JP2003339796A - 介護ロボット - Google Patents

介護ロボット

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JP2003339796A
JP2003339796A JP2002151234A JP2002151234A JP2003339796A JP 2003339796 A JP2003339796 A JP 2003339796A JP 2002151234 A JP2002151234 A JP 2002151234A JP 2002151234 A JP2002151234 A JP 2002151234A JP 2003339796 A JP2003339796 A JP 2003339796A
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Masahito Takuhara
雅人 宅原
Shintaro Kumano
信太郎 熊野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被介護人が介護人に頼みにくい行動を把握す
るための介護ロボットを提供すること。 【解決手段】 本発明の介護ロボット1の演算部(1
0)は、作業分類データ(55)を参照して、センサ
(20)が検出した被介護人の動作、命令の言葉、移動
した場所、使用した物、及び介護機能で実施した作業内
容のいずれかもしくはいくつかの組合わせから、被介護
人の作業を判定し、作業を分類し、記憶部(50)は、
分類された作業を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護ロボットに関
し、特に作業した内容から介護プランを作成するため情
報を収集する介護ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】介護を受ける人(以下、被介護人)は、
介護人に介護を頼みにくい作業をする場合、介護人に頼
まないで黙って行なうことがある。具体的には、夜間の
トイレへの移動や、排泄行為などである。被介護人は介
護人に遠慮して、介護が必要な行為を介護なしで行なう
ため、事故が起きる可能性が高い。また、被介護人は、
介護人に介護を頼むのを遠慮して、介護が必要な行為を
我慢してしまう場合がある。生理現象を我慢する場合
は、体に良くないことがあり、また、行いたいことを我
慢するとストレスが発生し、精神衛生上よくない。
【0003】被介護人の介護プランを作成する介護プラ
ンナは、被介護人の普段の行動を把握するため、被介護
人にアンケートなどを取り生活の情況を質問する。しか
し、被介護人は頼みにくい作業などは正確に回答しない
場合がある。正確な回答が得られなければ、介護プラン
ナは、正しい介護プランを作成することができない。具
体的には、夜間の介護が必要な被介護人の介護プランに
おいて、夜間の介護を想定しないなどである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被介護人が介護人に頼
みにくい行動を把握するための介護ロボットを提供する
こと。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0006】本発明による介護ロボットは、被介護人を
介護する介護機能と、センサ(20)と、演算部(1
0)と、作業を判定するための情報を含む作業分類デー
タ(55)を記憶する記憶部(50)と、を具備する。
演算部(10)は、作業分類データ(55)を参照し
て、センサ(20)が検出した被介護人の動作、命令の
言葉、移動した場所、使用した物、及び介護機能で実施
した作業内容のいずれかもしくはいくつかの組合わせか
ら、被介護人の作業を判定し、作業を分類し、記憶部
(50)は、分類された作業を記録する。
【0007】上記の作業分類データ(55)は、センサ
(20)が検出した被介護人の動作、命令の言葉、移動
した場所、使用した物、及び介護機能で実施した作業内
容と、被介護人の作業の種類を関連付ける情報を含む。
【0008】さらに、記憶部(50)は、被介護人の動
作のデータを使用する人が設定する特定の作業である特
定作業を分類する特定作業データを記憶し、演算部(1
0)は、特定作業データを参照して、被介護人の作業か
ら特定作業のみを抽出し、記憶部(50)は、特定作業
を記憶する。
【0009】本発明の介護ロボットは、被介護人を介護
する介護機能と、演算部(10)と、記録部(50)
と、を具備する。演算部(10)は、介護機能で行なっ
た作業を分類し、記憶部(50)は、分類された作業を
記録する。
【0010】さらに、本発明の介護ロボットの記憶部
(50)は、被介護人の動作のデータを使用する人が設
