JP2005088789A - 内装部品 - Google Patents

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智恵美 島▲崎▼
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Abstract

【課題】 リサイクルのための繊維集合体及び衝撃吸収用パッドの内装部品本体からの取り外しを容易にし、溶剤規制をクリアするための接着剤の使用量を少なくして繊維集合体及び衝撃吸収用パッドを内装部品本体に装着できるようにした。
【解決手段】 ドアトリム本体1の裏面側に繊維集合体例えばフェルト2及び衝撃吸収用パッド3を装着する場合、フェルト2のパッド設置部位である取付け部4に衝撃吸収用パッド3を嵌合設置すると共に、取付け部4の周囲に位置するようにフェルト2に形成した切り起こし片5に衝撃吸収パッド3を取囲むように取着して、フェルト2及び衝撃吸収用パッド3をサブアセンブリーした後、衝撃吸収用パッド3をドアトリム本体1に設置して、フェルト2を間接的にドアトリム本体1に設置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は特に自動車のドアトリム等の内装部品本体の裏面側に車外側からの騒音を減衰するためのフェルト等の繊維集合体及び側突等に衝撃吸収材としての衝撃吸収パッドを装着して構成する内装部品に関するものである。
従来、この種の内装部品たとえばドアトリムとしては、図5及び図6に示すものが知られている(特許文献1,特許文献2参照)。
特開平10−232681号公報(0002段落,図4) 実願平9−35077号(実開平5−514号)のマイクロフィルム(0013段落)。
図5はドアトリムを車室側に面する表面側から描画した斜視図、図6は図5の要部を拡大して描画した斜視図である。
図5及び図6によれば、ドアトリム本体aは、表面側にアームレストb、インサイドハンドルc或いはスピーカーグリルdを配して構成しており、裏面側に、車外側からの騒音を減衰するために繊維集合体例えばフェルトe及び側突等に対する衝撃吸収材としての衝撃吸収パッドfを装着して構成している。
そして、フェルトeは、接着剤を用いてドアトリム本体aに装着されており、また、衝撃吸収パッドfは、やはり接着剤を用いたり、図示するようなドアトリム本体aに立設した取付けボスgを用いて振動溶接等により装着されている。
上記のように構成するドアトリム本体aにおいては、フェルトe及び衝撃吸収パッドfは、それぞれ個別にドアトリム本体aの裏面側に装着しているために、自動車の廃車後のリサイクル時に、ドアトリム本体aからそれぞれ別個に取り外す必要があって、取外し作業に工数がかかってしまうばかりでなく、ドアトリム本体aに装着するための接着剤をより多く使用することになって、溶剤規制の点で課題を残していた。
そこで、本発明は、リサイクルのための繊維集合体及び衝撃吸収用パッドの内装部品本体からの取り外しを容易にすると共に、溶剤規制をクリアするための接着剤の使用量を少なくして繊維集合体及び衝撃吸収用パッドを内装部品本体に装着できるように工夫した内装部品を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、内装部品本体の裏面側に繊維集合体及び衝撃吸収用パッドを装着して構成する内装部品であって、繊維集合体のパッド設置部位に衝撃吸収用パッドを設置すると共に、衝撃吸収用パッドを内装部品本体に装着することによって、繊維集合体を内装部品本体に間接的に取付けて構成したことを特徴とする。
上記のように構成する本発明においては、繊維集合体のパッド設置部位に衝撃吸収用パッドを設置していわばサブアッシーの状態にしたことから、繊維集合体及び衝撃吸収パッドの内装部品本体に取付ける場合衝撃吸収パッドのみを内装部品本体に装着すればよく、繊維集合体の取付け工数分軽減でき、反面リサイクル時の内装部品本体から衝撃吸収パッドのみを取り外すだけで繊維集合体も同時に取り外したことになって、リサイクル作業の工数も軽減できることになり、また、内装部品本体に繊維集合体自体を直接装着しないために、その分接着剤の使用量を少なくすることができ、溶剤規制の点で非常に有利となる。
