JP2005107286A - カラオケ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本来の音程より多少ずらして歌った方が曲の味わいが深くなる場合において、所定のずれ量で歌唱された場合は評価の高い採点を行う。
【解決手段】 歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを修正模範ピッチデータとして出力する修正手段と、前記修正模範ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラオケ装置に関する。
歌唱の採点を行うカラオケ装置が種々開発されている。例えば、特許文献1に記載のカラオケ装置においては、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:登録商標)フォーマットによる楽曲データを再生して伴奏音を生成するとともに、楽曲データに含まれるガイドメロディデータから抽出されるメロディのピッチ(音程)、音長、タイミングなどの要素と、歌唱者の音声から抽出した各要素との比較結果に基づいて評価を行い、歌唱の採点を行う。
なお、ガイドメロディとは、歌い手がメロディを認識して歌い易いようにするために、伴奏に混じって演奏されるものである。一方、歌唱の評価に際して、ガイドメロディとは別に模範歌唱の演奏データであるレファレンスデータを用いて評価する装置もある。ガイドメロディデータは、演奏としてあまり目立たないように作られることが多いので、歌唱の音量や抑揚についても自在に評価する場合、ガイドメロディとは別個にレファレンスデータを具備する場合がある。なお、以下の説明においては、簡単化のために歌唱の評価用に用いられるデータを全てレファレンスデータといい、ガイドメロディとの区別をしない。
特開平10−78750
ところで、意図的に本来の音程よりややずらして歌うことにより、微妙な味わいを醸し出す歌唱法もあり、これを持ち味とする著名歌手も多い。すなわち、曲によっては、本来の正しい音程より微妙に上側(あるいは下側)に音程をずらして歌った方が、より味わいが深まる場合がある。
また、民族音楽の音階は、一般に平均律からは微妙にずれた音程を持っている。このため、民族音楽をカラオケ装置で歌う場合は、レファレンスデータで示される音程どおりではなく、本来の民族音楽の音階で歌った方がその民族音楽らしい味わいとなる。
しかしながら、従来装置にあっては、レファレンスデータによって指示された平均律の正確な音程に基づいて採点を行っているため、音程を意図的にずらして味わいを醸し出す上手な歌い手の方が、音程通りに歌う通常レベルの歌い手より評価が低くなるという不都合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、レファレンスデータで示される音程に対して多少ずらして歌ったとしても、それが曲の味わいを高める所定のずれであるなら高い評価として認識することができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
本発明の好適な態様であるカラオケ装置は、歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、前記歌唱ピッチデータと前記模範ピッチデータの差分を検出し、ピッチ差分データとして出力するピッチ差分検出手段と、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記ピッチ差分データを修正し、修正差分データとして出力する修正手段と、前記修正差分データに基づいて前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段とを備える。
本発明の別の好適な態様であるカラオケ装置は、歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを修正模範ピッチデータとして出力する修正手段と、前記修正模範ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段とを備える。
また、上記構成において、前記歌唱ピッチデータ検出手段、前記模範ピッチデータ出力手段および前記評価データ生成手段はカラオケシステムとして、前記ピッチ差分検出手段および前記修正手段は評価システムとして、各々別ユニットで構成してもよい。
本発明の別の好適な態様であるカラオケ装置は、上記いずれかの構成において、前記デチューン情報は、前記楽曲データに含まれ、前記修正手段は前記楽曲データから前記デチューン情報を読み出すことを特徴とする。
