JP2005095497A - 吸込口体および電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手が良好な床ブラシを備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】平坦状の床面Fに対して、乾燥状態では間隙を有し、吸水状態では膨張して接触する回転清掃体13を床面Fに対向してケース体11に設ける。回転清掃体13の膨張部材17が乾燥状態では絨毯などの床面Fとの接触抵抗を低減して走行性を良好にできる。回転清掃体13の膨張部材17が吸水状態では床面Fに接触して床面Fの磨き掃除ができるので、回転清掃体13の状態により掃除を切り換えでき、掃除を切り替える際に掃除に応じた清掃部材を着脱させる必要がなく、使い勝手を良好にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被掃除面に対向してケース体に設けられた清掃部材を有する吸込口体およびこれを備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の吸込口体としての床ブラシは、被掃除面としての床面に対向する下面に吸込口を開口したケース体を備えている。このケース体の下面には、清掃部材としての保水部材であるスポンジ体が着脱可能に取り付けられる。そして、通常の掃除の際には、床ブラシのみで掃除し、床面を磨きながら掃除する際には、スポンジ体を床ブラシに取り付けて掃除する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−51209号公報(第3−4頁、図4)
しかしながら、上述の吸込口体では、通常の掃除の際と床面を磨く掃除の際とで、スポンジ体を着脱させなければならず、この着脱作業が煩雑で、使い勝手が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使い勝手が良好な吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、被掃除面に対向してケース体に設けられ、平坦状の被掃除面に対して、乾燥状態では間隙を有し、含液状態では膨張して接触する清掃部材を具備したものである。
本発明によれば、平坦状の被掃除面に対して清掃部材が乾燥状態では間隙を有するため、例えば絨毯などの被掃除面との接触抵抗が低減されて走行性を良好にできる。また、清掃部材が含液状態では平坦状の被掃除面に接触して磨き掃除ができるので、清掃部材の状態により掃除を切り換えでき、掃除を切り替える際に例えば掃除に応じた清掃部材を着脱させるなどの必要がなく、使い勝手を良好にできる。
以下、本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の構成を図1および図2を参照して説明する。
図2において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1の内部には、電動送風機2が収容されている。また、この掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機であり、電動送風機2の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を捕捉して集塵する。
さらに、この掃除機本体1の前側略中央には、外部から空気を吸引する本体吸込口3が開口されている。この本体吸込口3には、湾曲可能な細長略円筒状の接続管としてのホース体4が連通接続されている。このホース体4の先端には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な手許操作部5が設けられている。
そして、この手許操作部5には、掃除機本体1内の電動送風機2などの駆動状態を所定の状態に設定する複数の設定ボタン6が設けられているとともに、掃除する際に作業者が把持する把持部7が基端側に突設されている。また、この手許操作部5の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管8が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管8の先端には、吸込口体としての床ブラシ9が着脱可能に連通接続されている。この床ブラシ9は、例えば室内の被掃除面としての床面Fの絨毯などの上に設置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む。
