JP2005104870A - 2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1工程で簡便かつ効率的にHHTPを製造する方法を提供すること。
【解決手段】 カテコールを触媒量の遷移金属化合物の作用により酸化カップリングする工程を含むことを特徴とする2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 カテコールを触媒量の遷移金属化合物の作用により酸化カップリングする工程を含むことを特徴とする2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は液晶中間体などとして有用な2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレン(以下、HHTPと略記する)の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、カテコールを出発原料とし、触媒量の遷移金属化合物の作用によりHHTPを製造する方法に関するものである。
HHTPの製造方法としては、1,2-ジアルコキシベンゼンを出発原料にし、無水塩化鉄(III)の存在下、またはp-クロラニルの存在下に酸化的カップリングを行わせ、2,3,6,7,10,11-ヘキサアルコキシトリフェニレンを生成させ、この生成物を3臭化ホウ素、臭化水素、ヨウ化水素等の存在下に脱アルキル化する方法が知られている(非特許文献1〜4参照)。
しかし、これらの方法は、酸化的カップリング工程と脱アルキル化工程の少なくとも2工程を必要とする点で好ましくないことに加え、最終的に得られる反応生成物に、目的生成物であるHHTP以外の副生物が混在することがあるという問題点があった。また、これらの製造方法は、少なくとも等量以上の酸化剤、および脱アルキル化剤が必要であり、反応後、これらの反応試薬と目的生成物を分離する必要があることに加え、反応試薬自身の後処理も必要であるという問題があった。
またカテコールから直接HHTPを製造することを意図した方法として、カテコールを、無水塩化鉄(III)とその9.5倍モル以上の硫酸とを反応させて調整した硫酸鉄(III)の硫酸溶液と反応させる方法が報告されている。しかし、この方法で得られるのはHHTPの鉄(II)錯体であってHHTP自身ではなく、この錯体からHHTPを純粋な形で回収する方法は、現在まで確立されていなかった。
H.Naarmann, M.Hanack, R.Mattmer, Synthesis, 477, 1994 N.Boden, R.C.Borner, R.J.Bushby, A.N.Cammidge, M.V.Jesudason, Liq.Cryst, 15, 851, 1993 O.C.Musgrave, C.J.Webster, J.Chem.Soc.(C),1397, 1971 H.Naarmann, M.Hanack, R.Mattmer, Synthesis, 477, 1994
H.Naarmann, M.Hanack, R.Mattmer, Synthesis, 477, 1994 N.Boden, R.C.Borner, R.J.Bushby, A.N.Cammidge, M.V.Jesudason, Liq.Cryst, 15, 851, 1993 O.C.Musgrave, C.J.Webster, J.Chem.Soc.(C),1397, 1971 H.Naarmann, M.Hanack, R.Mattmer, Synthesis, 477, 1994
この様に1工程で直接HHTPを製造する方法はこれまで報告されておらず、該技術の確立が望まれていた。本発明の目的は、1工程で簡便かつ効率的にHHTPを製造することができる方法を提供することにある。
本発明者らは、出発原料であるカテコールに対して、触媒量の遷移金属化合物を作用させることにより酸化カップリングが進行しHHTPが直接得られることを見出した。さらに、この反応において、pKa5以下の酸を共存させることで副反応が抑制されることを見い出した。本発明はこれらの知見を基にして完成されたものである。
すなわち本発明は、カテコールを触媒量の遷移金属化合物のの存在下で酸化カップリングする工程を含むことを特徴とする2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法を提供する。
酸化カップリングする工程は、前記遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物の存在下で行うことが好ましい。そのような遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物としては、過酸化水素水、過硫酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩過、塩素酸塩、tert−ブチルヒドロペルオキシドまたはm−クロロ過安息香酸を用いることが好ましい。
また、本発明の製造方法で用いる遷移金属化合物は、(II)価または(III)価の鉄イオンを含むことが好ましい。特に遷移金属化合物は、硫酸鉄(II)であるか、ペルオキシダーゼに由来するものであることが好ましい。
さらに、酸化カップリングする工程は、pKaが5以下の酸の存在下で行うことが好ましい。pKaが5以下の酸としては、酢酸、硫酸または過塩素酸を用いることが好ましい。
本発明のHHTPの製造方法を用いれば、カテコールから直接HHTPが得ることができる。酸化剤として機能する遷移金属化合物(特に鉄イオン)は触媒量で充分であり、目的生成物であるHHTPとの分離が容易であることに加え、酸化剤自身の後処理を大幅に軽減することができる。従って、本発明はHHTP製造プラントの簡略化や製造コスト低減の点で優れた効果を有する。
