JP2005108359A - 光ピックアップ装置及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性に悪影響を与えることがない光ピックアップ装置及びディスクドライブ装置を提供すること。
【解決手段】光源1と、光源1の出射光をディスク6に集光する対物レンズ5と、ディスク6の反射光を回折するホログラム光学素子4と、ホログラム光学素子4の回折光を検出する光検出器7を備えた光ピックアップ装置10であって、光検出器7は、光源1の波長変動に基づくホログラム光学素子4の回折角変化による光検出器上の光スポットの移動方向に対して略直交する分割線を有する光検出パターンを有し、光検出パターンは、ホログラム光学素子4の一の回折光(例えば+1次光)を検出する誤差検出用の第1の光検出パターンと、前記一の回折光とは異なる回折光(例えば−1次光)を検出する光検出器位置調整用の第2の光検出パターンI,Jとを含んで構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホログラム光学素子を用いた光学系、およびそれに用いられる光検出器を有した光ピックアップ装置およびディスクドライブ装置に関する。
従来、光ディスクドライブ装置の光ピックアップ装置にホログラム光学素子を用いたものが開発されている。ホログラム光学素子は、半導体レーザ、対物レンズ、光検出器と共に光ピックアップ装置を構成しており、フォーカスやトラッキングなどのサーボ制御のための誤差検出、及び再生信号の生成に用いられる。
半導体レーザを用いた光ピックアップ装置では、温度変化により光源の波長が変動する。
ホログラム光学素子を用いた光ピックアップ装置では、光源の波長変動によりホログラム光学素子の回折角が変化するため、光検出器上の光スポットが移動する。なお、光検出器は個別の複数のフォトディテクタと、各々のフォトディテクタで検出した信号を増幅する複数のアンプとで構成されている。光検出器の複数のフォトディテクタは、各々のフォトディテクタに対応した複数の光検出パターン(光検出領域)を有している。
このため、波長変動により光検出器上で光スポットが移動しても光スポットが検出パターンよりはみ出さないよう、光検出器の検出パターンは波長変動に基づく移動方向に対して長手の形状としてある。
そして、光ピックアップ装置のアセンブリ工程においては、光検出器の検出パターンの中心に光スポットがくるように調整する。
光ピックアップのアセンブリ工程において、光検出器の検出パターンの中心に光スポットを調整するため、誤差検出用信号を出力する光検出パターンのうち、前記波長変動による光スポット移動方向と直交する方向に分割線を設けた光検出パターンを設け、分割線上に光スポットを集光させて、分割線両側の光検出器出力の差分かゼロとなるよう光検出器を位置調整する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−132924号公報
従来技術による調整方法では、誤差検出用信号を出力する光検出パターンを波長変動による光スポット移動方向と直交する方向に分割するため、光検出パターンの分割数が増えた分だけアンプの数が増加する。特に近年の高速対応の記録・再生光ピックアップ装置では、周波数帯域が広く、ノイズレベルを十分に抑えた高性能アンプが必要となるため、アンプの数が増えるとトランジスタ構成自体が大きくなって回路規模が大きくなり、コスト的にも不利になるという問題があった。
また、一般に再生信号は各検出パターンからの誤差検出用信号を加算して作られるが、光検出パターンの分割数が増えるとアンプの数も増加して、加算信号である再生信号のノイズレベルが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性に悪い影響を与えることがない光ピックアップ装置及びディスクドライブ装置を提供することを目的とするものである。
本発明による光ピックアップ装置は、光源と、前記光源の出射光をディスクに集光する対物レンズと、前記ディスクの反射光を回折するホログラム光学素子と、前記ホログラム光学素子の回折光を検出する光検出器であって、前記光源の波長変動に基づく前記ホログラム光学素子の回折角変化による前記光検出器上の光スポットの移動方向に対して略直交する分割線を有する光検出パターンを有し、該光検出パターンは、前記ホログラム光学素子の一の回折光を検出する誤差検出用の第1の光検出パターンと、前記一の回折光とは異なる回折光を検出する第2の光検出パターンとを含んだ光検出器と、を具備したものである。
