JP2005101675A - 光検出装置および光検出方法 - Google Patents

光検出装置および光検出方法

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Abstract

【課題】ブルーミング現象の影響を抑制して正確な入射光強度を検出することができる光検出装置を提供する。
【解決手段】光検出装置1は、1つの半導体基板上に、M個のユニット1001〜100M、A/D変換回路200、タイミング検知回路300および制御回路400を備えている。各ユニット100mは、N個のフォトダイオードPDm1〜PDmN、N個のスイッチ素子SWm1〜SWmN、電荷電圧変換回路110mおよびスイッチ素子120mを備えている。制御回路400は、タイミング検知回路300により検知された開閉タイミングに基づいて各スイッチ素子SWmnの開閉を制御し、電荷電圧変換回路110mにおける電荷蓄積動作を制御し、各スイッチ素子120mの開閉を制御し、また、A/D変換回路200におけるA/D変換動作を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入射した光の強度を検出する装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光検出装置は、1または複数の光検出素子と、光検出素子から出力された電荷の量に応じた電圧出力を出力する電荷電圧変換回路と、を備えている。この光検出装置では、光の入射に応じて光検出素子から出力された電荷が電荷電圧変換回路に蓄積され、この蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路から出力されて、この出力された電圧出力の値に基づいて入射光強度が得られる。
【0003】
このような光検出装置はCMOS技術により製造することが可能である。例えば、P型半導体基板にP型ウェル領域が形成され、このP型ウェル領域内にN拡散領域が形成されて、これによりPN接合を有するフォトダイオード(光検出素子)が形成される。また、上記P型ウェル領域内に第1のN拡散領域(ソース領域)と第2のN拡散領域(ドレイン領域)とが形成され、これらの間にゲート電極が形成されて、これによりスイッチ素子が形成される。このスイッチ素子は、フォトダイオードの出力端と電荷電圧変換回路の入力端との間に設けられ、ゲート電極に印加される電圧値に基づいて開閉して、フォトダイオードで発生した電荷の電荷電圧変換回路への流入を制御する。また、フォトダイオードのN拡散領域と、スイッチ素子のソース領域とは、共通のものであってもよい。
【0004】
また、1次元または2次元の光像を撮像する光検出装置では、フォトダイオードおよびスイッチ素子の組がM行N列(Mは1以上の整数、Nは2以上の整数)に配列され、M個の電荷電圧変換回路が設けられていて、第m番目(mは1以上M以下の任意の整数)の電荷電圧変換回路の入力端に第m行のN個のフォトダイオードがスイッチ素子を介して接続されている。この光検出装置では、各行について、N個のスイッチ素子それぞれが順次に閉じて、その閉じたスイッチ素子に対応するフォトダイオードで発生した電荷が電荷電圧変換回路に流入して蓄積されて、その蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路から出力される。このようにして、各行について各フォトダイオードに入射した光の強度が順次に検出されて、1次元または2次元の光像が撮像される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようにCMOS技術により構成される光検出装置では、光の入射に応じてフォトダイオードで発生した電荷は、スイッチ素子が閉じることにより電荷電圧変換回路へ流入して電荷電圧変換回路により蓄積され、この蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路から出力される。
【0006】
一方、上述したように、スイッチ素子でも、P型拡散領域とドレイン領域との間にPN接合を有していることから、光が入射すると電荷が発生する。そして、このスイッチ素子で発生した電荷は、スイッチ素子の開閉状態に拘わらず、電荷電圧変換回路へ流入して電荷電圧変換回路により蓄積される。すなわち、フォトダイオードで発生した電荷だけでなく、スイッチ素子で発生した電荷も、電荷電圧変換回路により蓄積される。
【0007】
スイッチ素子のドレイン領域における接合容量は、フォトダイオードにおける接合容量と比べて小さいことから、スイッチ素子で発生する電荷の量は、フォトダイオードで発生する電荷の量と比べて少なく、両者の比が一定である。したがって、通常の場合には、スイッチ素子で発生する電荷の影響は小さい。
【0008】
