JP2005096027A - Robot hand - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ガラス基板を把持して搬送するロボットハンドに関する。 The present invention relates to a robot hand that holds and transports a glass substrate.
ロボットのハンドは、カセット内に収納されているガラス基板やウエハ等の基板、又は処理ステージに載置されている基板を保持して次の工程に搬送するために、ロボットのアームに連結されて駆動されている。図7に示すように、ハンド2はロボット1の本体12に連結されたアーム11に繋がれ駆動されている。ハンド2は、ロボット1のアーム11に装着されているブラケット21とガラス基板3を把持するフォーク22とを有して形成されている。ハンド2は図8に示すようにフォーク22の内部に空気用パイプ8を通し接続されたフォーク上面に配置された複数の吸着パット4を設けてガラス基板3を、吸着するように構成されている。また、別の構成のハンドは図9に示すようにフォーク22の上面に滑り止め部5を設けてガラス基板3と滑り止め部5を接触させ、ガラス基板3を把持できるように構成されているものが知られている。(特許文献1など)
しかし、ガラス基板は各種の加工工程で処理されて搬送されるので、特に、塗布工程後のガラス基板は基板上に塗布された塗布液が熱の影響を受けやすい状態にある。図10に示すように、ガラス基板を把持する滑り止め部はガラス基板と接触している。基板から滑り止め部へもしくは滑り止め部からガラス基板へ熱伝導が起こり、塗布液の均一な乾燥が出来ず、均一な厚さに成膜ができない問題がある。また、図11に示すように、ガラス基板の接触する滑り止め部を減らし、滑り止め部とガラス基板の熱伝導する箇所を減らした両端のみ把持する基板把持方法では、特に大型化されたガラス基板などで、ガラス基板の重量により把持点を支点にガラス基板が下方に大きく撓んでしまい、塗布液がたわみ最下点に集まり、そのたわみの影響で均一な厚さに成膜ができない問題がある。 However, since the glass substrate is processed and transported in various processing steps, the glass substrate after the coating step is particularly in a state where the coating liquid applied on the substrate is easily affected by heat. As shown in FIG. 10, the non-slip portion that holds the glass substrate is in contact with the glass substrate. There is a problem that heat conduction occurs from the substrate to the anti-slip portion or from the anti-slip portion to the glass substrate, and the coating solution cannot be uniformly dried, and the film cannot be formed to a uniform thickness. In addition, as shown in FIG. 11, in the substrate gripping method of gripping only both ends in which the anti-slip portion in contact with the glass substrate is reduced and the heat transfer locations of the anti-slip portion and the glass substrate are reduced, a particularly large glass substrate is used. For example, due to the weight of the glass substrate, the glass substrate is greatly bent downward with the gripping point as a fulcrum, and the coating solution collects at the lowest deflection point, and the film cannot be formed to a uniform thickness due to the deflection. .
また、吸着によるガラス基板の把持方法では吸着パット部で熱伝導が起こり、そのため塗布液上で乾燥しはじめる領域と液体のままの領域が発生し、塗布液が塗布されたガラス基板全面で同一の条件での乾燥ができず乾燥ムラが発生し、ガラス基板に均一な厚さに成膜することができない問題があった。 In addition, in the method of gripping the glass substrate by suction, heat conduction occurs in the suction pad portion, so that an area that begins to dry on the coating solution and a region that remains as a liquid are generated, and the same glass substrate is coated on the entire surface of the coating solution. There was a problem that drying could not be performed under conditions, resulting in uneven drying, and a glass substrate having a uniform thickness could not be formed.
本発明のロボットのハンドにおいては、ガラス基板に向けて空気を供給しガラス基板を浮上させるフォークに配置された空気穴と、ガラス基板の位置決めを行う左右のフォークに配置された爪と、ガラス基板をハンド上に固定する為の左右のフォークに配置された滑り止め部及び/又は吸着パッドと、を有することを特徴とする。 In the robot hand of the present invention, air holes arranged in a fork for supplying air toward the glass substrate to float the glass substrate, claws arranged in the left and right forks for positioning the glass substrate, and the glass substrate And a non-slip portion and / or a suction pad disposed on the left and right forks for fixing on the hand.
前記爪は、左右各々のフォークの先端部およびその対角線上の反対部に配置し、爪がガラス基板と接触する部分はテーパー状にするとよい。 The claw is preferably arranged at the front end of each of the left and right forks and the opposite part on the diagonal line, and the portion where the claw contacts the glass substrate is preferably tapered.