また、この床ブラシ9は、前後方向である走行方向に対して横長で、後部略中央が後方に向けて突出する凸字状のケース体11を備えている。このケース体11における床面Fに対向する下面には、図1に示すように、細長矩形状の吸込口12が開口形成されている。この吸込口12は、ケース体11の走行方向の前側に偏位した位置に設けられており、このケース体11の走行方向に対する幅方向に沿った長手方向を有した横長矩形状に形成されている。
さらに、このケース体11の吸込口12の内側には、細長略円筒状の清掃部材としての回転清掃体13が回転可能に軸支されている。この回転清掃体13は、ケース体11の吸込口12を床面Fに対向させた際に、外周面がこの床面Fに対向するように取り付けられている。そして、この回転清掃体13は、細長略円柱状の軸体としてのシャフト14を備えている。このシャフト14は、ケース体11内の幅方向両側に亘って水平に取り付けられ、両端部がケース体11の内部に設けられた図示しない軸受部に回転自在に軸支されている。すなわち、回転清掃体13は、その軸方向が床面Fに沿うように配置されている。また、シャフト14の外周には、膨張部材17が取り付けられている。
膨張部材17は、例えば含液膨張性を有するセルロースなどの繊維で形成された帯状の部材をシャフト14の外周に螺旋状に隙間なく取り付けて形成され、シャフト14の外周の略全体を覆っている。そして、回転清掃体13は、膨張部材17の乾燥状態では、図2の想像線に示すように、平坦状の床面Fとの間に間隙を有し、外周が床面Fに接触せず、膨張部材17の含液状態すなわち吸水状態では、図2に示すように、この膨張部材17が回転清掃体13の径方向に膨張することで外周の下部が床面Fに接触する位置に取り付けられている。
言い換えれば、膨張部材17は、乾燥状態ではケース体11を支える従動輪23およびブラシ25、すなわち床ブラシ9の下端より上方に位置し、含液状態では床ブラシ9の下端から下方に突出する。
また、シャフト14の両端部には、膨張部材17をシャフト14から抜け止めする円盤状の抜け止め部18が同軸状に設けられている。これら抜け止め部18は、シャフト14の周方向の全周に沿って径方向に向けてフランジ状に突出している。また、これら抜け止め部18には、軸支部22が回転清掃体の軸方向の外方に向けて同軸状にそれぞれ突出している。これら軸支部22は、抜け止め部18よりも小さい外径寸法を有し、ケース体11内に設けられた図示しない軸受部に回転自在に軸支されている。このため、回転清掃体13が軸支部22を介してケース体11内に回転自在に軸支されている。
さらに、ケース体11内には、回転清掃体13をシャフト14の軸回りに回転させる図示しないモータが収容されている。このモータの回転軸は、例えばベルト体などによりシャフト14の軸支部22に連結され、駆動力を回転清掃体13に伝達している。そして、このモータは、手許操作部5に電気的に接続され、この手許操作部5により駆動を操作可能となっている。
また、ケース体11の後側下部には、ケース体11の幅方向に沿って軸方向を有する従動輪23が回転自在に軸支されている。この従動輪23は、床ブラシ9を床面Fに載置した状態で床面Fに接触する。
さらに、ケース体11の後部には、延長管8の先端部が挿入されて着脱可能に連通接続される連通口24が後方に向けて開口している。この連通口24は、ケース体11から後方に向けて突出するとともに、ケース体11内で吸込口12と連通している。
そして、ケース体11の下面の吸込口12の前後、すなわち回転清掃体13の前後には、床面Fの塵埃を掻き取るブラシ25がそれぞれ設けられている。これらブラシ25は、先端部がケース体11の下面よりも下方に突出し、床ブラシ9を床面Fに載置した状態で先端部が床面Fに接触している。
次に、上記第1の実施の形態の床ブラシの組み立て方法を説明する。
まず、シャフト14の両抜け止め部18,18の間の外周に膨張部材17を螺旋状に隙間なく取り付け、回転清掃体13を完成する。
この状態で、シャフト14の各軸支部22を、ケース体11の吸込口12内の軸受部に回転自在に軸支して床ブラシ9を完成する。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
まず、掃除をする際には、掃除機本体1にホース体4および延長管8を介して床ブラシ9を接続する。そして、作業者は、手許操作部5の設定ボタン6を操作して電動送風機2を駆動させ、ホース体4の把持部7を持って押動させて、床ブラシ9を床面F上で前後に走行させる。