または、上記いずれかの構成において、前記楽曲データは基準音を示す第1の基準音データを含み、前記修正手段は、前記楽曲データから前記第1の基準音データを読み出し、予め記憶している第2の基準音データとのピッチの差分を検出し、この差分に応じて前記デチューン情報を生成することを特徴とする。
または、上記いずれかの構成において、前記楽曲データの所定のトラックは第1の基準音データを含み、前記模範歌唱データは第2の基準音データを含み、前記修正手段は前記第1の基準音データと前記第2の基準音データを読み出し、両者のピッチの差分から前記デチューン情報を生成することを特徴とする。
または、上記いずれかの構成において、楽曲を特定する識別情報と各楽曲についてのデチューン情報を記憶したテーブルを具備し、前記修正手段は前記識別情報に基づいて前記テーブルからデチューン情報を読み出すことを特徴とする。
本発明の別の好適な態様であるプログラムは、コンピュータ装置を、歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、前記歌唱ピッチデータと前記模範ピッチデータの差分を検出し、ピッチ差分データとして出力するピッチ差分検出手段と、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記ピッチ差分データを修正し、修正差分データとして出力する修正手段と、前記修正差分データに基づいて前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段として機能させる。
本発明の別の好適な態様であるプログラムは、コンピュータ装置を、歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを修正模範ピッチデータとして出力する修正手段と、前記修正模範ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段として機能させる。
本発明によれば、レファレンスデータで示される音程に対して多少ずらして歌ったとしても、それが曲の味わいを高める適正なずれであれば、高い評価として認識することができる。
(A:第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<実施形態の構成>
図1は本発明の実施形態に係るカラオケ装置本体1の構成を示すブロック図であり、以下に各部を説明する。
CPU11は、RAM13をワークエリアとして利用し、ROM12に格納されている各種プログラムを実行することで装置各部を制御する。通信I/F(インタフェース)15は、楽曲データの配信元であるホストコンピュータ6より楽曲データを受信し、CPU11の制御のもとHDD(Hard Disk Drive)14へと転送する。また、DMA(Direct Memory Access)によるHDD14へのデータ転送も可能である。
ここで、本実施形態において用いる楽曲データの構造について説明する。
本実施形態における楽曲データは、図2に示すように、ヘッダと複数のトラックとを有しており、複数のトラックには、利用者が歌唱すべき旋律(ピッチ)の内容を表すレファレンスデータが記述されたレファレンスデータトラック、カラオケ演奏音の内容を表す演奏データが記述された演奏トラック、歌詞の内容を表す歌詞データが記述された歌詞トラックがある。また、ヘッダ部分には、図2に示すように楽曲を特定する曲番号データ、楽曲の曲名を示す曲名データ、ジャンルを示すジャンルデータ、楽曲の演奏時間を示す演奏時間データおよびデチューン情報DCHなどが含まれている。デチューン情報DCHは、レファレンスデータのピッチの修正量を示し、本実施形態においてはセントを単位とした数値で表される。以上の楽曲データは、MIDIフォーマットに従って記述されている。
次に、レファレンスデータトラックに記述されているレファレンスデータの具体例について説明する。
図3は行と列のマトリックスになっているので、まず、列について説明する。
第1列のデルタタイムは、イベントとイベントとの時間間隔を示しており、テンポクロックの数で表される。デルタタイムが「0」の場合は、直前のイベントと同時に実行される。第2列には演奏データの各イベントが持つメッセージの内容が記述されている。このメッセージには、発音イベントを示すノートオンメッセージ(NoteOn)や消音イベントを示すノートオフメッセージ(NoteOff)の他、コントロールチェンジメッセージ等が含まれる。なお、図3に示す例では、コントロールチェンジメッセージは含まれていない。
