JP2005110876A - カプセル型医療装置導入補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カプセル型医療装置を飲み込むための条件(流体の量など)を一定にし、被検者が寝た状態でも容易に飲み込むことができるカプセル型医療装置導入補助具を実現する。
【解決手段】カプセル型医療装置導入補助具1は、カプセル型医療装置2を体腔内へ導入する補助具である。カプセル型医療装置導入補助具1は、カプセル型医療装置2を飲み込むための流体3を収納する収納部11と、この収納部11に連通して設け、先端側にカプセル型医療装置2を着脱自在に取り付けて収納部11に収納されている流体3と共に、カプセル型医療装置2を射出可能な装着部12と、を有して構成されている。更に好ましくは、カプセル型医療装置導入補助具1は、装着部12と収納部11との間に、装着部12を口腔内へ導入するための口腔内導入部13が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体内などを検査するカプセル型医療装置を体腔内へ導入するためのカプセル型医療装置導入補助具に関する。
近年、カプセル型医療装置は、医療用分野において使用される状況になって来ている。このカプセル型医療装置は、内視鏡における細長な挿入部を必要とせず、患者が飲み込み易いように形成されている。
従来のカプセル型医療装置は、例えば、PCT WO01/35813 A1号公報に記載されているように予め収納パッケージに収納されており、使用する直前にこの収納パッケージから取り出して用いられるようになっている。
PCT WO01/35813 A1号公報
しかしながら、上記PCT WO01/35813 A1号公報に記載のカプセル型医療装置は、どのようにして体腔内に導入するかに関して言及されていない。
通常、被検者が立った状態又は座った状態など上半身を起こした状態において、被験者は、先ず、カプセル型医療装置を口に含み、コップに入れた水と共に嚥下することで、カプセル型医療装置を体内に取り込む。
この上半身を起こした状態において、体内に取り込まれたカプセル型医療装置は、重力の影響により、飲み込んだ水と共に食道や胃などの体腔内管腔を速く通過してしまう。この場合、カプセル型医療装置は、蠕動運動によりゆっくりと体腔内管腔を通過させて観察画像を得たり、薬剤散布や治療処置等を行うことが困難である。また、砂漠や密林などの地域や地震や火事などの災害時によっては、カプセル型医療装置を飲み込むための清浄な水を確保できない場合がある。
さらに、また、被験者が寝ている状態において、コップに入れた水と共にカプセル型医療装置を嚥下することは困難である。この場合、被験者は、コップに入れた水をこぼしたり、むせてしまい、カプセル型医療装置を水と共に飲み込むことは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、カプセル型医療装置を飲み込むための条件(流体の量など)を一定にし、被検者が寝た状態でも容易に飲み込むことができるカプセル型医療装置導入補助具を提供することを目的とする。
本発明による第1のカプセル型医療装置導入補助具は、カプセル型医療装置を体腔内へ導入する補助具であって、前記カプセル型医療装置を飲み込むための流体を収納する収納部と、前記収納部に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付けて前記収納部に収納されている前記流体と共に、前記カプセル型医療装置を射出可能な装着部と、を具備したことを特徴としている。
本発明による第2のカプセル型医療装置導入補助具は、前記第1のカプセル型医療装置導入補助具において、前記装着部と前記収納部との間に、前記装着部を口腔内へ導入するための口腔内導入部を設けたことを特徴としている。
本発明による第3のカプセル型医療装置導入補助具は、前記第1のカプセル型医療装置導入補助具において、前記収納部に前記装着部を着脱自在に設けたことを特徴としている。
本発明のカプセル型医療装置導入補助具は、カプセル型医療装置を飲み込むための条件(流体の量など)を一定にし、被検者が寝た状態でも容易に飲み込むことができるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図5は本発明の第1実施例に係わり、図1は第1実施例のカプセル型医療装置導入補助具を示す説明図、図2はカプセル型医療装置の観察方向が射出方向と逆向きとなるように取り付けた際の装着部付近の説明図、図3はカプセル型医療装置を射出する際の様子を示す装着部付近の説明図、図4は第1の変形例を示すカプセル型医療装置導入補助具の装着部付近の説明図、図5は第2の変形例を示すカプセル型医療装置導入補助具の構成図である。
