JP2005102736A - バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の飛躍的な向上を図るとともに、ユーザー側における各パーツの修理、交換を可能にし、これにより修理交換に際してのユーザー側の負担を少なくすることが可能なバッグを提供すること。
【解決手段】本体ケース2と、本体ケース2に、本体ケース2の正面、底面及び背面を覆う配置で装着されたメインカバー6と、本体ケース2の両側壁に係止されるとともにメインカバー6の長手方向に沿った両端にそれぞれ周縁部が連結された一対のサイドカバー11と、本体ケース2の少なくとも上部開口を覆うような配置で上端部分がメインカバー6に連結された蓋14と、本体ケース2の背面側に着脱自在に装着された一対のベルト15と、本体ケース2内に係止された仕切り部材13とを備え、メインカバー6、サイドカバー11、蓋14、ベルト15及び仕切り部材13をそれぞれ、本体ケース2に対して分離可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッグに係り、より詳しくは、これを構成する各パーツを分離可能としたバッグに関する。
一般的に、バッグとして小学生が通学等で使用するランドセルは、教科書等を収納するための収納部と、この収納部の上部開口を覆うための蓋部と、背板と、ベルト等により構成されているが、これらの構成部品は縫製により連結されているために、その製造に際しては約300乃至330の工程が必要であり、製造に際しては手間とコストがかかってしまうという問題点が考えられる。
また、ランドセルは、小学校1年から6年までの6年間同一のものを使用しているため、この長期間の使用によって、自然磨耗を含めて損傷部分が生じてしまうのが常であるが、前述のように、ランドセルは約300乃至330の工程を経て各パーツを縫製して連結しており、少なくともユーザー側では分解不可能であるために、損傷部分が生じた場合でもユーザー側が修理を行うことは不可能であり、メーカー側に修理を依頼する必要がある。しかしながら、メーカー側が修理、交換を行う場合でも、一旦縫製を解いて大部分を解体する必要が生じるため、3日程度の修理日数を必要とし、作り直しと同様になってしまい、従って、手間がかかるとともに、部品代、手間賃等のコストがかかってしまう。
また、損傷部分の修理を行う場合には、まずメーカー側が代替品をユーザー側に送り、その後にユーザー側で修理をするランドセルをメーカー側に送り、修理が終了した後には、メーカー側は修理後のランドセルを送り返すとともにユーザー側では代替品を返還しなければならないため、そのための双方での送料等が必要になってしまい、これによっても費用負担が大きくなってしまう。
そのため、従来は、これらの費用負担を敬遠して、致命的な損傷以外の軽微な損傷等の場合にはこれを許容して使用し続けるとともに、高学年になった場合に致命的な損傷が生じた場合には他のバッグに買い換えることが一般的となっている。
また、小学校低学年から高学年に進むにつれて好みが変化し、各パーツの色等を変更することを欲する場合が考えられるが、前述のように従来のランドセルではユーザー側ではこれを分解することが不可能であるために、このような色の好みの変化に対応させることは不可能である。
更に、成長が著しい小学6年間は、高学年に進むにつれて体が大きくなり、これによりランドセルが体の大きさに合わなくなってしまうことが一般的であるが、従来のランドセルではこの問題に対応することはできない一方、ランドセルは比較的高額であるために、このような場合には他のバッグに買い換えざるを得ないという問題点も指摘できる。
更にまた、前述のように、ランドセルは一般的に解体することが困難であるために、その運搬、保管に際しては、収納部内が空であるにもかかわらずスペースを占有するために無駄が生じてしまうという問題点も指摘されている。
また、従来のランドセルでは、少なくともユーザー側では分解不可能に構成されているため、汚れ等が付着した場合でもこれを洗濯等により洗い流すことは困難であり、汚れをフキン等で落とした後にツヤ出し油等でツヤ出しを行う程度が限界となってしまい、常に清潔、衛生的に保つことは困難である。