第3列にはチャネルの番号が記述されている。ここでは、説明の簡略のためレファレンスデータトラックのチャンネル番号を「1」としている。
第4列には、ノートナンバ(NoteNum)あるいはコントロールナンバ(CtrlNum)が記述されるが、どちらが記述されるかはメッセージの内容により異なる。例えばノートオンメッセージまたはノートオフメッセージであれば、ここには音階を表すノートナンバが記述され、またコントロールチェンジメッセージであればその種類を示すコントロールナンバが記述されている。
第5列にはMIDIメッセージの具体的な値(データ)が記述されている。例えばノートオンメッセージまたはノートオフメッセージであれば、ここには音の強さを表すベロシティの値が記述され、またコントロールチェンジメッセージであればコントロールナンバに応じたパラメータの値が記述されている。
次に、図3に示す各行は、歌唱すべきメロディの各音符の属性を示す楽音パラメータとなっており、ノートオンイベント、ノートオフイベントで構成される。
図3に示す例では、デルタタイム480の長さを4分音符の長さとしている。この場合、第1行、第2行のイベント処理によりC4音が4分音符の長さにわって発音されることが示され、第3行、第4行のイベント処理によりG4音が4分音符の長さにわたって発音されることが示される。そして、第5行、第6行の処理によりF4音が2分音符の長さにわたって発音されることが示される。
利用者が楽曲指定操作を行うと、曲番号データを基にして、指定された楽曲データがHDD14から読み出され、RAM13内のMIDI記憶領域A1(図4参照)に転送される。CPU11は、MIDI記憶領域A1内の楽曲データを順次読み出して処理することで楽曲の演奏が進行する。
このとき、レファレンスデータも楽曲の進行と同期して読み出され、CPU11はレファレンスデータのノートとベロシティに応じてレファレンスピッチデータRPとレファレンス音量データRVを生成する。
一方、マイク4に入力された歌唱者の音声は、歌唱音声信号S1となり、アンプ21を介してスピーカ3,3より出力されるとともに、音声処理用DSP20に入力される。音声処理用DSP20は、この歌唱音声信号S1をA/D変換した後、歌唱音声のピッチと音量を抽出し、それぞれ歌唱ピッチデータSP、歌唱音量データSVとして出力する。この場合、音声処理用DSP20の抽出処理はおよそ30msごとに行われるようになっている。
操作部16は、カラオケ装置本体1の前面に設けられた操作パネルであり、テンキー、キーコントロールキーなど多数のキーを有している。また、操作部16には、リモコン端末5から出力される信号(赤外線信号、無線信号等)を受信する受信部を有しており、受信部で受信した信号はCPU11へ転送される。
表示制御部17は映像データや歌詞などをモニタ2に表示させるための制御を行う。なお、映像データは、図示せぬ映像データ記憶部(DVD再生装置など)に記憶されており、曲のジャンルに応じた映像が読み出されるようになっている。歌詞は楽曲データ中の歌詞データを用いて表示され、楽曲の進行に応じて色変え(いわゆるワイプ)処理が行われる。
音源装置18は、CPU11から楽曲の進行に応じて順次読み出される楽曲データ(詳しくは、その中の演奏データ)に対応する楽音信号を生成し、効果用DSP19へ出力する。
効果用DSP19は、音源装置18で生成された楽音信号に対してリバーブやエコー等の効果を付与する。効果を付与された楽音信号は効果用DSP19によってD/A変換された後、アンプ21で増幅されカラオケ演奏音としてスピーカ3,3から放音される。アンプ21では歌唱音声信号S1の増幅も行うため、ここで、マイク4より入力された歌唱音声とカラオケ演奏音が混合される。
次に、RAM13内に設定される記憶領域について図4を参照して説明すると、MIDI記憶領域A1は、HDD14から転送された楽曲データを格納する領域であり、また、差分値記憶領域A2には、歌唱とレファレンスデータの差分を示す各種データが、楽曲の進行に沿って逐次蓄積される。
<実施形態の動作>
次に、上記構成からなるカラオケ装置の動作を説明する。
利用者が操作部16のテンキーやリモコン端末5を用いて楽曲指定操作を行うと、指定された楽曲の楽曲データがHDD14からRAM13のMIDI記憶領域A1へ転送される。CPU11はMIDI記憶領域A1内の楽曲データのイベントを順次読み出すことによりカラオケ伴奏や歌詞表示処理を実行する。具体的には、楽音データの演奏トラックに記述されたイベントデータを音源装置18に出力すると共に、歌詞トラックの歌詞データを表示制御部17に出力する。この結果、カラオケ伴奏音がスピーカ3,3から出力される一方、表示制御部17が生成した歌詞がモニタ2に表示される。