このとき、掃除機本体1内の電動送風機2の駆動により発生する吸込力によって、床ブラシ9の吸込口12から空気とともに床面F上の塵埃が吸い込まれる。
この後、この床ブラシ9の吸込口12から塵埃とともに吸い込まれた空気は、この床ブラシ9の連通口24から延長管8およびホース体4を順次介して掃除機本体1の本体吸込口3へと吸い込まれた後、この掃除機本体1内に収容させた集塵パックへと吸い込まれて空気とともに吸い込んだ塵埃が捕捉される。
また、フローリングなどの床面Fを磨き掃除する際には、膨張部材17に水を含ませ、回転清掃体13の下部で膨張部材17が床面Fに接触するようにする。
そして、作業者が手許操作部5を操作してモータを駆動させると、床ブラシ9が回転し、この状態で作業者が床ブラシ9を走行させると、回転清掃体13が床面Fに当接し、床面Fに水分を塗布するとともにこの床面Fに塗布した水分を拭き取って磨き掃除する。
上述したように、上記第1の実施の形態では、床面Fに対向してケース体11に設けた回転清掃体13を、平坦状の床面Fに対して、乾燥状態では間隙を有し、吸水状態では膨張して接触する構成とした。
この結果、回転清掃体13の膨張部材17が乾燥状態では従動輪23およびブラシ25よりも上方に位置するため例えば絨毯などとの接触抵抗を低減して走行性を良好にできる。また、回転清掃体13の膨張部材17が吸水状態では床面Fに接触して床面Fの磨き掃除ができるので、回転清掃体13の状態により掃除を切り換えでき、従来のように掃除を切り替える際に例えば掃除に応じた清掃部材を着脱させるなどの必要がなく、使い勝手を良好にできる。
また、清掃部材を軸方向が床面Fに沿う円筒状の回転清掃体13としたことにより、清掃部材が回転しない構成とした場合と比較して、床ブラシ9を前後に走行させる際の負荷が小さくなるので、作業性がよいとともに、床ブラシ9にて床面Fを磨き掃除する際に回転清掃体13の膨張部材17の全周が略均一に床面Fに接触するので、膨張部材17全体に吸水した水分を有効に利用し、長時間に亘って床ブラシ9を磨き掃除に使用できる。
さらに、吸込口12の前後にブラシ25を設けることにより、床ブラシ9を前後方向に走行させた際にブラシ25が回転清掃体13よりも常に前側で床面Fの塵埃を掻き取るため、例えば毛などの塵埃が回転清掃体13の膨張部材17に絡み付くことをブラシ25で抑制できる。
次に、第2の実施の形態を図3ないし図5を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3ないし図5に示すように、回転清掃体13の軸方向の一端部に位置した抜け止め部18には、円柱状のクラッチギヤ部31が同軸状に一体に設けられている。このクラッチギヤ部31には、円柱状の軸支部32が同軸状に設けられている。
ここで、クラッチギヤ部31は、回転方向後側に向けて平面状の傾斜面部33と、この傾斜面部33の回転方向後端部にこの傾斜面部33に対して鋭角状に設けられた段差部34とを備えた側面視で略鋭角三角形状の係合部35を外周に複数備えている。これら係合部35は、クラッチギヤ部31の周方向に略等間隔に設けられている。
傾斜面部33は、クラッチギヤ部31の外周面の接線方向に沿って設けられている。
段差部34は、傾斜面部33との隣接部から回転清掃体13の中心軸方向に向けて回転方向前側に傾斜している。そして、この段差部34には、クラッチ部36が係合可能となっている。
クラッチ部36は、ケース体11内の上部に設けられている。このクラッチ部36は、円筒状のクラッチ軸支部41と、このクラッチ軸支部41から径方向に突出した係合腕部42とを備えている。
クラッチ軸支部41は、ケース体11の幅方向に沿って軸方向を有し、軸支ピン43が内部に挿通されている。この軸支ピン43は、ケース体11内の上部に設けられた一対の軸支板部44に設けられた軸支孔44aに両端部が挿通されて回動可能に軸支されている。このため、クラッチ部36は、軸支ピン43を回動軸としてケース体11の前後方向に沿って回動可能となっている。
係合腕部42は、クラッチ軸支部41が軸支板部44に軸支された状態でケース体11の前側下方に向けて傾斜している。また、この係合腕部42には、先端部に係合先端部45が下方に向けて突設されている。この係合先端部45は、側面視で略鋭角三角形状に形成され、係合部35の段差部34に係合可能となっている。さらに、係合腕部42の係合先端部45の上部には、板状の取付部46が前方に向けて水平に突設されている。この取付部46は、付勢手段としてのばね47を介してケース体11内の上部に取り付けられている。このため、クラッチ部36は、ばね47により下方向に付勢された状態で上下方向に揺動可能となっている。
