JP2005092789A - 振込依頼処理システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振込手数料の前払いを可能として、振込依頼人が振込手数料を簡便に管理できるようにする。
【解決手段】顧客は、振込手数料を前払いし、その前払い額に応じたデータが振込回数券として顧客情報データベースに記録される。顧客がネットワークバンキングにて振込依頼を行う場合、振込依頼画面には振込回数券を使用するか否かの指定欄が設けられる。ネットバンキングサーバーは、振込回数券の使用が指定されていれば(S166)、残り度数があることを確認のうえ(S170)、振込回数券の残度数から1を減じる(S172)と共に、ホストコンピュータへ振込依頼に応じた振込実行指示を出す(S174)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金融機関における振込依頼処理システム及び振込依頼処理方法に係り、特に、振込依頼人が振込手数料を前払いすることが可能な振込依頼処理システム及び振込依頼処理方法に関する。
金融機関に対して資金の振込依頼を行う場合には振込手数料がかかる。例えば振込依頼を現金で行う場合には、振込依頼人は振込金額と振込手数料とを合算した金額を金融機関のATMに入金し(ATM取引の場合)、あるいは、窓口担当者に支払う(窓口取引の場合)。また、依頼人口座からの引落しにより振込依頼を行う場合には、振込手数料が振込金額に合算されて口座から引き落とされる。このように、従来、振込手数料は振込案件毎に、振込金額に含めて振込依頼人から徴収されるようになっている。
なお、金融機関における振込依頼処理に関する先行特許文献として例えば特許文献1や特許文献2等がある。
特開2002−288710号公報 特開2003−36352号公報
多数の振込案件を抱える企業等においては、経理処理上、振込金額と振込手数料とを別枠で管理したいというニーズが強い。しかしながら、上述のように、従来の振込サービスでは、振込手数料は振込金額に含めて支払われ、あるいは口座から引き落とされる。このため、企業等において振込手数料を管理するには、振込案件毎に振込手数料分を抽出して集計する作業が必要となり、管理事務が極めて煩雑になってしまう。
また、振込手数料のみを後払いで徴収するサービスも一部で採用されているが、このサービスが適用できるのは一定以上の信用がある企業に限定される。このため、一般の振込依頼人が、そのような後払いのサービスを利用することは難しい。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、振込手数料の前払いを可能として、振込依頼人が振込手数料を簡便に管理できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、振込依頼を処理するためのシステムであって、
各顧客について振込手数料の前払い額に応じた前払いデータが記録される記憶部と、
前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当するかどうかの指定を含んだ振込依頼を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた振込依頼において前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当することが指定されている場合に、当該振込依頼人である顧客について前記記憶部に記憶された前払いデータから、今回の振込依頼での使用分を差し引く前払いデータ更新手段と、
前記受け付けた振込依頼に従って振込先口座への振込処理を実行する振込処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載された発明は、請求項1記載の振込依頼処理システムにおいて、
前記前払いデータは、振込手数料の前払い額に応じた振込回数を表す回数データであり、
前記前払いデータ更新手段は、前記回数データから1回分を差し引くことを特徴とする。
また、請求項3に記載された発明は、請求項2記載の振込依頼処理システムにおいて、
前記回数データは、料金体系の異なる複数種別の振込依頼に対応して夫々記録されており、
前記前払いデータ更新手段は、前記受け付けた振込依頼の種別に該当する回数データから1回分を差し引くことを特徴とする。
また、請求項4に記載された発明は、請求項1記載の振込依頼処理システムにおいて、
前記数量データは、振込手数料の前払い金額を表す金額データであり、
前記前払いデータ更新手段は、前記金額データから前記受け付けた振込依頼に係わる手数料額を差し引くことを特徴とする。
また、請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のうち何れか1項記載の振込依頼処理システムにおいて、
前記受け付けた振込依頼に従って振込処理が実行された場合に、その振込日や振込先を含んだ情報を使用履歴情報として、当該振込依頼人である顧客に関係付けて前記記憶部に記録する履歴記録手段と、
前記記録された使用履歴情報を、該当する顧客の端末へ送信する履歴情報送信手段と、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載された発明は、請求項1〜5のうち何れか1項記載の振込依頼処理システムにおいて、
顧客からの振込手数料の前払い額を含んだ前払い申込データを受け付ける手段と、
前記受け付けた前払い申込データに応じて、当該顧客について前記記憶部に記録された前払いデータを更新する手段と、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載された発明は、振込依頼を処理する方法であって、
コンピュータが、各顧客から前払いされた振込手数料の金額に応じた前払いデータを所定の記憶部に記録するステップと、
コンピュータが、前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当するかどうかの指定を含んだ振込依頼を受け付けるステップと、
コンピュータが、前記受け付けた振込依頼において前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当することが指定されている場合に、当該振込依頼人である顧客について前記記憶部に記憶された前払いデータから、今回の振込案件での使用分を差し引くステップと、
コンピュータが、前記受け付けた振込依頼に従って振込先口座への振込処理を実行するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、振込依頼人は、振込手数料を前払いすることにより、振込手数料の管理を簡便に行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。本実施形態のシステムでは、振込依頼人は振込手数料を前払いすることができ、この前払いされた振込手数料に応じたデータは金融機関のシステム上で管理される。そして、振込依頼を行う場合には、前払いした振込手数料を、各振込依頼での手数料に充当しながら、前払い額に応じた回数分だけ振込依頼を行うことができる。このように、本実施形態において、振込依頼人は、例えば乗車チケットの回数券を購入するかのように、一定回数分の振込手数料を前払いすることになるので、以下の説明では、振込依頼人が前払いしてシステム上で電子的に管理される振込手数料を「振込回数券」と称するものとする。
==システム構成==
図1は、本実施形態の振込依頼処理システムの全体構成図である。同図に示す如く、本実施形態のシステムは、金融機関Aの企業向けネットワークバンキングサービスを提供するネットバンキングサーバー10を含んで構成されている。ネットバンキングサーバー10は、公衆回線網やインターネット等の社外ネットワーク12に接続されており、金融機関Aとネットワークバンキング契約を結んだ各顧客は、顧客端末14からネットバンキングサーバー10にアクセスしてネットワークバンキングサービスを利用することができる。
ネットバンキングサーバー10は、金融機関Aの社内ネットワーク16に接続されている。この社内ネットワーク16には、金融機関Aの口座管理を行うホストコンピュータ18、金融機関Aの店舗や各所のATMコーナーに設置されたATM20、および、営業店窓口に設置されたホスト端末22が接続されている。また、ホストコンピュータ18には、全銀システム24を介して、他行での口座管理を行う他行ホストコンピュータ26が接続されている。ホストコンピュータ18が全銀システム24経由で他行ホストコンピュータ26との間で振込依頼信号をやりとりすることで、金融機関Aから他行、あるいは、他行から金融機関Aへの振込処理が行われる。
金融機関Aの社内ネットワーク16には、また、口座情報データベース28及び顧客情報データベース30が設けられている。口座情報データベース28及び顧客情報データベース30には、ホストコンピュータ18およびネットバンキングサーバー10からアクセスすることができる。
口座情報データベース28には、金融機関Aに開設された各口座について、名義人、顧客番号、口座情報(店名、口座科目、口座番号)、口座残高、取引履歴明細等のデータが記録されている。
また、顧客情報データベース30(本発明の「記憶部」に対応)には、図2に示すように、金融機関Aとの間で企業向けネットワークバンキングサービスの契約を結んだ各顧客について、顧客番号、パスワード、1つ又は複数の取引口座についての口座情報(店名、口座科目、口座番号)、振込回数券残度数データ、振込回数券使用履歴データ(振込回数券の購入日及び購入度数、振込回数券を使用した振込案件毎の振込先名、振込金額等)が記録されている。ここで、振込回数券残度数データは、振込依頼人が購入した振込回数券(すなわち、前払いした振込手数料)のうち、使用済み分を除いた残りの使用可能回数を表すデータであり、本発明の「回数データ」に対応している。なお、振込手数料の料金体系は、他行向け振込の場合と、自行向け振込の場合とで異なる。そこで、本実施形態では、後述するように、他行向け振込用の振込回数券と、自行向け振込用の振込回数券の2つの種別の振込回数券を利用できるものとしており、振込回数券残度数データ及び振込回数券使用履歴データも種別毎に記録される。
なお、本実施形態では、口座情報データベース28及び顧客情報データベース30の2つのデータベースに区分しているが、これに限らず、両データベースを統合してもよいし、他の形態で区分してもよい。
