JP7368262B2 - リフタ - Google Patents
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Description
軸部材の組み付けに際し、突部がフォークの外側面に臨む状態で、突部がプレス加工(据え込み加工)される。すると、突部が径方向の外側に圧縮変形させられ、張出部が張り出し形成される。張出部は、フォークの外側面に対向して配置される。
上記の軸部母材において、前記土手部の内面は、前記張出部において前記フォークに臨む面とは反対側に配置される面であって、前記基端側から前記先端側にかけて外側に傾斜しているのが好ましい。これによれば、土手部を軸方向にプレス加工すると、土手部の内面の傾斜によって、径方向に大きく張り出した張出部を形成することができる。
本発明の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1を図1~図5に示す。実施例1のリフタ60は、内燃機関の燃料供給装置に用いられるポンプリフタとして構成される。リフタ60は、図示しないシリンダヘッドのリフタガイドに組み込まれる。
両フォーク62は、連結部63を介して連結されている。筒部61には、内部の空間を上下に分ける隔壁64が設けられている。連結部63は、隔壁64の中央部に固定されている。筒部61の内部の空間のうち、隔壁64を介して上側に位置する空間は、図示しないプランジャ等が設置される空間となり、隔壁64を介して下側に位置する空間は、両フォーク62等が設置される空間となる。両フォーク62は、図3に示すように、軸方向の同軸上の位置に、厚み方向(板厚方向)に貫通する円形の軸受孔65を有している。
軸部材10は、軸方向の端面の外周部に、全周にわたって径方向に張り出す張出部11を有している。軸部材10の軸方向の端面の内周部は、径方向に平坦に広がる平坦面12になっている。張出部11は、平坦面12よりも軸方向に一段高い位置にて径方向に平坦に配置されるプレス面13と、平坦面12からプレス面13にかけて径方向の外側に直線状に傾斜する段差面14と、軸部材10の外周面において径方向の外側に湾曲状に傾斜する掛止面15と、を有している。
外面21は、軸本体16の外周面に段差なく連続している。外面21の軸方向の長さ寸法(軸本体16からの突出寸法)は、掛止面15の傾斜方向の長さ寸法よりも小さくされている。土手部17の外周角部は、受圧面18と外面21との間において、断面弧状に面取りされている。
組み付けに先立ち、軸部母材10Aに調質処理を施し、硬さを56~64HRCに設定しておく。
組み付けに際し、図1に示すように、フォーク62の軸受孔65に、軸部母材10Aの軸方向の端面寄りの部分が挿入される。軸部母材10Aの軸方向の端面は、軸受孔65から突出し、フォーク62の外側面に臨む。この状態で、軸部母材10Aおよびフォーク62を含むリフタ60の半完成体がプレス機にセットされる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施例1の場合、リフタはポンプリフタを例示したが、他の実施例として、リフタはバルブリフタであっても良い。
上記実施例1の場合、土手部および張出部は、それぞれ軸部母材および軸部材に全周にわたって設けられていたが、他の実施例として、土手部および張出部は、それぞれ軸部母材および軸部材に周方向に間隔を置いて設けられるものであっても良い。
上記実施例1の場合、土手部の全周にプレス型を押し当てて張出部を形成する構成であったが、他の実施例として、土手部の周方向に間隔を置いた位置にそれぞれプレス型を押し当てて張出部を形成する構成であっても良い。
上記実施例1の場合、一対のフォークは、連結部を介して筒部の隔壁に連結される構成であったが、他の実施例として、一対のフォークは、筒部の周壁に一体に連なる構成であっても良い。
上記実施例1の場合、土手部の外面は、軸方向に沿って配置されていたが、他の実施例として、土手部の外面は、基端側から先端側にかけて内側または外側に傾斜してしても良い。
10A…軸部母材
11…張出部
12…平坦面
13…プレス面
14…段差面
15…掛止面
16…軸本体
17…土手部
18…受圧面
19…内面
21…外面
40…ローラ
41…転動体
60…リフタ
61…筒部
62…フォーク
63…連結部
64…隔壁
65…軸受孔
66…斜面部
80…プレス型
81…押圧面
90…カム
91…カムシャフト
S…傾斜開始位置
Claims (2)
- 筒部と、
前記筒部に連設される一対のフォークと、
前記一対のフォークに架け渡される軸部材と、
前記一対のフォーク間に位置し、前記軸部材に回転可能に支持されるローラと、
前記軸部材と前記ローラとの間に介在し、前記一対のフォークの内側面間に抜け止め状態に配置される転動体と、を備え、
前記軸部材の軸方向の端面は、前記フォークの外側面に臨み、外周部に、前記軸部材の径方向に張り出す張出部を有し、
前記張出部は、前記フォークの外側面に当接可能に対向する掛止面と、前記軸部材の軸方向の端面の内周部との間に形成される段差面と、前記掛止面と前記段差面との間にて前記径方向に平坦に形成されるプレス面と、を有し、
前記掛止面は、前記軸部材の外周面における傾斜開始位置から前記径方向の先端側へ行くにしたがって前記プレス面に近づくように傾斜し、
前記段差面は、前記プレス面に向けて前記径方向の外側に傾斜して配置され、
前記軸部材の外周面における前記掛止面の前記傾斜開始位置は、前記転動体に近接するが接触することがないリフタ。 - 前記掛止面は、前記傾斜開始位置から前記張出部の前記径方向の先端側へ行くにしたがって指数関数的に傾斜を緩くしている請求項1に記載のリフタ。
Priority Applications (1)
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JP2020023019A JP7368262B2 (ja) | 2020-02-14 | 2020-02-14 | リフタ |
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JP2020023019A JP7368262B2 (ja) | 2020-02-14 | 2020-02-14 | リフタ |
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Citations (3)
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JP2016090006A (ja) | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 株式会社オティックス | 軸受装置 |
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Family Cites Families (1)
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2020
- 2020-02-14 JP JP2020023019A patent/JP7368262B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2021126682A (ja) | 2021-09-02 |
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