定する特定の作業である特定作業を既定する特定作業デ
ータを記憶し、演算部(10)は、特定作業データを参
照して、作業から特定作業を抽出し、記憶部(50)
は、特定作業を記録する。
【0011】さらに、本発明の介護ロボットは、通信部
(70)を具備し、通信部(70)は、記録された作業
を、介護プランナの端末に送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る介護ロボット1の実施の形態を以下に説明する。
【0013】本発明の介護ロボット1は、被介護人の介
護を行なうことができる。さらに、介護ロボット1は、
被介護人の行動や依頼を受けた作業を記録する。被介護
人は、夜間の介護作業のため介護人を起こすことなどを
遠慮してしまうことがあるが、介護ロボット1であれば
遠慮する必要がない。介護人は、我慢することなく介護
ロボット1に介護を頼み、行ないたい行動することがで
きる。さらに、介護ロボット1は、被介護人に異常が発
生した場合、介護人、看護婦、医者などに連絡を行なう
ことができる。さらに、介護ロボット1は、被介護人
が、特に、介護人に頼みにくいような特定の項目につい
ても記録をすることができるため、介護プランナ、医
者、看護婦など(以下、介護プランナ等)は介護ロボッ
トの記録を参照して、被介護人の介護プランを作成する
ことができる。
【0014】図1に介護ロボット1の、外観の例を示
す。図1に示される介護ロボット1は、頭部2、胴部3
を持ち、カメラ21、マイク22、モニタ31、スピー
カ32、アーム42、移動機構41、ハンド43、通信
装置70等を具備している介護ロボット1が例示されて
いる。
【0015】介護ロボット1は、人間の各部に対応した
位置に、同様の機能を持つセンサや出力装置を備えるこ
とが、人とのコミュニケーションをとる上で好ましい。
具体的には、頭部2の人の目に対応する位置にカメラ2
1を備え、口の位置にスピーカ32を備え、耳の位置に
マイク22を備えること等である。人は通常相手の顔を
見て話しかけるので、介護ロボット1の顔の位置付近に
カメラ21を設置することで、正対した人の顔の画像を
撮影することもできる。また、人間の腕の様に肩および
肘に可動部を持つことで、人のような手振りや踊りがで
きる。人間に近い構成を持つことで、介護ロボット1を
使用する人は、介護ロボット1に親近感を持ち、介護ロ
ボット1を人と擬制して扱うようになる。特に、介護に
使用される介護ロボット1においては、利用者に親近感
を持たれ、家族や友人のように感じられる介護ロボット
1が望まれる。
【0016】図2に介護ロボット1の構成を示す。介護
ロボット1は、演算装置10、センサ20、出力装置3
0、動作装置40、記憶装置50、入力装置60、通信
装置70を具備する。
【0017】演算装置10は、機能的には中央演算部1
1、センサ情報処理部12、出力装置制御部13、動作
装置制御部14、通信情報処理部17を具備する。演算
装置10の上記各部は機能上の分類であり、装置の構成
は単数もしくは複数のCPUを具備するコンピュータに
代表される。
【0018】センサ情報処理部12は、センサ20が検
出した情報を処理し、中央演算部11に送信する。セン
サ情報処理部12はセンサ20の種類により、個別に構
成されてもよい。具体的には、カメラ21には画像処理
部が対応し、マイク22には音声処理部が対応する等で
ある。
【0019】出力装置制御部13は、中央演算部11が
決定した出力に関する指令に対応して、出力装置30の
制御を行なう。出力装置制御部13は、出力装置30に
より、個別に構成されてもよい。動作装置制御部14
は、中央演算部11が決定した動作に関する指令に対応
して、動作装置40の制御を行なう。動作装置制御部1
4は、動作装置40の種類により、個別に構成されても
よい。
【0020】センサ20は、カメラ21、マイク22、
赤外線センサ23、重量感知器24、触覚感知器25、
姿勢感知器26などに代表され、介護ロボット1に要求
される機能に合わせ、必要なセンサが、単数または複数
選択されて装着される。
【0021】カメラ21はCCDカメラに代表され、目
的物の探索ための撮影、介護ロボット1の移動時に経路
上の障害物を検出するための撮影、人を認識するための
撮影などに使用される。カメラ21で撮影された画像
は、センサ情報処理部12で画像処理される。カメラで
撮影された画像から、被介護人の異常を検出したり、動
作を記録したりすることもできる。
【0022】マイク22は、人の声を含む音声を検出
し、被介護人からの介護の命令の音声入力等に使用され
る。さらに、マイク22は、電子メールの音声入力、ま
たは、周辺の情報収集等にも使用される。
【0023】赤外線センサ23は、2点間の赤外線が切
断されることにより人や物の存在を確認するセンサや、
