JP2005099922A - 警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話を利用することによって、使用者に対する金銭的負担や使用時の携帯負担を軽減するとともに、携帯電話の機能を有効に活用することのできる警報装置。
【解決手段】近距離無線通信により通信可能な少なくとも一対の通信機器1A,2を備え、一対の通信機器1A,2が一定距離以上離れると、少なくともいずれか一方の通信機器2に設けられた警報手段2aが作動する警報装置で、少なくとも一対の通信機器1A,2どうしが、超高周波電波により通信可能に構成され、その少なくともいずれか一方が、モニター表示部4と入力手段5を備えた第1携帯電話1Aにより構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、近距離無線通信により通信可能な少なくとも一対の通信機器を備え、その一対の通信機器が一定距離以上離れると、少なくともいずれか一方の通信機器に設けられた警報手段が作動するように構成されている警報装置に関する。
このような警報装置としては、例えば、盗難防止装置があり、従来、盗難防止専用に作製された親機と子機を備え、その親機と子機どうしが、超短波、短波、あるいは、中波などの周波数帯の電波により通信可能に構成されて、貴重品などを収納した鞄やスーツケースに子機を入れ、所有者本人が親機を所持し、鞄が盗難に遭って親機と子機が一定距離以上離れると、子機に設けられた警報手段が警報音を発して、所有者は勿論のこと、犯人や周囲の人にも報知するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2624455号公報(図1〜図7)
しかし、上記特許文献に開示の装置では、親機と子機が盗難防止専用に作製されたものであるから、どうしても装置そのものが高価となって、使用者に対する金銭的な負担が大きくなり、また、実際の使用に際しては、盗難防止専用の親機を常に所持して携帯する必要があるため、使用上においても、ある種の負担を強いることになる。
さらに、鞄などに入れる警報手段付きの子機がひとつだけなので、例えば、鞄を盗んだ犯人が子機を破壊したり、鞄から取り出して捨ててしまうと、犯人は勿論のこと、犯人の居場所も特定できず、また、周囲の人に報知することもできないため、盗難防止装置として必ずしも満足できるものではなかった。
本発明は、このような従来の問題点に着目すると同時に、近年普及の著しい携帯電話に着目したもので、その目的は、携帯電話を利用することによって、使用者に対する金銭的負担や使用時の携帯負担を軽減するとともに、携帯電話の機能を有効に活用することのできる警報装置を提供することである。
それに加えて、例えば、鞄などに入れた警報機が破壊されたり捨てられても、犯人の居場所を特定でき、犯人および周囲の人にも報知することのできる警報装置を提供することである。
本発明の第1の特徴構成は、近距離無線通信により通信可能な少なくとも一対の通信機器を備え、その一対の通信機器が一定距離以上離れると、少なくともいずれか一方の通信機器に設けられた警報手段が作動するように構成されている警報装置であって、前記少なくとも一対の通信機器どうしが、超高周波電波により通信可能に構成され、その少なくともいずれか一方が、モニター表示部と入力手段を備えた第1携帯電話により構成されているところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、警報装置を構成する少なくとも一対の通信機器どうしが、超高周波電波により通信可能に構成されているので、例えば、近年その使用方法や適用範囲に注目が集まっている「ブルートゥース」(登録商標)を有効に使用することができ、一対の通信機器どうしを比較的簡単に通信可能に構成して所望どおりの警報機能を期待することができる。
しかも、その一対の通信機器のうちの少なくともいずれか一方が、モニター表示部と入力手段を備えた第1携帯電話、つまり、きわめて多数の人が実際に所有し、かつ、携帯している携帯電話により構成されているので、携帯電話に「ブルートゥース」を搭載することにより、使用者に対して金銭的負担や使用時の携帯負担を軽減することができる。