図1に示すように本発明の第1実施例のカプセル型医療装置導入補助具(以下、単に導入補助具)1は、被験者が寝ている状態において、カプセル型医療装置2を被験者の体腔内へ導入する補助具である。
前記カプセル型医療装置2は、被検者の口腔から飲み込まれることにより体腔内管路を通過し、体腔内管路内壁面を例えば、光学的に撮像して画像データを得るようになっている。なお、カプセル型医療装置2は、図示しない体外ユニットへの無線通信により画像データを得るか又は体腔内から回収されて画像データを得るようになっている。
前記導入補助具1は、前記カプセル型医療装置2を飲み込むための流体3を収納する収納部11と、この収納部11に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置2を着脱自在に取り付けて前記収納部11に収納されている前記流体3と共に、前記カプセル型医療装置2を射出可能な装着部12と、を有して構成されている。なお、前記導入補助具1は、前記装着部12と前記収納部11との間に、前記装着部12を口腔内へ導入するための口腔内導入部13が設けられている。
前記収納部11は、ゴムなどの軟性部材により形成され、気密状態を保ちながら内部に前記流体3を30cc〜50cc程度の所定量収納するようになっている。前記収納部11に収納する流体3としては、粘液除去・消泡効果を有するガスコン水,ミネラル水などの液体や空気などの気体、ゼリーなどのゲル状物質などがある。
前記収納部11は、後端側を握りつぶす(圧縮する)ことにより、内部に収納している流体3が装着部12側へ流動(移動)し、装着部12に着脱自在に装着した前記カプセル型医療装置2を前方へ押し出して射出する方向の所定の力が生じるように前記軟性部材が厚く形成されている。
前記装着部12は、変形しないように前記軟性部材により厚く形成され、先端部が更に厚く形成されている。前記装着部12の先端部は、前記カプセル型医療装置2を容易に嵌め込むことが可能であり、嵌め込んだカプセル型医療装置2を保持し、且つ前記収納部11に収納している流体3が漏れないように所定の保持力を有している。
そして、前記装着部12は、前記収納部11から流体3が流動(移動)して流入し、前記収納部11から伝達された力が保持力に抗して前記カプセル型医療装置2に作用する。すると、前記装着部12は、前記カプセル型医療装置2の保持が外れ、カプセル型医療装置2を流体3と共に前方へ射出するようになっている。
なお、前記装着部12は、咽頭付近の内壁に前記カプセル型医療装置2が急激に接触する(激しく当接する)ほどではなく、前記カプセル型医療装置2を飲み込み易いほどの所定の射出力となるように保持力が調整されている。
前記口腔内導入部13は、変形しないように前記軟性部材により厚く形成され、前記装着部12を口腔内に導入可能な長さとなっている。この口腔内導入部13の長さは、前記装着部12が咽頭付近まで挿入された際に、前記収納部11が口腔外部に配置されるように、少なくとも口腔内部よりも長く形成されている。なお、口腔の長さは、被験者の年代や性別、個人差により異なる。このため、前記導入補助具1は、例えば、S,M,Lなどサイズにより異なる長さの口腔内導入部13を備えた補助具がラインナップされている。
従って、前記導入補助具1は、前記口腔内導入部13により前記収納部11を口腔外部より配置できるので、前記収納部11を握りつぶす(圧縮する)操作がし易くなっている。また、前記導入補助具1は、咽頭付近において前記カプセル型医療装置2を射出できるので、前記カプセル型医療装置2の射出方向がより定まり、前記カプセル型医療装置2に余計な回転が加わらないようになっている。
なお、前記導入補助具1は、前記収納部11と、前記装着部12と、前記口腔内導入部13とが一体的に構成されている。また、図1中において、前記カプセル型医療装置2は、観察方向が射出方向を向くように前記装着部12に取り付けられているがそれとは逆に図2に示すように観察方向が射出方向と逆向きになるようにカプセル型医療装置2を前記装着部12に取り付けてもよい。