この点、本出願人は過去において、収納部を洗濯可能としたランドセルを提供しており、このランドセルを用いることにより汚れた収納部を洗濯することが可能となるが、かかる場合でも、汚れを洗濯するという問題点は解決可能であるが、損傷部分の修理に伴う前述の問題点を解決することは不可能である。
実公平7−3932号公報
本発明は、製造に際しての生産性を飛躍的に向上させることが可能であり、また、各パーツの修理、交換が容易であるとともに、ユーザー側においても各パーツの交換が容易であり、それにより、各パーツの修理、交換に際しての費用を抑えることができるバッグを提供することを課題としている。
また、本発明は、これを使用する小学生の好みの変化や、高学年に進むに伴う成長度合いや収納する物の大きさの変化に十分に対応できるバッグを提供することも課題としている。
更に、本発明は、使用によって汚れが付着した場合でも容易に洗濯することができるとともに、運搬、保管等に際してスペースを占有することも無いバッグを提供することも課題としている。
本発明のバッグは、
上部を開口とした本体ケースと、該本体ケースに、前記本体ケースの正面、底面及び背面を覆うような配置で装着されたメインカバーと、前記本体ケースの両側壁に係止されるとともに前記メインカバーの長手方向に沿った両端にそれぞれ周縁部が連結された一対のサイドカバーと、前記本体ケースの少なくとも上部開口を覆うような配置で上端部分が前記メインカバーに連結された蓋と、前記本体ケースの背面側に着脱自在に装着された一対のベルトと、前記本体ケース内に係止された仕切り部材と、を備えるバッグであって、前記メインカバー、サイドカバー、蓋、ベルト及び仕切り部材をそれぞれ、前記本体ケースに対して分離可能にした、ことを特徴としている。
本発明のバッグでは、教科書等を収納するための本体ケースに対して、この本体ケースを被覆するカバー材、蓋及びベルト等を分離自在としているとともに、カバー材は、本体ケースの正面、底面、及び背面を覆うメインカバーと、本体ケースの両側面を覆う一対のサイドカバーとにより別個独立に構成している。
このように、本発明のバッグでは、各パーツを分離自在としているため、組み立て及び解体が容易となり、生産性を飛躍的に向上させることが可能となった。
また、各パーツを分離自在にすることによりユーザー側においてもこれを組み立て、あるいは解体することを可能としているので、使用によりカバー材等が汚れた場合には、これを本体ケースより離脱して洗濯することができるとともに、メインカバー、サイドカバー、蓋、あるいはベルトが損傷等した場合には、ユーザー側においてこれらのパーツのみを交換することもでき、更に、使用者の好みの変化によりいずれかのパーツの色を変更したいと欲する場合においても、ユーザー側において容易にカラーリングを行うことができるという利点がある。
更に、本体ケースに対して各パーツを分離させた状態で運搬収納することにより、無駄なスペースを占有することを防止できるという利点がある。
本発明のバッグでは、上部を開口とした略箱形状の本体ケースを備えており、この本体ケースには、本体ケースの正面、底面、及び背面を覆うことが可能なメインカバーを着脱自在に装着している。
また、前記本体ケースの両側面には、前記メインカバーの長手方向に沿った両端に連結させるような形態で、一対のサイドカバーを着脱自在に装着している。
更に、前記本体ケースの内部には、本体ケース内の空間を仕切ることにより教科書等の収納を容易にするための仕切り部を係止している。
更にまた、前記メインカバーにおける背面側の上端部近傍に連結させるような形態で、前記本体ケースの上部開口を覆う蓋を、着脱自在に装着している。
そして、本体ケースにおける背面側には、バッグを背負うためのベルトを装着するとともに、このベルトは、本体ケースとの連結部分において回動自在としている。
ここで、前記一対のベルトの両端部近傍に回動自在にプーリーを備え、このプーリーと前記本体ケースとをネジ、ピン部材等により貫通し、これにより、本体ケースに対して前記ベルトを回動自在に連結するとよい。
