JP2005108760A - 車両用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズにおける面状発光の輝度をさらに上げることにある。
【解決手段】LED2を発光させると、LED2からの光は、レンズ4の微細ピッチの反射系プリズム素子12群の入射面13に入射し、かつ、この微細ピッチの反射系プリズム素子12群の反射面14において反射し、特に、一部の光がレンズ4の法線方向V−Vに反射して、レンズ4から外部に照射される。このように、レンズ4の微細ピッチの反射系プリズム素子12群に入射したほとんど全ての光を外部に照射して照明光L1、L2、L3として利用することができるので、レンズ4における面状発光の輝度をさらに上げることができる。しかも、微細ピッチの反射系プリズム素子12群により、レンズ4においてさらに均一な面状発光が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】LED2を発光させると、LED2からの光は、レンズ4の微細ピッチの反射系プリズム素子12群の入射面13に入射し、かつ、この微細ピッチの反射系プリズム素子12群の反射面14において反射し、特に、一部の光がレンズ4の法線方向V−Vに反射して、レンズ4から外部に照射される。このように、レンズ4の微細ピッチの反射系プリズム素子12群に入射したほとんど全ての光を外部に照射して照明光L1、L2、L3として利用することができるので、レンズ4における面状発光の輝度をさらに上げることができる。しかも、微細ピッチの反射系プリズム素子12群により、レンズ4においてさらに均一な面状発光が得られる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、レンズが面状に発光する車両用照明装置、たとえば、ルームランプやアクセサリランプなど、また、リアガーニッシュやスカッフプレートなど、また、クリアランスランプなどの標識灯など、また、ターンシグナルランプなどの信号灯などの車両用照明装置に関するものである。
この種の車両用照明装置は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。この車両用照明装置は、光源(2)と、内部に照明室(11)が形成され、かつ、一面に前記照明室(11)と通じる開口部(12)が設けられているケーシング(4、40)と、前記開口部(12)に対向して配置されたレンズ(6、60)と、を備えるものである。
以下、前記の車両用照明装置の作用について説明する。光源(2)を点灯すると、この光源(2)から放射された光は、ケーシング(4、40)の照明室(11)内を進みながら、レンズ(6、60)を透過して外部に照射される。このとき、レンズ(6、60)が面状に発光する。
この発明は、前記の車両用照明装置の改良に係り、この発明が解決しようとする課題は、レンズにおける面状発光の輝度をさらに上げることにある。
この発明は、レンズに微細ピッチの反射系プリズム素子群を設ける、ことを特徴とする。
この発明の車両用照明装置は、光源からの光がレンズの微細ピッチの反射系プリズム素子群に入射すると、この微細ピッチの反射系プリズム素子群において反射してレンズから外部に照射される。このために、この発明の車両用照明装置は、レンズの微細ピッチの反射系プリズム素子群に入射したほとんど全ての光を外部に照射して照明光として利用することができるので、レンズにおける面状発光の輝度をさらに上げることができる。しかも、この車両用照明装置は、微細ピッチの反射系プリズム素子群により、レンズにおいてさらに均一の面状発光が得られる。
以下、この発明にかかる車両用照明装置の実施例のうちの6例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図9は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例1を示す。図において、1はこの実施例1における車両用照明装置である。この実施例1における車両用照明装置1は、光源2と、ケーシング3と、レンズ4とを備えるものである。
前記光源2は、光の放射角度θが約40°以下であるLEDから構成されている。前記LED2は、一般的なかつ標準的なLED(一般的に市販されているLED)であって、狭角タイプのLEDである。すなわち、前記LED2は、照射光の指向角(拡散角、半値角)が0°軸(光軸Z−Z)に対して約20°以下であるLEDである。また、前記LED2は、発生する光にはほとんど熱がなく、熱対策を必要としない。前記LED2は、ソケット5に着脱可能に取り付けられている。前記ソケット5は、ハーネスコード6を介して電源(バッテリー)に接続されている。
