JP2005113833A - 内燃機関の触媒温度維持方法 - Google Patents

内燃機関の触媒温度維持方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005113833A
JP2005113833A JP2003351027A JP2003351027A JP2005113833A JP 2005113833 A JP2005113833 A JP 2005113833A JP 2003351027 A JP2003351027 A JP 2003351027A JP 2003351027 A JP2003351027 A JP 2003351027A JP 2005113833 A JP2005113833 A JP 2005113833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
filter
internal combustion
combustion engine
raising step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003351027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4406255B2 (ja
Inventor
Takeshi Hashizume
剛 橋詰
Hideki Aoki
秀樹 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2003351027A priority Critical patent/JP4406255B2/ja
Publication of JP2005113833A publication Critical patent/JP2005113833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4406255B2 publication Critical patent/JP4406255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関の触媒温度維持方法において、フィルタの再生中に低負荷運転状態となっても該フィルタの温度を維持、若しくは上昇させることができる技術を提供する。
【解決手段】内燃機関1の排気通路に備えられ触媒を担持したパティキュレートフィルタ7の温度を上昇若しくは維持する方法であって、少なくとも、内燃機関1に吸入される吸気量を減少させることによりフィルタ7の温度を、一酸化炭素酸化活性温度まで上昇させ得る第1の昇温工程と、少なくとも、吸気行程での気筒2内への燃料噴射によりフィルタ7の温度を、炭化水素酸化活性温度まで上昇させ得る第2の昇温工程と、少なくとも、気筒2内への主噴射の後に行う副噴射によりフィルタ7の温度を、粒子状物質酸化活性温度まで上昇させ得る第3の昇温工程と、を同時期に実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の触媒温度維持方法に関する。
内燃機関の排気通路にパティキュレートフィルタ(以下、フィルタという。)を備えることにより、該フィルタで排気中の粒子状物質(以下、PMという。)を捕集することができる。そして、該フィルタの温度を高めることにより、捕集されたPMを酸化除去することができる。このようにフィルタに捕集されたPMを除去することをフィルタの再生という。
そして、フィルタの上流に酸化触媒を備え、フィルタの温度が低いときには、主噴射後の副噴射によりフィルタを昇温させ、フィルタの温度が高いときには、EGRの循環を停止させ、さらに、主噴射時期を進角及び過給の増強によりフィルタの温度を低下させ、NOによる連続酸化域である200℃から450℃に維持する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−89327号公報 特開2000−213332号公報 特開2001−164928号公報
ところで、フィルタの再生中に内燃機関が低負荷運転に移行すると、例え、前記したようなフィルタの温度維持のための制御を行っていても、排気の温度が低いために、該フィルタの温度が上流側から次第に低下してしまうことがある。これにより、フィルタの再生を継続することが困難となる。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の触媒温度維持方法において、フィルタの再生中に低負荷運転状態となっても該フィルタの温度を維持、若しくは上昇させることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関の触媒温度維持方法は、以下の手段を採用した。すなわち、
内燃機関の排気通路に備えられ触媒を担持したパティキュレートフィルタの温度を上昇若しくは維持する方法であって、
少なくとも、前記内燃機関に吸入される吸気量を減少させることにより前記パティキュレートフィルタの温度を、一酸化炭素酸化活性温度まで上昇させ得る第1の昇温工程と、
少なくとも、吸気行程での気筒内への燃料噴射により前記パティキュレートフィルタの温度を、炭化水素酸化活性温度まで上昇させ得る第2の昇温工程と、
少なくとも、気筒内への主噴射の後に行う副噴射により前記パティキュレートフィルタの温度を、粒子状物質酸化活性温度まで上昇させ得る第3の昇温工程と、
を同時期に実施する。
本発明の最大の特徴は、排気温度の上昇、一酸化炭素濃度の上昇、炭化水素濃度の上昇、排気流量の低減を同時に行うことにより、フィルタの温度を維持若しくは上昇させることにある。