そして、後に詳しく説明するように、盗難、荷物の置き忘れ、あるいは、迷子などに対応可能となり、必要な場合には、その携帯電話を有効に活用して必要な機関などへ即座に連絡することもできる。
本発明の第2の特徴構成は、第1の特徴構成に加えて、前記少なくとも一対の通信機器のうちで、前記第1携帯電話以外のものが、警報手段を備えた警報通信機器で構成されているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、少なくとも一対の通信機器のうちで、第1携帯電話以外のものが、警報手段を備えた警報通信機器で構成されているので、盗難や荷物の置き忘れに対応する場合には、例えば、鞄の所有者が第1携帯電話を携帯し、鞄の中に警報通信機器を入れておくことにより、鞄が盗難に遭ったり置き忘れによって所有者から一定距離以上離れると、警報通信機器の警報手段が作動してその旨を報知し、盗難の場合には、鞄を盗んだ犯人や周囲の人にも報知することになる。
また、迷子に対応する場合には、例えば、親が第1携帯電話を携帯し、子供に警報通信機器を持たせることにより、子供が迷子になるのを未然に防ぐことができる。
そして、いずれの場合にも、必要があれば、携帯電話の着信音やバイブレータ機能などを有効に利用して、第1携帯電話の所持者に対して盗難発生などの事実を瞬時に報知することもできる。
本発明の第3の特徴構成は、第2の特徴構成に加えて、前記第1携帯電話が複数個あり、それら複数個の全ての第1携帯電話から前記警報通信機器が一定距離以上離れると、前記警報手段が作動するところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、第1携帯電話が複数個あり、それら複数個の全ての第1携帯電話から警報通信機器が一定距離以上離れると、警報手段が作動するので、例えば、複数の人が一緒に旅行する場合、あるいは、複数の人が一緒に貴重品などを運搬する場合、各人が第1携帯電話を各別に携帯すれば、全ての人から警報通信機器が一定距離以上離れると、警報通信機器の警報手段が作動することになる。
したがって、例えば、警報通信機器を鞄の中に入れたり、子供に持たせた場合、たとえひとりでも鞄や子供の近くに居れば警報手段は作動せず、他の人は所用のために鞄や子供から離れることも可能となる。
本発明の第4の特徴構成は、第2の特徴構成に加えて、前記第1携帯電話が複数個あり、それら複数個のうちのひとつの第1携帯電話から前記警報通信機器が一定距離以上離れても、前記警報手段が作動するところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、第1携帯電話が複数個あり、それら複数個のうちのひとつの第1携帯電話から警報通信機器が一定距離以上離れても、警報手段が作動するので、上述の場合と同様に、各人が第1携帯電話を各別に携帯すれば、ひとりの人から警報通信機器が一定距離以上離れても、警報通信機器の警報手段が作動することになる。
したがって、例えば、複数の人が一緒に貴重品などを運搬する場合、たとえひとりでも鞄から離れるような事態が発生すると、警報手段が作動することになり、貴重品の運搬時などに使用することで、確実な盗難防止効果を期待することができる。
本発明の第5の特徴構成は、第2〜第4のいずれかの特徴構成に加えて、前記警報通信機器が、第1警報手段を備えた第1警報通信機器と、第2警報手段を備えた第2警報通信機器との互いに別体の2つの警報通信機器で構成され、前記第1携帯電話と第1警報通信機器が一定距離以上離れると、その第1警報通信機器の第1警報手段が作動し、その第1警報通信機器が破壊されるか、または、前記第2警報通信機器から設定距離以上離れると、前記第2警報通信機器の第2警報手段が作動するところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、警報通信機器が、第1警報手段を備えた第1警報通信機器と、第2警報手段を備えた第2警報通信機器との互いに別体の2つの警報通信機器で構成され、第1携帯電話と第1警報通信機器が一定距離以上離れると、その第1警報通信機器の第1警報手段が作動するので、例えば、鞄の所有者が第1携帯電話を携帯し、鞄の中に第1と第2の警報通信機器を入れておくことにより、鞄が盗難に遭って所有者から一定距離以上離れると、警報手段が作動して鞄を盗んだ犯人や周囲の人に報知することになる。