一方、CPU11は、楽曲の進行に応じて読み出したレファレンスデータのノートオンイベント(NoteOn)のノートナンバおよびベロシティから、歌唱すべきピッチを示すレファレンスピッチデータRPおよび歌唱すべき音量を示すレファレンス音量データRVを生成し、さらに、デチューン情報DCHを読み出す。
CPU11は、以上のようにして、レファレンスピッチデータDRPおよびレファレンス音量データRVを生成した後は、これらのデータと歌唱音声との比較を行う。具体的には以下の1〜3の処理を行う。
1.レファレンスピッチデータRPと歌唱ピッチデータSPとを用いてピッチ差分データPDを算出し、このピッチ差分データPDをデチューン情報DCHの値に応じて修正する。例えば、デチューン情報DCHが1セント上にずらすように指示していた場合、レファレンスピッチデータRPのピッチが1セント分高かった場合に対応するように、ピッチ差分データPDを修正する。そして、修正された差分値をピッチ差分値データPDとしてRAM13の差分値記憶領域A2に蓄積記憶する。なお、デチューン情報DCHが0の場合はレファレンスピッチデータRPと歌唱ピッチデータSPとの差分そのものが修正されずに蓄積される。
以上のように差分データを修正するのは、MIDIフォーマットのイベントデータを音源装置18に供給すると、一般的には平均律の音程による楽音信号が生成されるが、歌唱については平均律の音程から僅かにずらした方が味わいが深い場合があり、そのような曲における歌唱の評価には、デチューン情報DCHを用いて差分データを修正した方が適切だからである。デチューン情報DCHが示すセント数は、本実施形態の場合、だいたい数分の1セント、数セントあるいは10数セント程度である。
2.歌唱音量データSVとレファレンス音量データGVの差分値を音量差分値データVDとして差分値記憶領域A2に蓄積記憶する。
3.レファレンスデータの発音タイミング(または消音タイミング)と歌唱音量データSVの立ち上がり(または立ち下がり)のタイミングの時間差をリズム差分値データRDとして差分値記憶領域A2に蓄積記憶する。
次に、CPU11は、RAM13の差分値記憶領域A2に蓄積されているピッチ差分値データPD、音量差分値データVD、及びリズム差分値データRDを読み出して各々集計し、この集計結果に応じた減点ポイントを算出する。この場合、各差分値データPD,BD,RDの集計値が大きい値になるほど減点ポイントが大きくなる。特徴的なのは、ピッチについては、歌唱ピッチデータSPとレファレンスピッチデータRPとの差分に対してデチューン情報DCHに基づく修正を行い、修正後のピッチ差分データPDに基づいて判定されるので、平均律の音程から僅かにずらせて味わい深く歌った歌唱の方が高く評価されることになる。平均律の音程どおりに正確に歌唱しても、本実施形態における評価は、さほど高い評価にならないように、減点ポイントが算出される。
そして、CPU11は、この減点ポイントを満点(100点)から減算し、減算後の得点を表示制御部17に出力する。この結果、総合得点は、表示制御部17の制御に従ってモニタ2に表示される。
以上説明したように、本実施形態にかかるカラオケ装置は、演奏音の音程(例えば、平均律)からずらして歌った方が味わいがある曲については、そのような歌い方をした利用者ほど高得点になり、歌唱の上手さを正しく評価することができる。
(B:他の実施形態)
以上が本発明の第1の実施形態であるが、以下にその他の実施形態を説明する。
1.デチューン情報DCHがある場合には、レファレンスピッチデータRPを修正し、修正後のレファレンスピッチデータ(以下、デチューン・レファレンスピッチデータDRPという)と歌唱ピッチデータSPとの差分を検出し、これをピッチ差分データPDとしてもよい。
2.以上の実施形態においては、楽曲データのヘッダにデチューン情報DCHがあれば、その曲の全てのメロディに対して差分データを修正したが(あるいは、デチューン・レファレンスピッチデータDRPと歌唱ピッチデータSPの差分を算出したが)、これに代えて、曲の所定の部分についてだけ差分を修正してもよい(あるいは、デチューン・レファレンスピッチデータDRPを用いて差分を算出してもよい)。これは、曲によっては特定の小節やフレーム、あるいは特定の音符についてだけ、本来の音程からずらすと味わいが深くなる場合があるからである。
