JP2005106062A - 蒸気タービン弁と蒸気タービン弁の開度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁毎に油タンクを設けて建設コストの低減とメンテナンスの容易化を図る。
【解決手段】個々の蒸気タービン弁毎に油タンク2Tとポンプ2PUとモータ2Mとを設け、蒸気タービン弁のシリンダ2CYへポンプ2PUにより油タンク2Tから油2Fを流入または流出させる。制御装置6は弁開度信号が弁開度要求信号なるようにモータ2Mをインバータ6Iによって制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気タービンを制御する蒸気加減弁や主蒸気止め弁等の蒸気タービン弁とこの蒸気タービン弁の開度を制御する蒸気タービン弁の開度制御装置に関する。
蒸気タービンの回転数とその出力は、各種弁によって蒸気タービンへ流入する駆動用蒸気の流量を制御することにより行われる。
図5は、このような蒸気タービンの制御の一例を示したものである。
図において、高温高圧の蒸気が主蒸気止め弁1から蒸気加減弁2へ流入して蒸気タービン3を回転させる。蒸気タービン3で仕事をした蒸気は、図示省略する復水器へ流入される。蒸気タービン3の回転に伴い発電機4が回転して負荷へ電力を供給する。また、蒸気タービン3の回転が回転検出器5に検出され制御装置6へ出力される。
制御装置6は、制御信号により蒸気加減弁2の弁開度を増減させて蒸気タービン3の回転数や出力等を制御する。また、制御装置6は、内部に設ける保護手段からの保護信号により緊急時に主蒸気止め弁1を閉として、蒸気加減弁2へ流入する蒸気を遮断する。
上記する主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2からなる蒸気タービン弁について詳細に説明すると、図6に示すように、高圧タービン3Hの入口側に主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2とが1組となって、弁系統が4系統(4組)により形成されている。また、3つの低圧タービン3L1,3L2,3L3のそれぞれに1組の主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2とが2組配置されている。
すなわち、高圧タービン3Hの駆動のために蒸気タービン弁が4組、低圧タービン3L3の駆動のために蒸気タービン弁が全部で6組が配置されている。このように、数多くの蒸気タービン弁が用いられ、これらを駆動するためには、約1トン程度の大きな力を要し、油圧により駆動されている。
次に、図5と図6に示した蒸気タービン弁の構成とその弁開度を制御する開度制御装置について図7を参照して説明する。
図7に示す蒸気タービン弁の弁本体2Vは、弁プラグ2VPと弁シート2VSから構成される。また、スプリングハウジング2SHはスプリング2Sと、このスプリング2Sを押さえる座2SAと、この座2SAに接続される弁棒2SBとから構成されている。この構成によりピストン2PIがスプリング2Sにより下方に付勢され、シリンダ2CY内の油2F’によりピストン2PIが上方へ押されてバランスしている。
シリンダ2CY内には、ピストン2PIが収納され、ピストン2PIが弁棒2SBに接続されている。ディスクダンプ弁2Dは、通常スプリング2DSで下方へ押され、導入口2DDから導入される油圧とでバランスされ、前記油を抜くと、シリンダ2CYの油が急速に抜かれる。これによつて、ピストン2PIがスプリング2Sにより下方へ移行して弁プラグ2VPが閉とされ、蒸気タービン弁が急閉される。
サーボ弁2SAVは、制御装置6のサーボ増幅器6SAからの信号により開閉してオイルユニット7から油を制御ポート2CPを介してシリンダ2CYへ流入させたり、流出させたりする。この場合、制御装置6の弁位置制御部6Aが蒸気タービン弁の位置検出器2DTから弁開度信号を取込み、弁開度信号が弁位置制御信号となるように、閉制御ループによりサーボ増幅器6SAがサーボ弁2SAVを制御する。
