JP2005105886A - エンジンのオイル供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オイルポンプの容量を必要以上に大型化することなく、あらゆる運転領域においてピストンの冷却と各潤滑部の潤滑との双方を満足させるようにする。
【解決手段】潤滑部15,16にオイルを供給するメインギャラリ12と、ピストン18にオイルを噴出させるオイルジェット17にオイルを供給するオイルジェットギャラリ13とにメインライン10とオイルジェットライン11を連通し、両ライン10,11にオイルコントロールバルブ(OCV)21を配設し、低回転・高負荷運転領域では、オイルジェットライン11を開放して、メインライン10を絞り、オイルジェットギャラリ13への油量比を増加させる。又高回転・低負荷運転領域では、メインライン10を開放して、オイルジェットライン11を絞り、メインギャラリ12への油量比を増加させる。更に低回転・低負荷運転領域、及び高回転・高負荷運転領域では、オイルジェットライン11とメインライン10とに供給する油量比を等しくする。
【選択図】図1
【解決手段】潤滑部15,16にオイルを供給するメインギャラリ12と、ピストン18にオイルを噴出させるオイルジェット17にオイルを供給するオイルジェットギャラリ13とにメインライン10とオイルジェットライン11を連通し、両ライン10,11にオイルコントロールバルブ(OCV)21を配設し、低回転・高負荷運転領域では、オイルジェットライン11を開放して、メインライン10を絞り、オイルジェットギャラリ13への油量比を増加させる。又高回転・低負荷運転領域では、メインライン10を開放して、オイルジェットライン11を絞り、メインギャラリ12への油量比を増加させる。更に低回転・低負荷運転領域、及び高回転・高負荷運転領域では、オイルジェットライン11とメインライン10とに供給する油量比を等しくする。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づきメインギャラリとオイルジェットギャラリとに供給するオイルの油量比を可変設定するエンジンのオイル供給装置に関する。
従来、過給機付きエンジンのような高出力ガソリンエンジンや、ディーゼルエンジンのように、熱負荷の高いエンジンでは、ピストンの耐久性を向上させるために、ピストンに対して下方から冷却用のオイルを噴射させるピストン冷却装置が設けられている。このようなピストン冷却装置は、オイルポンプから吐出されたオイルをオイルジェットギャラリを経てピストン下方に配設したオイルジェットに供給し、オイルジェットからピストンへオイルを噴射する構成を採用するものが多い。
この場合、例えば特許第2822790号(特開平6−42346号)公報には、オイルギャラリとオイルジェットとの間に開閉弁を介装し、開閉弁をエンジン回転数や油温等に基づいて開閉動作させることで、ピストンの過冷却を防止する技術が開示されている。すなわち、エンジン回転数と油温とが共に低いときは開閉弁を閉じてオイルの噴射を停止させて過冷却を防止し、一方エンジン回転数と油温とが共に高い場合は、開閉弁を開いてオイルジェットから噴射されるオイルにてピストンを積極的に冷却する。
ところで、エンジン潤滑部とピストンとに対しては、単一のオイルポンプから吐出されるオイルを供給する場合が多い。エンジン潤滑部に対しては、オイルポンプから供給されたオイルをメインギャラリに一旦供給し、メインギャラリを介してメインジャーナル、カムジャーナル等の潤滑部へそれぞれ分配する。また、ピストンに対しては、オイルジェットギャラリに供給されたオイルを、各気筒毎に配設したオイルジェットを介して吹き付ける。
例えば特開平8−14019号公報には、オイルギャラリとメインギャラリとの配列に関して、オイルポンプに対し、上流側にオイルギャラリを配設し、その下流側にメインギャラリを直列に配設した技術が開示されている。
特許第2822790号(特開平6−42346号)公報
特開平8−14019号公報
ところで、メインギャラリとオイルジェットギャラリとが直列に接続されている場合、下流側のギャラリに供給される油量は、上流側のギャラリの油量に依存することになる。例えば上流側にメインギャラリを配設し、下流側にオイルジェットギャラリに配設した場合、オイルジェットギャラリから噴出される油量は、メインジェットギャラリから供給される油量に依存して増減する。
オイルポンプとして、エンジンの動力で駆動する機械式オイルポンプを採用するエンジンでは、エンジン低回転においては、オイルの吐出量が少ないため、オイルジェットギャラリ側へ供給される油量が低下する。ピストンの受ける熱負荷はエンジン負荷が高くなるほど大きくなるため、オイルポンプの容量は、低回転・高負荷運転時においてもピストンを適正に冷却できるように設定する必要がある。
