JP2005096609A - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの交換等に容易に対応でき、かつ、各タイヤの空気圧低下を独立して検出できる、簡易な構成のタイヤ空気圧監視システムを提供すること。
【解決手段】車両10に設けられた複数のタイヤ12の温度を非接触でかつ略同時に検出可能な二次元温度検出装置20と、二次元温度検出装置20による検出結果に基づいて、各タイヤ12の空気圧を監視するボディECUとを備える。二次元温度検出装置20は、8×8〜10×10にマトリクス配列された素子を有するサーモパイル型センサの前方に、単一のレンズが配設されてなる。レンズは、各タイヤ12から放射される赤外線を、それぞれ別箇所からの赤外線としてサーモパイル型センサに導く。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両のタイヤの空気圧低下を検出するためのタイヤ空気圧監視システムに関する。
従来、車両のタイヤ空気圧低下を検出するシステムとして、4輪のタイヤ内部にそれぞれ空気圧を検出する圧力センサを組込み、該圧力センサからのタイヤ空気圧の検出信号を無線伝送装置にて車両内部に取付けられた受信機に送信し、4輪のタイヤ空気圧を逐次モニタリングして各タイヤの空気圧の低下を検出するシステムが提案されている。
また、4輪の車輪速センサから得られる車輪回転数に基づいて、タイヤの空気圧低下を検出するアルゴリズム及び警報システムが知られている。
タイヤの空気圧を検出する技術は、例えば、特許文献1及び2に開示されている。
特公平5−55322号公報 特開2000−318417号公報
しかしながら、前者のシステムでは、タイヤ内部のホイール部分に、圧力センサ及び無線機を内蔵する必要がある。このため、タイヤの老朽化等によりタイヤの交換を行う場合、これらの装置を付け替える必要があり、非常に煩わしい作業が必要となる。また、タイヤのホイールサイズや形状によっては、圧力センサを付け替えることができない場合があり、ユーザのタイヤ、ホイール選択に大きな制約を与える。
また、後者のシステムでは、検出される車輪回転数の差などから空気圧の低下を検出するアルゴリズムであるため、原理上、4輪同時に空気圧が低下した場合は、空気圧の低下を検出できないという問題があった。
そこで、この発明の課題は、タイヤ等の交換に容易に対応でき、かつ、各タイヤの空気圧低下を独立して検出できる、簡易な構成のタイヤ空気圧監視システムを提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、車両に設けられた複数のタイヤの温度を非接触でかつ略同時に検出可能な二次元温度検出手段と、前記二次元温度検出手段による検出結果に基づいて、前記各タイヤの空気圧を監視する空気圧監視制御手段と、を備えたものである。
なお、請求項2記載のように、前記二次元温度検出手段は、検出対象から放射される赤外線に基づいて複数箇所の温度を検出する赤外線温度検出センサと、前記各タイヤからの赤外線をそれぞれ別箇所からの赤外線として前記赤外線温度検出センサに導く光学手段と、を備えたものであってもよい。
また、請求項3記載のように、前記二次元温度検出手段は、4〜100素子を有するサーモパイル型センサを含むものであってもよい。
さらに、請求項4記載のように、前記空気圧監視制御手段は、予め記憶された比較基準用のタイヤの温度変化データと、前記二次元温度検出手段による検出結果に基づく前記各タイヤの検出温度とを比較し、それらのタイヤの温度差が所定のしきい値を上回ったときに、タイヤの空気圧低下を判別するものであってもよい。
請求項5記載のように、前記二次元温度検出手段は、路面温度をも検出可能に構成され、前記二次元温度検出手段による検出結果に基づいて、前記路面の状況を監視する路面監視手段をさらに備えたものであってもよい。
この発明の請求項1記載のタイヤ空気圧監視システムによると、各タイヤの温度を非接触で検出することで、各タイヤの空気圧を監視するため、空気圧監視用の部品をタイヤ内に組込む必要がなく、タイヤ等の交換に容易に対応でき、かつ、各タイヤの空気圧低下を独立して検出できる。また、一つの二次元温度検出手段により、複数のタイヤの温度を検出して、各タイヤの空気圧監視を行えるため、構成の簡易化が図られる。
また、請求項2記載の発明によれば、赤外線温度検出センサと光学手段との組合せによって、簡易かつ安価な構成で、各タイヤの温度を同時に検出できる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、比較的安価な、4〜100素子を有するサーモパイル型センサによって、各タイヤの温度検出を行える。
さらに、請求項4記載の発明によれば、予め記憶された比較基準用のタイヤの温度変化データと、検出された各タイヤの検出温度とを比較し、それらのタイヤの温度差が所定のしきい値を上回ったときに、タイヤの空気圧低下を判別するため、的確な空気圧監視を行える。
また、請求項5記載の発明によれば、路面状況をも監視できる。
以下、この発明の実施の形態に係るタイヤ空気圧監視システムについて説明する。
このタイヤ空気圧監視システムは、車両10におけるタイヤ12の空気圧を監視するシステムであり、二次元温度検出装置20(図1〜図3参照)と、二次元温度検出装置20による検出結果に基づいて各タイヤ12の空気圧を監視するボディECU30(図2参照)とを備えている。
図1は二次元温度検出装置20を車両10に取付けた状態を示す説明図であり、図2はタイヤ空気圧監視システムを含む車両10のシステム構成を示すブロック図であり、図3は二次元温度検出装置20を示すブロック図である。
二次元温度検出装置20は、車両10に設けられた4つのタイヤ12の温度を非接触でかつ略同時に検出可能に構成されている。ここでは、二次元温度検出装置20は、赤外線センサ22と、光学手段としての単一のレンズ24とを備えている。
赤外線センサ22は、検出対象から放射される赤外線に基づいて複数箇所の温度を検出可能に構成されている。
このような赤外線センサ22としては、赤外線(例えば波長7〜14μmの赤外線)を検出することで温度の検出を行うサーモパイル型センサを用いることができる。このようなサーモパイル型センサを用いることで、赤外線センサ22自体の構成の簡易化に加えて、後述する信号処理回路等の周辺回路を簡素化することができ、システム全体の低コスト化を実現することができる。
また、ここでは、4つのタイヤ12の表面温度を計測するだけでよいため、上記センサ22としては、少なくとも4箇所の温度を検出可能なもの、好ましくは4〜100素子、より好ましくは、64〜100素子を持つサーモパイル型センサを用いることが可能である。より具体的には、熱電対である素子が8×8列〜10×10列にマトリクス状に配列されたものであって、当該マトリクス状の配列に対応して複数箇所の温度を検出可能なサーモパイル型センサを用いることができる。このように、比較的低素子(画素)数のセンサを用いることができ、この点からしても、低コスト化が可能である。
また、レンズ24は、温度検出対象となる各タイヤ12から放射される赤外線をそれぞれ別箇所からの赤外線として上記赤外線センサ22のセンサ面の異なる領域に導くように構成されている。
このようなレンズ24としては、本二次元温度検出装置20の設置位置(ここでは、フロントバンパ14の略中央部の下部位置)を基準にして、各タイヤ12を含むように画角が設定されたものを用いることができる。
より具体的に、図4及び図5を参照して説明する。
すなわち、赤外線センサ22のセンサ面(センサ面は、車両10の後方に向けられている)前方に、レンズ24が配設される。レンズ24は、所定のレンズ面に対応する斜面を同心円状に形成した一種のフレネルレンズとして構成されている。
レンズ24を形成する材料としては、赤外透光性及びモールド成形性に優れたZnSを用いることが好ましい。これにより、レンズ24をモールド成形技術で量産することができるため、低コスト化に貢献する。
また、レンズ24の上半部24(1)と下半部24(2)とで、それぞれ異なるレンズ形状に形成されて、それぞれ異なる画角を持つように設定されている。ここでは、レンズ24の上半部24(1)は、車両10における左前及び左後のタイヤ12を含むように画角を設定してある。また、レンズ24の下半部24(2)は、車両10における右前及び左後のタイヤ12を含むように画角が設定してある。この場合、レンズ24を介した検出範囲(画角範囲)は図1の2点鎖線に示すように、右側の2つのタイヤ12と左側の2つのタイヤ12別に設定されることとなる。
図6は、二次元温度検出装置20の設置位置(ここでは、フロントバンパ14の略中央部の下部位置)を基準にした上で、素子を8×8列に配列したサーモパイル型センサにおいて、上記レンズ24を介して温度検出対象となる8×8のブロック(各素子に対応している)と、二次元温度検出装置20を撮像装置に置換えた場合において上記レンズ24を介して撮像される画像40とを重ね合わせて表示した説明図である。なお、説明の便宜上、適宜反転処理等が施された正立画像で説明する。
同図に示すように、画像の上半部40Uには、左前のタイヤ12(LF)及び左後のタイヤ12(LR)を含む画像が撮像され、画像の下半部40Lには、右前のタイヤ12(RF)及び右後のタイヤ12(RR)を含む画像が撮像されることとなる。そして、左前のタイヤ12(LF)の撮像部分に対応するブロックが、当該左前のタイヤ12(LF)の温度を検出するためのブロック42(LF)として設定されており、左後のタイヤ12(LR)の撮像部分に対応するブロックが、当該左後のタイヤ12(LR)の温度を検出するためのブロック42(LR)として設定されている。また、同様にして、ブロック42(RF)が右前のタイヤ12(RF)の温度検出用として設定され、ブロック42(RR)が右後のタイヤ12(RR)の温度検出用として設定されている。
そして、各タイヤ12から放射される赤外線は、レンズ24を介してそれぞれ別箇所からの赤外線として、上記各ブロック42(RF,RR,LF,LR)に対応する赤外線センサ22の各素子に達する。
なお、ここでは、レンズ24の上半部24(1)と下半部24(2)とで、それぞれ異なるレンズ形状に形成した例について説明したが、図7及び図8に示す変形例のように、レンズ24Bの1/4周区画毎にそれぞれ異なるレンズ形状に形成し、各区画ごとに別々に各タイヤ12から放射される赤外線を赤外線センサ22の各ブロックに導くようにしてもよい。例えば、レンズ24Bの右上部分24B(1)については車両の右前のタイヤ12を含むように画角を設定し、レンズ24Bの右下部分24B(2)については右後のタイヤ12を含むように画角を設定し、レンズ24Bの左上部分24B(3)については左前のタイヤ12を含むように画角を設定し、レンズ24Bの左下部分24B(4)については左後のタイヤ12を含むように画角を設定するとよい。
この場合、レンズ24Bを介した検出範囲(画角範囲)は図7の2点鎖線に示すように各タイヤ12別に設定されることとなる。
また、図2及び図3に示すように、赤外線センサ22は、信号処理回路26に接続され、信号処理回路26は、通信LSI27を介してボディ系LAN50に接続されている。赤外線センサ22からの温度検出信号は、信号処理回路26においてシリアルデータに変換され、通信LSI27を介してボディ系LAN50に送出される。
ボディECU30は、ボディ系LAN50経由で上記二次元温度検出装置20と通信可能に接続されている。なお、このボディ系LAN50には、車輪速センサ52やインパネ54(インストルメントパネルの表示制御部等を含む)、スイッチ手段等も接続されている。
ボディECU30は、ROM、RAMや書換え可能な不揮発性メモリとしてのFROM(フラッシュROM)、CPU等を備えるコンピュータにより実現される要素であり、車両10の全体的な電気的制御を行う機能に加えて、後述するように、二次元温度検出装置20による検出結果に基づいて、各タイヤ12の空気圧を監視する機能を有している。
なお、必ずしも各タイヤ12の空気圧を監視する機能をボディECU30に持たせる必要はないが、当該機能をボディECU30に持たせることによって、例えば、赤外線センサ22部分にマイコンやフラッシュROM等を組込む必要がなく、システムの低コスト化を図ることができるという利点がある。
二次元温度検出装置20による検出結果に基づいて、各タイヤ12の空気圧を監視する動作について説明する。
すなわち、タイヤ12の空気圧が正常範囲を下回っていると、タイヤ12が波打ちし始めるため、タイヤ12の温度は異常上昇する。タイヤ12の空気圧が正常範囲内であってもタイヤ12の温度は上昇するが、この温度上昇の度合よりも空気圧低下による温度上昇度合の方が大きい。上述のような二次元温度検出装置20では、比較的高い分解能(例えば1度単位)で対象温度を検出できる。そこで、タイヤ12の温度を車両走行中に逐次監視することで、タイヤ12の空気圧監視を行う。
この場合、まず、比較基準用の温度変化データを生成、更新する。
すなわち、タイヤ12の交換やタイヤ12の空気圧補充に際して、ユーザが図示省略のスイッチ操作を行うと、比較基準用のデータ更新指示信号がボディECU30で受信される。この後の初回走行時において、ボディECU30は、自動的に温度変化データの生成、更新を行う。すなわち、ボディECU30は、走行開始後予め設定された所定時間毎に、二次元温度検出装置20からの出力信号に基づいて、タイヤ12の温度を求め、図9の破線に示すように、時間と温度とを対応づけた温度変化データを生成し、これをFROM等に記録しておく。なお、この温度変化データについては、各タイヤ12別に生成してもよいし、又、前輪用と後輪用に分けて生成してもよいし、又、全タイヤ12用に共通する単一のデータとして生成してもよい。
このように比較基準用の温度変化データを予め記憶した上で、次回からの車両走行中において、各タイヤ12の空気圧低下を監視する。
すなわち、車両走行に際して、ボディECU30は、二次元温度検出装置20からの出力信号に基づいて、タイヤ12の温度を求める。そして、走行開始後の所定時間毎に、温度変化データにおけるタイヤ12の温度と、走行中において取得されたタイヤ12の温度とを比較し、両温度のずれ量が予め設定されたしきい値以上になった場合に、空気圧が正常範囲を下回っていると判断する。
例えば、タイヤ12の空気圧が正常である場合には、図9に実線で示すように、タイヤ12の温度変化は、おおよそ温度変化データにおける温度変化と同じであり、従って、温度変化データにおけるタイヤ12の温度と、走行中において取得された温度とのずれ量は、しきい値内におさまり、従って、タイヤ12の空気圧は正常範囲内であると判断される。
一方、例えば、タイヤ12の空気圧が正常範囲を下回っている場合には、図9に一点鎖線で示すように、該タイヤ12の温度は異常上昇し、従って、温度変化データにおけるタイヤ12の温度と走行中において取得された温度とのずれ量は、しきい値以上となり、これにより、タイヤ12の空気圧は正常範囲を下回っていると判断される。
このような温度比較及びその比較に基づく空気圧の適否の判断を、4つのタイヤ12について行い、ボディECU30がいずれかのタイヤ12に関して、その空気圧が正常範囲内を下回っていると判断すると、例えば、タイヤ空気圧警告情報をインパネ54に送信する。これにより、インパネ54において、タイヤ12の空気圧を警告する旨の表示がなされる。
なお、上記例では、タイヤ12の温度と走行開始からの時間とを対応づけた例について説明したが、タイヤ12の温度と時間に加えて、車速を対応づけて、複数の温度変化データを生成し、走行開始後における時間と車速に応じた温度変化データを読出して、これと実際に検出された走行中のタイヤ12の温度とを比較するようにしてもよい。これにより、車両10の車速に応じて適切な空気圧監視を行える。
以上のように構成されたタイヤ空気圧監視システムによると、各タイヤ12の温度を非接触で検出することで、各タイヤ12の空気圧を監視するため、空気圧監視用の部品をタイヤ12内に組込む必要がなく、タイヤ12等の交換に容易に対応できる。しかも、タイヤ12交換時等には、上述したように、自動的に温度変化データの生成、更新がなされるため、この点からしても、タイヤ12交換時等における煩わしさを解消することができる。
また、各タイヤ12の検出温度に基づいて各タイヤ12の空気圧監視を行うため、各タイヤ12について独立して空気圧の低下を検出することができ、特に、全てのタイヤ12が同時に空気圧低下を生じた場合でも、その空気圧低下を検知できるというメリットがある。
さらに、一つの二次元温度検出装置20により、複数のタイヤ12の温度を検出しているため、構成の簡易化が図られる。
また、二次元温度検出装置20は、赤外線センサ22の前方にレンズ24が配設され、このレンズ24により、各タイヤ12からの赤外線をそれぞれ別箇所からの赤外線として前記赤外線温度検出センサに導く構成となっているため、比較的簡易な構成で、各タイヤ12の温度を同時に検出できる。
さらに、赤外線センサ22として、4〜100素子程度の比較的低素子(画素)のサーモパイル型センサを用いることができるため、この点でも、低コスト化を図ることができる。
しかも、予め記憶された比較基準用のタイヤの温度変化データと、検出された各タイヤ12の検出温度とを比較し、それらのタイヤの温度差が所定のしきい値を上回ったときに、タイヤ12の空気圧低下を判別するため、的確な空気圧監視を行える。
なお、上記二次元温度検出装置20により、路面温度を合わせて検出するようにしてもよい。
すなわち、図6に示す画像には、路面Rも含まれているため、タイヤ12の温度検出を行うブロック以外の該路面Rに対応する所定のブロックを、路面温度検出用のブロックとして設定する。
そして、上記ブロックに対応する検出信号に基づいて、路面の状況を監視する路面監視手段としての機能を、上記ボディECU30や、VSC(Vehicle Stability Control)などの横滑り制御装置に付与する。路面の状況としては、例えば、路面温度に基づいて、路面が凍結しているか否かといった状況が挙げられる。
これにより、二次元温度検出装置20からの検出結果に基づいて、各タイヤ12の検出温度に基づく空気圧の監視、及び、路面の検出温度に基づく路面状態の監視の双方を実現できる。
二次元温度検出装置を車両に取付けた状態を示す説明図である。 タイヤ空気圧監視システムを含む車両のシステム構成を示すブロック図である。 二次元温度検出装置を示すブロック図である。 赤外線検出センサとレンズとを示す概略図である。 レンズを示す説明図である。 レンズを介した温度検出対象となる8×8のブロックと、レンズを介して撮像される画像とを重ね合わせて表示した説明図である。 変形例に係るレンズによる検出範囲(画角範囲)を示す図である。 変形例に係るレンズを示す説明図である。 走行開始後の時間とタイヤの温度との関係を示す図である。
符号の説明
10 車両
12 タイヤ
20 二次元温度検出装置
22 赤外線センサ
24 レンズ
30 ボディECU

Claims (5)

  1. 車両に設けられた複数のタイヤの温度を非接触でかつ略同時に検出可能な二次元温度検出手段と、
    前記二次元温度検出手段による検出結果に基づいて、前記各タイヤの空気圧を監視する空気圧監視制御手段と、
    を備えたタイヤ空気圧監視システム。
  2. 請求項1記載のタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記二次元温度検出手段は、
    検出対象から放射される赤外線に基づいて複数箇所の温度を検出する赤外線温度検出センサと、
    前記各タイヤからの赤外線をそれぞれ別箇所からの赤外線として前記赤外線温度検出センサに導く光学手段と、
    を備えたタイヤ空気圧監視システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載のタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記二次元温度検出手段は、
    4〜100素子を有するサーモパイル型センサを含む、タイヤ空気圧監視システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記空気圧監視制御手段は、予め記憶された比較基準用のタイヤの温度変化データと、前記二次元温度検出手段による検出結果に基づく前記各タイヤの検出温度とを比較し、それらのタイヤの温度差が所定のしきい値を上回ったときに、タイヤの空気圧低下を判別する、タイヤ空気圧監視システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記二次元温度検出手段は、路面温度をも検出可能に構成され、
    前記二次元温度検出手段による検出結果に基づいて、前記路面の状況を監視する路面監視手段をさらに備えた、タイヤ空気圧監視システム。
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