さらに、これらクラッチギヤ部31およびクラッチ部36などにより、回転清掃体13を前方向にのみ回転させ、後方向への回転を停止させるワンウェイクラッチ機構48が構成されている。
一方、軸支部32は、保持部49により外周全体を保持されて回転自在に軸支されている。この保持部49は、ケース体11内の吸込口12の上方にこの吸込口12の長手方向の中心側、すなわち床ブラシ9の幅方向の中心側に向けて突出している。
そして、床ブラシ9を組み立てる際には、ケース体11内の軸支板部44の一方の軸支孔44aに軸支ピン43の一端部を挿通し、この軸支ピン43の一端部をクラッチ部36のクラッチ軸支部41に挿通して他方の軸支孔44aに挿通することでクラッチ部36を軸支板部44に回動可能に取り付け、このクラッチ部36の取付部46にばね47の一端部を係合させて、このばね47の他端部をケース体11内の上部に固定する。
次いで、予め膨張部材17を外周に巻き付けたシャフト14の一端部に設けられたクラッチギヤ部31の前側上部の外周面にクラッチ部36の係合腕部42の係合先端部45が当接するように回転清掃体13の軸支部32をケース体11の保持部49にて保持し、床ブラシ9を完成する。
さらに、通常の掃除をする際には、上記第1の実施の形態と同様に掃除する。
また、床面Fを磨き掃除する際には、膨張部材17に水を含ませ、回転清掃体13の下部で膨張部材17が床面Fに接触するようにする。
そして、作業者が床ブラシ9を前方に押すと、クラッチ部36の係合腕部42の係合先端部45がクラッチギヤ部31の傾斜面部33に当接しながら回転清掃体13が前方に回転し、床面Fに水分を塗布する。
一方で、作業者が床ブラシ9を後方に引いた際には、クラッチ部36の係合腕部42の係合先端部45がクラッチギヤ部31の上部に位置した係合部35の段差部34に係合した状態で下方向に向けてばね47により付勢されるため、回転清掃体13の回転がクラッチ部36によりロックされ、この回転しない回転清掃体13の膨張部材17で床面Fに塗布された水分を拭き取って床面Fを磨く。
この結果、回転清掃体13が走行方向両方向に回転可能である場合などと比較して、膨張部材17により床面Fを確実に磨き掃除でき、使い勝手をより向上できる。
また、例えばモータなどで回転清掃体13を回転させる場合と異なり、床ブラシ9内で電力を消費することがないので、床ブラシ9に電源を引き回す必要などもなく、床ブラシ9の構成を簡略化できる。
次に、第3の実施の形態を図6および図7を参照して説明する。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図6および図7に示すように、回転清掃体13は、シャフト14の軸方向の両端部に被掃除面接触部としての車輪51がそれぞれ同軸状に設けられている。これら車輪51は、シャフト14の外周全体にこのシャフト14の径方向に向けてフランジ状に突出している。また、これら車輪51の外周面には、拭取部材としての起毛布52が取り付けられている。そして、これら車輪51は、膨張部材17が吸水して膨張した状態と略等しい外径寸法を有している。このため、車輪51は、床ブラシ9を床面Fに載置した状態で起毛布52が床面Fに接触している。
また、車輪51の膨張部材17と反対側、すなわちシャフト14の一端部側には、清掃体ブレーキ部としてのブレーキゴム53が同軸状に取り付けられている。このブレーキゴム53は、車輪51よりも小さい外径寸法を有している。
さらに、回転清掃体13は、軸方向の両端部に円柱状の軸支部54が同軸状にそれぞれ突出している。これら軸支部54は、ケース体11の内部に設けられた側面視で四角形板状の軸支保持部55にそれぞれ軸支されている。これら軸支保持部55には、シャフト14の軸方向の両端部が挿通される挿通孔56がそれぞれ穿設されている。これら挿通孔56は、ケース体11の走行前後方向に沿って長孔状に設けられている。このため、回転清掃体13は、図7に示すように、軸支部54が挿通孔56に沿って前後方向に移動することで、ケース体11の吸込口12内で前後方向に移動可能となっている。
そして、ケース体11内の前側上部には、板状の本体ブレーキ部57が幅方向の両端部に設けられている。これら本体ブレーキ部57は、各ブレーキゴム53の外周面に対向した接触部としての斜面部58をそれぞれ備えている。これら斜面部58は、ケース体11の走行方向前側に向けて下方に傾斜して設けられている。また、これら斜面部58は、回転清掃体13が吸込口12内で後方向に移動した状態では、ブレーキゴム53に接触せず、かつ回転清掃体13が吸込口12内で前方向に移動した状態では、ブレーキゴム53の前側の外周面に食い込んで回転清掃体13の回転を停止可能とする。これらブレーキゴム53および本体ブレーキ部57などにより、ワンウェイ回転機構59が構成されている。
