JP2005101683A - 柱上機器の遠隔制御装置 - Google Patents
柱上機器の遠隔制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005101683A JP2005101683A JP2003329392A JP2003329392A JP2005101683A JP 2005101683 A JP2005101683 A JP 2005101683A JP 2003329392 A JP2003329392 A JP 2003329392A JP 2003329392 A JP2003329392 A JP 2003329392A JP 2005101683 A JP2005101683 A JP 2005101683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- infrared
- utility pole
- signal
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 27
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】中空パイプ状の電柱10の先端近傍に固定した支持台21と、支持台上に可動台を介して固定された光学機器20と、電柱の中空部に駆動部を備え、可動台に被駆動部を備え、駆動部の機械的駆動量に対応して、当該駆動量に対応する量だけ、被駆動部が光学機器とともに可動台の向きを変更する可動台駆動機構と、電柱の根元近傍の中空部に配置され、可動台駆動機構の駆動部と、中空部に収容された伝達機構を介して連結され、駆動部を伝達機構を介して遠隔操作する遠隔操作機構とを備えた。
【選択図】 図1
Description
図2(a)に示すように、電柱1を路上に一定の間隔で設置し、電柱間で双方向あるいは一方向に赤外線通信をさせて、様々な情報伝達を行うシステムがある(特許文献1参照)。このシステムでは、電柱1の先端に取り付けた赤外線送信機2と赤外線受信機3の方向を、正確に正対するように調整する必要がある。ある電柱1上の赤外線受信機3が、隣の電柱1上の赤外線送信機2の送信する赤外線信号を正確に受信しているかどうかを確認したり、赤外線送信機2の方向を調整するためには、電柱1の先端部分で作業者が作業をする必要がある。
これには、図2(b)に示すように、よく知られたバケット式のクレーン車4を使用するのが一般的である。バケット式のクレーン車4は、バケット5に作業者6を乗せた状態で、バケット6を昇降させる。
上記のような、バケット式のクレーン車4を使用する作業は、事前に道路使用許可などを取る必要があり、調整作業が容易でないという問題があった。
また、例えば、交差点の信号機を支持する電柱に、赤外線の送信機と受信機を取り付けた場合や、交通監視のための監視カメラを取り付けた場合に、これらの機器が正常に動作しているかどうかの点検作業が必要になる。しかしながら、交差点で電柱に登る場合には、監督官庁の許可を受けなければならない。また、交差点ではバケット式のクレーン車による作業も容易でないという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、柱上機器の向きを調整したり、その動作状態を確認する作業を、地上で簡便に安全に実施できる柱上機器の遠隔制御装置を提供することを目的とする。
〈構成1〉
中空パイプ状の電柱の先端近傍に固定した支持台と、上記支持台上に可動台を介して固定された光学機器と、上記電柱の中空部に駆動部を備え、上記可動台に被駆動部を備え、上記駆動部の機械的駆動量に対応して、当該駆動量に対応する量だけ、上記被駆動部が、上記光学機器とともに上記可動台の向きを変更する、可動台駆動機構と、上記電柱の根元近傍の中空部に配置され、上記可動台駆動機構の駆動部と、上記中空部に収容された伝達機構を介して連結され、上記駆動部を上記伝達機構を介して遠隔操作する遠隔操作機構とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記可動台には、第1の駆動部の回転運動により、その回転量に比例して角度変位をする第1の台と、この第1の台に固定されて、第2の駆動部の回転運動により、その回転量に比例して、上記第1の台とは異なる方向に角度変位をする第2の台とが設けられていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記伝達機構は、上記駆動部に設けられたプーリと、上記遠隔操作機構に設けられたプーリに巻き付けられたワイヤとから成ることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記遠隔操作機構の操作部は、上記電柱の中空部に配置され、上記電柱の保護カバーを開いたときに、上記電柱外から操作できる位置に固定されていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記遠隔操作機構に設けられた操作部には、上記駆動部を遠隔操作する機構とともに、上記光学機器の出力信号を取り出すための出力端子が固定されていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記光学機器は、赤外線信号により情報を伝達する赤外線送信機を含み、上記電柱の先端近傍には、上記光学機器を駆動するための大陽光発電器が取り付けられ、上記電柱の先端近傍または電柱の中空部には、気象観測用センサ群が配置され、これらの気象観測用センサ群は上記大陽光発電器により駆動され、当該気象観測用センサ群の出力信号は、上記赤外線送信機により、任意の情報端末に向けて送信されることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記光学機器は、赤外線信号を受信する赤外線受信機と、赤外線受信機が受信した信号に所定の処理をして、送信信号を生成する赤外線送受信制御部と、この赤外線送受信制御部の生成した赤外線信号を送信する赤外線送信機とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
上記光学機器は、電柱周辺の状態を撮影する監視カメラから成ることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
電柱先端近傍の中空部で、上記光学機器の出力信号を赤外線信号に変換する電気/光変換機と、上記電柱の根元近傍の中空部で、上記赤外線信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、上記操作部に、上記光/電気変換器の出力信号を取り出すための出力端子とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
