JP2005104113A - インクジェットヘッド及びインク導入方法 - Google Patents
インクジェットヘッド及びインク導入方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005104113A JP2005104113A JP2003344295A JP2003344295A JP2005104113A JP 2005104113 A JP2005104113 A JP 2005104113A JP 2003344295 A JP2003344295 A JP 2003344295A JP 2003344295 A JP2003344295 A JP 2003344295A JP 2005104113 A JP2005104113 A JP 2005104113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- inkjet head
- manifold
- communication channel
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 インクジェットヘッドには、インクジェットヘッドチップの側部に取り付けられ、インクを前記インクジェットヘッドチップにまで導くマニホールドが備わっている。そして、インクジェットヘッドには、マニホールドにインクを供給する供給用インク流路と、インク流路内に配置されて、注入口から注入されたインクをインクジェットヘッドチップに到達するまでに濾過するフィルタとが備えられている。さらに、インクジェットヘッドには、フィルタよりも上流側でマニホールド内部を大気に連通させる第1連通用流路と、フィルタよりも下流側でマニホールド内部を大気に連通させる第2連通用流路とが備えられている。
【選択図】 図6
Description
インクの吐出口を一端面に有するインクジェットヘッドチップと、
前記インクジェットヘッドチップの側部に取り付けられ、インクを前記インクジェットヘッドチップにまで導くマニホールドと、
前記マニホールドにインクを供給する供給用インク流路と、
前記インク流路内に配置されて、前記注入口から注入されたインクを前記インクジェットヘッドチップに到達するまでに濾過するフィルタと、
前記マニホールド内部を負圧にするために前記フィルタよりも上流側で前記マニホールド内部を大気に連通させる第1連通用流路と、
前記マニホールド内部を負圧にするために前記フィルタよりも下流側で前記マニホールド内部を大気に連通させる第2連通用流路と、を備えることを特徴としている。
前記第1連通用流路及び前記第2連通用流路の少なくとも一方は、流路内のインクが前記マニホールド内部に逆流することを防止する逆止弁を備えることを特徴としている。
前記第1連通用流路及び前記第2連通用流路の連通状態を確保してから、
前記供給用インク流路からインクを加圧導入することを特徴としている。
まず図1を参照して、本実施形態のインクジェットプリンタの全体構成について説明する。図1はインクジェットプリンタの全体構成図である。
吸引ポンプ11はシリンダーポンプやチューブポンプを有して構成されていて、吸引キャップ8が吐出面を覆った状態で作動することにより、吐出口からインクジェットヘッド4内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生するようになっている。
図2は本実施形態のインクジェットヘッド4の分解斜視図であり、この図2に示すように、本実施形態のインクジェットヘッド4には、インクを吐出する2枚のインクジェットヘッドチップ(以下「ヘッドチップ」と称す。)41が重ねて設けられている。ヘッドチップ41は長尺な外形をしていて、その下端面(吐出面)には多数の吐出口が配列されている。また、重ねられた2枚のヘッドチップ41のそれぞれの外側面には略方形状のインク供給口43が設けられていて、インク供給口43と吐出口とがインク流路(図示略)を介して連通するようになっている。インク流路の一部は圧力室を形成しており、図示しない圧電素子の作用により圧力を変動させて、インク滴を吐出口から吐出させる構造になっている。そして、ヘッドチップ41には、各圧電素子に対して制御部からの制御信号を送信する2組のヘッド駆動基板46のそれぞれが、フレキシブル配線板47を介して各圧電素子に接続されている。
また、連結部49a,49bの後方には、第1凹部491a,491b及び第2凹部494a,494bから遮断された第3凹部50a,50bが設けられている。
図6はインクジェットヘッド4に形成された各流路の概略を表した概略図であり、この図6及び図2〜図5を参照して本実施形態の作用について説明する。
インクタンク5からインクが供給されると、インクは、インク供給用ポンプを稼働することで、インク供給管6を介してインクジェットヘッド4内に流入する。インクジェットヘッド4内では先ずインクは、供給用インク流路59を通過してインク供給用空間Iに到達し、各マニホールド48a,48bの注入口481a,481bに分岐し進入する。各マニホールド48a,48b内に進入したインクは、第1凹部491a,491bの下側部分から上側部分に流れながら、フィルタ51a,51bを通過して隙間52a,52bに流れる。隙間52a,52bに至ったインクは、インク供給口43からヘッドチップ41内に進入する。つまり、マニホールド48a,48b内のインク流路は、注入口481a,481bから第1凹部491a,491b及び隙間52a,52bを介してヘッドチップ41のインク供給口43に至るように形成されている。そして、第1連通用流路61はフィルタ51a,51bの上流側に、第2連通用流路63はフィルタ51a,51bの下流側に連通するようになっている。
一方、フィルタ51a,51bの下流側で滞留する気泡においては、第2連通口487a,487bからフィルタ51a,51bを介して排出されるために、インク流路内での気泡の滞留をさらに抑えることができる。
ここで、気泡を抜く際においては、第1連通用流路61及び第2連通用流路63に設置された逆止弁によって、第1連通用流路61及び第2連通用流路63に流入したインクが再度マニホールド48a,48b内部に逆流することが防止される。したがって、第1連通用流路61及び第2連通用流路63内のゴミがマニホールド内部に進入することを防止できる。
インクジェットヘッド4の組立直後においては、インクジェットヘッド4内にはインクが空であるので、このインクジェットヘッド4内にインクを導入しなければならない。
まず、第1連通用流路61及び第2連通用流路63の連通状態が確保された状態で、第1ポンプ及び第2ポンプを停止させておく。その後、インク供給用ポンプを稼働させて供給用インク流路59からマニホールド48a,48b内にインクを、外気圧よりも高い圧力で加圧導入する。マニホールド48a,48b内の空気は、インクの導入に伴って、第1連通用流路61及び第2連通用流路63から抜け出るために、インク内に空気が混入されて気泡が形成されることが抑制される。これにより、マニホールド48a,48b内部にインクをスムーズに充填させることができる。
例えば、本実施形態では、第2凹部494a,494bを介して第2連通口487a,487bが、インク流路のフィルタ51a,51bの下流側に連通する場合を例示しているが、第2連通口487a,487bが直接フィルタ51a,51Bの下流側、つまり隙間52a,52bに連通する構成であってもよい。この場合、第2連通口用のフィルタを設けることが好ましい。
41 インクジェットヘッドチップ
48a,48b マニホールド
51a,51b フィルタ
59 供給用インク流路
61 第1連通用流路
63 第2連通用流路
Claims (3)
- インクの吐出口を一端面に有するインクジェットヘッドチップと、
前記インクジェットヘッドチップの側部に取り付けられ、インクを前記インクジェットヘッドチップにまで導くマニホールドと、
前記マニホールドにインクを供給する供給用インク流路と、
前記インク流路内に配置されて、前記注入口から注入されたインクを前記インクジェットヘッドチップに到達するまでに濾過するフィルタと、
前記マニホールド内部を負圧にするために前記フィルタよりも上流側で前記マニホールド内部を大気に連通させる第1連通用流路と、
前記マニホールド内部を負圧にするために前記フィルタよりも下流側で前記マニホールド内部を大気に連通させる第2連通用流路と、を備えることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項1記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記第1連通用流路及び前記第2連通用流路の少なくとも一方は、流路内のインクが前記マニホールド内部に逆流することを防止する逆止弁を備えることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項1又は請求項2記載のインクジェットヘッドを用いたインク導入方法であって、
