JP2005096846A - 食品容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内部に入れられた食品の取出口が上向きに開口する容器本体と、前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなる食品容器であって、前記容器本体を、前記取出口が下向きとなるようにした後、元の姿勢に戻すことにより、前記容器本体の内部に入れられている食品の一部が切り出されて前記受皿体に保持された状態となることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなり、前記受皿体は、下向きに開口する収容部を有しており、回転可能に支持されていることを特徴とする食品容器を提供する。
図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は本実施形態に係る食品容器の組立斜視図、図2は食品容器の組立状態における斜視図、図3及び図4は食品容器の使用方法を説明する図である。
上述した食品容器1の使用方法について、図3を参照しながら説明する。
上記第1の実施形態では、容器本体2は単純な円筒形状に形成されていたが、図5に示されるように、受皿体3の下方において、容器本体2の外周壁を内方に凹ませることで、内周壁から突出する環状フランジ22を形成し、取出口21よりも断面積が小さく絞られている絞り部2cを設けることもできる。
上記第1の実施形態では、受皿体3は、中空回転体である球状体を略半分に分割した椀形状に形成されていたが、椀形状に限らず、図6に示されるように、収容部31の周縁部にフランジ3cを設けたハット形状としても良い。フランジ3cを設けることにより、受皿体3は、剛性が向上し、単なる半球形状である場合と比べて撓み変形量を小さく抑えることができる。したがって、取出口21と受皿体3の隙間をより狭く設定することができ、その隙間から容器本体2内部にゴミ等が入り込むことをより確実に実現することができる。
上記第1の実施形態では、中空球状体を略半分に分割した形状の受皿体3を形成したが、球状体以外の中空回転体を半割にして受皿体を形成し、中空回転体の回転軸に相当する軸を中心として回転支持させるようにしても良い。例えば、図7に示される食品容器5のように、中空円錐体を半割した形状の受皿体7を採用しても良い。食品容器5は、三角柱形状の容器本体6と、容器本体6に備えられる半割円錐状の受皿体7と、半割円錐状の蓋体8とからなる。
上記第1の実施形態では、食品容器を使用者の身体に装着させるための装着具が設定されていなかったが、図11に示されるように、吊り下げ用のストラップ9を新たに取り付けて、食品容器1を肩や首から吊り下げることができるようにしても良い。
上記実施形態では、受皿体3は、内部に収容できる食品fの量を変化させることができなかったが、図16(a)(b)に示されるように、収容部31内に、収容部31を仕切る複数枚の仕切板311,312,313を、相互に所定間隔をおいて平行に設けることにより、食品fの収容量を変化させることができる。仕切板311,312,313相互間の間隔および仕切板313と受皿体3の側壁面との間隔は、食品fの粒径よりも狭く設定されており、受皿体3で食品を切り出す際に、上記仕切板が設けられている部分には、食品が入り込まないようになっている。これにより、収容部31における食品の収容量を制限することができるものである。
第1の実施形態では、中空回転体(球状体)を半割状として受皿体を形成するようにしたが、必ずしも半割状にする必要はなく、中空回転体の回転面を部分的に切除するだけで収容部の開口を形成するようにしても良い。また、第1の実施形態では、蓋体4は、容器本体2にヒンジ固定されていたが、これに限らず、例えば、容器本体2の開口にねじ込んだり、嵌合させたりすることにより、脱着可能としても良い。この場合、取り外された蓋体を容器本体2の底部等に固定できるようにしておくことにより、蓋体を紛失したり、地面に落として汚したりすることを防止できる。
図8及び図9は、本発明の第2の実施形態を示し、図8は本実施形態に係る食品容器の斜視図、図9は食品容器の使用方法を示す図である。
蓋体14とからなる。第1の実施形態では、受皿体3が容器本体2に対して回転自在に支持されていたが、本実施形態では、受皿体13が容器本体12に対して動かないように固定されている点で大きく異なる。
上述した食品容器11の使用方法について、図9を参照しながら説明する。まず、容器本体12の内部に食品fが充填された食品容器1を、図9(a)に示されるように、蓋体14を閉鎖した状態で取出口121が下向きとなるように上下反転させることにより、容器内部に入れられている食品fが、切り出し穴122から受皿体13と蓋体14の間に流れ込むこととなる。この状態から、容器本体12を元の姿勢に戻す方向に回転させることにより、図9(b)に示されるように、受皿体13と蓋体14の間に流れ込んだ食品fがそのまま残ることとなる。
上記第2の実施形態の第1変形例を、図10に示す。第2の実施形態では、食品容器11は四角柱状に形成されていたが、食品容器15のように三角柱状に形成しても良い。食品容器15は、三角柱状の容器本体16と、容器本体16の取出口161の内部に切り出し穴162が形成されるように固定される受皿体17と、取出口161を上方から覆う蓋体18とを有してなる。取出口の容器本体16の取出口161において狭められた三角形の頂部a側から食品fを直接、口に流し込むようにすることにより、食品fを下にこぼしたり、口の回りに付着させたりすることなく食べることができるものである。
上記第2の実施形態では、容器本体12と受皿体13の間に切り出し穴122となる隙間を形成するようにしたが、受皿体を容器本体との間に隙間を設けることなく固定して、受皿体に切り出し穴となる貫通穴を形成するようにしても良い。
図19及び図20は、本発明の第3の実施形態を示し、図19は本実施形態に係る食品容器の斜視図、図20は食品容器の一部断面を示す図である。
上述した食品容器111から、容器本体112の内部に入れられた食品を取り出す場合には、まず、下方を向いた状態の受皿体113をロックしながら、取出口112xが下向きとなるように上下反転させることにより、容器内部に入れられている食品fが受皿体113の収容部113xに流れ込むこととなる。このとき、収容部113xは上方を向いているので、ロック片113bを抑えながら、容器本体112のみを元の姿勢に戻す方向に回転させることにより、受皿体113に流れ込んだ食品fがそのまま残って切り出されることとなるものである。そして、受皿体113をロック部材112fに挟持させることにより、図20(b)に示されるように、受皿体113は上向きのままに維持される。
2 容器本体
21 取出口
3 受皿体
31 収容部
4 蓋体
5 食品容器
6 容器本体
61 取出口
7 受皿体
8 蓋体
11 食品容器
12 容器本体
13 受皿体
14 蓋体
15 食品容器
16 容器本体
17 受皿体
18 蓋体
f 食品
b 破片(食品)
Claims (19)
- 内部に入れられた食品の取出口が上向きに開口する容器本体と、
前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなり、
前記容器本体を、前記取出口が下向きとなるようにした後、元の姿勢に戻すことにより、前記容器本体の内部に入れられている食品の一部が切り出されて前記受皿体に保持された状態となることを特徴とする食品容器。 - 内部に入れられた食品の取出口が上向きに開口する容器本体と、
前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなり、
前記受皿体は、上向きに開口する収容部を有しており、回転可能に支持されていることを特徴とする食品容器。 - 前記受皿体は、前記収容部が常時上方を向くように重心位置が設定されていることを特徴とする請求項2に記載の食品容器。
- 内部に入れられた食品の取出口が上向きに開口する容器本体と、
前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなり、
前記受皿体は、下向きに開口する収容部を有しており、回転可能に支持されていることを特徴とする食品容器。 - 前記受皿体は、前記収容部が常時下方を向くように重心位置が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の食品容器。
- 前記受皿体は、回転しないようにロック可能であることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の食品容器。
- 前記受皿体は、その外周縁部が前記取出口の内周面に沿うように形成されていることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の食品容器。
- 前記取出口には、前記受皿体の収容部が上方を向いた状態で前記受皿体の外周縁部を保持固定するロック部材が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の食品容器。
- 前記受皿体は、中空回転体の回転面が部分的に切除された形状を有してなり、切除された部位が前記収容部の開口であり、前記中空回転体の回転軸に相当する軸を中心として回転支持されることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の食品容器。
- 内部に入れられた食品の取出口が上向きに開口する容器本体と、
前記取出口内に配設される受皿体とを備えてなり、
前記受皿体は、前記容器本体に固定されており、
前記受皿体と前記容器本体との間、あるいは前記受皿体に、食品を切り出すための切り出し穴が形成されていることを特徴とする食品容器。 - 前記収容部には、前記収容部における食品の収容量を制限する仕切板が取り外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1から10に記載の食品容器。
- 前記受皿体は、半球状であることを特徴とする請求項2から11のいずれかに記載の食品容器。
- 前記容器本体は、前記取出口を上方から覆う開閉可能な蓋体を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の食品容器。
- 前記容器本体は、前記受皿体の下方において、前記取出口よりも断面積が小さく絞られている絞り部を有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の食品容器。
- 前記絞り部は、前記容器本体の内周壁から突出する環状フランジにより形成されることを特徴とする請求項14に記載の食品容器。
- 前記環状フランジは、前記容器本体の外周壁を内方に凹ませることにより形成されることを特徴とする請求項15に記載の食品容器。
- 前記容器本体は、上部が開口される有底筒状体であることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の食品容器。
- 前記容器本体及び/又は前記受皿体は、全部又は一部が透明であることを特徴とする請求項1から17までのいずれかに記載の食品容器。
- 前記容器本体に、吊り下げ用のストラップが取り付けられていることを特徴とする請求項1から18に記載の食品容器。
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