図1には、電柱10は、その中心で切断された状態で示され、側面に開口11と12を備えている。開口11は、電柱10の先端近傍に設けられている。また、開口12は、電柱10の根元近傍に設けられている。電柱10の先端というのは、後で説明する光学機器を取り付ける部分のことで、電柱10の先端付近の任意の場所でよい。また、根元近傍というのは、作業者が地上で操作できる高さのことを言う。この実施例において、開口11を塞ぐように側面から見た時、L字型の支持台21がねじ止め固定されている。支持台21と電柱10との間には、パッキング22が挟み込まれて、開口11から雨などが電柱10の内部に侵入しないようになっている。なお、この電柱10は、後で説明するように中空パイプ状をしており、図1の左側は電柱10の外部、図1の右側は電柱10の中空部である。図面の都合上、電柱10の反対側の側壁は、図示していない。
図3(a)は、電柱10の先端近傍の斜視図である。この電柱10には、同図に示すように開口11が設けられている。ここに、図3(b)に示されるように、固定される支持台21には、電柱10と接する部分にパッキング22が取り付けられている。従って、支持台21のパッキング22を電柱10の開口11の部分に押し付けることによって、開口11の部分が密封される。開口11の周辺部には、ボルト孔が任意の数だけ設けられており、支持台21をそのボルト孔によって電柱10に固定する。
本発明の装置は、例えば、この図の例に示すような回路構成により実現される。まず、赤外線受信機20と赤外線送信機70とが、それぞれ図示しない別々の可動台の上に固定され、角度調整されるようになっている。いずれの可動台も既に説明した通り調整ボルトの回転運動によって、その回転量に比例して角度変容する台により、垂直面内の角度と水平面内の角度調整をする。これによって例えば、赤外線受信機20は、図示しない別の赤外線送信機から送信される赤外線信号の受信レベルを最適化する。
上記の電柱10の先端に、図5(a)に示すように太陽光発電機110を取り付けることによって、赤外線送信機や赤外線受信機などの光学機器を駆動することができる。なお、図5(b)に示すように太陽光発電機110は、蝶番111によって角度調整が可能な状態で電柱10の先端に固定されている。また、ターンテーブル112によって水平面内の角度調整も可能に固定されている。この調整は、太陽光発電機110を取り付ける時に直ちに行えばよいため、その後の可動機構は、設けていない。また、その調整は、比較的高い精度が求められないので、その後の調整も考慮する必要はない。
すなわち、赤外線受信機の出力信号は、時刻t1からt2までの間に処理し、モニタカメラの出力信号は、時刻t2から時刻t3の間に処理する。これらの信号は、充分に時間的な連続性を考慮した上で処理される一方、気象観測用センサから出力される観測データについては、これらの信号処理の隙間時間である時刻t3から時刻t4の間に処理する。その信号は、充分時間間隔をおいて取り出されるようにして構わない。
11、12 開口
20 赤外線受信機
21 支持台
22 パッキング
23 第2の台
24 蝶番
25 第1の台
26 スプリング
27 楔
30 調整ボルト
31 ねじ溝
37 プーリ
41 ワイヤ
42 台
43、52、53、63 ボルト
44 軸受
45 ねじ棒
51 保護カバー
54 ドライバ
61 歯車
Claims (9)
- 中空パイプ状の電柱の先端近傍に固定した支持台と、
前記支持台上に可動台を介して固定された光学機器と、
前記電柱の中空部に駆動部を備え、前記可動台に被駆動部を備え、前記駆動部の機械的駆動量に対応して、当該駆動量に対応する量だけ、前記被駆動部が、前記光学機器とともに前記可動台の向きを変更する、可動台駆動機構と、
前記電柱の根元近傍の中空部に配置され、前記可動台駆動機構の駆動部と、
前記中空部に収容された伝達機構を介して連結され、前記駆動部を前記伝達機構を介して遠隔操作する遠隔操作機構とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。 - 前記可動台には、第1の駆動部の回転運動により、その回転量に比例して角度変位をする第1の台と、
この第1の台に固定されて、第2の駆動部の回転運動により、その回転量に比例して、前記第1の台とは異なる方向に角度変位をする第2の台とが設けられていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。 - 前記伝達機構は、前記駆動部に設けられたプーリと、前記遠隔操作機構に設けられたプーリに巻き付けられたワイヤとから成ることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
- 前記遠隔操作機構の操作部は、前記電柱の中空部に配置され、前記電柱の保護カバーを開いたときに、前記電柱外から操作できる位置に固定されていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
- 前記遠隔操作機構に設けられた操作部には、前記駆動部を遠隔操作する機構とともに、前記光学機器の出力信号を取り出すための出力端子が固定されていることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
- 前記光学機器は、赤外線信号により情報を伝達する赤外線送信機を含み、
前記電柱の先端近傍には、前記光学機器を駆動するための大陽光発電器が取り付けられ、前記電柱の先端近傍または電柱の中空部には、気象観測用センサ群が配置され、これらの気象観測用センサ群は前記大陽光発電器により駆動され、当該気象観測用センサ群の出力信号は、前記赤外線送信機により、任意の情報端末に向けて送信されることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。 - 前記光学機器は、赤外線信号を受信する赤外線受信機と、赤外線受信機が受信した信号に所定の処理をして、送信信号を生成する赤外線送受信制御部と、この赤外線送受信制御部の生成した赤外線信号を送信する赤外線送信機とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
- 前記光学機器は、電柱周辺の状態を撮影する監視カメラから成ることを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
- 電柱先端近傍の中空部で、前記光学機器の出力信号を赤外線信号に変換する電気/光変換機と、
