JP2005111070A - 電子玩具及び遠隔健康管理システム - Google Patents

電子玩具及び遠隔健康管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な操作を行うことなく通信ネットワークに接続される電子情報端末を利用して遠隔健康管理が行える遠隔健康管理システムを提供すること目的とする。
【解決手段】玩具本体1と、玩具本体1の表面に設けられ利用者の身体検診情報Iを検知する検診センサと、玩具本体1の内部に設けられ身体検診情報Iを処理する演算処理手段と、玩具本体1に設けられ身体検診情報Iを通信ネットワークNを介して外部に送信させる通信インターフェースと、通信ネットワークNを介して身体検診情報Iを受信し保存するデータサーバー12と、データサーバー12と通信しデータサーバー12に保存された身体検診情報Iを受信し診断情報Jを玩具本体1側へ送信する医療介護機関用情報端末13と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、健康管理が行える電子玩具と、電子玩具を情報端末として利用し遠隔健康管理を行う遠隔健康管理システムに関するものである。
近年、高齢者の独居世帯が増加しており、生活の単調さの改善、精神的な癒しを目的としてコミュニケーションが可能な電子玩具が出現している。この電子玩具には、外部からの刺激と玩具内部の情報とを関連付けて音声情報や動作情報が予めインプットされ、撫でたり抱いたりするとそれに応じて言葉(音声)を発したり、簡単な動作をする。
具体的には、玩具の中にスピーカ、マイク、カメラ、各部を動作させるアクチュエータ、センサ、制御部(CPU)等を内蔵させ、制御部の指令に応じて玩具が独立して動作したり、別のパーソナルコンピュータとの通信にて動作させたりする電子玩具がある。
そして、子供や高齢者が馴染みやすく、親しみの持てるものとして電子玩具の玩具本体を人形や動物のぬいぐるみ等にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の電子玩具は、言葉や動作が固定されており、拡張性や発展性が無く、無機質なものであり、本当のコミュニケーションとは言えないものである。
特開平11−122651号公報
解決しようとする課題は、従来の電子玩具は、利用者側からの一方的なコミュニケーションによるものであり、また、娯楽としての機能しか有していない点である。
本発明に係る電子玩具は、玩具本体と、該玩具本体の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報を検知する検診センサと、該玩具本体の内部に設けられ該検診センサからの該身体検診情報を処理する演算処理手段と、該玩具本体に設けられ該演算処理手段にて処理された該身体検診情報を外部に送信させる通信インターフェースと、を備えたものである。
また、上記玩具本体は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、上記演算処理手段と接続されて、目として機能するカメラと、耳として機能するマイクと、口として機能するスピーカと、を備え、さらに、上記演算処理手段から発信される動作信号に応じて上記玩具本体を動作させるアクチュエータを備えている。
また、上記玩具本体は、利用者による接触を検知するセンサを備え、上記演算処理手段は、該センサからの検知信号を受けると通電作動可能状態とさせる作動制御演算部と、所定時間該センサからの検知信号が途絶えると通電を切り待機状態とさせるタイマー演算部と、を有するものである。
本発明に係る遠隔健康管理システムは、玩具本体と、該玩具本体の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報を検知する検診センサと、該玩具本体の内部に設けられ該検診センサからの該身体検診情報を処理する演算処理手段と、該玩具本体に設けられ該演算処理手段にて処理された該身体検診情報を通信ネットワークを介して外部に送信させる通信インターフェースと、該通信ネットワークを介して上記身体検診情報を受信し保存するデータサーバーと、該データサーバーと通信し該データサーバーに保存された上記身体検診情報を受信し診断情報を上記玩具本体側へ送信する医療介護機関用情報端末と、を備えるものである。