前記第1連通用流路及び前記第2連通用流路の連通状態を確保してから、
前記供給用インク流路からインクを加圧導入することを特徴とするインク導入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003344295A JP2005104113A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | インクジェットヘッド及びインク導入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003344295A JP2005104113A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | インクジェットヘッド及びインク導入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005104113A true JP2005104113A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34537978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003344295A Pending JP2005104113A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | インクジェットヘッド及びインク導入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005104113A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008096618A1 (ja) * | 2007-02-09 | 2010-05-20 | コニカミノルタエムジー株式会社 | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717050A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-20 | Brother Ind Ltd | インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 |
JP2001038925A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-13 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置におけるクリーニング制御方法 |
JP2002137412A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2002144576A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-21 | Canon Inc | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003344295A patent/JP2005104113A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717050A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-20 | Brother Ind Ltd | インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 |
JP2001038925A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-13 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置におけるクリーニング制御方法 |
JP2002137412A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2002144576A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-21 | Canon Inc | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008096618A1 (ja) * | 2007-02-09 | 2010-05-20 | コニカミノルタエムジー株式会社 | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3995996B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
JP2007326303A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2009208468A (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP3713960B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
KR100727986B1 (ko) | 잉크젯 화상형성장치 및 잉크젯 화상형성장치의 결함 노즐보상 방법 | |
US7533975B2 (en) | Ink-jet recording apparatus | |
JP2005074836A (ja) | インクジェットヘッドユニット | |
JP2018140604A (ja) | インクジェット記録装置 | |
US6827422B2 (en) | Liquid suction apparatus for liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus | |
JP4419521B2 (ja) | インク吸引方法 | |
JP4419523B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2005104113A (ja) | インクジェットヘッド及びインク導入方法 | |
US9156272B2 (en) | Liquid supply apparatus for avoiding erroneous installation of liquid cartridge, printer provided with the same and liquid cartridge for the same | |
JP2011224864A (ja) | 液体供給装置、および液体噴射装置 | |
JP2004358701A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出方法 | |
CN112918114B (zh) | 液体喷射头 | |
JP2008201024A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
JP2006130813A (ja) | インクジェットプリンタ用ヘッド | |
JP2004050472A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005132035A (ja) | インクジェットヘッド | |
US9527292B2 (en) | Waste ink recovery unit, printer, and waste ink recovery method | |
JP2006181810A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP4306207B2 (ja) | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ及びマニホールド | |
JP3743112B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
US6209982B1 (en) | Ink jet recording device capable of reliably discharging air bubble during purging operations |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091208 |