このように構成されている導入補助具1は、例えば、前記収納部11に前記流体3を収納した後、前記カプセル型医療装置2を着脱自在に嵌め込んだ状態においてパッケージされて保持されるようになっている。このとき、導入補助具1は、上述したように装着部12の先端部にカプセル型医療装置2を容易に嵌め込むことが可能であり、嵌め込んだカプセル型医療装置2が所定の保持力により保持され、且つ収納部11に収納している流体3が漏れない。
そして、導入補助具1は、カプセル型医療装置2を使用する際に、パッケージから解放されて寝ている状態の被験者に対して用いられる。
ここで、従来は、砂漠や密林などの地域や地震や火事などの災害時によっては、カプセル型医療装置を飲み込むための清浄な水を確保できない場合がある。しかしながら、本実施例の導入補助具1は、予めカプセル型医療装置2を飲み込むための流体3が収納部11に収納されており、この収納部11を握りつぶす(圧縮する)ことで流体3と共にカプセル型医療装置2を飲み込むことが容易である。
導入補助具1は、寝ている状態の被験者の口腔内にカプセル型医療装置2を装着したままの装着部12が挿入され、咽頭付近にまで導入される。このとき、導入補助具1は、上述したように装着部12が咽頭付近まで挿入されても収納部11が口腔外部に配置され、収納部11が操作し易い。
そして、導入補助具1は、収納部11を握りつぶす(圧縮する)操作が行われる。このとき、導入補助具1は、収納部11の後端側を握りつぶす(圧縮する)ことにより、内部に収納している流体3が装着部12側へ流動(移動)し、装着部12に着脱自在に装着したカプセル型医療装置2を前方へ押し出して射出する方向の所定の力が生じる。
そして、導入補助具1は、収納部11から所定の力により流体3が流動(移動)して口腔内導入部13を介して装着部12に流入する。このとき、導入補助具1は、上述したように口腔内導入部13及び装着部12が厚く形成されているので、これら口腔内導入部13及び装着部12の変形が起こらない。
そして、導入補助具1は、前記収納部11から前記装着部12に流動(移動)して流入してきた流体3が前記装着部12の保持力に抗して前記カプセル型医療装置2に作用する。すると、導入補助具1は、前記カプセル型医療装置2の保持が外れ、図3に示すようにカプセル型医療装置2を流体3と共に前方へ射出する。このとき、前記カプセル型医療装置2は、咽頭付近において射出されるので、射出方向が定まり余計な回転が加わらない。
そして、カプセル型医療装置2は、被検者の口腔から飲み込まれることにより体腔内管路を通過し、体腔内管路内壁面を例えば、光学的に撮像して画像データを得る。
このとき、被験者が寝ている状態であるので、カプセル型医療装置2は、食道や胃などの体腔内管腔を蠕動運動によりゆっくりと通過して所望の観察画像を得たり、薬剤散布や治療処置等を行うことが可能である。
この結果、本実施例の導入補助具1は、カプセル型医療装置を飲み込むための流体3を確保でき、カプセル型医療装置を飲み込むための条件(流体3の量など)を一定にし、被検者が寝た状態でも容易に飲み込むことができるという効果を得ることができる。
なお、導入補助具は、図4に示すように装着部を構成してもよい。
図4に示すようにカプセル型医療装置2Bは、後端部に突起部21が設けられている。一方、導入補助具1Bは、前記カプセル型医療装置2Bの突起部21を嵌め込んで保持する小径の装着部12Bが設けられている。これにより、前記導入補助具1Bは、前記装着部12Bが前記カプセル型医療装置2Bの突起部21のみを嵌め込んでいるので、前記カプセル型医療装置2Bの全周ではなく突起部21のみに射出力がかかり、射出力を抑制することができる。
従って、導入補助具1Bは、咽頭付近の内壁に前記カプセル型医療装置2Bが急激に接触することを十分に防止できる。
なお、導入補助具は、図5に示すように口腔内導入部を設けることなく構成してもよい。
図5に示すように導入補助具1Cは、収納部11と装着部12とを有して構成されている。なお、前記導入補助具1Cは、前記収納部11と、前記装着部12とが一体的に構成されている。
従って、前記導入補助具1Cは、口腔入り口付近において、カプセル型医療装置2を流体3と共に前方へ射出するようになっている。それ以外の構成は、上記導入補助具1とほぼ同様なので説明を省略する。
図6は本発明の第2実施例に係るカプセル型医療装置導入補助具を示す構成図である。
上記第1実施例は前記収納部11と、前記装着部12と、前記口腔内導入部13とが一体的に構成されているが、第2実施例は収納部にシリンジを用いて構成する。それ以外の構成は上記第1実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