また、上記玩具本体は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、該玩具本体に設けられた、耳として機能するマイクと、口として機能するスピーカと、が上記演算処理手段に接続され、該マイクからの利用者の発声が音声情報として上記通信ネットワークを介して上記医療介護機関用情報端末が有するスピーカから発声され、上記診断情報は診断音声情報とされて上記通信ネットワークを介して該診断音声情報が上記玩具本体の上記スピーカから発声されるものである。
または、玩具本体と、該玩具本体の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報を検知する検診センサと、該玩具本体の内部に設けられ該検診センサからの該身体検診情報を処理する演算処理手段と、該玩具本体に設けられ該演算処理手段にて処理された該身体検診情報を通信ネットワークを介して外部に送信させる通信インターフェースと、該通信ネットワークを介して上記身体検診情報を受信し保存するデータサーバーと、該データサーバーと通信し該データサーバーに保存された上記身体検診情報を受信し診断情報を救急連絡信号として送信する医療介護機関用情報端末と、を備えるものである。
また、医療介護機関とは別の管理機関が上記データサーバーを備え、上記玩具本体側から該データサーバーが受信し保存した上記身体検診情報を、上記通信ネットワークを介して上記医療介護機関用情報端末へ送信させるものである。
本発明の電子玩具は、利用者が玩具として接することで健康管理が行え、難しい操作を行うことなく、通信インターフェースから血圧、体温、脈拍数等の身体検診情報の出力が可能となり、簡単に健康管理が行える。
また、本発明の遠隔健康管理システムは、子供や高齢者が電子玩具に触れることで簡単に健康管理が行える。つまり、扱いが難しいキーボード操作やモニターを見てのマウス操作等を行わせることがないため操作が簡単である。さらに、健康管理は、ネットワークを介して医療介護機関において、利用者の身体検診情報を専門医や介護人が受信し、利用者に対して適切な処置やアドバイスを発信させることができ、人対人のコミュニケーションが可能となる。
図1は、本発明に係る遠隔健康管理システムの実施の一形態を示す全体構成図であり、このシステムは、利用者が情報端末として自宅等において電子玩具Aを利用し、外部の医療介護機関M、外部の管理機関(データセンター)Cとの連繋により利用者の遠隔健康管理(遠隔診断、遠隔介護)が行われるものである。
つまり、電子玩具Aがインターネット等の通信ネットワークNに接続可能であり、通信ネットワークNを介して医療介護機関Mやこのシステムを管理する管理機関Cに接続され、遠隔健康管理を行うものである。なお、医療介護機関Mは、医療機関又は介護機関の何方か一方でもよく、複数の機関Mから成り立ってもよい。
図2は利用者が利用する電子玩具Aの電子処理部のブロック図であり、この電子玩具Aは、例えば、人形又は動物のぬいぐるみとされた玩具本体1と、玩具本体1の内部又は表面に設けられた(埋め込まれた)検診センサ2と、玩具本体1の内部に設けられ検診センサ2を結合して制御する演算処理手段3と、玩具本体1(の内部)に設けられた外部出力用の通信インターフェース4と、を備えている。
玩具本体1は、子供や高齢者にも馴染みやすく親しみが持て、癒し系の外装を有するものであり、クッション性のあるものとしている。
検診センサ2は利用者の身体検診情報Iを検知する検知器であり、検診センサ2は、図2に示すように、1台又は2台以上設けられ、2台以上の場合は夫々を玩具本体の異なる部位に設ければよい。また、検診センサ2は、1台にて2種類以上の情報を検知できるものでもよい。
検診センサ2は、例えば玩具の表面の一部に設けられ、熱、圧力、振動(脈動)、電気抵抗等を検知するものがあり、具体的には、体温計、血圧計、脈拍測定器、体脂肪計等がある。つまり、玩具本体1である人形のわき部に検診センサ2として体温計を設けることで、利用者が人形のわき部を持つことで、自動的に利用者の体温の測定が可能となる。
