JP2005098475A5 - - Google Patents

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Claims (11)

  1. 外周面に第一の内輪軌道を一体又は別体の内輪を介して有する内径側部材と、この内径側部材の端部に外嵌された、外周面に第二の内輪軌道を有する鋼製の内輪と、内周面にこれら第一、第二の内輪軌道に対向する第一、第二の外輪軌道を有する外径側部材と、これら第一、第二の内輪軌道とこれら第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記内径側部材の端部で少なくともこの内径側部材に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記内径側部材に外嵌した内輪をこの内径側部材に結合固定した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、上記かしめ部の加工に伴って上記内輪の表面に加わるフープ応力が300MPa以下である事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
  2. 外周面に第一の内輪軌道を一体又は別体の内輪を介して有する内径側部材と、この内径側部材の端部に外嵌された、外周面に第二の内輪軌道を有する鋼製の内輪と、内周面にこれら第一、第二の内輪軌道に対向する第一、第二の外輪軌道を有する外径側部材と、これら第一、第二の内輪軌道とこれら第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記内径側部材の端部で少なくともこの内径側部材に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記内径側部材に外嵌した内輪をこの内径側部材に結合固定した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、この内輪の外周面と、この内輪の軸方向両端面のうちで上記かしめ部が設けられた側の端面とが交差する角部に、上記かしめ部の加工に伴って上記角部に加わるフープ応力が、300MPa以下である事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
  3. 内輪の外周面と、この内輪の軸方向両端面のうちでかしめ部が設けられた側の端面とが交差する角部が、断面形状が円弧形で軸方向寸法及び径方向寸法が何れも1.0mm以上である凸曲面とされており、且つ、上記かしめ部の加工に伴って上記角部に加わるフープ応力が40〜300MPaの範囲に規制されている、請求項2に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  4. 外周面に第一の内輪軌道を一体又は別体の内輪を介して有する内径側部材と、この内径側部材の端部に外嵌された、外周面に第二の内輪軌道を有する鋼製の内輪と、内周面にこれら第一、第二の内輪軌道に対向する第一、第二の外輪軌道を有する外径側部材と、これら第一、第二の内輪軌道とこれら第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記内径側部材の端部で少なくともこの内径側部材に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記内径側部材に外嵌した内輪をこの内径側部材に結合固定した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、この内輪の軸方向両端面のうちで上記かしめ部が設けられた側の端面のうちの少なくとも一部分に、円周方向の残留圧縮応力が存在する事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
  5. 外周面に第一の内輪軌道を一体又は別体の内輪を介して有する内径側部材と、この内径側部材の端部に外嵌された、外周面に第二の内輪軌道を有する鋼製の内輪と、内周面にこれら第一、第二の内輪軌道に対向する第一、第二の外輪軌道を有する外径側部材と、これら第一、第二の内輪軌道とこれら第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記内径側部材の端部で少なくともこの内径側部材に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記内径側部材に外嵌した内輪をこの内径側部材に結合固定した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、この内輪の外周面と、この内輪の軸方向両端面のうちでかしめ部が設けられた側の端面とが交差する角部が、この内輪に焼き入れ、焼き戻しを含む熱処理を施した後に行なわれる、研削加工、旋削加工、バニシング加工のうちから選択される何れかの加工により形成されている事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
  6. 内輪の外周面と、この内輪の軸方向両端面のうちでかしめ部が設けられた側の端面とが交差する角部が、この内輪に焼き入れ、焼き戻しを含む熱処理を施した後に行なわれる、研削加工、旋削加工、バニシング加工のうちから選択される何れかの加工により、断面形状が円弧形で軸方向寸法及び径方向寸法が何れも1.0mm以上であって、表面から50〜100μmの深さ部分の残留圧縮応力が200MPa以上である凸曲面とされており、且つ、上記かしめ部の加工に伴って上記角部に加わるフープ応力が40〜350MPaの範囲に規制されている、請求項4に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  7. 凸曲面の軸方向寸法が1.5mm以上である、請求項3、の何れかに記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  8. 角部の凸曲面の表面粗さを0.2μmRa以下とした、請求項3、6、7の何れかに記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  9. 請求項4又は請求項6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットを造る際に、表面を研削工程した後、かしめ部によりその端面を抑え付けられる以前の状態で、その両端面のうちのこのかしめ部側の端面に円周方向の圧縮応力が残留している内輪を使用する事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  10. 請求項4又は請求項6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットを造る際に、熱処理後に、その両端面のうちのかしめ部側の端面に円周方向の圧縮応力が残留している内輪を使用する事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  11. 請求項1〜4、6〜8の何れかに記載した車輪支持用転がり軸受ユニットを造る際に、X線測定法により内輪に存在する残留応力を測定する事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
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