すなわち、図6に示すように第2実施例の導入補助具1Dは、収納部としてのシリンジ22を装着部12Dの後端部23に着脱自在に取り付けて構成されている。
前記装着部12Dは、後端部23が前記シリンジ22の先端側に接続可能に開口して前記シリンジ22の先端側細径部22aを容易に嵌め込むことが可能であり、嵌め込んだシリンジ22の先端側細径部22aを保持し、且つ前記シリンジ22に収納している流体3が漏れないように所定の保持力を有している。
一方、前記シリンジ22は、前記装着部12Dの後端部23から外れないように前記先端側細径部22aの外周面にローレット加工を施している。前記シリンジ22は、前記導入補助具1の収納部11と同様に内部に30cc〜50cc程度の所定量の流体3を収納するようになっている。
このように構成されている第2実施例の導入補助具1Dは、前記シリンジ22に前記流体3を収納した後、前記カプセル型医療装置2を着脱自在に嵌め込んだ前記装着部12Dを前記シリンジ22の先端側細径部22aに接続してパッケージ保持されるようになっている。
そして、導入補助具1Dは、カプセル型医療装置2を使用する際に、パッケージから解放されて寝ている状態の被験者に対して用いられる。
導入補助具1Dは、寝ている状態の被験者の口腔内にカプセル型医療装置2を装着したままの装着部12Dが挿入される。このとき、導入補助具1Dは、シリンジ22が口腔外部に配置され、操作し易い。
そして、導入補助具1Dは、シリンジ22のピストン22bを操作される。すると、導入補助具1Dは、シリンジ22内部に収納されている流体3が装着部12D側へ流動(移動)し、装着部12Dに着脱自在に装着したカプセル型医療装置2を前方へ押し出して射出する方向の所定の力が生じる。
そして、導入補助具1Dは、前記シリンジ22から前記装着部12Dに流動(移動)して流入してきた流体3が前記装着部12Dの保持力に抗して前記カプセル型医療装置2に作用する。すると、導入補助具1Dは、前記カプセル型医療装置2の保持が外れ、カプセル型医療装置2を流体3と共に前方へ射出する。以降、カプセル型医療装置2の動作は、上記第1実施例と同様である。
これにより、導入補助具1Dは、上記第1実施例と同様な効果を得ることができる。
図7ないし図10は本発明の第3実施例に係わり、図7は第3実施例のカプセル型医療装置導入補助具を示す構成図、図8は図7の連結部材及び収納部の構成を示す説明図、図9は図8の連結部材を収納部に接続してカプセル型医療装置を射出する際の様子を示す説明図、図10は連結部材の変形例を示す説明図であり、図10(A)は変形例の連結部材の外観図、図10(B)は図10(A)の断面図である。
上記第1実施例は前記収納部11と、前記装着部12と、前記口腔内導入部13とが一体的に構成されているが、第3実施例は装着部を収納部に着脱自在に構成する。それ以外の構成は上記第1実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
すなわち、図7に示すように第3実施例の導入補助具1Eは、前記装着部として収納部11Eに着脱自在な連結部材24が設けられている。
図8に示すように前記連結部材24は、前記カプセル型医療装置2を着脱自在に取り付ける取付部25と、前記収納部11Eに着脱自在な接続部26とを有している。
前記接続部26は、前記収納部11Eに螺合する雌ねじ部26aが形成されている。前記接続部26は、内部に形成されている連通路27に、前記収納部11Eの後述する薄肉部分を穿設するための穿設部28が設けられている。
一方、前記収納部11Eは、前記連結部材24の雌ねじ部26aが螺合する雄ねじ部29aが先端側細径部29の外表面に形成されており、内部に前記流体3を収納封止するための薄肉部分30が設けられている。
そして、導入補助具1Eは、使用する直前に前記収納部11Eの雄ねじ部29aに前記連結部材24の雌ねじ部26aが螺合されることにより、前記連結部材24が前記収納部11Eに接続されると共に、前記連結部材24の前記穿設部28が前記収納部11Eの前記薄肉部分30を穿設することにより前記連結部材24の連通路27に前記流体3が流入されるようになっている。
このように構成されている第3実施例の導入補助具1Eは、前記流体3を収納封止した前記収納部11Eと、前記カプセル型医療装置2を着脱自在に取り付けた前記連結部材24とが個別にパッケージ保持されるようになっている。
そして、導入補助具1Eは、カプセル型医療装置2を使用する際に、パッケージから解放されて寝ている状態の被験者に対して用いられる。