温度差により人の存在等を検出する赤外線カメラに代表
される。赤外線センサ23は、被介護人の体温分布など
を測定し、被介護人の異常を検出することができる。
【0024】重量感知器24は、介護ロボット1が物を
持ったときに重さを感知したり、物を持っていることを
検出したりする。触覚感知器25は、物にぶつかったこ
とや、持っている物の固さ、もしくは利用者に撫でられ
た、または、叩かれたことを検知する。姿勢感知器26
は、介護ロボット1が自身の姿勢を感知し、感知結果は
移動時などの姿勢制御に使用される。
【0025】その他、被介護人の生理的変化を検出する
センサが使用される場合がある。具体的には、脈拍計、
皮膚電位計、脳波計、血圧計などである。これらのセン
サで検出された生理的変化から、被介護人の健康状態を
検出することができる。
【0026】出力装置30は、モニタ31、スピーカ3
2、発光部33、印刷部34などに代表され、介護ロボ
ット1の機能に合わせ、必要な出力装置が単数または複
数選択されて装着される。
【0027】モニタ31は、液晶ディスプレイ等に代表
され、被介護人への質問や電子メール等の表示を行な
う。また、モニタ31は、その他の情報の表示を行なう
ことができる。
【0028】スピーカ32は、音声や音楽を出力する。
スピーカ32は、音声による情報提示や介護ロボット1
の会話に使用される。
【0029】発光部33は、介護ロボット1の顔に当た
る部分に設置されるLEDなどに代表される。発光部3
3は、発光するLEDの色や点滅により介護ロボット1
の情況等を示すことが出来る。また、介護ロボット1の
顔を表示し、表情を表現すこともできる。
【0030】印刷部34は、利用者の命令によりデータ
を印刷する場合等に使用される。
【0031】動作装置40は、移動機構41、アーム4
2、ハンド43、本体・首の動作機構44に代表され、
介護ロボット1の機能に合わせ、必要な動作装置が単数
または複数選択されて装着される。
【0032】移動機構41は、介護ロボット1が移動す
るための機構で、2足歩行用脚、4足歩行用脚、その他
の移動用脚、車輪、クローラ等に代表され、介護ロボッ
ト1が移動する場所や移動スピードに合わせて選択され
る。移動機構41は、利用者の命令に応答して作業をす
る場合に使用される。移動機構41は、介護ロボット1
が移動する範囲を移動できるように選択されて設置され
る。介護ロボット1は、移動機構41により移動する時
に、被介護人の支えになったり、手を引いたりすること
ができることが好ましい。
【0033】アーム42は、人の腕に相当する機能を有
し、介護ロボット1の本体に可動的に取り付けられ、ア
ーム42の先端にハンド43が取り付けられる。アーム
42は、物を持つ時に使用される。ハンド43は、アー
ム42の先に取り付けられ、物を掴む機能を有する。ハ
ンド43も、物を持つ時に使用される。アーム42とハ
ンド43により、物を把持したり、被介護人の手を引い
たりすることができる。
【0034】本体・首の動作機構44は、本体・首を振
ったり、回したりする機構で、方向転換、会話している
人の方へ向きの変更、センサ20の向きを変更するため
に使用される。
【0035】記憶装置50は、動作履歴51、通信情報
52、地図/領域情報53、個人認証データ54、行動
分類データ55、物データ56、などのデータから、介
護ロボット1に要求される機能に合わせ、必要なデータ
を記憶している。
【0036】動作履歴51は、介護ロボット1が行なっ
た動作を時刻に対応させて記録したデータである。動作
履歴により行動パターンやルーチンの行動を認識し、効
率よい行動パターンを学習することに利用される。さら
に、被介護人の命令により実施した介護動作を記憶する
ことができる。また、センサ20から検出した被介護人
の動作や、生理的変化などを記憶することができる。ロ
ボット1が介護のために実施した動作が、被介護人の動
作を識別するために使用される場合がある。
【0037】通信情報52は、電子メールなどの受信履
歴及び内容、担当する人のメールアドレス、メールサー
バ情報、アドレス帖などの通信に関する情報を含む。介
護プランナーなどに、データを送信するのに使用される
場合がある。また、通信情報52は、被介護人の異常を
ナースセンターなどに連絡するための情報が記憶され
る。
【0038】地図/領域情報53は、介護ロボット1が
移動するエリアの地図情報、担当する人に関連付けられ
た場所、物の位置、障害物情報などの情報を含む。地図
/領域情報53は、介護ロボット1が移動したときに入
手される情報により、順次更新されることが好ましい。
地図/領域情報53内の位置に関連付けられた情報によ
り、被介護人が移動した位置から被介護人の行動を検出
する場合もある。
【0039】個人認証データ54は、個人認証に使用さ
れるデータを含む。具体的には顔、指紋、手形、虹彩、