このような採点を実現するためのレファレンスデータの一例を説明する。図5に示すレファレンスデータは図3に示すレファレンスデータと同様であるが、F4音のイベントの前後にコントールチェンジメッセージが挿入されている点が相違する。
ここで、第5行には、コントロールナンバを「1」としたコントロールチェンジのメッセージが記述され、第8行にはコントロールナンバを「2」としたコントロールチェンジのメッセージが記述されている。この例では、コントロールナンバの「1」は、デチューンして歌唱すべきことの開始を示す「デチューン開始」の指示に用いられ、コントロールナンバ「2」はデチューンの終わりを示す「デチューン終了」の指示に用いられる。従って、図5に示す例では、2分音符の長さにわたって発音されるF4音が音程をずらして歌唱すべき音であることが指示されていることになる。ここで、コントロールナンバ「1」の値である(+15)は、15セント分上方にデチューンして歌唱する(本来の音程より上にずらして歌唱する)ことを示している。コントロールナンバ「1」とコントロールナンバ「2」との間に複数の音符が位置する場合は、それらの音符は全て音程をずらして歌唱すべき音符となる。以上のようにして、音程をずらして歌唱すべき箇所およびレファレンスデータのデチューンの量を各音符毎に予め指示することができる。
採点処理においては、CPU11がレファレンスデータを順次読み出すとともに、コントールナンバ「1」または「2」が読み出されたか否かを監視し、これらが読み出された場合には、その間に発音すべき音符については、レファレンスピッチデータRPと歌唱ピッチデータSPの差分を修正する(あるいは、レファレンスピッチデータRPをデチューンしてデチューン・レファレンスピッチデータDRPを生成し、デチューン・レファレンスピッチデータDRPと歌唱ピッチデータSPの差分を検出する)。
また、音程をずらせて歌うべき音符の指定は、上述した方法に限らない。要は、音符が特定されればよい。例えば、楽曲データのヘッダ部分に、音程をずらすべき音名を1つまたは複数指示しておき、CPU11はこれを認識して、当該ノートの部分においてはデチューン情報に従った処理を行うようにすればよい。これは、曲によっては特定の音名の音程をずらすと効果的なものがあるからである。例えば、民族音楽にはそのような楽曲が多い。
以上の構成を概略的に表現すると以下のようになる。
「デチューン情報は、歌唱模範データのどの部分のピッチを修正するかを指示するデチューン位置指定情報とともに楽曲データに含まれていることを特徴とする。」
3.上述の実施形態においては、デチューン情報DCHがある場合には、デチューン情報DCHについての処理を行って歌唱の評価をしたが、デチューン情報DCHがないと仮定した場合の評価も並行して行い、双方の評価結果を用いて最終的な評価を行うようにしてもよい。例えば、両者の評価を比較し、デチューンした場合の評価が高かった場合は、デチューンしなかった場合の評価のスコアに対して所定点を加点する(例えば、ボーナス点などを加点する)などのスコア算出をしてもよい。
4.音程をずらして歌う音符あるいは区間であることをモニタ2に表示してもよい。この表示制御は、楽曲データ中のコントロールチェンジ情報を検出して行ってもよく、特定の音名について行ってもよい。要するに音程をずらして歌うべきところは、レファレンスデータを読めば特定されるので、それに応じた表示制御をすればよい。このような利用者に対する告知は、マイク4に振動デバイスを内蔵し、対応する期間においてはこの振動デバイスを振動させて、歌唱者に音程を微妙にずらす期間であることを認識させてもよい。
また、曲によっては採点の前にデチューン処理を行う採点をするか、デチューン処理を行わない採点をするかを選択させてもよい。この選択は、表示制御部17の制御によりモニタ2に選択画面を表示させ、操作部16またはリモコン5の操作によって自由に選択できるようにすればよい。
5.楽曲データは、一般にMIDIフォーマットで記述されることが多いが、より臨場感あふれる伴奏とするために他の規格(例えばMP3)で録音された楽曲のトラックと並行して再生することが考えられている。この場合、例えばオーケストラは基準となる音(例えばA音)の周波数が440Hzであったり、441Hzであったり、あるいは442Hzであったりと、オーケストラ毎に一定でない。したがって、このように基準音の周波数が異なる演奏を録音したMP3等のトラックとMIDIフォーマットによる演奏データを用いて生成した楽音信号とでは、音程ずれが生じて好ましくない。MIDIフォーマットによる演奏データを用いた自動演奏は一般に440Hzにチューニングされた音源で再生されるためである。