本発明の構成では、ホログラム光学素子の一の回折光を検出するメイン(誤差検出用)の光検出パターンのほかに、ホログラム光学素子の前記一の回折光とは異なる回折光を検出する第2の光検出パターンを設ける。第2の光検出パターンは、その第2の回折光の光スポット位置に光スポット移動方向と直交する分割線を有する。第2の光検出パターンは例えば光検出器位置調整用(位置合わせ用)にのみ使用されるので、メイン(誤差検出用)に用いる高性能アンプに比べて、その検出信号を増幅するアンプとしては、周波数帯域は数kHzあれば十分でありかつノイズレベルが高くても特に問題とならず、高速性も要しない簡単な構成のアンプを使用することができる。
また、誤差検出用の回折光とは異なる第2の回折光(例えば−1次光)を光検出器の位置調整手段に用いることにより、誤差検出用のメインの光検出パターンの分割数は変化しないため、誤差検出用のアンプ数は変わらず、誤差検出用信号の加算信号である再生信号のノイズレベルも変化しない。
本発明による光ピックアップ装置は、光源と、前記光源の出射光をディスクに集光する対物レンズと、前記ディスクの反射光を回折するホログラム光学素子と、前記ホログラム光学素子の回折光を検出する光検出器であって、前記光源の波長変動に基づく前記ホログラム光学素子の回折角変化による前記光検出器上の光スポットの移動方向に対して略直交する分割線を有する光検出パターンを有し、該光検出パターンは、前記ホログラム光学素子の一の回折光を検出する誤差検出用の第1の光検出パターンと、前記一の回折光とは異なる回折光を検出する第2の光検出パターンとを含んだ光検出器と、前記第1の光検出パターンによる検出信号を出力する第1の信号線端子と、前記第1の信号線端子とは別に設けられ、前記第2の光検出パターンよる検出信号を出力する第2の信号線端子と、を具備したものである。
この発明の構成では、前述の構成(第2の光検出パターンの構成)に加えて、サーボ制御用の誤差検出に用いる第1の光検出パターンによる検出信号を出力する第1の信号線端子とは別に、前記第2の光検出パターンよる検出信号を出力する第2の信号線端子を設けたので、第1の信号線端子のピン数を増やすことでメイン(誤差検出用)の信号線(通常、フレキシブル配線基板で構成される)の信号線数を増やす必要もない。第2の光検出パターンによる信号線が誤差検出用信号やこれを加算して得られる再生信号のノイズ特性に悪影響を与えることもない。
本発明において、前記第2の光検出パターンは、光検出器の位置調整のための光スポット検出に用いることが好ましい。
本発明において、 前記一の回折光及びこれとは異なる回折光は、±1次光であることを特徴とする。
本発明によるディスクドライブ装置は、上記の光ピックアップ装置を搭載したことを特徴とする。
本発明の光ピックアップ装置によれば、光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性に悪影響を与えることがない光ピックアップ装置を実現することができる。
本発明のディスクドライブ装置によれば、光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性にも悪影響を与えることがないディスクドライブ装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3は本発明の実施例1の光ピックアップ装置に係り、図1は光ピックアップ装置における光検出器の光検出パターンと、光検出パターン上の光スポットを説明する図である。図2は光ピックアップ装置の構成を説明する図である。図3は光ピックアップ装置におけるホログラム光学素子の分割パターンを説明する図である。
先ず、図2の光ピックアップ装置の構成から説明する。
図2において、光ピックアップ装置10は、半導体レーザ(例えば波長655nm)で構成される光源1と、偏光ビームスプリッタ2と、コリメータレンズ3と、回折格子として機能するホログラム光学素子4と、光源からの光を光ディスク6に集光する対物レンズ5とを備えて構成されている。
光源1より出射された光ビームは、偏光ビームスプリッタ2を透過して、コリメータレンズ3で平行光となり、さらにホログラム光学素子4を透過して対物レンズ5で光ディスク6に集光されて、光ディスク6の記録・再生動作を行う。光ディスク6で反射した光は、対物レンズ5を透過後にホログラム光学素子4で回折され、その回折光はコリメータレンズ3を通過後、偏光ビームスプリッタ2で光路を変えて光検出器7に入射し、ホログラム光学素子の回折光による誤差検出用信号を検出する。
図3に示すようにホログラム光学素子4は12分割されており、4つの領域A,B,C,D、2つの領域EF、3つの領域G、3つの領域Hが形成されている。また、光検出器7も、図1に示すように12分割の光検出パターンA,B,C,D,E1,E2,F1,F2,G,H,I,Jを有している。これら12個の光検出パターンは、12個のフォトディテクタの光検出領域に対応している。