前記ケーシング3は、たとえば、白色系の樹脂材から構成されていて、長尺かつ薄型の中空の直方体のボックス形状をなす。すなわち、前記ケーシング3は、空箱形状をなす。前記ケーシング3の一端には、前記ソケット5が着脱可能に取り付けられるための取付孔7が設けられている。また、前記ケーシング3の内部には、直方体形状の照明室8が形成されている。さらに、前記ケーシング3の一面には、前記照明室8と通じる長方形の開口部9が設けられている。前記ケーシング3の開口部9の縁には、小長方形の係合孔10が設けられている。前記ケーシング3の取付孔7には、前記ソケット5が着脱可能に取り付けられている。この結果、前記ケーシング3の一端に光源としての前記LED2が配置されることとなる。
前記レンズ4は、たとえば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)から構成されていて、前記ケーシング3の開口部9を覆う細長い長方形のカバー形状をなす。前記レンズ4の縁には、係合爪11が前記ケーシング3の係合孔10に対応して設けられている。前記レンズ4の係合爪11を前記ケーシング3の係合孔10の縁に係合させる。すると、前記ケーシング3の開口部9の縁に前記レンズ4が配置されることとなり、かつ、前記ケーシング3の開口部9が前記レンズ4により覆われることとなる。
前記レンズ4の一面(裏面、内面、前記ケーシング3の照明室8に対向する側の面)には、微細ピッチ(非常に細かいピッチ)の反射系プリズム素子12群が設けられている。前記微細ピッチの反射系プリズム素子12群のピッチは、約0.3mm〜約1.0mmであり、この例では、約0.5mmである。また、前記レンズ4の反射系プリズム素子12は、いわゆる三角プリズムであって、入射面13(前記LED2と対向する側の面)と反射面14(前記入射面13と反対側の面)とから構成されている。前記反射系プリズム素子12は、図2〜図5に示すように、入射面13に入射したほとんど全ての光が反射面14において反射(全反射)して外部に照射光L1、L2、L3として照射される。
前記照射光L1は、反射面14においてほぼ垂直方向(法線方向V−Vに対して約−7°〜約+7°)に反射して外部に照射される照射光であって、入射面13に入射する光の入射角度(光軸Z−Zに対しての入射角度)が約10°の場合の照射光である。また、前記照射光L2は、反射面14において法線方向V−Vに対して約+7°〜約+28°に反射して外部に照射される照射光であって、入射面13に入射する光の入射角度が約30°の場合の照射光である。さらに、前記照射光L3は、反射面14において法線方向V−Vに対して約+28°〜約+51°に反射して外部に照射される照射光であって、入射面13に入射する光の入射角度が約80°の場合の照射光である。
以下、入射面13に入射したほとんど全ての光が反射面14において反射する条件(特に、入射面13に入射した光が反射面14においてほぼ垂直に反射する条件)について、前記入射面13の傾斜角度(法線V−Vに対する傾斜角度)θ11、θ12、θ13、θ14、および、前記入射面13と前記反射面14とがなす頂角の角度θ21、θ22、θ23、θ24との相対関係として説明する。ここで、入射面13に入射する光の入射角度を約10°を基準とし、前記レンズ4の材質をPMMAとし、前記レンズ4の屈折率を約1.49(n=1.49)とする。この場合において、前記反射系プリズム素子11の入射面13の傾斜角度θ11、θ12、θ13、θ14は、約5°〜約35°である。一方、前記反射系プリズム素子11の入射面13と反射面14とがなす頂角の角度θ21、θ22、θ23、θ24は、約46°〜約70°である。
たとえば、図2に示すように、傾斜角度θ11が約5°のとき、頂角の角度θ21が約46°である。また、図3に示すように、傾斜角度θ12が約10°のとき、頂角の角度θ22が約50°である。さらに、図4に示すように、傾斜角度θ13が約20°のとき、頂角の角度θ23が約58°である。さらにまた、図5に示すように、傾斜角度θ14が約35°のとき、頂角の角度θ24が約70°である。なお、前記の図5に示す反射系プリズム素子12は、入射面13と反射面14とが法線V−Vに対して対称(左右対称)であるから、後記の実施例2における車両用照明装置1Aや実施例3における車両用照明装置1Bのように、ケーシング3の両端にLED2、2がそれぞれ配置されていて、LED2、2の光が入射面13と反射面14との双方から入射する場合に最適である。図2〜図5においては、3個の反射系プリズム素子12が図示されていて、他の反射系プリズム素子群の図示が省略されている。
この実施例1にかかる車両用照明装置1は、上記のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