また、前記本体ケースは、正面と底面における正面側の一部を形成する正面側ケース部と、背面と底面における背面側の一部を形成する背面側ケースと、両側壁を形成する一対の側面側ケースとにより構成して4分割可能にするとよく、これにより、運搬収納に際して本体ケースを分解した状態にすることで、より省スペースでの運搬収納等を達成できるとともに、成長度合いに応じて本体ケースを大型にすることが可能となる。
本発明のバッグの実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例のバッグを示した斜視図である。そして、図において1が本実施例のバッグであり、本実施例のバッグ1は、主に小学生が通学等で使用するスクールバッグとしている。
そして、本実施例のバッグ1では、樹脂等により成型された本体ケース2を備えており、この本体ケース2は、上部を開口とした略箱形状としており、使用に際してはこの本体ケース2内に教科書等を収納可能としている。
ここで、図2は、前記本体ケース2を正面側から示した斜視図であり、また図3は前記本体ケース2の背面側を斜め下方向から示した斜視図であり、図に示すように、本実施例において前記本体ケース2は、前述したように上部を開口にするとともに、正面側の高さを背面側の高さよりも短めの寸法にしており、両側壁の高さを正面側及び背面側よりも長めの寸法にしている。
また、背面における外側面の上部には、メインカバー及びベルトを連結するための連結部3を有しており、この連結部3は、上部側に開口を有するとともにこの開口に連通した連結部側挿入溝301を内部に有しており、更にこの連結部側挿入溝301に連通したネジ孔302を有している。
更に、本体ケース2の底部外面側には、一対の扁平な脚部4を有しており、この脚部4は、背面側に向けて開口を有するとともに、この開口に連通した脚部側挿入溝401を内部に有しており、更にこの脚部側挿入溝401に連通したネジ孔402を有している。
なお、図2において5はメインカバーを係止するための係止部であり、即ち、本実施例における前記本体ケース2は、内部における背面側上部近傍にマジックテープ5を装着し、これにより、メインカバーの端部を着脱自在に連結可能としている。
そして、本実施例において前記本体ケース2は、これを4分割可能としている。即ち、図4は前記本体ケース2を分解した状態を示す斜視図であり、本実施例における本体ケース2は、正面及び底面における正面側の一部を形成する正面側ケース部201と、背面及び底面における背面側の一部を形成する背面側ケース部202と、両側壁を形成する一対の側面側ケース部203、204とを備えており、これらの各ケース部201、202、203、204を分解可能に連結して構成されている。そして、本実施例においては、前記一対の側面側ケース部203、204における互いに対向する側の端部近傍に溝205を形成するとともに、前記正面側ケース部201及び背面側ケース202部には前記溝205に嵌合可能な突起(図示せず)を形成し、この溝205と突起との嵌合によって本体ケース2を組み立て可能としている。
そのために、正面側ケース部201と背面側ケース部202を幅広のものに交換することにより、本体ケース2を大型化させることができ、これにより、成長度合いに対応させて大型化させることができるとともに、高学年になって収納する教科書等が増えた場合でも、また教科書等のサイズが大きくなった場合でも、十分にこれに対応させることが可能である。
但し、本体ケースは必ずしも4分割する必要はなく、一体成形のものとしてもよい。また、分割可能にする場合においては、例えば、前記正面側ケース部201と背面側ケース部202とを一体に成形にし、側面側ケース部203、204のみを分割可能にしてもよい。
次に、図1において6はメインカバーであり、本実施例のバッグ1においては、本体ケース2の正面、底面、及び背面を覆うメインカバー6を備えており、このメインカバー6を本体ケース2に着脱自在に装着している。
ここで、図5及び図6は前記メインカバー6を示した図であり、本実施例における前記メインカバー6は、本体ケース2における正面、底面、及び背面を覆うことが可能な長さ及び幅寸法を備えた略長方形状としており、長手方向に沿った両端部には防水性能を備えたファスナー7が備えられ、使用に際しては、図5における矢印Aに示す向きに折り曲げられて、図6に示すような形態において、本体ケース2を覆うことを可能としている。
また、本体ケース2の背面側を覆う部位の上端608は、本体ケース2側に折り曲げ自在にするとともに、折り曲げた際に前記本体ケース2に備えたマジックテープ5に当接可能な個所にはマジックテープ609が備えられ、このマジックテープ609を前記本体ケース2内における背面側上部近傍装着したマジックテープ5と互いに連結させることにより、メインカバー6を本体ケース2に係止可能としている。
更に、前記上端608を折り曲げた際における、折り曲げる部位近傍の表面側には防水性のファスナー610を備え、後述する蓋14に備えたファスナー1401に連結可能としている。
更にまた、このメインカバー6には、これで本体ケース2を覆った際に前記本体ケース2に形成した連結部4に対応する個所には連結部貫通孔601が形成されているとともに、この連結部貫通孔601内には、前記連結部3の連結部側挿入溝301に挿入可能な、ネジ孔603をそれぞれに備えた一対の連結部側挿入片602が突設されている。
更に、メインカバー6には、これで本体ケース2を覆った際に前記本体ケース2に形成した一対の脚部4のそれぞれに対応する個所には脚部貫通孔604が形成されているとともに、この脚部側貫通孔604内にはそれぞれ、前記脚部4の脚部側挿入溝401に挿入可能な、ネジ孔606をそれぞれに備えた脚部側挿入片605が突設されている。
また、本体ケース2の正面側を覆う部位の上端部における外側にはマジックテープ611が備えられており、このマジックテープ611を後述する仕切り部13と連結可能としている。
なお、図5において10は背当部であり、即ち、本実施例における前記メインカバー6では、これを背負った際に小学生の背中にあたる部分にクッション材を備えて背当部10を形成しており、具体的には、メインカバー6の内部にスポンジを挿装しており、これにより、これを背負った際の背中の感触を良いものとしている。
また、図5において8は、メインカバー6に回動自在に連結した係止突起であり、また、図5において9はマグネットであり、これらの係止突起8及びマグネット9は蓋を本体ケース2に固定するために用いられる。
なお、前述の説明ではメインカバー6を1枚のカバーで形成した場合について説明したが、このメインカバー6は分割可能にしてもよく、例えば、前記本体ケース2における正面側ケース部201を覆う正面側メインカバー部、及び背面側ケース部202を覆う背面側メインカバー部に分割し、これをファスナー等により着脱自在に連結してメインカバーを構成してもよい。
次に、図7は本体ケース2の両側面を覆うためのサイドカバー11を示した斜視図であり、本実施例においては、それぞれ対称形状となる一対のサイドカバー11を備えており、これをそれぞれ、本体ケース2の両サイドに装着可能としている。
即ち、このサイドカバー11は、前記本体ケース2における両側面の上端部分が挿入される挿入部1101を有しているとともに、本体ケース2に連結される側には、周縁部に沿って防水性ファスナー12を備えている。そして、本体ケース2を前記メインカバー6で覆った状態において、挿入部1101内に本体ケース2の両側面の上端部近傍を挿入し、更に、ファスナー12を前記メインカバー6に備えたファスナー7と互いに連結することで、一対のサイドカバー11を本体ケース2に装着可能であるとともに、これにより、メインカバー6もまた本体ケース2に装着可能となる。
次に、図8は、前記本体ケース2内に係止される仕切り部13を示す斜視図であり、本実施例においてこの仕切り部13は、本体ケース2内に収納可能な寸法の袋形状にしているとともに、その内部には、上部をファスナー1303により開閉可能としたポケット部1302を有している。
また、この仕切り部13は、その上端部に折り曲げ自在の係止部1301を有するとともに、この係止部1031の裏面にはマジックテープ(図示せず)を備えており、この係止部1301を折り曲げた状態でこの係止部1301の部分を本体ケース2の正面側上端部に係止し、更に、係止部1301の裏面のマジックテープと前記メインカバー6に備えたマジックテープ611とを互いに連結することにより、仕切り部13を本体ケース2の内部に係止可能としている。
次に、図9は蓋14を示し斜視図であり、裏側面を示している。そして、本実施例における前記蓋14は、前記本体ケース2における上部開口及び正面側のほぼ全面を覆うことが可能な形状寸法にするとともに、その上端部には防水性のファスナー1401が装着されており、このファスナー1401を、メインカバー6の背面側上端部近傍に装着したファスナー610と互いに連結することで、蓋14を本体ケース2に装着可能としている。
また、蓋14の下端部近傍には、前記メインカバー6に回動自在に連結した係止突起8が貫通する貫通孔1402が形成されるとともに、長手方向に沿った中央部近傍には、前記メインカバー6に備えたマグネット9が吸着可能な吸着部1403が装着されている。
そしてこれにより、吸着部1403を前記マグネット9に吸着させるとともに、貫通孔1402を貫通させた係止突起8を回動して貫通孔1402より抜けないようにすることで、蓋14の位置を固定して開かないようにすることが可能となる。
次に、図10はベルト15を示す斜視図であり、本実施例において前記ベルト15は一対備えられているとともに、この一対のベルト15はそれぞれ、長手方向に向けた両端部に、中央にネジ孔1601が形成されたプーリー16が、回動自在に装着されている。そして、このプーリー16を介して、ベルト15を本体ケース2に対して連結可能にするとともに、ベルト15における本体ケース2との連結部分を回動自在としている。
この関係を図11及び図12を用いて説明すると、図11において2は本体ケースであり、また3は本体ケース2の背面側上部に備えた連結部である。そして、本実施例においてベルト15の上端部を本体ケース2に装着する際には、まず、メインカバー6の連結部貫通孔601内に突設した連結部側挿入片602を連結部3内の連結部側挿入溝302内に挿入し、次に、連結部側挿入片602と連結部3とで挟み込むような配置で、ベルト15の上端部を連結部3の連結部側挿入溝302に挿入する。そしてその後に、連結部3のネジ孔302、ベルト15におけるプーリー16のネジ孔1601、及び連結部側挿入片602のネジ孔603の位置を合わせた後にこれらのネジ孔をネジ等17で貫通するとともに、本体ケース2の内部において、ネジ等をナット等(図示せず)で締め付ける(図1の符号17参照)。
そうすると、ベルト15の上端部がメインカバー6とともに連結部3内に固定されるとともに、プーリー16がベルト15に対して回動自在とされているために、ベルト15は、プーリー16の周方向に向けて回動自在となる。
次に、図12を用いてベルト15の下端部と本体ケース2との連結構造について説明すると、図12において2は本体ケースであり、また4は本体ケース2の底部に備えた脚部である。そして、本実施例においてベルト15の下端部を本体ケース2に連結する際には、まず、メインカバー6の脚部貫通孔604に突設した脚部側挿入片605を脚部4内の脚部側挿入溝401に挿入し、次に、脚部側挿入片605と脚部4とで挟み込むような配置で、ベルト15の下端部を脚部4の脚部側挿入溝401内に挿入する。そしてその後に、脚部4のネジ孔402、ベルト15におけるプーリー16のネジ孔1601、及び脚部側挿入片605のネジ孔606の位置を合わせた後にこれらのネジ孔をネジ等17で貫通するとともに、本体ケース2の内部において、ネジ等をナット等(図示せず)で締め付ける。
そうすると、ベルト15の下端部がメインカバー6とともに脚部4内に固定されるとともに、プーリー16がベルト15に対して回動自在とされているために、ベルト15は、プーリー16の周方向に向けて回動自在にすることが可能となる。そして、これにより、ベルト15の上端部の回動と相まって、容易にバッグを背負うことが可能となる。
このように、本実施例のバッグでは、ベルト15の上端及び下端に回動自在にプーリー16を装着し、このプーリー16を介してベルト15を本体ケース2に連結しているため、従来のランドセル等と異なり、特殊な金具を用いることなく、本体ケース2に対してベルト15を回動自在に連結することができ、製造コストを抑えることが可能である。なお、ベルト15の装着に際しては、予め、本体ケース2にネジ等17が貫通するネジ孔を形成しておくことが望ましい。
次に、このように構成される本実施例のバッグを組み立てる方法の一例について説明すると、本実施例のバッグを組み立てる際には、まず、本体ケース2を略箱形状に組み付けた後に、この本体ケース2に、メインカバー6を装着する。即ち、メインカバー6を、本体ケース2の背面、底面、正面を覆うように折り曲げるとともに(図6参照)、メインカバー6における、本体ケース2の背面側を覆う部位の上端608を折り曲げてこの部分608を本体ケース2の背面側上端部に係止するとともに、上端608の裏面に備えたマジックテープ609と本体ケース2内における背面側上部近傍装着したマジックテープ5とを互いに連結させる。
次に、一対のサイドカバー11を、その挿入部1101内に本体ケース2の両側上端部分が挿入されるようにして本体ケース2の両側面に重ね合わせるとともに、サイドカバー11の周縁部に備えたファスナー12とメインカバー6の長手方向に沿った両端に備えたファスナー7とを連結する。そしてこれによって、本体ケース2に対して、メインカバー6及びサイドカバー11を装着することが可能となる。
なお、メインカバー6で本体ケース2を覆う際には、本体ケース2に備えた連結部3の連結部側挿入溝302、及び脚部4の脚部側挿入溝401内にそれぞれ、メインカバー6に形成した連結部貫通孔601内に突設した連結部側挿入片602、及び脚部貫通孔604内に突設した脚部側挿入片605のそれぞれが挿入されるようにしておく。
次に、本体ケース2内に仕切り部13を収納した後に、この仕切り部13の上端部に備えた係止部1301を折り曲げてこの係止部1301を本体ケース2の正面側上端部に係止するとともに、係止部1301の裏面のマジックテープと、前記メインカバー6における、本体ケース2の正面側を覆う部位の上端部における外側に備えたマジックテープ611とを互いに連結し、これにより、仕切り部13を本体ケース2の内部に係止可能としている。
そしてその後、蓋14の上端部に装着したファスナー1401をメインカバー6の背面側上端部近傍に装着したファスナー610と互いに連結して蓋14を本体ケース2に装着する。
更にその後に、前述の方法により、一対のベルト15のそれぞれにおける上端及び下端を本体ケース2に回動自在に連結し、これにより本実施例のバッグが完成する。
そして、使用に際しては、蓋15を開いて本体ケース2内、あるいは仕切り部13内に教科書等を収納した後に、蓋15を、前記メインカバー6に回動自在に連結した係止突起8が貫通孔1402を貫通するように、更に、メインカバー6に備えたマグネット9が吸着部1403に吸着されるようにして閉め、その後係止突起8を回動して蓋15が開かないようにする。
このように、本実施例のバッグでは、教科書等を収納するための本体ケースと、この本体ケースを被覆するメインカバー及びサイドカバー、及び蓋、ベルト等により構成するとともに、これらの構成部品を、縫製によらずに、ファスナーにより分離自在に連結しているために、縫製により連結する従来のランドセル等と異なり、製造が容易であるとともに分解も容易であり、製造工程における作業効率、あるいは構成部品の交換作業における作業効率を向上させることが可能である。そしてこのとき、ファスナーとしてストッパー付きの防水性ファスナーを用いることにより、バッグ内への雨水等の侵入を防止可能であるとともに、いたずら等により各パーツが分解されてしまうことを防止することも可能である。但し必ずしもこのようなストッパー付きの防水性ファスナーを用いて連結する必要はない。
また、本実施例のバッグでは、縫製によらずに各パーツを組み立てているために、ユーザー側においてこれを組み立て、あるいは解体することが容易となり、各パーツに損傷が生じた場合や、使用者の色の好みの変化によりいずれかのパーツの色を変更したと欲する場合においては、ユーザー側において、容易にその交換を行うことができ、ユーザー側の費用負担を少なくすることが可能である。
更に、本体ケース2を4分割可能にすることにより、正面側ケース部201及び背面側ケース部202を幅広のものに交換するとともに、この幅寸法に対応したメインカバー6を用いることにより、バッグ1の全体を大型化することができ、これにより、成長度合いに対応させることができるとともに、学年が進むにつれて増加あるいは大型化してくる教科書等にも十分に対応させることが可能となる。
本発明のバッグは、これを構成する各パーツを分離可能に連結しており、これにより生産性の飛躍的な向上を図ることができるために、前述のスクールバッグに限らず、すべてのバッグに適用可能である。
バッグ全体を示す斜視図である。 本体ケースを示す斜視図である。 本体ケースの背面を斜め下側から示す斜視図である。 本体ケースを分解した状態を示す斜視図である。 メインカバーを示す斜視図である。 メインカバーを示す斜視図である。 サイドカバーを示す斜視図である。 仕切り部を示す斜視図である。 蓋を示す斜視図である。 ベルトを示す斜視図である。 ベルトの上端部と本体ケースとの連結の構造を説明するための図である。 ベルトの下端部と本体ケースとの連結の構造を説明するための図である。
符号の説明
1 バッグ
2 本体ケース
201 正面側ケース部
202 背面側ケース
203、204 側面側ケース
3 連結部
301 連結部側挿入溝
302 ネジ孔
4 脚部
401 脚部側挿入溝
402 ネジ孔
5 本体ケース内における背面側上端に備えたマジックテープ
6 メインカバー
601 連結部貫通孔
602 連結部側挿入片
603 ネジ孔
604 脚部貫通孔
605 脚部側挿入片
606 ネジ孔
608 メインカバーにおける背面側上端部
609 メインカバーにおける背面側上端部裏面に備えたマジックテープ
610 ファスナー
611 メインカバーにおける正面側上端部表面に備えたマジックテープ
7 メインカバーの長手方向に沿った両端に装着したファスナー
8 係止突起
9 マグネット
10 背当部
11 サイドカバー
1101 挿入部
12 サイドカバーに装着したファスナー
13 仕切り部
1301 仕切り部に備えた係止部
1302 仕切り部のポケット部
1303 ポケット部のファスナー
14 蓋
1401 蓋に備えたファスナー
1402 貫通孔
1403 吸着部
15 ベルト
16 プーリー
1601 プーリーに備えたネジ孔
17 ネジ

Claims (3)

  1. 上部を開口とした本体ケース(2)と、
    該本体ケース(2)に、前記本体ケース(2)の正面、底面及び背面を覆うような配置で装着されたメインカバー(6)と、
    前記本体ケース(2)の両側壁に係止されるとともに前記メインカバー(6)の長手方向に沿った両端にそれぞれ周縁部が連結された一対のサイドカバー(11)と、
    前記本体ケース(2)の少なくとも上部開口を覆うような配置で上端部分が前記メインカバー(6)に連結された蓋(14)と、
    前記本体ケース(2)の背面側に着脱自在に装着された一対のベルト(15)と、
    前記本体ケース(2)内に係止された仕切り部材(13)と、を備えるバッグであって、
    前記メインカバー(6)、サイドカバー(11)、蓋(14)、ベルト(15)及び仕切り部材(13)をそれぞれ、前記本体ケース(2)に対して分離可能にした、ことを特徴とするバッグ。
  2. 前記一対のベルト(15)はその両端部近傍に回動自在にプーリー(16)を備え、該プーリー(16)と前記本体ケース(2)とをピン部材等により貫通することにより、前記本体ケース(2)に対して前記ベルト(15)を回動自在に連結したことを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
  3. 前記本体ケース(2)は、正面と底面における正面側の一部を形成する正面側ケース部(201)と、背面と底面における背面側の一部を形成する背面側ケース部(202)と、両側壁を形成する一対の側面側ケース部(203、204)とを具備するとともに、前記正面側ケース部(201)、背面側ケース部(202)及び一対の側面側ケース部(203、204)を着脱自在に連結することにより構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッグ。
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