JP2005089092A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】意匠性を向上させるために透明の外装板に画像を表示することができる乗客コンベアを得る。
【解決手段】トラス1内には、複数の踏段2が踏段チェーン5により無端状に連結されている。各踏段2は、トラス1内で循環移動される。トラス1内には、映写装置であるプロジェクタ12が設けられている。トラス1の幅方向両側には、光を透過可能な外装パネル14が設けられている。外装パネル14は、トラス1に固定されている。外装パネル14は、透明板16と、透明板16のトラス1内部側の面に貼られた光透過型スクリーン17とを有している。光透過型スクリーン17は、光を一定の割合で透過し、かつ反射するようになっている。プロジェクタ12からの映写画像は、光透過型スクリーン17に映し出される。
【選択図】図3
【解決手段】トラス1内には、複数の踏段2が踏段チェーン5により無端状に連結されている。各踏段2は、トラス1内で循環移動される。トラス1内には、映写装置であるプロジェクタ12が設けられている。トラス1の幅方向両側には、光を透過可能な外装パネル14が設けられている。外装パネル14は、トラス1に固定されている。外装パネル14は、透明板16と、透明板16のトラス1内部側の面に貼られた光透過型スクリーン17とを有している。光透過型スクリーン17は、光を一定の割合で透過し、かつ反射するようになっている。プロジェクタ12からの映写画像は、光透過型スクリーン17に映し出される。
【選択図】図3
Description
この発明は、例えばエスカレータや動く歩道等の乗客コンベアに関するものである。
従来の乗客コンベアでは、トラス内の踏段等の機構部分の動きを一般客に見せるために、トラスを覆う外装板が透明とされることがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、外装板に例えば広告等をプリントすると、トラスの内部機構の動きが見えにくくなってしまう。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、透明の外装板に画像を表示することができ、トラスの内部機構の動きと外装板に表示された画像とを外部に同時に見せることができる乗客コンベアを得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアは、循環移動される踏段を支持するトラス、光透過型スクリーンを有し、トラスに対して固定された透明外装部材、及び光透過型スクリーンに像を映し出す映写装置を備えている。
この発明に係る乗客コンベアでは、映写装置により像が映し出される光透過型スクリーンが透明外装部材に用いられているので、透明外装部材に像を映し出すことができ、トラスの内部機構の動きと透明外装部材に映し出された像とを外部に同時に見せることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、トラス(主枠)1の長手方向一端部(上端部)には、上部スプロケット3が配置されている。トラス1の長手方向他端部(下端部)には、下部スプロケット4が配置されている。上部スプロケット3は、図示しない駆動装置により駆動される。
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、トラス(主枠)1の長手方向一端部(上端部)には、上部スプロケット3が配置されている。トラス1の長手方向他端部(下端部)には、下部スプロケット4が配置されている。上部スプロケット3は、図示しない駆動装置により駆動される。
トラス1には、無端状に連結された複数の踏段2が支持されている。各踏段2はトラス1内に配置されている。また、各踏段2は、踏段チェーン5により互いに連結されている。踏段チェーン5は、上部スプロケット3及び下部スプロケット4に巻き掛けられている。各踏段2は、駆動装置の駆動によりトラス1内を循環移動される。
トラス1上には、トラス1の長手方向に沿って延びた一対の欄干6が立設されている。欄干6は、透明ガラス製の欄干パネル18を有している。なお、欄干6の周縁部には、移動手摺7が設けられている。
図2は図1のエスカレータを示す要部側面図であり、図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。図において、各踏段2は、一対の駆動ローラ8及び一対の追従ローラ9を有している。トラス1内には、駆動ローラ8及び追従ローラ9がそれぞれ載せられた駆動ローラ用レール10及び追従ローラ用レール11が設けられている。駆動ローラ用レール10及び追従ローラ用レール11は、トラス1に対して固定されている。各踏段2は、駆動ローラ用レール10及び追従ローラ用レール11に案内されてトラス1内を循環移動される。
トラス1内には、映写装置である複数のプロジェクタ12が設けられている。各プロジェクタ12は、各踏段2の往路側と帰路側との間に配置されている。ここでは、プロジェクタ12は、往路側及び帰路側のそれぞれの追従ローラ用レール11間に配置されている。また、各プロジェクタ12は、トラス1の長手方向に沿って間隔を置いて配置されている。各プロジェクタ12は、トラス1内からトラス1の幅方向外側に向けて映写するようになっている。さらに、各プロジェクタ12は、トラス1に対して固定された取付部材13に取り付けられている。
トラス1の幅方向両側には、光透過性の透明外装部材である複数の外装パネル14が配置されている。各外装パネル14は、トラス1の長手方向に沿って配列されている。また、各外装パネル14は、トラス1の上側部及び下側部にボルト15により固定されている。さらに、各外装パネル14は、透明ガラス製の透明板16と、プロジェクタ12により像19が映し出されるシート状の光透過型スクリーン17(いわゆる透明スクリーン)とを有している。光透過型スクリーン17としては、例えば特開2002−149102号公報に示された透過スクリーンや特開2003−121944号公報に示されたホログラムスクリーン等が用いられる。光透過型スクリーン17は、透明板16のトラス内部側の面に貼られている。また、光透過型スクリーン17は、トラス1の内部機構(例えば各踏段2及び踏段チェーン5等)の動きがトラス1の外部から認識可能な程度の透明度を有している。なお、透明板16及び光透過型スクリーン17の色は、無色である。
光透過型スクリーン17には、プロジェクタ12によって動画や静止画等の像19が映し出されるようになっている。光透過型スクリーン17に映し出される像19は、エスカレータが設置される施設(建物)の用途に合わせて選ばれる。例えばショッピングセンター等の商業施設にエスカレータが設置される場合には大売り出しやお買い得情報等の宣伝用広告についての画像が、例えば博物館等の文化施設にエスカレータが設置される場合には博物館内に展示されている動物の生態やエスカレータの装置内の構造等の技術的説明についての画像が光透過型スクリーン17に映し出される。また、トラス1の内部機構の動きにあわせた画像を光透過型スクリーン17に映し出すようにしてもよい。
このようなエスカレータでは、光透過型スクリーン17を有する外装パネル14が用いられ、プロジェクタ12によって光透過型スクリーン17に像19が映し出されるので、トラス1の内部機構の動きが見える状態のまま、外装パネル14に像19を表示することができる。これにより、トラス1の内部機構の動きに一般客の関心が集まり、外装パネル14に表示された像19の情報(例えば商品情報等)を一般客に効果的に浸透させることができる。また、像19は光透過性のある外装パネル14に映し出されるので、像19の表示によってエスカレータの内部構造が見えにくくなることを防止することができる。さらに、像19の表示のためにプロジェクタ12が用いられているので、外装パネル14に映し出される像19の変更を容易にすることができる。
また、プロジェクタ12は、トラス1内に配置されているので、エスカレータの外観への影響が小さくなり、エスカレータの意匠性の低下を防止することができる。
また、プロジェクタ12は、各踏段2の往路側と帰路側との間に配置されているので、トラス1内の空間を有効に利用することができ、また取付部材13も小さくなるので、プロジェクタ12をトラス1内に配置するためのコストも削減することができる。
なお、上記の例では、光透過型スクリーン17は透明板16に貼られているが、光透過型スクリーン17が板状のものであれば、透明板16を用いずに光透過型スクリーン17のみを外装パネル14としてもよい。
また、上記の例では、透明板16は透明ガラス板であるが、透明アクリル板であってもよい。さらに、透明板16の色も、透明であれば着色されていてもよい。
また、上記の例では、プロジェクタ12はトラス1内に配置されているが、光透過型スクリーン17に像を映し出すことができる位置であればトラス1外にプロジェクタ12を配置してもよい。この場合、プロジェクタ12が取り付けられる取付部材はトラス1の外部側に固定される。
また、上記の例では、光透過型スクリーン17は透明板16のトラス1内部側の面に貼られているが、透明板16のトラス1外部側の面に光透過型スクリーン17を貼ってもよい。また、透明板16のトラス1の内部側及び外部側の両面に光透過型スクリーン17を貼ってもよい。さらに、2枚の透明板により光透過型スクリーン17を挟んでもよい。
また、上記の例では、この発明がエスカレータに適用されているが、動く歩道にこの発明を適用してもよい。
1 トラス、2 踏段、12 プロジェクタ(映写装置)、14 外装パネル(透明外装部材)、17 光透過型スクリーン、19 像。
Claims (3)
- 循環移動される踏段を支持するトラス、
光透過型スクリーンを有し、上記トラスに対して固定された透明外装部材、及び
上記光透過型スクリーンに像を映し出す映写装置
を備えていることを特徴とする乗客コンベア。 - 上記映写装置は、上記トラス内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
- 上記映写装置は、上記踏段の往路側と帰路側との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324751A JP2005089092A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324751A JP2005089092A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 乗客コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005089092A true JP2005089092A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34455425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003324751A Pending JP2005089092A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005089092A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007275A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベア |
CN106276559A (zh) * | 2015-06-25 | 2017-01-04 | 蒂森克虏伯电梯创新中心股份公司 | 自动扶梯/自动人行道模块化桁架及对其组装的方法 |
WO2021205583A1 (ja) * | 2020-04-08 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの表示装置 |
-
2003
- 2003-09-17 JP JP2003324751A patent/JP2005089092A/ja active Pending
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