しかし、1次元または2次元の光像を撮像する光検出装置の場合には、配列されるフォトダイオードの個数の増加(高解像度化)が要求されており、この高解像度化に伴い、各フォトダイオードにおける光検出面積が小さくなり接合容量が小さくなって、各フォトダイオードで発生する電荷の量が少なくなり、飽和電荷量が小さくなる。また、高解像度化に伴い、各電荷電圧変換回路の入力端に接続されるスイッチ素子の個数Nが大きくなって、各行のN個のスイッチ素子の全てで発生する電荷の総量が多くなる。
【0009】
これらの結果、各電荷電圧変換回路に流入する電荷のうち、各行のN個のスイッチ素子の全てで発生した電荷の総量は、各行のN個のフォトダイオードのうちで対応するスイッチ素子が閉じている何れか1つのフォトダイオードで発生した電荷の量と比較して、無視し得ないほど大きくなる。そして、上記のような現象が起きると、電荷電圧変換回路から出力される電圧出力の値が飽和し易くなり、光検出装置で得られるM行N列の画素からなる光像が不正確なものとなる。この現象をブルーミング現象と呼ぶ。
【0010】
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、ブルーミング現象の影響を抑制して正確な入射光強度を検出することができる光検出装置および光検出方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光検出装置は、(1) 入射した光の強度に応じた量の電荷を発生する光検出素子と、(2) 光検出素子で発生した電荷の出力を制御するスイッチ素子と、(3) 光検出素子で発生しスイッチ素子を経て到達した電荷を積分容量部に蓄積して、積分容量部に蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力する電荷電圧変換回路と、(4) 光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に、積分容量部における電荷蓄積を終了させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
この光検出装置によれば、光検出素子に入射した光の強度に応じて発生した電荷は、スイッチ素子を経て電荷電圧変換回路に到達し、電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される。積分容量部に蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路より出力される。そして、積分容量部における電荷蓄積は、制御手段により制御されて、光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に終了する。したがって、光検出素子で発生した電荷が飽和電荷量であっても、その飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に電荷蓄積が終了するので、これにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。
【0013】
本発明に係る光検出装置は、(1) スイッチ素子が閉じる時刻に飽和電荷を発生させる飽和電荷発生手段と、(2) 電荷電圧変換回路と同等の動作特性であって、飽和電荷発生手段により発生させられた電荷を蓄積して、この蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力するダミー電荷電圧変換回路と、(3) ダミー電荷電圧変換回路から出力される電圧出力の値と閾値とを比較して、電圧出力の値が閾値に達したときに、その旨を示す飽和信号を出力する比較回路と、を更に備えることを特徴とする。そして、制御手段は、比較回路から出力される飽和信号に基づいて、電荷電圧変換回路の積分容量部における電荷蓄積を終了させることを特徴とする。
【0014】
この場合には、スイッチ素子が閉じる時刻に飽和電荷発生手段により発生させられた飽和電荷はダミー電荷電圧変換回路により蓄積され、この蓄積した電荷の量に応じた電圧出力がダミー電荷電圧変換回路より出力される。ダミー電荷電圧変換回路から出力される電圧出力の値と閾値とは比較回路により比較され、電圧出力の値が閾値に達したときに、その旨を示す飽和信号が比較回路より出力される。そして、比較回路から出力される飽和信号に基づいて、制御手段により、電荷電圧変換回路の積分容量部における電荷蓄積が終了させられる。ここで、ダミー電荷電圧変換回路は、電荷電圧変換回路と同等の動作特性を有している。したがって、以上のようにして電荷電圧変換回路の積分容量部における電荷蓄積を終了させることにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。
【0015】
本発明に係る光検出方法は、入射した光の強度に応じた量の電荷を発生し出力する光検出素子と、光検出素子で発生した電荷の出力を制御するスイッチ素子と、光検出素子で発生しスイッチ素子を経て到達した電荷を積分容量部に蓄積して積分容量部に蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力する電荷電圧変換回路と、を備える光検出装置を用いて、入射した光の強度を検出する方法であって、光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷量が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に、積分容量部における電荷蓄積を終了させることを特徴とする。