そして、通常の掃除をする際には、上記各実施の形態と同様に、掃除するとともに、床面Fに接触した車輪51の下部の起毛布52により、床面Fの塵埃を掻き取る。
また、床面Fを磨き掃除する際には、膨張部材17に水を含ませ、回転清掃体13の下部で膨張部材17が床面Fに接触するようにする。
そして、作業者が床ブラシ9を前方に押すと、車輪51の起毛布52と床面Fとの反作用により軸支部54が挿通孔56にガイドされつつ後方に摺動することで回転清掃体13が吸込口12内で後方に移動し、回転清掃体13が回転自在となるため、この回転清掃体13の回転により膨張部材17に含ませた水分が床面Fに塗布される。
一方で、作業者が床ブラシ9を後方に引いた際には、車輪51の起毛布52と床面Fとの反作用により軸支部54が挿通孔56にガイドされつつ前方に摺動することで回転清掃体13が吸込口12内で前方に移動し、ブレーキゴム53の外周が本体ブレーキ部57の斜面部58に接触して、回転清掃体13の回転がロックされるため、膨張部材17により床面Fに塗布された水分を拭き取って床面Fを磨く。
この結果、上記第2の実施の形態と同様に、回転清掃体13が走行方向両方向に回転可能である場合などと比較して、膨張部材17により床面Fを確実に磨き掃除でき、使い勝手をより向上できる。
また、回転清掃体13を一方向にのみ回転させる機構としてワンウェイクラッチなどを用いる場合と比較して床ブラシ9の構成を簡略化できるため、床ブラシ9の製造コストをも抑制できる。
なお、上記各実施の形態において、清掃部材は回転しないように設ける構成も可能である。
また、膨張部材17は、例えば円筒状に形成してシャフト14を挿通して取り付ける構成も可能である。
さらに、膨張部材17の材質としては、含液状態で膨張し乾燥状態で元に戻る部材であれば、いわゆるセーム布など、他の様々なもの使用可能である。
そして、床ブラシ9の細部は上記構成に限定されるものではない。
また、電気掃除機としては、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、床ブラシ9が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、その他、掃除機本体1と床ブラシ9とが一体化された自走式の電気掃除機あるいはハンディ型、あるいは紙パック式の集塵機能を有する電気掃除機などであっても対応させて用いることができる。
さらに、床ブラシ9は、電気掃除機以外のものに使用することも可能である。
本発明の第1の実施の形態の吸込口体を示す縦断側面図である。 同上吸込口体を備えた電気掃除機を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の吸込口体を示す縦断側面図である。 同上吸込口体の清掃部材を示す縦断正面図である。 同上清掃部材の一部を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の吸込口体を示す縦断面図である。 同上吸込口体の清掃部材を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 電動送風機
9 吸込口体としての床ブラシ
11 ケース体
13 清掃部材としての回転清掃体
F 被掃除面としての床面

Claims (4)

  1. ケース体と、
    被掃除面に対向して前記ケース体に設けられ、平坦状の被掃除面に対して、乾燥状態では間隙を有し、含液状態では膨張して接触する清掃部材と
    を具備したことを特徴とした吸込口体。
  2. 清掃部材は、軸方向が被掃除面に沿う円筒状の回転清掃体である
    ことを特徴とした請求項1記載の吸込口体。
  3. 清掃部材は、一方向には回転可能で、逆方向には回転しない
    ことを特徴とした請求項2記載の吸込口体。
  4. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通する請求項1ないし3いずれか一記載の吸込口体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
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