前記電柱の根元近傍の中空部で、前記赤外線信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、
前記操作部に、前記光/電気変換器の出力信号を取り出すための出力端子とを備えたことを特徴とする柱上機器の遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003329392A JP2005101683A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 柱上機器の遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003329392A JP2005101683A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 柱上機器の遠隔制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005101683A true JP2005101683A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34458642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003329392A Pending JP2005101683A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 柱上機器の遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005101683A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527008A (ja) * | 2006-02-13 | 2009-07-23 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | カメラ取付台 |
JP2019113569A (ja) * | 2014-08-28 | 2019-07-11 | 一般財団法人電力中央研究所 | コンクリート柱における鉄筋の検査方法および検査システム |
-
2003
- 2003-09-22 JP JP2003329392A patent/JP2005101683A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527008A (ja) * | 2006-02-13 | 2009-07-23 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | カメラ取付台 |
JP4845974B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2011-12-28 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | カメラ取付台 |
JP2019113569A (ja) * | 2014-08-28 | 2019-07-11 | 一般財団法人電力中央研究所 | コンクリート柱における鉄筋の検査方法および検査システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5434614A (en) | Aerial photography system | |
US6549139B2 (en) | Crane safety device and methods | |
US6894621B2 (en) | Crane safety devices and methods | |
US6744372B1 (en) | Crane safety devices and methods | |
US6317237B1 (en) | Voice monitoring system using laser beam | |
KR101172034B1 (ko) | 비상도움용 벨 및 이를 이용한 비상상황 경보시스템 | |
US20200063459A1 (en) | Automation attachment utilized with existing parasols or umbrellas | |
KR101737380B1 (ko) | 오토리프트, 카메라 및 감지장치를 이용한 모니터링 시스템 | |
WO1998038612A1 (en) | Crane safety devices and methods | |
JP4686699B2 (ja) | 防犯用センサ装置 | |
KR101733530B1 (ko) | 감시 관제 장치의 플러그 앤드 플레이 기능을 지원하는 보안 플랫폼 시스템 | |
JP2005101683A (ja) | 柱上機器の遠隔制御装置 | |
KR101392353B1 (ko) | 엘리베이터 감시 영상 전송 시스템 및 그 방법 | |
CN112190849A (zh) | 一种视频侦测火灾分析防控系统 | |
JPH09284612A (ja) | 電動雲台 | |
CN205179229U (zh) | 一种车载视频采集设备 | |
JPH0622179A (ja) | 小型雲台装置 | |
JPH05211650A (ja) | 双方向情報伝送システム | |
CN210716842U (zh) | 一种监控设备的安装结构 | |
CN104836993A (zh) | 一种车载视频采集系统及其使用方法 | |
JP2007074324A (ja) | 監視装置及びそれを用いた遠方監視システム | |
KR20140084368A (ko) | 엘리베이터 감시 시스템 및 그 전송 광 초점 조절 방법 | |
JPH07131422A (ja) | 光無線伝送装置の光軸合わせ方法 | |
JPH10271489A (ja) | 遠隔監視装置 | |
CN221072815U (zh) | 一种挖掘机远程遥控控制系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060130 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060425 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080916 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090128 |