JP2005113490A - 束 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋上床面は少なからず傾斜しているのが普通であり、従来の束を屋上床面に並べると、屋上床面の傾斜に従って基台が傾斜し、支持プレートも傾いた姿勢となり、支持プレートに固定されるデッキも傾斜してしまうことになる。
【解決手段】束1の基台3は傾斜した屋上床面Fに沿って傾くが、基台3が支持プレート15に対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるので、ボルト13は垂直姿勢となることが可能である。これにより、支持プレート15は水平な姿勢でデッキDを支持することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は束に係り、特に設置面が傾斜していてもデッキを水平に保持できる機能を備えた束に関するものである。
近年、ビルの屋上に庭園を設けることが行われるようになってきており、この庭園の中や脇には通常散策路が設けられる。この散策路は、例えば木製のデッキによって構成されており、デッキは屋上床面に複数配置された例えば特許文献1に示すような束によって支持される。この束は屋上床面に設置される基台と、基台に固定された雌ネジ部材に螺合するネジ軸と、ネジ軸の上面に固定された支持プレートとによって構成されている。
デッキは平行に並べた複数の根太と、この根太に掛け渡された板とによって構成されるものである。デッキを支持するための束は屋上床面に一定間隔で並べられ、支持プレートにデッキの根太が固定される。
特開2003−138732号公報
しかしながら、屋上床面は少なからず傾斜しているのが普通であり、特許文献1の束を屋上床面に並べると、屋上床面の傾斜に従って基台が傾斜し、支持プレートも傾いた姿勢となる。このため、支持プレートに固定されるデッキも傾斜してしまうことになる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、デッキを敷設する屋上床面が傾斜していても、デッキを水平に敷設できる束を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1の発明は、基台と、前記基台に挿入されたネジ軸と、前記基台に備えられネジ軸が螺合される雌ネジ部材と、前記ネジ軸に設けられた支持プレートとからなる束において、基台を支持プレートに対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるように連結する連結手段を備えたことを特徴とする束である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した束において、連結手段は基台に形成されネジ軸が隙間を空けて挿入される穴と、前記穴に挿入されたネジ軸が螺合する雌ネジ部材を倒れ方向に動作できる状態に収容する収容部とによって構成されていることを特徴とする束である。
請求項3の発明は、請求項1に記載した束において、連結手段はネジ軸と支持プレートのいずれか一方側に設けられた球面状の凸部と、他方側に設けられ前記球面状の凸部が摺動自在に嵌まり込む球面状の凹部とによって構成されていることを特徴とする束である。
請求項4の発明は、請求項1または2において記載した束において、ネジ軸に基台の上面に当接する面が傾斜した当接部材が取り付けられていることを特徴とする束である。
本発明の束によれば、傾斜した床面であっても支持プレートを水平に保つことができ、デッキを水平に敷設することが可能である。
図1から図5にしたがって本発明の第1の実施例に係る束1を説明する。
符号3は基台を示し、この基台3は鉄製でドーム形状をしており、上面には丸穴5が形成されている。丸穴5にはボルト13が隙間を空けて挿入される。基台3の内部には収納部7が備えられており、この収納部7は基台3の上面裏側に固定されている。収納部7の内部空間は丸穴5に連通し、また収納部7の底面には丸穴9が形成されている。
この収納部7には雌ネジ部材としてのナット11が収納されており、ナット11と収納部7の内面との間には隙間が開いている。したがって、ナット11は収納部7内において倒れ方向に動作できる状態になっている。
符号13はネジ軸としてのボルトを示し、このボルト13の上端には支持プレート15の水平片17が固定されている。この支持プレート15には一端が上方に向かって垂直に曲げられた垂直片19が形成されており、この垂直片19には丸穴21が2個形成されている。
ボルト13には締付ナット23が螺合し、さらに底面が傾斜した当接部材としての座金25が嵌められている。ボルト13は基台3の丸穴5から挿通されてナット11に螺合し、その先端部が丸穴9から突出している。丸穴9とボルト13との間には隙間が空いている。
束1は上記のような構成なので、基台3が支持プレート15に対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるようになっている。
次に、束1を使用して、根太Jと板材Iとから成るデッキDを敷設する方法について説明する。
束1を設置する位置を決め、その位置に合成ゴム製のクッション材Cを置く。束1をクッション材C上に置いて、一定の間隔で屋上床面Fに配置する。次いで束1のボルト13が基台3から突出する寸法を調節する。この調節はナット11を器具などで押さえてボルト13を回転させて行う。
次に、根太Jを支持プレート15の上部に備え、丸穴21を利用して木ネジ27で固定する。そして、根太J上に板材Iを載置して木ネジ27によって固定する。
図2に示すように、束1の基台3は傾斜した屋上床面Fに沿って傾くが、上記したように基台3が支持プレート15に対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるので、ボルト13は垂直姿勢となることが可能である。これにより、支持プレート15は水平な姿勢でデッキDを支持することができる。
また、座金25は基台3の上面に傾斜面が当接する。したがって、基台3と座金25との接触面積が大きくなるため、ボルト13はより一層安定して基台3に支持される。
上記のようにしてデッキDを敷設すると、板材Iの端面どうしが互いに当接するので、支持プレート15が倒れ方向へ動作することはない。
図6および図7に本発明の第2の実施例に係る束51を示す。束51は束1と同様の構成部分を有するので、同様の構成部分には実施例1と同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
符号53はネジ軸を示し、このネジ軸53の上端には球面状の凸部55が設けられている。ネジ軸53の下端は基台3に固定されたナット61に螺合している。
符号57は支持プレートを示し、この支持プレート57の水平片17の底面には、球面状の凸部55が摺動自在に嵌まり込む球面状の凹部59が固定されている。これにより、傾斜した屋上床面Fに設置した束51において、基台3を支持プレート57に対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるようになっている。
束51は、束1と同様にして支持プレート57に根太Jが取り付けられる。束51の基台3は傾斜した屋上床面Fに沿って傾くが、基台3は支持プレート57に対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるので、支持プレート57が水平になり、デッキDは水平な姿勢できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の具体的構成はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更等があっても本発明に含まれる。
本発明の実施例では基台を鉄製としたが、合成樹脂製等でもよく、また、基台をドーム形状としたが、ピラミッド形状等、その他の形状としてもよい。本発明の実施例ではデッキを束に固定しているが、一般住宅等の建築物の床構造を支持するための束として使用してもよい。
また、実施例2ではネジ軸53に凸部55を、支持プレート57に凹部59を設けたが、ネジ軸53に凹部59を、支持プレート57に凸部55を設けてもよい。
本発明の第1の実施例に係る束の斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る束の断面図である。 本発明の第1の実施例に係る束の使用方法を説明する斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る束の使用方法を説明する断面図である。 本発明の第1の実施例に係る束の使用方法を説明する図である。 本発明の第2の実施例に係る束の一部切り欠き斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る束の断面図である。
符号の説明
1 束 3 基台 5 丸穴 7 収納部 9 丸穴
11 ナット 13 ボルト 15 支持プレート 17 水平片
19 垂直片 21 丸穴 23 締付ナット 25 座金
27 木ネジ
51 束 53 ネジ軸 55 凸部 57 支持プレート
59 凹部 61 ナット
F 屋上床面 D デッキ I 板材
J 根太 C クッション材

Claims (4)

  1. 基台と、前記基台に挿入されたネジ軸と、前記基台に備えられネジ軸が螺合される雌ネジ部材と、前記ネジ軸に設けられた支持プレートとからなる束において、基台を支持プレートに対し倒れ方向へ所定範囲で動作できるように連結する連結手段を備えたことを特徴とする束。
  2. 請求項1に記載した束において、連結手段は基台に形成されネジ軸が隙間を空けて挿入される穴と、前記穴に挿入されたネジ軸が螺合する雌ネジ部材を倒れ方向に動作できる状態に収容する収容部とによって構成されていることを特徴とする束。
  3. 請求項1に記載した束において、連結手段はネジ軸と支持プレートのいずれか一方側に設けられた球面状の凸部と、他方側に設けられ前記球面状の凸部が摺動自在に嵌まり込む球面状の凹部とによって構成されていることを特徴とする束。
  4. 請求項1または2において記載した束において、ネジ軸に基台の上面に当接する面が傾斜した当接部材が取り付けられていることを特徴とする束。
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