ガラス基板を把持する中央のフォークに空気供給孔を配置することにより、空気供給孔へ空気を供給し、ガラス基板中央部に空気を吹き付けることで、ガラス基板を浮上することができ、大型化されたガラス基板の様な撓みやすい基板を撓みなく安定してハンド上に保持することができ、塗布液の均一な厚さの成膜ができる。また、塗布されたガラス基板の中央部とガラス基板把持部にはロボットのハンドとの接触部が無く、ガラス基板中央部に吹き付ける空気の温度を調節することにより、ガラス基板と吹き付ける空気の熱伝導が無くなる。そのため、ガラス基板の塗布液の乾燥ムラが無い、均一な成膜ができる。 By placing the air supply hole in the central fork that holds the glass substrate, air can be supplied to the air supply hole and blown to the center of the glass substrate, so that the glass substrate can be levitated and enlarged. In addition, a flexible substrate such as a glass substrate can be stably held on the hand without bending, and a coating film having a uniform thickness can be formed. In addition, the central part of the applied glass substrate and the glass substrate gripping part do not have a contact part with the robot hand, and the heat conduction of the glass substrate and the air to be blown is controlled by adjusting the temperature of the air blown to the central part of the glass substrate. Disappears. Therefore, uniform film formation can be performed without any uneven drying of the coating solution on the glass substrate.
ガラス基板の位置決め用の爪がテーパー状となっていることにより、ガラス基板に塗布された塗布液と爪が接触せずにハンド上に位置決めすることができる。 Since the claw for positioning the glass substrate is tapered, the coating liquid applied to the glass substrate and the claw can be positioned on the hand without contacting.
本発明の一実施例の形態を図面に基づいて説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に示すように、前工程において、ガラス基板3は塗布装置10により塗布液を均一に塗布される。塗布の完了したガラス基板3は塗布装置10のステージ14の上に置かれる。ステージ14の表面には複数のガラス基板押し上げ用のピン15が埋設されている。塗布装置10の隣にはロボット1が設置される。ロボット1は図1に示すようにアーム11、本体12、とハンド2より構成される。本体12は旋回昇降可能なように構成されており、アーム11はハンド12を水平移動できるように多関節に構成され、ハンド2はブラケット21を介してアーム11と連結されている。ハンド2に取り付けられているフォーク22は、ガラス基板端部の下側に位置決めされる外側フォーク23と、ガラス基板の中央部分の下側に位置決めされる内側フォーク24から構成される。内側フォーク24はガラス基板の大きさにより複数本となる。内側フォーク24には空気穴6をガラス基板の下側に配置する。内側フォーク24にはガラス基板3を検知する在荷センサ16が中央部の上面に取り付けられている。外側フォークはガラス基板3を把持するための吸着パット4及び/又は滑り止め部5が備え付けられている。さらに、外側フォーク23には図3および図4のようにガラス基板3との接触する面がテーパー状となる爪19が備え付けられている。
As shown in FIG. 1, in the previous step, the
ロボット1の近傍には乾燥装置13が設置されている。乾燥装置13ではガラス基板3に塗布された塗布液を真空で蒸発させて乾燥させる。
A drying device 13 is installed in the vicinity of the robot 1. In the drying device 13, the coating liquid applied to the
次に、塗布装置10で塗布が終了したガラス基板3がロボット1により乾燥装置13まで搬送される一連の工程を図6の動作フローを参照して説明する。
Next, a series of steps in which the
まず、ガラス基板3が塗布装置10のステージ14のステージ面の最適な位置に埋設されたピン15により上昇する。(ステップ1)ピン15はステージ上に複数配置され、ガラス基板3は撓むことなくピン15により持ち上げられる。ガラス基板3がステージ14より所定の高さに上昇し、待機状態となる。
First, the
次に、ハンド2のフォーク22が、ガラス基板3とステージ14の間にピン15を避けるように挿入される。(ステップ2)フォーク22の長さはガラス基板3のサイズにもよるが、2.5m程度になり、フォーク22自身の自重でフォーク22が撓まない材質の物が使用される。例えば、炭素繊維など軽量で強度のある材質が良好である。
Next, the
次に、本体12が上昇することによりハンド2のフォーク22が上昇し、外側フォーク23の爪19がガラス基板3の角と接触し、ガラス基板3はフォーク22上で位置決めが行われる。(ステップ3)爪19はガラス基板3との接触面がテーパ状に加工されているため、ガラス基板3の上面に塗布された塗布液9に接触することがない。
Next, when the