以下において、本発明の製造方法について詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明の製造方法に用いる遷移金属化合物としては、例えば、鉄、銅、マンガン、コバルト、バナジウム、タリウム、チタン、モリブデンなどのハロゲン化物、シアン化物、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸化物、キレート化物などが使用され、好ましくは鉄のハロゲン化物、シアン化物、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸化物、キレート化物が使用される。なかでも硫酸鉄(II)、硫酸鉄(II)の水和物が好ましく、硫酸鉄(II)の7水和物が最も好ましい。
上記遷移金属化合物の使用量は、カテコール1モルあたり、通常1×10-8〜1×10-1モルの範囲で、好ましくは1×10-7〜1×10-3モル、さらに好ましくは1×10-6〜1×10-4モル、最も好ましくは約1×10-6〜1×10-5モルの範囲で選ばれる。
遷移金属化合物として、ヘム鉄や銅錯体を含むペルオキシダーゼ、オキシダーゼなどの主に酸化反応を触媒する酵素を用いることもできる。本発明では、種々の起源のペルオキシダーゼが使用でき、特に制限はないが、例えば植物由来、細菌由来、坦子菌類由来のペルオキシダーゼを挙げることができる。これらの中で、西洋わさびペルオキシダーゼおよび大豆ペルオキシダーゼは、量産されていて安価であり、好ましく使用することができる。またラッカーゼは、種々の起源のものが使用でき、特に制限はないが、例えば植物由来、細菌由来、坦子菌類由来のラッカーゼを挙げることができる。これらの例としては、うるしの木から得られるラッカーゼ、Pyricularia、Pleurotus、Pycnoporus、Polystictus、Coriolus、Bjerkandera、Mycelopthora、Neurospora属の微生物から得られるラッカーゼを挙げることができる。特にPyriculariaoryzae、Pycnoporus coccineus、Coriolus vercicolor Pleurotus ostreates、Mycelopthora起源のラッカーゼを使用できる。
なお、使用する酵素は、精製されたものであるか否かを問わない。酵素量は溶媒およびその活性によって異なるが、カテコール1gに対して0.001mg〜1g、好ましくは0.01mg〜100mg、さらに好ましくは0.1mg〜20mgである。
これらの遷移金属化合物は、1種のみを選択して単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
カテコールを触媒量の遷移金属化合物で酸化しHHTPを製造する際には、カテコールを酸化し低価数になった遷移金属化合物(本明細書では遷移金属化合物の低価数化物という)を、別の酸化剤で高価数へ酸化することが好ましい。この低価数化物を酸化しうる化合物としては、過酸化水素水、過硫酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩過、塩素酸塩、tert−ブチルヒドロペルオキシド、m−クロロ過安息香酸などが挙げられるが、過硫酸塩、過酸化水素水が好ましく、過酸化水素水が最も好ましい。尚、過酸化水素水は市販の30%水溶液をそのまま使用しても良いし、適宜所望の濃度に希釈して使用しても良い。
遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物の使用量は、カテコール1モルあたり、通常0.1〜10モル、好ましくは0.1〜3モル、さらに好ましくは0.5〜2モル、最も好ましくは約1〜2モルの範囲で選ばれる。
また、遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物は、反応開始時に全量を加えておいても良いし、適宜少量ずつ反応系に添加しても良いが、適宜少量ずつ反応系に添加することが好ましい。
反応溶媒としては、カテコールおよび遷移金属化合物を溶解できる溶媒であれば何れも使用可能である。具体的には、水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトンなどケトン類、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドなどの極性溶媒、テトラヒドロフラン、エチルエーテルなどの含酸素有機溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン系有機溶媒、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム ヘキサポスフェートなどのイオン性液体、およびこれらの混合溶媒が使用可能である。なかでも、水、イオン性液体、塩化メチレンが好ましく、特に水が好ましい。
反応溶媒を使用する目的は、上記した通り、カテコールと遷移金属化合物との反応を均一系で進行させることにあるので、反応溶媒の最小必要量は、反応に供するカテコールおよび遷移金属化合物を完全に溶解させるに足りる量である。従って、反応溶媒を使用する場合にあっては、上記の最小必要量以上を下限として任意に溶媒使用量を選ぶことができる。
またpK5以下の酸を反応系に添加することにより、副反応を抑制することが可能である。pK5以下の酸としては、酢酸、トリフクオロ酢酸、塩酸、リン酸、硫酸、過塩素酸などを挙げることができ、酢酸、硫酸、過塩素酸が好ましく、硫酸、過塩素酸が最も好ましい。pK5以下の酸は、1種のみを選択して単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらにpK5以下の酸は、反応系に所望の量を添加することができるが、通常反応全容量に対して0.1〜100%、好ましくは1〜100%、さらに好ましくは10〜60%、最も好ましくは約60%の範囲で選ばれる。
