JP2005092493A - エッジ検出装置および方法並びにプログラム - Google Patents

エッジ検出装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像を構成する画素間に存在するエッジを精度よく検出できるようにする。
【解決手段】 画像データS0により表される画像上において、補間画素の近傍の16画素上に設定された4画素からなる6つの画素列において、画素間の差分の絶対値を求め、これに基づいて中央の2つの画素間にエッジが存在するか否かを判定する。エッジが存在する場合、4画素内におけるエッジが存在する位置に基づいて4画素内のエッジパターンを分類する。そして、エッジの有無およびエッジパターンに応じて補間演算を行って補間画素の画素値を算出し、拡大された画像を表す画像データS1を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば画像データにより表される画像を拡大縮小するに際し、画像を構成する画素間に存在するエッジを検出するエッジ検出装置および方法並びにエッジ検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
従来より、写真フイルムに記録された画像を光電的に読み取ることにより得られた画像データあるいはデジタルカメラやカメラ付き携帯電話等の撮像装置により被写体を撮像することにより得られた画像データを、それを再生するモニタのサイズに適合するように拡大縮小することが行われている。とくにカメラ付き携帯電話により被写体を撮像することにより得られた画像データを電子メールとして送信する際に、送信先の携帯電話が有する液晶モニタのサイズに応じて画像データを拡大縮小するサービスも提供されている。
このような画像データの拡大縮小は、画像データにより表される画像を構成する画素の間に拡大率に応じて新たな画素を補間することにより行われる。このように新たな画素を補間する方法としては、線形補間法、最近傍法、バイリニア法およびバイキュービック法等の各種方法が知られている。
しかしながら、単一の方法のみを用いて画像データを拡大縮小した場合、画像に含まれるエッジ部分にボケやシャギーが発生するという問題がある。このため、画像に含まれるエッジ成分を検出し、エッジ部分と非エッジ部分とで異なる処理により補間演算を行う方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された方法等において画像からエッジを検出するためには、ソーベルフィルタやラプラシアンフィルタが一般的に用いられる。このようなソーベルフィルタやラプラシアンフィルタは、最短3タップの奇数タップ数を有し、フィルタリングにより注目画素がエッジであるか否かを判定することにより、エッジを検出することができる。
一方、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素について、隣接した画素2つずつの画素値の差分の絶対値を算出して差分の絶対値の最大値とその次の最大値を算出し、算出結果を利用して4つの画素内におけるエッジ位置、さらにはエッジ形状を推定して、4つの画素内における補間画素の画素値を算出するデータ補間方法も提案されている(特許文献2参照)。
この方法によれば、エッジの形状に応じて補間演算に用いる画素を選択しているため、モザイク現象が生じないように補間を行うことができる。
特開2002−319020号公報 特開平6−291988号公報
ところで、画像を拡大縮小する場合には、画素間に新たな画素を補間するため、画像に含まれる画素ではなく、画素の間にエッジがあるか否かを判定する必要がある。しかしながら、上述したラプラシアンフィルタのように奇数タップ数のフィルタを用いてエッジを検出する場合、画像中の注目画素そのものがエッジであるかどうかを判定することができるのみであり、画素間にエッジが存在するかどうかを判定することはできない。
また、上記特許文献2に記載された方法は、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素内におけるエッジの位置を推定してはいるものの、エッジ隣接する4つの画素のみしか利用していないため精度よくエッジの位置を検出することは困難である。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画像を構成する画素間に存在するエッジを精度よく検出できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、エッジ形状を精度よく分類できるようにすることを他の目的とする。
本発明による第1のエッジ検出装置は、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得るフィルタリング手段と、
前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する判定手段とを備えたことを特徴とするものである。
「差分フィルタ」とは、隣接する2つの画素の単純な差分を求めるフィルタのみならず、重み付け差分を求めることが可能なフィルタをも含む。具体的には、タップ数が偶数のフィルタ、例えばフィルタ値が(−1,1)の2タップのフィルタを用いることができる。