従って、検診センサ2にて検知され発信される身体検診情報Iとしては、利用者の体温データ、血圧データ、脈拍数データ、体脂肪データや、他にも血糖値データ等があり、これらはデジタルデータとしている。
演算処理手段3は、検診センサ2からの身体検診情報Iを処理する装置であり、CPU、メモリ、記憶装置等を有するマイクロコンピュータからなる。この演算処理手段3では、検診センサ2からの身体検診情報Iを、電子玩具A内の記憶装置に一時保存させると共に、その情報Iを外部へ通信インターフェース4を通じて送信させる操作を行わせる。
通信インターフェース4は、演算処理手段3を通信ネットワークNに接続させ、演算処理手段3にて処理された身体検診情報Iを通信ネットワークNを介して外部に送信させるものであり、さらには、その他の各種情報を送信・受信するものである。
本発明においては、無線インターネットインターフェースとしている。つまり、玩具本体1からは通信ケーブルが存在(延伸)していない。また、図1の符号14は、無線インターネット用のアンテナとしている。
なお、通信インターフェース4は、電子玩具A(通信インターフェース4)から直接通信ネットワークNへ接続させるものとしてもよく、または、利用者の自宅に小型基地局(図示省略)を設置し、電子玩具Aと基地局とが無線で通信し、基地局から通信ネットワークNへは有線であってもよい。
また、通信ネットワークNはインターネット以外でもよく、例えば、(携帯)電話通信網や、ローカルエリアネットワーク等であってもよい。または有線によるネットワークでもよい。
また、図2に示すように、電子玩具Aは、演算処理手段3に接続されるカメラ(Webカメラ又はCCDカメラ)5とマイク(マイクロフォン)6とスピーカ7とを備えており、図3の電子玩具Aの概略説明図に示すように、カメラ5は人形の目として機能し、マイク6は耳として機能し、スピーカ7は口として機能する。
即ち、演算処理手段3は、図示省略するが、カメラ(映像入力)インターフェースと、マイク(音声入力)インターフェースと、スピーカ(音声出力)インターフェースと、検診センサ2用のセンサインターフェースと、を備えている。
さらに、電子玩具Aは、演算処理手段3から発信される動作信号に応じて玩具本体1を動作させるアクチュエータ8を備えている。演算処理手段3には、予め電子玩具Aを動作させるプログラムが記憶されており、検診センサ2における入力信号をトリガとしてプログラムに応じて玩具本体1の内部(関節部)に設けたアクチュエータ8を動作させ、玩具本体1を自立動作させる(腕、足、頭部等を動作させる)。アクチュエータ8は、例えば、モータ、ギア、クランクアーム等から構成させればよい。
また、図2に示すように、玩具本体1は、利用者による接触を検知するセンサ9を備えている。センサ9は、利用者の電子玩具Aへの接触を検知する接触式センサや、電子玩具Aの持ち上げによる内部素子の位置変動によるセンサ、静電容量の変化によるセンサ等が用いられる。
そして、演算処理手段3は、利用者が玩具本体1に触れてこのセンサ9からの検知信号を受けると通電作動可能状態とさせる作動制御演算部10と、所定時間センサ9からの検知信号が途絶えると通電を切り待機状態とさせるタイマー演算部11と、を有する。
つまり、利用者が電子玩具Aを利用するとセンサ9が働き電源がON状態となり、しばらく使用しないとタイマー演算部11の動作により、電源が自動的にOFF状態となる。
次に、この電子玩具Aを利用した遠隔健康管理システムについて説明すると、図1に示すように、このシステムは、通信ネットワークNに接続された、身体検診情報Iを取得する電子玩具Aと、データサーバー12と、医療介護機関用情報端末13と、を備えている。
電子玩具Aは、上記説明したように、図2と図3に示すように、玩具本体1と、玩具本体1の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報Iを検知する検診センサ2と、玩具本体1の内部に設けられ検診センサ2からの身体検診情報Iを処理する演算処理手段3と、玩具本体1に設けられ演算処理手段3にて処理された身体検診情報Iを通信ネットワークNを介して外部に送信させる通信インターフェース4と、を備える。