次に、ガラス基板3の端部が外側フォーク23の滑り止め部5及び/又は吸着パッド4に接触し、ガラス基板3がハンド2のフォーク22上に把持される。(ステップ4)
次に、内側フォーク24の中央に設置した在荷センサ16がガラス基板3を検知しONとなる。在荷センサ16の信号がONになると内側フォーク24の空気穴より空気がガラス基板3に向かって吹き付けられガラス基板3が浮上する。(ステップ5)
図2に示すように、内側フォーク24の内部に敷設された空気用パイプ8が内側フォーク24の上面に空けられた空気穴6に連結されており、空気が空気パイプ8より供給される。供給された空気は空気穴6より吹き出しガラス基板3を浮上させる。
Next, the end portion of the
Next, the in-stock sensor 16 installed in the center of the
As shown in FIG. 2, the air pipe 8 laid inside the
図5に示すように、ガラス基板3は基板の端が吸着パッド4及び/又は滑り止め部5にて把持され、ガラス基板3の中央部は空気により浮上している。これにより、ガラス基板3が撓むことなく搬送され、塗布液9の乾燥ムラがなくなる。
As shown in FIG. 5, the
次に、ロボット1は、ハンド2を旋回昇降させガラス基板3を乾燥装置13のパレット17の上に搬送し待機状態となる。(ステップ6)
次に、乾燥装置13のパレット17よりピン18が上昇しロボット1のハンド2上のガラス基板3を押し上げる。(ステップ7)ガラス基板3の押し上げに伴い在荷センサ16の信号がOFFとなり内側フォーク24の空気穴からの空気の吹き出しが停止する。(ステップ8)ピン18は塗布装置10のステージ14に埋設されていたピン15とおなじ位置に配置されている。これによりガラス基板3が撓むことなくロボット1のハンド2より乾燥装置13のパレット17に受け渡される。 その後、ロボット1のハンド2は待機位置に戻される。(ステップ9)
乾燥を完了したガラス基板3はコンベア等により乾燥装置13より払い出しされ次の工程に搬送される。
Next, the robot 1 turns the
Next, the pin 18 rises from the
The
また、フォーク22の配置は次のようにすることもできる。図12に示すように、後工程でガラス基板3を切断する等の理由によりその切断する箇所付近、例えばガラス基板3の中央部を切断するとなれば、ガラス基板3の中央部に位置する内側吸着フォーク26に滑り止め部5及び/又は吸着パット4を配置し、それによりガラス基板3を内側吸着フォーク26および外側フォーク23で把持する。特に、大型のガラス基板に於いては、フォーク22の把持部が増え安定してガラス基板3を把持することができる。空気穴6が配置された内側フォーク24は外側フォーク23と内側吸着フォーク26の間に複数本配置され、ガラス基板3を空気穴6により浮上する。
Further, the
また、図2に示すように空気穴6にはフィルタ7が取り付けられ、塗布装置10、ロボット1と乾燥装置13の設置された部屋にパーティクル等のゴミが舞わないような構造としてもよい。
Further, as shown in FIG. 2, a filter 7 may be attached to the
また、外側フォーク23の吸着パット4および滑り止め部5の配置位置は、ガラス基板3の最終製品となる領域ではなく、後工程で切り取られる領域に配置するのが望ましい。
Moreover, it is desirable to arrange the positions of the suction pad 4 and the
また、爪19はガラス基板3に塗布された塗布液9と爪19が接触せずに位置決めができる構造ならば良く、テーパ状の二つのブロックを90度に配置した構造のストッパでも良い。。
The
また、空気穴6の構造は図13に示すようにしても良い。まず、内側フォーク24の上面に空気穴6と溝25を加工する。内側フォーク24のブラケット21側より内側フォークの内側に空気を送り込み空気穴6と溝25より空気を吹き上げる。内側フォーク24の空気穴6り吹き上げられた空気によりガラス基板3が浮上する。
The structure of the
1 ロボット
2 ハンド
3 ガラス基板
4 吸着パット
5 滑り止め部
6 空気穴
7 フィルタ
8 空気用パイプ
9 塗布液
10 塗布装置
11 アーム
12 本体
13 乾燥装置
14 ステージ
15 ピン
16 在荷センサ
17 パレット
18 ピン
19 爪
21 ブラケット
22 フォーク
23 外側フォーク
24 内側フォーク
25 溝
26 内側吸着フォーク
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003332793A JP2005096027A (en) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | Robot hand |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207982A (en) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Ihi Corp | Robot hand and transfer robot |
US20140212250A1 (en) * | 2011-09-28 | 2014-07-31 | Safelog Gmbh | Apparatus for storing and fully automatically dispensing a multiplicity of products |
-
2003
- 2003-09-25 JP JP2003332793A patent/JP2005096027A/en active Pending
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US9728029B2 (en) * | 2011-09-28 | 2017-08-08 | Safelog Gmbh | Apparatus for storing and fully automatically dispensing a multiplicity of products |
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