導入補助具1Eは、使用する直前に先ず、前記連結部材24を前記収納部11Eに接続される。すると、導入補助具1Eは、上述したように前記連結部材24の前記穿設部28が前記収納部11Eの前記薄肉部分30を穿設することにより前記連結部材24の連通路27に前記流体3が流入される。
そして、この連結部材24を前記収納部11Eに接続した状態において、導入補助具1Dは、寝ている状態の被験者の口腔内にカプセル型医療装置2を装着したままの連結部材24が挿入される。
そして、導入補助具1Eは、上記第1実施例で説明したのと同様に前記収納部11Eの後端側を握りつぶす(圧縮する)ことにより、内部に収納している流体3が連結部材24側へ流動(移動)し、図9に示すように連結部材24に着脱自在に装着したカプセル型医療装置2を前方へ押し出して射出する。以降、カプセル型医療装置2の動作は、上記第1実施例と同様である。
これにより、第3実施例の導入補助具1Eは、上記第1実施例と同様な効果を得ることに加え、使用する直前まで前記流体3が封止されるので、流体3の経時変化がない。
なお、連結部材は、図10(A),(B)に示すように構成してもよい。
図10(A),(B)に示すように連結部材24Bは、カプセル型医療装置2Fの図示しない内部スイッチを抑制するためのスイッチ抑制部として磁石31を内蔵している。
これにより、前記連結部材24Bは、前記カプセル型医療装置2Fが射出される直前まで、このカプセル型医療装置2Fの内蔵スイッチの作動を抑制することが可能となる。
なお、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
[付記]
(付記項1)
カプセル型医療装置を体腔内へ導入する補助具であって、
前記カプセル型医療装置を飲み込むための流体を収納する収納部と、
前記収納部に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付けて前記収納部に収納されている前記流体と共に、前記カプセル型医療装置を射出可能な装着部と、
を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項2)
前記装着部と前記収納部との間に、前記装着部を口腔内へ導入するための口腔内導入部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項3)
前記収納部に前記装着部を着脱自在に設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項4)
前記収納部に収納される前記流体は、液体又は気体若しくはゲル状物質であることを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項5)
前記カプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項6)
前記装着部は、前記カプセル型医療装置の後端部に設けられた突起部を着脱自在に嵌め込んで保持する小径部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項7)
前記カプセル型医療装置を前記装着部に着脱自在に取り付けて前記装着部を前記口腔内に差し入れ、前記収納部を圧縮することにより前記装着部から前記流体と共に前記カプセル型医療装置を射出することを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項8)
前記収納部は、軟性部材により形成し、この軟性部材を圧縮することにより内部に収納している流体を前記装着部側へ押し出してこの装着部から前記カプセル型医療装置を前記流体と共に射出することを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項9)
前記収納部は、前記流体を収納可能なシリンジを用いたことを特徴とする付記項3に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項10)
前記装着部は、前記収納部に着脱自在な連結部材を用いたことを特徴とする付記項3に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項11)
前記カプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部は、前記装着部に設けた磁石であることを特徴とする付記項5に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項12)