そして、その第1警報通信機器が破壊されるか、または、第2警報通信機器から設定距離以上離れると、第2警報通信機器の第2警報手段が作動するので、第1警報通信機器の存在を知った犯人が、たとえ第1警報通信機器を破壊したり、鞄から取り出して捨てたとしても、鞄に入れた第2警報通信機器の第2警報手段が作動することになる。
したがって、犯人が盗んだ鞄を捨てて逃走する可能性はきわめて高くなり、より確実な盗難防止効果を期待することができる。
本発明の第6の特徴構成は、第5の特徴構成に加えて、前記第1警報通信機器が、他物に吊下げて取り付ける取り付け手段を備え、前記第2警報通信機器が、他物への固定手段を備えているところにある。
本発明の第6の特徴構成によれば、第1警報通信機器が、他物に吊下げて取り付ける取り付け手段を備えているので、その取り付け手段を使用して、第1警報通信機器を目立ちやすい箇所、例えば、鞄の取手などに吊下げておくことにより、犯人に対して警報装置の存在を予め警告することが可能となり、盗難を未然に防ぐことができる。
そして、第2警報通信機器が、他物への固定手段を備えているので、その固定手段を使用して、第2警報通信機器を鞄などに固定しておくことにより、犯人が盗んだ鞄などを捨てて逃走する可能性は更に高くなり、より一層確実な盗難防止効果を期待することができる。
本発明の第7の特徴構成は、第2〜第6のいずれかの特徴構成に加えて、前記警報通信機器に設けられた警報手段が、警報音、振動、または、視覚的警報表示のうちの少なくともひとつにより警報するように構成されているところにある。
本発明の第7の特徴構成によれば、警報通信機器に設けられた警報手段が、警報音、振動、または、視覚的警報表示のうちの少なくともひとつにより警報するように構成されているので、盗難、荷物の置き忘れ、あるいは、迷子などに対して所望する警報での対応が可能となり、さらに、警報音と視覚的警報表示のように2つ以上の警報を併用する場合には、盗難に対して特に有効となる。
本発明の第8の特徴構成は、第2の特徴構成に加えて、前記警報通信機器が、第2携帯電話で構成されているところにある。
本発明の第8の特徴構成によれば、警報通信機器が、第2携帯電話で構成されているので、警報通信機器についても多数の人が実際に所有している携帯電話を利用することができ、金銭的負担を更に軽減することができる。
特に、第1と第2の携帯電話を迷子防止のために使用する場合には、互いに一定距離以上離れたとき、携帯電話の着信音やバイブレータ機能などにより互いに迷子になったことを知ることができるとともに、携帯電話本来の機能を使用して直ちに連絡を取り合うこともできる。
本発明の第9の特徴構成は、第8の特徴構成に加えて、前記第2携帯電話が複数個あり、前記第1携帯電話と第2携帯電話のうちのひとつが他の全ての携帯電話から一定距離以上離れると、前記警報手段が作動するところにある。
本発明の第9の特徴構成によれば、第2携帯電話が複数個あり、第1携帯電話と第2携帯電話のうちのひとつが他の全ての携帯電話から一定距離以上離れると、警報手段が作動するので、例えば、複数の人が一緒に旅行する場合、各人が第1または第2携帯電話を各別に携帯することにより、ひとりだけ迷子になるようなことを未然に防止することができ、仮に迷子になっても、携帯電話本来の機能により直ちに連絡を取り合うことができる。
本発明による警報装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施例1による警報装置は、図1に示すように、近距離無線通信により通信可能な一対の通信機器として、第1携帯電話1Aと警報通信機器2,3を備え、第1携帯電話1Aは充電式で、警報通信機器2,3は充電式あるいはボタン電池を使用するように構成され、第1携帯電話1Aは、液晶式のモニター表示部4や入力手段としての多数の入力キー5などを備えている。
警報通信機器2,3は、第1警報通信機器2と第2警報通信機器3との互いに別体の2つの警報通信機器2,3で構成されていて、第1警報通信機器2は第1警報手段としての第1スピーカー2aやアンテナ6などを備え、第2警報通信機器3は第2警報手段としての第2スピーカー3aなどを備えている。
2つの警報通信機器2,3は、例えば、携帯電話かそれよりも小さな大きさで、第1警報通信機器2は、他物に吊下げて取り付ける取り付け手段としての取り付けバンド7を備え、第2警報通信機器3は、他物への固定手段としてのビス孔8を備え、両警報通信機器2,3は、適当な長さを有して表面が絶縁被覆された可撓性の通信用電線9により電気的に接続されている。
そして、第1携帯電話1Aと第1警報通信機器2には、一般に「ブルートゥース」(登録商標)と称される近距離無線通信システム、つまり、2.4〜2.4835GHzの超高周波電波を利用してデータを通信するシステムが搭載されていて、両者間で相互に通信可能に構成されている。
つぎに、この実施例1による警報装置の使用方法について説明する。
この警報装置は、主として盗難防止装置として使用するもので、例えば、盗難防止の対象物が鞄10であれば、鞄10の中に第1警報通信機器2と第2警報通信機器3を入れることも可能であるが、好ましくは、図1に示すように、取り付けバンド7を使用して、第1警報通信機器2を鞄10の取手10aから吊下げて取り付ける。
そして、第2警報通信機器3については、鞄10の底の方に入れ、ビス孔8を利用してビス8aにより鞄10の底などにしっかりと固定する。
このようにアンテナ6を備えた第1警報通信機器2を目立つところに吊下げることで、盗難犯に対する警告となり、盗難を未然に防止することができ、また、第2警報通信機器3を鞄10の内部に固定することで、第2警報通信機器3の取り外しに時間を要し、後述するように盗難防止効果が向上する。
また、第1警報通信機器2が鞄10の外に、第2警報通信機器3が鞄10の中にあるにもかかわらず、両警報通信機器2,3は、通信用電線9で接続されているので、たとえ鞄10がアルミなどの金属製の鞄であっても、両警報通信機器2,3間での通信は確実なものとなる。
このように第1と第2の警報通信機器2,3を鞄10にセットし、鞄10の所持者Aが第1携帯電話1Aを携帯するとともに、両警報通信機器2,3をONにする。両警報通信機器2,3のON−OFF操作は、両警報通信機器2,3に設けられた図外のスイッチにより行うことも、第1携帯電話1Aからの指令により行うこともできる。
また、上述した「ブルートゥース」には、送信パワーが100mW、2.5mW、1mWの3種類の規格化されたクラスがあり、どのクラスを選択するかによって、約10mの範囲内で通信距離を選択することができ、さらに、いずれのクラスにおいても、そのクラスにおける通信可能な距離の範囲内で自由に設定することができように構成されていて、その離間距離の設定も第1携帯電話1Aからの指令により行うことができる。
例えば、離間距離を3mに設定した場合であれば、鞄10が盗難にあって、鞄10の所持者Aが携帯している第1携帯電話1Aから3m以上離れると、第1警報通信機器2の第1スピーカー2aが作動して、スピーカー2aから大きな警報音を発し、犯人や周囲の人に報知する。その際、第1携帯電話1Aの着信音やバイブレータ機能、あるいは、モニター表示部4を使用して、鞄10の所持者Aにも同時に報知することができる。
さらに、犯人が第1警報通信機器2を破壊したり、あるいは、第1警報通信機器2を引き千切っても、通信用電線9からの信号に基づいて、第2警報通信機器3の第2スピーカー3aが作動するように構成されているので、第2警報通信機器3の第2スピーカー3abから更に大きな警報音を発することになり、犯人が盗んだ鞄10を捨てて逃走する可能性はきわめて高く、確実な盗難防止効果を期待することができる。
以上は実施例1による警報装置を盗難防止装置として使用する場合の例であるが、この警報装置をそのまま荷物の置き忘れ防止装置として使用することもできる。
その場合には、鞄10の所持者Aが鞄10から3m以上離れると、第1警報通信機器2の第1スピーカー2aが警報音を発し、設定次第では、第1携帯電話1Aも着信音を発したり振動したりするので、鞄10の置き忘れを未然に防ぐことができる。
ただし、この警報装置を置き忘れ防止装置専用として使用する場合には、必ずしも第2警報通信機器3は必要ないので、第1警報通信機器2のみを使用して、これを鞄10の取手10aに吊下げたり鞄10の中に入れて使用することになる。
さらに、迷子防止装置として使用する場合には、例えば、親が第1携帯電話1Aを携帯し、子供に第1警報通信機器2を持たせることにより、子供が迷子になるのを未然に防ぐことができる。
実施例2による警報装置も、図2に示すように、実施例1で説明したのと同じ第1携帯電話1Aと警報通信機器2,3を備えており、実施例1と異なる点は、第1携帯電話1Aが複数個使用される点である。
例えば、3人の人が一緒に旅行する場合であれば、この図に示すように、3人の旅行者A,B,Cが、第1携帯電話1Aをそれぞれ別個に携帯する。
この実施例2の場合には、鞄10が盗難にあって、3人の旅行者A,B,Cが携帯している全ての第1携帯電話1Aから一定距離以上離れると、第1警報通信機器2の第1スピーカー2aが作動して大きな警報音を発することになり、その後における第2警報通信機器3の作動は、実施例1で説明したとおりである。
また、この実施例2の警報装置を迷子防止装置として使用する場合には、実施例1で説明したように、第1警報通信機器2のみを使用し、例えば、その第1警報通信機器2を子供に持たせ、大人A,B,Cが第1携帯電話1Aをそれぞれ別個に携帯することになる。
さらに、3人のガードマンが一緒に貴重品などを運搬する場合であれば、上述した旅行の場合と同様に、3人のガードマンA,B,Cが、第1携帯電話1Aをそれぞれ別個に携帯する。
この場合には、鞄10が盗難にあって、3人のガードマンA,B,Cが携帯している3個の第1携帯電話1Aのうち、たとえひとつの第1携帯電話1Aから鞄10が一定距離以上離れても、第1警報通信機器2の第1スピーカー2aが作動して大きな警報音を発するように設定するのが好ましい。このように設定することにより、想像し得る種々の事態にも対応可能となる。
そして、この貴重品運搬時の機能と上述した旅行時の機能とを使用者の希望に応じて自由に選択できるようにすれば、ひとつの警報装置を種々の目的や状況に応じて使用することができる。
実施例3による警報装置では、図3に示すように、近距離無線通信により通信可能な一対の通信機器として、第1携帯電話1Aと第2携帯電話1Bを備えている。
すなわち、実施例1や実施例2と同じ第1携帯電話1Aを備え、実施例1や実施例2の警報通信機器2,3に代えて第2携帯電話1Bが使用され、第1と第2携帯電話1A,1Bには、上述した「ブルートゥース」が搭載されていて、両携帯電話1A,1B間で相互に通信可能に構成されている。
したがって、この図に示すように、鞄10の所持者Aが第1携帯電話1Aを携帯し、警報通信機器としての第2携帯電話1Bを鞄10の中に入れておくことにより、鞄10が盗難に遭ったり、あるいは、鞄10を置き忘れたとしても、一定距離以上離れた時点で、第2携帯電話1Bが大きな着信音を発するので、盗難防止機能や置き忘れ防止機能を果たすことになる。
実施例4による警報装置も、図4に示すように、実施例3で説明したのと同じ第1携帯電話1Aと第2携帯電話1Bを備えており、さらに、その第2携帯電話1Bが複数個使用される。
この実施例4の場合には、例えば、4人で旅行する際、4人の旅行者A,B,C,Dが、第1と第2の携帯電話1A,1Bをそれぞれ個別に携帯する。
そして、第1と第2の携帯電話1A,1Bのひとつが他の全ての携帯電話1A,1Bから一定距離以上離れると、少なくともその離れた携帯電話1A,1Bが着信音を発したり振動したりし、設定次第では、他の携帯電話1A,1Bも着信音を発したり振動したりするので、ひとりだけ迷子になるような事態が防止される。
〔別実施形態〕
(1)実施例1と実施例2では、第1警報通信機器2の第1警報手段2aおよび第2警報通信機器3の第2警報手段3aの一例として、それぞれ警報音を発するスピーカーを示したが、警報音以外にも、激しく振動するように構成したり、煙や光を発して視覚的に警報を表示するものなど、種々の態様のものを単独で、あるいは、複数同時に発するように構成することもできる。
また、例えば、第1警報通信機器2が警報音を発し、第2警報通信機器3が煙を発するというように、両警報通信機器2,3の警報手段2a,3aとして互いに異なる種類の警報手段を使用することもできる。
(2)実施例1と実施例2では、第1警報通信機器2と第2警報通信機器3を通信用電線9で接続した例を示したが、両警報通信機器2,3間において無線により通信可能にし、両警報通信機器2,3が設定距離以上に離れると、第2警報通信機器3が第2警報手段3aを作動するように構成することもできる。
さらに、実施例2と実施例3において、通信用電線9に代えて普通の紐を使用し、紐が引っ張られることにより第2警報通信機器3の第2警報手段3aを作動するように構成することもできる。
また、盗難防止や置き忘れの対象物として鞄10を例に説明したが、鞄以外の各種ケース類は勿論のこと、種々の物品などを対象物として使用することができる。
実施例1による警報装置の使用状態を示す説明図 実施例2による警報装置の使用状態を示す説明図 実施例3による警報装置の使用状態を示す説明図 実施例4による警報装置の使用状態を示す説明図
符号の説明
1A 第1携帯電話
1B 警報通信機器としての第2携帯電話
2 第1警報通信機器
2a 第1警報手段
3 第2警報通信機器
3a 第2警報手段
4 モニター表示部
5 入力手段
7 取り付け手段
8 固定手段

Claims (9)

  1. 近距離無線通信により通信可能な少なくとも一対の通信機器を備え、その一対の通信機器が一定距離以上離れると、少なくともいずれか一方の通信機器に設けられた警報手段が作動するように構成されている警報装置であって、
    前記少なくとも一対の通信機器どうしが、超高周波電波により通信可能に構成され、その少なくともいずれか一方が、モニター表示部と入力手段を備えた第1携帯電話により構成されている警報装置。
  2. 前記少なくとも一対の通信機器のうちで、前記第1携帯電話以外のものが、警報手段を備えた警報通信機器で構成されている請求項1に記載の警報装置。
  3. 前記第1携帯電話が複数個あり、それら複数個の全ての第1携帯電話から前記警報通信機器が一定距離以上離れると、前記警報手段が作動する請求項2に記載の警報装置。
  4. 前記第1携帯電話が複数個あり、それら複数個のうちのひとつの第1携帯電話から前記警報通信機器が一定距離以上離れても、前記警報手段が作動する請求項2に記載の警報装置。
  5. 前記警報通信機器が、第1警報手段を備えた第1警報通信機器と、第2警報手段を備えた第2警報通信機器との互いに別体の2つの警報通信機器で構成され、前記第1携帯電話と第1警報通信機器が一定距離以上離れると、その第1警報通信機器の第1警報手段が作動し、その第1警報通信機器が破壊されるか、または、前記第2警報通信機器から設定距離以上離れると、前記第2警報通信機器の第2警報手段が作動する請求項2〜4のいずれか1項に記載の警報装置。
  6. 前記第1警報通信機器が、他物に吊下げて取り付ける取り付け手段を備え、前記第2警報通信機器が、他物への固定手段を備えている請求項5に記載の警報装置。
  7. 前記警報通信機器に設けられた警報手段が、警報音、振動、または、視覚的警報表示のうちの少なくともひとつにより警報するように構成されている請求項2〜6のいずれか1項に記載の警報装置。
  8. 前記警報通信機器が、第2携帯電話で構成されている請求項2に記載の警報装置。
  9. 前記第2携帯電話が複数個あり、前記第1携帯電話と第2携帯電話のうちのひとつが他の全ての携帯電話から一定距離以上離れると、前記警報手段が作動する請求項8に記載の警報装置。
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