保護部6Bでは、図示しない保護手段に従って急速に全閉させる必要が発生すると、ソレノイド弁2SVへ保護信号を出力する。ソレノイド弁2SVが作動すると、ディスクダンプ弁2Dの下部の油圧が低下する。このためディスクダンプ弁2Dが押し下げられ、ドレンポート2DPからシリンダ2CY内部の油が急速に排出される。
次に、図6に示すオイルユニット7を図7を参照して説明する。
具体的には、オイルユニット7は、油タンク7Tに油7Fが貯えられ、油送系統Cが分岐して油送分岐系統C1,C2にそれぞれモータ7M1,7M2で駆動されるポンプ7PU1,7PU2とフィルタ7FL1,7FL2とが配置され、合流後に油を貯えるアキムレータ7ACCが設けてある。
油タンク7Tの油7Fは、ポンプ7PU1,7PU2の駆動により油圧が上昇されてアキムレータ7ACCへ貯えられ分岐する複数の配管A1〜Anによって図7,図6の蒸気タービン弁へ油が供給される。なお、B1,B2は蒸気タービン弁から排出された油が再び回収される油回収系統を示している。
特開平05−195708号公報
しかしながら、図7および図8で説明した蒸気タービン弁の開度制御装置では、1つのオイルユニット7から多数の蒸気タービン弁へ油7Fを供給しており、オイルユニット7が非常に大がかりで配管A1〜An等が長い距離となるという問題がある。
まず、配管A1〜An等は、長距離となると共に、一般に10MPa程度の高圧の油を扱う関係上、丈夫に製造する必要がある。また、多数の蒸気タービン弁に対して1つのオイルユニット7が油を供給するため、オイルユニット7が極めて大がかりなものとなり建設コストが高くなる。
サーボ弁2SAVは油量を微妙に制御するために、サーボ弁2SAV内部の油流路制御を行う口径の非常に小さい噴射管を有していることが多く、この噴射管の目詰まりを防止するために、油を極めて清浄に保つ必要があり、フィルタのメンテナンスが大変である。
また、弁の数が多いことから、サーボ弁、ソレノイド弁、シリンダ等の数が多くなり、配管の全長も長くなることから、油が漏れることも少ないとは言えず、油漏れの場合には、油系統を停止する必要があり、結局蒸気タービンを停止せざるを得ない。この場合、稼働率向上のためポンプを2台設置設置することもあるが、それほどの効果を発揮することができなかった。
そこで、本発明は、大がかりなオイルユニットと長距離の配管を不要とすると共に、蒸気タービン弁毎にメンテナンスが可能な蒸気タービン弁と蒸気タービン弁の開度制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、弁プラグの駆動により蒸気タービンへ蒸気を供給する蒸気流路を開閉する弁本体と、弁プラグに接続する弁棒が弁本体の閉方向とするように付勢されるスプリング機構を有するスプリングハウジングと、弁棒に連結するピストンを収納し、作動流体の流入によりピストンを駆動させ弁本体を開動作とする一方、作動流体の流出によりピストンを駆動させ弁本体を閉動作とするシリンダと、モータの駆動により回動体が回動する回動機構と、この回動機構による回動体が回動に応じて連結体を介して弁棒を上下運動させるように変換する駆動方向変換機構と、連結体を非常時に切離す切離し機構とを有するものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の蒸気タービン弁において、駆動方向変換機構は、弁棒の下端に上端が接続され下端に雌ネジが形成される雌ネジ機構と、この雌ネジ機構の雌ネジと噛み合う雄ネジを外周に形成して雄ネジの回動により雌ネジ機構を上下させる棒状の雄ネジ機構とを設け、切離し機構は、雄ネジ機構と回動機構との間にクラッチ機構とを設けるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1記載の蒸気タービン弁において、駆動方向変換機構は、弁棒の下端に上端が接続され棒状の外周に雄ネジを形成した雄ネジ機構と、この雄ネジ機構の雄ネジが歯合する雌ネジを形成して雌ネジの回動に応じて雄ネジ機構を上下動させる雌ネジ機構とを設け、切離し機構は、雌ネジ機構を支持する支持板を雌ネジ機構の下部に形成して支持板をラッチにより支持すると共に、非常時にラッチを移動させて支持板を外して雄ネジ機構と雌ネジ機構とを切離すラッチ機構を設けるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1記載の蒸気タービン弁において、駆動方向変換機構は、弁棒の下端に接続される棒状で長手方向の一片に直線状の歯を形成したラックと、このラックに形成される歯に歯合する歯を有して回動に応じてラックを上下動させるピニオンとを設け、切離し機構は、ピニオンと回動機構の連結部とを非常時に分離するクラッチ機構とを設けるようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4記載のいずれかの蒸気タービン弁において、スプリングハウジングの底部に、非常時にスプリング機構が触れる油溜まり部を設けるようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの蒸気タービン弁を用いて蒸気タービン弁の弁開度が弁要求開度となるようにモータとしての電動モータを可変電圧/周波数変換制御するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの蒸気タービン弁を用いてモータとしてステッピングモータを1ステップ毎の駆動信号に対して回動させ、ステップ数のカウントから弁開度を検出し、検出した弁開度が弁開度要求となるように制御するようにしたものである。
請求項1の発明によれば、モータの駆動による回動機構の回動体が切離し機構の連結体を介して駆動方向変換機構により回動体が弁棒を上下動させるように変換され、非常時には切離し機構の連結体を分離し、弁本体を急閉する。これにより、油タンク等の流体タンクや流体供給流路を不要とする。従って、装置全体が小型となり、省スペースが大幅に削減され、蒸気タービン弁に故障が生じても、他の蒸気タービン弁に影響を与えることなく修理できる。また、従来の作動流体を用いないので装置全体が簡略化され、メンテナンスも容易になる。
請求項2の発明によれば、モータの駆動によってクラッチ機構を介して雄ネジ機構を回動させ雄ネジに噛み合う雌ネジの雌ネジ機構を上下動させ弁本体を開閉させ、非常時にはクラッチ機構を分離して弁本体を急閉させる。これにより、油タンク等の流体タンクや流体供給流路を不要とするするから装置全体が小型となり、省スペースが大幅に削減され、蒸気タービン弁に故障が生じても、他の蒸気タービン弁に影響を与えることなく修理できる。また、従来の作動流体を用いないので装置全体が簡略化され、メンテナンスも容易になる。
請求項3の発明によれば、モータの駆動がクラッチ機構を介して雌ネジ機構を回動させ、この雌ネジに歯合する雄ネジを上下動させ、弁体が開閉され、非常時にはクラッチ機構によって雄ネジと雌ネジの歯合が分離され、弁体が急閉される。これにより、油タンク等の流体タンクや流体供給流路を不要とする。従って、装置全体が小型となり、省スペースが大幅に削減され、蒸気タービン弁に故障が生じても、他の蒸気タービン弁に影響を与えることなく修理できる。また、従来の作動流体を用いないので装置全体が簡略化され、メンテナンスも容易になる。