そして、データサーバー12は、通信ネットワークNを介して電子玩具Aから身体検診情報Iを受信し保存するものであり、電子玩具Aに割り当てられた識別番号毎に身体検診情報Iを保存(格納)しデータベースを構築する。
つまり、電子玩具Aが定期的乃至不定期に身体検診情報Iを測定し、測定した身体検診情報Iが電子玩具Aからデータサーバー12へ送信され、各利用者(識別番号)毎に身体検診情報Iがデータサーバー12に蓄積される。従って、一人一人の過去から現在までの身体検診情報Iが蓄積され、また、身体検診情報Iの取り出しが可能とされている。
なお、電子玩具Aの記憶装置に一旦蓄積された身体検診情報Iは、その後、データサーバー12へ転送されるが、身体検診情報Iが電子玩具Aに入力される都度データサーバー12へ演算処理手段3の働きにより自動的に転送してもよく、又は、所定の時間に種々の身体検診情報Iをまとめて演算処理手段3の働きにより自動的に転送してもよく、又は、利用者による操作にて転送してもよい。なお、利用者による操作にて身体検診情報Iを送信する場合、演算処理手段3により予め保存させてある操作方法(操作方法データ)をスピーカ7を通じて音声案内させてもよい。
また、医療介護機関用情報端末13は、データサーバー12と通信しデータサーバー12に保存された身体検診情報Iを受信し、診断情報Jを玩具本体1側へ送信するものであり、情報端末13は、例えば、パーソナルコンピュータとされる。
なお、図1では、説明を簡単にするため、通信ネットワークNに接続される電子玩具Aを3台としているが、このシステムは、多数の利用者(電子玩具A)により構成できる。さらに、医療介護機関Mも1機関のみならず、複数機関としてもよい。
そして、電子玩具Aの玩具本体1に設けられた、目として機能するカメラ5、耳として機能するマイク6と、口として機能するスピーカ7と、が演算処理手段3に接続されている。
電子玩具Aから外部へ送信されるデータには、身体検診情報I以外に、電子玩具Aのマイク6からの利用者の発声による音声情報(音声データ)がある。
つまり、マイク6からの利用者の発声が音声情報として通信ネットワークNを介して医療介護機関用情報端末13が有するスピーカ(図示省略)から発声される。
さらに、医療介護機関用情報端末13からの診断情報Jが、通信ネットワークNを介して玩具本体1へ送信される。
診断情報Jは、電子玩具Aからの身体検診情報I又は利用者の上記音声情報等に応じて、医療介護機関Mの情報端末13から通信ネットワークNを介して電子玩具Aへ送信される。つまり、電子玩具Aの利用者の身体検診情報I又は音声情報を、医療介護機関Mに居る医師や介護人が見て又は聞いて、それに対する応答情報として診断情報を送信する。
医療介護機関Mの情報端末13は、マイク(図示省略)を有しており、診断情報Jが診断音声情報とされて通信ネットワークNを介して、診断音声情報が玩具本体1のスピーカ7から発声される。つまり、診断情報Jとしては、医療介護機関Mに居る医師や介護人による音声情報(音声データ)がある。
また、データサーバー12は、医療介護機関Mが所有してもよいが、医療介護機関Mとは別の管理機関Cが備え、玩具本体1側からデータサーバー12が受信し保存した身体検診情報Iを、通信ネットワークNを介して医療介護機関用情報端末13へ送信させている。つまり、管理機関Cが医療介護機関Mとは独立して、このシステム全体を管理する。
また、本発明の遠隔健康管理システムの他の実施の形態としては、医療介護機関用情報端末13が、電子玩具Aからデータサーバー12を介して受信した身体検診情報Iに対し、発信する診断情報Jを緊急連絡信号として、所定の機関15や緊急連絡先16に送信するものとしてもよい。
具体的に説明すると、電子玩具Aから受信した身体検診情報Iにより、医療介護機関Mが健康管理において異常があると判断すると、つまり、電子玩具Aの利用者の様態が好ましくなく救急車により医療機関への搬送が必要と判断すると、医療介護機関Mの情報端末13から、診断情報Jを救急車の派遣依頼として消防署(所定の機関15)へ連絡する。
また、緊急連絡先16としては、親類等の介護人の電話や、かかりつけの医師のいる医療機関等がある。
