JP2005094321A - リーダライタ - Google Patents

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宏二 寺岡
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Abstract

【課題】 アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信を可能とし、かつデータキャリアとリーダライタとの通信距離の変動に対しても常に正常な通信を確保する。
【解決手段】 リーダライタ1は、レスポンスパケットを受信するまでの期間、すなわち受信開始タイミングまでの期間では、常にCPU3によりD/Aコンバータ15の出力電圧を制御して常に基準電圧Gを変化させ、前記レスポンスパケットを受信すると、スタートオブフレーム期間中に、同様に基準電圧Gを変化させ、変化させている基準電圧Gの中で、入出力ポート6において正常な連続データが読み取られる動作点、すなわち、2値化回路12が正常に動作しており、この結果、正常な2値化信号Hが得られている動作点となる電圧を認識するとともに、CPU3にてラッチ14の出力であるD/Aコンバータ入力信号Jを固定し、D/Aコンバータ15の出力電圧をこの電圧に設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触ICカードなどのデータキャリアとの間で無線通信によりデータの送受信を行うリーダライタに関するものである。
従来のリーダライタについて図3および図4を参照しながら説明する。
図3は従来のリーダライタの回路構成を示すブロック図である。
図3において、リーダライタ1とデータキャリア20との無線通信は、リーダライタアンテナ10とデータキャリアアンテナ21との間で行われる。リーダライタ1からデータキャリア20へはデータキャリアを動作させるコマンドデータを含むコマンドパケットが送信され、データキャリア20からリーダライタ1へはコマンド実行結果のデータを含むレスポンスパケットが送信される。
データキャリア20は、データキャリアアンテナ21とデータキャリア回路22とにより構成されており、データキャリア回路22のアンテナ接続端子にデータキャリアアンテナ21が接続されている。データキャリア回路22は、データキャリアアンテナ21で受信したコマンドパケットの内容を判別して実行する。データキャリア回路22は、実行結果に対するレスポンスパケットを生成し、データキャリアアンテナ21より送信する。
一方、リーダライタ1は、特許文献1にも記載されているように、マイクロコンピュータ2とその周辺回路で構成される。マイクロコンピュータ2は、少なくともCPU(Central Processing Unit)3と、メモリ4と、入出力ポート6とを含んでおり、これらはすべてバス5で接続されている。また、図3において、7は変調回路、8はアンプ、9は同調回路、11は検波回路、12は2値化回路、13は定電圧電源である。
まず、リーダライタ1における送信回路部の動作を説明する。
CPU3で生成された送信データは、入出力ポート6から変調信号Bとして出力される。同時に、入出力ポート6から本例では13.56MHzのキャリア信号Aを出力する。変調回路7では、変調信号Bによりキャリア信号Aを変調し、変調回路出力信号Cを出力する。アンプ8は、さらに変調回路出力信号Cを増幅し、最終の送信信号レベルである送信信号Dを出力する。同調回路9は送信信号Dを受け、リーダライタアンテナ10から同信号を送信する。
次に、リーダライタ1における受信回路部の受信動作を説明する。
リーダライタアンテナ10で受信され、同調回路9を通して得られる受信信号Eは、検波回路11にて、本例では848KHzのサブキャリア成分の信号が検波され、検波信号Fとなる。すなわち、図4のリーダライタのタイミングマージンがある受信回路動作を示す図に示すように、受信信号Eから848KHz成分の検波信号Fを検波する。
検波信号Fは、差動増幅器である2値化回路12に入力され、定電圧電源13から出力される基準電圧Gと電圧レベルを比較される。すなわち、図4に示すように検波信号Fと基準電圧Gの電圧レベルを比較し、この比較結果出力を2値化信号Hとして出力する。
前記2値化信号Hは、マイクロコンピュータ2の入出力ポート6より読み込まれる。この読み込み動作は、図4に示すサンプリングタイミングで2値化信号の論理を読み取るものである。前記サンプリングタイミングは、2値化信号Hに対して読み取りエラーが発生しないセットアップ時間tSU、およびホールド時間tHが確保されたタイミングとなっている。
入出力ポート6より読み取られたデータは、バス5を通してメモリ4に蓄積される。メモリ4の蓄積データは、バス5を通してCPU3に送られ、処理および判定が行われる。