このようにチューニングが異なったトラックとMIDIフォーマットによる演奏データを同時に再生する場合には、MIDIフォーマットの演奏データにシステムエクスクルーシブというコマンドを挿入して、再生機器側のチューニングを変更する。変更は、再生機器側の音源に設けられているチューニングテーブルを変更することによって行われる。しかしながら、チューニングテーブルを変更すれば、MIDI音源から発生される楽音は、MP3等の他の規格のトラックの演奏と音程が同じになるが、それは音源についての修正がなされただけであり、レファレンスデータにはなんら修正が加えられない。したがって、実際に発音されている伴奏のピッチに対しレファレンスデータのピッチがずれてしまうという問題が生じる。この場合には、伴奏に合わせて正確に歌っている歌唱の評価が低くなるという奇異な状態が生じる。本発明はこのような場合も適用することができる。すなわち、MP3等の他の規格によるトラックの基準音と、MIDIフォーマットによる演奏の基準音の違いを楽曲データにデチューン情報DCHとして挿入しておけばよい。この場合の挿入位置は、楽曲データのヘッダでもレファレンスデータの先頭部分でもよい。
また、楽曲は曲番号(識別情報)で一意的に特定されるから、どの曲のレファレンスデータをどの程度デチューンすればよいかは予め分かっている。したがって、例えば、図6に示すように曲番号とデチューン情報DCHとの対応関係を示すテーブルTBをHDD14等に準備しておけば、楽曲が指定されたときにテーブルTBを参照することで、レファレンスデータの適切なデチューンを行うことができる。
6.また、MP3等のMIDI以外の規格によるトラックの先頭部分に基準音を示す音の情報(第1の基準音データ)を記録し、さらに、MIDIフォーマットのレファレンストラックの先頭(あるいは任意のトラックの先頭部分、あるいはヘッダ部分)に第1の基準音データに対応する音名のノートコード(第2の基準音データ)を記録してもよい。このような構成によれば、カラオケ装置において二つの基準音データを再生した際に、その周波数差を検出すれば、これに基づいてデチューン情報を得ることができる。なお、二つの基準音の比較は、再生信号を生成した状態で行い、スピーカからの放音はミュートする。
この場合、第2の基準音については、楽曲データ側には記録せず、カラオケ装置において楽曲の再生に先立って発音するようにROM12内のプログラムを設定しておいてもよい。
7.上述した実施形態においては、レファレンスデータがMIDIフォーマットに従って記述されており、CPU11はMIDIフォーマットによって示される音名(ノート)をピッチ(周波数)データに変更してレファレンスピッチRPを生成した。しかしながら、レファレンスデータがピッチ情報として記述されている場合には、楽曲の進行に従って読み出したレファレンスデータをそのままレファレンスピッチRPとして出力すればよい。
8.歌唱ピッチデータSR、レファレンスピッチデータRPおよびデチューン情報DCHに基づいてピッチ差分値データPDを生成する機能を、評価システムとして別ユニットで構成してもよい。すなわち、評価システムとそれ以外の機能を受け持つカラオケシステムを別ユニットで構成してもよい。
図7は、この場合の装置構成を示すブロック図である。図において30が評価システムであり、31がカラオケシステムである。評価システム30はCPU11から歌唱ピッチSR、レファレンスピッチRPおよびデチューン情報DCHを受け取り、これらからピッチ差分値データPDを生成してCPU11(すなわち、カラオケシステム31側)に供給する。
この場合、CPU11はデチューン情報DCHに基づく処理は行わず、単に評価システム30にデチューン情報DCHを出力するだけとなる。そして、評価システム30は、デチューン情報DCHを用いてレファレンスピッチデータRPを修正する代わりに、レファレンスピッチデータRPと歌唱ピッチデータSPとを用いてピッチ差分値データPDを算出し、このピッチ差分データPDをデチューン情報DCHに応じて修正してCPU11に供給する。CPU11は供給されたピッチ差分値データをRAM13の差分値記憶領域A2に蓄積記憶し、その後は前述の各実施形態と同様の動作を行う。
また、評価システム30は、デチューン情報DCHとレファレンスピッチデータRPからデチューン・レファレンスピッチデータDRPを生成し、歌唱ピッチデータSPとデチューン・レファレンスピッチデータDRPの差分値をピッチ差分値データPDとしてCPU11に供給するようにしてもよい。