また、他の所定の機関15としては、データサーバー12のある管理機関Cであってもよく、管理機関Cを介して診断情報Jを消防署(所定の機関15)や緊急連絡先16へ送信してもよい。なお、この場合、緊急連絡先16の電話番号等は、蓄積されていく身体検診情報Iと関連付けられて(識別番号に従って)データサーバー12に保存されている。
また、本発明の電子玩具Aは、無線インターネットを介して外部のデータサーバー12や情報端末13と通信が可能であるが、別の電子玩具Aとの間でも、無線で各種データ通信を行わせてもよい。
さらに、検診センサ2にて身体検診情報Iの入力が開始又は完了すると、その情報Iの入力をトリガとして演算処理手段3の記憶装置に予め保存されたプログラムに従って、スピーカ7から電子玩具Aが音声又は鳴き声を発声したり、アクチュエータ8が作動して玩具本体1を動作させる。これにより、身体検診情報Iの取得(取得完了)を利用者に伝えることができる。
そして、この遠隔健康管理システムの導入について説明すると、管理機関Cが、利用者及び医療介護機関Mと契約を結び、利用者は管理機関Cから付与された電子玩具Aから身体検診情報Iを管理機関Cのデータサーバー12へ送信し、データサーバー12が身体検診情報Iを蓄積する。そして、医療介護機関Mは蓄積された利用者の身体検診情報Iを受信することとなる。
なお、このシステムの契約において、電子玩具Aとデータサーバー12との間、データサーバー12と情報端末13との間において、ユーザー名、パスワード、相手先の名称が取り決められ、データサーバー12がこれらを保存・管理し、セキュリティを確保している。
即ち、医療介護機関Mは情報端末13にユーザー名等を入力することで、データサーバー12にアクセス可能となる。
なお、医療介護機関Mは、契約を結んだ利用者の身体検診情報Iをいつでも任意に選択して取り出すことができる。つまり、データサーバー12には医療介護機関Mと契約した患者が(識別番号と関連付けられて)登録されており、医療介護機関Mがデータサーバー12に蓄積された身体検診情報Iを基に、電子玩具Aの利用者に対して通信ネットワークNを介して音声通信により遠隔診察・遠隔介護を行う。
また、本発明の電子玩具Aは利用者に対して、予め保存させた操作案内データにより演算処理手段3が、身体検診情報Iの取得操作を音声案内させるようにしてもよい。
さらに、演算処理手段3には、時間の経過に伴い電子玩具Aを成長させていくプログラムが予め保存されており、これにより、常に電子玩具Aを常に新鮮な玩具として保つことができる。
以上のように本発明によれば、玩具本体1と、玩具本体1の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報Iを検知する検診センサ2と、玩具本体1の内部に設けられ検診センサ2からの身体検診情報Iを処理する演算処理手段3と、玩具本体1に設けられ演算処理手段3にて処理された身体検診情報Iを外部に送信させる通信インターフェース4と、を備えるため、利用者が玩具として接することで健康管理が行え、難しい操作を行うことなく、通信インターフェース4から血圧、体温、脈拍数等の身体検診情報の出力が可能となり、簡単に健康管理が行える。
また、玩具本体1は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、演算処理手段3と接続されて、目として機能するカメラ5と、耳として機能するマイク6と、口として機能するスピーカ7と、を備え、さらに、演算処理手段3から発信される動作信号に応じて玩具本体1を動作させるアクチュエータ8を備えているため、パーソナルコンピュータの操作が困難な利用者においても、手軽に利用可能であり、楽しく遊びながら健康管理が行える。
また、玩具本体1は、利用者による接触を検知するセンサ9を備え、演算処理手段3は、センサ9からの検知信号を受けると通電作動可能状態とさせる作動制御演算部10と、所定時間センサ9からの検知信号が途絶えると通電を切り待機状態とさせるタイマー演算部11と、を有するため、使用しない時に無駄な電力を消費せず、また、使用する際に電源を入れる操作が不要であり、取り扱いを簡単にすることができる。
