JP2005093925A - Tabテープ用リール及びそれを用いたtabテープの巻取方法 - Google Patents

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Teruyuki Odagi
輝幸 小田木
Katsumi Nishino
克巳 西野
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Abstract

【課題】 TABテープを整列して巻き取ることができるTABテープ用リール及びそれを用いた巻取方法を提供する。
【解決手段】 所定間隔Xが隔てられた一対のフランジ部5、5を有し回転軸bに着脱されるリール本体2と、該リール本体2の広がりを押さえるべく上記フランジ部5の外側面に装着される押え板3とを備えたTABテープ用リール1であって、上記フランジ部5に、その内外側面を貫通する穴8を形成し、上記押え板3に、上記穴8に挿通されてフランジ部5の内側面より突出する凸11部を設け、双方のフランジ部5、5同士の間に巻き取られるTABテープTを上記凸部11に案内させ、TABテープTを整列させて巻き取るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体チップの搬送等に用いられるTABテープを巻き取るTABテープ用リール及びそれを用いたTABテープの巻取方法に係り、特に、巻き取られるTABテープの整列性を高めることができるTABテープ用リール及びそれを用いたTABテープの巻取方法に関する。
TAB(Tape Automated Bonding)テープは、半導体チップを熱圧で一括接合して高密度に実装するためのテープであり、ポリイミド樹脂フィルム等が用いられる。かかるTABテープは、所定の製造工程によって製造された後、図6に示すように、出荷用のTABテープ用リールaに巻き取られる。
このTABテープ用リールaは、回転軸bに着脱されるリール本体cと、リール本体cの両脇に装着された押え板d、dとを有する。リール本体cは、回転軸bに着脱される円柱部eと、円柱部eに所定間隔を隔てて設けられた一対のフランジ部f、fとを有し、TABテープTをこれらフランジ部f、fの間に巻き取る。押え板dは、フランジ部fの外側面に装着され、巻取中にフランジ部f、f同士の広がりを押さえる。
リール本体cに所定量のTABテープTが巻き付けられたならば、回転軸bからリール本体cおよび押え板d、dを取り外し、TABテープTが巻き付けられたリール本体cのみを出荷する。そして、押え板d、dを次の空のリール本体cに再装着し、同様の作業を行う。
なお、関連する先行技術として、特許文献1及び2等が知られている。
特開2002−68551号公報 特開2002−301770号公報
ところで、上記フランジ部f、f同士の内側の間隔は、TABテープTの挟まり易さ等を考慮して、巻き取るべきTABテープTの幅に対して多少余裕を持った寸法に設定されている。このため、図6に示すように、巻き取られて径方向に積層するTABテープTが、フランジ部f、f同士の間において整列せず、軸方向に姿勢が乱れた状態で巻き取られる虞があった。この結果、商品であるTABテープTが変形する可能性があった。
また、リールaに巻き取られるTABテープTは、そのリードパターンの変形や相互接触を避けるために、図示しないスペーサテープやエンボステープを挟んでTABテープTと共にリールaに巻き回すことにより、回転軸bの径方向にTABテープTとエンボステープ等とを交互に積層して取り扱われる。例えば、エンボステープを使用する場合には、エンボステープは、エンボス加工による突起がエンボステープの両側端に沿って設けられており、このエンボステープの間にTABテープTが挟まれて浮設支持されることにより、リードパターンの変形や相互接触を防止している。
しかしながら、TABテープTやエンボステープが、軸方向に姿勢が乱れた状態で巻き取られた場合には、エンボステープの間にTABテープTが挟まれて浮設支持されることなく互いに接触することになり、リードパターンの変形等のTABテープT(製品)の損傷が発生してしまう。
上記課題を解決するために創案された本発明は、所定間隔が隔てられた一対のフランジ部を有し回転軸に着脱されるリール本体と、該リール本体の広がりを押さえるべく上記フランジ部の外側面に装着される押え板とを備えたTABテープ用リールであって、上記フランジ部に、その内外側面を貫通する穴を形成し、上記押え板に、上記穴に挿通されてフランジ部の内側面より突出する凸部を設けたものである。
また、上記穴および凸部は、径方向に所定長さを有し、周方向に所定間隔を隔てて複数形成されることが好ましい。
また、上記凸部は、上記押え板の内側面に取り付けられたスペーサからなることが好ましい。
また、本発明に係る巻取方法は、上記TABテープ用リールを回転軸に装着して回転駆動し、双方のフランジ部同士の間に巻き取られるTABテープを上記凸部に案内させ、TABテープを整列させて巻き取るようにしたものである。
本発明に係るTABテープ用リールによれば、押え板の凸部がリール本体のフランジ部の穴を挿通してその内側面に突出するので、TABテープが挟まる間隔が実質的に狭まり、TABテープを整列して巻き取ることができる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るTABテープ用リール1の説明図を示し、図2は上記TABテープ用リール1を構成するリール本体2の説明図を示し、図3は上記TABテープ用リール1を構成する押え板3の説明図を示す。
図1に示すように、このTABテープ用リール1は、回転軸b(図6参照)に着脱され実質的にTABテープTを巻き取るリール本体2と、リール本体2の両脇に装着されリール本体2の広がりを押さえる押え板3とを有する。
リール本体2は、図2に示すように、回転軸bに着脱される円柱部4と、円柱部4に所定間隔を隔てて設けられた一対のフランジ部5、5とを有する。円柱部4の中心には、キー溝6が形成された穴7が形成され、キーが備えられた回転軸bに挿通される。フランジ部5、5同士の内側の間隔Xは、TABテープTの挟まり易さ等を考慮して、巻き取るべきTABテープTの幅よりも多少広く余裕を持たせた寸法に設定されている。
一方のフランジ部5には、その内外側面を貫通する貫通穴8が、周方向に所定間隔を隔てて複数形成されている。貫通穴8は、図例では略三角形状に形成されており、径方向に所定長さを有している。貫通穴8は、三角形の底辺となる円弧部8aと、斜辺となる一対の放射部8bとを有する。円弧部8aの内周縁とフランジ部5の外周縁との間には、径方向に沿って所定間隔αが設定されている。
押え板6は、図3に示すようにその中心にキー溝9付きの穴10を有し、図1に示すように左右のフランジ部5、5の外側面にそれぞれ装着されて一体的に回転する。図3に示すように、一方の押え板3には、上記各貫通穴8に挿通されてフランジ部5の内側面より突出する凸部11が、周方向に所定間隔を隔てて複数設けられている。凸部11は、図例では略三角台状のスペーサ12からなり、径方向に所定長さを有すると共に軸方向の高さが一定に形成されている。
スペーサ12は、略半径方向に延びる一対の長辺部11aと、略周方向に延びる短辺部11bとを有する。長辺部11aは、押え板3の板面に対して垂直よりもやや寝かされたテーパ面11xを有する。短辺部11bは、正確には180度よりも僅かに小さい角度に開かれた第1及び第2短辺部11c、11cからなる。第1及び第2短辺部11c、11cは、その連絡部が上記板面に対して垂直な稜線となっており、そこから両端方向にかけてテーパ面11x、11xが形成されている。
スペーサ12は、押え板3がフランジ部5に密着されると貫通穴8に挿通され、その頂面と他方のフランジ部5との間隔Y(Y<X)が、巻き取るべきTABテープTの幅より僅かに広い間隔となる寸法に設定されている。スペーサ12の径方向の長さは、TABテープTの巻終時の積層厚さより長く設定される。スペーサ12は、図例では、押え板3の周方向に不等間隔を隔てて4個装着されている。
各スペーサ12は、一組の広間隔と一組の狭間隔とを備え、広間隔または狭間隔の中心線に対して線対称となっている。これは、図4に示すように、フランジ部5の貫通穴8の形状・配置が異なるリール本体2にも兼用できるようにするためである。図5に、そのリール本体2のフランジ部5に図3の押え板3を装着した様子を示す。
また、図3に示すように、押え板3には、円穴13が周方向に所定間隔を隔てて複数形成されている。円穴13と貫通穴8とはラップするようになっており、巻き取られるTABテープTの積層の様子が観察できるようになっている。
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
図1に示すように、本実施形態に係るTABテープ用リール1は、回転軸b(図6参照)にリール本体2を押え板3、3で挟んだ状態で挿通し、構成される。このとき、一方の押え板3のスペーサ12が、リール本体2の一方のフランジ部5の貫通穴8を挿通し、スペーサ12の頂面と他方のフランジ部5との間隔Yが、フランジ部5、5同士の間隔Xよりも狭まり、TABテープTの幅より僅かに広い間隔となる。
よって、図1に示すように、巻き取られるTABテープTが、スペーサ12によってガイドされ、他方のフランジ部5との間に整列される。巻取中、TABテープTは、各スペーサ12のテーパ面11xを滑るので、引っ掛かることなく、巾方向に案内される。また、スペーサ12が周方向に間隔を隔てて4個配置されているので、TABテープTは、周方向にバランスよく整列される。
従って、TABテープTを図示しないスペーサテープやエンボステープと共にリール1に巻き回して取り扱ったとしても、エンボステープの両側端に沿って設けられた突起により確実にTABテープTを浮設支持することができ、リードパターンの変形等の製品(TABテープT)へのダメージを回避することができる。
詳しくは、TABテープTは、リール1に巻き取られる際には、先ず、スペーサ12が存在しない間隔X(X>Y)に導かれ、次いでスペーサ12が存在する間隔Yに至る。よって、TABテープTは、そのテープ幅よりも余裕のある間隔Xにて的確にフランジ部5、5同士の間に導かれ、巻取中にリール1から外れることが防止される。
ところで、TABテープTの巻始時には、図1(c)に示すように、スペーサ12が内方の円柱部4まで形成されていないことから、整列性が悪化するように思えるが、TABテープTは、円柱部4の接線方向から巻き付けられ、その接線方向の延長線上には上記スペーサ12が存在するので、実際には悪化することはない。
また、巻き取られるTABテープTの幅端部は、スペーサ12によってフランジ部5に形成された貫通穴8および押え板3の円穴13から浮かされているので、それら貫通穴8および円穴13の穴縁と干渉して傷つくことはない。なお、反対側のフランジ部5には、貫通穴8が形成されていないので、このような干渉はない。
TABテープTが所定量巻き取られたなら、回転軸bからリール本体2及び押え板3が取り外される。そして、TABテープTが巻き取られたリール本体2のみを出荷し、押え板3を次の空のリール本体2のフランジ部5に再装着し、同様の作業を行う。
本実施形態は、従来と同タイプの押え板3に上記スペーサ12を取り付けることで構成されるので、製造コストが極めて低コストで実現できる。なお、押え板3に隆起部を一体的に形成して、これをスペーサ12の代わりとし、凸部11としてもよい。
本発明は、TABテープ用リール及びそれを用いたTABテープの巻取方法として産業上利用できる。
本発明の一実施形態に係るTABテープ用リールの説明図であり、(a)は(b)の1a−1a線断面図、(b)は(a)の1b−1b線矢示図、(c)は(a)の1c−1c線断面図である。 上記TABテープ用リールを構成するリール本体の説明図であり、(a)は(b)の2a−2a線断面図、(b)は(a)の2b−2b線矢示図である。 上記TABテープ用リールを構成する押え板の説明図であり、(a)は(b)の3a−3a線矢示図、(b)は(a)の3b−3b線矢示図、(c)は(a)の3c−3c線断面図である。 リール本体の変形例を示す説明図である。 図4のリール本体に図3の押え板を用いた変形例を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 TABテープ用リール
2 リール本体
3 押え板
8 穴(貫通穴)
11 凸部
12 スペーサ
b 回転軸
T TABテープ
X フランジ部同士の間隔
Y フランジ部とスペーサとの間隔(Y<X)

Claims (4)

  1. 所定間隔が隔てられた一対のフランジ部を有し回転軸に着脱されるリール本体と、該リール本体の広がりを押さえるべく上記フランジ部の外側面に装着される押え板とを備えたTABテープ用リールであって、上記フランジ部に、その内外側面を貫通する穴を形成し、上記押え板に、上記穴に挿通されてフランジ部の内側面より突出する凸部を設けたことを特徴とするTABテープ用リール。
  2. 上記穴および凸部は、径方向に所定長さを有し、周方向に所定間隔を隔てて複数形成された請求項1記載のTABテープ用リール。
  3. 上記凸部は、上記押え板の内側面に取り付けられたスペーサからなる請求項1又は2記載のTABテープ用リール。
  4. 請求項1〜3記載のTABテープ用リールを回転軸に装着して回転駆動し、双方のフランジ部同士の間に巻き取られるTABテープを上記凸部に案内させ、TABテープを整列させて巻き取るようにしたことを特徴とするTABテープの巻取方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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