ホログラム光学素子4は12分割された領域を有し、光検出器7は12分割の光検出パターンを有し、該12分割の光検出パターンのうち10個の光検出パターンは第1の光検出パターンを構成して、ホログラム光学素子4の一の回折光(例えば+1次光)による8個の光スポットを検出し、前記12個の光検出パターンのうち2個の光検出パターンは第2の光検出パターンを構成して、前記一の回折光とは異なる回折光(例えば−1次光)による1つの光スポットを検出するものである。
ホログラム光学素子4は回折格子として機能するが、回折格子はその断面形状が矩形波状になっていると、出射光(回折光)として0次光,±1次光が出る。通常は、+1次光を使用して−1次光は使用しない、使い方をしている。本願実施例1では、−1次光を光検出器位置調整用の光ビームとして用いる。
図1に示す光検出器7における12個の光検出パターンのうち、光検出パターンA,B,C,D,E1,E2,F1,F2,G,Hは、ホログラム光学素子4の+1次光を検出する誤差検出用に用いるメインの光検出パターンであり、光検出パターンI,Jは前記+1次光とは異なる−1次光を検出する光検出器位置調整用の第2の検出パターンである。
図1の光検出器7において、符号71はホログラム光学素子4の0次光が集光する点(図1の一点鎖線の十字部分)であり、符号72はホログラム光学素子4の±1次光によって複数の光検出パターン上に形成される複数(図では16個)の光スポットを示している。図1の図示上側の8つのスポットが+1次光による光スポットであり、図示下側の8つのスポットが−1次光による光スポットである。光スポットの配置はホログラム光学素子4の回折格子設計によって光学的に一意的に決まってしまうものである。
ホログラム光学素子4の+1次光は光検出器7の光検出パターンA,B,C,D,E1,E2,F1,F2,G,Hに入射する。図3におけるホログラム光学素子4のEF領域は、図1における光検出器7の光検出パターンF1,E2の分割線73および光検出パターンE1,F2の分割線74(これは分割線73の延長線上にある)にそれぞれ光スポット72を形成することによって、所謂(ダブル)ナイフエッジ法にてフォーカスエラー信号を検出することができる。フォーカスエラー信号は、光検出パターンE1,F2,F1,E2の受光量をそれぞれE1,F2,F1,E2としたとき、(E1+E2)−(F1+F2)の光量差から検出される。なお、(E1+E2+F1+F2)は再生信号(光検出パターンI,Hを除く光検出パターンA〜Hの受光量の和)の一部となる。
2つのスポット72が図1の状態(分割線73,74上の真中にある状態)になるように対物レンズ5をディスク6に対して光軸方向に前後動させてフォーカス調整(ピンと合わせ)がなされる。
図3に示すホログラム光学素子4の領域A,B,C,Dは図1に示す光検出器7の光検出パターンA,B,C,Dのそれぞれに光スポット72を形成することによって、DPD(Differential Phase Detectionの略、トラッキングエラーの検出方式)信号やPP(Push-Pullの略、トラッキングエラーの検出方式)信号などのトラッキングエラー信号を検出することができる。ホログラム光学素子4の領域G,Hは光検出器7の光検出パターンG,Hにそれぞれ光スポット72を形成することによって、レンズシフトによるPP信号のオフセットを抑制するためのトラッキングエラー補償信号を検出することができる。
図1に示すように、光検出器7には10個の光検出パターンA〜Hのほかに2分割の光検出パターンI,Jを設けてある。光検出パターンI,Jは、ホログラム光学素子4の0次光が集光する点71を通るX方向の軸に対して、検出パターンHと線対称の位置にあり、かつ略Y方向(略スポット移動方向)に分割線75にて2分割して、光検出パターンI,Jの検出信号の差信号を出力する構成とされる。すなわち、光検出パターンI,Jのそれぞれの検出信号は、各アンプにて増幅後に、両検出信号の差分を演算増幅器にて演算し、差信号を出力する。光検出パターンI,Jには、H信号に対するホログラム光学素子4の−1次光が入射する。
次に、光検出器7の位置調整方法について説明する。
光源1の波長変動により、光検出器7上の光スポット72は、光スポットとホログラム光学素子4の0次光が集光する点71を結ぶ線上に移動する。これより光検出器7の位置調整工程において、光検出パターンI,Jの差信号をゼロとなるように位置を固定する。位置調整としては、X,Y方向とこれらに対して直交するZ方向にも調整する。Z方向は、光検出器7の光検出面に対してレーザ光が入射する方向である。
調整工程において、+1次光の8つの光スポットが光検出パターンA〜D,G,Hそれぞれの真中にかつ光検出パターンE1,F2,F1,E2の分割線73,74の真中に来るように調整する工程と、最後に−1次光の1つの光スポットを光検出パターンI,Jの分割線75上に決める工程とは同一の調整工程として行なわれる。