LED2を発光させると、LED2からケーシング3の照明室8側に光(光束)が放射される。このLED2からの光は、図1、図7に示すように、放射角度θが約40°以下の狭角の放射光束であるから、照明室8内において周囲に拡散放出しながら、照明室8の最深部(ケーシング3のLED2が配置されている側の端と反対側の端)まで届く。
この結果、LED2からの光は、レンズ4の反射系プリズム素子12群の入射面13に入射し、かつ、この反射系プリズム素子12群の反射面14において反射し、特に、一部の光がレンズ4の法線方向V−Vに反射して、レンズ4から外部に照射される。一方、照明室8内においては、LED2からの光であって周囲に拡散放出された光により満たされる。この光は、前記のLED2からの光と同様に、レンズ4の反射系プリズム素子12群の入射面13に入射し、かつ、この反射系プリズム素子12群の反射面14において反射し、特に、一部の光がレンズ4の法線方向V−Vに反射して、レンズ4から外部に照射される。これにより、レンズ4は、間接光でかつ高輝度でほぼ均一に面状に発光する。
この実施例1にかかる車両用照明装置1は、上記のごとき構成からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例1にかかる車両用照明装置1は、レンズ4の微細ピッチの反射系プリズム素子12群に入射したほとんど全ての光を外部に照射して照明光L1、L2、L3として利用することができるので、図9に示すように、レンズ4における面状発光の輝度をさらに上げることができる。すなわち、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、高輝度でほぼ均一な面状発光の間接照明が得られることとなる。しかも、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、間接光で高輝度でかつほぼ均一な面状発光により、不快な眩惑を与えることがない。
図9は、この実施例1にかかる車両用照明装置1と、前記の車両用照明装置(特許文献1、特許文献2)とのレンズ表面輝度の差を示すグラフである。横軸は、発光長(mm)を示す。すなわち、この横軸は、ケーシング3のLED2が配置された端から反対側の端までの長さであって、レンズ4の発光長を示すものである。この横軸において、0(mm)は、LED2の位置に対応し、300(mm)は、ケーシング3の反対側の端の位置に対応する。一方、縦軸は、レンズ表面輝度(比率)を示す。この縦軸において、レンズ4の表面はLED2からの光で発光するので、輝度が「0」と言うことはありえないので、最も小さい輝度を100%とし、この100%の輝度を基準としてレンズ4の表面輝度を比率で比較する。
前記の図9において、実線曲線は、実施例1にかかる車両用照明装置1によるレンズ4の表面輝度を示す曲線である。一方、破線曲線は、前記の車両用照明装置(特許文献1、特許文献2)によるレンズ4の表面輝度を示す曲線である。この図9中の実線曲線および破線曲線に示すように、実施例1にかかる車両用照明装置1によるレンズ4の表面輝度は、前記の車両用照明装置(特許文献1、特許文献2)によるレンズ4の表面輝度よりも高い。この結果、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、レンズ4における面状発光の輝度をさらに上げることができることとなる。
特に、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、LED2からの光の放射角度θが約40°以下であり、反射系プリズム素子12の入射面13の傾斜角度θ11、θ12、θ13、θ14が約5°〜約35°であり、反射系プリズム素子12の入射面13と反射面14とがなす頂角の角度θ21、θ22、θ23、θ24が約46°〜約70°である。このために、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、反射系プリズム素子12群の入射面13に入射した光の一部を、反射系プリズム素子12群の反射面14においてほぼ法線方向V−Vに確実に反射させることができる。これにより、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、レンズ4における面状発光の輝度をさらに上げることができることとなる。
また、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、レンズ4の反射系プリズム素子12群のピッチが約0.5mmと微細なので、この微細ピッチの反射系プリズム素子12群により、レンズ4においてさらに均一の面状発光が得られることとなる。