前記の一連の動作により、リーダライタ1とデータキャリア20との無線による双方向通信が行われる。
特開2000−259787号公報
前記従来のリーダライタは、データキャリアのアンテナ定数と、リーダライタとデータキャリアとの通信距離とが、特定されたデータキャリアとの通信のみに対応可能なものであった。
すなわち、基準電圧Gの値を固定していたため、第1の要因として、データキャリアアンテナ21のアンテナ定数で変化し、また第2の要因として、リーダライタ1とデータキャリア20との通信距離で変化する、リーダライタアンテナ10とデータキャリアアンテナ21との結合度という、これら第1および第2の要因で決まる検波信号Fの検出レベルの変動により、2値化回路12における2値化動作不良が発生するからである。
これは、図5のリーダライタのタイミングマージンがない受信回路動作を示す図に示すように、前記第1および第2の要因によりリーダライタ1の受信電力が小さくなると、検波信号Fの電圧レベルが小さくなり、同図の如く2値化信号Hのパルス幅が小さくなる。このため、サンプリング動作のタイミングマージンを示すセットアップ時間tSU、ホールド時間tHも小さくなり、タイミングマージンが許容値を満たさなくなる不具合が発生するためである。
本発明は、前記課題を解決するものであり、アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信を可能とし、かつデータキャリアとリーダライタとの通信距離の変動に対しても常に正常な通信を確保するものである。
前記課題を解決するため、本発明は、データキャリアへ無線通信でコマンドパケットを送信し、かつデータキャリアから無線通信でレスポンスパケットを受信するリーダライタであって、レスポンスパケットに含まれるスタートオブフレーム期間中に、リーダライタの受信回路の動作点を調整して、スタートオブフレーム期間後のレスポンスパケットデータがエラーなく受信されるように自動調整する機能を有するようにしたことにより、アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信を可能にし、かつデータキャリアとリーダライタとの通信距離の変動に対しても常に正常な通信を確保したものである。
本発明に係るリーダライタによれば、レスポンスパケットに含まれるスタートオブフレーム期間中に、該スタートオブフレーム期間後のレスポンスパケットデータがエラーなく受信されるように、前記受信回路の動作点を調整する手段を備えたことにより、アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信が可能となり、かつデータキャリアとリーダライタとの通信距離の変動に対しても常に正常な通信を確保するという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図1,図2および図4を参照しながら説明する。なお、図3にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図1は本発明の実施形態であるリーダライタの回路構成を示すブロック図であって、リーダライタ1とデータキャリア20との通信は、従来と同様に、リーダライタアンテナ10とデータキャリアアンテナ21との間で無線通信により行われる。
データキャリアの構成および動作も従来と同様である。
リーダライタ1は、従来と同様に、マイクロコンピュータ2とその周辺回路で構成される。ただし本実施形態では、マイクロコンピュータ2は、少なくともCPU3と、メモリ4と、入出力ポート6と、ラッチ14と、D/A(デジタル/アナログ)コンバータ15とを含んでおり、CPU3と、メモリ4と、入出力ポート6と、ラッチ14はすべてバス5で接続されている。
まず、本実施形態のリーダライタ1における送信回路部の動作を説明する。
CPU3で生成された送信データは、従来と同様に、入出力ポート6から変調信号Bとして出力される。同時に、入出力ポート6から本例では13.56MHzのキャリア信号Aを出力する。変調回路7では、従来と同様に、変調信号Bによりキャリア信号Aを変調し、変調回路出力信号Cを出力する。アンプ8は、従来と同様に、さらに変調回路出力信号Cを増幅し、最終の送信信号レベルである送信信号Dを出力する。同調回路9は、従来と同様に、送信信号を受け、リーダライタアンテナ10から同信号を送信する。
次に、本実施形態のリーダライタ1における受信回路部の動作を説明する。
リーダライタアンテナ10で受信され、同調回路9を通して得られる受信信号Eは、検波回路11にて、本例では848KHzのサブキャリア成分の信号が検波され、検波信号Fとなる。すなわち、図4のリーダライタのタイミングマージンがある受信回路動作を示す図に示すように、受信信号Eから848KHz成分の検波信号Fを検波する。