以上のような構成にすると、デチューン情報DCHを用いるか否かにかかわらず、カラオケシステム31の構成を共通化できるという利点がある。すなわち、CPU11はいずれの場合であっても、ピッチ差分データPDに基づいて採点を行えばよいので、そのプログラム等を変更することなく実施できる。評価システム30がデチューン情報DCHに基づく処理を行う機能を有していれば、ピッチ差分データPDは修正されたものとなり、評価システム30がデチューン情報DCHに対する処理機能を有していなければ、レファレンスピッチデータPDと歌唱ピッチデータSPの差分がピッチ差分データとなる。
また、図6に示すテーブルTBからデチューン情報DCHを読み出す場合は、CPU11が読み出して評価システム30に供給してもよく、評価システム30が直接テーブルTBからデチューン情報DCHを読み出すようにしてもよい。
9.上述の各実施形態においては、デチューン情報DCHを用いることで、歌唱ピッチとレファレンスピッチの差分を調整するようにしたが、MIDI規格によるトラック(演奏データ、レファレンスデータのトラック)とMP3等のMIDI以外の規格によるトラックのチューニングに差がある場合であっても、特に問題がなければ、デチューン情報DCHを用いず、MIDIのトラックのレファレンスデータをそのまま用いて採点を行ってもよい。
また、この場合いおいて、さらにデチューン情報DCHを用い、デチューン情報DCHを用いる処理と用いない処理を選択的に切り替える構成にしてもよい。このような構成の概略を表現すると以下のようになる。
「 歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
前記歌唱ピッチデータと前記模範ピッチデータの差分を検出し、ピッチ差分データとして出力するピッチ差分検出手段と、
操作者の操作に従って修正モードと非修正モードのいずれかを指示する切替手段と、
前記切替手段が修正モードを指示しているときは、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記ピッチ差分データを修正して差分データを生成し、前記切替手段が非修正モードを指示しているときは、前記ピッチ差分データを修正せずに差分データとして出力する修正手段と、
前記差分データに基づいて前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
を備えるカラオケ装置。」
「 歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
操作者の操作に従って修正モードと非修正モードのいずれかを指示する切替手段と、
前記切替手段が修正モードを指示している場合は、前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを評価用ピッチデータとして出力し、前記切替手段が非修正モードを指示している場合は前記模範ピッチデータを修正せずに評価用ピッチデータとして出力する修正手段と、
前記評価用ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
を備えるカラオケ装置。」
また、本発明は上述した機能をコンピュータ装置に実現させるプログラムとしても実現することができる。
カラオケ装置本体の電気的構成を示すブロック図である。 楽曲データの構造を示す図である。 楽曲データに含まれるレファレンスデータトラックの内容を示す図である。 RAMに確保される記憶領域を示す図である。 楽曲データに含まれるレファレンスデータトラックの内容を示す図である。 曲番号とデチューン情報DCHの対応関係を記憶したテーブルTBの内容の一例を示す図である。 この発明の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…カラオケ装置本体、2…モニタ、3…スピーカ、4…マイク、5…リモコン端末、6…ホストコンピュータ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…HDD、15…通信I/F、16…操作部、17…表示制御部、18…音源装置、19…効果用DSP、20…音声処理用DSP、21…アンプ、30…評価システム、31…カラオケシステム

Claims (9)

  1. 歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
    楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
    前記歌唱ピッチデータと前記模範ピッチデータの差分を検出し、ピッチ差分データとして出力するピッチ差分検出手段と、
