JP2005089127A - エスカレータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加速時に失速したり、過電流状態でも停止させずに安定を運転することにある。
【解決手段】 三相交流電力を直流電力に変換した後、インバータ装置24で所要の交流電力に変換して電動機25に供給し、無端状に連結される踏段14をもつエスカレータの走行速度を可変可能とするエスカレータ制御装置であって、インバータ装置から電動機に供給される負荷電流を検出する電流検出手段28と、予め負荷状況に応じた加減速可能な加減速度が設定されている加減速度設定部31と、エスカレータの加速又は減速の際、電流検出手段で検出される負荷電流に基づいて加減速度設定部から負荷状況に応じた加減速可能な加減速度データを取り出し、インバータ装置を加減速制御するインバータ制御手段30とを設けたエスカレータ制御装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エスカレータの運転速度を変更可能にするエスカレータ制御装置に関する。
一般に、エスカレータ制御装置は、図17に示すごとくエスカレータ本体機構とエスカレータ駆動制御系とによって構成されている。エスカレータ本体機構は、上部スプロケット101と下部スプロケット102とに跨ってエンドレスな踏段チェーン103が回転可能に掛け渡され、この踏段チェーン103には多数の踏段104が懸架され、さらに踏段チェーン103に懸架される多数の踏段104の両側には移動手すり付きの側板105が立設されている。
一方、エスカレータ駆動制御系は、例えば上部スプロケット101に変速機111を介して電動機112が取り付けられ、この電動機112には所要の駆動用交流電力が供給される。すなわち、三相交流電源113からの交流電力を所定電圧の直流電力に変換するコンバータ114と、この変換された直流電力を蓄積するコンデンサ115と、このコンデンサ115に蓄積された直流電力を所要の交流電力に変換し電動機112に供給するインバータ装置116とが設けられている。
さらに、エスカレータ本体機構の走行速度を設定する速度設定手段117、インバータ装置116から電動機112への動力線に設けられインバータ出力電流を検出する電流検出手段118及びこの電流検出手段118の検出電流から過電流(過負荷)状態を検出したとき、エスカレータを停止させるための信号を出力する保護回路119が設けられている。120はインバータ制御手段であって、速度設定手段117で設定される速度設定値で走行するような速度パターンを生成し、この速度パターンに合わせた周波数指令信号,V/F制御信号を出力しインバータ装置116のインバータ素子を制御し、電動機112の回転速度を制御する。この電動機112の回転駆動力は、変速機111及び上部スプロケット101を介して踏段チェーン103に伝達され、この踏段チェーン103の回転駆動に伴って踏段104が所定方向に移動する構成となっている(特許文献1)。
特開2000−198656号公報
ところで、以上のようなエスカレータ制御装置では、次のような問題点が指摘されている。
エスカレータにおいては、踏段104に乗客が乗っていない時、最も軽負荷でバランスの良好な状態にあり、上昇運転において乗客が増えるほど、インバータ装置116及び電動機112への負荷状態が増える状態にある。例えばエスカレータの上昇運転において、乗客が乗っていない状態で現状速度から速度を上げる場合、負荷が軽いので電動機112のトルク特性からも問題がない。また、インバータ装置116は、速度を上げるに際し、電動機112に加速に必要な電流を出力でき、ひいては目的速度まで加速することが可能である。
しかし、乗客が満員に近い状態にあるにも拘らず、さらに多数の乗客が乗り込んで来ようとしていたとする。このような負荷状態において、乗客の輸送能力を向上させるためには、現状速度より速度を上げる場合、無負荷状態に比べて大きな加速電流が必要となる。
計算式で表すと、次のようになる。今、全負荷加速トルクをTSTとすると、
ST=TMAX+A100
で表される。TMAXは加速最大トルクを表し、A100は加速トルクを表す。このうち、加速最大トルクTMAXは全負荷定常走行時の所要トルクの和で表され、加速トルクA100は、下式に示すように全負荷状態での電動機軸換算GD2と係数k、加速時間dT、加速前後のモータ回転数の差dNで表される。
A100=(GD2100/k)×(dN/dT)
以下、具体例を挙げて説明する。
例えば定格トルクTm=180Nmを有する電動機112を用いて、全負荷状態で加速最大トルクTMAX=370Nm、機構によって決まる定数GD2100/k=16.5であるシステムの場合、毎分の回転速度を15rpmから22.5rpmに上げる場合、つまり毎秒当り1.25s加速すると、加速トルクA100=99Nmとなる。電動機定格トルクの260%を出力することになり、このような急激な負荷変動を与えると、例えば電動機112のI(電流)−T(トルク)特性が図18に示すごとく線形部分を越えていることから、失速してしまうことが考えられる。
また、図18に示すように、定格トルクTmの時に電流50A、全負荷トルクTMAXの時に120A、全負荷加速トルクTSTの時に175Aであるとする。今、定格電流80Aのインバータ116を選定しているとすると、175Aでは218%となり、図19に示すように過負荷検出特性をもっているとすると、20〜30秒は運転可能で停止することはない。しかし、図18に示すトルク特性に示すように、トルクが280%まで達するような場合、失速状態となることからさらに電流を増加させようとするので、過電流となり、故障により停止してしまうという問題がある。
また、以上のような状況を想定してもう少し定格の高い電動機112及びインバータ装置116を選定することもできるが、エスカレータの場合にはトラス内に装置を収めるために、装置の形状を大きくすると、寸法上の問題で設置できなくなったり、装置がコスト高となったり、電源設備の容量を大きくしなければならないなどの問題がある。なお、常に加速度を小さくとってもよいが、ワーストケースを基準に取ると、加速時間が遅くなってしまい、使用上好ましくない状態となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、加速時の失速を回避し、また過電流状態でも停止させることなく安定に運転を継続させうるエスカレータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、三相交流電力を直流電力に変換した後、インバータ装置で所要の交流電力に変換して電動機に供給し、無端状に連結される踏段をもつエスカレータの走行速度を可変可能とするエスカレータ制御装置であって、
前記インバータ装置から電動機に供給される負荷電流を検出する電流検出手段と、予め負荷状況に応じた加減速可能な加減速度が設定されている加減速度設定手段と、前記エスカレータの加速又は減速の際、前記電流検出手段で検出される負荷電流に基づいて前記加減速度設定手段から負荷状況に応じた加減速可能な加減速度データを読み取って前記インバータ装置を加減速制御するインバータ制御手段とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、加速又は減速する際、インバータ装置の出力定格に対し、予め定める負荷状況に応じた加減速可能な加減速度で加減速するようにインバータ装置を加減速制御するので、加速する際に失速したり、過電流状態で停止することがなくなりエスカレータを安定に運転継続させることが可能である。
なお、以上のような構成に新たに、電動機の回転速度からエスカレータの走行速度を検出する速度検出手段を設ければ、加速時、速度検出手段で検出される走行速度と加速に伴う速度指令とを比較し、その速度差が所定値を越えた時にエスカレータを停止させることにより、加速する際に失速してしまったり、失速後に過電流状態によって重故障停止とする問題を未然に回避できる、
さらに、エスカレータの運転状態を表示する表示手段又はエスカレータの運転状態を案内する音声案内手段を設ければ、例えば加速時に乗客等に運転状況が変化することを認識させることができ、エスカレータが急停止して乗客が転倒することを未然に防止できる。
本発明は、加速時に失速したり、また過電流状態でも停止させることなく安定を運転を継続させることができるエスカレータ制御装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るエスカレータ制御装置の第1の実施の形態を示す構成図である。
このエスカレータ制御装置は、エスカレータ本体機構とエスカレータ駆動制御系とによって構成され、エスカレータ本体機構としては、例えば上部スプロケット11と下部スプロケット12とに跨ってエンドレスな踏段チェーン13が回転可能に掛け渡され、この踏段チェーン13には乗客が乗るための多数の踏段14が懸架され、さらに多数の踏段14の両側には移動手すり付きの側板15が立設されている。なお、エスカレータ本体機構は、ユーザの要望や製造メーカの仕様等に基づいて種々の形態のエスカレータが存在するものであり、本発明では、図1に限定されずに何れのエスカレータにも適用可能であることは言うまでもない。
前記エスカレータ駆動制御系は、三相交流電源21からの交流電力を所定電圧の直流電力に変換するコンバータ22と、ここで変換された直流電力を蓄積するコンデンサ23と、このコンデンサ23に蓄積された直流電力を所要の交流電力に変換するインバータ装置24と、このインバータ装置24で変換された所要の交流電力を受けて回転駆動力を発生する電動機25と、この電動機25の回転速度を所要の速度に変更する変速機26とが設けられ、この電動機25又は変速機26の回転駆動力は、エスカレータ本体機構の上部スプロケット11を経由して踏段チェーン13に伝達し、踏段14を所定方向に移動させる構成となっている。
また、エスカレータ駆動制御系には、エスカレータ本体機構の走行速度を設定する速度設定手段27、インバータ装置24から電動機25への動力線に設けられインバータ出力電流(負荷電流)を検出する電流検出手段28及びこの電流検出手段28の検出電流から過電流(過負荷)状態を検出したとき、エスカレータを停止されるような信号を出力する保護回路29が設けられ、これら速度設定手段27、電流検出手段28及び保護回路29の各出力がインバータ制御手段30に導入されている。このインバータ制御手段30には予め負荷状態に応じて異なる加減速可能な加減速度データを設定する書き替え・読出し可能な加減速度設定部31が接続されている。
このインバータ制御手段30は、速度設定手段27で設定される速度設定値で走行するような速度パターンを生成し、この速度パターンに合わせた周波数指令信号,V/F制御信号を出力しインバータ装置24を構成するインバータ素子を制御し、電動機25の回転速度を制御する。
次に、以上のようなエスカレータ制御装置の動作について図2及び図3を参照して説明する。
先ず、エスカレータを加速させる例について説明する。今、従来装置と同様に考えてみると、従来例では、電動機の回転速度を15rpmから22.5rpm(加速時間1.25s)に加速する例を説明したが、この時の加速度を例えば1/10とすれば、加速時間が1.25sであるので、加速トルクA100=9.9Nmとなる。また、従来例で説明するように、全負荷トルクTMAX=370Nmであるので、全負荷加速トルクTST=379.9Nm(定格の211%)となり、図18からも明らかなように加速可能な速度である。一方、保護回路29は、図19に示すような過負荷保護特性をもっているとすれば、TST時のインバータ出力電流は155%となり、60sで過負荷状態を検出するので、加速中は保護が働かない。
以上の例は、最大負荷時の加速度について述べているが、本発明装置においては、予め加減速度設定部31に負荷状態に応じた加速度可能な複数の加減速度データが設定されている。この負荷状態は、機構的な変化はほとんどなく、乗客の増減による負荷変動のみと考えることができるので、電流検出手段28で検出されるインバータ電流から負荷状況を判断できる。
図2は負荷状況ないし負荷電流を検出する一具体例を示すブロック図である。
同図においてIUF、IVF、IWFは電動機25のU相、V相、W相の電流であって、電流検出手段28により取得するものとする。そして、インバータ制御手段30には、例えば各相から取得した検出電流をそれぞれ掛け合わせて各相の2乗値を演算する2乗演算要素41U、41V、41Wと、これら各相の2乗値を加算する加算要素42と、ゲイン調整によって三相2乗値の加算値の平方根を得るゲイン調整部43と、このゲイン調整部43の出力をフィルタリングしサンプリングするフィルタ44と、一定期間Tの間にサンプリングしたn個分の総和をとり、この総和に対する期間Tの負荷状況,つまり平均負荷電流ILDを取り出す回路要素45とにより構成されている。
次に、図3はエスカレータを加速させる場合の動作を説明するフローチャートである。
今、エスカレータが上昇方向に定格速度Vで走行しているものとする。この状態において、速度設定手段27から速度設定値を入力する。インバータ制御手段30は、速度設定手段27からの速度設定値を取り込んだ後(S1)、変速指令の有無を判断する(S2)。ここで、変速指令である例えば加速指令有りと判断された場合、例えば図2に示す負荷検出例に従って負荷電流値ILDを検出し(S3)、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに応じた加速度可能な加速度αを読み取り(S4)、この加速度αに合せた周波数指令となるように変化させつつ加速を開始する(S5)。
そして、次のステップS6に移行し、周波数指令値が目標周波数まで変化させたか否かを確認し(S6)、未だ未達の状態にある場合には加速運転を続ける。一方、周波数指令値が目標値に達した場合には周波数指令値の増加制御を終了し、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S7)。
従って、以上のような実施の形態によれば、エスカレータを加速又は減速する際、インバータ装置24の出力定格に対し、予め定める負荷状況に応じた加減速可能な加減速度で加減速するようにインバータ装置24を加減速制御するので、例えば加速する際に失速したり、過電流状態で停止することなく運転を継続することができる。
また、比較的定格の高いインバータ装置24を選定しなくとも、また加速可能にするために装置の形状を変更することなく、電源設備の容量を上げずに安価に実現できる。
(第2の実施の形態)
図4は本発明に係るエスカレータ制御装置の第2の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において、図1と同一または等価な部分には同一符号を付し、詳しい説明は図1に譲る。
このエスカレータ制御装置は、エスカレータ本体機構とエスカレータ駆動制御系とによって構成され、エスカレータ本体機構としては、図1と同様に上部スプロケット11、下部スプロケット12、踏段チェーン13、多数の踏段14及び移動手すり付き側板15その他必要な構成体によって構成されている。
一方、エスカレータ駆動制御系については、図1とほぼ同様な構成であるので当該図の説明に譲り、特に異なるところは、電動機25の回転速度ないしエスカレータの走行速度を検出する速度検出手段32が設けられ、この速度検出手段32で検出される走行速度をインバータ制御手段30に入力する構成となっている。
次に、以上のような装置の動作について図5を参照して説明する。
今、エスカレータが上昇方向に定格速度Vで走行しているものとする。この状態において、速度設定手段27から速度設定値を入力する。インバータ制御手段30は、速度設定手段27からの速度設定値を取り込んだ後(S11)、変速指令の有無を判断する(S12)。ここで、変速指令である例えば加速指令が入力されたと判断された場合、例えば図2に示す負荷検出例に従って負荷電流値ILDを検出し(S13)、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに応じた加速度可能な加速度αを読み取り(S14)、この加速度αに合せた周波数指令となるように変化させつつ加速を開始する(S15)。
この加速開始に伴い、速度検出手段32にて走行速度を検出し(S16)、速度指令(周波数指令)と検出された走行速度とを比較し(S17)、速度差が予め定める基準値を越えたか或いは基準値内かを判断する。速度差が予め定める基準値を越えた場合、エスカレータ停止させて終了し(S18)、一方、基準値内の場合には、加速終了まで速度を検出しながら加速を続ける(S19)。そして、周波数指令値の増加制御,ひいては加速が終了すると、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S20)。
従って、以上のような実施の形態によれば、新たに電動機25の走行速度を検出する速度検出手段32を設け、加速時、速度検出手段32で検出される走行速度と加速に伴う速度指令(周波数指令)とを比較し、その速度差が所定値を越えた時にエスカレータを停止させることにより、加速する際に失速してしまったり、失速後に過電流状態によって重故障停止とする問題を未然に回避し、継続的にサービスを提供することができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係るエスカレータ制御装置は、図1又は図4に示す構成と同様であるので、ここではそれらの構成を省略し、特に制御装置の動作について図6を参照して説明する。
このエスカレータ制御装置では、エスカレータが上昇方向に定格速度Vで走行しているものとする。この状態において、速度設定手段27から速度設定値を入力する。インバータ制御手段30は、速度設定手段27からの速度設定値を取り込んだ後(S21)、変速指令の有無を判断する(S22)。ここで、変速指令である例えば加速指令が入力されたと判断された場合、電流検出手段28にて負荷電流値ILDを検出し(S23)、この負荷電流値ILDと速度設定値に対応する設定電流値とを比較する(S24)。この比較の結果、負荷電流値ILDが設定電流値を越えた場合、加速せずに定常走行する(S25)。また、負荷電流値ILDが設定電流値を越えていない場合、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに対する加速度αを読み取り(S26)、この加速度αに合せた周波数指令となるように変化させつつ加速を開始する(S27)。
そして、次のステップS28に移行し、周波数指令値が目標周波数まで変化させたか否かを確認し、未だ未達の状態にある場合には加速運転を続ける。一方、周波数指令値が目標値に達した場合には周波数指令値の増加制御を終了し、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S25)。
なお、定常走行時に負荷状態を検出しておき、負荷電流値が設定値を越えている場合に速度変更指令を受け付けないようにしてもよい。
従って、以上のような実施の形態によれば、加速する際に予め定める負荷状態を越えるような場合、加速動作を行わないことで失速を防止し、また加速する際に失速して過電流状態で重故障停止するといった問題を未然に回避し、安定したサービスを提供することができる。
(第4の実施の形態)
図7は本発明に係るエスカレータ制御装置の第4の実施の形態を説明する図であって、特に安全装置の構成を示す図である。
エスカレータの安全装置は、過電流検出や速度異常などの時に重大故障として検出する制御手段異常検出1(即時停止モード)と電動機25の過負荷状態の検出時や手すり速度の不同期検出などの時に検出する制御手段異常検出2(非即時停止モード)を行うインバータ制御手段30内の異常検出回路の他、安全回路系及び運転回路系が設けられている。
この安全回路系は、安全回路51、手すり入り込み口への手元の引き込み時にオンするインレットスイッチ52、スカートガードと踏段との間に挟まれる際にオンするスカートガードスイッチ53、非常時の操作により直ちにエスカレータを停止させる非常停止ボタン54及びインバータ制御手段30の検出する重大故障(制御手段異常故障1)に連動する接点55等の要素からなり、何れかのスイッチ・ボタンの接点がオンするか、制御手段30の異常検出による制御手段異常検出1の接点がオフすれば、安全回路51がオフする構成となっている。つまり、制御手段異常故障1は、過電流検出や速度異常などインバータ制御手段30が検出する重大故障が条件となっており、どれかがオンすれば、オフするようになっている。
また、運転回路系は、運転回路56の他、安全回路51の接点が運転回路の条件に入っており、安全回路51がオフすれば、運転回路56がオフする構成となっている。さらに、運転回路56の接点はブレーキコイル57の通電条件となっており、運転回路56がオンすれば、ブレーキが開放して電動機25が運転できるようになる。
なお、制御手段異常検出2は、手すり不同期や過負荷検出など瞬時に停止しなくともよい条件とし、どれかがオンすれば、制御手段異常検出2がオフするようになっている。
次に、安全装置を用いたエレベータ制御装置の動作について図8を参照して説明する。
エスカレータの運転動作が開始すると、インバータ制御手段30は、速度設定手段27に設定されている走行速度設定値を取り込み、この速度設定値の速度パターンに合せた周波数指令信号を取り出し、インバータ装置24を制御し、電動機25の回転速度を制御し、上昇方向に定格速度Vで走行しているものとする(S31)。
この状態において、所要の周期ごとに必要な情報を取り込む異常監視処理を実施し(S32)、それら所得情報から異常か否かを判断し(S33)、異常を検出しなかった場合にはステップS31に戻って同様の処理を繰り返し、また異常を検出した場合には異常検出内容が制御手段異常検出1であるか制御手段異常検出2であるかを判断する(S34)。
ここで、異常検出内容が制御手段異常検出1,つまりレベル1であれば、直ちにインバータ24の制御を停止し(S35)、ステップS36に移行する。このステップS36では、制御手段異常検出1接点がオフしているので、運転回路56がオフし、インバータ制御を停止しているので、ブレーキによってエスカレータが停止する。
一方、異常検出内容が制御手段異常検出2である場合、加減速度設定部31から減速度を読み取る(S37)。加減速度設定部31には、予めブレーキによる減速度よりも小さい減速度が設定されている。ステップS37にて読み取った減速度の減速パターンを生成し、減速運転を実施する(S38)。そして、エスカレータの進み速度が0に落ちたところで、ブレーキを掛けて停止する(S39)。
従って、以上のような実施の形態によれば、異常を検出した場合に即時停止を必要としない異常モードの場合にはブレーキの減速度よりも小さい減速パターンにそって停止させることにより、エスカレータに乗っている乗客の転倒を未然に防止し、乗客の信頼性を確保できる。
(第5の実施の形態)
図9は本発明に係るエスカレータ制御装置の第5の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図1、図4と同一又は等価な部分には同一の符号を付し、詳しくは図1、図4の説明に譲る。
この実施の形態は、図4に示すエスカレータ制御装置を構成するインバータ制御手段30にエスカレータの運転状態を表示する表示手段34を接続してなる構成である。
次に、以上のような装置の動作について図10を参照して説明する。
エスカレータの動作が開始すると、インバータ制御手段30は、速度設定手段27に設定されている走行速度設定値を取り込んだ後(S41)、変速指令が入力されたか否かを判断する(S42)。ここで、変速指令無しの場合には速度設定値のもとに例えば定格速度Vで走行する。ステップS42において、変速指令が入力されたと判断された場合、例えば図2で説明した負荷検出方法に従って負荷電流値ILDを検出し(S43)、この負荷電流値ILDと速度設定値に対応する設定電流値とを比較する(S44)。この比較の結果、負荷電流値ILDが設定電流値を越えた場合、例えば「現在速度変更できません」などのメッセージをを表示手段34に表示し(S45)、定常走行を継続する(S46)。また、通常時に検出している負荷電流が設定値を越えた場合、速度変更指令を受け付けないとするメッセージを表示してもよい。
なお、負荷電流値ILDが設定電流値を越えていない場合、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに対する加速度を読み取り(S47)、この加速度に合せた周波数指令となるように変化させつつ加速を開始する(S48)。
そして、次のステップS49に移行し、周波数指令値が目標周波数まで変化させたか否かを確認し、未だ未達の状態にある場合には加速運転を続ける。一方、周波数指令値が目標値に達した場合には周波数指令値の増加制御を終了し、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S46)。
従って、以上のような実施の形態によれば、新たに表示手段34を設けることにより、加速運転しないと判断した場合、その判断内容を表示手段34に表示するので、操作員が運転状態を認識し、速度変更を行わずに定常走行を継続するので、エスカレータの安全運転を確保することができる。
(第6の実施の形態)
図11は本発明に係るエスカレータ制御装置の第6の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図1と同一又は等価な部分には同一の符号を付し、詳しくは図1の説明に譲る。
この実施の形態は、図1に示すエスカレータ制御装置を構成するインバータ制御手段30に音声案内を報知する音声案内手段35を接続してなる構成である。従って、その他の構成は図1と同様であるので、ここでは当該構成の説明を省略する。
次に、以上のような装置の動作について図12を参照して説明する。
このエスカレータについては、図1とほぼ同じ手順で動作するが、特に図1ではステップS2において、変速指令が入力されたと判断された場合、前述する図2に示す負荷検出方法に従い負荷電流値ILDを検出し(S3)、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに対する加速度αを読み取り(S4)、この加速度αに合せた周波数指令となるように変化させつつ加速運転を開始するが(S5)、この実施の形態においては、加速動作直前にインバータ制御手段30が音声出力信号,例えば「エスカレータが加速しますのでご注意ください」などの音声出力信号を音声案内手段35から発生させた後(S51)、加速運転を開始するものである。
従って、以上のような実施の形態によれば、エスカレータを加速させる際に加速することを音声案内するので、エスカレータを利用する乗客に対して予め加速運転を認知させることにより、乗客が驚いたり、転倒したりすることを防止することができる。
(第7の実施の形態)
この本発明に係るエスカレータ制御装置は、図4に示すエスカレータ制御装置,つまり速度検出手段32を設けた構成に適用するものであり、詳しくは図13及び図14を参照して説明する。
図13はインバータ制御手段30から出力する速度指令を示す図であり、図14はエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャートである。
このエスカレータ制御装置の動作は、図5のステップS11からS16まで同様の処理を実行するので、図5の説明に譲る。
ここでは、加速運転の開始に伴い、速度検出手段32の出力から走行速度を検出し(S16)、この検出された走行速度と速度指令(周波数指令)とを比較し(S61)、これら両速度の速度差が予め定める基準値を越えたか或いは基準値内かを判断する。速度差が予め定める基準値を越えた場合、加減速度設定部31に設定される減速度を読み出す(S62)。この減速度は図13に示すように加速度と同じ傾き度で設定されている。そして、この読み取った減速度に従って速度指令を減速させてスタート時の速度に戻っていれば(S63)、ステップS64に移行し、元の速度で定常走行する。なお、スタート時の速度に戻っていなければ、減速を続ける。
一方、ステップS61において、両速度の速度差が予め定める基準値内にある場合、加速終了まで速度を検出しながら加速を続ける(S65)。そして、周波数指令値の増加制御,ひいては加速が終了すると、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S64)。
従って、以上のような実施の形態によれば、エスカレータを加速させる際に速度が上がらなかった場合、加速を中止してもとの速度で運転を継続するので、エスカレータが急停止して乗客が転倒することを防止できる。
(第8の実施の形態)
この本発明に係るエスカレータ制御装置は、図1,図4に示す構成のエスカレータ制御装置に適用するものであり、詳しくは図15及び図16を参照して説明する。
図15はインバータ制御手段30から出力する速度指令を示す図であり、図16はエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャートである。
このエスカレータ制御装置の動作は、ステップS1からS5までが図3と同様の処理を実行するので、図3の説明に譲る。
この制御装置においては、電流検出手段28から負荷電流値ILDを検出し、加減速度設定部31から負荷電流値ILDに対する加速度αを読み取り(S4)、この加速度αに合せた周波数指令となるように変化させつつ加速運転を開始する(S5)。
しかる後、ステップS71に移行し、電流検出手段28から負荷電流値ILDを検出する。このエスカレータの加速中に乗客が更に乗り込んできたとする。そこで、電流検出手段28により検出した負荷電流値ILDと加減速度設定部31に設定される負荷電流値ILDに対する加速度αに対応する電流リミット値とを検出し、これら負荷電流値ILDと電流リミット値とを比較し、これら両電流値の電流差が基準値を越えたか、或いは基準値内であるかを判断する(S72)。
ここで、基準値を越える場合、速度指令を固定した後(S73)、ステップS3に戻り、電流検出器28によって負荷電流値ILDを検出し、加速度を再ロードする。一方、基準値内の場合には、未だ周波数指令値が目標周波数まで到達していな場合には加速運転を続ける(S74)。そして、周波数指令値が目標値に達した場合には周波数指令値の増加制御を終了し、一定の周波数指令値を保ちながら定常走行を続ける(S75)。
従って、以上のような実施の形態によれば、エスカレータを加速させる際に途中で更に乗客が乗り込んでくるなど負荷が増えて速度が上がらなかった場合、加速度を再度変更することにより、再度エスカレータを加速させることができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
本発明に係るエスカレータ制御装置の一実施の形態を示す構成図。 負荷電流を検出する一具体例を示すブロック図。 図1に示すエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置の他の実施の形態を示す構成図。 図4に示すエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 図1又は図4に示すエスカレータ制御装置の他の実施の形態を説明するためのフローチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図。 図7に示すエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図。 図9に示すエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図。 図11に示すエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 速度指令に対するタイムチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 速度指令に対するタイムチャート。 本発明に係るエスカレータ制御装置の動作を説明するフローチャート。 従来のエスカレータ制御装置を示す構成図。 従来装置のトルク特性図。 従来装置のサーマル特性図。
符号の説明
13…踏段チェーン、14…踏段、15…側板、21…三相交流電源、22…コンバータ、24…インバータ装置、25…電動機、26…変速機、27…速度設定手段、28…電流検出手段、29…保護回路、30…インバータ制御手段、31…加減速度設定部、32…速度検出手段、34…表示手段、35…音声案内手段。

Claims (8)

  1. 三相交流電力を直流電力に変換した後、インバータ装置で所要の交流電力に変換して電動機に供給し、無端状に連結される踏段をもつエスカレータの走行速度を可変可能とするエスカレータ制御装置において、
    前記インバータ装置から電動機に供給される負荷電流を検出する電流検出手段と、
    予め負荷状況に応じた加減速可能な加減速度が設定されている加減速度設定手段と、
    前記エスカレータの加速又は減速の際、前記電流検出手段で検出される負荷電流に基づいて前記加減速度設定手段から負荷状況に応じた加減速可能な加減速度データを読み取って前記インバータ装置を加減速制御するインバータ制御手段とを備えたことを特徴とするエスカレータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエスカレータ制御装置において、
    前記電動機の回転速度からエスカレータの走行速度を検出する速度検出手段をさらに設け、
    前記インバータ制御手段は、加速する際の速度指令に対し、前記速度検出手段で検出される走行速度が所定の速度差を越えたとき、エスカレータが停止させるように前記インバータ装置を制御することを特徴とするエスカレータ制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエスカレータ制御装置において、
    前記インバータ制御手段は、定常運転時に前記電流検出手段で検出される負荷電流が予め定める設定値を越えている場合、加速指令にも拘らず、前記インバータ装置を加速制御しないことを特徴とするエスカレータ制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエスカレータ制御装置において、
    前記インバータ制御手段は、即時停止させる重大故障を検出する第1の異常検出系と即時停止を必要としない第2の異常検出系とを有する安全装置が設けられ、前記第2の異常検出系で異常が検出した場合、前記加減速度設定手段に設定されるブレーキによる減速度よりも小さい減速度に従って減速し停止させるように前記インバータ装置を制御することを特徴とするエスカレータ制御装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のエスカレータ制御装置において、
    エスカレータの運転状態を表示する表示手段をさらに設け、
    前記インバータ制御手段は、定常運転時に前記電流検出手段で検出される負荷電流が予め定める設定値を越えている場合、加速指令にも拘らず、前記表示手段に加速運転しないことを表示することを特徴とするエスカレータ制御装置。
  6. 請求項1に記載のエスカレータ制御装置において、
    エスカレータの運転状態を案内する音声案内手段をさらに設け、
    前記インバータ制御手段は、加速する際、加速動作直前に前記音声案内手段からエスカレータを加速させるための音声案内信号を出力することを特徴とするエスカレータ制御装置。
  7. 請求項2に記載のエスカレータ制御装置において、
    加速指令に伴う速度指令に対し、前記速度検出手段で検出される検出速度との速度差が所定の速度差を越えたとき、加速を中断し速度指令を元の速度以下に減速させることを特徴とするエスカレータ制御装置。
  8. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエスカレータ制御装置において、
    加速指令に伴う加速時、前記電流検出手段で検出される負荷電流が予め定める所定値を越える場合、加速指令を保持しつつ加速度を再度変更させるようにすることを特徴とするエスカレータ制御装置。
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