さらに、この実施例1にかかる車両用照明装置1は、LED2を光源とするので、LED2からの光には熱が発生しないので、熱対策を施す必要がなく、その分、構造が簡単となり、製造コストが安価となる。
図10は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例2を示す。図中、図1〜図9と同符号は、同一のものを示す。この実施例2における車両用照明装置1Aは、ケーシング3の両端にLED2をそれぞれ配置したものである。これにより、この実施例2における車両用照明装置1Aは、さらに高輝度かつ均一な面状発光の間接照明が得られることとなる。また、この実施例2における車両用照明装置1Aは、さらに長尺の面状発光の間接照明が得られることとなる。
図11は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例3を示す。図中、図1〜図10と同符号は、同一のものを示す。この実施例3にかかる車両用照明装置1Bは、前記の実施例2における車両用照明装置1Aと同様に、ケーシング3の両端にLED2をそれぞれ配置し、さらに、レンズ4の表面(反射系プリズム素子12群を設けた面と反対側の面)に配光制御手段15を設けたものである。前記配光制御手段15は、たとえば、魚眼プリズム(球形凸部のプリズム)やシリンドリカルプリズム(カマボコ形のプリズム)などである。これにより、この実施例3にかかる車両用照明装置1Bは、配光制御手段15で任意の配光が得られることとなる。このために、この実施例3にかかる車両用照明装置1Bは、イルミネーションなどの室内灯以外に、ターンシグナルランプなどの信号灯、また、クリアランスランプの標識灯として使用することができる。
図12は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例4を示す。図中、図1〜図11と同符号は、同一のものを示す。この実施例4にかかる車両用照明装置1Cは、ケーシング30およびレンズ40が発光面から見てほぼ正方形をなすものであり、かつ、複数個、この例では8個のLED2を並列に配置したものである。これにより、この実施例4にかかる車両用照明装置1Cは、さらに広い面状発光が得られることとなる。
図13、図14は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例5を示す。図中、図1〜図12と同符号は、同一のものを示す。この実施例5にかかる車両用照明装置1Dは、狭角タイプのLED2の代わりに広角タイプのLED16を使用する。この広角タイプのLED16は、放射角度θ1が約40°以上であり、かつ、出力が約1W〜約5Wの高出力(ハイワッテージ)であるLEDである。また、この実施例5にかかる車両用照明装置1Dは、放射角度θ1が約40°以上である広角タイプのLED16から放射された光を、ほぼ平行光に、もしくは、出射角度(放射角度)が約40°以下の光にするために、前記広角タイプのLED16に対向してコリメートレンズ17を配置する。このコリメートレンズ17としては、たとえば、フレネルレンズなどを使用する。
この実施例5にかかる車両用照明装置1Dは、ハイワッテージのLED16を使用するので、さらに高輝度の面状発光を得ることができる。しかも、この実施例5にかかる車両用照明装置1Dは、コリメートレンズ17を使用するので、放射角度θ1が約40°以上である広角タイプのLED16を使用しても、前記の実施例1にかかる車両用照明装置1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
図15、図16は、この発明にかかる車両用照明装置の実施例6を示す。図中、図1〜図14と同符号は、同一のものを示す。この実施例6にかかる車両用照明装置1Eは、狭角タイプのLED2や広角タイプのLED16の代わりに白熱バルブ18を使用する。また、この実施例6にかかる車両用照明装置1Eは、白熱バルブ18から放射された光を、ほぼ平行光に、もしくは、出射角度(放射角度)が約40°以下の光にするために、リフレクタ19を使用する。このリフレクタ19は、回転放物面、もしくは、断面放物線形状の反射面を有する。この反射面により、白熱バルブ18から放射された光を、ほぼ平行な反射光に、もしくは、出射角度(放射角度)が約40°以下の反射光とすることができる。また、この実施例6にかかる車両用照明装置1Eは、白熱バルブ18からの光であって、リフレクタ19の反射面で反射された光と、白熱バルブ18からの直射光とが利用される。
この実施例6にかかる車両用照明装置1Eは、上記の構成からなるので、前記の実施例1にかかる車両用照明装置1や前記の実施例5にかかる車両用照明装置1Dなどとほぼ同様の作用効果を達成することができる。