本発明による第2のエッジ検出装置は、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得るフィルタリング手段と、
前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する判定手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による第2のエッジ検出装置においては、前記判定手段を、前記判定が否定された場合、前記中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、前記所定のしきい値よりも小さいしきい値以上であり、かつ前記中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する手段としてもよい。
また、本発明による第1および第2のエッジ検出装置においては、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素について、互いに隣接する2つの画素からなる6つの対象画素ペアの間にエッジが存在するか否かを判定するに際し、
前記判定手段を、前記対象画素ペアのそれぞれに関して対称に直列に両方向に隣接する、該対象画素ペアを構成する2つの画素を含む4以上の偶数の複数画素を、前記画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素とし、前記対象画素ペアを構成する2つの画素を前記中央の2つの画素として、前記対象画素ペアのそれぞれを構成する2つの画素の間にエッジが存在するか否かを判定する手段としてもよい。
この場合において、いずれかの前記対象画素ペアの間にエッジが検出された場合、エッジが検出された位置に基づいて、前記4つの画素内におけるエッジパターンを分類するエッジパターン分類手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明による第1のエッジ検出方法は、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得、
前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定することを特徴とするものである。
本発明による第2のエッジ検出方法は、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得、
前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定することを特徴とするものである。
なお、本発明による第1および第2のエッジ検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明の第1のエッジ検出装置および方法によれば、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理が施されて各画素ペアの差分が得られ、直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かが判定される。ここで、複数の画素ペアの差分の絶対値のうち、差分の絶対値が最大となる画素ペアについては、その画素ペアを構成する2つの画素の間にエッジが存在すると見なすことができる。したがって、画像の画素上ではなく、画素の間に存在するエッジを検出することができる。また、差分を算出しているのみであるため、簡易な演算により高速にエッジが存在するか否かを判定することができる。
本発明の第2のエッジ検出装置および方法によれば、画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理が施されて各画素ペアの差分が得られ、直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かが判定される。ここで、隣接する2つの画素の画素値の差分の絶対値が大きい場合は、そこにエッジが存在すると見なすことができる。したがって、中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定することにより、画像の画素上ではなく、画素の間に存在するエッジを検出することができる。また、差分を算出しているのみであるため、簡易な演算により高速にエッジが存在するか否かを判定することができる。
また、本発明の第2のエッジ検出装置および方法においてエッジが存在しないと判定された場合に、中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値よりも小さいしきい値以上であり、かつ中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、この判定が肯定された場合に、中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定することにより、エッジであるのにエッジでないと判定されてしまうことを防止して、より精度よく画素の間にエッジが存在するか否かを判定することができる。