ここで、一酸化炭素酸化活性温度(以下、CO酸化活性温度という。)とは、排気中の一酸化炭素(CO)を規定の率以上酸化することができるフィルタ若しくは排気の温度である。同様に、炭化水素酸化活性温度(以下、HC酸化活性温度という。)とは、排気中の炭化水素(HC)を規定の率以上酸化することができるフィルタの温度であり、粒子状物質酸化活性温度(以下、PM酸化活性温度という。)とは、フィルタに捕集された粒子状物質が規定の率以上酸化されるフィルタの温度である。
このような内燃機関の触媒温度維持方法によれば、第1の昇温工程により、排気の温度をCO酸化活性温度まで上昇させることができる。そして、同時期に実行されている第2の昇温工程により、排気中にCOが多く含まれるが、このCOは第1の昇温工程によりCO酸化活性温度まで上昇された排気のため、フィルタにて酸化され熱を発生させる。さらに、同時期に実行されている第3の昇温工程により、排気中にHCが多く含まれるが、このHCは、第2の昇温工程により発生する熱により酸化される。そして、第1の昇温工程により、排気の流量が低減されているため、フィルタで発生した熱が排気に奪われて該フィルタの温度が低下することもない。このように、フィルタの再生途中に内燃機関の運転状態が低負荷運転状態に移行したとしても、排気中のHCを酸化させることができ、フィルタの温度をPM酸化活性温度に維持することが可能となる。これにより、フィルタの再生を継続して行うことが可能となる。
本発明においては、前記パティキュレートフィルタに捕集されている粒子状物質が酸化され該パティキュレートフィルタの温度が上昇したとしても、該パティキュレートフィルタが過熱する温度までは上昇しないような該パティキュレートフィルタの昇温開始温度を求め、この温度以下のときに前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することができる。
ここで、フィルタに粒子状物質が多く残存している状態で、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を同時期に実施すると、該粒子状物質が一斉に酸化し、このときに発生する熱によりフィルタが過熱する虞がある。このときには、粒子状物質の捕集されている量が多くなるほど、フィルタの温度上昇が大きくなる。従って、捕集されている粒子状物質が酸化されたとしても、フィルタが過熱しないようなフィルタの温度の初期値、すなわち前記第1から第3の昇温工程を開始する条件となるフィルタの温度を求め、この温度よりも現時点でのフィルタの温度が高い場合には前記第1から第3の昇温工程を実施しない。そして、フィルタが過熱する虞のない温度まで該フィルタの温度が低下した後に、前記第1から第3の昇温工程を実施して、フィルタの温度を維持する。このようにして、フィルタの過熱を抑制しつつ、フィルタの再生を継続して行うことができる。
本発明においては、前記パティキュレートフィルタを通過する排気の流量が、該パティキュレートフィルタに捕集されている粒子状物質が酸化され該パティキュレートフィルタの温度が上昇したとしても該パティキュレートフィルタが過熱する温度までは上昇しないような排気の流量以上のときに前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することができる。
ここで、フィルタに粒子状物質が多く残存している状態で、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を同時期に実施すると、排気の流量が少ない状態で粒子状物質が一斉に酸化してしまい、このときに発生する熱によりフィルタが過熱する虞がある。このときには、粒子状物質の残存量が多いほど、若しくは排気の流量が少ないほど、フィルタの温度上昇が大きくなる。そこで、現時点でフィルタに捕集されている粒子状物質が酸化されたとしても、フィルタが過熱しないような排気の流量のときに限り第1から第3の昇温工程を同時期に実施することが重要となる。すなわち、前記フィルタが過熱しないような排気の流量よりも現時点での流量が低い場合には、前記第1から第3の昇温工程を
実施しない。そして、粒子状物質の酸化が進み、前記フィルタが過熱しないような排気の流量が現時点での排気の流量まで低下した後に、前記第1から第3の昇温工程を実施する。このようにして、フィルタの過熱を抑制しつつ、フィルタの再生を継続して行うことができる。
本発明においては、前記パティキュレートフィルタの温度が、前記炭化水素酸化活性温度と前記粒子状物質酸化活性温度との間となるように、前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を間欠的に実施することができる。
ここで、第1から第3の昇温工程を同時期に実施すると、排気の流量が少ない状態でHC濃度が高められ、排気通路やフィルタにHCが付着することがある。そして、このHCにより、白煙が発生することがある。その点、第1から第3の昇温工程を間欠的に実施する、すなわち、第1から第3の昇温工程を実行する期間と、実行を停止する期間とを設けることにより、実行を停止する期間において、排気通路やフィルタに付着したHCを徐々に蒸発させることができ、白煙の発生を抑制することができる。
本発明においては、前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程による前記パティキュレートフィルタの温度上昇を停止している間は、前記パティキュレートフィルタを通過する排気の流量を低減させることができる。
前記したように、第1から第3の昇温工程を間欠的に実行すると、実行を停止している期間では、温度の低い排気がフィルタに流入し、該フィルタの温度が低下してしまう。その点、フィルタを通過する排気の流量を低減させることにより、温度の低い排気により奪われる熱量を低減させることができ、フィルタの温度の低下を抑制することができる。
