JP2005101118A - 電子機器のシールド構造 - Google Patents

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洋一 青木
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Abstract

【課題】 必要実装面積の削減、作業工程の削減およびシールド性の向上を図ることが可能な電子機器のシールド構造の提供。
【解決手段】 フレーム2に導電皮膜3を塗布したシールド部4を設け、このシールド部4内に多層プリント基板5上の回路部品9を収容する。フレーム2にはピン状のリブ部6Aと弾性構造体6Bとを一体化した接続端子6を設け、リブ部6Aは導電皮膜3と導通している。リブ部6Aは多層プリント基板5のスルーホールに差し込まれ、弾性構造体6Bにより多層プリント基板5上の地気部7に圧接される。リブ部6Aはフレーム2と多層プリント基板5との位置決めの機能も有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器のシールド構造に関し、特に携帯電話装置のシールド構造に関する。
図4は従来の携帯電話装置の一例の断面図、図5は同携帯電話装置の一例の平面図である。. 以下、図4および図5を参照しながら従来の電子機器、一例として携帯電話装置のシールド構造について説明する。
従来の携帯電話装置のシールド構造は、携帯電話装置41内部に備え付けられている合成樹脂材にて成型を行ったフレーム2に対し、その内側の一部に導電皮膜塗料3等を蒸着やメッキ等の方法にて塗布させ、多層プリント基板5上に実装されている回路部品9を収容する事のできる閉空間を形成し、シールド部4として使用していたが、フレーム2及び多層プリント基板5との接触面の凹凸や、変形による接触圧不足により生ずるシールド性および外部とのアイソレーション確保等が劣化する事を防止する為に、多層プリント基板5の表面層上の地気部7上に、長方形の金属板を折り曲げて形状変更し、バネ性を持たせた接触強化用の金具10等を半田付け11により取り付け、接触強化を行っていた。
一方、この種のシールド構造の一例として、上下のシールド箱が相互に電気的に接続され、上シールド箱も下シールド箱を介してプリント基板のアース導体膜に導通される構造が開示され(特許文献1参照)、他の一例として、上部、下部リブに取り付けた金属バネのコイルバネ部の螺旋部がプリント基板のアース部と接触して、アース部が金属バネを介して上部カバーおよび下部カバーと導通し、内部機器がシールドされる構造が開示されている(特許文献2参照)。
特開平8−107286号公報(段落0022、図1 ) 特開平9−219594号公報(段落0015、図2)
しかし、図4および図5に示す従来の携帯電話装置のシールド構造の一例では、(1)半田付け11するためのランド面積12が金具形状以上に必要で有り(図5 参照)、(2)半田付け11しているので、落下等の衝撃により金具10が外れたり、装置組立時に金具10が曲がり、周辺部品9に接触することがあり(図4参照)、(3)従来の接触強化用の金具10では、多層プリント基板5の地気部7に対し、表面層上の部分にしか接触させる事ができなかった(図4参照)。(4)さらに従来は、フレーム2の多層プリント基板5に対する位置決め用のリブ15がシールド部4とは別の位置に備え付けていたため、リブ15をフレーム2に備え付け、多層プリント基板5に接触させるための面積13が必要であった(図5 参照)。
一方、特許文献1に上下シールド箱とプリント基板のアース導体膜との接続構造が開示され、特許文献2に上部、下部リブに取り付けた金属バネのコイルバネ部の螺旋部とプリント基板のアース部との接続構造が開示されているが、これらの文献にはプリント基板の位置決めと、プリント基板とシールド部との導通の両者を1個の接続端子で行う本発明特有の構成は全く開示されておらず、それを示唆する記載すら全くない。したがって、これら2つの文献に基づいて本発明を想到することは困難である。
そこで本発明の目的は、必要実装面積の削減、作業工程の削減およびシールド性の向上を図ることが可能な電子機器のシールド構造を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は、シールド部を有するフレームと、回路部品が実装されるプリント基板とを含んで構成され、前記シールド部内に前記回路部品が収容される電子機器のシールド構造であって、前記フレームに前記プリント基板との位置決め用かつ前記シールド部と前記プリント基板の地気部との接続用の接続端子が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、プリント基板の位置決めと、プリント基板とシールド部との導通の両者を1個の接続端子で行うことが可能となる。
本発明によれば、(1)必要実装面積が削減でき、実装効率が向上する。その理由は、本発明により接触強化用の金具の半田付けが不要になる為である。また、本発明によりリブ部の面積はシールド部の多層プリント基板に接触する部分にのみ必要となり、従来必要とされた位置決め専用のリブ部の面積は不要となるためである。
(2)作業工程の削減および作業性の効率の向上を図ることができる。その理由は、本発明によりフレームと接触強化用の金具は、一体化させて成型させる為である。
(3)シールド性の向上および外部とのアイソレーション確保が可能になる。その理由は、本発明によりシールド部が全層の各地気部に直接接触することが可能になる為である。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。なお、電子機器の一例として、以下の実施例では携帯電話装置について述べるが、これに限定されるものではなく、その他の携帯端末にも本発明の適用が可能である。
図1は本発明に係るシールド構造を有する携帯電話装置の一例の断面図、図2は同携帯電話装置の一例の平面図である。なお、図2において、図1記載の上部筺体21と下部筺体22とは図示が省略されている。
図1および図2を参照すると、携帯電話装置1は、上部筺体21と、下部筺体22と、これら筺体21、22の内部に設けられたフレーム2と、多層プリント基板5と、多層プリント基板5上に実装された回路部品9および23とを含んで構成される。
フレーム2は合成樹脂材にて成型されている。また、フレーム2の内側の一部に導電皮膜3が塗布されたシールド部4が設けられている。このシールド部4内に回路部品9が収容されている。
さらに、フレーム2には、多層プリント基板5との位置決め用およびフレーム2を多層プリント基板5に圧接するためのリブとして、ピン状の弾性構造を有する接続端子6が設けられている。そして、その接続端子6を多層プリント基板5の地気部7に接触させ、かつ位置決めするために差し込む穴として貫通のスルーホール8が多層プリント基板5上に設けられている。
接続端子6はシールド部4に対し導電性が有り、フレーム2と一体化されている。具体的には、接続端子6はピン状のリブ部6Aと弾性構造体6Bとを一体化したもので構成され、ピン状のリブ部6Aはシールド部4の導電皮膜3と導通している。なお、ピン状の弾性構造を備え付けた接続端子構造に関しては、既にBATT(バッテリ)端子等にて実用化されている。
ピン状のリブ部6Aにより圧接される多層プリント基板5の接触部分は、表面層だけで無く、内層も含めた全層の地気部7に直接接触させるため、貫通のスルーホール8 に形成されている。そして、リブ部6Aが多層プリント基板5のスルーホール8に差し込まれる。
次に、実施例1の動作について説明する。従来、フレーム2と多層プリント基板5との接触強化用の金具10と、位置決め用のリブ15とは別個に設けられていた(図4および図5参照)。
これに対し、本発明ではフレーム2と多層プリント基板5との接触強化用と、位置決め用との両方に対応が可能な接続端子6をフレーム2と一体化させている。
このように、従来であれば金具10とリブ15の2 種の部材が必要であったところ、本発明では接続端子6一種のみで目的を達成できるため、従来必要とされた位置決め用リブ15を多層プリント基板5に接触させるための面積13(図5参照)を削除することができる。また、接続端子6をフレーム2と一体化させることにより、作業工程の削減および作業性の効率向上を図ることができる。
また、接続端子6のピン状のリブ部6Aはシールド部4の導電皮膜3と導通するとともに、弾性構造体6Bにより多層プリント基板5の地気部7に圧接されている。したがって、本発明によれば、接触強化用の半田付けなしでフレーム2と多層プリント基板5との接触、具体的にはシールド部4の導電皮膜3と多層プリント基板5の地気部7との接触を強化することができる。
さらに、本発明によれば、ピン状のリブ部6Aを多層プリント基板5上に設けたスルーホール8 に差し込む構成としたため、シールド部4が多層プリント基板5の全層の各地気部7に直接接触することになり、従来よりもシールド性の向上が図れ、より強力な外部とのアイソレーション確保が可能となる。
図3は本発明に係るシールド構造を有する携帯電話装置の他の例の断面図である。なお、図1と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
図3を参照すると、携帯電話装置31は、上部筺体14と、下部筺体22とを含んで構成され、その上部筺体14自体が図1記載のフレーム2と同等の機能を有している。すなわち、上部筺体14の内側の一部に導電皮膜3を塗布したシールド部4および接続端子6を設けた点が実施例1と異なる。それ以外の構成は実施例1と同様である。
本発明に係るシールド構造を有する携帯電話装置の一例の断面図である。 同携帯電話装置の一例の平面図である。 本発明に係るシールド構造を有する携帯電話装置の他の例の断面図である。 従来の携帯電話装置の一例の断面図である。 同携帯電話装置の一例の平面図である。
符号の説明
1、31 携帯電話装置
2 フレーム
3 導電皮膜
4 シールド部
5 多層プリント基板
6 接続端子
6A ピン状のリブ部
6B 弾性構造体
7 地気部
8 スルーホール
9 回路部品
14 上部筺体
21 上部筺体
22 下部筺体

Claims (10)

  1. シールド部を有するフレームと、回路部品が実装されるプリント基板とを含んで構成され、前記シールド部内に前記回路部品が収容される電子機器のシールド構造であって、
    前記フレームに前記プリント基板との位置決め用かつ前記シールド部と前記プリント基板の地気部との接続用の接続端子が設けられることを特徴とする電子機器のシールド構造。
  2. 前記接続端子は前記シールド部と導通することを特徴とする請求項1記載の電子機器のシールド構造。
  3. 前記プリント基板には前記フレームとの位置決め用かつ前記シールド部と前記プリント基板の地気部との接続用の穴が設けられ、前記接続端子が前記穴に差し込まれることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器のシールド構造。
  4. 前記接続端子は前記プリント基板の地気部に圧接させるための弾性構造体を有することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
  5. 前記接続端子は前記プリント基板の地気部との接続用のリブ部と、前記弾性構造体とを一体化して構成されることを特徴とする請求項4記載の電子機器のシールド構造。
  6. 前記プリント基板は多層プリント基板であり、各層に前記地気部が設けられ、前記プリント基板に設けられる穴はスルーホールであることを特徴とする請求項3から5いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
  7. 前記シールド部は前記フレームの内側の一部に導電皮膜を塗布して構成されることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
  8. 上部筺体と下部筺体とで構成される筺体内に前記フレームと、前記プリント基板とが収容されることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
  9. 上部筺体と下部筺体とで構成される筺体のうち、前記上部筺体が前記フレームとなり、前記筺体内に前記プリント基板が収容されることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
  10. 前記電子機器は携帯電話装置であることを特徴とする請求項1から9いずれかに記載の電子機器のシールド構造。
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