    前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記ピッチ差分データを修正し、修正差分データとして出力する修正手段と、
    前記修正差分データに基づいて前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
    を備えるカラオケ装置。
  2. 歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
    楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
    前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを修正模範ピッチデータとして出力する修正手段と、
    前記修正模範ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
    を備えるカラオケ装置。
  3. 前記歌唱ピッチデータ検出手段、前記模範ピッチデータ出力手段および前記評価データ生成手段はカラオケシステムとして、
    前記ピッチ差分検出手段および前記修正手段は評価システムとして、各々別ユニットで構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。
  4. 前記デチューン情報は、前記楽曲データに含まれ、前記修正手段は前記楽曲データから前記デチューン情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のカラオケ装置。
  5. 前記楽曲データは基準音を示す第1の基準音データを含み、前記修正手段は、前記楽曲データから前記第1の基準音データを読み出し、予め記憶している第2の基準音データとのピッチの差分を検出し、この差分に応じて前記デチューン情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のカラオケ装置。
  6. 前記楽曲データの所定のトラックは第1の基準音データを含み、前記模範歌唱データは第2の基準音データを含み、前記修正手段は前記第1の基準音データと前記第2の基準音データを読み出し、両者のピッチの差分から前記デチューン情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のカラオケ装置。
  7. 楽曲を特定する識別情報と各楽曲についてのデチューン情報を記憶したテーブルを具備し、前記修正手段は前記識別情報に基づいて前記テーブルからデチューン情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のカラオケ装置。
  8. コンピュータ装置を、
    歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
    楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
    前記歌唱ピッチデータと前記模範ピッチデータの差分を検出し、ピッチ差分データとして出力するピッチ差分検出手段と、
    前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記ピッチ差分データを修正し、修正差分データとして出力する修正手段と、
    前記修正差分データに基づいて前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
    して機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータ装置を、
    歌唱音声のピッチを検出し歌唱ピッチデータとして出力する歌唱ピッチデータ検出手段と、
    楽曲データに含まれた、歌唱のピッチの模範となる歌唱模範データを楽曲の進行に従って読み出し、読み出した歌唱模範データに応じて模範ピッチデータを出力する模範ピッチデータ出力手段と、
    前記模範ピッチデータのピッチの修正を指示するデチューン情報に従って前記模範ピッチデータを修正し、修正後の模範ピッチデータを修正模範ピッチデータとして出力する修正手段と、
    前記修正模範ピッチデータと前記歌唱ピッチデータとの差分に基づき前記歌唱音声の評価を示す評価データを生成する評価データ生成手段と
    して機能させるためのプログラム。
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