また、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素について、互いに隣接する2つの画素からなる6つの対象画素ペアの間にエッジが存在するか否かを判定するに際し、対象画素ペアのそれぞれに関して対称に直列に両方向に隣接する、対象画素ペアを構成する2つの画素を含む4以上の偶数の複数画素を、上記第1および第2のエッジ検出装置および方法における「画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素」とし、対象画素ペアを構成する2つの画素を「中央の2つの画素」として、対象画素ペアのそれぞれを構成する2つの画素の間にエッジが存在するか否かを判定することにより、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素における6つの対象画素ペアの間に存在するエッジを精度よく検出することができる。
また、対象画素ペアの間にエッジが検出された場合に、エッジが検出された位置に基づいて、4つの画素内におけるエッジパターンを分類することにより、精度よくエッジのパターンを分類することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態によるエッジ検出装置を適用した画像拡大縮小装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本発明の実施形態による画像拡大縮小装置は、画像データS0および画像データS0の拡大率Kの入力を受け付ける入力部1、フィルタリング部2、判定部3、エッジパターン分類部4、補間画素の画素値を算出する補間演算部5、並びに入力部1、フィルタリング部2、判定部3、エッジパターン分類部4および補間演算部5の動作を制御する制御部6を備える。
ここで、画像データS0により表される画像(以下画像についても同様に参照符号S0を用いる)は、図2に示すように2次元状に画素が並んで構成されてなるものであり、本実施形態においては、図2に示すようにx方向およびy方向を定めるものとする。
フィルタリング部2は、画像S0上における拡大縮小により補間される画素(以下補間画素Pとする)の近傍に位置する4×4の16画素について、まず中央の2×2の4つの画素のうちの2つの画素を通る6つの画素列を設定する。図3は設定された画素列を示す図である。図3に示すように補間点Pの近傍に位置する16画素P(i,j)(i,j=−1〜2)について、黒丸で示した画素P(0,0)、P(1,0)、P(1,1)、P(0,1)のうちの2つの画素を通る全ての組み合わせについての6つの画素列L1〜L6を設定する。
すなわち、画素P(−1,0)、P(0,0)、P(1,0)、P(2,0)からなる画素列L1、画素P(1,−1)、P(1,0)、P(1,1)、P(1,2)からなる画素列L2、画素P(−1,1)、P(0,1)、P(1,1)、P(2,1)からなる画素列L3、画素P(0,−1)、P(0,0)、P(0,1)、P(0,2)からなる画素列L4、画素P(2,−1)、P(1,0)、P(0,1)、P(−1,2)からなる画素列L5、および画素P(−1,−1)、P(0,0)、P(1,1)、P(2,2)からなる画素列L6を設定する。なお、画素列L1,L3はx方向に並ぶ4つの画素からなり、画素列L2,L4はy方向に並ぶ4つの画素からなる。画素列L5は右上から左下に並ぶ4つの画素からなり、画素列L6は左上から右下に並ぶ4つの画素からなる。
そして、フィルタリング部2は画素列L1〜L6のそれぞれについて、隣接する2つの画素からなる3つの画素ペアに対して差分フィルタによるフィルタリング処理を施して3つの差分値を算出する。図4はフィルタリング部2において行われるフィルタリング処理を説明するための図、図5は差分フィルタを示す図である。フィルタリング部2は、画素列L1〜L6のそれぞれを構成する4つの画素(P1〜P4とする)について、互いに隣接する2つの画素からなる3つの画素ペアP1,P2、画素ペアP2,P3および画素ペアP3,P4に対して図5に示す差分フィルタによるフィルタリング処理を施して、画素ペアP1,P2、画素ペアP2,P3および画素ペアP3,P4の画素値の差分d1,d2,d3を算出する。
判定部3は、画素列L1〜L6のそれぞれについて中央の画素ペアP2,P3の差分d2の絶対値|d2|が所定のしきい値Th1以上であるか否かの第1の判定を行い、第1の判定が肯定されると画素P2,P3の間にエッジが存在すると判定し、判定結果をエッジパターン分類部4に出力する。
第1の判定が否定されると、判定部3は、画素列L1〜L6のそれぞれについて中央の画素ペアP2,P3の差分d2の絶対値|d2|がしきい値Th1よりも小さいしきい値Th2以上であり、かつ差分d2の絶対値|d2|が差分d1〜d3の絶対値|d1|〜|d3|のうちの最大値であるか否かの第2の判定を行う。そして、第2の判定が肯定されると画素P2,P3の間にエッジが存在すると判定し、判定結果をエッジパターン分類部4に出力する。なお、第2の判定が否定されると、画素P2,P3の間にエッジが存在しないと判定し、判定結果をエッジパターン分類部4に出力する。