カテコールと遷移金属化合物との反応には、反応を促進させるなどの目的でさらに添加剤を使用してもよい。使用可能な添加剤としては、BF3OEt2などの酸性物質、EDTA、アセチルアセトンなどのキレート剤、テトラブチルアンモニウムブロミドなどの相間移動触媒などを挙げることができる。これら触媒の使用量は、カテコール1モルあたり通常1モル以下、好ましくは0.001〜1モル、さらに好ましくは0.05〜1モル、最も好ましくは0.5〜1モルの範囲である。
カテコールと遷移金属化合物との反応は、通常、常圧下で温度−30〜120℃、好ましくは0〜100℃、より好ましくは20〜80℃、さらに好ましくは30〜60℃の範囲で行われ、反応時間は0.01〜100時間、好ましくは0.1〜50時間、より好ましくは1〜24時間の範囲で選ばれる。
こうして得られる反応混合物からは、通常の有機合成における後処理方法により目的のHHTPを得ることができる。例えば、反応混合物を等量から10倍程度の水または希酸水溶液中に加え、生じた結晶を濾取することが可能である。またジエチルエーテルの様な有機溶媒で反応混合物から抽出することも可能である。
さらにこの様にして得られた生成物は、水で洗浄したり、または水から再結晶したりすることで、高純度のHHTPとすることが可能である。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
カテコール1.1g(10mmol)と硫酸鉄(II)2.8μg(10×10-5mmol)を60%硫酸10mLに溶解した。30%過酸化水素水を115μLずつ10分毎10回加え(合計10mmol)、添加後さらに室温で8時間攪拌した。反応混合物に水100mLを加え、ジエチルエーテル100mLで4回抽出した。ジエチルールエーテル層を水100mLで2回、飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下ジエチルエーテルを留去した。得られた粗生成物に水10mLを加え90℃まで加熱し、4℃で一晩冷却した。これをろ過した後、水で洗浄、乾燥することにより生成物を得た。生成物の構造は、1H−NMR,MSスペクトル、液体クロマトグラフィーにより、標品(市販品(東京化成))と全く同じであることからHHTPであることを確認した。
(収量:0.25g、収率:25%)。
(収量:0.25g、収率:25%)。
カテコール1.1g(10mmol)と西洋ワサビペルオキシダーゼ20mg(5×10-4mmol)を60%硫酸10mLに溶解した。30%過酸化水素水を115μLずつ10分毎10回加え(合計10mmol)、添加後さらに室温で8時間攪拌した。反応混合物に水100mLを加え、ジエチルエーテル100mLで4回抽出した。ジエチルエーテル層を水100mLで2回、飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下ジエチルエーテルを留去した。得られた粗生成物に水10mLを加え90℃まで加熱し、4℃で一晩冷却した。これをろ過した後、水で洗浄、乾燥することにより生成物を得た。生成物の構造は、1H−NMR,MSスペクトル、液体クロマトグラフィーにより、標品(市販品(東京化成))と全く同じであることからHHTPであることを確認した。
(収量:0.20g、収率:20%)。
(収量:0.20g、収率:20%)。
本発明により提供されるHHTPの製造方法は簡便で効率的な手法であり、HHTP製造プラントの簡略化や製造コスト低減に寄与する。また、本製造方法により得られるHHTPはデイスコテイック液晶のメソ源として有用であり、HHTPをさらに誘導体化することで液晶表示材料として利用可能である。
Claims (7)
- カテコールを触媒量の遷移金属化合物の存在下で酸化カップリングする工程を含むことを特徴とする2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- 前記酸化カップリングする工程を、前記遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物の存在下で行うことを特徴とする請求項1に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- 前記遷移金属化合物の低価数化物を酸化しうる化合物が、過酸化水素水、過硫酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩過、塩素酸塩、tert−ブチルヒドロペルオキシドまたはm−クロロ過安息香酸であることを特徴とする請求項2に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- 前記遷移金属化合物が(II)価または(III)価の鉄イオンを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- 前記遷移金属化合物が硫酸鉄(II)であるか、ペルオキシダーゼに由来することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- 前記酸化カップリングする工程を、pKaが5以下の酸の存在下で行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
- pKaが5以下の酸が、酢酸、硫酸または過塩素酸であることを特徴とする請求項6に記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。
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2003
- 2003-09-29 JP JP2003337771A patent/JP2005104870A/ja active Pending
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