本発明においては、前記パティキュレートフィルタに捕集された粒子状物質を酸化除去している途中で内燃機関が低負荷運転状態若しくはアイドル運転状態に移行した場合に、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することができる。
ここで、粒子状物質を酸化除去する際には前記パティキュレートフィルタが高温状態とされるが、酸化除去をしている最中に内燃機関が低負荷運転状態若しくはアイドル運転状態に移行すると、排気の温度が低下するため、該パティキュレートフィルタの温度も低下してしまう。その点、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を同時期に実施すれば、パティキュレートフィルタの温度を維持することが可能となり、速やかに粒子状物質を除去することが可能となる。ここで、低負荷運転状態とは、粒子状物質を酸化させることができない温度までパティキュレートフィルタの温度が低下する虞のある運転状態としても良い。
また、内燃機関の排気通路に備えられ触媒を担持したパティキュレートフィルタの温度を上昇若しくは維持する方法であって、
少なくとも、前記内燃機関に吸入される吸気量を減少させる第1の昇温手段と、
少なくとも、排気中のCO濃度を5000p.p.m.以上とする第2の昇温手段と、
少なくとも、排気中のHC濃度を10000p.p.m.以上とする第3の昇温手段と、
を同時期に実施するとしても良い。
これにより、フィルタ温度を維持若しくは上昇させるための好適な状態を得ることができる。なお、吸気量は排気の量としても良い。
本発明に係る内燃機関の触媒温度維持方法では、パティキュレートフィルタの再生時に低負荷運転がなされても、該パティキュレートフィルタの温度を維持することができる。
以下、本発明に係る内燃機関の触媒温度維持方法の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関の触媒温度維持方法を適用する内燃機関1とその吸・排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンである。
内燃機関1には、気筒2内へ軽油を噴射する燃料噴射弁3が備えられている。
また、内燃機関1には、吸気通路4が接続されている。吸気通路4には、該吸気通路4内を流通する吸気の流量を調節する吸気絞り弁5が設けられている。
内燃機関1には、燃焼室と連通する排気通路6が接続されている。この排気通路6は、下流にて大気へと通じている。
前記排気通路6の途中には、酸化触媒を担持したパティキュレートフィルタ7(以下、フィルタ7という。)が備えられている。そして、該フィルタ7の下流の排気通路6には、該排気通路6を流通する排気の温度を検出する排気温度センサ8が備えられている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU9が併設されている。このECU9は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。
ECU9には、各種センサ等が電気配線を介して接続され、該センサ等の出力信号が入力されるようになっている。
一方、ECU9には、燃料噴射弁3及び吸気絞り弁5が電気配線を介して接続され、ECU9により制御することが可能になっている。
ここで、フィルタ7の再生は、複数の昇温工程を経て該フィルタ7の温度を例えば600℃まで高めて行われる。
例えば、内燃機関1の始動時や低負荷運転時であって、排気の温度やフィルタ7の温度が低い場合には、これらの温度をCO酸化活性温度(例えば、200℃)まで上昇させる。この方法として、吸気絞り弁5により吸気の量を減少させる方法が知られている。すなわち、吸気絞り弁5により吸気量を減少させることにより、排気の温度を上昇させ、この温度が上昇した排気をフィルタ7へ流通させてフィルタ7の温度を上昇させることができる。また、このときに、燃料噴射弁3から噴射させる燃料の噴射時期を通常よりも遅延させてもよい。燃料噴射時期を通常よりも遅延させると、通常の時期に燃料噴射された場合と比較して、ピストンの運動に消費されるエネルギ量が少なくなり、従って、排気の温度が高くなる。これら、排気の温度若しくはフィルタ7の温度をCO酸化活性温度まで上昇させる方法を以下、第1の昇温工程という。
また、フィルタ7の温度がHC酸化活性温度(例えば、300℃)まで上昇するように
、排気中のCO濃度を高める。このときのCO濃度は、例えば、5000p.p.m.以上とすることが望ましい。この方法として、排気上死点近傍で燃料を噴射させる方法(以下、第2の昇温工程という。)が知られている。この第2の昇温工程により発生したCOがCO酸化活性温度に達している酸化触媒にて酸化され、このときの反応熱でフィルタ7の温度がHC酸化活性温度まで上昇する。また、排気上死点近傍で燃料を噴射させることにより、燃焼状態を安定させることが可能となる。
さらに、フィルタ7の温度がPM酸化活性温度(例えば、600℃)まで上昇するように、排気中のHC濃度を高める。このときのHC濃度は、例えば、10000から12000p.p.m.とすることが望ましい。この方法として、燃料噴射弁3からの主噴射の後の膨張行程中若しくは排気行程中に、再度燃料噴射弁3から燃料を噴射させる副噴射を行う方法(以下、第3の昇温工程という。)が知られている。この第3の昇温工程によれば、気筒2内から未燃燃料であるHCが多く排出される。そして、このHCがHC酸化活性温度に達している酸化触媒にて酸化され、このときの反応熱によりフィルタ7の温度がPM酸化活性温度まで上昇する。
このようにして、フィルタ7の温度をPM酸化活性温度まで上昇させ、フィルタ7に堆積しているPMを酸化除去することが可能となる。
