JP2005092109A - 画像表示装置・ポインター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報の追記が表示装置から離れた場所でも容易にでき、表示画像切り替え時の追記情報の消去・清掃作業を無くすことができ、プレゼンテーション等の作業を容易且つ迅速に行えるようにする。
【解決手段】 感光体ドラム5に静電潜像が形成され、この静電潜像の非画像部が消色トナー現像器8で可視像化されて表示画像としての消色トナー像が得られ、消色トナー像が画像表示ベルト1上に転写される。画像部が通常トナー現像器35により現像され通常トナー像が画像表示ベルト1上において消色トナー像に重ねて転写される。重ね画像が、画像表示ベルト1の走行に従い、透明な保護カバー17の表示領域17aに位置した時点で駆動ローラ2が停止される。保護カバー17の外部からポインター装置32により特定波長の光を特定強度で照射することにより、消色トナーで現像された非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】 感光体ドラム5に静電潜像が形成され、この静電潜像の非画像部が消色トナー現像器8で可視像化されて表示画像としての消色トナー像が得られ、消色トナー像が画像表示ベルト1上に転写される。画像部が通常トナー現像器35により現像され通常トナー像が画像表示ベルト1上において消色トナー像に重ねて転写される。重ね画像が、画像表示ベルト1の走行に従い、透明な保護カバー17の表示領域17aに位置した時点で駆動ローラ2が停止される。保護カバー17の外部からポインター装置32により特定波長の光を特定強度で照射することにより、消色トナーで現像された非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、トナー画像を形成して表示する画像表示装置に関し、詳しくは表示画像に対する情報の追記が可能な画像表示装置に関する。
従来、電気信号に変換された画像情報を可視像化して表示する画像表示装置は種々開発されており、代表的なものとしてCRT(陰極線管)ディスプレイ装置や液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置が実用化されている。
CRTディスプレイ装置は、解像力不足や表示能力の低下、目が疲れる等の課題を有しており、液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置は解像力不足、大画面化し難く、高価である等の課題を有していることから、電子写真方法を用いた画像表示装置が提案されている。
CRTディスプレイ装置は、解像力不足や表示能力の低下、目が疲れる等の課題を有しており、液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置は解像力不足、大画面化し難く、高価である等の課題を有していることから、電子写真方法を用いた画像表示装置が提案されている。
特開平5−181391号公報には、上下2つの搬送ローラ間に掛け回されたベルト状の画像表示部材上にトナー像とともにマーキングをし、このマークを濃度検知センサで読み取ることにより画像表示部材の無駄な移動を無くして画像を見やすい位置に設定する技術が開示されている。
特開平5−265351号公報には、表示媒体として電子写真用感光体を用い、表示される画像の解像力を向上させ、小さな文字や精細な画像情報についても良好に再現できるようにすべく、感光体と、コロナチャージャと、帯電同時露光用コロナチャージャと、全面露光ランプと、現像装置と、透明な表示部とで構成し、感光体上に形成したトナー像を表示部を通して視認できるようにした画像表示装置が記載されている。
特開平5−265351号公報には、表示媒体として電子写真用感光体を用い、表示される画像の解像力を向上させ、小さな文字や精細な画像情報についても良好に再現できるようにすべく、感光体と、コロナチャージャと、帯電同時露光用コロナチャージャと、全面露光ランプと、現像装置と、透明な表示部とで構成し、感光体上に形成したトナー像を表示部を通して視認できるようにした画像表示装置が記載されている。
特開平6−105094号公報には、表示された画像に加筆する際に画像を形成する未定着トナ−によりオペレ−タの手や衣服が汚れることを防止すべく、外部画像読み取り装置により読み取った画像を表示面(ベルト状感光体)上に表示し、パネル読み取り装置により透明カバ−上に加筆された画像と、透明カバ−の下に位置する前記表示面上の画像とを重ねて読み取り、その読み取った画像をプリンタでプリントアウトする画像形成装置が記載されている。
特開平7−20746号公報には、透明なフィルムベルトに感光ドラムに形成されたトナー像を転写し、フィルムベルトの内側に設けた光源によってフィルムベルト上のトナー像をスクリーンに投射する情報表示装置が記載されている。
特開平7−121057号公報には、ループ状に設けられた透明フィルムの内側に画像を記録するとともに外側にペン等で直接書き込みを行い、記録された図形を、ペン等で書き込みされた文字等とともにイメージセンサによって読み取る技術が開示されている。
特開平7−20746号公報には、透明なフィルムベルトに感光ドラムに形成されたトナー像を転写し、フィルムベルトの内側に設けた光源によってフィルムベルト上のトナー像をスクリーンに投射する情報表示装置が記載されている。
特開平7−121057号公報には、ループ状に設けられた透明フィルムの内側に画像を記録するとともに外側にペン等で直接書き込みを行い、記録された図形を、ペン等で書き込みされた文字等とともにイメージセンサによって読み取る技術が開示されている。
特開平5−181391号公報、特開平5−265351号公報に記載の画像表示装置においては、表示部材にトナー画像を形成し、トナー画像を装置外部から視認可能とする画像表示部を設けている。また、特開平7−20746号公報に記載の情報表示装置においては、透明部材にトナー像を形成し、透明部材上のトナー像をスクリーンに投射する光源を設けている。
画像表示装置の用途の1つであるプレゼンテーションにおいては、表示画像の任意部をポインター装置により指示したり、表示画像に情報を追記したりできることが有用であり、液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置のようにコンピュータと接続し、プレゼンテーションアプリケーション画面をリアルタイムに表示可能な装置においては、簡単に実現できる機能である。
画像表示装置の用途の1つであるプレゼンテーションにおいては、表示画像の任意部をポインター装置により指示したり、表示画像に情報を追記したりできることが有用であり、液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置のようにコンピュータと接続し、プレゼンテーションアプリケーション画面をリアルタイムに表示可能な装置においては、簡単に実現できる機能である。
しかしながら、上記のような電子写真方式を用いた画像表示装置においては、コンピュータ画面をリアルタイムに表示すことは困難である。
これに対し、特開平6−105094号公報に記載の画像形成装置では、トナー画像表示部に情報の追記が可能な透明カバーを設けている。この装置においては、プレゼンテーション時に表示画像に対し簡単に情報の追記が可能であるが、表示装置からある程度離れた場所でプレゼンテーションを行う場合は、情報の追記が必要となるたびに、書き込みを行うために表示装置に近づく必要があるばかりでなく、表示画像を切り換えるたびに、透明カバーに追記した情報を消去・清掃する必要があり、プレゼンテーションにおける大きな障害(面倒さ)となっていた。
また、特開平7−121057号公報に記載のイメージ表示装置では、透明部材の内側にトナー像を形成し、光源によりトナー像をスクリーンに投射するとともに、透明部材の外側に情報の追記を可能としている。この装置においては、プレゼンテーション時に表示画像に対し簡単に情報の追記が可能であるが、表示装置からある程度離れた場所、たとえばスクリーンの近くでプレゼンテーションを行う場合は、情報の追記が必要となるたびに、上記と同様に表示装置に近づく必要があり、プレゼンテーションにおける大きな障害(面倒さ)となっていた。
これに対し、特開平6−105094号公報に記載の画像形成装置では、トナー画像表示部に情報の追記が可能な透明カバーを設けている。この装置においては、プレゼンテーション時に表示画像に対し簡単に情報の追記が可能であるが、表示装置からある程度離れた場所でプレゼンテーションを行う場合は、情報の追記が必要となるたびに、書き込みを行うために表示装置に近づく必要があるばかりでなく、表示画像を切り換えるたびに、透明カバーに追記した情報を消去・清掃する必要があり、プレゼンテーションにおける大きな障害(面倒さ)となっていた。
また、特開平7−121057号公報に記載のイメージ表示装置では、透明部材の内側にトナー像を形成し、光源によりトナー像をスクリーンに投射するとともに、透明部材の外側に情報の追記を可能としている。この装置においては、プレゼンテーション時に表示画像に対し簡単に情報の追記が可能であるが、表示装置からある程度離れた場所、たとえばスクリーンの近くでプレゼンテーションを行う場合は、情報の追記が必要となるたびに、上記と同様に表示装置に近づく必要があり、プレゼンテーションにおける大きな障害(面倒さ)となっていた。
そこで、本発明は、情報の追記が表示装置から離れた場所でも容易にでき、表示画像切り換え時の追記情報の消去・清掃作業を無くすことができ、プレゼンテーション等の作業を容易且つ迅速に行える画像表示装置及びポインター装置の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーにより現像した画像を表示する画像表示装置において、表示画像における画像部の現像を通常の有色トナーにより行うとともに、非画像部を消色トナーにより現像し、非画像部の任意部へ光照射が可能な表示部を有していることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、照射する光の光量を変更可能であり、光量を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、照射する光の波長を変更可能であり、波長を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能であることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1記載の画像表示装置において、上記表示画像に対して光を照射することで上記非画像部を露光し、消色することにより追記画像を消去する手段を有していることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1記載の画像表示装置において、上記表示画像を記録媒体に転写する転写手段を有していることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の画像表示装置において、上記表示画像を転写された記録媒体上の該表示画像に光を照射して消色する手段を有していることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、請求項5記載の画像表示装置において、上記消色トナーは、通常の環境条件にて一定時間経過後に自然に消色する特性を有していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーにより現像した画像を表示する画像表示装置において、表示画像における画像部の現像を通常の有色トナーにより行うとともに、非画像部を消色トナーにより現像し、非画像部の任意部へ光照射が可能な表示部を有している構成としたので、装置との距離に拘わらず簡単に付加情報を追記できる。表示部は単に光が通過するだけであり、追加情報が表示部に書き込まれる訳ではないので、表示画像を切り換えるたびに表示部の情報消去・清掃を行う必要がない。面倒さがないので、使用性の向上を図ることができる。非画像部の消色トナー像の任意部を消色化することが可能であるため、簡単に付加情報を追記できる。消色トナーによる現像を非画像部とすることにより、付加情報追記位置の自由度を向上できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、照射する光の光量を変更可能であり、光量を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能である構成としたので、表示画像指示用のポインター装置を、表示画像への付加情報追記装置として兼用できるため、画像表示装置の使い勝手の大幅な向上が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、照射する光の波長を変更可能であり、波長を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能である構成としたので、表示画像指示用のポインター装置を、表示画像への付加情報追記装置として兼用できるため、画像表示装置の使い勝手の大幅な向上が可能となる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の画像表示装置において、上記表示画像に対して光を照射することで上記非画像部を露光し、消色することにより追記画像を消去する手段を有している構成としたので、簡単且つ迅速に表示画像に追記した付加情報の消去が可能であるため、画像形成装置の使い勝手の大幅な向上が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の画像表示装置において、上記表示画像を記録媒体に転写する転写手段を有している構成としたので、表示画像がトナーにより形成されているため、通常の電子写真方式画像形成装置と同様に、トナー像を記録媒体に転写するのみで、表示画像の記録媒体出力による記録・保存が実現でき、画像表示装置の使い勝手の大幅な向上が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の画像表示装置において、上記表示画像を転写された記録媒体上の該表示画像に光を照射して消色する手段を有している構成としたので、簡単かつ迅速に記録媒体に記録された表示画像の消去が可能であるため、例えば紙資源のリサイクルが可能となり、環境負荷低減に寄与することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項5記載の画像表示装置において、上記消色トナーは、通常の環境条件にて一定時間経過後に自然に消色する特性を有している構成としたので、通常環境に放置するだけで付加情報の消去が可能であり、特別な消色手段を設ける必要や、特別な消色処理を施す必要がなく、画像の消去が可能であるため、紙等の資源のリサイクルが可能となり、環境負荷低減に寄与できるとともに、記録情報の機密性を向上させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
図1は本発明を適用した画像表示装置の構成を示す。図1において、無端状の画像表示ベルト1が上方に位置する駆動ローラ2と下方に位置する従動ローラ3との間に掛け渡されており、駆動ローラ2によって矢印の向きに走行するように駆動される。
画像表示ベルト1の従動ローラ3側下方には、画像形成ユニット4が配置されている。画像形成ユニット4は、像担持体としての感光体ドラム5と、該感光体ドラム5の表面を一様に帯電するローラからなる帯電器6と、感光体ドラム5の帯電表面に画像信号によって変調されたビームで書き込みを行う書き込み手段7と、消色トナー現像器8と、通常トナー現像器35と、感光体ドラム5上に残留したトナーを除去するクリーニング手段9等を有している。
図1は本発明を適用した画像表示装置の構成を示す。図1において、無端状の画像表示ベルト1が上方に位置する駆動ローラ2と下方に位置する従動ローラ3との間に掛け渡されており、駆動ローラ2によって矢印の向きに走行するように駆動される。
画像表示ベルト1の従動ローラ3側下方には、画像形成ユニット4が配置されている。画像形成ユニット4は、像担持体としての感光体ドラム5と、該感光体ドラム5の表面を一様に帯電するローラからなる帯電器6と、感光体ドラム5の帯電表面に画像信号によって変調されたビームで書き込みを行う書き込み手段7と、消色トナー現像器8と、通常トナー現像器35と、感光体ドラム5上に残留したトナーを除去するクリーニング手段9等を有している。
消色トナー現像器8は、現像ローラ10、パドルローラ11、スクリューコンベア12、トナー補給口13等を備えている。パドルローラ11は、放射状に延びる複数のスクリュー状のフィン11aを有しており、一方向に回転して消色トナー現像器8内の現像剤(消色トナーTeを含む)を軸方向(紙面厚み方向)に搬送しながら撹拌し、その現像剤を現像ローラ10に供給する。
スクリューコンベア12は、消色トナー現像器8内の現像剤をパドルローラ11による搬送方向とは逆の方向に搬送する。消色トナー現像器8内の現像剤はパドルローラ11とスクリューコンベア12とによって十分に撹拌された状態で現像ローラ10に供給される。
トナー補給口13には、消色トナー補給容器(図示せず)が着脱自在に装着されていて、スクリューコンベア12の一端部に消色トナーTeを適時補給し、消色トナー現像器8内の現像剤の濃度を所定の値に保持する。
通常トナー現像器35も消色トナー現像器8の現像ローラ10、パドルローラ11、スクリューコンベア12、トナー補給口13と同様の構成、機能を有する現像ローラ36、パドルローラ37、スクリューコンベア38、トナー補給口39を有している。通常トナー現像器35に収容されている現像剤は、通常トナーTnを含んでいる。
スクリューコンベア12は、消色トナー現像器8内の現像剤をパドルローラ11による搬送方向とは逆の方向に搬送する。消色トナー現像器8内の現像剤はパドルローラ11とスクリューコンベア12とによって十分に撹拌された状態で現像ローラ10に供給される。
トナー補給口13には、消色トナー補給容器(図示せず)が着脱自在に装着されていて、スクリューコンベア12の一端部に消色トナーTeを適時補給し、消色トナー現像器8内の現像剤の濃度を所定の値に保持する。
通常トナー現像器35も消色トナー現像器8の現像ローラ10、パドルローラ11、スクリューコンベア12、トナー補給口13と同様の構成、機能を有する現像ローラ36、パドルローラ37、スクリューコンベア38、トナー補給口39を有している。通常トナー現像器35に収容されている現像剤は、通常トナーTnを含んでいる。
感光体ドラム5の回転は画像表示ベルト1の走行と同期しており、その周速は、画像表示ベルト1の走行速度と厳密に一致するように定められている。
帯電器6と書き込み手段7とによる周知の電子写真画像形成方法(一様な帯電及び書き込み)で形成された感光体ドラム5上の静電潜像は、それぞれ現像ローラ10、36により現像される。2個の現像器8、35は互いに同様の構成を有し、周知の電子写真画像形成用現像器を採用することができる。
感光体ドラム5には、画像表示ベルト1の従動ローラ3側から転写用のバイアス電圧が印加される。
帯電器6と書き込み手段7とによる周知の電子写真画像形成方法(一様な帯電及び書き込み)で形成された感光体ドラム5上の静電潜像は、それぞれ現像ローラ10、36により現像される。2個の現像器8、35は互いに同様の構成を有し、周知の電子写真画像形成用現像器を採用することができる。
感光体ドラム5には、画像表示ベルト1の従動ローラ3側から転写用のバイアス電圧が印加される。
駆動ローラ2の近傍には、画像表示ベルト1の表面のトナーを除去するクリーニング装置14が設けられている。クリーニング装置14は、画像表示ベルト1に対してカウンタ方向で当接するクリーニングブレード15と、該クリーニングブレード15で除去されたトナーを回収する搬送部材16等を有しており、画像表示ベルト1に対して接離自在に設けられている。
画像表示ベルト1の画像表示側(図中右側)には、表示部としての保護カバー17が設けられている。保護カバー17は、駆動ローラ2から従動ローラ3に亘る範囲の長さを有しているが、実質的な表示領域は17aである。保護カバー17は光が透過する材料(例えば透明なプラスチック板)で形成されている。画像表示ベルト1の反対側(図中左側)も保護カバー18で覆われている。
画像表示ベルト1の画像表示側(図中右側)には、表示部としての保護カバー17が設けられている。保護カバー17は、駆動ローラ2から従動ローラ3に亘る範囲の長さを有しているが、実質的な表示領域は17aである。保護カバー17は光が透過する材料(例えば透明なプラスチック板)で形成されている。画像表示ベルト1の反対側(図中左側)も保護カバー18で覆われている。
駆動ローラ2の上部には、中間転写用のバイアス電圧が印加される中間転写ローラ19が画像表示ベルト1に対して接離自在に設けられており、画像表示ベルト1上の表示画像は中間転写ローラ19に転写可能となっている。
中間転写ローラ19には紙(記録媒体)転写用のバイアス電圧が印加される紙転写ローラ20が接触して設けられ、紙転写ローラ20と中間転写ローラ19とにより表示画像の転写部21が構成されている。また、中間転写ローラ19と紙転写ローラ20により表示画像を転写するための転写手段が構成されている。
画像表示装置の上方には、給紙装置22が設けられている。給紙装置22は、記録媒体としての転写紙Pを積載収容する給紙カセット23と、積載された転写紙Pを最上のものから順に1枚ずつ分離して送り出す給紙ローラ24等を有している。
給紙装置22から送り出された1枚の転写紙Pは、ガイド板25に案内されて転写部21に給送され、中間転写ローラ19上の表示画像を転写される。
中間転写ローラ19には紙(記録媒体)転写用のバイアス電圧が印加される紙転写ローラ20が接触して設けられ、紙転写ローラ20と中間転写ローラ19とにより表示画像の転写部21が構成されている。また、中間転写ローラ19と紙転写ローラ20により表示画像を転写するための転写手段が構成されている。
画像表示装置の上方には、給紙装置22が設けられている。給紙装置22は、記録媒体としての転写紙Pを積載収容する給紙カセット23と、積載された転写紙Pを最上のものから順に1枚ずつ分離して送り出す給紙ローラ24等を有している。
給紙装置22から送り出された1枚の転写紙Pは、ガイド板25に案内されて転写部21に給送され、中間転写ローラ19上の表示画像を転写される。
転写部21の斜め上方には、回転駆動される加熱ローラ26とこれに圧接して回転する加圧ローラ27を備えた定着装置28が配置されている。加熱ローラ26には、加熱ローラ26の表面にオフセット防止液を塗布するローラ29が必要に応じて当接している。
表示画像を転写された転写紙Pは、定着装置28を通るとき、加熱ローラ26と加圧ローラ27により挟持搬送され、熱と圧力により消色トナーが溶融定着される。これにより、表示画像を紙情報として記録することが可能となる。加熱ローラ26に密着した転写紙Pは分離爪30により分離される。
定着装置28の下流近傍(出口近傍)には、消色トナーの消色に必要な特定波長の光を特定強度で照射する消色光照射手段31が設けられている。
保護カバー17の上部には、表示画像における追記画像を消去する追記画像消色手段40が設けられている。
表示画像を転写された転写紙Pは、定着装置28を通るとき、加熱ローラ26と加圧ローラ27により挟持搬送され、熱と圧力により消色トナーが溶融定着される。これにより、表示画像を紙情報として記録することが可能となる。加熱ローラ26に密着した転写紙Pは分離爪30により分離される。
定着装置28の下流近傍(出口近傍)には、消色トナーの消色に必要な特定波長の光を特定強度で照射する消色光照射手段31が設けられている。
保護カバー17の上部には、表示画像における追記画像を消去する追記画像消色手段40が設けられている。
上記構成による画像表示装置の動作を説明する。
まず、画像形成ユニット4の感光体ドラム5に、帯電器6と書き込み手段7とにより消色トナー現像器8に対応する静電潜像が形成され、この静電潜像が消色トナー現像器8で可視像化されて消色トナー像が得られる。この消色トナー像が従動ローラ3側からの転写バイアス印加により画像表示ベルト1上に転写される。
消色トナー像が、画像表示ベルト1の走行に従い、非接触状態のクリーニング装置14を通過後、再度画像形成ユニット4に近づく間に、感光体ドラム5に帯電器6と書き込み手段7とにより通常トナー現像器35に対応する静電潜像が形成され、この静電潜像が通常トナー現像器35で可視像化されて通常トナー像が得られる。この通常トナー像が従動ローラ3側からの転写バイアス印加により画像表示ベルト1上に、消色トナー像と重ねて転写される。