【0016】
この光検出方法によれば、光検出装置において、光検出素子に入射した光の強度に応じて発生した電荷は、スイッチ素子を経て電荷電圧変換回路に到達し、電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される。積分容量部に蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路より出力される。そして、積分容量部における電荷蓄積は、光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に終了する。したがって、光検出素子で発生した電荷が飽和電荷量であっても、その飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に電荷蓄積が終了するので、これにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0018】
図1は、本実施形態に係る光検出装置1の構成図である。この光検出装置1は、1つの半導体基板上に、M個(Mは1以上の整数)のユニット1001〜100M、A/D変換回路200、タイミング検知回路300および制御回路400を備えている。各ユニット100m(mは1以上M以下の任意の整数)は、N個(Nは2以上の整数)のフォトダイオード(光検出素子)PDm1〜PDmN、N個のスイッチ素子SWm1〜SWmN、電荷電圧変換回路110mおよびスイッチ素子120mを備えている。
【0019】
M×N個のフォトダイオードPD11〜PDMNは、撮像領域にM行N列にアレイ配置されている。フォトダイオードPDmnは、第m行第n列に位置しており、入射した光の強度に応じた量の電荷を発生する。スイッチ素子SWmnは、フォトダイオードPDmnに対応していて、フォトダイオードPDmnと電荷電圧変換回路110mの入力端との間に設けられており、フォトダイオードPDmnで発生した電荷の出力を制御する。
【0020】
電荷電圧変換回路110mの入力端は、Al配線190mによりN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNと接続されている。電荷電圧変換回路110mは、フォトダイオードPDmnで発生しスイッチ素子SWmnを経て到達した電荷を積分容量部に蓄積して、この積分容量部に蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力する。
【0021】
スイッチ素子120mは、電荷電圧変換回路110mの出力端とA/D変換回路200の入力端との間に設けられている。各ユニット100mのスイッチ素子120mは、制御回路400により制御されて順次に閉じて、電荷電圧変換回路110mから出力された電圧出力をA/D変換回路200へ入力させる。
【0022】
A/D変換回路200は、各ユニット100mの電荷電圧変換回路110mからスイッチ素子120mを経て順次に到達した電圧出力を入力し、この電圧出力をA/D変換して、デジタル出力を出力する。タイミング検知回路300は、各スイッチ素子SWmnの開閉タイミングを検知するための回路である。制御回路400は、タイミング検知回路300により検知された開閉タイミングに基づいて各スイッチ素子SWmnの開閉を制御し、電荷電圧変換回路110mにおける電荷蓄積動作を制御し、各スイッチ素子120mの開閉を制御し、また、A/D変換回路200におけるA/D変換動作を制御する。
【0023】
図2は、本実施形態に係る光検出装置1のフォトダイオードPDmnおよびスイッチ素子SWmnの説明図である。同図(a)は、フォトダイオードPDmnおよびスイッチ素子SWmnが形成されたP型半導体基板の断面を模式的に示す図であり、同図(b)は、フォトダイオードPDmnおよびスイッチ素子SWmnを含む等価回路を示す図である。
【0024】
同図(a)に示すように、P型半導体基板900の表面にP型ウェル領域901mnが形成され、このP型ウェル領域901mn内にN+拡散領域911mnおよびN+拡散領域912mnが互いに一定間隔を隔てて形成され、N+拡散領域911mnおよびN+拡散領域912mnそれぞれの一部領域にまたがってP型半導体基板900の表面上にゲート電極920mnが形成されている。P型半導体基板900mnのP型ウェル領域901mnとN+拡散領域911mnとの間にPN接合が形成されていて、このPN接合によりフォトダイオードPDmnが構成されている。N+拡散領域(ソース領域)911mn、N+拡散領域(ドレイン領域)912mnおよびゲート電極920mnにより、MOS-FET構造のスイッチ素子SWmnが構成されている。また、N+拡散領域912mnの一部領域を含む表面上にAl配線190m(寄生容量値Cv)が形成されている。このAl配線190mは、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれのN+拡散領域912mnおよび電荷電圧変換回路110mの入力端を電気的に接続している。
【0025】
このような構成において、N+拡散領域911mn表面に光が入射すると、P型半導体基板900のP型ウェル領域901mnとN+拡散領域911mnとの間のPN接合(フォトダイオードPDmn)において電荷が発生し、その電荷はフォトダイオードPDmnのPN接合容量部Cdに蓄えられる。そして、ゲート電極920mnに所定の電圧が印加されると、N+拡散領域(ソース領域)911mnとN+拡散領域(ドレイン領域)912mnとの間が導通状態となり(すなわち、スイッチ素子SWmnが閉じて)、フォトダイオードPDmnのPN接合容量部Cdに蓄えられていた電荷は、N+拡散領域911mnからN+拡散領域912mnを経てAl配線190mへ流れ、電荷電圧変換回路110mの入力端に到達する。
【0026】
また、同図(a)から判るように、P型半導体基板900のP型ウェル領域901mnとN+拡散領域(ドレイン領域)912mnとの間にもPN接合が形成されていて、このPN接合によりフォトダイオードと同等のもの(以下では「フォトダイオードPDdummy」という。)が構成されている。したがって、N+拡散領域912mnに光が入射すると、P型半導体基板900のP型ウェル領域901mnとN+拡散領域912mnとの間のPN接合(フォトダイオードPDdummy)において電荷が発生する。そして、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれにおけるフォトダイオードPDdummyで発生した電荷の全ては、スイッチ素子SWmnの開閉状態に拘わらず、Al配線190mへ流れ、電荷電圧変換回路110mの入力端に到達する。
【0027】
図3は、本実施形態に係る光検出装置1の電荷電圧変換回路110mの回路図である。各電荷電圧変換回路110mは、アンプ111、容量素子(積分容量部)112およびスイッチ素子113を含む。アンプ111の反転入力端子は、Al配線190mを介して、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれのN+拡散領域(ドレイン領域)912mnと接続されている。また、アンプ111の反転入力端子と出力端子との間に容量素子112およびスイッチ素子113が並列的に設けられている。アンプ111の非反転入力端子には基準電圧値Vrefが供給される。この電荷電圧変換回路110mは、スイッチ素子113が閉じると、容量素子112が放電され、出力端より出力される電圧出力が初期化される。一方、この電荷電圧変換回路110mは、スイッチ素子113が開いていると、入力端に流入した電荷を容量素子112に蓄積して、この蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力端より出力する。
【0028】
電荷電圧変換回路110mのスイッチ素子113が開いた時刻から時間tだけ経過した時刻tにおいて、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNのうち第n列にあるスイッチ素子SWmnのみが閉じているとすると、この時刻tにおいて電荷電圧変換回路110mの容量素子112に蓄積されている電荷の量Qは、
Q=Qmn+Id・t …(1)
なる式で表される。また、この時刻tにおいて電荷電圧変換回路110mの出力端から出力される電圧出力の値Vは、
Figure 2005101675
なる式で表される。ここで、Qmnは、第m行のN個のフォトダイオードPDm1〜PDmNのうち、閉じているスイッチ素子SWmnに対応するフォトダイオードPDmnから流入した電荷の量を示す。Idは、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれにおけるフォトダイオードPDdummyで単位時間当たりに発生する電荷の総量(すなわち電流)を示す。また、C112は容量素子112の容量値である。
【0029】
図4は、本実施形態に係る光検出装置1のタイミング検知回路300の回路図である。このタイミング検知回路300は、電荷電圧変換回路310、容量素子320、比較回路330およびDラッチ回路340を含む。
【0030】
タイミング検知回路300の電荷電圧変換回路310は、各ユニット100mの電荷電圧変換回路110mと同等の動作特性のものであって、アンプ111と同等のアンプ311、容量素子112と同等の容量素子312、および、スイッチ素子113と同等のスイッチ素子313を有している。アンプ311の反転入力端子は、Al配線390を介して容量素子320と接続されている。また、アンプ311の反転入力端子と出力端子との間に容量素子312およびスイッチ素子313が並列的に設けられている。アンプ311の非反転入力端子には基準電圧値Vrefが供給される。この電荷電圧変換回路310は、スイッチ素子313が閉じると、容量素子312が放電され、出力端より出力される電圧出力が初期化される。一方、この電荷電圧変換回路310は、スイッチ素子313が開いていると、入力端に流入した電荷を容量素子312に蓄積して、この蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力端より出力する。
【0031】
容量素子320は、一方の端子がAl配線390を介して電荷電圧変換回路310の入力端と接続されており、他方の端子が制御回路400に接続されている。制御回路400より容量素子320へ印加されている電圧値がΔVだけ低下すると、電荷電圧変換回路310の入力端の入力端にはΔV・C320だけの電荷が流入する。ここで、C320は容量素子320の容量値である。上記電荷量ΔV・C320は、各フォトダイオードPDmnにおける飽和電荷量と等しくされる。また、タイミング検知回路300のAl配線390の寄生容量値は、各ユニット100mのAl配線190mの寄生容量値Cvと等しくされている。電荷電圧変換回路310の容量素子312に蓄積されていく電荷の量は、Al配線390の寄生容量値Cv、容量素子320の容量値C320、および、アンプ320の帯域により定まる時定数に従って増加していき、やがて飽和電荷量ΔV・C320となる。すなわち、容量素子320は、制御回路400より印加されている電圧値がΔVだけ低下することにより飽和電荷を発生させる飽和電荷発生手段として作用する。
【0032】
比較回路330は、電荷電圧変換回路310から出力された電圧出力を反転入力端子に入力し、閾値電圧Vthを非反転入力端子に入力する。そして、比較回路330は、電圧出力値が閾値電圧Vthより小さいときには論理値Hの論理出力を出力し、電圧出力値が閾値電圧Vthより大きいときには論理値Lの論理出力を出力する。閾値電圧Vthは、容量素子312に飽和電荷量ΔV・C320の電荷が蓄積されたときに電荷電圧変換回路310の出力端より出力される電圧出力の値より幾らか小さい値に設定される。したがって、電荷電圧変換回路310の容量素子312における電荷蓄積が飽和する時刻より幾らか早い時刻に、比較回路330の出力端より出力される論理出力(飽和信号)は論理値Hから論理値Lに転じる。
【0033】
Dラッチ回路340は、比較回路330より出力される論理出力(飽和信号)をClr端子に入力し、制御回路400より容量素子320へ印加される電圧値をClk端子に入力し、電源電圧値VddをD端子に入力する。Dラッチ回路340は、Clr端子に入力する論理値がLであれば、Q端子より論理値Lを出力する。一方、Dラッチ回路340は、Clr端子に入力する論理値がHであれば、Clk端子に入力する電圧値が立ち下がるタイミングで、D端子に入力する論理値をラッチしてQ端子より出力する。
【0034】
したがって、制御回路400より容量素子320へ印加されている電圧値がΔVだけ低下する時刻より前は、Dラッチ回路340のQ端子より論理値Lが出力されており、制御回路400より容量素子320へ印加されている電圧値がΔVだけ低下した時刻には、比較回路330よりClr端子に入力する論理出力は論理値Hであるので、この時刻以降、Dラッチ回路340のQ端子より論理値Hが出力される。その後、比較回路330よりClr端子に入力する論理出力が論理値Lに転じると、この時刻以降、Dラッチ回路340のQ端子より論理値Lが出力される。
【0035】
以上のように構成されるタイミング検知回路300のDラッチ回路340のQ端子より出力される論理出力は、各スイッチ素子SWmnの開閉タイミングを示すものである。制御回路400は、所定のタイミングでタイミング検知回路300の容量素子320へ印加する電圧値を変化させ、タイミング検知回路300のDラッチ回路340のQ端子より出力される論理出力を入力する。そして、制御回路400は、タイミング検知回路300から出力された論理出力に基づいて各スイッチ素子SWmnの開閉を制御し、電荷電圧変換回路110mにおける電荷蓄積動作を制御し、各スイッチ素子120mの開閉を制御し、また、A/D変換回路200におけるA/D変換動作を制御する。
【0036】
次に、本実施形態に係る光検出装置1の動作について説明するとともに、本実施形態に係る光検出方法について説明する。以下の動作は、制御回路300による制御に基づいて行われる。M個のユニット1001〜100Mは同一タイミングで並列動作する。各ユニット100mでは、N個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれが順次に閉じて、N個のフォトダイオードPDm1〜PDmNそれぞれにおいて光入射に伴い発生した電荷が順次にAl配線190mを経て電荷電圧変換回路110mに入力する。
【0037】
図5は、本実施形態に係る光検出装置1の動作を説明するタイミングチャートである。この図では、第m行第n列に位置するフォトダイオードPDmnにおいて光入射に伴い発生した電荷が電荷電圧変換回路110mに入力する場合について説明する。
【0038】
時刻t0に、電荷電圧変換回路110mのスイッチ素子113が閉じて、容量素子112が放電され、電荷電圧変換回路110mから出力される電圧出力の値がリセットレベルとなる。電荷電圧変換回路310のスイッチ素子313が閉じて、容量素子312が放電され、電荷電圧変換回路310から出力される電圧出力の値がリセットレベルとなる。この時刻では、N個のスイッチ素子SWm1〜SWmNは開いている。また、制御回路400よりタイミング検知回路300の容量素子320に所定の電圧値が供給される。そして、比較回路330から出力される論理出力は論理値Hになり、Dラッチ回路340のQ端子から出力される論理出力は論理値Lである。
【0039】
時刻t1に、電荷電圧変換回路110mのスイッチ素子113が開いて、電荷電圧変換回路110mの容量素子112における電荷の蓄積が可能な状態となる。また、電荷電圧変換回路310のスイッチ素子313が開いて、電荷電圧変換回路310の容量素子312における電荷の蓄積が可能な状態となる。
【0040】
時刻t2に、N個のスイッチ素子SWm1〜SWmNのうちの1つのスイッチ素子SWmnのみが閉じる。また、制御回路400よりタイミング検知回路300の容量素子320に供給される電圧値がΔVだけ低下する。これにより、Dラッチ回路340のQ端子から出力される論理出力は論理値Hに転じる。また、飽和電荷量ΔV・C320が電荷電圧変換回路310の入力端に流入していき容量素子312に蓄積されていく。容量素子312に蓄積されていく電荷の量は、時定数に従って増加していき、やがて飽和電荷量ΔV・C320となる。したがって、電荷電圧変換回路310の出力端から出力される電圧出力も、次第に増加していき、やがて飽和値となる。
【0041】
時刻t3に、電荷電圧変換回路310の出力端から出力される電圧出力の値が閾値電圧Vthに達すると、比較回路330から出力される論理出力は論理値Lに転じ、Dラッチ回路340のQ端子から出力される論理出力も論理値Lに転じる。そして、この論理出力が論理値Lに転じたことを認識した制御回路400により制御されてスイッチ素子SWmnが開き、電荷電圧変換回路110mの容量素子112における電荷の蓄積が終了する。
【0042】
本実施形態では、各電荷電圧変換回路110mおよび電荷電圧変換回路310は互いに同等の動作特性を有していて、また、Al配線190mおよびAl配線390それぞれの寄生容量値が互いに同一である。したがって、フォトダイオードPDmnで発生した電荷が飽和電荷量であっても、その飽和電荷が電荷電圧変換回路110mの容量素子112に蓄積される時刻より前に電荷蓄積が終了する。これにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。なお、電荷電圧変換回路110mのスイッチ素子113が開いている期間(時刻t1以降)は、第m行のN個のスイッチ素子SWm1〜SWmNそれぞれにおけるフォトダイオードPDdummyで発生する電荷の総て(上記(1)式の右辺第2項)も電荷電圧変換回路110mの容量素子112に蓄積されるが、この電荷総量も考慮して閾値電圧Vthは適切に設定される。
【0043】
また、本実施形態では、M個のユニット1001〜100Mおよびタイミング検知回路300が1つの半導体基板上に設けられているので、各電荷電圧変換回路110mおよび電荷電圧変換回路310それぞれの設計を同一のものとすれば、製造プロセスが安定していなくても、各電荷電圧変換回路110mおよび電荷電圧変換回路310それぞれの動作特性も同一のものとなる。
【0044】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、タイミング検知回路300を設けることなく、スイッチ素子SWmnの開閉タイミングを制御する制御信号を外部より光検出装置1に与えてもよい。この場合、強度が強い光を光検出装置1に入射させたときにブルーミング現象の影響が抑制される期間だけスイッチ素子SWmnを閉じる。
【0045】
また、電荷電圧変換回路110mは、図6に示すような構成であってもよい。この図に示す電荷電圧変換回路110mは、アンプ111、容量素子1121〜1124およびスイッチ素子1131〜1134を含む。アンプ111の反転入力端子と出力端子との間に、容量素子1121、互いに直列接続された容量素子1122およびスイッチ素子1132、互いに直列接続された容量素子1123およびスイッチ素子1133、互いに直列接続された容量素子1124およびスイッチ素子1134、ならびに、スイッチ素子1131が並列的に設けられている。この電荷電圧変換回路110mの積分容量部の容量値は、スイッチ素子1132〜1134それぞれの開閉状態に応じて決定される。このようにすることで、積分容量部の容量値は、入射光強度に応じて適切に設定され得る。
【0046】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したとおり、本発明によれば、光検出素子に入射した光の強度に応じて発生した電荷は、スイッチ素子を経て電荷電圧変換回路に到達し、電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される。積分容量部に蓄積された電荷の量に応じた電圧出力が電荷電圧変換回路より出力される。そして、積分容量部における電荷蓄積は、光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に終了する。したがって、光検出素子で発生した電荷が飽和電荷量であっても、その飽和電荷が電荷電圧変換回路の積分容量部に蓄積される時刻より前に電荷蓄積が終了するので、これにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。
【0047】
また、スイッチ素子が閉じる時刻に飽和電荷を発生させる飽和電荷発生手段と、電荷電圧変換回路と同等の動作特性を有するダミー電荷電圧変換回路と、ダミー電荷電圧変換回路から出力される電圧出力の値と閾値とを比較して飽和信号を出力する比較回路とを更に備えて、この比較回路から出力される飽和信号に基づいて、電荷電圧変換回路の積分容量部における電荷蓄積を終了させるのが好適である。この場合には、ダミー電荷電圧変換回路は電荷電圧変換回路と同等の動作特性を有しているので、以上のようにして電荷電圧変換回路の積分容量部における電荷蓄積を終了させることにより、ブルーミング現象の影響が抑制されて、正確な入射光強度が検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光検出装置1の構成図である。
【図2】本実施形態に係る光検出装置1のフォトダイオードPDmnおよびスイッチ素子SWmnの説明図である。
【図3】本実施形態に係る光検出装置1の電荷電圧変換回路110mの回路図である。
【図4】本実施形態に係る光検出装置1のタイミング検知回路300の回路図である。
【図5】本実施形態に係る光検出装置1の動作を説明するタイミングチャートである。
【図6】本実施形態に係る光検出装置1の電荷電圧変換回路110mの他の構成例の回路図である。
【符号の説明】
1…光検出装置、PD…フォトダイオード、SW…スイッチ素子、100…ユニット、110…電荷電圧変換回路、120…スイッチ素子、200…A/D変換回路、300…タイミング検知回路、310…電荷電圧変換回路、330…比較回路、340…Dラッチ回路、400…制御回路。

Claims (3)

  1. 入射した光の強度に応じた量の電荷を発生する光検出素子と、
    前記光検出素子で発生した電荷の出力を制御するスイッチ素子と、
    前記光検出素子で発生し前記スイッチ素子を経て到達した電荷を積分容量部に蓄積して、前記積分容量部に蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力する電荷電圧変換回路と、
    前記光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷が前記電荷電圧変換回路の前記積分容量部に蓄積される時刻より前に、前記積分容量部における電荷蓄積を終了させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記スイッチ素子が閉じる時刻に前記飽和電荷を発生させる飽和電荷発生手段と、
    前記電荷電圧変換回路と同等の動作特性であって、前記飽和電荷発生手段により発生させられた電荷を蓄積して、この蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力するダミー電荷電圧変換回路と、
    前記ダミー電荷電圧変換回路から出力される電圧出力の値と閾値とを比較して、前記電圧出力の値が前記閾値に達したときに、その旨を示す飽和信号を出力する比較回路と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記比較回路から出力される飽和信号に基づいて、前記電荷電圧変換回路の前記積分容量部における電荷蓄積を終了させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の光検出装置。
  3. 入射した光の強度に応じた量の電荷を発生し出力する光検出素子と、前記光検出素子で発生した電荷の出力を制御するスイッチ素子と、前記光検出素子で発生し前記スイッチ素子を経て到達した電荷を積分容量部に蓄積して前記積分容量部に蓄積した電荷の量に応じた電圧出力を出力する電荷電圧変換回路と、を備える光検出装置を用いて、入射した光の強度を検出する方法であって、
    前記光検出素子において発生する電荷が飽和した場合に当該飽和電荷量が前記電荷電圧変換回路の前記積分容量部に蓄積される時刻より前に、前記積分容量部における電荷蓄積を終了させる、
    ことを特徴とする光検出方法。
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