JP2005090777A - 分煙装置 - Google Patents

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昭次 赤松
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Abstract

【課題】 必要以上に吸い込み力を強くしなくとも、効率よく煙りを吸い込み可能な分煙装置を提供する。
【解決手段】 外部から気体を吸引する吸引手段12と、煙を処理して清浄気体を排出する処理手段13とを箱状の台座1に装備させ、吸引手段12に対して台座1の上方外部から吸引気体を導く導入路4を設け、その導入路4の上端側の入り口開口40を、煙の発生箇所よりも上方箇所に位置させ、入り口開口40から上方側へ離れる煙りの上昇移動を制限する傘状体5を、台座1から立設した支柱3の上端箇所に配置し、支柱3の外面に沿って上向きに緩やかな気体を吹き出す上昇流吹き出し部21を設けてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、煙草の煙を集めて処理することにより、清浄気体と煙成分とを分離させる分煙装置の改良に関する。
この種の装置としては、箱状の台座上に灰皿と煙の吸い込み口を有したものが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
この文献には、箱状の台座部分の内部に空気清浄装置や送風機を内装し、送風機による吸引作用で、台座部分の上面側に形成した竜巻式吸引装置及び空気吸引口を介して煙草の煙を導入し、この煙を空気清浄機の電機集塵機で除去し、台座下部から清浄化した空気を排出するように構成した分煙機が示されている。
特開2000−176314号公報(段落番号0012−0014、図1、図2)
前記特許文献1に記載の技術によれば、箱状の台座部分の上面側に設けられた竜巻式吸引装置を介して、煙草の煙を台座部分の内部に吸い込み、清浄化処理して排出するように構成されているが、次のような問題がある。
つまり、この従来の装置によれば、煙の吸い込み口が台座部分の上面側に相当する位置にしかなく、吸い込み口に近い範囲では煙を吸い込むことは可能であるが、その範囲はごく僅かである。吸い込み力を極端に大きくすれば、ある程度は吸い込み可能な範囲を広げることは可能であるが、動力ロスが多く、騒音も大きくなって実用上好ましくない。
本発明は、必要以上に吸い込み力を強くしなくとも、効率よく煙りを吸い込み可能な分煙装置を提供することを目的としている。
〔第1発明〕
上記目的を達成するために講じた本第1発明の技術手段は、外部から気体を吸引する吸引手段と、吸引気体に含まれる煙を処理して清浄気体を排出する処理手段とを備えた分煙装置において、前記吸引手段と処理手段とを箱状の台座に装備させ、吸引手段に対して台座の上方外部から吸引気体を導く導入路を設けるとともに、その導入路の上端側に設けられる入り口開口を、煙の発生箇所よりも上方箇所に位置させ、この入り口開口の周辺において、入り口開口から上方側へ離れる煙りの上昇移動を制限する傘状体を、台座から立設した支柱の上端箇所に配置し、前記支柱の外面に沿って上向きに緩やかな気体を吹き出す上昇流吹き出し部を設けてあることに特徴を有する。
上記の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、吸引気体の導入路の上端側に設けられる入り口開口を、煙の発生箇所である喫煙者位置よりも高い箇所に位置させることにより、台座上面の灰皿近くで吸引する場合に比べて、遙かに煙の収集を行い易くなる。
また、導入路の入り口開口の周辺において、入り口開口から上方側へ離れる煙りの上昇移動を制限する傘状体を設けているので、入り口開口の近辺だけではなく、周辺の比較的広範囲から煙りを収集することが可能となり、より収集効率を上げることができる。
その上、前記傘状体を支持する支柱を台座から立設し、その支柱の外面に沿って上向きに緩やかな気体を吹き出す上昇流吹き出し部を設けてあるので、煙の収集効率をさらに向上することができる。
つまり、煙の発生箇所近くに支柱が存在していることで、その支柱の外面を伝うコアンダ効果を利用して煙の支柱外面側への引き寄せと、入り口開口側への上昇移動を促し、かつ、その支柱外面に沿うように上昇流を生じさせることで、支柱外面に上昇流による移動する空気の壁ができ、この移動する空気の壁を伝う煙の上昇移動を上昇流が補助することになる。これによって、壁面を伝う煙の上昇移動を自然の上昇よりも素早く行わせ、より一層煙の上昇移動をスムーズに行わせ得る。
このように、煙発生源に対する入り口開口の相対的な高さと、傘状体による上昇制限を伴っての周辺気体の収集作用と、支柱ならびに上昇流によるコアンダ効果を伴う上昇移動の迅速さとの相乗により、比較的広範囲からの煙の収集を効率良く行うことができる。
尚、この場合、上昇流の吹き出し速度を上げれば壁面を伝う煙の上昇速度も速くなり、周辺の煙をエジェクター効果でも集めることもできる有利さがある反面、上昇流の速度を速め過ぎると、台座上の灰皿の灰が飛んだり、エネルギーロスも大きくなるので、上昇流の速度としては、このような不都合を招くことがない程度の速度で、かつ壁面を伝う上昇流の上昇を補助できる程度であればよい。
〔第2発明〕
本第2発明の技術手段は、第1発明の構成に加えて、傘状体を支柱に対して着脱自在に構成してある点に特徴がある。
上記の第2発明の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、第1発明の作用と同等の作用に加えて、傘状体が支柱に対して着脱自在であることにより、分煙装置としては単一のものであっても、分煙装置の設置箇所の条件や雰囲気に応じて、例えば、傘状体の形状、色彩、デザインなどを任意のものに設定することができる。
また、煙で汚れたり色あせたりした場合に、傘状体のみを取り外して洗浄したり、付け替えることが簡単に行え、分煙装置全体としてみた場合に耐久性を向上できる。
〔第3発明〕
第3発明の技術手段は、第1または第2発明の構成に加えて、支柱を台座に対して着脱自在に構成してある点に特徴がある。
上記の第3発明の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、第1または2にかかる発明の作用と同等の作用に加えて、支柱も着脱自在であるから、台座や傘状体との組み合わせを工夫することにより、さらに多種類の仕様の分煙装置を構成できる。
〔第4発明〕
第4発明の技術手段は、第1、2または3にかかる発明の構成に加えて、支柱を筒状に形成して、支柱の内部に吸引気体の導入路を形成してある点に特徴がある。
上記の第4にかかる発明の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、第1、2または3にかかる発明の作用と同等の作用に加えて、支柱の内部に吸引気体の導入路を形成してあるので、支柱自体を導入路に兼用することができて、構成の簡素化を図ることができる。
〔第5発明〕
第5発明の技術手段は、第4発明の構成に加えて、支柱の上端側を上広がりに拡大して、支柱に沿う上昇気流を横外向きに案内するように構成してある点に特徴がある。
上記の第5発明の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、第4発明の作用と同等の作用に加えて、支柱の上端側を上広がりに拡大して上昇気流を横外向きに案内するように構成しているので、支柱上端側の導入路入り口開口を広くしてより広範囲の煙を収集できるものである。
そして、このように支柱の上端側を上広がりに拡大して、上昇気流を横外向きに案内することによって、導入路の入り口開口に対して支柱壁面を伝う上昇気流が短絡的に大量に流入することを抑制し、導入路の入り口開口に対向する直上方からの、煙成分を多く含む気体の吸い込み性能が損なわれないように工夫されている。
〔第6発明〕
第6発明の技術手段は、第1、2、3、4または5発明の構成に加えて、導入路から吸い込まれた気体を処理した後に、上昇流吹き出し部に導くバイパス路を、台座内に形成してある点に特徴がある。
上記の第6発明の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。
すなわち、第1、2、3、4または5発明の作用と同等の作用に加えて、導入路から吸い込まれた気体を処理した後に、上昇流吹き出し部に導くバイパス路を、台座内に形成して、吸い込み気体の一部を吹き出し用の上昇流として再利用するようにしているので、吸い込み手段の動力を有効利用して吹き出し用の上昇流を生成できる。
上記の技術手段を講じたことによる第1発明は、次の効果を奏する。
すなわち、吸引気体の導入路の上端側に設けられる入り口開口を、煙の発生箇所である喫煙者位置よりも高い箇所に位置させることと、導入路の入り口開口の周辺において、入り口開口から上方側へ離れる煙りの上昇移動を制限する傘状体を設けていることと、傘状体を支持する支柱の外面に沿って上向きに緩やかな気体を吹き出す上昇流吹き出し部を設けてあることとの相乗により、つまり、煙発生源に対する入り口開口の相対的な高さと、傘状体による上昇制限を伴っての周辺気体の収集作用と、支柱ならびに上昇流によるコアンダ効果を伴う上昇移動の迅速さとの相乗により、台座上面の灰皿近くで煙を吸引するような従来構造の分煙装置に比べて、遙かに煙の収集を広範囲にわたって効率よく行い易くなる利点がある。
第2発明は、第1発明の効果と同等の効果に加えて、次の効果を奏する。
すなわち、傘状体が支柱に対して着脱自在であることにより、分煙装置としては単一のものであっても、分煙装置の設置箇所の条件や雰囲気に応じて、例えば、傘状体の形状、色彩、デザインなどを任意のものに設定することができ、汎用性を高め得る利点がある。
また、煙で汚れたり色あせたりした場合に、傘状体のみを取り外して洗浄したり、付け替えることが簡単に行え、メンテナンスの簡素化が可能になるとともに、分煙装置全体としてみた場合に耐久性を向上できる利点がある。
第3発明は、第1または2発明の効果と同等の効果に加えて、支柱も着脱自在であるから、台座や傘状体との組み合わせを工夫することにより、少ない種類の台座を用いて、より多くの種類の仕様で分煙装置を構成できる利点がある。
第4発明は、第1、2または3発明の効果と同等の効果に加えて、傘状体を支持するための支柱自体を導入路に兼用することができて、構成の簡素化を図ることができる利点がある。
第5発明は、第4発明の効果と同等の効果に加えて、次の効果を奏する。
すなわち、支柱上端側の導入路入り口開口を広くしてより広範囲の煙を収集できるとともに、導入路の入り口開口に対向する直上方からの、煙成分を多く含む気体の吸い込み性能を確保して、この点でも煙の吸引効率を向上することができる利点がある。
第6発明は、第1、2、3、4または5発明の効果と同等の効果に加えて、導入路から吸い込まれた気体を処理した後に、上昇流吹き出し部に導くバイパス路を、台座内に形成して、吸い込み気体の一部を吹き出し用の上昇流として再利用するようにしているので、吸い込み手段の動力を有効利用して吹き出し用の上昇流を生成できる利点がある。
〔全体構成〕
以下に、本発明の実施の形態を図面の記載に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、本発明の分煙装置は、台座1の上面側に支柱3を立設し、その支柱3の上端側に傘状体5を付設して構成している。
〔台座〕
台座1は、矩形箱状のケーシング10の上側に円盤状テーブル20を備え、このテーブル20の複数箇所に着脱自在な灰皿22を装備してある。
前記ケーシング10の内部には、外部から気体を吸引するための吸引手段12としてのファン12a、及び電動モータ12bが設けてあるとともに、その吸引手段12に送り込まれる吸引気体から煙成分を除去するための処理手段13として、プレフィルター13aと、周知の電気集塵機13bと、脱臭フィルター13cとで構成される空気清浄装置が設けてある。
ケーシング10の内部は、上部室14と中間室15と、下部室16とに区分されており、前記吸引手段12が下部室16に配備され、中間室15に配備される処理手段13での処理済み気体を吸引導入して、底部のフィルター18a付きの排出口18から外部へ排出するとともに、その一部がバイパス路17を介して上部室14に導かれ、テーブル上面側に設けられた上昇流吹き出し部21から上昇気流となって吹き出されるように構成されている。
上昇流吹き出し部21からの上昇気流の吹き出し速度としては、その上昇気流によってテーブル20上の灰を吸い上げず、周辺の煙を引き寄せるに有効な速度であれば自由に設定することができるものであり、例えば秒速1m程度とするのが望ましい。
前記周知の電気集塵機13bとしては、例えば、コロナ放電により空気中の微細粒子を荷電する荷電部と、荷電された微細粒子をクーロン力により捕捉するための正電極板、及び負電極板を備えた集電部と、これら荷電部及び集電部に高電圧をかける高圧電源とを備えるもので構成すればよい。
〔支柱〕
台座1の上面側に立設される支柱3は筒状に形成されていて、その内部に前記吸引手段12で吸引される外部気体の導入路4を形成してあり、外部気体を、プレフィルター13aを通してケーシング10の中間室15に供給するように構成されている。
また、この支柱3の上端部には、下端側よりも拡径された入り口開口40が設けてあり、この入り口開口40の高さ位置は、煙の発生源となる灰皿22や、椅子に座る喫煙者、あるいは立ち姿勢の喫煙者よりも高く位置設定されている。
一例を示せば、図1に示すように、テーブル20の高さH1を800mm、立ち姿勢の喫煙者の身長H2を1700mmとし、後述する傘状体の周縁下端の高さH3を1900mmとし、このときの入り口開口40の高さH4位置を2250mmとしている。
要するに、テーブル20の高さや傘状体5の周縁下端の高さは、使用者の平均的体格を考慮して使い易い高さに設定すればよく、入り口開口40の高さは、少なくとも煙が発生する箇所よりも高い位置であることが必要であるが、無限に高ければよいという訳ではなく、使用者の身長よりも高く、多くの煙が外部へ流れ出ない程度に、1000mm程度の差に止めるのがよい。
そして、この支柱3は、台座1に設けられる上昇流の吹き出し部21との関係で、その支柱外面に前記上昇流が沿って上昇するように配置されている。したがって、周辺に発生した煙がコアンダ効果で支柱外面に沿う傾向を持つものであるが、この支柱外面に沿う気体、すなわち煙を上昇流とともにスムースに持ち上げ移動させることとなる。
また、支柱3の上端側に設けられている拡径された入り口開口40の上縁部分41には、傘状体5の取付腕52に対する固定部42として、周方向での複数箇所に設けた貫通穴が設けてある。
〔傘状体〕
傘状体5は、図2、図3に示すように、支柱3の上端縁に設けられた固定部42に対して、傘状体5の中央付近に設けられた取付腕52の下端部を、ボルト・ナットからなる固定手段53を介して連結固定されている。
傘状体5自体は、図4、図5に示すように、複数本の骨材50に、布まはた軟質合成樹脂フィルムなどからなる膜状体51を止め付けてある。したがって、前記取付腕52の下端部を固定手段53から取り外すことによって、芯棒部分が外された状態の雨傘やパラソルのようになり、その状態で閉じてコンパクトに格納あるいは運搬することが可能に構成されている。
また、傘状体5の膜状体51は、骨材50に対しても着脱可能に構成されており、膜状体51だけを別の仕様のものに付け替えたり、外して洗浄するなどの作業を行い易く構成されている。
傘状体5の水平方向の面積は、台座1の全体を覆う程度、もしくは、それよりも広く構成されていて、台座1の近くに位置する喫煙者が吸う煙草の煙を、極端に横方向へ煙りが流れる場合を除いて、多くのものが収集できる程度に幅広く構成されている。
〔他の実施の形態〕
<例1>
図6に示すように、支柱3と導入路4とを別々に構成してもよい。この例では、支柱3は、2枚の平板30を十字状に交差させて構成してあり、導入路4は、4本のパイプ部材を、前記交差する平板30の隅角に設置して、さらに、その下端部近くに、上昇流吹き出し部21が形成されている。
この場合、支柱3の大きさと導入路4の大きさとを任意に設定することができる。
<例2>
図7に示すように、支柱3を、4枚の平板30が組み合わされて、その支柱3の内部に細長い矩形の空間が生じるように構成し、その細長い矩形断面の空間を導入路4とすることによって、導入路4による吸引範囲に方向性を持たせることができる。このようにすると、図7の場合のようなテーブル20自体が長方形状である場合に吸引範囲をテーブル長手方向に沿わせて長く形成することができて便利である。
この場合、支柱で支持される傘状体5も、テーブル20の長尺方向に長い形状であるのが望ましいので、同図に示すように屋根状に形成するとよい。このような屋根状の傘状体5を用いる場合に、前述の実施例に示したような骨材50と膜状体51とによる構成ではなく、木材や合成樹脂材による複数の板状材の組み合わせで、屋根状の傘状体5を、折り畳み自在、もしくは着脱自在に構成してもよい。
<例3>
図8に示すように、台座1、テーブル20、吹き出し部21、支柱3、傘状体5のそれぞれが平面視円形のもので構成されている。さらに、台座1上の灰皿22部分も吹き出し部の外周側で、ドーナツ状に形成されており、円形形状で統一されたデザインとなっている。
<例4>
図9に示すように、円形の台座1、円形のテーブル20を備え、円錐形状の傘状体5を、内部に導入路4を有した円筒パイプからなる支柱3に支持させ、上昇流吹き出し部21は支柱3の回りで、互いに吹き出し部21の上端高さを異ならせて配設した多数のパイプ材によって構成してある。このように外観をスタンドランプ風に形成するなど形状を工夫することで、ホテルのロビーなどで使用する場合にも、雰囲気を損なうことなく設置することができる。
<例5>
図10に示すように、台座1、テーブル20のそれぞれが平面視矩形に形成され、吹き出し部21、支柱3のそれぞれが平面視円形のもので構成され、傘状体5が円錐形の和風の傘様に構成されている。このように外観を工夫すれば、和風庭園や和風建築物とのマッチングを図ることもできる。
<その他の例>
傘状体5の形状としては、通常の傘の形状に限らず、図6に示したような屋根の形状や、ドーム状など、種々のものが考えられる。また、その素材も、布や合成樹脂製フィルムに限らず、和紙などの紙類や木材、プラスチックボード、金属板、茅や葦、あるいは木の葉や木の皮など、各種のものを採用することが可能である。
また、分煙のための空気清浄装置としても、電気集塵機を用いたものに限らず、各種のものを採用することができる。さらに、付加的に脱臭手段を設けるとか、マイナスイオンの発生手段、除湿あるいは加湿手段などを設けても差し支えない。
さらにまた、喫煙箇所として人が集まる箇所であるから、図6に符号31で示すように、支柱3に掲示板や宣伝媒体を設ける、あるいは、傘状体5や台座1に設けるなどしてもよい。
分煙装置の使用状態を示す説明図 分煙装置の縦断面図 図2における分煙装置のx−x線断面図 分煙装置の全体を示す上方からの斜視図 分煙装置の全体を示す下方からの斜視図 他の実施の形態を示す斜視図 他の実施の形態を示す斜視図 他の実施の形態を示す斜視図 他の実施の形態を示す斜視図 他の実施の形態を示す斜視図
符号の説明
1 台座
3 支柱
4 導入路
5 傘状体
10 ケーシング
20 テーブル
12 吸引手段
13 処理手段
17 バイパス路
22 灰皿

Claims (6)

  1. 外部から気体を吸引する吸引手段と、吸引気体に含まれる煙を処理して清浄気体を排出する処理手段とを備えた分煙装置であって、
    前記吸引手段と処理手段とを箱状の台座に装備させ、吸引手段に対して台座の上方外部から吸引気体を導く導入路を設けるとともに、その導入路の上端側に設けられる入り口開口を、煙の発生箇所よりも上方箇所に位置させ、
    この入り口開口の周辺において、入り口開口から上方側へ離れる煙りの上昇移動を制限する傘状体を、台座から立設した支柱の上端箇所に配置し、
    前記支柱の外面に沿って上向きに緩やかな気体を吹き出す上昇流吹き出し部を設けてある分煙装置。
  2. 傘状体を支柱に対して着脱自在に構成してある請求項1記載の分煙装置。
  3. 支柱を台座に対して着脱自在に構成してある請求項1または2記載の分煙装置。
  4. 支柱を筒状に形成して、支柱の内部に吸引気体の導入路を形成してある請求項1、2または3記載の分煙装置。
  5. 支柱の上端側を上広がりに拡大して、支柱に沿う上昇気流を横外向きに案内するように構成してある請求項4記載の分煙装置。
  6. 導入路から吸い込まれた気体を処理した後に、上昇流吹き出し部に導くバイパス路を、台座内に形成してある請求項1、2、3、4または5記載の分煙装置。
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