声紋、体型(骨格)などの特徴量、もしくは、暗証番
号、IDカード等に記憶された磁気もしくは電気的な情
報などのIDデータと、個人名を関連付ける情報を含
む。個人認証は、中央演算部11が、個人認証データ5
4と、センサ20や入力装置60から入手した特徴量や
IDデータを基に行なう。使用されるデータは、いずれ
か一つ、もしくはいずれかの組合せにより行なわれる。
本発明の、介護ロボット1は被介護人を個人認証して認
識することもできる。さらに、介護ロボット1は個人認
証データと合わせて、担当する人の名前、電話番号、住
所、IDナンバーなどの個人データを記憶している。個
人データは、個人認証データと分離して記憶していても
よい。また、個人データに被介護人の健康データを記憶
しておく場合もある。健康データは、体温、血圧、脈
拍、動悸などを含み、センサ20で検出した被介護人の
データと比較して異常があるか判断するのに使用される
場合がある。
【0040】行動分類データ55は、被介護人の行動が
分類され記憶されたデータである。行動分類データ55
は、被介護人の行動を分類するためのデータを含んでい
る。行動を分類するためのデータは、鍵となる動作、命
令に含まれる言葉、移動した場所、使用した物などによ
り被介護者の行動を分類するためのデータである。介護
ロボット1はセンサ20で検出した動作、言葉、物や移
動した場所などから被介護者の行動を分類して行動分類
データ55に記憶する。また、特定の時間に行なわれた
動作等も分類して記憶することができる。
【0041】物データ56は、介護ロボット1が担当す
るエリアもしくは特定のエリアにある物の情報と、その
位置、形、色、大きさ、重さ、機能等が関連付けられて
いる。物データ56は、介護ロボット1が物を探す場合
などに使用される。また、物データ56は、被介護人か
らの命令により物を取ったりする行動に使用される。
【0042】入力装置60は、スイッチ61、キー6
2、カード読取装置63に代表され、介護ロボット1の
機能に合わせ、必要な入力装置が単数または複数選択さ
れて装着される。
【0043】スイッチ61は、電源入切や各種設定など
を行なうためのスイッチである。複数のキー62はキー
ボード等を形成し、暗証番号の入力や各種設定、命令を
入力することができる。また、利用者は、キー62で電
子メールの入力をすることができる。カード読取装置6
3は、個人認証時に、IDカードの磁気や電気的信号を
読み取るために使用される場合がある。
【0044】通信装置70は、送受信部71を具備し、
インターネットやイントラネットを通じて、電子メール
等の情報を送受信できる。通信は、無線通信であること
が好ましい。記録された被介護人のデータは、ネットワ
ークを通じて、介護プランナ、看護婦、医者が入手する
こともできる。さらに、介護ロボット1は、通信装置7
0を使用して、介護人やナースセンタなどに被介護人の
異常を通報することができる。
【0045】(動作の説明)図3を参照して、本発明の
介護ロボットが被介護人の特定の行動を記録する場合の
動作が説明される。被介護人は、介護ロボット1に介護
のための作業依頼をする(SA1)。具体的には、トイ
レに移動するので介添を依頼することなどである。ま
た、介護ロボット1が、センサ20により被介護人が作
業するのを観察するだけの場合もある。介護ロボット1
は介護に必要な公知技術の機能を、要求される機能に合
わせて備えることができる。
【0046】介護ロボット1は、被介護人からの命令を
センサ20または入力装置60で取得し、演算装置10
および動作装置40等で、命令された作業を実施し(S
B1)、作業内容と時間を記録装置50に記録する(S
B2)。また、センサ20等で検出した被介護者の動作
を、記録装置50で記憶する事もできる。介護ロボット
1はさらに、演算装置10で記録した作業を作業内容や
作業日時から分類する(SB3)。分類は、介護プラン
ナにより決められるが、具体的には、食事、睡眠、排
泄、テレビを見る、読者、歩行(散歩)、会話、仕事な
どで、被介護者の日常の行動により決められる。さら
に、実施する時刻により分類とすることもできる。
【0047】介護ロボット1は、記録された作業の記録
から、既定された特定作業を抽出する(SB4)。特定
作業となる条件は、介護プランナ等により事前に設定さ
れて入力されている。入力された設定は特定作業データ
として記憶装置50に記憶される。具体的には、特定作
業データは、夜間の作業、排泄などの被介護人が介護人
に介護を頼みにくい作業または質問に答えにくい作業を
規定するデータである。介護プランナは介護プランを作
成する上で必要な作業の分類や特定作業を自由に決める
ことができることが好ましい。介護ロボット1は、作業
の分類や作業の実施時刻から特定作業であることが判定
できる。