しかし、低回転・高負荷運転時のオイル吐出量を基準としてオイルポンプの容量を設定した場合、オイルポンプが大型化し、その分、エンジン負荷が増加し、出力低下、及び燃費悪化の原因となる不都合がある。更に、高回転側ではポンプ吐出量が必要以上に多くなるため、トルク損失を招く不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、オイルポンプの容量を必要以上に大型化することなく、あらゆるエンジン運転状態においてピストンへの最適なオイル噴射量を確保し、ピストンを冷却することができるばかりでなく、高回転時におけるトルク損失を低減することのできるエンジンのオイル供給装置を提供することを目的とする。
本発明によるエンジンのオイル供給装置は、ピストンへ潤滑油を供給するオイルジェットに連通するオイルジェットギャラリと、潤滑部に潤滑油を供給するメインギャラリと、 上記各ギャラリにオイルを供給する単一のオイルポンプとを有し、上記オイルポンプに対し上記オイルジェットギャラリと上記メインギャラリとを並列に配設すると共に、上記各ギャラリと上記オイルポンプとの間にエンジン運転状態に応じて該各ギャラリへの流量を制御するオイル流量制御手段を介装したことを特徴とする。
本発明によれば、オイル流量制御手段を介してオイルジェットギャラリとメインギャラリとに供給するオイル流量を制御するようにしたので、オイルポンプの容量を必要以上に大型化することなく、あらゆるエンジン運転状態においてピストンへの最適なオイル噴射量を確保し、ピストンを冷却することができるばかりでなく、高回転時におけるトルク損失を低減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1にオイル供給装置の要部概略構成図を示す。
図中の符号1は図示しないエンジンのクランク室直下に配設されているオイルパンで、オイルパン1にオイルストレーナ2が臨まされており、オイルストレーナ2にサクションライン3を介してオイルポンプ4の流入側が接続されている。オイルポンプ4はトロコイドポンプ、ギヤポンプ、ベーンポンプ等の機械式オイルポンプであり、エンジンに直結されている。
オイルポンプ4の吐出側が吐出ライン5に接続されており、吐出ライン5にオイルフィルタ6,オイルクーラ7が介装されている。又、吐出ライン5のオイルポンプ4とオイルフィルタ6との間に、オイルパン1に吐出端を臨ませるリリーフライン8が接続されており、リリーフライン8にリリーフバルブ9が介装されている。リリーフバルブ9はオイルポンプ4から吐出される油圧を調圧するもので、所定圧を越えたとき開弁して、余剰のオイルがオイルパン1側へ戻される。
又、オイルクーラ7の下流側から延出する吐出ライン5が、メインライン10とオイルジェットライン11とに分岐接続されている。更に、メインライン10がメインギャラリ12に接続され、オイルジェットライン11がオイルジェットギャラリ13に接続されている。
両ギャラリ12,13はシリンダブロックを代表とするエンジンブロックに形成されており、メインギャラリ12から分岐ライン14を介してクランク軸に設けられているメインジャーナル等の潤滑部15や、カム軸に設けられているカムジャーナル等の動弁系潤滑部16等にオイルが供給される。
一方、オイルジェットギャラリ13には、各気筒に配設されているオイルジェット17が各々接続されている。オイルジェット17にはノズル17aが設けられており、ノズル17aが、ピストン18の下方からピストン18の内面18a方向に指向されている。従って、オイルジェット17のノズル17aから噴出されたオイルは、ピストン18の内面18aに吹き付けられて、ピストン18がオイル冷却される。
又、メインライン10とオイルジェットライン11とは、その中途が互いに近接されており、この近接部位に、オイル流量制御手段としてのオイルコントロールバルブ(OCV)21のスプール23が介装されている。OCV21は、オイルポンプ4から吐出されるオイルの、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13とに対する油量比を可変設定するものである。
OCV21は、スリーブ22と、スリーブ22に進退自在に挿通されているスプール23と、スプール23を進退動作させるソレノイド24とを備えており、スリーブ22には、各ライン10,11に連通するポート22a,22bが各々開口されている。
スプール23には、各ポート22a,22bに対応して2つの環状溝部23a、23bが形成されている。尚、図1には中立状態のスプール23が示されている。
ソレノイド24は、中立ばねを内蔵する周知の双方向型ソレノイドであり、コイルに対して非通電状態では、中立ばねの釣り合いにより、スプール23が中立位置(図1の状態)に保持される。又、コイルに対してある極性の電流を通電し励磁すると、スプール23が、図1の左方向へ移動する。一方、コイルに対して逆の極性の電流を通電し励磁すると、スプール23が、図1の右方向へ移動する。
図1に示すように、スプール23が中立状態では、スプール23に形成した各環状溝23a,23bが、スリーブ22に穿設した各ポート22a,22bを共に半開させている。この状態から、スプール23を図1の右方向へ移動させると、その移動端においてオイルジェットライン11側が全開となり、メインライン10側の開度が絞り込まれる(図2の状態)。一方、スプール23を、図1の左方向へ移動させると、その移動端においてメインライン10側が全開となり、オイルジェットライン11側の開度が絞り込まれる(図3の状態)。従って、オイルジェットライン11(或いはメインライン10)が全開状態となっても、メインライン10(オイルジェットライン11)が全閉状態となることはない。
ソレノイド24は、電子制御装置(ECU)25からの駆動信号によって制御動作される。ECU25には、エンジン回転数検出手段26で検出したエンジン回転数Neと、エンジン負荷検出手段27で検出したエンジン負荷Loとが入力される。エンジン回転数検出手段26としては、例えばクランク軸の回転角を検出するクランク角センサがある。又、エンジン負荷検出手段27としては、エンジン回転数Neと吸入空気量Qとに基づいて算出する基本燃料噴射量Tp(Tp=K・Q/Ne K:インジェクタ特性補正定数)、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ等がある。
ECU25では、エンジン運転状態が、エンジン回転数Neが低く、エンジン負荷Loが高い運転領域(低回転・高負荷運転領域)にあるとき、ソレノイド24に対してオイルジェットライン11を全開とする駆動信号を出力する。一方、エンジン回転数Neが高く、エンジン負荷Loが低い運転領域(高回転・低負荷運転領域)にあるとき、メインライン10を全開とする駆動信号を出力する。
次に、このような構成によるオイル供給装置の動作について説明する。
エンジン稼働中は、エンジン直結のオイルポンプ4が回転し、オイルパン1に貯留されているオイルが吸い上げられ、所定加圧されて吐出される。オイルポンプ4から吐出されたオイルは、リリーフバルブ9で調圧され、オイルフィルタ6で不純物が濾過された後、オイルクーラ7にて油温を適正化され、その後、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13とに連通するメインライン10とオイルジェットライン11とに分岐されて各々供給される。
エンジン稼働中は、エンジン直結のオイルポンプ4が回転し、オイルパン1に貯留されているオイルが吸い上げられ、所定加圧されて吐出される。オイルポンプ4から吐出されたオイルは、リリーフバルブ9で調圧され、オイルフィルタ6で不純物が濾過された後、オイルクーラ7にて油温を適正化され、その後、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13とに連通するメインライン10とオイルジェットライン11とに分岐されて各々供給される。
メインライン10を介してメインギャラリ12に流入したオイルは、分岐ライン14を介してクランク軸に設けられているメインジャーナル等の潤滑部15や、カム軸に設けられているカムジャーナル等の動弁系潤滑部16に供給され、各潤滑部15,16を潤滑すると共に冷却する。一方、オイルジェットライン11を介してオイルジェットギャラリ13に流入したオイルは、各気筒に配設されているオイルジェット17に分配され、オイルジェット17に設けられているノズル17aから、ピストン18の内面18aに向けて噴出し、ピストン18を冷却する。
ECU25は、エンジン回転数検出手段26で検出したエンジン回転数Neと、エンジン負荷検出手段27で検出したエンジン負荷Loとに基づき、OCV21に対する駆動信号を設定する。
すなわち、入力されたエンジン回転数Ne、エンジン負荷Loと、予め設定したエンジン回転数判定用閾値、エンジン負荷判定用閾値とを比較し、エンジン回転数Neが低いか否か、及びエンジン負荷Loが低いか否かを調べる。エンジン回転数判定用閾値は、例えば最大トルク点となるエンジン回転数を実験などから求めて設定したもので、又、エンジン負荷判定用閾値は、例えば最大負荷付近の値であり、実験等から求めて設定したものである。
そして、図4に示す開度制御マップを参照し、エンジン回転数Neとエンジン負荷Loとが共に低い運転領域(低回転・低負荷運転領域)、或いは共に高い運転領域(高回転・高負荷運転領域)では、ソレノイド24に対して非通電状態とし、コイルを消磁する。又、エンジン回転数Neが低く、エンジン負荷Loが高い運転領域(低回転・高負荷運転領域)では、オイルジェットライン11を全開とする方向へ動作させる信号をOCV21のソレノイド24に通電し、コイルを励磁する。一方、エンジン回転数Neが高く、エンジン負荷Loが低い運転領域(高回転・低負荷運転領域)では、メインライン10を全開とする方向へ動作させる信号をOCV21のソレノイド24に通電し、コイルを励磁する。
その結果、低回転・低負荷運転領域、或いは高回転・高負荷運転領域では、ソレノイド24のコイルが消磁されているため、スプール23は中立状態を保持しており、オイルポンプ4から吐出されるオイルは、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13との双方に、ほぼ同等の油量比で配分される。
エンジン回転数Neが低い場合、エンジン直結のオイルポンプ4から吐出される油量も少なくなるが、エンジン回転数Neが低いため、各潤滑部15,16に対するオイルの供給もそれほど必要としない。又、エンジン負荷Loが低いので、ピストン18の受ける熱負荷も小さく、ピストン18の内面18aに対してオイルを多量に吹き付けて冷却する必要性もない。
一方、エンジン回転数Neが高い場合は、オイルポンプ4から吐出される油量はリリーフバルブ9で調圧される圧力まで増加するため、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13との双方に、ほぼ同等の油量比で配分しても、各潤滑部15,16の潤滑と、ピストン18の冷却との双方を十分に満足させることができる。
従って、低回転・低負荷運転領域、或いは高回転・高負荷運転領域では、OCV21のスプール23を中立状態とし、オイルポンプ4から吐出される油量をメインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13との双方に、ほぼ同等の油量比で配分する。
又、エンジン回転数Neが低く、エンジン負荷Loが高い運転領域(低回転・高負荷運転領域)では、OCV21のスプール23を、図1の右方向へ移動させて、オイルジェットライン11を全開とする。その結果、オイルジェットギャラリ13へ供給される油量比が増加し、メインギャラリ12へ供給される油量が絞られる(図2の状態)。
低回転・高負荷運転領域では、オイルポンプ4から吐出される油量は比較的少なく、又、ピストン18の受ける熱負荷は高くなる。従って、ピストン18をより積極的に冷却する必要性から、メインギャラリ12へ供給される油量を制限し、その分、オイルジェットギャラリ13へ供給する油量を増加させる。尚、各潤滑部15,16へ供給する油量を制限しても、エンジン回転数Neが低いため、潤滑性が損なわれることはない。
ところで、オイルポンプ4は、低回転・高負荷運転領域において、ピストン18を適正に冷却できるような容量に設定する必要があるが、本形態では、低回転・高負荷運転領域では、メインギャラリ12側へ供給する油量を制限し、その分、オイルジェットギャラリ13側へ供給する油量を増加させているので、オイルポンプ4の容量を、低回転・高負荷運転領域側で設定する必要がなくなり、高回転・高負荷運転領域を基準に設定することができる。その結果、相対的にオイルポンプ4の容量を小型化することができるばかりでなく、高回転・高負荷運転領域におけるポンプ損失を低減することができる。
一方、エンジン回転数Neが高く、エンジン負荷Loが低い運転領域(高回転・低負荷運転領域)では、OCV21のスプール23を、図1の左方向へ移動させて、メインライン10を全開とする。その結果、メインギャラリ12へ供給される油量比が増加し、オイルジェットギャラリ13へ供給される油量が絞られる(図3の状態)。
上述したように、エンジン回転数Neが高い場合、オイルポンプ4から吐出される油量は、リリーフバルブ9で調圧される圧力まで増加する。又、エンジン負荷Loが低いので、ピストン18の受ける熱負荷は低い。従って、このような高回転・低負荷運転領域では、オイルジェットギャラリ13へ供給する油量を絞り込んでも、ピストン18の内面18aを十分に冷却することができる。一方、エンジン回転数Neが高いので、各潤滑部15,16に供給する油量を増加し、各摺動面の潤滑性を確保する。
このように、本形態では、メインギャラリ12とオイルジェットギャラリ13とに供給する油量比を、エンジン回転数Neとエンジン負荷Loとに応じて設定するようにしたので、オイルポンプ4の容量を必要以上に大型化することなく、ピストン18の冷却と、各潤滑部15,16の潤滑との双方を満足させることができる。
更に、高回転・高負荷運転領域でのポンプ損失が低減されるため、相対的にエンジン出力、及び燃費を向上させることができる。
尚、本形態は1つのスプール23でメインライン10とオイルジェットライン11とに供給する油量比を制御しているが、各ライン10,11にスプールを個別に配設して油量比を制御するようにしても良い。
又、ソレノイド24を、エンジン回転数Neとエンジン負荷Loとに応じて、デューティ制御等により進退動作させることで、油量比を連続的に可変設定するようにしても良い。
4 オイルポンプ
9 リリーフバルブ
10 メインライン
11 オイルジェットライン
12 メインギャラリ
13 オイルジェットギャラリ
15,16 潤滑部
17 オイルジェット
18 ピストン
21 オイルコントロールバルブ(OCV)
25 電子制御装置(ECU)
代理人 弁理士 伊 藤 進
9 リリーフバルブ
10 メインライン
11 オイルジェットライン
12 メインギャラリ
13 オイルジェットギャラリ
15,16 潤滑部
17 オイルジェット
18 ピストン
21 オイルコントロールバルブ(OCV)
25 電子制御装置(ECU)
代理人 弁理士 伊 藤 進
Claims (4)
- ピストンへ潤滑油を供給するオイルジェットに連通するオイルジェットギャラリと、
潤滑部に潤滑油を供給するメインギャラリと、
上記各ギャラリにオイルを供給する単一のオイルポンプと
を有し、
上記オイルポンプに対し上記オイルジェットギャラリと上記メインギャラリとを並列に配設すると共に、
上記各ギャラリと上記オイルポンプとの間にエンジン運転状態に応じて該各ギャラリへの流量を制御するオイル流量制御手段を介装した
ことを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 上記オイル流量制御手段は上記エンジン運転状態が低回転・高負荷運転のときは上記オイルジェットギャラリへ供給する油量比を増大させることを特徴とする請求項1記載のエンジンのオイル供給装置。
- 上記オイル流量制御手段は上記エンジン運転状態が高回転・低負荷運転のときは上記メインギャラリへ供給する油量比を増大させることを特徴とする請求項1或いは2記載のエンジンのオイル供給装置
- 上記オイルポンプはエンジンの動力で駆動する機械式オイルポンプであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のエンジンのオイル供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003338230A JP2005105886A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | エンジンのオイル供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003338230A JP2005105886A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | エンジンのオイル供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005105886A true JP2005105886A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34533813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003338230A Pending JP2005105886A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | エンジンのオイル供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005105886A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012096140A1 (ja) * | 2011-01-11 | 2012-07-19 | 三菱重工業株式会社 | エンジンの冷却装置 |
CN103790688A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-14 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机及其冷却喷嘴的控制方法、控制系统 |
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-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003338230A patent/JP2005105886A/ja active Pending
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