==処理の説明==
本実施形態では、顧客による振込回数券の購入(つまり振込手数料の前払い)は、ネットワークバンキングのサービス上で行なえるものとしている。ただし、これに限らず、店舗窓口やATM20で振込回数券を購入できるようにしてもよい。また金融機関Aへの振込依頼は、ネットワークバンキング、ATM20、営業店窓口から行うことができるが、以下の説明では、ネットワークバンキング経由で振込依頼を行う場合について述べる。
<振込回数券の購入>
図3は、顧客が振込回数券を購入する場合の処理の流れを示す。同図に示すように、顧客が顧客端末14からネットバンキングサーバー10にアクセスすると(S100)、顧客番号及びパスワード等による認証が行われたうえで(S102)、ネットバンキングサーバー10から顧客端末14へ初期メニュー画面が送信される(S104)。
図4は、初期メニュー画面の一例を示す。同図に示すように、初期メニュー画面には、「円預金サービス」、「取引記録」、「振込回数券購入」、「振込回数券照会」等のメニュー項目が含まれている。この初期メニュー画面において「振込回数券購入」メニューが選択されると(S106)、ネットバンキングサーバー10は、振込回数券の購入申込を行うための購入申込画面を生成して顧客端末14へ送信する(S108)。
図5は、振込回数券の購入申込画面の一例を示す。同図に示すように、購入申込画面には、引落口座入力欄50、回数券種類指定欄52等が含まれている。引落口座入力欄50では、当該顧客が金融機関Aに保有する取引口座から振込回数券購入代金の引落口座を選択入力することができる。なお、ネットバンキングサーバー10は、購入申込画面を生成するにあたり、顧客情報データベース30から当該顧客の顧客番号に対応する1つ又は複数の取引口座を読み出して引落口座入力欄50に付帯させる。また、回数券種類指定欄52では、他行向け振込又は自行向け振込の種別や、振込回数券の使用度数を選択できる。
購入申込画面の引落口座入力欄50で引落口座が入力され、回数券種類指定欄52で振込回数券の種類が選択されて「次へ」ボタン54がクリックされると(S110)、ネットバンキングサーバー10は、指定された振込回数券の種類及びその金額と、引落口座情報を表示した購入確認画面(図6)を生成して、顧客端末14へ送信する(S112)。この購入確認画面にて「はい」ボタン60がクリックされると(S114)、ネットバンキングサーバー10は、ホストコンピュータ18に対して、指定された引落口座から振込回数券の代金を引き落とすように指令する(S116)。さらに、ネットバンキングサーバー10は、当該顧客について顧客情報データベース30に記録された振込回数券残度数データ及び振込回数券使用履歴データを更新する(S118)。具体的には、購入された振込回数券の種別について、回数券残度数データを購入された振込回数券の度数分だけ増加させると共に、購入日時及び購入度数を振込回数券使用履歴データに追加する。
以上で、振込回数券の購入処理は終了する。
<振込処理>
図7は、顧客が金融機関Aへ振込依頼を行う場合の処理の流れを示す。
金融機関Aへ振込依頼を行おうとする顧客の担当者は、顧客端末14からネットバンキングサーバー10へアクセスして認証を受け、図4の初期メニュー画面を表示させる(S150〜S154)。この初期メニュー画面において、「円預金サービス」メニューが選択されると(S156)、ネットバンキングサーバー10は顧客端末14へ円預金サービス画面を送信する(S158)。
図8は、円預金サービス画面の一例を示す。同図に示すように、円預金サービス画面には、「振込」、「振替」、「残高照会」、「明細照会」等のタブメニューが含まれている。同図では、「振込」メニューが選択された状態を示しており、この画面には、引落口座入力欄70、振込金額入力欄72、振込指定日入力欄74、振込内容入力欄76、振込回数券使用指定欄78、「OK」ボタン80等が含まれている。このうち、引落口座入力欄70では、上記した購入申込画面(図5)の場合と同様に、当該顧客について予め登録してある取引口座の中から選択することができる。また、振込内容入力欄76には、振込先や振込金額の入力欄が設けられており、さらに、振込回数券使用指定欄78には、振込回数券を使用して振込手数料を支払うかどうかを選択するためのチェックボックスが含まれている。これら各入力欄に入力されて「OK」ボタン80がクリックされると(S160)、各入力欄への入力データ(以下、振込依頼データという)がネットバンキングサーバー10へ送信される。このように、本実施形態では、ネットバンキングサーバー10がネットワーク経由で顧客端末14から振込依頼を受け付ける構成としている。
ネットバンキングサーバー10は、顧客端末14から振込依頼データを受信すると、この振込依頼データに基づいて、振込内容確認画面を生成して顧客端末14へ送信する(S162)。この振込内容確認画面にて確認操作が行われると(S164)、ネットバンキングサーバー10は、振込依頼データに基づいて、振込回数券を使用することが指定されているかどうかを判別する(S166)。