以下、前記の実施例1〜6以外の例について説明する。
なお、前記の実施例1〜6の車両用照明装置1、1A、1B、1C、1D、1Eにおいては、ケーシング3が白色系の樹脂材から構成されているものであるが、この発明においては、ケーシング3を白色形の樹脂以外の樹脂から構成されていても良い。この場合には、ケーシング3の照明室8の内壁面に白色系の塗料や銀色の塗料を塗装したりする。また、ケーシング3の照明室8の内壁面にホーニング加工を施しても良い。さらに、ケーシング3の照明室8の内面にアルミ蒸着を施しても良い。さらにまた、ケーシング3の照明室8の内面に金属系の光沢面を施しても良い。前記の高拡散高反射手段を1種類、もしくは、複種類組み合わせても良い。前記の高拡散高反射手段を施すことにより、LED2、LED16や白熱バルブ18(光源)からの光がさらに遠くにまで(光源が設けられている側と反対側の奥行まで)届くので、さらに十分な明るさでかつ均一なレンズ4の面状発光が得られる。
また、前記の実施例1〜6の車両用照明装置1、1A、1B、1C、1D、1Eにおいては、レンズ4の一面に反射系プリズム素子12群を一体に設けたものであるが、この発明においては、レンズ4と別体の部材に反射系プリズム素子12群を設け、この反射系プリズム素子12群の別体部材(たとえば、光学フィルム)をレンズ4に接着などしても良い。
さらに、前記の実施例1〜6の車両用照明装置1、1A、1B、1C、1D、1Eにおいては、レンズ4の反射系プリズム素子12群のピッチが約0.3mm〜約1.0mmであるが、この発明においては、金型による成形が可能であれば、たとえば、約0.3mm以下のピッチであっても良い。または、光学フィルムなどにより、約0.3mm以下のピッチであっても良い。レンズ4の反射系プリズム素子12群のピッチが細かければ細かいほど、明るさがさらに均一な面状発光を得ることができる。
さらにまた、前記の実施例1〜6の車両用照明装置1、1A、1B、1C、1D、1Eにおいては、ケーシング3の形状が断面四角形(光の放射方向に沿う断面では長方形、また、光の放射方向に対して直交する断面ではほぼ正方形)をなすが、この発明においては、ケーシングの形状が断面四角形以外でも良い。たとえば、断面U字形や断面三角形や断面五角形以上の多角形でも良い。
1、1A、1B、1C、1D、1E 車両用照明装置
2、16 LED(光源)
3、30 ケーシング
4、40 レンズ
5 ソケット
6 ハーネスコード
7 取付孔
8 照明室
9 開口部
10 係合孔
11 係合爪
12 反射系プリズム素子
13 入射面
14 反射面
15 配光制御手段
17 コリメートレンズ
18 白熱バルブ
19 リフレクタ
Z−Z 光軸
V−V 法線方向
θ、θ1 放射角度
θ11、θ12、θ13、θ14 傾斜角度
θ21、θ22、θ23、θ24 入射面と反射面とがなす頂角
L1、L2、L3 照射光
2、16 LED(光源)
3、30 ケーシング
4、40 レンズ
5 ソケット
6 ハーネスコード
7 取付孔
8 照明室
9 開口部
10 係合孔
11 係合爪
12 反射系プリズム素子
13 入射面
14 反射面
15 配光制御手段
17 コリメートレンズ
18 白熱バルブ
19 リフレクタ
Z−Z 光軸
V−V 法線方向
θ、θ1 放射角度
θ11、θ12、θ13、θ14 傾斜角度
θ21、θ22、θ23、θ24 入射面と反射面とがなす頂角
L1、L2、L3 照射光
Claims (3)
- 光源からの光がレンズを透過することにより前記レンズが面状に発光する車両用照明装置において、
光源と、
内部に照明室が形成され、かつ、一面に前記照明室と通じる開口部が設けられているケーシングと、
前記ケーシングの前記開口部に配置された前記レンズと、
を備え、
前記レンズには、微細ピッチの反射系プリズム素子群が設けられている、
ことを特徴とする車両用照明装置。 - 前記光源からの光の放射角度は、光軸に対して約20°であり、
前記レンズの前記微細ピッチの反射系プリズム素子群のピッチは、約0.3mm〜約1.0mmであり、
前記反射系プリズム素子の入射面の傾斜角度は、約5°〜約35°であり、
前記反射系プリズム素子の入射面と反射面とがなす頂角の角度は、約46°〜約70°である、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。 - 前記光源は、光の放射角度が約40°以下であるLEDから構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用照明装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |