JP2005102341A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2005102341A
JP2005102341A JP2004381579A JP2004381579A JP2005102341A JP 2005102341 A JP2005102341 A JP 2005102341A JP 2004381579 A JP2004381579 A JP 2004381579A JP 2004381579 A JP2004381579 A JP 2004381579A JP 2005102341 A JP2005102341 A JP 2005102341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
digital camera
data
mask
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004381579A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kasahara
健 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004381579A priority Critical patent/JP2005102341A/ja
Publication of JP2005102341A publication Critical patent/JP2005102341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 本発明はデジタルカメラに係り、特にマスクを表示しつつ撮像画像を調整して作成することができ、マスクパターンに対応した撮像画像を簡単に印刷することができるデジタルカメラを提供するものである。
【解決手段】 本発明はプリンタ装置15をデジタルカメラ1に直接接続することにより、デジタルカメラ1側のビューファインダ4を使用して印刷処理の為のプリンタ操作用画像を表示し、また写真画像を表示し、フォーマットの選択と共に、フォーマットに印刷する写真画像も選択し、その選択に従って印刷処理を行うものであり、マスクパターンをビューファインダ4に表示し撮像画像を調整することによりマスクに対応した撮像画像を容易に作成し、印刷することができるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は印刷装置に撮像画像を印刷させるデジタルカメラに関する。
今日、パーソナルコンピュータを始め、各種電子機器間でマルチメデア化が進んでいる。特に、パーソナルコンピュータは従来のデータベース、ワードプロセッサ、表計算等のアプリケーションソフトの実現に加え、メモリの増大、MPEG回路やモデムの内蔵により、写真等の静止画像の再生や、テレビ画像、カラオケ等の動画の再生、インターネット等の通信機能等を容易に実現できる構成となっている。
特に最近、従来のいわゆるアナログカメラに代わって、パーソナルコンピュータによって写真画像を直接処理できるデジタルカメラが広く市販されている。すなわち、パーソナルコンピュータに専用のソフトウェアを組み込むことにより、デジタルカメラによって撮影したデジタル画像を簡単に処理できるものである。例えば、デジタルカメラからパーソナルコンピュータに取り込んだ写真画像を印刷する場合、パーソナルコンピュータにプリンタ装置を接続し、写真画像を指定することにより簡単に希望する写真を印刷することができる。尚、従来以下に示す特許文献1及び2の発明が開示されている。
特開平7−221975号公報 特開平7−274060号公報
上述の従来の印刷システムにおいては、デジタルカメラの写真画像を印刷する場合、デジタルカメラの撮影画像を一旦パーソナルコンピュータに取り込み、専用のソフトウェアによって処理し、プリンタ装置に出力して印刷処理を行っていた。したがって、従来、デジタルカメラの写真画像を印刷するためにはパーソナルコンピュータは不可欠であった。
そこで、近年デジタルカメラをプリンタ装置に直接接続して印刷処理を行うプリンタ装置が提案されている。しかし、この装置の場合、デジタルカメラの表示部に画像データを表示するが、例えばマスクパターンを介して画像データを表示するような場合、その基準が明確ではない。このため、何枚も同じような撮像画像を撮影し、印刷処理する必要があった。
本発明は上記課題を解決するため、デジタルカメラを印刷装置に直接接続し、マスクパターンをデジタルカメラの表示部に表示しつつレンズを介して入力する画像データを合成表示し、撮像画像を作成するので、正確な撮像画像を簡単に作成することができるデジタルカメラを提供するものである。
上記課題は本発明によれば、撮像した画像と合成するためのマスクデータを外部から入力するI/Oポートと、前記I/Oポートを介して入力されたマスクデータと撮像した画像を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された画像データを表示する表示手段と、前記合成手段により合成された画像データを外部に出力する出力手段とを備えたデジタルカメラを提供することによって達成できる。
また、上記課題は本発明によれば、デジタルカメラと印刷装置を直接接続して印刷するデジタルカメラにおいて、撮像した画像と合成するためのマスクデータを外部装置から入力するI/Oポートと、前記I/Oポートを介して入力されたマスクデータと撮像した画像を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された画像データを表示する表示手段と、前記合成手段により合成された画像データを外部に出力する出力手段とを備えたデジタルカメラを提供することによって達成できる。
また、前記外部装置は、例えば印刷装置である。
本発明によれば、人物や風景をマスクをした状態で撮像することができるので、マスクパターンに対応した撮像画像を得ることができ、例えば撮像の失敗をおそれて似た画像を何枚も撮像する必要がない。
また、撮像画像を全て送らない構成とすることにより、送信データ量を低減することができ、高速な印刷処理を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態例を図面を用いて詳細に説明する。
図1(a),(b) は、一実施形態例におけるデジタルカメラ(電子スチルカメラ)と印刷装置(以下プリンタ装置という)を接続した状態を示す外観斜視図であり、同図(a) はデジタルカメラを示し、同図(b) はプリンタ装置を示している。
先ず、デジタルカメラ1は、同図(a) に示すように、カメラ本体部2とレンズユニット部3から構成されている。カメラ本体部2は、操作機構部分が上面と背面(図1の手前側)に集約され、前面(図1の向こう側)はマークや外装模様の他には何も配置されていない。
カメラ本体部2の背面には、中央に大きくカラーLCDから成るビューファインダ4が配設され、その近傍に押しボタン型の複数のスイッチ5〜8が配設されている。先ず、ビューファインダ4の上方に電源を入れるためのONスイッチ5及び電源を切るためのOFFスイッチ6が配設され、右方に動作モードを画像撮影モードに切替えるためのPLキー7、及び画像再生モードに切替えるためのREキー8が配置されている。尚、ONスイッチ5とOFFスイッチ6は、所謂シーソタイプのスイッチであり、一方を押下すると他方が戻るタイプのスイッチである。
また、カメラ本体部2の上面には、シャッターボタン9、撮影記録済みの映像を順次呼び出して見るための「+」キー11、及び現在見ている画像の前の画像に戻すための「−」キー12が配設され、その近傍の前面寄りに通信端子13が配設されている。通信端子13には通信ケーブル14の一端に設けられたプラグが差し込まれる。
レンズユニット部3は、同図(a) では向こう側になっているため見えないが、前面にレンズを備えている。このレンズユニット部3は、カメラ本体部2に対して回動可能に設けられ、同図の矢印A方向に90°回動し、同図の矢印B方向に180°回動する。矢印B方向に180°回動してレンズが背面を向くと、レンズ位置が逆さになるが、このレンズの姿勢が内部回路で検出され、撮影中の映像が自動的に正立画像に修正されて画面表示される。
一方、プリンタ装置15は、同図(b) に示すように、本体部の前面(同図の手前側)に記録紙Pを挿入する挿入口と印刷済みの記録紙Pを排出する排出口とを兼ねる用紙挿入兼排出口16を備えている。このプリンタ装置15の上面前方は、やや手前に傾斜して操作パネル17が形成され、この操作パネル17上に押しボタン型の7個の操作キー18(「−」キー18a、「+」キー18b、「SET」キー18c、「POWER」キー18d、「EASY」キー18e、「MENU」キー18f、「BACK」キー18g)、及び通信端子19が配設されている。通信端子19には、上述の通信ケーブル14の他端に設けられたプラグが差し込まれる。
以上の外観構成を有するデジタルカメラ1、及びプリンタ装置15において、図2(a) はデジタルカメラ1の回路ブロック図を示し、同図(b) はプリンタ装置15の回路ブロック図を示す。
同図(a) の回路ブロック図において、CCD(電荷結合素子)20は、レンズ21を介して入力する映像をアナログ電気信号に変換して出力する撮像素子である。駆動回路(ドライバ)22はCCD20を駆動する回路であり、タイミング・ジェネレータ23から出力されるタイミング信号に従ってCCD20を駆動する。
アナログ・デジタル変換回路(以下、A/D変換器という)24は、増幅器24’により増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する回路であり、増幅されたCCD20の出力をデジタル画像信号に変換する。また、DRAM25は、変換されたデジタル画像信号を一時的に記憶する。圧縮/伸長部26は、上述のデジタル画像信号を符号化処理により圧縮する。尚、圧縮/伸長部26は上述とは逆に、デジタル画像信号に対して復号化処理を施し、データの伸張処理も行う。また、画像メモリ27は圧縮/伸長部26で圧縮したデジタル画像信号を多数画面記憶するメモリであり、シャッターボタン9の操作により撮影された撮像画像を圧縮された状態で記憶する。
ビデオ信号発生部32は、デジタル画像信号に同期信号等を付加してデジタルビデオ信号を生成する。VRAM33は、デジタルビデオ信号を記憶するメモリである。デジタル・アナログ変換回路(以下、D/A変換器という)34は、ビデオ信号発生部32から出力されたデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換し、表示部であるカラーLCD(液晶表示器)35に出力する回路である。カラーLCD35は、D/A変換器34から増幅器36を介して供給されるアナログビデオ信号に基づいて液晶を駆動し、撮像画像を表示する。
尚、CG(キャラクタジェネレータ)37は、例えばカーソル・データ等を格納する。一方、ROM28はデジタルカメラ1を駆動制御するプログラムを記憶し、このプログラムをCPU30に出力する。CPU30はROM28に記憶するプログラムに基づいて動作し、デジタルカメラ1を制御する。また、RAM29はプリンタ装置15から出力されるマスクパターンであるマスクデータを記憶する。尚、RAM29はCPU30の制御処理の際、演算処理の中間データ等を一時的に記憶するワークエリアとしても使用される。
CPU30は上述のように、ROM28に記憶するプログラムに基づいて動作し、RAM29のワークエリアを使用し、キー入力部31から入力するキー操作信号に従って各部を制御する。尚、このキー入力部31は、前述のデジタルカメラ1に配置された各種キー5〜9、等が対応する。尚、I/Oポート38は、シリアル信号に変換された画像信号やマスクデータ等を入出力制御するインターフェースである。
次に、図2(b) に示すプリンタ装置15の構成を説明する。プリンタ装置15はCPU40、及びCPU40にバス49を介して接続された画像メモリ41、伸長部42、選択部43、キー入力部44、I/Oポート45、ROM46、カラープリンタ部47、RAM48で構成されている。
上記I/Oポート45は、シリアル通信機能を有する回路からなり、一般的にはワンチップCPUのLSIに内蔵され、外部とのデータの送受信を行う。キー入力部44は、CPU40の汎用ポートに接続され、図1(b) に示した操作パネル17の7個の操作キー18からのキー操作信号をCPU40に出力する。このキー操作信号に基づいて、CPU40の制御に基づく各種処理が行われる。これら各キー操作信号の機能については本例に関連するキーについて後述する。
ROM46はプリンタ装置15のプログラムを記憶すると共に、デジタルカメラ1のカラーLCD35に表示するマスク情報を記憶する。図3はROM46の構成を示すデータマップであり、マスク情報に関するデータのみを示す。すなわち、ROM46内にはマスクパターン毎に、印刷用マスクデータである合成画像データ、データ名称、マスクデータの順に記憶され、マスクパターン毎に番号が付されている。すなわち、同図に示すように合成画像データ1、データ名称1、マスクデータ1、合成画像データ2、データ名称2、マスクデータ2、・・・の順序で登録されている。
図4は上述のROM46に記憶されたマスクパターンの例を説明する図である。例えば、同図(a)に示す星型のマスクパターンをマスクパターン1とすれば、ROM46の合成画像データ1の領域にはこの星型のパターンを印刷するためのドットデータが記憶されている。尚、本例では640×480ドットのグラフィカルデータがJPEG圧縮されて登録されている。また、データ名称1の領域には、例えばSTAR7の名称を示すコードが登録されている。尚、このデータ名称のエリアは、デジタルカメラ1との通信で画像データがフィードバックされた時、使用したマスクパターンと照合する際利用される。また、マスクデータ1の領域には上述の合成画像データ1の領域に表示された星形のパターンに対応するパターンデータが登録されている。尚、このマスクデータ1は前述のデジタルカメラ1内のRAM29に転送され、デジタルカメラ1による撮影時の画面マスクに使用される。
一方、図4(b)に示す星型のマスクパターンは、上述の図4(a)と同じ星型であっても、その形態が少し異なる星型である。この星型のマスクパターンは、例えばROM46内においてマスク合成画像データ2の領域にドットデータとして登録され、データ名称2の領域に例えばSTAR5の名称を示すコードの形式で登録され、マスクデータ2の領域に対応するマスク画像が登録されている。
以下同様に、図4(c)の六角形の画像パターンに関する情報は、マスク合成画像データ3、データ名称3、マスクデータ3に登録され、図4(d)の逆三角形の画像パターンに関する情報は、マスク合成画像データ4、データ名称4、マスクデータ4に登録されている。
ここで、図2の説明に戻り、選択部43は、ビューファインダ4に表示する上述のプリンタ操作用画像に基づいて上述の各操作キー18を操作することで、キー入力部44から入力するキー操作信号に基づいてROM46内の各プログラム、又はプリンタ印刷用画像を選択し、さらに対応する各フォーマット画像を選択する。
伸長部42は、JPEG等の公知の画像伸長機能を有し、例えばROM46に登録する上述のマスク合成画像データ1、2、・・・等を、例えば実画像の大きさに伸長する。また、デジタルカメラ1から読み出される撮像画像を伸長処理する。すなわち、ROM46に記憶する合成画像データや、デジタルカメラ1から出力される撮像画像が圧縮データの形態で記憶され、又は転送される為、印刷画像を作成する際所定の大きさに拡大する。
このようにして伸長部42で所定の画像に伸長された画像データは画像メモリ41に展開される。画像メモリ41は、用紙1頁分のドットパターンデータを記憶するメモリであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のドットパターンを記憶する。尚、画像メモリ1を1枚のメモリで構成し、CPUで作成するイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の画像データを順次書き込む構成としてもよい。
RAM48は、CPU40が行う演算処理用のワーク領域と、デジタルカメラ1から供給される撮像画像を格納する受信バッファ等で構成されている。カラープリンタ部47は、プリンタエンジン部であり、DCモータ及びステッピングモータ等を駆動するモータドライバ、印字ヘッド、各種センサが接続されている。
尚、図1(b)に示すプリンタ装置15に設けられた各キーについて本例に関連あるキーの機能を説明する。先ず、「POWER」キー18dはプリンタ装置15に電源を供給する際操作するキーであり、このキー操作から処理が始まる。「MENU」キー18fは、カラーLCD35に後述するマスクパターンのメニューを表示するキーである。「+」キー18bはカラーLCD35に表示されたメニューを選択する際、カーソルを正送りするキーであり、「−」キー18aはその逆にカーソルを逆送りするキーである。また、「SET」キー18cは選択したメニューを確定するキーである。
以上の構成のプリンタ装置15及びその印刷システムにおいて、以下にその処理動作を説明する。図5〜図7は本実施形態例の処理動作を説明するフローチャートである。尚、図5に示すフローチャートにおいて、左側の処理はプリンタ装置15の処理を示し、右側の処理はデジタルカメラ1の処理を示すものである。
先ず、図5のマスクパターンの転送処理から説明する。この処理は本例において最初に行う処理であり、プリンタ装置15内のROM46に記憶されるマスクデータ1、2、・・・をデジタルカメラ1側に転送する処理である。
先ず、プリンタ装置15の「POWER」キー18dをオンすると、プリンタ装置15の制御処理が開始する。すなわち、「POWER」キー18dがオンするとCPU40は初期設定処理を行い、先ずデジタルカメラ1とプリンタ装置15間のリンクの確立を行う(ステップ(以下、プリンタ装置15の処理をSで示し、デジタルカメラ1の処理をSTで示す)1)。すなわち、「POWER」キー18dがオンするとCPU40は初期設定処理を行い、先ず本例のプリンタ装置15がデジタルカメラ1に接続され、リンクが確立しているか判断するため、プリンタ装置15側のCPU40は確認信号をデジタルカメラ1側に出力し、デジタルカメラ1側からの応答信号を確認する。
次に、プリンタ装置15側のCPU40は選択画像データを送信する(S2)。この選択画像データは前述の図3に示すROM46のデータ名称のエリアに記憶されたデータであり、このマスクパターンの名称データは通信ケーブル14を介してデジタルカメラ1側に転送され、デジタルカメラ1側で受信される(ST2)。デジタルカメラ1側ではこのデータをカラーLCD35に表示する(ST3)。図8は、デジタルカメラ1のカラーLCD35に表示された画像マスクのメニュー表示状態を示す。
この状態において、マスクパターンの選択処理を行う(S3)。例えば、この選択処理は前述の「+」キー18bを押下することによりこのメニュー画面上でカーソルKを正方向(図8の下方向)に送り、「−」キー18aを押下することによりカーソルKを逆方向(図8の上方向)に送り、希望するマスクパターンの位置にカーソルKを移動した後、セットキー18cを押下することでマスクパターンを選択する。
次に、上述の処理により選択されたマスクパターンに対応するマスクデータは通信ケーブル14を介してデジタルカメラ1側に送信される(S4)。例えば、図8に示すカーソルKの位置においてセットキー18cを押下したのであれば、名称データ(STAR5)に対応するマスクデータ、すなわちROM46のマスクデータ2の領域から星形のマスクデータが読み出される。このマスクデータ2はデジタルカメラ1側に受信され(ST4)、RAM29の所定領域に格納される(ST5)。
次に、マスクデータの表示処理について図6のフローチャートを用いて説明する。この処理は、上述のようにして選択したマスクデータ(例えば、マスクデータ1)をカラーLCD35に表示する処理であり、デジタルカメラ1からプリンタ装置15を外し撮像画像を作成する処理である。
先ず、CPU30はマスクパターンの設定が有るか否か判断する(ST6)。この判断は、CPU30がRAM29内を検索することにより格納されたマスクデータが存在するか否かを判断するものである。ここで、上述のようにマスクパターンをRAM29に格納している状態であれば、マスクパターンの設定有りと判断し(ST6がY(イエス))、RAM29に記憶されるマスクデータの伸張処理を行う(ST7)。この伸張処理は圧縮/伸張部26が行い、この伸張データを一旦RAM29に格納する(ST8)。一方、DRAM25にはレンズ21を介して入力する画像データが順次格納され、CPU30はDRAM29に格納した画像データとRAM29に記憶するマスクデータを合成処理し(ST9)、合成した画像データをVRAM33に書き込む(ST10)。そして、カラーLCD35に合成画像データを表示する(ST11)。
上述の合成処理及び表示処理は、一定の取り込み周期で行われ(ST12)、所定の周期毎に上述の処理を繰り返す(ST12がY(イエス)、ST8〜ST12)。すなわち、上述の処理によりレンズ21を介して入力する画像データは星形のマスクパターンと順次合成され、カラーLCD35に画像表示される。例えば、図9(a)に示す画像データを取り込んだ場合、デジタルカメラ1のカラーLCD35には同図(b)に示す画像表示が行われる。すなわち、レンズ21を介して取り込んだ入力画像を星形のマスクパターンでマスクした表示状態となる。尚、図9に示す例は前述のマスクパターン2(名称データSTAR5)の例の場合である。
したがって、上述のように処理することにより、例えばマスクパターンを使用して撮影処理を行う場合、ユーザは星形のマスク内に人物や風景等の位置を視ながらその位置を調節して撮影することができる。
一方、前述のマスクパターンの設定の有無の判断において(ST6)、マスクパターンの設定がなければ(ST6がN(ノー))、レンズ21を介して取り込んだ1画面の画像データを、例えばDRAM25に格納し(ST13)、マスクを行うことなくVRAM33に画像データを書き込み(ST14)、カラーLCD35に表示する(ST15)。この場合、通常の表示処理であり、所定の取り込み周期で上述の処理を繰り返す(ST16)。
次に、上述のようにして撮影を行った後、印刷を行う際には再度プリンタ装置15にデジタルカメラ1を接続し、印刷処理を行う。この処理を説明するフローチャートが図7である。
この処理も、先ずデジタルカメラ1とプリンタ装置15間のリンクの確立を行う(ステップ(以下、プリンタ装置15の処理をWで示し、デジタルカメラ1の処理をWTで示す)1)。すなわち、「POWER」キー18dがオンするとCPU40は初期設定処理を行い、本例のプリンタ装置15がデジタルカメラ1に接続され、リンクが確立しているか判断するため、例えばプリンタ装置15側のCPU40は確認信号をデジタルカメラ1側に出力し、デジタルカメラ1側からの応答信号を確認する。
次に、プリンタ装置15側のCPU40は前述の選択画像データをデジタルカメラ1に送信する(W2)。デジタルカメラ1側のCPU30はこのデータを受信すると前述と同様、カラーLCD35にメニュー表示する(WT2、WT3)。この時、カラーLCD35に表示される選択画像データの表示状態は「通常印刷」か又は「マスク印刷」かを選択する画面である。
ユーザはこの表示状態を確認すると、印刷を希望する印刷方式を選択する(W3)。例えば、この時マスク印刷を選択するのであれば、対応する選択信号を通信ケーブル14を介してデジタルカメラ1側に送信する(W4)。デジタルカメラ1では転送された選択信号を受信すると(WT4)、印刷の種類を判断する(WT5)。ここで、例えば普通印刷の選択であれば、CPU30は画像メモリ27に記憶する画像データをプリンタ装置15に送信する(WT6)。
一方、上述のようにマスク印刷の選択であると判断すると、画像メモリ27に記憶する画像データと共に、マスクの名称データをプリンタ装置15に送信する(WT7)。
プリンタ装置15では通常印刷の際画像データのみを受信し、マスク印刷の際画像データとマスクの名称データを受信する(W5)。通常印刷の場合には画像データ受信後、マスクの名称データが入力しないため、判断(W6)はN(ノー)であり、印刷データを作成して印刷処理を行う(W7、W8)。この処理は、用紙Pを用紙挿入兼排出口16から挿入し、ビューファインダ4に表示する1画面の表示データ(撮像画像)を通信ケーブル14を介してRAM48内の受信バッファに取り込み、所定量の写真画像のデータが入力すると、ドットパターンデータに変換した後、画像メモリ41に書き込む。尚、この時転送されてくる撮像画像が圧縮データであり、伸長部42において所定の伸長処理を施して画像メモリ41に展開する。その後、画像メモリ41に用紙1頁分のデータが書き込まれると、画像メモリ41から印字ヘッド53に画像データを出力して用紙Pへの印刷処理を行う。この間、前述のリボン用モータ51、用紙送り用モータ52が駆動し、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のインク印刷データを作成して印刷処理を行う(W7、W8)。リボンを順次印字ヘッドに送ると共に、用紙Pを印字部に送り、画像メモリ41に展開されたドットパターンデータを用紙Pに転写し、用紙Pにカラー印刷を行う。
このようにして印字が行われた用紙Pは、不図示の用紙送り機構によって用紙挿入兼排出口16まで戻され機外に排出される。また、用紙Pの排出はセンサ54により検出され、CPU40はその印刷終了を知る。
一方、マスクの名称データがある場合(W6がY(イエス))、名称データに対応する印刷用マスクパターンデータと画像データを合成し(W9)、その後印刷データを作成して印刷処理を行う(W7、W8)。図10は上述の処理によりマスクパターン2と撮像画像の合成画像を印刷処理した結果得られた記録画像である。特に、この記録画像は図9の例の場合の表示画像を印刷処理する例である。
尚、本例では表示用マスクパターンをプリンタ装置15側に設けたが、デジタルカメラ1側に設ける構成であってもよい。また、デジタルカメラ1側から転送するマスクパターンも撮像画像全体を送信する場合に限らず、マスクパターンの領域を削除した状態で送信する構成としてもよい。このように送信することにより、送信データ量を低減し、送信処理を高速に行うことができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば人物や風景をマスクをした状態で撮像することができるので、マスクパターンに対応した撮像画像を得ることができ、例えば撮像の失敗をおそれて似た画像を何枚も撮像する必要がない。
また、撮像画像を全て送らない構成とすることにより、送信データ量を低減することができ、高速な印刷処理を行うことができる。
一実施の形態における電子スチルカメラとプリンタ装置を接続した状態を示す外観斜視図であり、(a) は電子スチルカメラを示す図、(b) はプリンタ装置を示す図である。 (a)はデジタルカメラの回路ブロック図を示し、(b)はプリンタ装置の回路ブロック図を示す。 プリンタ処理内のROMの構成を説明するデータマップである。 マスクパターンを説明する図である。 マスクパターンの転送処理を説明するフローチャートである。 マスクパターンの表示処理を説明するフローチャートである。 マスクパターンの印刷処理を説明するフローチャートである。 マスクパターンの選択メニューの表示状態を示す図である。 (a)は画像データを示し、(b)はデジタルカメラに表示される合成画像を示す。 図9の例の場合の印刷状態を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体部
3 レンズユニット部
4 ビューファインダー
5 ONスイッチ
6 OFFスイッチ
7 PLキー
8 REキー
9 シャッターボタン
11 「+」キー
12 「−」キー
13 通信端子
14 通信ケーブル
15 プリンタ
16 用紙挿入兼排出口
17 操作パネル
18 操作キー
18a 「−」キー
18b 「+」キー
18c 「SET」キー
18d 「POWER」キー
18e 「EASY」キー
18f 「MENU」キー
18g 「BACK」キー
19 通信端子
21 タイミング・ジェネレータ
22 CCD
23 ドライバ
24 A/D変換器
25 DRAM
26 圧縮/伸長部
27 映像メモリ
28 ROM
29 RAM
30 CPU
31 キー入力部
32 ビデオ信号発生部
33 VRAM
34 D/A変換器
35 カラーLCD(液晶表示装置)
36 アンプ
37 CG
38 I/Oポート
40 CPU
41 画像メモリ
42 伸長部
43 選択部
44 キー入力部
45 I/Oポート
46 ROM
47 カラープリンタ部
48 RAM
49 バス

Claims (3)

  1. 撮像した画像と合成するためのマスクデータを外部から入力するI/Oポートと、
    前記I/Oポートを介して入力されたマスクデータと撮像した画像を合成する合成手段 と、
    前記合成手段により合成された画像データを表示する表示手段と、
    前記合成手段により合成された画像データを外部に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. デジタルカメラと印刷装置を直接接続して印刷するデジタルカメラにおいて、
    撮像した画像と合成するためのマスクデータを外部装置から入力するI/Oポートと、
    前記I/Oポートを介して入力されたマスクデータと撮像した画像を合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された画像データを表示する表示手段と、
    前記合成手段により合成された画像データを外部に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 前記外部装置は、印刷装置であることを特徴とする請求項2記載のデジタルカメラ。
JP2004381579A 2004-12-28 2004-12-28 デジタルカメラ Pending JP2005102341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381579A JP2005102341A (ja) 2004-12-28 2004-12-28 デジタルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381579A JP2005102341A (ja) 2004-12-28 2004-12-28 デジタルカメラ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34633296A Division JP3690024B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 印刷装置及び印刷装置を使用する撮像画像印刷方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005102341A true JP2005102341A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34464630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004381579A Pending JP2005102341A (ja) 2004-12-28 2004-12-28 デジタルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005102341A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3690024B2 (ja) 印刷装置及び印刷装置を使用する撮像画像印刷方式
JP3535724B2 (ja) 画像撮像装置およびその方法、並びに記憶媒体
KR19990044165A (ko) 인쇄장치 및 인쇄시스템
JP3767043B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2005102341A (ja) デジタルカメラ
JP3772417B2 (ja) 印刷装置
JP4223387B2 (ja) 撮影装置および撮影プリントシステム
JPH10271370A (ja) 電子スチルカメラ
JP3750675B2 (ja) デジタルカメラシステム及びデジタルカメラ
JP3933102B2 (ja) デジタルカメラシステム
JP4153376B2 (ja) デジタルカメラ
JPH1118033A (ja) デジタルカメラ、画像処理システム及び記憶媒体
JP4207969B2 (ja) 画像処理システム、デジタルカメラ及び印刷装置
JP3933101B2 (ja) 印刷装置及びデジタルカメラ
JPH1155612A (ja) 印刷装置及び印刷方式
JP3767566B2 (ja) 印刷装置、カメラ及びデータ通信方法
JP4375240B2 (ja) デジタルカメラ
JP2006060612A (ja) 画像入力装置、画像形成システム、画像形成方法、及びコンピュータプログラム
JP2004255609A (ja) プリンタ装置
JP4083776B2 (ja) デジタルカメラシステム
JP4140638B2 (ja) デジタルスチルカメラ、プリンタ、及び、デジタルスチル画像の撮影システム
JP2008067019A (ja) 印刷システムの制御方法、印刷装置、電子機器、印刷装置の制御プログラム、および電子機器の制御プログラム
JP2004001495A (ja) 印刷装置
JP2006076186A (ja) プリンタ装置
JP2006005760A (ja) 記録装置、撮像装置及び印刷システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070807