限公司 具多重彈性力型鋼專用內座

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