その結果、振込回数券を使用することが指定されていない場合には、ネットバンキングサーバー10は、引落口座から振込先口座への振込を行うと共に、ホストコンピュータ18に対して、引落口座から所定の振込手数料を引き落とすように指令を出して(S168)、処理を終了する。
一方、振込回数券を使用することが指定されている場合には、ネットバンキングサーバー10は、顧客情報データベース30を参照して、該当する種別の振込回数券(すなわち、他行口座への振込依頼である場合には他行向け振込回数券、金融機関Aの口座への振込依頼である場合には自行向け振込回数券)の残度数が1以上であるかどうかを判定する(S170)。その結果、残度数が1以上であれば、当該残度数から1を減じる(S172)と共に、ホストコンピュータ18に対して、引落口座から振込先口座への振込処理を行うように指令を出して(S174)、処理を終了する。ただし、振込手数料の発生しない振込依頼(例えば、同一支店内の口座間の振込依頼)の場合は、残度数のチェックや残度数を減じる処理を行うことなく、ホストコンピュータ18へ振込処理の実行を指令するものとする。一方、振込回数券の残度数が0であれば、振込回数券の残度数がない旨のメッセージ画面を顧客端末14へ送信し(S176)、顧客端末14での指示操作(S178)に応じて、振込依頼を取り消し、あるいは、振込手数料を引落口座から引き落として振込を行うようホストコンピュータ18へ指令を出して(S180)、処理を終了する。
<振込回数券の使用履歴照会>
図9は、顧客が振込回数券の使用履歴を照会する場合の処理の流れを示す。
振込回数券の使用履歴を照会しようとする顧客の担当者は、顧客端末14からネットバンキングサーバー10へアクセスして認証を受け、初期メニュー画面を表示させる(S200〜S204)。この初期メニュー画面において、「振込回数券照会」メニューが選択されると(S206)、ネットバンキングサーバー10は顧客情報データベース30から、当該顧客についての回数券使用履歴情報を読み出し(S208)、その情報を表示する使用履歴表示画面を生成して、顧客端末14へ送信する(S210)。
図10は、使用履歴表示画面の一例を示す。同図に示すように、使用履歴表示画面には、振込種別毎に、振込回数券の購入日、購入度数や、振込回数券を使用して行った振込の振込先、振込金額等の履歴が一覧表示される。また、同図に示すように、使用履歴表示画面には、「データダウンロード」ボタン90が含まれており、このボタン90がクリックされると(S212)、ネットバンキングサーバー10は、回数券使用履歴情報を所定フォーマット(例えばCSVフォーマット等)に変換して、顧客端末14へダウンロードする(S214)。顧客では、こうしてダウンロードした回数券使用履歴情報を経理処理等に有効に活用することができる。
==本実施形態の効果、変形例等==
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、振込依頼人は振込回数券を購入する形で振込手数料を前払いできるので、振込手数料を振込資金とは別枠で一括管理することが容易となる。また、振込回数券の使用履歴を照会することができ、また、使用履歴を表すデータをダウンロードすることもできるので、振込依頼人における振込手数料の管理事務をより簡便に行うことができる。
また、本実施形態では、振込手数料を前払いするようにしているため、金融機関は振込依頼人の信用度を確認する手間が不要となり、また、振込依頼人にとっても、そのような信用確認を受けることなく手軽に本システムのサービスを受けることができるというメリットがある。
さらに、振込手数料を前払いすることにより、振込元の口座残高が振込金額と振込手数料との合計額に不足するという事態を回避することができるので、金融機関にとって、口座残高不足に対応するための事務負担も軽減されることになる。
また、振込回数券を購入した顧客は、以後、同じ金融機関を利用して振込依頼を行おうとするのが通常であると考えられるため、金融機関は振込回数券を発行することにより、自社へ顧客を誘導して振込手数料収入の増大を期待できるという効果もある。
なお、上記実施形態では、ネットバンキングサービスにより振込依頼を行う場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ATMや店舗窓口で振込依頼を行う場合にも適用が可能である。すなわち、ATMの場合は、ATMの振込メニュー画面に、振込回数券を使用するか否かの指定欄を設けておき、上記実施形態と同様に、振込回数券の使用が指定されれば振込回数券の残度数を1だけ減じるようにすればよい。店舗窓口での振込依頼の場合も、振込依頼用紙に振込回数券を使用するかどうかを指定するようにしておき、ホスト端末にて、その指定内容を入力できるようにすればよい。
また、上記実施形態では、他行向けと自行向けの2つの種別の振込回数券を発行するものとしたが、これに限らず、他行向けと自行向けとを区別しないで共通の振込回数券を使用するものとしてもよい。
さらに、回数券方式ではなく、プリペイドカードのように、振込を行う都度、前払いした金額から、発生した振込手数料額を差し引いていくようにしてもよい。この構成では、顧客情報データベース30には振込回数券残度数データに代えて、プリペイド残額を表すデータ(本発明の「金額データ」に対応)を記録し、また、図3のS118では、今回の振込処理で発生した手数料額を顧客情報データベース30に記録されたプリペイド残額から差し引く処理を行えばよい。
なお、振込回数券の料金設定や、一定金額分の回数券度数は、適宜、設定することができる。例えば、振込100回分の手数料額で105回の振込を可能としたり、特定のキャンペーン期間中は、一律3回分をサービスするなど、顧客を吸引するために様々な設定が可能である。また、上記したプリペイドカード方式の場合には、10000円を前払いすると、10500円分の手数料として使用できるようにすることなどが考えられる。
本発明の一実施形態であるシステムの全体構成図である 顧客情報データベースに記録されたデータの項目を示す図である。 顧客が振込回数券を購入する(つまり、振込手数料を前払いする)場合の処理の流れを示す図である。 初期メニュー画面の一例を示す図である。 振込回数券の購入申込画面の一例を示す図である。 購入確認画面の一例を示す図である。 顧客が金融機関Aへ振込依頼を行う場合の処理の流れを示す図である。 円預金サービス画面の一例を示す図である。 顧客が振込回数券の使用履歴を照会する場合の処理の流れを示す図である。 使用履歴表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 ネットバンキングサーバー
12 社外ネットワーク
14 顧客端末
16 社内ネットワーク
18 ホストコンピュータ
20 ATM
22 ホスト端末
24 全銀システム
26 他行ホストコンピュータ
28 口座情報データベース
30 顧客情報データベース

Claims (7)

  1. 振込依頼を処理するためのシステムであって、
    各顧客について振込手数料の前払い額に応じた前払いデータが記録される記憶部と、
    前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当するかどうかの指定を含んだ振込依頼を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた振込依頼において前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当することが指定されている場合に、当該振込依頼人である顧客について前記記憶部に記憶された前払いデータから、今回の振込依頼での使用分を差し引く前払いデータ更新手段と、
    前記受け付けた振込依頼に従って振込先口座への振込処理を実行する振込処理手段と、を備えることを特徴とする振込依頼処理システム。
  2. 前記前払いデータは、振込手数料の前払い額に応じた振込回数を表す回数データであり、
    前記前払いデータ更新手段は、前記回数データから1回分を差し引くことを特徴とする請求項1記載の振込依頼処理システム。
  3. 前記回数データは、料金体系の異なる複数種別の振込依頼に対応して夫々記録されており、
    前記前払いデータ更新手段は、前記受け付けた振込依頼の種別に該当する回数データから1回分を差し引くことを特徴とする請求項2記載の振込依頼処理システム。
  4. 前記数量データは、振込手数料の前払い金額を表す金額データであり、
    前記前払いデータ更新手段は、前記金額データから前記受け付けた振込依頼に係わる手数料額を差し引くことを特徴とする請求項1記載の振込依頼処理システム。
  5. 前記受け付けた振込依頼に従って振込処理が実行された場合に、その振込日や振込先を含んだ情報を使用履歴情報として、当該振込依頼人である顧客に関係付けて前記記憶部に記録する履歴記録手段と、
    前記記録された使用履歴情報を、該当する顧客の端末へ送信する履歴情報送信手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項記載の振込依頼処理システム。
  6. 顧客からの振込手数料の前払い額を含んだ前払い申込データを受け付ける手段と、
    前記受け付けた前払い申込データに応じて、当該顧客について前記記憶部に記録された前払いデータを更新する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項記載の振込依頼処理システム。
  7. 振込依頼を処理する方法であって、
    コンピュータが、各顧客から前払いされた振込手数料の金額に応じた前払いデータを所定の記憶部に記録するステップと、
    コンピュータが、前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当するかどうかの指定を含んだ振込依頼を受け付けるステップと、
    コンピュータが、前記受け付けた振込依頼において前払いした振込手数料を今回の振込手数料に充当することが指定されている場合に、当該振込依頼人である顧客について前記記憶部に記憶された前払いデータから、今回の振込案件での使用分を差し引くステップと、
    コンピュータが、前記受け付けた振込依頼に従って振込先口座への振込を行うための処理を実行するステップと、を備えることを特徴とする振込依頼処理方法。
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