調整時は、光検出パターンA〜Hで粗く調整して最後に光検出パターンI,JでY方向を検出パターン長手方向に調整することによって光検出パターンI,Jの差信号をゼロになるように光検出器7の位置を調整する。この調整は最後のI,J調整で差信号をゼロになっても各光検出パターンA〜Hの真中及び分割線73,74の真中に光スポットが来なければ再度調整することを繰り返すことによって達成され、その達成位置で光検出器7を光ピックアップ装置10の基板(図示せず)などに接着剤にて固定する。すなわち、調整時に、図1に示すように、光スポットが光検出パターンA〜Hの真中及び分割線73,74の真中に来るようにし、かつ光スポットが光検出パターンI,Jの分割線75の上に来るように光検出器の位置を調整する。
光検出器7の固定は、まず、位置固定する前の段階で、光検出器7のホルダをステージの付いた治具(チャック)で掴んで位置調整し、上述した適宜の決定位置でUV硬化性樹脂を注入及びUV照射して接着固定する。
このように光検出パターンI,Jの差信号をゼロとなるように光検出器7の位置を固定することにより、結果的には、光スポット72は複数の光検出パターンのそれぞれの長手方向の中心に調整されるため、光源1の波長変動により光スポット72が各光検出パターンよりはみ出したりすることはない。
本願実施例1においては、光検出器7の位置調整に必要な信号は−1次光より検出する。これに対して、光検出器7の位置調整に必要な信号は+1次光により検出する構成とすれば、フォーカス,トラッキングなどのサーボ制御に必要な誤差検出用信号の検出は+1次光より検出しているため、誤差検出用の光検出パターンの分割が増え、かつそれに必要なアンプの数が増加して、(誤差検出用光検出パターンの加算信号である)再生信号のノイズレベルが高くなる。しかしながら、光検出器7の位置調整に必要な信号はメイン(誤差検出用)とは別の−1次光により位置調整用として別個の光検出パターンI,Jにより検出しているので、光検出パターンI,Jの各アンプの帯域は数kHzあれば十分であり、かつノイズレベルが高くても問題とならない。従って簡単な回路でアンプを構成することができるため、+1次光を利用して調整する方式と比較して回路規模を小さくすることができ、コスト的にも有利になる。
次に、以上のように構成された光ピックアップ装置10とこれを駆動するドライブ回路部20との接続構造及び信号線端子について図4を参照して説明する。
図4において、光ピックアップ装置10は光ディスクドライブ装置20とフレキシブル配線基板11で接続するが、フレキシブル配線基板11の信号線端子12にはI−J信号は出力しないで、I−J信号の信号線端子として別の端子13を設ける。
具体的には、光ピックアップ装置10のI−J信号の出力端子13としてピン接触可能なランド(電極)を形成しておいて、そこに針状の接続ピン(図示せず)2本を接触させて導通をとることにより、調整時にはI−J信号のみを検出できるようにしている。
図1乃至図3で説明した光ピックアップ装置10の構成において、光検出器7の位置調整に必要なI−J信号は、光ピックアップ装置10のアセンブリエ程では必要な信号であるが、位置調整後は不要な信号である。
従って、I−J信号の信号線(これは差信号線とグランド線の2線から成る)を、記録再生に常に必要とされる誤差検出用のA〜H信号の信号線11(これは通常はフレキシブル配線基板で構成される)と一緒にして互いに束ねた信号配線とする必要がない。I−J信号を出力する信号線端子13をA〜H信号を出力する第1の信号線端子12と別にすることにより、第1の信号線端子12のピン数を増やすことなく、これまで使用していた配線数のフレキシブル配線基板(ケーブル)を拡張せずにそのまま有効に使うことができるため、ドライブユニット20を低コストに設計できる。
以上述べたように本実施例1によれば、光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性にも悪影響を与えることがない光ピックアップ装置を実現することができる。
図5は本発明の実施例2に係るディスクドライブ装置の構成を説明する斜視図である。
図5において、ディスクドライブ装置30は、扁平な長方体形状の箱型に構成されているディスクドライブ装置本体31と、このディスクドライブ装置本体31に出没可能な扁平なディスクトレー32と、実施例1に示した光検出器位置を調整する機能(手段)を備えた光ピックアップユニット10と、その光ピックアップユニット10を駆動するドライブユニット20とを有している。
ディスクドライブ装置本体31のフロントパネル33に水平状に形成されているトレー出入口34からディスクトレー32がディスクトレーローディング機構(図示せず)によってそのディスクドライブ装置本体31の内外に矢印a、b方向に水平状にローディング/アンローディングされる。