エッジパターン分類部4は、判定部3の判定結果に基づいて、画素P(0,0)、P(1,0)、P(1,1)、P(0,1)内のいずれの画素の間にエッジが存在するかを判定する。すなわち、図6に示すように画素P(0,0)とP(1,0)の間e1、画素P(1,0)とP(1,1)の間e2、画素P(1,1)とP(0,1)の間e3、画素P(0,1)とP(0,0)の間e4、画素P(1,0)とP(0,1)の間e5および画素P(0,0)とP(1,1)の間e6にエッジが存在するか否かを判定する。
ここで、エッジパターン分類部4は、画素列L1にエッジが存在すると判定された場合には間e1にエッジが存在すると判定し、画素列L2にエッジが存在すると判定された場合には間e2にエッジが存在すると判定し、画素列L3にエッジが存在すると判定された場合には間e3にエッジが存在すると判定し、画素列L4にエッジが存在すると判定された場合には間e4にエッジが存在すると判定し、画素列L5にエッジが存在すると判定された場合には間e5にエッジが存在すると判定し、画素列L6にエッジが存在すると判定された場合には間e6にエッジが存在すると判定する。
そして、エッジパターン分類部4は、エッジが存在する画素間の中点を結ぶ直線に応じてエッジパターンを分類する。図7から図9は、エッジが存在する位置に応じたエッジパターンを示す図である。図7から図9に示すように、エッジが存在する位置に応じてエッジパターンはパターン0〜パターン8の9種類のパターンに分類される。
なお、間e1,e2,e3,e4にエッジが存在する場合、および間e1,e2,e3,e4,e5,e6にエッジが存在する場合は、エッジパターンはパターン7であるのかパターン8であるのかが分からない。このため、エッジパターン分類部4は、間e1,e2,e3,e4にエッジが存在する場合、および間e1,e2,e3,e4,e5,e6にエッジが存在する場合には、さらに画素P(0,0)と画素P(1,1)の画素値の差分の絶対値d11および画素(0,1)と画素(1,0)の画素値の差分の絶対値|d12|を算出し、|d11|<|d12|の場合にはエッジパターンをパターン7に分類し、|d11|≧|d12|の場合にはエッジパターンをパターン8に分類する。
そしてエッジパターン分類部4は、エッジパターンの分類結果を補間演算部5に出力する。
補間演算部5は、エッジパターン分類部4が分類したエッジパターンの分類結果を参照して、補間画素Pに隣接する4つの画素内にエッジが存在すると判定された場合と、エッジが存在しないと判定された場合とで、それぞれ異なる演算により補間画素Pの画素値を算出する。具体的には、エッジでないと判定された場合はバイキュービック法を用いて補間画素Pの画素値を算出する。
ここで、バイキュービック法は3次補間の一手法であり、補間画素Pの近傍の16画素を用いて補間画素Pの画素値を求める方法である。以下、バイキュービック法について説明する。
図10はバイキュービック法を説明するための図である。図10に示すように点Pを補間画素Pの位置とした場合、図10中黒丸で示される画素は第1次近傍、白丸で示される画素は第2次近傍と称される。第1次近傍および第2次近傍のそれぞれについて、下記の式(1)に示すようにx方向およびy方向それぞれに独立に距離dx,dy(式(1)においては単にdと示す)に対して重みWx,Wyを求め、最終的にその画素に対する重みW=WxWyを得る。
Figure 2005092493
例えば、図10における(−1,−1)の画素(第2次近傍)に対して、重みWx,Wy,Wを求めると、
Figure 2005092493
となる。
そして、W(i,j)を画素(i,j)の重み、f(i,j)を画素(i,j)の画素値とすると、補間画素Pの画素値f′(P)は、
Figure 2005092493
により算出することができる。
一方、エッジが存在すると判定された場合には、補間画素Pに隣接する4つの画素以外の他の4つの画素内のエッジパターンに応じて補間画素Pの画素値を求める。すなわち、4つの画素P(−1,−1)、P(0,−1)、P(0,0)、P(−1,0)内のエッジパターン、4つの画素P(0,−1)、P(1,−1)、P(1,0)、P(0,0)内のエッジパターン、4つの画素P(1,−1)、P(2,−1)、P(2,0)、P(1,0)内のエッジパターン、4つの画素P(−1,0)、P(0,0)、P(0,1)、P(−1,1)内のエッジパターン、4つの画素P(1,0)、P(2,0)、P(2,1)、P(1,1)内のエッジパターン、4つの画素P(−1,1)、P(0,1)、P(0,2)、P(−1,2)内のエッジパターン、4つの画素P(0,1)、P(1,1)、P(1,2)、P(0,2)内のエッジパターン、および4つの画素P(1,1)、P(2,1)、P(2,2)、P(1,2)内のエッジパターンを参照して、補間画素Pの近傍に位置する4×4の16画素内のエッジパターンを求める。
