JP2005112538A - Box takeout device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、製品等が収納された箱(一般的には個体)を多数個集積している棚から目的の箱を必要な数だけ取り出すための所謂「箱切り出し装置」に関するものである。 The present invention relates to a so-called “box cutting device” for taking out a desired number of boxes from a shelf in which a large number of boxes (generally individuals) in which products or the like are stored are collected.
図8に示す製品棚1のように、製品を収納した多数の箱2等を可及的に狭いスペースに集中的に保管すると共に、必要な種類の製品が収納されている箱2を必要な個数だけ迅速に取り出す(これを「切り出す」という)ことができるように、従来から多段の製品棚1が使用されている。製品棚1の各段には大きさや内容製品の異なる複数個の箱2が混在して集積される。製品棚1の各段は同じ方向に傾斜していると共に、それらの上面には回転可能な多数の減摩用ローラ3が設けられている。従って、矢印cのように後方から入庫した箱2は、自重によって自動的にローラ3上を滑って製品棚1の比較的に低い方の端部に向かって移動すると共に、隣接する箱2と隙間なく接触した状態になる。従来は製品棚1の段数が3段程度以下であったから、製品棚1の端部へ来た箱2を人手によって取り出して、そのまま出庫台車8等へ積み替えるのが普通であった。
As in the
しかしながら、スペース効率を高めるために製品棚1の段数を増加させるとか、製品棚1を横方向に並列に複数列設けることにより取り出し間口の数を増加させると、人手によって切り出し作業を行うことが困難になる。そこで対策として考えられるのは自動化された箱切り出し装置を使用することである。自動化された箱切り出し装置の構想は従来技術の範囲内でも或る程度まで考えることができる。図8はそのようにして想定される自動化された箱切り出し装置の構成と作動を参考例として示したものである。
However, if the number of
図8に示した参考例では、製品棚1の各段の低い方の端部に昇降可能な第1ストッパ4を設けて、それぞれ空圧シリンダ5のようなアクチュエータによって矢印aのように昇降することができるようにする。更に、製品棚1の各段の低い方の端部において取り出すべき箱2を、それに後続している他の箱2から引き離して取り出す(切り出す)ために、低い方の端部に近い幾つかのローラに図示しない回転駆動装置を設けて、それらを駆動ローラ6とすると共に、駆動ローラ6よりも後方の位置に、やはり空圧シリンダ5のようなアクチュエータによって矢印bのように昇降する第2ストッパ7を設ける。
In the reference example shown in FIG. 8, a
従来技術によって構成された図8に示すような箱切り出し装置(参考例)においては、製品棚1の各段の中で、出庫台車8が接近しているいずれか1つの段の端部に設けられた第1ストッパ4を降下させると共に、駆動ローラ6を図示しない駆動装置によって回転させることにより、第1ストッパ4に接触していた1個の箱2だけを加速して、出庫台車8に設けられたベルトコンベア9上へ移動させる。この時に後続の2個目以降の箱2も自重によってローラ3上を緩やかに移動しようとするが、両者の移動速度の差によって生じるそれらの間の隙間へ第2ストッパ7を上昇させて挿入することによって、2個目以降の箱2の移動を阻止する。このようにして、製品棚1の端部にあった1個の箱2と、それに隣接していたものを含む後方の全ての箱2とを切り離すことができ、切り離した1個の箱2だけを出庫台車8上へ移すことができる。その後に第1ストッパ4を上昇させると共に、第2ストッパ7を降下させることによって、次の箱2を製品棚1の端部へ移動させることができる。出庫台車8は自走することができるので、製品棚1からベルトコンベア9上へ移された箱2を目的の場所へ搬送する。
In the box cutting device (reference example) configured according to the prior art as shown in FIG. 8, it is provided at the end of any one of the stages of the
しかしながら、このような構成の箱切り出し装置においては、製品棚1の各段毎に空圧シリンダ5のようなアクチュエータによってそれぞれ操作される第1ストッパ4及び第2ストッパ7と、図示しない駆動装置によって回転駆動される駆動ローラ6を設ける必要があると共に、それらの作動を集中的に管理する制御装置を設ける必要があることから、設備が高価なものになるだけでなく、製品棚1上に長さLが異なる複数種類の箱2が混在している場合には、第1ストッパ4と第2ストッパ7の間隔が一定であるために箱2を1個ずつ切り出す他はなく、必要があっても複数個の箱2をまとめて切り出すことができないので、箱2を出庫台車8上へ積み替える作業に時間がかかるという問題がある。
However, in the box cutting device having such a configuration, the
更に、目的の1個の箱2を後続の箱2群から切り離すために、駆動ローラ6の作動によって両者の間に隙間を形成すると共に、その隙間が第2ストッパ7の位置を通過する時期を狙って瞬間的に第2ストッパ7を上昇させる必要があるが、製品棚1のいずれかの段の後端に新しい箱2が矢印cのように入庫すると、その衝撃或いは振動によって箱2の間に隙間ができる時期や位置が変化するので、第2ストッパ7を上昇させても箱2の間の隙間に合致しないために後続の箱2群を停止させることができないとか、後続の箱2が正常なコースから外れて移動できなくなる(詰まる)恐れがあるとか、底面が変形している箱2や重心が後方に偏っている箱2を取り扱う場合には、製品棚1の端部へ来た箱2でも、それを切り出すことが困難になる場合があるので、箱2を正常なものと交換する必要があるとか、箱2の前後方向を振り替える必要が生じるというように、様々な問題が起こってくる可能性がある。
Further, in order to separate one
本発明は、上記のような従来技術の問題点と、その改良技術として考えられる参考例において予想される様々な問題点に鑑み、駆動装置を設ける必要がある部分を減らして箱切り出し装置の機構を簡素化することにより設備コストを安価なものにすると共に、大きさの異なる複数種類の箱が混在している時でも、複数個の箱をまとめて一挙に切り出すことができるようにして作業時間を短縮し、隣接する箱の間に隙間を形成してそれにストッパを挿入するというような難しい操作の必要をなくすことにより、多少の衝撃が加わった時でも製品棚の端部へ来た必要個数の箱を確実に切り出すことができるような、更に、底面が変形している箱や、重心が後方に偏っている箱を取り扱う場合にも何らの問題も生じないような、新規な構成の箱切り出し装置を提供することを目的としている。 In view of the above-mentioned problems of the prior art and various problems expected in the reference example considered as an improved technique, the present invention reduces the portion where the drive device needs to be provided, and the mechanism of the box cutting device By simplifying the process, the equipment cost can be reduced, and even when multiple types of boxes with different sizes are mixed, it is possible to cut out the boxes at once and work time. The necessary number of products that have reached the end of the product shelf even when a slight impact is applied, by eliminating the need for difficult operations such as forming a gap between adjacent boxes and inserting a stopper in it. The box has a new structure that can be surely cut out the box, and does not cause any problems when handling a box whose bottom is deformed or a box whose center of gravity is biased backward. Cut And its object is to provide a to device.
本発明は、前記の課題を解決するために、請求項1に記載された通りの箱切り出し装置を提供するものである。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a box cutting device as described in
本発明の箱切り出し装置においては、出庫台車の側に、コンベアの移動方向に沿って前後に移動することができると共にコンベアの上面から上下方向に出没することができる可動ストッパと、コンベアの後端部において正逆方向に回転することができるアームとを設ける。製品棚の側には、棚上に集積された箱が自重によって滑り落ちるのを阻止するために、弾性手段によって付勢されて上昇する簡単な構成の切り出し部を設ける。アームが切り出し部に対して非係合の位置にある時は、切り出し部は棚上の箱を停止させるストッパとして作用するが、アームが回転して切り出し部の一部に設けられた係合部分を押し下げると切り出し部が降下するので、箱2は自重によって棚の上から出庫台車へ移動することができる。コンベアはその移動を助ける。出庫台車上へ積載すべき箱の大きさや数等は、可動ストッパの位置を変化させることによって任意に設定することができる。
In the box cutting device according to the present invention, a movable stopper that can move back and forth along the moving direction of the conveyor and move up and down from the upper surface of the conveyor, and a rear end of the conveyor And an arm that can rotate in the forward and reverse directions. On the side of the product shelf, in order to prevent the boxes accumulated on the shelf from sliding down due to their own weight, a cutout portion having a simple configuration that is energized and raised by elastic means is provided. When the arm is in a non-engagement position with respect to the cutout portion, the cutout portion acts as a stopper for stopping the box on the shelf, but the engagement portion provided on a part of the cutout portion by rotating the arm When the button is pushed down, the cutout part is lowered, so that the
本発明の箱切り出し装置においては、製品棚を多段に積層するとか、製品棚を横方向に複数列並行して設けることによって、製品棚に集積し得る箱の数を増加させてスペース効率を高めながら、単一の出庫台車によって、多数の間口から任意の箱を任意の数だけ切り出すことができる。この場合は、少なくともコンベアと可動ストッパとアームを支持する出庫台車の基台が、昇降装置によって任意の高さまで昇降することができるように構成すると共に、出庫台車が自走のための車輪を備えていて、車輪によって製品棚の任意の列の端部に対向する位置へ移動することができるようにする。 In the box cutting device of the present invention, the product shelves are stacked in multiple stages, or the product shelves are provided in parallel in a plurality of rows in the horizontal direction, thereby increasing the number of boxes that can be accumulated on the product shelves and increasing the space efficiency. However, an arbitrary number of boxes can be cut out from a number of frontages by a single delivery cart. In this case, at least the base of the delivery cart that supports the conveyor, the movable stopper, and the arm can be raised and lowered to an arbitrary height by the lifting device, and the delivery cart has wheels for self-propelling. The wheel can be moved to a position facing the end of an arbitrary row of the product shelf.
本発明の箱切り出し装置は、コンベア、可動ストッパ及びアームのような可動の部分を自動的に操作するための駆動装置と制御装置とを設けることによって全体を自動化することができる。なお、少なくとも製品棚の上面と、切り出し部の上部と、アームの先端部の一部に減摩用のローラを設けることによって箱の移動を円滑にすることができる。 The entire box cutting device of the present invention can be automated by providing a driving device and a control device for automatically operating movable parts such as a conveyor, a movable stopper, and an arm. The box can be moved smoothly by providing anti-friction rollers at least on the upper surface of the product shelf, the upper portion of the cut-out portion, and part of the tip of the arm.
以下、図1及び図2を参照しながら本発明の好適な実施例である箱切り出し装置10の構成について説明する。図示実施例の箱切り出し装置10は多段の製品棚11と出庫台車20の両者に分かれて構成される。多段の製品棚11は並列に複数列設けることができ、それによって製品棚11周辺のスペース効率を高めることができると共に、それらの製品棚11の多数の間口から単一の出庫台車20によって箱2の必要個数を切り出すことができる。各列の製品棚11の各段には内容製品や大きさの異なる複数個の箱2がランダムに混在状態で集積されている。製品棚11の各段は同じ方向に傾斜していると共に、それらの上面には多数の回転可能な減摩用ローラ3が設けられている。
Hereinafter, the configuration of the
従って、製品棚11へ入庫した箱2は自重によって自動的にローラ3上を滑り、隣接する箱2と隙間なく接触すると共に、製品棚11の比較的に低い方の端部に向かって移動しようとする。各段の低い方の端部には昇降可能な切り出し部12が設けられている。切り出し部12は、製品棚11の端部から目的の数の箱2だけを「切り出す」ために設けられたものであるが、同時に後続の箱2の移動を阻止するためのストッパをも兼ねるものである。しかしながら、切り出し部12の本体は横棒だけの簡単なものであって、それの移動を案内する目的等のために関連する部材は幾つか設けられるものの、切り出し部12を操作して昇降させるためのアクチュエータ等は製品棚11側には何も設けられていない。
Accordingly, the
切り出し部12とそれに関連する部分の詳細な構造を図2に拡大して示す。横棒状の切り出し部12の上部には、それが所定の位置まで降下した時に多数のローラ3と共通の面を形成するように、ローラ3と同様な構造のストッパローラ13が軸によって回転可能に支持されている。切り出し部12を支持して昇降を可能とするために、左右の固定ホルダ14と、それに取り付けられた上下方向の丸棒等からなる何本かの縦部材15が、製品棚11の外側に形成されるフレームの一部となるように設けられる。縦部材15のうち左右の特定の2本は、横棒状の切り出し部12に形成された穴に対して摺動可能に嵌合していているので、切り出し部12は縦部材15に案内されて昇降することができる。
The detailed structure of the
また、切り出し部12の下方において縦部材15に圧縮ばねからなるコイルばね16が装着されているので、コイルばね16は切り出し部12を固定ホルダ14に接触する位置に向かって押し上げるように常に上方へ付勢している。切り出し部12の中央部分にはL形の金具であるアーム受け17が溶接等の方法で取り付けられる。アーム受け17の概ね水平な面17aは、その上に後述の出庫台車20側のアーム18の先端に設けられたローラ19が接触して切り出し部12を押し下げ得るように形成されている。
Further, since the
出庫台車20はいずれかの列の製品棚11のいずれかの段から所定の1個又は数個の箱2を一挙に切り出すと共に、切り出した1個以上の箱2を載せて目的の位置まで搬送するためのもので、走行用の車輪21を複数個備えている。車輪21の方向は図示のような方向に限らず、目的位置に応じて任意に変更することができる。それによって出庫台車20が製品棚11に対して近づいたり離れたりすることができるだけでなく、製品棚11の各列の前面を横方向に移動して、図示されているもの以外の製品棚11の列に対向することもできるようになっている。
The unloading
更に、図示していないが出庫台車20の上には上下方向に高い櫓状のフレームが搭載されていて、その中にモータ、チェイン及びスプロケット等からなる昇降装置が組み込まれており、それによって図示しない基台を製品棚11の任意の段の高さまで昇降させることができるようになっている。この基台上に図1等に略示したようなベルトコンベア22が設けられている。ベルトコンベア22は単一のものを設けるよりも、図示したように前後の部分に2分割したものを直列に接続させる方がよい。また、ベルトコンベア22は箱2の横幅と同等の幅の広いのものを1列だけ使用する代りに、箱2の左右の部分等を支持する幅の狭いものを互いに平行となるように2列以上設けることができる。このように、ベルトコンベア22が複数個ある場合には、図示しない1個或いは複数個のモータによって同時に或いは個別に回転駆動される。
Further, although not shown, a high bowl-like frame is mounted on the
出庫台車20上には任意に操作して移動させることができる板状の可動ストッパ23が設けられる。可動ストッパ23は、まず、ベルトコンベア22の上面を基準として矢印vのように上下方向に昇降(出没)することができる。可動ストッパ23はまた矢印hのようにベルトコンベア22の移動方向に沿って前後の方向に移動することができる。可動ストッパ23を出庫台車20の基台の中央部分に1個だけ設ける場合には、ベルトコンベア22は前述のようにして、箱2の幅方向において左右2つの部分に分かれている必要がある。しかしながら、ベルトコンベア22が単一のもので左右2つの部分に分かれていない場合には、可動ストッパ23を左右2つの部分に分割すると共に、それら2つの部分がベルトコンベア22の両側においてコンベア22の移動方向の前後方向及び上下方向に同時に移動するように構成すればよい。可動ストッパ23もまた、図示しないモータやソレノイドのようなアクチュエータによって操作される。
A plate-shaped
出庫台車20の図示しない基台の後端には前述のアーム18の基端部が図示しない軸によって回転可能に取り付けられている。この軸は図示しない減速機付きモータによって正回転と逆回転をすることができる。このモータを制御することによってアーム18を図1及び図2において左回転させた場合には、アーム18が図1に示したような直立位置へ移動するから、アーム18は製品棚11の側に設けられた切り出し部12に対して非係合となる。従って、この場合は切り出し部12がコイルばね16の付勢力によって上昇して、切り出し部12の上に設けられたストッパローラ13がローラ3群よりも上方へ突出することにより箱2の自重による移動を阻止する。また、アーム18を図1及び図2において右回転させた場合には、アーム18の先端部のローラ19が図2に示したように切り出し部12に取り付けられたアーム受け17の面17aに係合して、コイルばね16の付勢力に抗して面17aを押し下げるので、ストッパローラ13が切り出し部12と共にローラ3群と同じレベルまで降下して箱2のストッパとして作用しなくなる。従って、この場合は箱2が自重によってローラ3とストッパローラ13の上を移動することができる。
A base end portion of the
図示実施例の箱切り出し装置10は、切り出し部12のように製品棚11側に設けられた部分と、切り出し部12を作動させるアーム18や可動ストッパ23のように出庫台車20の側に設けられた部分との双方の組み合わせ機構として構成されている。次に、この箱切り出し装置10の作動を図3ないし図7を参照して詳細に説明する。これら5つの図面はそれらの順序に従って、製品棚11上に集積されている多数の箱2の中から、目的の製品を収納している特定の2個の箱2を一挙に切り出すように操作される場合における、箱切り出し装置10の状態変化を経時的に示している。
The
図3は、多数の列と段を備えている製品棚11の中でも、目的の製品を収納している長さLの箱2が2個連続して端部へ来ている特定の列の特定の段を探し出して、その段の高さに合わせて、図示しない昇降装置によって出庫台車20の基台の高さを調整した後に、例えば矢印nのように出庫台車20を走行、移動させて、それが特定の列の特定の段の端部に対向するように位置決めすると共に、直ちにアーム18を右回転させることにより、アーム18の先端のストッパローラ13が係合するアーム受け17を介して、対向する段の切り出し部12及びストッパローラ13を、コイルばね16の付勢に抗してローラ3群のレベルまで降下させた状態を示している。なお、この操作の途中又はそれに先立って、可動ストッパ23をベルトコンベア22に沿って矢印hの方向に移動させて、この場合に目的とする長さLの箱2の2個分の長さ2Lよりも若干短い長さをベルトコンベア22上に形成するように位置決めし、その位置において可動ストッパ23を上昇させてベルトコンベア22の上面よりも上方まで突出させておく。
FIG. 3 shows the identification of a specific row in which two
図3に示したようにストッパローラ13を降下させたことによって、箱2の歯止めがなくなるで、一連の箱2は図4に示したように自重によってローラ3群の上を滑動し、端部にある1個目の箱2が出庫台車20上へ載る。この時期にベルトコンベア22を作動させていると、1個目の箱2は可動ストッパ23に接触する位置まで出庫台車20上を移動する。それに続いて2個目の箱2も1個目の箱2との接触状態を維持しながら追従して移動するが、可動ストッパ23は、2個目の箱2が完全に出庫台車20上へ乗り移ることができないような位置に位置決めされているので、図4に示したように2個目の箱2が長さLの半分程度だけ出庫台車20上へ移った状態で、自重とベルトコンベア22の作動によって移動する一連の箱2の1個目が可動ストッパ23に抵触して、後続のものと共に停止する。
As the
可動ストッパ23によって箱2の移動が停止した時に、図5に示したようにアーム18を左回転させる。それによって切り出し部12とストッパローラ13はコイルばね16の付勢力によって押し上げられ、2個目の箱2の後端を少し押し上げるようになる。この時に図6に示したように可動ストッパ23を下降させると、ベルトコンベア22は作動を継続しているから、2個目の箱2は1個目の箱2と接触したまま出庫台車20上を移動し、ベルトコンベア22を停止させた時にその位置で停止する。他方において3個目以降の箱2は上昇位置にある切り出し部12のストッパローラ13によって歯止めを受けるので、自重によって移動することができなくなるために製品棚11の上に残される。このようにして、目的の2個の箱2だけを、きわめて円滑、迅速にそれ以外の箱2から切り離して取り出す(切り出す)ことができるし、その際に簡単な逐次操作を行うだけで、難しい操作をする必要がないので、これらの操作を自動化した時の制御装置も簡単なものになる。
When the movement of the
なお、切り出すべき目的の2個の箱2が出庫台車20上へ移動した後に、図7に示したようにアーム18を直立位置まで回転させると、アーム18が、出庫台車20のベルトコンベア22上に積載された箱2の後方への移動を阻止するストッパとしての作用をするようになるので、出庫台車20が走行して目的の場所へ移動する時に箱2が慣性によって出庫台車20から後方へ滑り落ちる恐れがあっても、それを未然に防止することができる。従って、出庫台車20の後端に上下方向に出没する柵のような特別のストッパを設けるような必要がなくなるし、それを出没させるための操作も不要になる。
In addition, after the two
図3から図7を使用して説明した図示実施例の箱切り出し装置10の作動においては、2個の箱2をまとめて切り出す場合を取り上げているが、箱2を1個だけ切り出す場合とか、3個以上まとめて切り出す場合にも、実施例の箱切り出し装置10を利用可能であることは説明を要しないものと思われる。切り出す箱2の個数や長さLに応じて変化させる必要がものは、図3や図4に示すように、主としてベルトコンベア22の移動方向における可動ストッパ23の位置だけである。従って、可動ストッパ23の位置決めを変更することにより前述のような場合にも直ちに対応することができる。
In the operation of the
適当な呼び名がないために本発明は箱切り出し装置として表現されているが、本発明の装置が取り扱うべき対象が製品等を収納した箱である必要はなく、対象物は何らかの個体であればよいので、本発明に言う「箱」は一般的に「個体」を意味するものとして、また「製品棚」は一般的に「個体の集積棚」を意味するものとして解釈されるべきである。従って、本発明の「箱切り出し装置」は、箱を含む何らかの個別の物体を複数個集積している棚から、それらの物体の一部だけを取り出す手段として使用可能である。 The present invention is expressed as a box cutting device because there is no appropriate name, but the object to be handled by the device of the present invention does not have to be a box containing products etc., and the object may be any individual. Therefore, “box” in the present invention should be generally interpreted as meaning “individual”, and “product shelf” should generally be interpreted as meaning “individual stack”. Therefore, the “box cutting device” of the present invention can be used as a means for taking out only a part of objects from a shelf in which a plurality of individual objects including boxes are accumulated.
1…製品棚(参考例)
2…箱(個体)
3…ローラ
4…第1ストッパ
5…空圧シリンダ
6…駆動ローラ
7…第2ストッパ
8…出庫台車(参考例)
9…ベルトコンベア
10…箱切り出し装置(本発明の実施例)
11…製品棚
12…切り出し部
13…ストッパローラ
14…固定ホルダ
15…縦部材
16…コイルばね
17…アーム受け
17a…概ね水平な面(係合部分)
18…アーム
19…ローラ
20…出庫台車
21…車輪21
22…ベルトコンベア
23…可動ストッパ
1 ... Product shelf (reference example)
2 ... Box (individual)
DESCRIPTION OF
9 ...
DESCRIPTION OF
18 ...
22 ...
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