【0048】介護ロボット1は、演算装置10で特定作
業を集計し(SB5)、通信装置70で、介護プランナ
等の端末にインターネット等のネットワークを通じて送
信する。(SB6)
【0049】介護プランナ等の端末は、介護ロボット1
からの情報を受信する(SC1)。介護プランナ等は、
自分の端末から被介護人の特定作業の情報を入手し(S
D1)、この情報に基づいて介護プランを作成すること
ができる(SD2)。
【0050】介護ロボット1が、被介護人の介護を行な
うことで、被介護人は介護人に遠慮や我慢することな
く、行ないたい作業を行なうことができる。この作業を
介護ロボット1が記録することにより、被介護人の要求
に沿った生活行動を把握することができる。さらに、介
護ロボット1が、被介護人が言いにくい作業を特に抽出
することで、被介護人から聞くことなく、かつ、正確
に、被介護人生活を把握することができる。これによ
り、介護プランナ等は、より良い介護プランを作成する
ことができる。
【0051】
【発明の効果】被介護人が介護人に頼みにくい行動を把
握するための介護ロボットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の介護ロボットの外観の例を示
す。
【図2】図2は本発明の介護ロボットの構成を示す。
【図3】図3は本発明において、介護ロボットが被介護
人の特定の動作を記録するフローを示す。
【符号の説明】
1 介護ロボット 2 頭部 3 胴部 10 演算装置 11 中央演算部 12 センサ情報処理部 13 出力装置制御部 14 動作装置制御部 17 通信情報処理部 20 センサ 21 カメラ 22 マイク 23 赤外線センサ 24 重量感知器 25 触覚感知器 26 姿勢感知器 30 出力装置 31 モニタ 32 スピーカ 33 発光部 34 印刷部 40 動作装置 41 移動機構 42 アーム 43 ハンド 44 本体/首動作機構 50 記憶装置 51 動作履歴 52 通信情報 53 地図/領域情報 54 個人認証データ 55 行動分類データ 56 物データ 60 入力装置 61 スイッチ 62 キー 70 通信装置 71 送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 AS34 AS35 CS08 KS39 KT04 KX02 WA03 WA13 WA16 WC07 WC11 4C341 LL06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被介護人を介護する介護機能と、 センサと、 演算部と、 作業を判定するための情報を含む作業分類データを記憶
    する記憶部と、を具備し、 前記演算部は、前記作業分類データを参照して、前記セ
    ンサが検出した前記被介護人の動作、命令の言葉、移動
    した場所、使用した物、及び前記介護機能で実施した作
    業内容のいずれかもしくはいくつかの組合わせから、被
    介護人の作業を判定し、前記作業を分類し、 前記記憶部は、分類された作業を記録する、 介護ロボット。
  2. 【請求項2】前記作業分類データは、前記センサが検出
    した前記被介護人の動作、命令の言葉、移動した場所、
    使用した物、及び前記介護機能で実施した作業内容と、
    被介護人の作業の種類を関連付ける情報を含む、請求項
    1に記載された介護ロボット。
  3. 【請求項3】さらに、前記記憶部は、前記被介護人の動
    作のデータを使用する人が設定する特定の作業である特
    定作業を分類する特定作業データを記憶し、 前記演算部は、前記特定作業データを参照して、前記被
    介護人の作業から前記特定作業のみを抽出し、 前記記憶部は、前記特定作業を記憶する、請求項1また
    は2のいずれかに記載された介護ロボット。
  4. 【請求項4】被介護人を介護する介護機能と、 演算部と、 記録部と、を具備し、 前記演算部は、前記介護機能で行なった作業を分類し、 前記記憶部は、分類された作業を記録する、 介護ロボット。
  5. 【請求項5】さらに、前記記憶部は前記被介護人の動作
    のデータを使用する人が設定する特定の作業である特定
    作業を既定する特定作業データを記憶し、 前記演算部は、前記特定作業データを参照して、前記作
    業から特定作業を抽出し、 前記記憶部は、前記特定作業を記録する、請求項4に記
    載された介護ロボット。
  6. 【請求項6】さらに、通信部を具備し、前記通信部は、
    記録された前記作業を、介護プランナの端末に送信す
    る、請求項1〜5のいずれかに記載された介護ロボッ
    ト。
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