消色トナー像と通常トナー像の重ね像(表示画像)が、画像表示ベルト1の走行に従い、保護カバー17の表示領域17aに位置した時点で駆動ローラ2が停止される。これにより画像表示ベルト1上の消色トナーと通常トナーにより形成された画像が表示装置外部から視認可能となる。
画像の表示を終えた画像表示ベルト1は接触状態のクリーニング装置14でトナー像を除去される。
複数の画像を表示する場合は、上記工程が繰り返される。
まず、画像形成ユニット4の感光体ドラム5に、帯電器6と書き込み手段7とにより消色トナー現像器8に対応する静電潜像が形成され、この静電潜像が消色トナー現像器8で可視像化されて消色トナー像が得られる。この消色トナー像が従動ローラ3側からの転写バイアス印加により画像表示ベルト1上に転写される。
消色トナー像が、画像表示ベルト1の走行に従い、非接触状態のクリーニング装置14を通過後、再度画像形成ユニット4に近づく間に、感光体ドラム5に帯電器6と書き込み手段7とにより通常トナー現像器35に対応する静電潜像が形成され、この静電潜像が通常トナー現像器35で可視像化されて通常トナー像が得られる。この通常トナー像が従動ローラ3側からの転写バイアス印加により画像表示ベルト1上に、消色トナー像と重ねて転写される。
消色トナー像と通常トナー像の重ね像(表示画像)が、画像表示ベルト1の走行に従い、保護カバー17の表示領域17aに位置した時点で駆動ローラ2が停止される。これにより画像表示ベルト1上の消色トナーと通常トナーにより形成された画像が表示装置外部から視認可能となる。
画像の表示を終えた画像表示ベルト1は接触状態のクリーニング装置14でトナー像を除去される。
複数の画像を表示する場合は、上記工程が繰り返される。
上記画像表示装置においては、表示画像を通常トナー像と消色トナー像の重ね画像で形成することが可能である。消色トナーは、特開平5−72800号公報や特開平5−134447号公報等の周知技術に示されているように、特定波長の光を特定強度でトナー像に照射することにより、画像を消色することが可能な特性を有している。
ここで、表示画像の画像部を通常トナーにより現像し、表示画像の非画像部を消色トナーにより現像した重ね画像を画像表示部に表示した場合、上述のように、透明な部材により形成された保護カバー17に対し、装置外部から特定波長の光を特定強度で照射することにより、消色トナーで現像された非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。この場合、追記情報(画像)は白抜け画像となる。
ここで、表示画像の画像部を通常トナーにより現像し、表示画像の非画像部を消色トナーにより現像した重ね画像を画像表示部に表示した場合、上述のように、透明な部材により形成された保護カバー17に対し、装置外部から特定波長の光を特定強度で照射することにより、消色トナーで現像された非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。この場合、追記情報(画像)は白抜け画像となる。
従来より、画像表示装置の使用時に、表示画像の任意部を光を照射することにより指示するポインター装置が多用されている。本実施形態では、ポインター装置32により、表示画像の任意部の表示と消色による追記を行うようになっている。
ポインター装置32の照射波長を消色トナーの消色に必要な波長とし、表示画像を指示する通常使用時には消色トナーの消色に必要な強度と異なる強度とするとともに、表示画像に情報を追記する場合は、消色トナーの消色に必要な強度とすることにより、消色トナーで現像された表示画像の非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。
ポインター装置32の照射波長を消色トナーの消色に必要な波長とし、表示画像を指示する通常使用時には消色トナーの消色に必要な強度と異なる強度とするとともに、表示画像に情報を追記する場合は、消色トナーの消色に必要な強度とすることにより、消色トナーで現像された表示画像の非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。
光学式ポインター装置は、一般的に光源として半導体レーザを使用しており、現在半導体レーザは様々な波長、強度のものが量産されている。消色トナーの消色とポインター装置(ポインターともいう)としての使用の双方に必要な強度以上の半導体レーザを選択し、光学式ポインター装置光源として搭載し、駆動電流の切り換えにより強度を選択的に切り換えて使用することで、画像表示部において情報の追記が可能なポインター装置32が容易に実現できる。
画像表示装置の使用時に、表示画像の任意部を光を照射することにより指示するポインター装置32において、表示画像を指示する通常使用時には消色トナーの消色に必要な波長と異なる波長とし、表示画像に情報を追記する場合は、消色トナーの消色に必要な波長とするようにしてもよい(第2の実施形態)。
この場合にも消色トナーで現像された表示画像の非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。光学式ポインター装置は、一般的に光源として半導体レーザを使用しており、現在半導体レーザは様々な波長、強度のものが量産されている。
消色トナーの消色に必要な波長の半導体レーザと、ポインターとして使用する波長の半導体レーザを選択し、双方の半導体レーザを光学式ポインター装置光源として搭載し、選択的に切り換えて使用することで、画像表示部において情報の追記が可能なポインター装置が容易に実現できる。
この場合にも消色トナーで現像された表示画像の非画像部の任意部を消色し、情報を追記することが可能となる。光学式ポインター装置は、一般的に光源として半導体レーザを使用しており、現在半導体レーザは様々な波長、強度のものが量産されている。
消色トナーの消色に必要な波長の半導体レーザと、ポインターとして使用する波長の半導体レーザを選択し、双方の半導体レーザを光学式ポインター装置光源として搭載し、選択的に切り換えて使用することで、画像表示部において情報の追記が可能なポインター装置が容易に実現できる。
画像表示装置の使用時に、上述のように、透明な部材により形成された画像表示部(保護カバー17)に対し、装置外部から特定波長の光を特定強度で照射することにより、消色トナーで現像された表示画像の非画像部の任意部を消色し、情報を追記した後、追記した情報の消去が必要となる場合が考えられる。
このような場合には、追記画像消色手段40により画像表示部全体に消色トナーの消色に必要な特定波長の光を特定強度で照射する。これにより、消色トナーで現像された表示画像の非画像部全体が消色され、追記情報を消去することが可能となる。追記画像消色手段40による消色は画像表示ベルト1を移動させながら行う。
このような場合には、追記画像消色手段40により画像表示部全体に消色トナーの消色に必要な特定波長の光を特定強度で照射する。これにより、消色トナーで現像された表示画像の非画像部全体が消色され、追記情報を消去することが可能となる。追記画像消色手段40による消色は画像表示ベルト1を移動させながら行う。
画像表示装置の使用時に、表示画像の記録が必要となる場合が考えられる。特に、画像表示時に追記した情報は当初の画像情報には無い情報なので、その必要性は大きい。
表示画像の記録が必要な場合には、上述のように表示画像はクリーニング装置14により除去されることなく中間転写ローラ19に転写され、転写紙Pに転写されて定着される。
また、上述のように紙情報として記録した表示情報は、記録後に追記情報のみ不要になる場合、あるいは追記情報を消去する必要がある場合が考えられる。
このような場合には、記録済みの転写紙Pを給紙カセット23に消去したい画像面を下向きにしてセットし、転写部21、定着装置28を介してオン状態の消色光照射手段31を通過させる。消色光照射手段31から消色トナーの消色に必要な特定波長の光が特定強度で照射され、これにより転写紙Pの消色トナーで現像された表示画像の非画像部全体を消色し、追記情報を消去することが可能となる。消去しない場合には消色光照射手段31はオフ状態を維持される。
表示画像の記録が必要な場合には、上述のように表示画像はクリーニング装置14により除去されることなく中間転写ローラ19に転写され、転写紙Pに転写されて定着される。
また、上述のように紙情報として記録した表示情報は、記録後に追記情報のみ不要になる場合、あるいは追記情報を消去する必要がある場合が考えられる。
このような場合には、記録済みの転写紙Pを給紙カセット23に消去したい画像面を下向きにしてセットし、転写部21、定着装置28を介してオン状態の消色光照射手段31を通過させる。消色光照射手段31から消色トナーの消色に必要な特定波長の光が特定強度で照射され、これにより転写紙Pの消色トナーで現像された表示画像の非画像部全体を消色し、追記情報を消去することが可能となる。消去しない場合には消色光照射手段31はオフ状態を維持される。
上述のように紙情報として記録した表示情報は、追記情報に関しては一時的にのみ必要である場合、また、長期間の情報保存が機密上問題となる場合が考えられる。このような場合、消色トナーの材質を、通常環境下で特定期間放置することにより自然に消色される組成とすることにより、一定期間以上、記録紙情報が保存されることを防止できる(第3の実施形態)。
第1の実施形態における画像形成ユニット4の2段構成の現像ユニットにおける駆動機構を、図2乃至図6に基づいて説明する(他の実施形態においても同じである)。
消色トナー現像器8におけるパドルローラ11とスクリューコンベア12とは、消色トナー現像器8の一方の端板の外側において、図2に示すように、それらの各軸41S、42Sに固定された歯車41G、42Gで中間遊び歯車43Gを介して互に連結されている。
同様にパドルローラ11と現像ローラ10もそれらの各軸41S、44Sに固定された歯車41G、44Gで中間遊び歯車45Gを介して互に連結されている。
通常トナー現像器35におけるパドルローラ37とスクリューコンベア38も、それらの各軸46S、47Sに固定された歯車46G、47Gで中間遊び歯車48Gを介して互に連結されている。同様にパドルローラ37と現像ローラ36もそれらの各軸46S、49Sに固定された歯車46G、49Gで中間遊び歯車50Gを介して互に連結されている。
消色トナー現像器8におけるパドルローラ11とスクリューコンベア12とは、消色トナー現像器8の一方の端板の外側において、図2に示すように、それらの各軸41S、42Sに固定された歯車41G、42Gで中間遊び歯車43Gを介して互に連結されている。
同様にパドルローラ11と現像ローラ10もそれらの各軸41S、44Sに固定された歯車41G、44Gで中間遊び歯車45Gを介して互に連結されている。
通常トナー現像器35におけるパドルローラ37とスクリューコンベア38も、それらの各軸46S、47Sに固定された歯車46G、47Gで中間遊び歯車48Gを介して互に連結されている。同様にパドルローラ37と現像ローラ36もそれらの各軸46S、49Sに固定された歯車46G、49Gで中間遊び歯車50Gを介して互に連結されている。
各現像ローラ10、36は、歯車44G、49Gが図示しない駆動源によって駆動されることにより回転する。
図2において、装置本体側に設けられた駆動源としてのモータ(図示せず)に結合された駆動軸51Sには、駆動歯車51Gが固定されている。この駆動歯車51Gは、歯車44G、49Gの何れか一方に噛み合うことにより、現像ローラ10又は36が回転する。図2では、駆動歯車51Gが歯車44Gに噛み合っており、従って消色トナー現像器8の現像ローラ10が回転する。
上述した構成・動作において画像形成ユニット4内の2つの現像ローラ10、36のうちの1つが感光体ドラム5上の静電潜像を現像するために回転して働いているときは、他の1つの現像ローラは停止している。
また、1つの現像ローラが感光体ドラム5上の静電潜像を現像するために回転して働いているとき、他の1つの現像ローラ上の現像剤が感光体ドラム5に移ること、及び感光体ドラム5上の現像剤が他の1つの現像ローラ上に移ることによる混色を防止するために、少なくとも、回転を停止している非動作現像ローラ上の現像剤は感光体ドラム5に対し非接触状態とする必要がある。
図2において、装置本体側に設けられた駆動源としてのモータ(図示せず)に結合された駆動軸51Sには、駆動歯車51Gが固定されている。この駆動歯車51Gは、歯車44G、49Gの何れか一方に噛み合うことにより、現像ローラ10又は36が回転する。図2では、駆動歯車51Gが歯車44Gに噛み合っており、従って消色トナー現像器8の現像ローラ10が回転する。
上述した構成・動作において画像形成ユニット4内の2つの現像ローラ10、36のうちの1つが感光体ドラム5上の静電潜像を現像するために回転して働いているときは、他の1つの現像ローラは停止している。
また、1つの現像ローラが感光体ドラム5上の静電潜像を現像するために回転して働いているとき、他の1つの現像ローラ上の現像剤が感光体ドラム5に移ること、及び感光体ドラム5上の現像剤が他の1つの現像ローラ上に移ることによる混色を防止するために、少なくとも、回転を停止している非動作現像ローラ上の現像剤は感光体ドラム5に対し非接触状態とする必要がある。
本実施形態では、非動作現像ローラ上の現像剤を感光体ドラム5に対し非接触状態とする手法として、2つの現像ローラを含む現像ユニットを回動させて感光体ドラム5に対する現像ローラの位置をずらし、現像ローラ上に形成される現像剤の穂を感光体ドラム5に対する非接触位置に移動するようにしている。
これを図3乃至図6に基づいて具体的に説明する。
図3に示すように、感光体ドラム5の回転方向上流側に位置する現像ローラ10を含む消色トナー現像器8と、感光体ドラム5の回転方向下流側に位置する現像ローラ36を含む通常トナー現像器13からなる現像ユニットは、画像形成ユニット4の側板52に対し、現像ユニット回動軸53を中心に回動可能に支持されている。
図3において、符号54、55はトナー飛散を防止するシール材を、符号56、57はトナーの層厚みを規制するドクターブレードを、符号57は図示しない駆動源からの回転力を受けて現像ユニットを回動させる偏心カムをそれぞれ示す。
これを図3乃至図6に基づいて具体的に説明する。
図3に示すように、感光体ドラム5の回転方向上流側に位置する現像ローラ10を含む消色トナー現像器8と、感光体ドラム5の回転方向下流側に位置する現像ローラ36を含む通常トナー現像器13からなる現像ユニットは、画像形成ユニット4の側板52に対し、現像ユニット回動軸53を中心に回動可能に支持されている。
図3において、符号54、55はトナー飛散を防止するシール材を、符号56、57はトナーの層厚みを規制するドクターブレードを、符号57は図示しない駆動源からの回転力を受けて現像ユニットを回動させる偏心カムをそれぞれ示す。
感光体ドラム5は、画像形成ユニット4の側板52に対し、感光体ドラム軸5aを中心に回転可能に支持されている。現像ユニット及び感光体ドラム5は、感光体ドラム軸5aの軸方向における他端側の図示しない画像形成ユニット側板に対しても同様に支持されている。
図3において、感光体ドラム5の回転方向上流側に配置された現像ローラ10は、感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップで回転し、現像剤が感光体ドラム5に接触している。感光体ドラム5の下流側に配置された現像ローラ36は、現像剤が感光体ドラム5に対して非接触状態で停止している。
このとき、図4に示すように、歯車44Gは駆動歯車51Gと噛み合い状態であり、駆動歯車51Gにより回転駆動されており、現像ローラ10及びパドルローラ11、スクリューコンベア12が回転している。歯車49Gは駆動歯車51Gと非噛み合い状態であり、現像ローラ36及びパドルローラ37、スクリューコンベア38は停止している。
図3において、感光体ドラム5の回転方向上流側に配置された現像ローラ10は、感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップで回転し、現像剤が感光体ドラム5に接触している。感光体ドラム5の下流側に配置された現像ローラ36は、現像剤が感光体ドラム5に対して非接触状態で停止している。
このとき、図4に示すように、歯車44Gは駆動歯車51Gと噛み合い状態であり、駆動歯車51Gにより回転駆動されており、現像ローラ10及びパドルローラ11、スクリューコンベア12が回転している。歯車49Gは駆動歯車51Gと非噛み合い状態であり、現像ローラ36及びパドルローラ37、スクリューコンベア38は停止している。
現像機能を感光体ドラム5の回転方向下流側に配置された現像ローラ36に切り替えるため、現像ユニットを現像ユニット回動軸53を中心に時計回り方向に回動した状態を図5に示す。
感光体ドラム5の下流側に配置された現像ローラ36が感光体ドラム5に対し、規定の現像ギャップとなっているとともに、感光体ドラム5の上流側に配置された現像ローラ10は、現像剤が感光体ドラム5に対し非接触状態となっている。
このとき、図6に示すように、歯車49Gは駆動歯車51Gと噛み合い状態であり、駆動歯車51Gを回転駆動することにより、現像ローラ36及びパドルローラ37、スクリューコンベア38が回転する。歯車44Gは駆動歯車51Gと非噛み合い状態であり、現像ローラ10及びパドルローラ11、スクリューコンベア12は停止している。
感光体ドラム5の下流側に配置された現像ローラ36が感光体ドラム5に対し、規定の現像ギャップとなっているとともに、感光体ドラム5の上流側に配置された現像ローラ10は、現像剤が感光体ドラム5に対し非接触状態となっている。
このとき、図6に示すように、歯車49Gは駆動歯車51Gと噛み合い状態であり、駆動歯車51Gを回転駆動することにより、現像ローラ36及びパドルローラ37、スクリューコンベア38が回転する。歯車44Gは駆動歯車51Gと非噛み合い状態であり、現像ローラ10及びパドルローラ11、スクリューコンベア12は停止している。
以上のような動作は、駆動歯車51Gを、消色トナー現像器8の現像ローラ10が感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップにあるとき、歯車44Gと噛み合い状態となるとともに、通常トナー現像器35の現像ローラ36が感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップにあるとき、歯車49Gと噛み合い状態となる位置に配置すること、及び、消色トナー現像器8が、現像ローラ10が感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップにあるとともに、歯車44Gと駆動歯車51Gが噛み合い状態となる位置にあるとき、通常トナー現像器35を、現像ローラ36が感光体ドラム5に対して規定の現像ギャップにあるとともに、歯車49Gと駆動歯車51Gが噛み合い状態となる位置から、任意の現像ユニット回動軸53を中心に、現像ローラ201が感光体5から離れるとともに、歯車49Gが駆動歯車51Gから離れる方向に、必要な回動角θだけ回動した位置にあるよう配置することで実現できる。
現像ギャップを高精度に維持するためには、現像ユニット回動駆動機構には、高精度の回動動作および回動停止位置の高精度維持が必要となる。図3(a)、(b)および図4(a)、(b)に示すように、現像ユニット回動駆動機構として、偏芯カム58を有する機構を採用した場合、現像ユニットの回動角θが微小であっても、対応する偏芯カム回転角は、ある程度大きな角度を確保することができ、高精度の回動動作及び回動停止位置の高精度維持が可能となり出力画像の高画質化が実現できる。
5 像担持体としての感光体ドラム
17 表示部としての保護カバー
31 記録媒体上の表示画像に光を照射して消色する手段としての消色光照射手段
32 ポインター装置
40 追記画像を消去する手段としての追記画像消色手段
17 表示部としての保護カバー
31 記録媒体上の表示画像に光を照射して消色する手段としての消色光照射手段
32 ポインター装置
40 追記画像を消去する手段としての追記画像消色手段
Claims (7)
- 像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーにより現像した画像を表示する画像表示装置において、
表示画像における画像部の現像を通常の有色トナーにより行うとともに、非画像部を消色トナーにより現像し、非画像部の任意部へ光照射が可能な表示部を有していることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、
照射する光の光量を変更可能であり、光量を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能であることを特徴とするポインター装置。 - 請求項1記載の画像表示装置における表示画像の任意部を指示するポインター装置において、
照射する光の波長を変更可能であり、波長を変更することにより上記非画像部の任意部を露光して消色し画像を追記可能であることを特徴とするポインター装置。 - 請求項1記載の画像表示装置において、
上記表示画像に対して光を照射することで上記非画像部を露光し、消色することにより追記画像を消去する手段を有していることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1記載の画像表示装置において、
上記表示画像を記録媒体に転写する転写手段を有していることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項5記載の画像表示装置において、
上記表示画像を転写された記録媒体上の該表示画像に光を照射して消色する手段を有していることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項5記載の画像表示装置において、
上記消色トナーは、通常の環境条件にて一定時間経過後に自然に消色する特性を有していることを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328621A JP2005092109A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 画像表示装置・ポインター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003328621A JP2005092109A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 画像表示装置・ポインター装置 |
Publications (1)
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JP2005092109A true JP2005092109A (ja) | 2005-04-07 |
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ID=34458134
Family Applications (1)
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JP2003328621A Pending JP2005092109A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 画像表示装置・ポインター装置 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102189760A (zh) * | 2010-03-09 | 2011-09-21 | 株式会社东芝 | 消色装置、薄片供给方法及计算机可读记录介质 |
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-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003328621A patent/JP2005092109A/ja active Pending
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CN102205696A (zh) * | 2010-03-09 | 2011-10-05 | 株式会社东芝 | 消色装置、薄片输送方法及计算机可读记录介质 |
CN102193464B (zh) * | 2010-03-09 | 2014-07-02 | 株式会社东芝 | 消色装置、消色成功与否判断方法及计算机可读记录介质 |
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