ところで、フィルタ7の温度を例えば600℃として、フィルタ7を再生している途中に、内燃機関1の運転状態がアイドル状態等の低負荷状態に移行すると、排気の温度が例えば200℃よりも低くなり、この状態が継続すると、フィルタ7の温度が低下してしまう。これは、例えフィルタ7の温度を維持するために、前記副噴射を行っていても起こり得る。すなわち、副噴射により排気中のHC濃度を高めたとしても、低負荷により排気の温度が低いために、フィルタ7の上流側では、HCの反応熱による温度上昇よりも排気温度の低下の影響によりフィルタ7の温度が低下してしまう。そして、フィルタ7の上流側の温度が低下すると、該上流側でHCの反応速度が低下する。これにより、次第に下流側の温度も低下していき、下流側でもHCの反応速度が低下してしまい、最終的にはフィルタ7全体の温度がHC酸化活性温度以下となってしまう。このように、HC酸化活性温度以下となった場合には、副噴射を行ったとしてもフィルタ7の温度を上昇若しくは維持することができなくなってしまう。これにより、さらに温度が低下してしまう。
従って、フィルタ7の再生を行うには、もう一度HC酸化活性温度までフィルタ7の温度を上昇させ、さらに、PM酸化活性温度まで上昇させるという工程を経なければならず、フィルタ7の再生を完了させるまでに時間がかかってしまう。また、フィルタ7の昇温途中に、フィルタ7の再生を行うことができない内燃機関の運転状態に移行すると、フィルタ7の再生を行う機会を失うこととなる。
その点、本実施例においては、フィルタ7の再生途中に内燃機関1の運転状態が、アイドル運転等の低負荷運転状態に移行した場合には、前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程の全てを同時期に実施する。すなわち、従来では、フィルタ7の再生途中に内燃機関1の運転状態が低負荷状態となった場合であっても、第3の昇温工程のみ実施していた。これにより、フィルタ7の上流側から該フィルタ7の温度が低下していた。これに対し、本実施例では、例え、フィルタ7の温度が600℃であったとしても、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程の全てを同時期に実施する。つまり、排気の温度を例えば200℃以上、排気中のCO濃度を例えば5000p.p.m.、排気中のHC濃度を例えば10000から12000p.p.m.としつつ、排気の流量を可及的に減少させる。
ここで、吸気絞り弁5を閉じ側へ制御することにより、排気の流量を可及的に減少させ
ることができ、これにより、第2及び第3の昇温工程によりフィルタ7で発生した熱が排気に奪われて該フィルタ7の温度が低下することを抑制できる。
また、本実施例によれば、低負荷運転状態であっても、排気の温度がCO酸化活性温度まで高められるため、フィルタ7の上流側において、COを酸化させることができる。この際、第2の昇温工程により排気中のCO濃度が高められているので、フィルタ7の上流側の温度は、少なくともHC酸化活性温度まで上昇される。さらに、第3の昇温工程により排気中のHC濃度が高められているので、フィルタ7の上流側でHCが酸化され、PM酸化活性温度まで上昇される。つまり、フィルタ7に高い温度の排気が流入すると共にCOとHCの酸化が同時期に行われ、フィルタ7の再生途中でフィルタ7の温度がPM酸化活性温度となっている場合には、フィルタ7の温度が低下することを抑制できる。
このように、フィルタ7の再生中に低負荷運転状態に移行した場合、第3の昇温工程のみを実施していると、フィルタ7の上流側から次第にフィルタ7の温度が低下していくが、第1から第3の昇温工程全てを同時期に実施することにより、フィルタ7の上流側の温度をPM酸化活性温度に保つことができる。
以上説明したように、本実施例によれば、フィルタ7の温度低下を抑制しフィルタ7の再生を継続して行うことができる。
なお、第1の昇温工程は、排気通路2に排気の流量を調整する排気絞り弁を備え、該排気絞り弁を閉弁側へ制御することにより、排気の流量を減少させても良い。また、前記副噴射を行う時期を、主噴射に近づけて該副噴射した燃料を燃焼させるようにして、排気の温度を上昇させるようにしても良い。
また、第2の昇温工程は、排気中のCOの濃度を高めるものであればよく、例えば、第1の昇温工程で採用される吸気絞り弁5による吸気の低減によっても排気中のCO濃度が高まるため、この吸気絞り弁5による吸気の低減を第2の昇温工程に含めても良い。
さらに、第3の昇温工程は、排気中のHC濃度を高めるものであればよく、例えば、第2の昇温工程で採用される排気上死点近傍での燃料噴射によってもHC濃度が高まるため、これを第3の昇温工程に含めても良い。さらに、排気中の燃料添加を採用しても良い。
また、フィルタに酸化触媒を担持せず、該フィルタの上流に酸化触媒を備えるようにしても良い。
本実施例では、フィルタ7が過熱しないように、PMの堆積量を考慮して該フィルタ7の温度制御を行う。その他の構成については実施例1と同様なので、説明を省略する。
ここで、フィルタ7にPMが多く堆積しているときに、第1から第3の昇温工程が実施されると、排気の流量が低下されるので、該フィルタ7で発生した熱によりフィルタ7が過熱する虞がある。
そこで、本実施例では、(1)PMの堆積量を算出し、このPMが酸化したとしてもフィルタ7が過熱しないような、前記第1から第3の昇温工程の実施を開始するときのフィルタ7の温度(以下、OT回避可能温度とする。)を算出する。(2)低負荷運転移行後、OT回避可能温度までは、フィルタ7の昇温制御を行わない。(3)フィルタ7の温度がOT回避可能温度まで低下した後、実施例1による昇温制御、すなわち、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を同時期に実施する。このときに、副噴射の量
若しくは排気上死点近傍での燃料噴射量を調整して、フィルタ7の温度をOT回避可能温度に維持する。これら燃料噴射量の調整は、排気温度センサ8により検出される排気の温度がOT回避可能温度となるように、フィードバック制御により行う。
次に、本実施例による触媒温度維持制御のフローについて説明する。
図2は、本実施例による触媒温度維持制御のフローを示したフローチャート図である。本フローは、所定の時間毎に実行される。
ステップS101では、フィルタ7に堆積しているPM量を算出する。
フィルタ7に堆積しているPMの量は、例えば、フィルタ7前後の差圧を検出する差圧センサを排気通路6に取り付けて、該差圧センサの検出値に応じたPM量を予め実験等により求めておくことにより求めることができる。また、内燃機関1の運転状態(排気温度、燃料噴射量、機関回転数)に応じたPM捕集量を予め実験等により求めてマップ化しておき、このマップにより求められるPM捕集量を積算してPMの堆積量とすることもできる。更に、車両走行距離若しくは走行時間に応じてPMの堆積量を推定しても良い。
ステップS102では、フィルタ7の再生が必要なほどPMが堆積しているか否か判定する。
これは、ステップS101で算出されたPMの堆積量(PM)が、フィルタ7の再生が必要とされる堆積量(PMMAX)よりも多いか否かにより判定される。
ステップS102で肯定判定がなされた場合にはステップS103へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS101へ戻る。
ステップS103では、フィルタ7の昇温制御が行われる。
ここでは、フィルタ7の温度がCO酸化活性温度、HC酸化活性温度、若しくはPM酸化活性温度よりも低い場合があるので、第1の昇温工程、第2の昇温工程、第3の昇温工程を同時期に行う制御は行わない。従って、第1から第3の昇温工程を順に行うなどしてフィルタ7の温度をPM酸化活性温度まで上昇させる。
ステップS104では、フィルタ7のPM堆積量(PM)が、フィルタ7の再生が完了したとすることができるPM堆積量(PMMIN)よりも多いか否か判定する。
フィルタ7のPM堆積量(PM)は、例えば、フィルタ7の再生が行われた期間からPMの除去量を求め、ステップS101で算出されたPM堆積量から、この除去量を減じて求めることができる。
ステップS104で肯定判定がなされた場合にはステップS105へ進み、一方、否定判定がなされた場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS105では、内燃機関1の運転状態がアイドル状態であるか否か判定する。例えば、内燃機関1の回転数が規定の値以下であり、且つ、運転者がアクセルを全く踏んでいない状態である場合にアイドル状態であると判定される。
ステップS105で肯定判定がなされた場合にはステップS106へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS104に戻る。
ステップS106では、OT回避可能温度Totを算出する。ここでは、吸気絞り弁5を絞ったとしてもフィルタ7が過熱しない温度を、該フィルタ7に堆積したPMの量から算出する。ここで、PMの堆積量とOT回避可能温度との関係を予め実験等により求めマップ化しておいても良い。また、PMの堆積量は、例えば、フィルタ7よりも上流と下流との排気の圧力差を検出し該圧力差に基づいて求めても良く、フィルタ7の再生が行われた時間から求めても良い。
ステップS107では、排気温度センサ8により検出される温度からフィルタ7の温度Tfを得る。
ステップS108では、フィルタの温度TfがOT回避可能温度Totよりも低いか否か判定する。
ステップS108で肯定判定がなされた場合にはステップS109へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS110へ進む。
ステップS109では、フィルタ7の昇温制御が行われる。
ここでは、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程の全てを同時期に行う。このときには、ステップS103での昇温制御によりフィルタ7の温度はHC酸化活性温度以上とされている。そのため、第1から第3の昇温工程の全てを同時期に行ってもCO及びHCの酸化が可能である。
ステップS110では、昇温制御が停止され、その後ステップS106へ戻る。
このようにして、フィルタ7の温度がOT回避可能温度よりも低い場合に限り昇温制御を実施することにより、フィルタ7の温度をOT回避可能温度で維持し、フィルタ7の過熱を抑制することができる。
なお、本実施例においては、OT回避可能温度は、例えば、500℃程度の温度で一定としても良い。
本実施例では、フィルタ7が過熱しないように、PMの堆積量を考慮して該フィルタ7の温度制御を行う。その他の構成については実施例1と同様なので、説明を省略する。また、実施例2では、OT回避可能温度に基づいて、フィルタ7の温度制御を行ったが、本実施例においては、第1から第3の昇温工程を同時期に行い排気の流量が減少したとしても、フィルタ7が過熱する虞のないときに限り該第1から第3の昇温工程を同時期に行う。
ここで、フィルタ7にPMが多く堆積しているときに、実施例1の第1の昇温工程によるフィルタ7の昇温が行われると、排気流量が低下され、フィルタ7が過熱する虞がある。
そこで、本実施例では、(1)PMの堆積量を算出し、このPMが酸化したとしてもフィルタ7が過熱しないような排気の流量(以下、OT回避可能排気流量とする。)を算出する。実際の排気の流量が、このOT回避可能排気流量以上のときには、第1から第3の昇温工程を同時期に実施しても、フィルタ7の過熱は起こらない。(2)低負荷運転移行後、OT回避可能排気流量がフィルタ7を通過する排気の流量よりも多い場合には、フィ
ルタ7の昇温制御を行わない。(3)OT回避可能排気流量がフィルタ7を通過する排気の流量まで低下した後、実施例1による昇温制御、すなわち、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を同時期に行う制御を実施する。
つまり、PMの酸化によりフィルタ7の温度が上昇したとしても、排気の流量が多ければ、該フィルタ7の過熱を抑制することができる。また、フィルタ7の温度の上昇度合いは、該フィルタ7に堆積しているPMの量により異なる。そして、フィルタ7の再生が進み該フィルタ7に堆積しているPMの量が減少すれば、OT回避可能排気流量は低下する。OT回避可能排気流量が現時点での排気の流量以下まで低下した場合には、フィルタ7の過熱を抑制し得る量の排気が該フィルタ7を通過していることとなる。このような量の排気がフィルタ7を通過しているときに限り、第1から第3の昇温工程を同時期に行うようにすることで、フィルタ7の過熱を抑制することができる。
ここで、フィルタ7を通過する排気の流量は、吸気の流量を測定するエアフローメータ等により得ることができる。また、内燃機関1の回転数と負荷と排気の流量との関係を予め求めマップ化したものを用いても良い。
次に、本実施例による触媒通過排気流量制御のフローについて説明する。
図3は、本実施例による触媒通過排気流量制御のフローを示したフローチャート図である。本フローは、所定の時間毎に実行される。なお、図2に示すフローと同じ処理がなされるステップについては同じ番号を付し、説明を省略する。
ステップS206では、OT回避可能排気流量Qotを算出する。ここでは、フィルタ7の再生開始からの経過時間から、該フィルタ7に残存するPMの量を求め、このPMが酸化したとしてもフィルタ7が過熱しないような排気の流量を算出する。フィルタ7に残存するPMの量と、OT回避可能排気流量Qotとの関係は、予め求めマップ化しておいても良い。また、フィルタ7に残存するPM量は、前記ステップS104と同様にして求めても良い。
ステップS207では、フィルタ7を通過する排気の流量Qaを求める。これは、前記したようにエアフローメータ等から得ることができる。
ステップS208では、OT回避可能排気流量Qotがフィルタ7を通過する排気の流量Qa以下であるか否か判定する。
ステップS208で肯定判定がなされた場合にはステップS109へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS110へ進む。
このようにして、OT回避可能排気流量がフィルタ7を通過する排気の流量以下のときに限り第1から第3の昇温工程を同時期に行い、フィルタ7の過熱を抑制しつつ、該フィルタ7の温度を維持することができる。
本実施例では、フィルタ7の再生中に該フィルタ7に付着したHCによる白煙の発生を抑制する。その他の構成については実施例1と同様なので、説明を省略する。
ここで、アイドル運転等の低負荷時に、実施例1で説明した昇温制御、すなわち、第1、2、3の昇温工程を同時期に行う昇温制御を連続して実施すると、フィルタ7において局所的にHC酸化可能量よりもHC供給量が上回り、HCの供給量が過多となる結果、こ
のHC供給過多となった箇所にHCが付着することがある。また、排気通路2の壁面にもHCが付着し得る。このHCの付着量が多くなると、アイドル運転後に加速が行われたときに、付着していたHCが一斉に脱離し、白煙が発生する虞がある。これは特に、フィルタ7の上流側や外周部等の温度が低い場所で起こり得る。
その点、本実施例においては、第1、2、3の昇温工程を同時期に行う昇温制御を断続的に実施する。
図4は、本実施例による昇温制御を行ったときのフィルタ7の床温の時間推移を示したタイムチャート図である。
本実施例では、昇温制御を例えば1分行い、その後昇温制御を例えば2分停止する等予め設定した時間に基づいて制御を行っても良い。また、フィルタ7の温度が例えば600℃となった場合に昇温制御を停止し、400℃以下となった場合に昇温制御を実施する等フィルタ7の温度に基づいて制御を行っても良い。
このように、昇温制御を停止する期間を設けることにより、排気中のHC濃度が低下され、前記昇温制御中にフィルタ7等に付着したHCが、この停止期間中に徐々に蒸発し、更には酸化されるので、白煙の発生を抑制することが可能となる。
本実施例では、実施例4と同様に、昇温制御の停止期間を設け、更に、この停止期間中にフィルタ7の温度が低下することを抑制するために、排気の流量を低減させる。この排気の流量の低減は、例えば、排気再循環(以下、EGRという。)、吸気絞り、排気絞り等により行う。その他の構成については実施例1と同様なので、説明を省略する。ここで、EGRを行うためには内燃機関1にEGR装置を備え、また、排気絞りを行う場合には、排気の流量を調整する排気絞り弁を排気通路2に備える。
ここで、EGR、吸気絞り、排気絞り等を行うと、排気の流量が低下する。つまり、EGRは、排気を吸気通路へ再循環させるため、その分排気の流量が減少する。また、吸気絞りは、吸気絞り弁5により吸気の流量を減少させることであり、吸気の流量が減少するのに伴い排気の流量も減少する。さらに、排気絞りにより排気の流量が減少する。このように、排気の流量を減少させることにより、昇温制御停止中、すなわち通常のアイドル時に排出される温度の低い排気がフィルタ7を多く通過することを抑制し、フィルタ7の温度が低下することを抑制できる。従って、EGR、吸気絞り、排気絞り等の他にもフィルタ7を通過する排気の流量を低減し得るものであれば本実施例において適用することができる。
図5は、本実施例による昇温制御を行ったときのフィルタ7の床温の時間推移を示したタイムチャート図である。実線が本実施例による排気の流量を低減する制御を行った場合を示し、破線が本実施例による排気の流量を低減する制御を行わなかった場合、すなわち、実施例4による場合を示している。
このように、フィルタ7の温度低下を抑制し、さらに、昇温制御を停止する期間を長くすることができるので、フィルタ7の昇温に要する燃料を減少させることができ、燃費を向上させることができる。
尚、多気筒機関においては、燃料の燃焼供給を行わない気筒を設けて内燃機関を運転する減筒運転を行って排気の流量を低減させても良い。
実施例に係る内燃機関の触媒温度維持方法を適用する内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。 実施例2による触媒温度維持制御のフローを示したフローチャート図である 実施例3による触媒通過排気流量制御のフローを示したフローチャート図である。 実施例4による昇温制御を行ったときのフィルタの床温の時間推移を示したタイムチャート図である。 実施例5による昇温制御を行ったときのフィルタの床温の時間推移を示したタイムチャート図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 燃料噴射弁
4 吸気通路
5 吸気絞り弁
6 排気通路
7 パティキュレートフィルタ
8 排気温度センサ
9 ECU

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気通路に備えられ触媒を担持したパティキュレートフィルタの温度を上昇若しくは維持する方法であって、
    少なくとも、前記内燃機関に吸入される吸気量を減少させることにより前記パティキュレートフィルタの温度を、一酸化炭素酸化活性温度まで上昇させ得る第1の昇温工程と、
    少なくとも、吸気行程での気筒内への燃料噴射により前記パティキュレートフィルタの温度を、炭化水素酸化活性温度まで上昇させ得る第2の昇温工程と、
    少なくとも、気筒内への主噴射の後に行う副噴射により前記パティキュレートフィルタの温度を、粒子状物質酸化活性温度まで上昇させ得る第3の昇温工程と、
    を同時期に実施する内燃機関の触媒温度維持方法。
  2. 前記パティキュレートフィルタに捕集されている粒子状物質が酸化され該パティキュレートフィルタの温度が上昇したとしても、該パティキュレートフィルタが過熱する温度までは上昇しないような該パティキュレートフィルタの昇温開始温度を求め、この温度以下のときに前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の触媒温度維持方法。
  3. 前記パティキュレートフィルタを通過する排気の流量が、該パティキュレートフィルタに捕集されている粒子状物質が酸化され該パティキュレートフィルタの温度が上昇したとしても該パティキュレートフィルタが過熱する温度までは上昇しないような排気の流量以上のときに前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の触媒温度維持方法。
  4. 前記パティキュレートフィルタの温度が、前記炭化水素酸化活性温度と前記粒子状物質酸化活性温度との間となるように、前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を間欠的に実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の触媒温度維持方法。
  5. 前記第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程による前記パティキュレートフィルタの温度上昇を停止している間は、前記パティキュレートフィルタを通過する排気の流量を低減させることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の触媒温度維持方法。
  6. 前記パティキュレートフィルタに捕集された粒子状物質を酸化除去している途中で内燃機関が低負荷運転状態若しくはアイドル運転状態に移行した場合に、第1の昇温工程、第2の昇温工程、及び第3の昇温工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の触媒温度維持方法。
  7. 内燃機関の排気通路に備えられ触媒を担持したパティキュレートフィルタの温度を上昇若しくは維持する方法であって、
    少なくとも、前記内燃機関に吸入される吸気量を減少させる第1の昇温手段と、
    少なくとも、排気中のCO濃度を5000p.p.m.以上とする第2の昇温手段と、
    少なくとも、排気中のHC濃度を10000p.p.m.以上とする第3の昇温手段と、
    を同時期に実施する内燃機関の触媒温度維持方法。
JP2003351027A 2003-10-09 2003-10-09 内燃機関の触媒温度維持方法 Expired - Fee Related JP4406255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003351027A JP4406255B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 内燃機関の触媒温度維持方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003351027A JP4406255B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 内燃機関の触媒温度維持方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005113833A true JP2005113833A (ja) 2005-04-28