請求項4の発明によれば、モータの駆動がクラッチ機構を介してピニオンを回動させ、このピニオンの歯に歯合するラックを上下動させて弁体を開閉させる。非常時にはクラッチ機構を分離して弁体を急閉させる。これにより、油タンク等の流体タンクや流体供給流路を不要とし、装置全体を小型とし、省スペースを大幅に削減することができる。蒸気タービン弁に故障が生じても、他の蒸気タービン弁に影響を与えることなく修理できる。また、従来の作動流体を用いないので装置全体が簡略化され、メンテナンスも容易になる。
請求項5の発明によれば、非常時にスプリング機構の底部が高速度でスプリングハウジングに設ける油溜まり部へ激突するが、油溜まり部の油によって激突のショックが緩和され、他の部所へのショックが軽減され、非常時に生じる故障等の原因を回避できる。
請求項6の発明によれば、蒸気タービン弁の電動モータを可変電圧/周波数変換制御するようにしたために弁開度が弁要求開度へ迅速に追従される。従って、正確な弁開度制御ができる。
請求項7の発明によれば、ステップ毎の駆動信号によりステッピングモータが回動され、ステップ数から弁開度が検出され弁開度が弁要求開度へ迅速に追従される。従って、正確な弁開度制御ができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
次に、本発明の第1実施例について図1を参照して説明する。
図4が従来例を示す図7と異なる主な点は、蒸気タービン弁の開閉をモータにより駆動したことで、従来の油タンク等を不要としたことである。
具体的には、図示する蒸気タービン弁は、弁本体2Vに弁棒2SBと一体となって上下する弁プラグ2VPが収められ、弁本体2Vの下方に弁シート2VSが配置されている。スプリングハウジング2SHには、弁棒2SBと一体となっている座2SCがスプリング2Sによって下方へ付勢されて常に弁棒2SBが閉方向への力を加えるようになっている。スプリングハウジング2SHの底部には、油溜まりであるオイルダンパー2DPQが配置され、弁棒2SBは、スプリングハウジング2SHの底部を貫通して下方へ延設されている。
駆動方向変換機構2Gは、筒状で上端が弁棒2SBの下部に接続すると共に、下端に雌ネジを形成する雌ネジ機構2G1と棒状で外周に形成される雄ネジが前記雌ネジ機構2G1の雌ネジにかみ合って雄ネジの回動に応じて雌ネジ機構2G1を上下動させる雄ネジ機構2G2とからなっている。
クラッチ機構2CLは、雄ネジ機構2G2の下端に接続する上部円板2CL1とモータ2Mの回転軸に接続する下部円板2CL2とからなり、ソレノイド機構2SD1によって雄ネジ機構2G2の底部とモータ2Mの回転軸とを連結し、切離すようになっている。なお、2GA,2GBは、支持板で、モータ2Mは図示しない固定部に固定されている。また、雄ネジと雌ネジのかみ合う部分には図示しないベアリングを設けている。
次に、本発明の第1実施例の作用を説明する。
まず、モータ2Mが正転すると、クラッチ機構2CLを介して雄ネジ機構2G2が正回転し、雄ネジに歯合する雌ネジが上方向に力を受けて雌ネジ機構2G1を押し上げる。この結果、弁棒2SBが上昇して弁が開方向に動く。一方、モータ2Mが逆転すると、クラッチ機構2CLを介して、雄ネジ機構2G2が逆回転し、雄ネジに歯合する雌ネジ機構2G1の雌ネジが下方向へ力を受ける。この結果、雌ネジ機構2G1が下がり弁が閉方向に動く。
ところで、図示しない弁位置制御部の出力信号がゼロのときは、インバータが直流を出力してモータ2Mが静止する。このとき、スプリング2Sにより弁閉方向に力が掛かっているので、雄ネジ機構2G2に逆転側に力が掛かるが、モータ2Mにはインバータにより静止トルクが与えられ、逆転側のトルクに打ち勝って静止する。
通常のタービン速度制御や出力制御では、数秒で全開または全閉する弁の速度で充分であり、ネジ機構を採用して、少ない回転量で済むようにしている。従って、モータ2Mの力がそれほど大きくなくても弁を開閉できる。
また、負荷遮断発生時には図示しない保護部からの出力信号によりソレノイド機構2SD1の励磁が溶けてクラッチ機構2CLの結合が外れ、スプリング2Sの力により雄ネジ機構2G2が空転し弁が急速に全閉とされる。
これにより、負荷遮断時、弁を0.1秒程度の時間で高速に全閉としても雄ネジ機構2G2と雌ネジ機構2G1とを連結したままで回転することがなく、モータ2Mの通常制御の回転数の数十倍の回転数で回転させるようなことが生じない。
また、負荷遮断などで弁を急閉させるとき、スプリング2Sの押さえがスプリングハウジング2SHの底部に到達する直前でオイルダンパー2DPQの油に触れる。これにより、油がオイルダンパー2DPQ溝の部分から逃げる時にブレーキが掛かる。従って、弁プラグ2VPが弁シート2VSに触れる直前に減速され、弁プラグ2VPが弁シート2VSにあたるときの衝撃が和らげられる。このように、速い速度で弁プラグ2VPが弁シート2VSに激突すれば、弁プラグ2VPと弁シート2VSとが破壊するおそれを解消することができる。
このように第1実施例によると、油タンクを必要としなくなるので、大型のオイルユニットを設置する必要がなく、長距離の配管を必要とせず、建設コストを安くすることができる。
油の清浄度を要求するサーボ弁を使用しないことにより、フィルタの設置が不要となりメンテナンスが簡単になる。スプリングハウジング部分のオイルダンパーが非常時のショックを吸収し弁プラグと弁シートの破壊を防止する。
弁開度制御が個々の弁毎となり、油漏れなどの複数の弁に共通的な故障が無くなり、万一故障が出てもその弁だけを修理すれば良く、タービンそのものを停止する必要がなくなり、稼働率が向上する。
なお、第1実施例では、クラッチ機構2CLがモータの軸に直接接続されているが、モータの選定によっては更にモータ回転を減速するギアを入れておいても良い。
次に、本発明の第2実施例について図2を参照して説明する。
図2が従来例を示す図7と異なる主な点は、蒸気タービン弁の開閉駆動を油圧でなく、モータに基づく駆動によって行うようにしたことである。
具体的には、図示する蒸気タービン弁の上部は、図1に示す第1実施例とほぼ同様で、弁本体2Vに弁棒2SBと一体となって上下する弁プラグ2VPが収められ、弁本体2Vの下方に弁シート2VSが配置されている。スプリングハウジング2SHには、弁棒2SBと一体となっている座2SCがスプリング2Sによって下方へ付勢されて常に弁棒2SBが閉方向への力を加えるようになっている。スプリングハウジング2SHの底部には、油溜まりであるオイルダンパー2DPQが配置され、弁棒2SBは、スプリングハウジング2SHの底部を貫通して下方へ延設されている。
駆動方向変換機構2Gは、棒状で上端が弁棒2SBの下端に固定されて外周に雄ネジが形成される雄ネジ機構2G3と円板状で中央に雌ネジが形成され、この雌ネジに雄ネジ機構2G3の雄ネジが貫通して雄ネジと歯合する雌ネジ機構2G4とからなり、雌ネジ機構2G4の回動に応じて雄ネジ機構2G3が上下動するように構成されている。
また、駆動方向変換機構2Gの雌ネジ機構2G4の外周には、歯が形成され、この歯に連動ギヤー2G5が歯合してモータ2Mの回動が伝達されるようになっている。そして、駆動方向変換機構2Gの雌ネジ機構2G4の底部に設けられるディスク2D1とラッチ2L1とが係合するようになっている。さらに、雌ネジ機構2G4と連動ギヤー2G5とが歯合し、ソレノイド機構2SD1の励磁によってラッチ2L1がディスク2D1を支持するようになっている。
次に、本発明の第2実施例の作用を説明する。
まず、モータ2Mが正転すると連動ギヤー2G5を介して雌ネジ機構2G4が回転し、雄ネジ機構2G3を押し上げる。この結果、弁棒2SBが上昇して、弁が開方向に動く。モータ2Mが逆転すると、連動ギヤー2G5を介して雌ネジ機構2G4が逆回転して雄ネジ機構2G3を押し下げる。この結果、弁棒2SBが降下して弁が閉方向に動く。このとき、ディスク2D1によって雌ネジ機構2G4が下方に下がらないように支えられる。
保護部から出力信号が出されると、ソレノイド機構2SD1の励磁が解けて、ディスク2D1からラッチ2L1が外れる。これにより、スプリング2Sの付勢により雌ネジ機構2G4がディスク2D1と一緒に下方に押し下げられ、弁が急速に全閉する。さらに、連動ギヤー2G5も、モータの軸方向に上下に自由に移動するディスク2D1の下方へ移動に従い、落下してディスク2D1に支えられて止まる。
その後、弁を開けるときは、前もって雄ネジ機構2G3に沿って雌ネジ機構2G4を弁閉方向に回転させる。そして、雌ネジ機構2G4とディスク2D1とをラッチ2L1が再び掛かるまで上昇させる。ラッチ2L1が掛かった後、ディスク2D1は下方に移動しなくなる。従って、雌ネジ機構2G4は正転させると、再び弁が開くようになる。
このように第2実施例によると、油タンクを必要としなくなるので、大型のオイルユニットを設置する必要がなく、長距離配管を必要とせず、建設コストを安くすることができる。
油の清浄度を要求するサーボ弁を使用しないことにより、フィルタの設置が不要となりメンテナンスが簡単になる。スプリングハウジング部分のオイルダンパーがショックを吸収し弁プラグと弁シートの破壊を防止する。
弁開度制御が個々の弁毎となり、油漏れなどの複数の弁に共通的な故障が無くなり、万一故障が出てもその弁だけを修理すれば良く、タービンそのものを停止する必要がなくなり、稼働率が向上する。
なお、モータ2Mは、図示しない手段で雄ネジ機構2G3の雄ネジと雌ネジ機構2G4の雌ネジとがかみ合う部分には、図示しないベアリングを設けている。
次に、本発明の第3実施例について図3を参照して説明する。
図3が従来例を示す図7と異なる主な点は、蒸気タービン弁の開閉駆動を油圧でなく、モータに基づく駆動によって行うようにしたことである。
具体的には、図示する蒸気タービン弁の上部は、図1に示す第1実施例とほぼ同様で、弁本体2Vに弁棒2SBと一体となって上下する弁プラグ2VPが収められ、弁本体2Vの下方に弁シート2VSが配置されている。スプリングハウジング2SHには、弁棒2SBと一体となっている座2SCがスプリング2Sによって下方へ付勢されて常に弁棒2SBを閉方向への力を加えられている。スプリングハウジング2SHの底部には油溜まりであるオイルダンパー2DPQが配置され、弁棒2SBは、スプリングハウジング2SHの底部から下方へ延設されている。
駆動方向変換機構2Gは、竿状で上端が弁棒2SBの下端に固定され、長手方向の一片に噛み合う歯を直線状に形成したラック2G6と、このラック2G6の歯と歯合するピニオン2G7とから構成されている。
そして、ピニオン2G7の回転軸がクラッチ機構2CLの一方の円板に接続され、クラッチ機構2CLの他方の円板にソレノイド機構2SD1のレバーが接続されている。ソレノイド機構2SD1は励磁によってギヤー2G8の回動がクラッチ機構2CLを介してピニオン2G7へ伝導するようになっている。さらに、ギヤー2G8はギヤー2G9,ギヤー2G10,ギヤー2G11を経て図示しないモータの軸に連結している。
次に、本発明の第3実施例の作用を説明する。
まず、モータ2Mが正転すると、ギヤー2G11,ギヤー2G10,ギヤー2G9,ギヤー2G8,クラッチ機構2CLを介してピニオン2G7が回転する。これによって、ラック2G6を押し上げ弁棒2SBが上昇して、弁が開方向に動く。一方、モータ2Mが逆転すると、ギヤー2G11,ギヤー2G10,ギヤー2G9,ギヤー2G8,クラッチ機構2CLを介してピニオン2G7が逆回転する。これによって、ラック2G6が下がり弁が閉方向に動く。
保護部から出力信号が出されると、ソレノイド機構2SD1の励磁が解ける。この結果、クラッチ機構2CLの結合が外れ、スプリング2Sの力によりピニオン2G7が空転し、弁が急速に全閉となる。
このように第5実施例によると、油タンクを必要としなくなるので、大型のオイルユニットを設置する必要がなく、長大な配管を必要とせず、建設コストを安くすることができる。
油の清浄度を要求するサーボ弁を使用しないことにより、フィルタの設置が不要となりメンテナンスが簡単になる。スプリングハウジング部分のオイルダンパーがショックを吸収し弁プラグと弁シートの破壊を防止する。
弁開度制御が個々の弁毎となり、油漏れなどの複数の弁に共通的な故障が無くなり、万一故障が出てもその弁だけを修理すれば良く、タービンそのものを停止する必要がなくなり、稼働率が向上する。
なお、第3実施例ではピニオン2G7とクラッチ機構2CLの間に減速ギヤーがないが、減速ギヤーを入れても良い。また、ギヤー2G8〜ギヤー2G11までのギヤーも図3の通りでなくともモータ回転数を減速する働きが有るように構成すれば他の構造でも良い。
次に、本発明の第4実施例を図4を参照して説明する。
第4実施例は、ステッピングモータ2M2とブレーキ2M3を用いてインバータ6Iを図4に示す構成としたものである。
すなわち、図4に示すインバータ6Iは、ブレーキ制御部6I4とパルス位置変換器6I5とを追設している。
以上の構成により、弁位置制御部6Aからステッピングモータ2M2の正転指令が出されると、電圧基準演算器6I1では、指令に比例した周波数の電圧基準が作成され、パルス変換器6I2に入力される。電力変換器6I3では、3相交流の電圧が出力されステッピングモータ2M2が運転され、同時に弁位置制御部6Aからの正転指令により、ブレーキ制御部6I4ではブレーキ2M3のブレーキを引き外す。
ステッピングモータ2M2は3相交流の周波数に比例して回転する。パルス位置変換器6I5は電圧基準演算器6I1から出力される電圧基準の1周期を1パルスとしてカウントし弁の開度を計算して出力する。この計算された弁開度が弁開度信号とされ弁位置制御部6Aへ入力され使用される。
弁位置制御部6Aからモータの運転指令が出力されない場合には、ブレーキ制御部6I4でブレーキ2M3のブレーキを掛け、モータが回転するのを防止する。
このように、第4実施例によれば、油タンクを弁毎に個別に有するので、従来のようにオイルユニットを設置する必要がなく、長い距離の配管を必要とせず、建設コストを低減することができる。また、サーボ弁を使用しないから油は高い洗浄度を要しない。従って、フィルタの設置が不要となりメンテナンスが簡単になる。
また、弁開度制御が個々の弁毎に独立となり、油漏れの修理などでもその弁だけを修理すれば良く、タービンそのものを停止する必要がなくなり稼働率が向上する。さらに、位置検出器が不要となる。
なお、本発明の実施例では、インバータ制御を1例として説明したが、本発明はこれに限らず、可変周波数そして可変電圧変換できる機能を有するものであれば、同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施例を示す蒸気タービン弁の構成図である。 本発明の第2実施例を示す蒸気タービン弁の構成図である。 本発明の第3実施例を示す蒸気タービン弁の構成図である。 本発明の第4実施例を示すインバータの構成図である。 蒸気タービン弁の開度制御装置を示す系統図である。 蒸気タービン弁を示す系統図である。 従来例を示す蒸気タービン弁の開度制御装置の構成図である。 図7に示すオイルユニットの構成図である。
符号の説明
2V 弁本体
2VP 弁プラグ
2VS 弁シート
2SH スプリングハウジング
2S スプリング
2SA,2SC 座
2SB 弁棒
2DPQ オイルダンパー
2CY シリンダ
2PI ピストン
2D1 ディスク
2D ディスクダンプ
2DS スプリング
2DP ドレンポート
2SAV サーボ弁
2L1 クラッチ
2CP 制御ポート
2FA 油系統管
2CT,2T,7T 油タンク
2PU ポンプ
2M モータ
2M1 回転角度速度検出器
2M2 ステッピングモータ
2M3 ブレーキ
2G 駆動方向変換機構
2G1,2G4 雌ネジ機構
2G2,2G3 雄ネジ機構
2G5 連動ギヤー
2G6 ラック
2G7 ピニオン
2G8,2G9,2G10,2G11 ギヤー
2CL クラッチ機構
2SD1 ソレノイド機構
5 回転検出器
6 制御装置
6SA サーボ増幅器
6A 弁位置制御部
6B 保護部
6I インバータ
6I1 電圧基準演算器
6I2 パルス変換器
6I3 電力変換器
6I4 ブレーキ制御部
6I5 パルス位置変換器
7F 油
7M1,7M2 モータ
7PU1,7PU2 ポンプ
7FL1,7FL2 フィルタ
7ACC アキムレータ
A1〜An 配管

Claims (7)

  1. 弁プラグの駆動により蒸気タービンへ蒸気を供給する蒸気流路を開閉する弁本体と、前記弁プラグに接続する弁棒が前記弁本体の閉方向とするように付勢されるスプリング機構を有するスプリングハウジングと、前記弁棒に連結するピストンを収納し、作動流体の流入により前記ピストンを駆動させ前記弁本体を開動作とする一方、作動流体の流出により前記ピストンを駆動させ前記弁本体を閉動作とするシリンダと、モータの駆動により回動体が回動する回動機構と、この回動機構による回動の回動に応じて連結体を介して前記弁棒を上下運動させるように変換する駆動方向変換機構と、前記連結体を非常時に切離す切離し機構とを有することを特徴とする蒸気タービン弁。
  2. 前記駆動方向変換機構は、前記弁棒の下端に上端が接続され下端に雌ネジが形成される雌ネジ機構と、この雌ネジ機構の雌ネジと噛み合う雄ネジを外周に形成して雄ネジの回動により前記雌ネジ機構を上下させる棒状の雄ネジ機構とを設け、前記切離し機構は、前記雄ネジ機構と前記回動機構との間にクラッチ機構とを設けたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン弁。
  3. 前記駆動方向変換機構は、前記弁棒の下端に上端が接続され棒状の外周に雄ネジを形成した雄ネジ機構と、この雄ネジ機構の雄ネジが歯合する雌ネジを形成して雌ネジの回動に応じて前記雄ネジ機構を上下動させる雌ネジ機構とを設け、前記切離し機構は、雌ネジ機構を支持する支持板を前記雌ネジ機構の下部に形成して支持板をラッチにより支持すると共に、非常時にラッチを移動させて前記支持板を外して前記雄ネジ機構と雌ネジ機構とを切離すラッチ機構を設けることを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン弁。
  4. 前記駆動方向変換機構は、前記弁棒の下端に接続される棒状で長手方向の一片に直線状の歯を形成したラックと、このラックに形成される歯に歯合する歯を有して回動に応じて前記ラックを上下動させるピニオンとを設け、前記切離し機構は、前記ピニオンと前記回動機構の連結部とを非常時に分離するクラッチ機構とを設けたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン弁。
  5. 前記スプリングハウジングの底部に、非常時に前記スプリング機構が触れる油溜まり部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれかの蒸気タービン弁。
  6. 請求項1乃至請求項5記載のいずれかの蒸気タービン弁を用いて前記蒸気タービン弁の弁開度が弁要求開度となるように前記モータとしての電動モータを可変電圧/周波数変換制御することを特徴とする蒸気タービン弁の開度制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項5記載のいずれかの蒸気タービン弁を用いて前記モータとしてステッピングモータを1ステップ毎の駆動信号に対して回動させ、ステップ数のカウントから弁開度を検出し、検出した弁開度が弁開度要求となるように制御することを特徴とする蒸気タービン弁の開度制御装置。
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