さらに、情報端末であることを認識させずに使用させることができる。
さらに、玩具本体1と、玩具本体1の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報Iを検知する検診センサ2と、玩具本体1の内部に設けられ検診センサ2からの身体検診情報Iを処理する演算処理手段3と、玩具本体1に設けられ演算処理手段3にて処理された身体検診情報Iを通信ネットワークNを介して外部に送信させる通信インターフェース4と、通信ネットワークNを介して身体検診情報Iを受信し保存するデータサーバー12と、データサーバー12と通信しデータサーバー12に保存された身体検診情報Iを受信し診断情報Jを玩具本体1側へ送信する医療介護機関用情報端末13と、を備えるものであるため、電子玩具Aを、キーボードを持たない情報端末として使用することができ、子供や高齢者が電子玩具Aに触れることで簡単に健康管理が行える。
扱いが難しいキーボード操作やモニターを見てのマウス操作等を行わせることがないため操作が可能である。さらに、健康管理は、通信ネットワークNを介して医療介護機関Mにおいて、利用者の身体検診情報Iを専門医や介護人が受信し、利用者に対して適切な処置やアドバイスを発信させることができ、人対人のコミュニケーションが可能となる。
また、玩具本体1は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、玩具本体1に設けられた、耳として機能するマイク6と、口として機能するスピーカ7と、が演算処理手段3に接続され、マイク6からの利用者の発声が音声情報として通信ネットワークNを介して医療介護機関用情報端末13が有するスピーカから発声され、診断情報Jは診断音声情報とされて通信ネットワークNを介して診断音声情報が玩具本体1のスピーカ7から発声されるため、電子玩具Aが情報端末であることを感じさせず、親しみやすく、継続して使用することができるものとなる。従って、継続利用することが必要とされる健康管理システムにおいて有用なものとなる。
また、あたかも利用者は、電子玩具Aと会話しているようにコミュニケーションが取れ、医療介護機関Mは、カメラ5を通じて利用者の状況を視覚にて把握することができる。
玩具本体1と、玩具本体1の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報Iを検知する検診センサ2と、玩具本体1の内部に設けられ検診センサ2からの身体検診情報Iを処理する演算処理手段3と、玩具本体1に設けられ演算処理手段3にて処理された身体検診情報Iを通信ネットワークNを介して外部に送信させる通信インターフェース4と、通信ネットワークNを介して身体検診情報Iを受信し保存するデータサーバー12と、データサーバー12と通信しデータサーバー12に保存された身体検診情報Iを受信し診断情報Jを救急連絡信号として送信する医療介護機関用情報端末13と、を備えるため、利用者の様態が悪化し急を要する場合でも、利用者に変わって医療介護機関M側が救急車等の手配が可能となり、極めて有効なシステムとすることができる。
医療介護機関Mとは別の管理機関Cがデータサーバー12を備え、玩具本体1側からデータサーバー12が受信し保存した身体検診情報Iを、通信ネットワークNを介して医療介護機関用情報端末13へ送信させるため、医療介護機関Mが夫々サーバーを有する必要はなく、一つの管理機関Cが複数の医療介護機関Mと通信ネットワークNを介して接続できる。また、利用者の身体検診情報Iを一元管理でき、利用者の症状に応じてその利用者の電子玩具Aと複数の医療介護機関Mとを結ばせることができる。
本発明の遠隔健康管理システムの全体構成図である。 電子玩具のブロック図である。 電子玩具の簡略説明図である。
符号の説明
1 玩具本体
2 検診センサ
3 演算処理手段
4 通信インターフェース
5 カメラ
6 マイク
7 スピーカ
8 アクチュエータ
9 センサ
10 作動制御演算部
11 タイマー演算部
12 データサーバー
13 情報端末
C 管理機関
I 身体検診情報
J 診断情報
M 医療介護機関
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 玩具本体(1)と、該玩具本体(1)の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報(I)を検知する検診センサ(2)と、該玩具本体(1)の内部に設けられ該検診センサ(2)からの該身体検診情報(I)を処理する演算処理手段(3)と、該玩具本体(1)に設けられ該演算処理手段(3)にて処理された該身体検診情報(I)を外部に送信させる通信インターフェース(4)と、を備えたことを特徴とする電子玩具。
  2. 上記玩具本体(1)は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、上記演算処理手段(3)と接続されて、目として機能するカメラ(5)と、耳として機能するマイク(6)と、口として機能するスピーカ(7)と、を備え、さらに、上記演算処理手段(3)から発信される動作信号に応じて上記玩具本体(1)を動作させるアクチュエータ(8)を備えている請求項1記載の電子玩具。
  3. 上記玩具本体(1)は、利用者による接触を検知するセンサ(9)を備え、上記演算処理手段(3)は、該センサ(9)からの検知信号を受けると通電作動可能状態とさせる作動制御演算部(10)と、所定時間該センサ(9)からの検知信号が途絶えると通電を切り待機状態とさせるタイマー演算部(11)と、を有する請求項1又は2記載の電子玩具。
  4. 玩具本体(1)と、該玩具本体(1)の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報(I)を検知する検診センサ(2)と、該玩具本体(1)の内部に設けられ該検診センサ(2)からの該身体検診情報(I)を処理する演算処理手段(3)と、該玩具本体(1)に設けられ該演算処理手段(3)にて処理された該身体検診情報(I)を通信ネットワーク(N)を介して外部に送信させる通信インターフェース(4)と、該通信ネットワーク(N)を介して上記身体検診情報(I)を受信し保存するデータサーバー(12)と、該データサーバー(12)と通信し該データサーバー(12)に保存された上記身体検診情報(I)を受信し診断情報(J)を上記玩具本体(1)側へ送信する医療介護機関用情報端末(13)と、を備えることを特徴とする遠隔健康管理システム。
  5. 上記玩具本体(1)は人形又は動物のぬいぐるみとされ、また、該玩具本体(1)に設けられた、耳として機能するマイク(6)と、口として機能するスピーカ(7)と、が上記演算処理手段(3)に接続され、該マイク(6)からの利用者の発声が音声情報として上記通信ネットワーク(N)を介して上記医療介護機関用情報端末(13)が有するスピーカから発声され、上記診断情報(J)は診断音声情報とされて上記通信ネットワーク(N)を介して該診断音声情報が上記玩具本体(1)の上記スピーカ(7)から発声される請求項4記載の遠隔健康管理システム。
  6. 玩具本体(1)と、該玩具本体(1)の内部又は表面に設けられ利用者の身体検診情報(I)を検知する検診センサ(2)と、該玩具本体(1)の内部に設けられ該検診センサ(2)からの該身体検診情報(I)を処理する演算処理手段(3)と、該玩具本体(1)に設けられ該演算処理手段(3)にて処理された該身体検診情報(I)を通信ネットワーク(N)を介して外部に送信させる通信インターフェース(4)と、該通信ネットワーク(N)を介して上記身体検診情報(I)を受信し保存するデータサーバー(12)と、該データサーバー(12)と通信し該データサーバー(12)に保存された上記身体検診情報(I)を受信し診断情報(J)を救急連絡信号として送信する医療介護機関用情報端末(13)と、を備えることを特徴とする遠隔健康管理システム。
  7. 医療介護機関(M)とは別の管理機関(C)が上記データサーバー(12)を備え、上記玩具本体(1)側から該データサーバー(12)が受信し保存した上記身体検診情報(I)を、上記通信ネットワーク(N)を介して上記医療介護機関用情報端末(13)へ送信させる請求項4,5又は6記載の遠隔健康管理システム。
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