ここで、補間画素Pに隣接する4つの画素内のエッジパターンがパターン4、4つの画素P(−1,−1)、P(0,−1)、P(0,0)、P(−1,0)内のエッジパターンがパターン0、4つの画素P(0,−1)、P(1,−1)、P(1,0)、P(0,0)内のエッジパターンがパターン5、4つの画素P(1,−1)、P(2,−1)、P(2,0)、P(1,0)内のエッジパターンがパターン0、4つの画素P(−1,0)、P(0,0)、P(0,1)、P(−1,1)内のエッジパターンがパターン2、4つの画素P(1,0)、P(2,0)、P(2,1)、P(1,1)内のエッジパターンがパターン0、4つの画素P(−1,1)、P(0,1)、P(0,2)、P(−1,2)内のエッジパターンがパターン4、4つの画素P(0,1)、P(1,1)、P(1,2)、P(0,2)内のエッジパターンがパターン0、および4つの画素P(1,1)、P(2,1)、P(2,2)、P(1,2)内のエッジパターンがパターン0である場合、16画素内のエッジパターンは図11の波線に示すものとなる。図11に示すように16画素内の領域はエッジにより2つの領域A1,A2に分割される。なお、領域A2を斜線で示す。
補間演算部5は、16画素内のエッジパターンに基づいて、補間画素Pがエッジを挟んでいずれの側に存在するかによって、補間演算に使用する画素を決定する。例えば、図11に示すように補間画素Pが領域A1側に存在する場合には、領域A1側の画素P11,P12,P13,P14,P15(図11において△で示す)のみを使用して補間画素Pの画素値を求める。逆に補間画素が領域A2側に存在する場合には、領域A2側の画素(図11において○で示す)のみを使用して補間画素Pの画素値を求める。
図12は、直列に並ぶ4つの画素のうち中央の2つの画素の間にエッジが存在する場合の画素値のプロファイルを示す図である。なお、図12において、水平方向が画素が並ぶ方向であり、垂直方向が画素値の大きさを示す方向である。中央の2つの画素P22,P23の間にエッジが存在すると判定された場合、その2つの画素にさらにそれぞれ隣接する2つの画素P21,P24を加えた直列に隣接する4つの画素P21〜P24の画素値のプロファイルは図12に示すものとなる。
この場合、画素が並ぶ方向において画素P22,P23間の距離を二等分する中線M(一点鎖線参照)を定め、中線Mの右側に補間画素(P01とする)が存在する場合には、画素P23,P24を結ぶ直線の延長線上の値を補間画素P01の画素値とする。また、中線Mの左側に補間画素(P02とする)が存在する場合には、画素P21,P22を結ぶ直線の延長線上の値を補間画素P02の画素値とする。
本実施形態においては、このような補間演算を2次元に適用することにより、補間画素Pの画素値を求める。具体的には、図13に示すように、画素位置をx座標およびy座標、画素値をz座標とする3次元空間において、領域A1側における画素P11,P12,P13(図11参照)の画素値Pt11,Pt12,Pt13を通る平面A10を設定する。なお、平面A10において辺A12,A13はエッジの位置に対応する。そして、平面A10上における補間画素Pのx座標およびy座標に対応するz座標の値を、補間画素Pの画素値として求める。
なお、補間画素Pの画素値の算出方法としてはこれに限定されるものではなく、補間画素Pに近い位置の画素ほど重みを大きくする補間演算を適用することもできる。具体的には、画素P12の重みW12を最も大きくするように、各画素P11〜P15に対する重みW11〜W15を設定し、各画素P11〜P15の画素値Pt11〜Pt15に対して下記の式(6)に示す演算を施すことにより、補間画素Pの画素値(ここではPtとする)を算出すればよい。
Figure 2005092493
ここで、以降の説明において、エッジが存在すると判定された場合の演算を第1の補間演算、エッジが存在しないと判定された場合の演算を第2の補間演算と称する。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図14は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、補間画素Pは、画像S0の画素の間に存在するものとする。まず、入力部1が拡大する画像データS0および画像データS0の拡大率Kの入力を受け付ける(ステップS1)。そして、拡大率Kに応じた最初の補間画素P(例えば拡大された画像データS1により表される画像(以下画像についても同様に参照符号S1を用いる)上左上に位置する画素)について、フィルタリング部2がその補間画素Pの近傍に位置する16画素について、画素列L1〜L6を設定し、画素列L1〜L6のそれぞれにおける隣接する2つの画素からなる3つの画素ペアに対して差分フィルタによるフィルタリング処理を施して3つの差分を算出する(ステップS2)。
次いで、判定部3が画素列L1〜L6のそれぞれについて中央の画素ペアの差分の絶対値|d2|が所定のしきい値Th1以上であるか否かの第1の判定を行う(ステップS3)。ステップS3が否定されると、差分の絶対値|d2|が所定のしきい値Th2以上であり、かつ差分の絶対値|d2|が最大値であるか否かの第2の判定を行う(ステップS4)。
ステップS3およびステップS4が肯定されると、画素列L1〜L6の中央の2つの画素間にエッジが存在するものとして画素間にエッジが存在する旨の判定結果をエッジパターン分類部4へ出力する(ステップS5)。ステップS4が否定されると、判定部3は、画素間にエッジが存在しない旨の判定結果をエッジパターン分類部4へ出力する(ステップS6)。
エッジパターン分類部4は、判定部3の判定結果が入力されると、その判定結果に基づいてエッジパターンを分類し(ステップS7)、分類結果を補間演算部5に出力する。
補間演算部5は、エッジパターン分類部4が分類したエッジパターンの分類結果に基づいて、エッジパターンが図7に示すパターン0であるか否かを判定することにより、補間画素Pに隣接する4つの画素内にエッジが存在するか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8が肯定されると、補間演算部5は上記第1の補間演算により補間画素Pの画素値を算出する(ステップS9)。一方、ステップS8が否定されると、補間演算部5は上記第2の補間演算により補間画素Pの画素値を算出する(ステップS10)。
そして、制御部6が全ての補間画素Pについて画素値を算出したか否かを判定し(ステップS11)、ステップS11が否定されると、画素値を算出する補間画素Pを次の補間画素Pに設定し(ステップS12)、ステップS2に戻る。
ステップS11が肯定されると、補間画素Pからなる拡大された画像データS1を出力し(ステップS13)、処理を終了する。
このように本実施形態においては、補間画素Pに隣接する4×4画素に並んだ16画素に対して4つの直列に並ぶ画素からなる画素列L1〜L6を設定し各画素列L1〜L6において中央の2つの画素の間にエッジがあるか否かを判定するに際し、中央の2つの画素間の差分の絶対値がしきい値Th1以上である場合にそこにエッジが存在すると見なすようにしたため、画像S0の画素上ではなく、画素の間に存在するエッジを検出することができる。また、差分を算出しているのみであるため、簡易な演算により高速にエッジが存在するか否かを判定することができる。
また、この判定でエッジが存在しないと判定された場合に、さらに中央の2つの画素間の差分の絶対値がしきい値Th1よりも小さいしきい値Th2以上であり、かつ4つの画素間の差分の絶対値のうちの最大値である場合にそこにエッジが存在すると見なすようにしたため、エッジであるのにエッジでないと判定されてしまうことを防止して、より精度よく画素の間に存在するエッジを検出することができる。
また、このようなエッジが存在するか否かの判定結果に基づいて、補間画素Pの近傍の2×2画素に並んだ4つの画素内にエッジが存在するか否かを判定しているため、画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素間に存在するエッジを精度よく検出することができる。
また、4つの画素内にエッジが存在すると判定された場合に、エッジが検出された位置に基づいて、4つの画素内におけるエッジパターンを分類することにより、精度よくエッジのパターンを分類することができる。
ここで、図15に示すサンプル画像において従来のラプラシアンフィルタを用いてエッジを検出した場合、ラプラシアンフィルタは注目画素がエッジであるか否かを判定するものであるため、図16に示すように顔の輪郭を表すエッジを検出できるものの、検出された線は非常に太くなる。これに対して、本実施形態によりエッジを検出した場合、画素間にどのような向きのエッジが存在するかを検出することができるため、図17に示すようにエッジを非常に細い線により表すことができる。したがって、エッジとエッジでない部分とを明確に区分することができるため、補間画素Pの画素値を精度よく算出することができる。
なお、上記実施形態においては、各画素列L1〜L6において中央の2つの画素の間にエッジが存在するか否かを判定するに際し、第1の判定が否定された場合には、さらに第2の判定を行うことによりエッジが存在するか否かを判定しているが、第1の判定が否定された場合に第2の判定を行うことなく、そこにはエッジは存在しないものと判定してもよい。また、各画素列L1〜L6において4つの画素間において算出される3つの差分の絶対値を比較し、中央の2つの画素の差分の絶対値が最大値である場合に、そこにエッジが存在すると判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、4画素内にエッジが存在しないと判定された場合、バイキュービック法を用いて補間画素P近傍の16画素の画素値から補間画素Pの画素値を算出しているが、補間画素P近傍の9画素あるいは4画素の画素値から補間画素Pの画素値を算出してもよい。また、バイキュービック法のみならず、線形補間法、最近傍法およびバイリニア法等を用いて補間画素Pの画素値を算出してもよい。
また、上記実施形態においては、補間画素Pの近傍の4×4の16画素を用いて補間画素Pの近傍の4画素における隣接する2つの画素間にエッジが存在するか否かの判定、および補間画素Pの近傍の4画素内のエッジパターンの分類を行っているが、6×6の36画素あるいはそれ以上の一辺の画素数が偶数となるような数の画素を用いて、エッジが存在するか否かの判定およびエッジパターンの分類を行うようにしてもよい。
本発明の実施形態によるエッジ検出装置を適用した画像拡大縮小装置の構成を示す概略ブロック図 画像データにより表される画像の画素配列を示す図 補間画素の近傍に位置する16画素について中央の4つの画素のうちの2つの画素を通る画素列を示す図 フィルタリング部において行われるフィルタリング処理を説明するための図 差分フィルタの例を示す図 画素間に存在するエッジの位置を説明するための図 エッジが存在する位置に応じたエッジパターンを示す図(その1) エッジが存在する位置に応じたエッジパターンを示す図(その2) エッジが存在する位置に応じたエッジパターンを示す図(その3) バイキュービック法を説明するための図 16画素内のエッジパターンの例を示す図 補間画素の画素値の算出を説明するための図(1次元) 補間画素の画素値の算出を説明するための図(2次元) 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート サンプル画像を示す図 ラプラシアンフィルタを用いてのエッジの検出結果を示す図 本発明による手法を用いてのエッジの検出結果を示す図
符号の説明
1 入力部
2 フィルタリング部
3 判定部
4 エッジパターン分類部
5 補間演算部
6 制御部

Claims (9)

  1. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得るフィルタリング手段と、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する判定手段とを備えたことを特徴とするエッジ検出装置。
  2. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得るフィルタリング手段と、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する判定手段とを備えたことを特徴とするエッジ検出装置。
  3. 前記判定手段は、前記判定が否定された場合、前記中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、前記所定のしきい値よりも小さいしきい値以上であり、かつ前記中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する手段であることを特徴とする請求項2記載のエッジ検出装置。
  4. 画像上の隣接する2×2に並んだ4つの画素について、互いに隣接する2つの画素からなる6つの対象画素ペアの間にエッジが存在するか否かを判定するに際し、
    前記判定手段は、前記対象画素ペアのそれぞれに関して対称に直列に両方向に隣接する、該対象画素ペアを構成する2つの画素を含む4以上の偶数の複数画素を、前記画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素とし、前記対象画素ペアを構成する2つの画素を前記中央の2つの画素として、前記対象画素ペアのそれぞれを構成する2つの画素の間にエッジが存在するか否かを判定する手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のエッジ検出装置。
  5. いずれかの前記対象画素ペアの間にエッジが検出された場合、エッジが検出された位置に基づいて、前記4つの画素内におけるエッジパターンを分類するエッジパターン分類手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載のエッジ検出装置。
  6. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定することを特徴とするエッジ検出方法。
  7. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定することを特徴とするエッジ検出方法。
  8. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得る手順と、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が、全ての画素ペアの差分の絶対値の最大値であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する手順とを有することを特徴とするエッジ検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 画像上の直列に隣接する4以上の偶数の複数画素に含まれる互いに隣接する2つの画素からなる画素ペアに対してそれぞれ差分フィルタによるフィルタリング処理を施して前記各画素ペアの差分を得る手順と、
    前記直列に隣接する複数画素のうちの中央の2つの画素からなる画素ペアの差分の絶対値が所定のしきい値以上であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記中央の2つの画素の間にエッジが存在すると判定する手順とを有することを特徴とするエッジ検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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