前記連結部材は、前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付ける取付部と、前記収納部に着脱自在な接続部とを有したことを特徴とする付記項10に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項13)
前記収納部は、前記流体を収納封止するための薄肉部分を設け、
前記連結部材は、前記収納部に着脱自在に取り付ける際に、前記収納部に形成した薄肉部分を穿設する穿設部を設けた
ことを特徴とする付記項12に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項14)
カプセル型医療装置を体腔内へ導入する補助具であって、
前記カプセル型医療装置を飲み込むための流体を収納する収納部と、
前記収納部に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付けて前記収納部に収納されている前記流体と共に、前記カプセル型医療装置を射出可能な装着部と、
前記装着部と前記収納部との間に設け、前記装着部を口腔内へ導入するための口腔内導入部と、
を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項15)
カプセル型医療装置を体腔内へ導入する補助具であって、
気密状態を保ちながら内部に流体を収納する収納部と、
前記収納部に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付けて前記収納部に収納されている前記流体と共に、前記カプセル型医療装置を射出可能な装着部と、
を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置導入補助具。
(付記項16)
前記カプセル型医療装置を前記装着部に着脱自在に取り付けて前記口腔内導入部を前記口腔内に差し入れ、前記収納部を圧縮操作することにより前記装着部から前記流体と共に前記カプセル型医療装置を射出することを特徴とする付記項14又は15に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
第1実施例のカプセル型医療装置導入補助具を示す説明図である。 カプセル型医療装置の観察方向が射出方向と逆向きとなるように取り付けた際の装着部付近の説明図である。 カプセル型医療装置を射出する際の様子を示す装着部付近の説明図である。 第1の変形例を示すカプセル型医療装置導入補助具の装着部付近の説明図である。 第2の変形例を示すカプセル型医療装置導入補助具の構成図である。 第2実施例に係るカプセル型医療装置導入補助具を示す構成図である。 第3実施例のカプセル型医療装置導入補助具を示す構成図である。 図7の連結部材及び収納部の構成を示す説明図である。 図8の連結部材を収納部に接続してカプセル型医療装置を射出する際の様子を示す説明図である。 連結部材の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 カプセル型医療装置導入補助具
2 カプセル型医療装置
3 流体
11 収納部
12 装着部
13 口腔内導入部
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (3)

  1. カプセル型医療装置を体腔内へ導入する補助具であって、
    前記カプセル型医療装置を飲み込むための流体を収納する収納部と、
    前記収納部に連通して設け、先端側に前記カプセル型医療装置を着脱自在に取り付けて前記収納部に収納されている前記流体と共に、前記カプセル型医療装置を射出可能な装着部と、
    を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置導入補助具。
  2. 前記装着部と前記収納部との間に、前記装着部を口腔内へ導入するための口腔内導入部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
  3. 前記収納部に前記装着部を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置導入補助具。
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