JP4406255B2 JP4406255B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=34542417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003351027A Expired - Fee Related JP4406255B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 内燃機関の触媒温度維持方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4406255B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321705A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Mazda Motor Corp ディーゼルエンジンの制御装置
JP2008106614A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2010014064A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2017501325A (ja) * 2013-11-08 2017-01-12 アカーテース パワー,インク. 対向ピストンエンジンの冷間始動方法。

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321705A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Mazda Motor Corp ディーゼルエンジンの制御装置
JP2008106614A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2010014064A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2017501325A (ja) * 2013-11-08 2017-01-12 アカーテース パワー,インク. 対向ピストンエンジンの冷間始動方法。

Also Published As

Publication number Publication date
JP4406255B2 (ja) 2010-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10364716B2 (en) Exhaust gas control apparatus for internal combustion engine and exhaust gas control method for internal combustion engine
KR100674248B1 (ko) 내연기관의 배기정화장치 및 배기정화방법
JP2005214178A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2006029239A (ja) 排気浄化フィルタ過熱防止装置
JP2007040221A (ja) 排気浄化装置
JP2007270705A (ja) エンジンのegr装置
US7841169B2 (en) Regeneration controller for exhaust purification apparatus of internal combustion engine
JP2008138619A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
US20140216017A1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP2010180814A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2006274982A (ja) 排気浄化装置
JP2004150416A (ja) パティキュレートフィルタの再生方法
JP2008144726A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4406255B2 (ja) 内燃機関の触媒温度維持方法
JP2006274907A (ja) 排気浄化装置
JP4779785B2 (ja) エンジンの排気系温度制御装置
JP2007064055A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2006274979A (ja) 排気浄化装置
JP2006029272A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4026576B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP2004285947A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010169032A (ja) エンジンの制御装置
JP2006274980A (ja) 排気浄化装置
JP2005163652A (ja) 排気浄化装置
JP2006274983A (ja) 排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees