JP2005096333A - 静電式液体吐出ヘッドの作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して高密度かつ高精度に液体を吐出することができる液体吐出ヘッドを、高い生産性で作製することができる液体吐出ヘッドの作製方法を提供する。
【解決手段】絶縁性基板に所定の厚さのネガ型の感光性樹脂層を塗布し、透過率の異なる階調部を備えたフォトマスクを介して、絶縁性基板の裏面から所定露光量露光することにより、溶液ガイドとなる架橋部を形成することで、先端部分が尖鋭な3次元形状を備える高アスペクト比の溶液ガイドを作製する。
【選択図】図3

Description

本発明は、溶媒中に荷電粒子を分散させた溶液を静電力により飛翔させ、記録媒体上へ付着させることにより画像を形成する静電式液体吐出ヘッドの作製方法に関する。
今日、インクジェットヘッドの一例として、インクを加熱してインクに発生した気泡の膨張力でインク滴を吐出するサーマルタイプのインクジェットヘッドや、圧電素子によりインクに圧力を与えてインク滴を吐出するピエゾタイプのインクジェットヘッドが提案されている。サーマルタイプのインクジェットヘッドではインクを部分的に300℃以上に加熱するためインクの材質が限定されるという問題があり、またピエゾタイプのインクジェットヘッドでは構造が複雑でコストが高いといった問題点がある。
これらの問題を解決する液体吐出ヘッドとして荷電粒子を分散させた溶液を静電力により吐出するインクジェットヘッドが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図9に特許文献1に示される画像記録装置のインクジェットヘッドの一例の概略構成図を示す。インクジェットヘッド100は、ヘッド基板106と、ヘッド基板106上に突出するように設けられ、その導電性を有する表面に電圧が印加され、個別電極102と、個別電極102の配置位置に対応して上蓋貫通孔112が開口された上蓋110と、個別電極102の先端に対向する位置に配置され、その表面に記録媒体Pが配置された対向電極114と、を備えている。個別電極102は、図中上下方向にインク案内溝104となる切り欠きが形成され、インクを先端側に導くインクガイド部材として機能する。個別電極102の先端は傾斜面を備えてテーパー形状を成し先端が先鋭化されて、インク滴を飛翔させるインク滴飛翔位置となっている。
ヘッド基板106と上蓋110は所定の間隔を離して配置され、両者の間隙は帯電性の色材成分粒子(荷電粒子)が分散されたインクQの循環路となっている。個別電極102はその先端が上蓋貫通孔112を貫通し、対向電極114側に突出している。インクQの一部は毛細管現象によりインク案内溝104を伝ってインク滴飛翔位置に到達し、インクQ中の荷電粒子もインク滴飛翔位置に到達する。
ここで、荷電粒子が正に帯電しているのであれば、個別電極102が高電位、対向電極114が低電位となるように電圧を印加する。また、荷電粒子が負に帯電しているのであれば、個別電極102が低電位、対向電極114が高電位となるように個別電極102と対向電極114に電圧を印加する。この電圧の印加により、個別電極102と対向電極114間に電界が形成され、インク滴飛翔位置にある荷電粒子が対向電極114側に引き付けられることで、インク滴飛翔位置から荷電粒子を含むインク滴を対向電極114に向けて吐出することができる。特許文献1ではこのようにしてインクを吐出し記録媒体P上にインクを付着させている。
ここで、より小さなインク滴を安定して効率良く吐出するためには個別電極102であるインクガイド部材はより細く尖った先端部を有することが望まれる。また、高密度高精細に複数のインクジェットヘッドから安定して液体を吐出するためには、アスペクト比(インクガイド部材の断面あるいは横幅に対する高さの比)の高いインクガイド部材を、高密度高精細にヘッド基板に設けることが望まれる。さらに、インクガイド部材の先端部の形状も均一に加工されることが望まれる。すなわち、細く尖った先端部を備えるアスペクト比の高いインクガイド部材を高密度高精細に、しかも均一に作製することが望まれる。
このようなインクガイド部材の作製方法として、特許文献1にはプラスティック樹脂によりインクガイド部材を成型し、所定のピッチ及び間隔で複数列に配列し作製する方法が開示されている。
また、特許文献2には、Si半導体微細加工技術を利用したインクガイド部材の作製方法が開示されている。以下、図10(a)〜(g)を参照し特許文献2に示されるインクガイド部材の作製方法の概略を説明する。
図10(a)〜(g)は特許文献2に示されるSi半導体微細加工技術を利用したインクガイド部材の作製方法の工程を示す図である。まず図10(a)に示すように、Si単結晶基板120の表面に熱酸化層122が形成され、その上にレジスト層124が形成される。次に、図10(b)に示すように、その表面に例えば正方形状の開口部を持つマスクパターンが得られるように露光、現像等によりレジスト層124がパターニングされ、レジスト層124をマスクとして用いて熱酸化層122がエッチングされる。レジスト層124が除去された後、図10(c)に示すように、Si単結晶基板120が異方性エッチングされ、逆ピラミッド型の凹部126が形成される。次に、図10(d)に示すように、熱酸化層122が一旦除去された後、全体に熱酸化層130が形成される。次に、図10(e)に示すように、熱酸化層130の凹部126の内面上に筋状の凸部128が例えばガラスを用いた気相成長法により形成され、次いで、図示されてない選択マスクを用いて導電体が選択的にスパッタリングされ、凹部126内部を埋めるように電極層132が形成される。次いで、図10(f)に示すように、ガラス基板136が例えば静電接着法を用いて、電極層132に接着される。次いで、図10(g)に示すように、Si単結晶基板120、熱酸化層130、筋状の凸部128がエッチング除去され、先端が尖鋭で側面にインクを先端に導くインク案内溝134を有するインクガイド138が形成される。
このような作製方法により、特許文献2によれば、フォトリソグラフィーで一括してパターニングし凹部を形成することで、位置精度の高い複数のインクガイド部材を基板上に作製することができ、また、凹部の形成にSi単結晶基板の異方性エッチングを利用することで、精度・均一性・再現性に優れたインクガイド部材を形成することができる。
特開平10−230607号公報 特開平9−76505号公報
しかし、前述したプラスティック樹脂を別途作製された型に流し込み成型し、固まったプラスティックを抜き取るといった特許文献1の作製方法では、成型する構造物が高アスペクト比構造になると、前記型からプラスティックを抜き取る際に、プラスティックが型から抜けずに断裂し、所望の形状にできないといった不具合が生じる。この為、高アスペクト比のインクガイドを作製することが困難である。また、この方法では、成型された複数のインクガイドを基板上に位置精度を高くして配列する必要がある。しかし、インクガイドの配置の位置精度を高めるにも限界があり、また、配列の為の工数も増加するといった問題がある。
また、前述のSi半導体微細加工技術を利用した特許文献2の作製方法では、電極層132を選択マスクを用いたスパッタリング法により形成するために、ある程度の厚い膜を形成する必要があるが、この厚い膜は応力の問題等によりゆがんだり反ったりして所望の形状に形成することが難しい。また、マスクを用いてある程度の厚い膜を選択的に形成する場合、形成しようとする膜厚に応じて基板から選択マスクを離して行う必要がある。このため、インクガイドとして機能する厚い電極層132を得ようとするほど、この選択マスクの開口に対する電極層132の断面形状の広がりは大きくなり、高アスペクト比の電極層が形成できず、したがって高アスペクト比のインクガイドを形成することができない。また、この方法では電極層132の形状の設計自由度が低く、工程も複雑でありコストも多くかかるといった問題がある。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたもので、横幅に比べて高さの高い高アスペクト比の溶液ガイド部材を高密度かつ高精度に形成することができ、しかも生産性に富んだ液体吐出ヘッドの作製方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、前記絶縁性基板の他方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持ち、この開口部内の透過率が前記溶液ガイドの先端部分の形状に応じて部分的に異なるグレースケールマスクを配置し、前記絶縁性基板の他方の表面から、前記グレースケールマスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記グレースケールマスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、前記グレースケールマスクの開口部の透過率に応じたテーパー形状の先端部分を持つ、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法を提供する。
また、溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持ち、この開口部のサイズが異なる少なくとも2層の所定透過率の遮光性マスクを形成し、前記遮光性マスクが形成された前記絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、前記絶縁性基板の他方の表面から、前記遮光性マスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記遮光性マスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、その先端部分が前記少なくとも2層の遮光性マスクの透過率に応じて段階的に小さくなる、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法を提供する。
さらに、溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持つ遮光性マスクを形成し、前記遮光性マスクが形成された前記絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、前記絶縁性基板の他方の表面から、前記遮光性マスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記露光性マスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、前記所定露光量に応じたテーパー形状の先端部分を持つ、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法を提供する。
また、露光した前記感光性樹脂層を加熱して硬化処理し、前記絶縁性基板を所定のヘッドサイズに切断した後、現像処理して未露光部分の前記感光性樹脂層を除去することが好ましい。
さらに、前記感光性樹脂層に光吸収剤を混合することが好ましい。
本発明では、上記のような方法で液体吐出ヘッドを作製することにより、従来よりも、高アスペクト比であり、先端部分が尖鋭な3次元形状である溶液ガイドが製作可能になり、基板に直接形成することが可能なので、位置合わせの精度が従来の方法と比較して、格段に向上し、高精度での2次元配置が可能となる。また、工程が簡単になり、安価で大量に液体吐出ヘッドが作製できる。
また、露光量を小さくし調整することより、透過光量が変化するように制御されたフォトマスクを使用せずに、感光性樹脂層の吸収により先端部分が尖鋭な3次元形状を示す溶液ガイドを作製することができる。
さらに、感光性樹脂層に染料を混入することにより、光の透過率を下げ、感光性樹脂層の吸収効果を向上させることができる。
また、現像前にヘッド基板切断を行うことにより溶液ガイドの欠損を防ぐことができる。
以下に、添付の図面に示す実施形態に基づいて、本発明の静電式液体吐出ヘッドの作製方法を詳細に説明する。
図1は本発明の液体吐出ヘッドの作製方法を適用して作製された静電式液体吐出ヘッドの一例となるインクジェットヘッドの構成断面図である。同図に示すインクジェットヘッド10は、インクジェットヘッドの1つの吐出部のみを示した模式図である。
同図に示すインクジェットヘッド10は、インクガイド12、ヘッド基板16、吐出電極18、制御基板20、対向電極24で構成される。
インクガイド12は、絶縁性を備えたヘッド基板16の上に配置され、その先端部分14には、対向電極22側に向かうに従って次第に細くなるようにテーパー形状に形成されている。また、インクガイド12には図中上下方向に沿ってインク案内溝28が形成されている。
制御基板20は、ヘッド基板16と所定間隔離間した位置に配置されており、制御基板20には、インクガイド12の位置に対応する位置に吐出孔22が開孔されている。
また、制御基板20に対向した位置には対向電極24が配置されており、対向電極24のインクガイド12側の表面には、記録媒体Pが配置されている。すなわち、対向電極24は記録媒体Pのプラテンとして機能する。制御基板20の吐出孔22の周囲の表面には、所定の電圧印加手段によって電圧が印加される吐出電極18が配置されている。
また、インクガイド12の先端部分14は吐出電極18の表面よりも対向電極24側に突出しており、インクガイド12の全体の高さはhである。また、ヘッド基板16と制御基板20との所定間隔はインク流路26となっている。
インクジェットヘッド10では、記録媒体P上に画像を形成するに際し、吐出電極18に印加される電圧極性と同極性に帯電した色剤成分を含むインクが図示しないインクの循環手段により、一方向(例えば、図中右から左)に向かって流される。吐出電極18がオフ状態の時、インクの流動エネルギーおよび吐出孔22における毛細管現象の力を受けて、吐出電極18の表面から突出したインクガイド12の先端部分14にインクが上昇し、所定のメニスカスを形成する。
この状態で、画像データに応じて、吐出電極18に所定の電圧が印加されると、インクガイド12の先端部分14に位置するインクは帯電した色剤成分に作用する静電力によりインク滴として吐出される。吐出された帯電した色剤成分を含むインク滴は、対向電極24に引き寄せられ、記録媒体Pに着弾する。このようにして、インクジェットヘッド10と、対向電極24上に配置された記録媒体Pとを、相対的に移動させながら記録媒体Pに所望の画像を記録することができる。
本発明を適用して作製されたインクジェットヘッド10では、インクガイド12が尖鋭化された先端部分14を有しているので、その先端部より帯電性粒子を小さい液滴で安定して吐出(飛翔)させることができる。
また、図2は複数の吐出部を2次元的に配置したものである。このように、吐出部の個数や、その配列などは何ら限定されず、必要に応じて必要数の吐出部を所望の配列に配置して、インクジェットヘッドを構成すればよい。
本実施形態のインクジェットヘッドでは、所望のインクガイド12を囲む吐出電極18に所定の電圧が印加されることで前述のように所望のインクガイド12の先端部分14からインクをインク滴として吐出することができる。この際、横幅または断面がなるべく小さい高アスペクト比の構造のインクガイド12を高密度高精細に配置し、インク滴を高密度高精細に吐出することで、記録媒体Pに高画質な画像を形成することができる。
このような高アスペクト比、かつ、先端部が尖鋭なインクガイド12をヘッド基板16に高密度に配置したインクジェットヘッド10は、本発明に従って以下のように作製される。
図3(a)〜(c)は、本発明を適用するインクジェットヘッドの作製方法の各工程を表す第1実施形態の断面図である。
図3(a)に示すように、絶縁性基板30の表面に、例えばMicoChem社製NANO SU−8等の感光性樹脂材料を図1に示す高さh以上になるように、例えば200μm〜1mmの厚さを、スピンコート法により塗布し、感光性樹脂層32を形成する。ここで、絶縁性基板30は透明性を有する例えばガラス基板である。透明性を有するとは、感光性樹脂層32の露光において、照射された光が絶縁性基板30を透過した際、絶縁性基板30に形成された感光性樹脂層32を光の進行方向全体に渡って感光させることのできる程度の光を透過することをいう。また、感光性樹脂材料は紫外線等の照射により、重合または架橋して現像液に難溶性となり、現像後まで基板表面に残る特性を持つネガ型の感光性材料である。
次に、図3(b)に示すように、絶縁性基板30の裏面、即ち、感光性樹脂層32が塗布されていない面の表面に密着するようにフォトマスク34を配置し、絶縁性基板30の裏面、即ち、フォトマスク34が配置されている側から、波長が350〜400nmの紫外線38を照射して感光性樹脂層32を露光する。これにより、感光性樹脂層32は感光され、感光性樹脂層32の内部にインクガイド12となる架橋部36が形成される。ここで、フォトマスク34は、透過光量が変化するように制御されたフォトマスクであり、図4に示すように、遮光部40、グレースケール部42を備えている。遮光部40は露光の際に照射された光が透過しない材料で構成されており、グレースケール部42は露光の際に照射された光が階調を取るように透過する材料で構成されている。
なお、紫外線38は絶縁性基板30の図中下側の表面に対して垂直に照射される平行光であることが好ましい。また、架橋部36とは、感光性樹脂層32の露光された部分が、ポリマーを形成したものである。また、架橋部36の図中上側の先端部は露光する際に露光量を調節することにより、テーパー形状などの3次元的な先鋭化された形状に形成される。ここで露光量を調節するとは、透過光量が変化するように制御されたフォトマスク34を通して感光性樹脂層32に露光する露光量が所定の量になるように調節することをいう。
また、架橋部36は第1実施形態では厚みが一定の平板の先端を三角形に切り出した形状になっているが、フォトマスク34の形状を変えることにより、例えば先端を台形のような形状などにすることも可能である。さらに、架橋部36にインク案内溝28となる溝がある形状になっているが、溝のない形状にすることも可能である。また、架橋部36は図中水平方向の断面の形状が四角形になっているが、グレースケール部42の形状に応じて、例えば円形や半円等の任意の形状にすることも可能である。
次に、フォトマスク34を取り除き、全体を50〜100℃に加熱することにより、架橋部36を硬化させる。さらに、絶縁性基板30を例えばダイシング・ソーにより、所定のヘッドサイズに切断する。続いて、表面に感光性樹脂層32を残した状態で絶縁性基板30を現像液に浸し、未露光部分の感光性樹脂材料を溶解して除去する。その後全体を洗浄し、現像液を取り除いた後、架橋部36を例えば100℃から200℃で再度硬化処理する。
以上の工程により、図3(c)に示すように、その上に先端部分がテーパー状の3次元形状を持つ高アスペクト比のインクガイド12が規則的、かつ、高密度高精度に複数配置された、所定の大きさのヘッド基板16が得られる。その後、制御基板20、吐出電極18、対向電極22、図示しないインクの循環手段等を設置することによりインクジェットヘッド10が得られる。
上記の作製方法によってインクジェットヘッドを作製することによって、フォトマスクによってインクガイドの配置が決定するため、精度が高く、また、複数のインクジェットヘッドを一括して作製することが可能となるため、生産性が向上する。さらに、現像後の段階で、マスク蒸着等の方法により金属や誘電体膜を先端部分14に形成することも可能であるため、耐久性や電気的特性を適宜改善することが可能である。
次に、図5、図6は、本発明を適用するインクジェットヘッドの作製方法の各工程を表す第2実施形態の図である。図5(a)〜(d)は、絶縁性基板上にフォトマスク44を作製する各工程の横断面図と、その上面図を示し、図6(a)〜(c)は、図5で示したフォトマスク44を使用するインクジェットヘッドの作製方法の各工程の断面図を示す。
図5(a)に示すように、例えばガラス基板等の透明性を有する絶縁性基板30の表面に、例えばCr等をスパッタリング法により厚さ50nmの遮光性マスク46として成膜する。次に、図5(b)に示すように、例えば50〜200μmの所定開口になるように例えばフォトリソグラフィ法などにより、インクガイドの配置に合わせて、成膜した遮光性マスク46に矩形状の開口部47を形成する。
次に、図5(c)示すように、遮光性マスク46の上に、例えばCr等をスパッタリング法により、厚さ30nmの遮光性マスク48として成膜する。この成膜した遮光性マスク48を前記遮光性マスク46の開口部47の中心部に例えばその1辺が5〜20μmの所定開口になるようにフォトリソグラフィ法により図5(d)に示すように矩形状の開口部49形成する。
なお、遮光膜46の開口部47を開口するときに、遮光性マスク46の表面のインクジェットヘッド作製範囲外の少なくとも1ヶ所に、遮光性マスク48の開口部49をフォトリソグラフィー法により形成する際に位置合わせとして使用するアライメント用キーマークをエッチングにより形成しておくことが好ましい。また、遮光性マスク46及び開口部47と、遮光性マスク48及び開口部49との作製順序は逆でもよい。
以上の工程により、図5(d)示すフォトマスク44が作製される。フォトマスク44は遮光性マスクの膜厚に応じて遮光部51、階調部50、透過部52で構成される。遮光性マスク46及び遮光性マスク48の重なった部分が遮光部51となり、露光の際に照射された光を透過しない部分を構成する。また、開口部47と開口部49との間の遮光性マスク48のみの部分が階調部50となり、露光の際に照射された光を所定量吸収して透過させる部分を構成する。開口部49の内側は透過部52となり、露光の際に照射された光をそのまま透過させる部分を構成する。
次に、図6(a)に示すように、絶縁性基板30のフォトマスク44が形成された側の表面上に、例えばMicoChem社製NANO SU−8等の感光性樹脂材料をスピンコート法により厚さがh以上になるように塗布することで、感光性樹脂層32を形成する。同様に、感光性樹脂材料は、紫外線等の照射により重合または架橋して現像液に難溶性となり、現像後まで基板表面に残る特性を持つネガ型の感光性材料である。
次に、図6(b)に示すように、絶縁性基板30の裏面、即ちフォトマスク44が形成されていない面から、波長が350〜400nmの紫外線38を照射して感光性樹脂層32を所定露光量露光する。露光量を調節することにより、感光性樹脂材層32の内部に、その先端部分が、段階的に小さくなる3次元的な形状の架橋54が形成される。
以下、上記第1実施形態と同様に感光性樹脂層32を加熱し、絶縁性基板30を切断し、現像、洗浄、硬化処理をすることにより、図6(c)のようにインクガイド55を備えたヘッド基板56を作製することができる。なお、フォトマスク44は除去工程を設け、除去してもよいし、除去しなくてもよい。
以上の工程により、絶縁性基板30上に先端形状が段階的に小さくなる3次元構造を持つ高アスペクト比のインクガイド55が規則的、かつ高密度、高精度に複数配置されたヘッド基板56を得られる。その後、制御基板20、吐出電極18、対向電極24、図示しないインク循環手段等を設置することによりインクジェットヘッドが得られる。
上記の第2実施形態では、フォトマスク44は2層の構造であるが、3層以上のフォトマスクを用い、遮光性マスク及び開口部の形成工程を繰り返し階調を取るように開口部を形成することにより、滑らかなテーパ形状を形成することも可能である。また、遮光性マスクの厚さを変えることによりインクガイド55の段差形成部分の高さを制御することが可能となる。また、本実施形態では、架橋部54は図中水平方向の断面の形状が四角形になっているが、上記実施形態と同様に、フォトマスク44の形状を変えることによってインクガイドの形状を変えることができる。
上記方法によって、第1実施形態で使用するグレースケールマスクを使用せずに先端部分が尖鋭な構造を作製することが可能となる。
また、上記のように遮光性マスクの層数を増やし階調を取るようにすることで、なめらかなテーパー形状の先端部分を作製することも可能である。また、露光量を調節することにより、感光性樹脂層の光の吸収を利用し、テーパー形状を作製することも可能である。
次に、図7(a)〜(d)は、本発明におけるインクジェットヘッド作製方法の第3実施形態を示す図である。
図7(a)に示すように例えばガラス基板等の透明性を有する絶縁性基板30の表面に、例えばCr等をスパッタリングにより厚さ100nmの遮光性マスク58として成膜する。その後、例えばその1辺が50〜200μmの所定開口になるようにフォトリソグラフィ法により、インクガイドの配置に合わせて成膜した遮光性マスク58に、開口部59を開口してフォトマスク62を形成する。ここで、図8に示すように、本実施形態におけるフォトマスク62は遮光部(開口部59以外)64、および透過部(開口部59)66で構成されている。
次に、図7(b)に示すように、絶縁性基板30のフォトマスク62が形成された側の表面に、例えばMicoChem社製NANO SU−8等の感光性樹脂材料をスピンコート法により厚さがh以上になるように例えば200μm〜1mmの厚さ塗布し、感光性樹脂層32を形成する。同様に、感光性樹脂材料は紫外線等の照射により、重合または架橋して現像液に難溶性となり、現像後まで基板表面に残る特性を持つネガ型の感光性材料である。
次に、図7(c)に示すように、絶縁性基板30の裏面つまり、フォトマスク62が形成されていない側から、波長が350〜400nmの紫外線38を照射して感光性樹脂層を露光する。この際、露光量を調節し、例えばフォトレジストの標準的な露光時間よりも少なくすることで、感光性樹脂材料による光の吸収によって、テーパー形状の架橋部60を形成する。また、本実施形態においても、架橋部60は図中水平方向の断面の形状が四角形になっているが、フォトマスク62の形状により、例えば円形や半円等にすることも可能である。
以下、上記第1実施形態と同様に感光性樹脂層32を加熱し、絶縁性基板30を切断し、現像、洗浄、硬化処理をすることにより、図7(d)に示すように、インクガイド68を備えたヘッド基板70を作製することができる。
以上の工程により、絶縁性基板30上に先端部分が尖鋭な3次元形状を持つ高アスペクト比のインクガイド68が規則的、かつ高密度、高精度に複数配置されたヘッド基板70を得ることができる。その後、制御基板20、吐出電極18、対向電極24、図示しないインク循環手段等を設置することによりインクジェットヘッドが得られる。
上記作製方法により、感光性樹脂材料の光の吸収を利用することにより、開口部に階調を持たないフォトマスクを使用し、尖鋭な先端形状を備えたインクガイドを作製することが可能となる。
また、上記いずれの実施形態においても感光性樹脂材料に光を吸収する光吸収剤、例えば染料を混合することにより、感光性樹脂材料の透過率を低下させ感光性樹脂材料の吸収効果を向上させることも可能である。これにより、インクガイドの尖鋭化の効果を向上させることが可能となる。
さらに、上記いずれの実施形態においても、現像後にマスク蒸着等の方法で金属や誘電体膜をインクガイドに形成することも可能であり、耐久性や電気的特性を適宜改善することが可能である。
また、形成されるインクガイドが高アスペクト比であるため、現像後に基板を所定サイズに、例えばダイシングソーで切断すると、インクガイドが欠損してしまう場合があるが、基板を所定サイズに切断する工程を現像前に行うことで、切断時に形成されたインクガイドを破損することなくアスペクト比の高いインクガイドを備えたインクジェットヘッドを作製することが可能になるという利点がある。したがって、現像後に切断してもよいが、現像前に切断する方が好ましい。
また、本発明で作製される液体吐出ヘッドは、色材粒子を含むインクの吐出に限定されず溶媒中に分散された帯電性粒子を含む溶液を吐出するヘッドであればよく、溶液の種類は限定されない。
本発明の液体吐出ヘッド作製方法は、基本的に以上のようなものである。以上、液体吐出ヘッドの作製方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の液体吐出ヘッドの作製方法により作製される液体吐出ヘッドの一実施形態であるインクジェットヘッドの1つの吐出部を示した模式図である。 図1のインクジェットヘッドを2次元配列した一例の概略斜視図である。 (a)〜(c)は、本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第1実施形態であるインクジェットヘッドの作製方法を説明する図である。 本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第1実施形態で用いるフォトマスクの模式的上面図である。 (a)〜(d)は本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第2実施形態に使用するフォトマスクの作製方法を説明する模式的断面図、および、上面図である。 (a)〜(c)は本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第2実施形態のであるインクジェットヘッドの作製方法を説明する模式的断面図である。 (a)〜(d)は本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第3実施形態のであるインクジェットヘッドの作製方法を説明する図の模式的断面図である。 本発明の液体吐出ヘッドの作製方法の第3実施形態で用いるフォトマスクの模式的上面図である。 従来の画像形成装置におけるインクジェットヘッドの一例の概略構成図である。 従来の液体吐出装置のインクジェットヘッドの作製方法の一例の工程を説明する図である。
符号の説明
10、100 インクジェットヘッド
12、55、68、138 インクガイド
14 先端部分
16、56、70、106 ヘッド基板
18 吐出電極
20 制御基板
22 吐出孔
24、114 対向電極
26 インク流路
28、104、134 インク案内溝
30 絶縁性基板
32 感光性樹脂層
34、44、62 フォトマスク
36、54、60 架橋部
38 紫外線
40、64 遮光部
42 グレースケール部
46、48、58 遮光性マスク
47、49、59 開口部
50 階調部
52、66 透過部
102 個別電極
110 上蓋
112 上蓋貫通孔
120 Si単結晶基板
122、130 熱酸化層
124 レジスト層
126 凹部
128 凸部
132 電極層
136 ガラス基板
P 記録媒体
Q インク

Claims (5)

  1. 溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、
    透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、
    前記絶縁性基板の他方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持ち、この開口部内の透過率が前記溶液ガイドの先端部分の形状に応じて部分的に異なるグレースケールマスクを配置し、
    前記絶縁性基板の他方の表面から、前記グレースケールマスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記グレースケールマスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、前記グレースケールマスクの開口部の透過率に応じたテーパー形状の先端部分を持つ、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法。
  2. 溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、
    透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持ち、この開口部のサイズが異なる少なくとも2層の所定透過率の遮光性マスクを形成し、
    前記遮光性マスクが形成された前記絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、
    前記絶縁性基板の他方の表面から、前記遮光性マスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記遮光性マスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、その先端部分が前記少なくとも2層の遮光性マスクの透過率に応じて段階的に小さくなる、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法。
  3. 溶液ガイドを有する複数の吐出部を備え、前記溶液ガイドの先端部分に凝集された荷電粒子を含む溶液に静電力を作用させて前記溶液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドの作製方法であって、
    透過性のある絶縁性基板の一方の表面に、前記吐出部の溶液ガイドの配置に応じた位置に所定形状の開口部を持つ遮光性マスクを形成し、
    前記遮光性マスクが形成された前記絶縁性基板の一方の表面に、前記溶液ガイドの高さ以上の膜厚のネガ型の感光性樹脂層を塗布し、
    前記絶縁性基板の他方の表面から、前記遮光性マスクを介して前記ネガ型の感光性樹脂層を所定露光量露光し、前記露光性マスクの開口部に対応する前記ネガ型の感光性樹脂層の内部に、前記所定露光量に応じたテーパー形状の先端部分を持つ、所定高さの前記溶液ガイドとなる架橋部を形成することを特徴とする液体吐出ヘッドの作製方法。
  4. 露光した前記感光性樹脂層を加熱して硬化処理し、前記絶縁性基板を所定のヘッドサイズに切断した後、現像処理して未露光部分の前記感光性樹脂層を除去することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの作製方法。
  5. 前記感光性樹脂層に光吸収剤を混合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007237669A (ja) * 2006-02-13 2007-09-20 Fujifilm Corp 樹脂成形品の製造方法、並びにインクジェットヘッドの製造方法及びそれにより得られるインクジェットヘッド

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