JP2005113823A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風力発電装置において、部品点数の削減、軽量化、低コスト化、組立工数の削減、コンパクト化等を図ること。
【解決手段】風のエネルギーを風車2により回転動力に変換し、この回転動力を風車2と直結する発電機11に伝達して、伝達された回転動力を発電機11により電気エネルギーに変換する風力発電装置を、次のような構成とした。発電機11を、風車の回転軸である主軸に取り付けられる回転子12と、回転子12に対向配置される固定子13とにより構成し、主軸10を、風車2を構成する複数のブレード3・3・・・が取り付けられる部分と、回転子12が取り付けられる部分とを同一部品で筒状に一体的に形成するとともに、主軸10の内部にブレード3のピッチ角度を変更するための油圧シリンダー34を収容した。
【選択図】図3

Description

本発明は、風のエネルギーを電気エネルギーに変換する風力発電装置に関する。
従来、風力発電装置として、風のエネルギーを風車により回転動力に変換し、この回転動力を風車と連結される発電機に伝達して、伝達された回転動力を発電機により電気エネルギーに変換するものが知られている。
このような風力発電装置には、風車の回転を、例えば、歯車機構を用いた増速装置により増速して発電を行う増速タイプのものと、風車の回転を増速せずに、そのまま伝達して発電を行うダイレクトタイプのものとがある。後者は、前者と比べて、大型(大径)の発電機が必要ではあるものの、複雑な機構の増速装置が不要となる点で優れている。
また、風力発電装置には、可変ピッチ機構を備えるタイプのものがあり、可変ピッチ機構により、風車を構成するブレードのピッチ角度を変更して、風速に合わせて風車の回転数を発電機にとって好適な回転数に調節するようにしたものが知られている。
このようなダイレクトタイプで、可変ピッチ機構を備える風力発電装置としては、例えば特許文献1に示すようなものが知られている。
特開2002−31031号公報
しかし、従来の風力発電装置においては、次のような問題点があった。
ブレードが取り付けられる部分(ロータヘッド、あるいはハブと呼ばれる部分)と、発電機の回転子が取り付けられる主軸とが別体として構成されていたため、部品点数や組立工数が多くなり、コストもかかるという問題点があった。
また、可変ピッチ機構を構成し、ブレードのピッチ角度を変更駆動するためのアクチュエータ、例えば、油圧シリンダー等が、主軸の外部に備えられる構成となっていたため、動力伝達機構等を設ける必要があり、その分だけ部品点数が増大するとともに大型化するという問題点があった。
さらには、風力発電装置は、風車や発電機等の重量物を所定の高さのタワー上に保持する構造であるため、風力発電装置の軽量化をできる限り図ることが本来的に要請される。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、風のエネルギーを風車により回転動力に変換し、この回転動力を該風車と直結する発電機に伝達して、伝達された回転動力を該発電機により電気エネルギーに変換する風力発電装置であって、前記発電機を、風車の回転軸である主軸に取り付けられる回転子と、該回転子に対向配置される固定子とにより構成し、前記主軸を、風車を構成する複数のブレードが取り付けられる部分と、前記回転子が取り付けられる部分とを同一部品で筒状に一体的に形成するとともに、該主軸の内部にブレードのピッチ角度を変更するためのアクチュエータを収容したものである。
請求項2においては、前記アクチュエータをシリンダーとし、該シリンダーを、前記主軸の軸心に沿って配置したものである。
請求項3においては、前記主軸は、鋳物として形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
すなわち、請求項1に示すような風力発電装置によれば、風力発電装置の主軸部分の組立工数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。また、主軸の内部にブレードのピッチ角度を変更するためのアクチュエータを収容して、主軸の内部の空間を有効に活用することにより、主軸および発電機を収容するナセル部分のコンパクト化を図ることができる。さらに、そのアクチュエータへの動力伝達機構等の部品点数を削減することができる。
請求項2に示すような風力発電装置によれば、主軸の内部にシリンダーを効率良く配置して、主軸内の空間を有効に活用してコンパクト化を図ることができる。また、固定子、回転子、主軸、シリンダーを同一軸心上に配置することができて、構造が簡単となり、組み立て等も容易にできる。