検波信号Fは、差動増幅器である2値化回路12に入力され、マイクロコンピュータ2のD/Aコンバータ15から出力される基準電圧Gと比較される。すなわち、図4に示すように検波信号Fと基準電圧Gの電圧レベルを比較し、比較結果出力を2値化信号Hとして出力する。
前記2値化信号Hは、マイクロコンピュータ2の入出力ポート6より読み込まれる。すなわち、従来と同様に、図4に示すサンプリングタイミングにより2値化信号の論理を読み取るものである。
入出力ポート6より読み取られたデータは、バス5を通してメモリ4に蓄積される。メモリ5の蓄積データは、バス5を通してCPU3に送られ、処理および判定が行われる。
本実施形態のリーダライタ1では、基準電圧GをD/Aコンバータ15で生成している。このD/Aコンバータ15のデジタル入力は、入力がバス5に接続されたラッチ14の出力である。すなわち、CPU3から基準電圧Gの設定電圧データをバス5を通してラッチ14に送信し、この状態でCPU3がデータセット命令をラッチ14に出すことにより、CPU3によりD/Aコンバータ15の出力電圧、すなわち基準電圧Gを変化させることができる。
次に、本実施形態のリーダライタ1が、アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信を可能とし、かつデータキャリアとリーダライタとの通信距離の変動に対しても正常な通信を確保する可能になっていることについて説明する。
図2はデータキャリアからの受信信号の波形を示す図である。同図中の受信信号Eおよび検波信号Fに示すように、データキャリアからのレスポンスパケットには、同信号の受信開始タイミングから有効データの受信開始タイミングまでの期間であり、かつ13.56MHzキャリアに848KHzサブキャリア成分が連続して含まれるSOF(Start of Flame)期間が存在する。
本リーダライタ1では、レスポンスパケットを受信するまでの期間、すなわち図2に示す受信開始タイミングまでの期間では、常にCPU3によりD/Aコンバータ15の出力電圧を制御して常に基準電圧Gを変化させている。
レスポンスパケットを受信すると、前記SOF期間中に、同様に基準電圧Gを変化させ、変化させている基準電圧Gの中で、入出力ポート6において正常な論理”1”の連続データが読み取られる動作点、すなわち、2値化回路12が正常に動作しており、この結果、正常な2値化信号Hが得られている動作点となる電圧を認識するとともに、CPU3にてラッチ14の出力であるD/Aコンバータ入力信号Jを固定し、D/Aコンバータ15の出力電圧を、この電圧に設定する。
前記一連の動作により、本実施形態のリーダライタ1は、データキャリア20から受けたレスポンスパケットについて、パケットごとに受信回路の動作点を最適化するため、アンテナ定数が異なる複数規格のデータキャリアとの通信が可能になり、かつデータキャリアとリーダライタの通信距離の変動に対しても常に正常な通信を確保することが可能になる。
本発明は、非接触ICカードなどのデータキャリアとリーダライタとにより構成される無線通信システムに利用可能である。
本発明の実施形態であるリーダライタの回路構成を示すブロック図 データキャリアからの受信信号の波形図 従来のリーダライタの回路構成を示すブロック図 リーダライタのタイミングマージンがある受信回路動作を示す説明図 リーダライタのタイミングマージンがない受信回路動作を示す説明図
符号の説明
1 リーダライタ
2 マイクロコンピュータ
3 CPU
4 メモリ
5 マイクロコンピュータバス
6 入出力ポート
7 変調回路
8 アンプ
9 同調回路
10 リーダライタアンテナ
11 検波回路
12 2値化回路
14 ラッチ
15 D/Aコンバータ
20 データキャリア
21 データキャリアアンテナ
22 データキャリア回路
A キャリア信号
B 変調信号
C 変調回路出力信号
D 送信信号
E 受信信号
F 検波信号
G 基準電圧
H 2値化信号
J D/Aコンバータ入力信号

Claims (1)

  1. データキャリアへ無線通信でコマンドパケットを送信する送信回路と、前記データキャリアから無線通信でレスポンスパケットを受信する受信回路とを備えたリーダライタであって、
    前記レスポンスパケットに含まれるスタートオブフレーム期間中に、該スタートオブフレーム期間後のレスポンスパケットデータがエラーなく受信されるように、前記受信回路の動作点を調整する手段を備えたことを特徴とするリーダライタ。
JP2003324569A 2003-09-17 2003-09-17 リーダライタ Pending JP2005094321A (ja)

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