そして、このディスクドライブ装置30の使用に際しては、ディスクトレー32をディスクドライブ装置本体30外へ矢印b方向にアンローディングして、DVD等の光ディスク35をそのディスクトレー32の上面に形成されているほぼ円形状のディスク位置決め用凹部36内に装着収納する。ディスク位置決め用凹部36内にはスピンドルモータ(図示せず)にて回転駆動されるターンテーブル37が設けられている。このターンテーブル37上に光ディスク35を装着すると、この光ディスク35がディスクトレー32の凹所36に回転可能とされる。
また、ディスク位置決め用凹部36内には開口部38が設けられており、この開口部38には該開口部38に沿って移動可能に光ピックアップユニット10が配設されている。光ピックアップユニット10は、実施例1に示した光検出器位置を調整する機能を備えた光ピックアップ装置である。光ピックアップユニット10によって光ディスク35の信号面にデータが記録及び/又は再生される。
そして、この光ディスク35のデータの記録及び/又は再生後に、ディスクドライブ装置本体31のフロントパネル33に設けられているイジェクト釦39を押すと、光ディスク35がディスクトレー32の凹所36内のターンテーブル37に装着載置された状態で、このディスクトレー32がディスクドライブ装置本体31外に矢印b方向にアンローディングされる。
以上述べたように本実施例2によれば、光検出器の位置調整手段を設けるのに、回路規模が小さくて済み、かつ誤差検出用信号のノイズ特性にも悪影響を与えることがない光ピックアップ装置を搭載したディスクドライブ装置を実現することができる。
本発明は、図1乃至図3で説明したDVD記録再生装置に使用する光ピックアップ装置及びディスクドライブ装置に限らず、CD記録再生装置に使用する光ピックアップ装置及びディスクドライブ装置に適用することが可能である。
本発明の実施例1の光ピックアップ装置における光検出器の光検出パターンと、光検出パターン上の光スポットを説明する図。 本発明の実施例1の光ピックアップ装置の構成を説明する図。 本発明の実施例1の光ピックアップ装置におけるホログラム光学素子の分割パターンを説明する図。 本発明の実施例1の光ピックアップ装置とこれを駆動するドライブユニットとの接続構造及び信号線端子について説明する図。 本発明の実施例2に係るディスクドライブ装置の構成を説明する斜視図。
符号の説明
1…光源、4…ホログラム光学素子、5…対物レンズ、6…ディスク、7…光検出器、10…光ピックアップ装置(光ピックアップユニット)、12…第1の信号線端子、13…第2の信号線端子、30…ディスクドライブ装置、A,B,C,D,E1,E2,F1,F2,G,H,I,J…光検出パターン、72…光スポット。

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源の出射光をディスクに集光する対物レンズと、
    前記ディスクの反射光を回折するホログラム光学素子と、
    前記ホログラム光学素子の回折光を検出する光検出器であって、前記光源の波長変動に基づく前記ホログラム光学素子の回折角変化による前記光検出器上の光スポットの移動方向に対して略直交する分割線を有する光検出パターンを有し、該光検出パターンは、前記ホログラム光学素子の一の回折光を検出する誤差検出用の第1の光検出パターンと、前記一の回折光とは異なる回折光を検出する第2の光検出パターンとを含んだ光検出器と、
    を具備したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 光源と、
    前記光源の出射光をディスクに集光する対物レンズと、
    前記ディスクの反射光を回折するホログラム光学素子と、
    前記ホログラム光学素子の回折光を検出する光検出器であって、前記光源の波長変動に基づく前記ホログラム光学素子の回折角変化による前記光検出器上の光スポットの移動方向に対して略直交する分割線を有する光検出パターンを有し、該光検出パターンは、前記ホログラム光学素子の一の回折光を検出する誤差検出用の第1の光検出パターンと、前記一の回折光とは異なる回折光を検出する第2の光検出パターンとを含んだ光検出器と、
    前記第1の光検出パターンによる検出信号を出力する第1の信号線端子と、
    前記第1の信号線端子とは別に設けられ、前記第2の光検出パターンよる検出信号を出力する第2の信号線端子と、
    を具備したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 前記第2の光検出パターンは、光検出器の位置調整のための光スポット検出に用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記一の回折光及びこれとは異なる回折光は、±1次光であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置を搭載したことを特徴とするディスクドライブ装置。
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