請求項3に示すような風力発電装置によれば、鋼管の溶接による一体構造と比べると、溶接による歪み等が発生しないため、精度の高い主軸が得られる。そして、主軸の肉厚を容易に低減することができ、軽量化を図ることができる。また、鋳物なので製造が簡単に行え、低コスト化を図ることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態を添付の図面を用いて説明する。
図1は本発明を適用する風力発電装置の一実施例を示す正面図、図2は風力発電装置の上部の構造を示す側面図、図3は風力発電装置のナセル内部の構造を示す断面図である。
風力発電装置1の概略構成について、図1、図2を用いて説明する。
本実施例の風力発電装置1は、風のエネルギーを風車2により回転動力に変換して、該風車2と直結する発電機11に伝達し、該発電機11により伝達された回転動力を電気エネルギーに変換する装置である。風力発電装置1は、風のエネルギーを回転動力に変換する風車2と、該風車2の回転軸である主軸10、風車2の回転動力を電気エネルギーに変換する発電機11、主軸10および発電機11を収容するナセル5、該ナセル5を所定の高さに保持するタワー7等により構成される。
風車2は、複数枚(本実施例の図1では、3枚)のブレード3・3・・・からなり、該ブレード3・3・・・が主軸10に取り付けられて形成されている。ブレード3は、樹脂(例えば、繊維強化プラスチック)等の材質からなる。風力発電装置1には、ブレード3の取付基部に可変ピッチ装置30が連結され、該可変ピッチ装置30によりブレード3のピッチ角度を変更する。この可変ピッチ装置30については、後述する。
また、風力発電装置1には、ナセル5の旋回装置60が備えられ、該旋回装置60によりナセル5を旋回させて風車2を風向きに対して直角方向へ向ける。旋回装置60は、図示しないアクチュエータを介して架台6が軸受61を介してタワー7上端に旋回可能に支持されることによって構成される。架台6上には、発電機11の固定子13が取り付けられるハウジング20、可変ピッチ装置30の駆動手段となるアクチュエータとしての油圧シリンダー34およびブレーキ装置70を作動するための油圧ユニット62等が設置されている。なお、前記アクチュエータは油圧シリンダーに限定するものではなく、電動シリンダーやエアシリンダーやソレノイド等であってもよく、直動型のアクチュエータであればよい。
次に、ナセル5内部の構造について、図3を用いて説明する。
ナセル5内部には、主軸10、発電機11に加えて、ハウジング20、ブレーキ装置70等が収容されている。そして、主軸10には、前方から順にブレード3、ブレーキディスク71、発電機11を収容するハウジング20が取り付けられている。発電機11には、主軸10に固定される回転子12と、該回転子12の外側方に所定の間隔を隔てて対向配置される固定子13とが備えられている。回転子12には永久磁石14が挿入されており、固定子13はコイルで構成され、発電機11は永久磁石型の同期発電機として構成される。なお、回転子12に永久磁石14を挿入する構成に替えて、回転子12をコイルで構成してもよい。
主軸10の中途部外周に、回転子12がキー等により固定されている。このため、回転子12は、主軸10に対して相対回転不能となっており、風車2の回転により主軸10とともに回転する。
一方、固定子13はハウジング20内面に固定されている。ハウジング20は、前述したように架台6に支持されて固定されており、風車2が回転してもハウジング20自体は回転しない。したがって、風車2が回転しても固定子13は回転しない。
ハウジング20は、主軸10に取り付けられる回転子12を覆うように、主軸10に相対回転可能に取り付けられる。主軸10とハウジング20との間には、前部軸受15、後部軸受16等が介装されている。主軸10は段付き円筒状に形成されている。これに対し、ハウジング20は分割して形成されている。ハウジング20は、7つのハウジング部材20a・20b・20c・20d・20e・20f・20gから構成されて、全体として主軸10の回転軸(軸心)に関して対称的な形状となっている。なお、この場合、ハウジング20に取り付けられる固定子13が主軸10の軸心に関して対称的であればよく、ハウジング20の形状自体は特に対称的である必要はない。
取付ケース21は、主軸10後端側から取り付けられ、該主軸10内部の空間へ突出して配置されている。この場合、主軸10後端と取付ケース21との間には若干の隙間が形成されている。この取付ケース21により油圧シリンダー34を固定する。なお、隣接するハウジング部材間は、ボルトにより固定される。また、取付ケース21はハウジング部材20gに、ボルトにより固定される。
主軸10は、嵌め込まれる各ハウジング部材のサイズに合わせて段付き形状として形成されている。この場合、後方ほど主軸10の外径が小さくなるように形成されている。主軸10と各ハウジング部材とにより形成される空間22・22・・・には、グリスが充填される。このため、シール部材23・23・・・が主軸10と各ハウジング部材との間に介装されている。そして、ハウジング20の補強用のリブ24・24がハウジング部材20b・20fにそれぞれ取り付けられている。また、放熱用のフィン25がハウジング部材20dの外周より多数突出されている。
以上のような構成で、主軸10はハウジング20を貫通するように取り付けられるとともに、該ハウジング20の前後(軸心方向)両側で前部軸受15と後部軸受16を介して支持し、更に、主軸10は従来よりも大径で構成することができたので、風車2を支持するための剛性もアップできたのである。
また、ハウジング20に対して主軸10は相対回転可能となっている。このため、風力発電装置1において、風を受けると風車2が回転し、これに伴い主軸10が回転する。これにより、主軸10に固定された回転子12が、ハウジング20に固定された固定子13に対して回転し、回転子12と固定子13との間で発電が行われる。つまり、風車2により変換された風のエネルギーが回転動力として主軸10に伝達され、この回転動力が発電機11により電気エネルギーに変換される。
主軸10のハウジング20よりも前方側には、ブレーキ装置70を構成するブレーキディスク71が固定されている。ブレーキ装置70は主軸10の回転を制動するために設けられており、該ブレーキ装置70には、ブレーキディスク71と、該ブレーキディスク71の両側面を挟んでその回転を制動するブレーキパッド72とが備えられている。ブレーキ装置70は油圧ユニット62により作動される。
次に、主軸10内部の構造について説明する。
本実施例では、風車2の回転を、歯車機構を用いた増速装置等により増速せずに、主軸10に伝えて発電するようにしている。このため、発電機11は低速タイプとなり、大径となるため、主軸10の径は、増速装置を備える場合に比べて大きなものとなっている。このように、主軸10を大径化することにより、主軸10の肉厚を薄くしても、その強度を保つことができる。この主軸10の薄肉化により主軸10の軽量化を図ることができる。そして、主軸10の薄肉化により形成される主軸10の内部の空間を、以下のように有効的に活用することとしている。
前述したように、主軸10は、内部に空間を有する段付き円筒状となっており、この空間内に、可変ピッチ装置30を構成する油圧シリンダー34、アーム31、リンク32、ロッド軸受ケース33等を収容して、形成された内部空間の有効活用を図ることとしている。なお、主軸10の前端側には、加工・組み立ておよびメンテナンス用の開口部10aが形成されている。
主軸10の前部には、複数枚のブレード3・3・・・が取り付けられる。このため、主軸10の前部には、ブレード3・3・・・を取り付けるための複数(ブレード3の枚数と同数)の開口部10b・10b・・・が形成されている。この開口部10bに、主軸10とブレード3とを接続するシャンク4が挿入され、該シャンク4が軸受41を介して主軸10に回動可能に支持されている。そして、シャンク4の一端側(主軸10から外方へ突出した側)にブレード3が連結されている。
このように、シャンク4が主軸10に回動可能に取り付けられているため、ブレード3が主軸10に対して回動可能となっている。これにより、シャンク4を回動させることで、ブレード3のピッチ角度を変更できる。
このようなブレード3のピッチ角度の変更は、可変ピッチ装置30によって行われる。可変ピッチ装置30はブレード3のピッチ角度を変更して、風速に合わせて風車2の回転数を発電機11にとって好適な回転数に調節するために設けられており、該可変ピッチ装置30には、アーム31と、リンク32と、ロッド軸受ケース33と、油圧シリンダー34とが備えられている。可変ピッチ装置30は油圧ユニット62により作動される。
可変ピッチ装置30によるブレード3のピッチ角度の変更について説明する。
前記シャンク4の他端側(主軸10の空間内に突出した側、基部側)にはアーム31の一端側がシャンク4の回転軸心から偏心した位置に連結固定されており、該アーム31の他端側はリンク32の一端側に枢結されている。さらに、リンク32の他端側はロッド軸受ケース33の外面に回動自在に枢支されている。なお、リンク32にターンバックル等を取り付けて長さ調節可能に構成としてもよい。
ロッド軸受ケース33には、油圧シリンダー34のロッド34aの先端部が挿入される。ロッド軸受ケース33内には軸受(スラストベアリング)が収容されており、該軸受がロッド34aの先端部に取り付けられている。そして、ロッド軸受ケース33は、ロッド34aに対して相対回転可能で、軸心方向に移動できるように取り付けられている。
油圧シリンダー34は、主軸10の空間内で、該主軸10の軸心に沿って配設されている。つまり、固定子13、回転子12、主軸10、油圧シリンダー34を同一軸心上に配置している。該油圧シリンダー34は、その後部が前述した取付ケース21に固定されており、該取付ケース21を介してハウジング20に取り付けられている。したがって、風車2が回転しても油圧シリンダー34およびロッド34aは回転しない。これに対して、ロッド軸受ケース33、リンク32、アーム31は、風車2の回転とともに回転する。
このような構成で、油圧シリンダー34が伸縮すると、これに伴ってロッド軸受ケース33が、油圧シリンダー34の軸方向(主軸10の軸心)に沿って移動する。これにより、ロッド軸受ケース33に枢支されているリンク32とともに、アーム31が回動する。この結果、シャンク4とともにブレード3が主軸10に対して回動する。なお、主軸10の軸心方向中途部内面に鍔部10cを設け、該鍔部10cにロッドガイド36が固定され、該ロッドガイド36によりロッド34aの移動を案内するように設けられている。
以上のようなナセル5内部においては、主軸10、回転子12、アーム31、リンク32、ロッド軸受ケース33、ブレーキディスク71は、風車2の回転とともに回転する。一方、ハウジング20、固定子13、取付ケース21、油圧シリンダー34およびロッド34aは、風車2が回転しても回転しない。そして、主軸10の軸心に関して対称的に固定子13が配置され、また、この軸心に沿って油圧シリンダー34が配置されている。
従来では、回転子が取り付けられる主軸と、ブレードが取り付けられるハブと呼ばれる部分とが、一体的には構成されていなかった。また、可変ピッチ装置のアクチュエータ(油圧シリンダー等)および動力伝達機構は、主軸の外部に備えられる構成となっていた。
本実施例では、主軸10は、ブレード3(シャンク4)が取り付けられる部分(ハブ)と、発電機11の回転子12が取り付けられる部分とが一体的に形成された構造となっている。これにより、風力発電装置1の組立工数を削減することができ、剛性もアップし、また、低コスト化を図ることができる。
そして、主軸10を一体的に形成し、該主軸10内部に形成される空間に油圧シリンダー34等の可変ピッチ装置30を収納することとしている。これにより、風力発電装置1において、主軸10および発電機11を収容するナセル5のコンパクト化を図ることができる。
そして、主軸10は、本実施例では鋳物で構成している。即ち、鉄等の金属を溶融し、鋳型に流し込んで鋳物として筒状に形成している。このように鋳物により主軸10を構成することで、次のような利点がある。
まず、主軸10を、ハブと一体化でき、また、前述したような段付き円筒状の形状に容易に形成できる。また、主軸10の肉厚の低減も容易に行うことができ、軽量化を図ることができる。そして、溶接による歪みが発生しないため、精度の高い製品が得られる。これにより、低コスト化を図ることができる。但し、鋳物の代わりに、鋼管を溶接した一体構造としたり、鋼管を絞り加工したりハイドロフォーム等を施した構造とすることも可能である。
本発明を適用する風力発電装置の一実施例を示す正面図。 風力発電装置の上部の構造を示す側面図。 風力発電装置のナセル内部の構造を示す断面図。
符号の説明
1 風力発電装置
2 風車
3 ブレード
10 主軸
11 発電機
12 回転子
13 固定子
34 油圧シリンダー

Claims (3)

  1. 風のエネルギーを風車により回転動力に変換し、この回転動力を該風車と直結する発電機に伝達して、伝達された回転動力を該発電機により電気エネルギーに変換する風力発電装置であって、
    前記発電機を、風車の回転軸である主軸に取り付けられる回転子と、該回転子に対向配置される固定子とにより構成し、
    前記主軸を、風車を構成する複数のブレードが取り付けられる部分と、前記回転子が取り付けられる部分とを同一部品で筒状に一体的に形成するとともに、
    該主軸の内部にブレードのピッチ角度を変更するためのアクチュエータを収容したことを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記アクチュエータをシリンダーとし、該シリンダーを、前記主軸の軸心に沿って配置したことを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記主軸は、鋳物として形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の風力発電装置。
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