また、本発明は、パッド設置部位を、繊維集合体に形成した切欠き又は孔状の取付け部により構成し、取付け部に衝撃吸収パッドを嵌合取着することにより繊維集合体に設置したもので、取付け部に衝撃吸収パッドを設置するために、衝撃吸収パッドの繊維集合体延いては内装部品に対する位置決めを確実に行うことができる。
また、本発明は、取付け部の周囲に位置するように繊維集合体に切り起こし片を形成して、切り起こし片に衝撃吸収パッドを取囲むように取着したもので、衝撃吸収パッドを切り起こし片にも装着することによって、衝撃吸収パッドと繊維集合体との装着をより確実にすることができる。
また、本発明は、フェルトの面上に衝撃吸収用パッドを設置して、パッド設置部位を構成したによって、衝撃吸収パッドと繊維集合体とが面結合となって、衝撃吸収パッドと繊維集合体との装着をより確実にすることができる。
本発明は、繊維集合体のパッド設置部位に衝撃吸収用パッドを設置していわばサブアッシーの状態にしたことから、繊維集合体及び衝撃吸収パッドの内装部品本体に取付ける場合衝撃吸収パッドのみを内装部品本体に装着すればよく、繊維集合体の取付け工数分軽減でき、反面リサイクル時の内装部品本体から衝撃吸収パッドのみを取り外すだけで繊維集合体も同時に取り外したことになって、リサイクル作業の工数も軽減できることになり、また、内装部品本体に繊維集合体自体を直接装着しないために、その分接着剤の使用量を少なくすることができ、溶剤規制の点で非常に有利となる。
次に、本発明に係る第1の実施の形態を採用した内装部品としてのドアトリムについて、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明の内装部品をドアトリムに適用した実施の形態を示す要部斜視図、図2は図1のA−A断面図である。
図1及び図2によれば、ドアトリム本体1の裏面には、繊維集合体例えばフェルト2及び衝撃吸収用パッド3が設置されている。
フェルト2は、車外側からの騒音を減衰するためドアトリム本体1に設置するもので、不織布等を固化成形して形成しており、その一部即ち略矩形形状のフェルト2の互いに対角線上において対向する角部をそれぞれ切り欠くことによってパッド設置部としての矩形を呈する切欠き形状の取付け孔部4を一対形成している。なお、取付け部4は、ドアトリム本体1の中央部を矩形の孔状に穿設して形成してもよい。
そして、取付け部4の周囲に位置するように、フェルト2に切り起こし片5を形成している。
衝撃吸収パッド3は、ウレタン或いはPPビーズ等を成形型により発泡させて成形したものであり、取付け部4の形状に適合するように略矩形状を呈して構成しており、互いに対角線上において対向する隅角部にそれぞれ貫通孔3aを有して構成している。
また、ドアトリム本体1の裏面には、衝撃吸収パッド3の貫通孔3aにそれぞれ挿通される取付けボス部1aが立設されている。
上記のように構成する場合、予め、衝撃吸収パッド2の4つの側面のうち互いに略直角に連接する2つの側壁面2aに接着剤を塗布しておく。
その後、衝撃吸収パッド3をフェルト2の取付け部4に挿入すると、接着剤の接着力により衝撃吸収パッド3は、その側壁面2aが取付け部4及び切り起こし片5に接着されることになって、フェルト2に装着され、サブアセンブリーされることになる。
次に、衝撃パッド3の貫通孔3aにドアトリム本体1側の取付けボス部1aを挿通させて、取付けボス部1aの先端部を衝撃パッド3より突出させ、突出部分を振動溶着等により押し潰すことにより傘状の頭部1bを形成して、衝撃パッド3をドアトリム本体1に設置する。
この結果、衝撃パッド3を介して、フェルト2が、ドアトリム本体の裏面に添設するように間接的に設置されることになる。
従って、本実施の形態によれば、フェルト2のパッド設置部位である取付け部4に衝撃吸収用パッド3を設置していわばサブアッシーの状態にして、ドアトリム本体1には衝撃吸収用パッド3のみを装着するようにしたことから、フェルト2及び衝撃吸収パッド3のドアトリム本体1に取付ける場合衝撃吸収パッド3のみをドアトリム本体に装着しフェルト2自体を直接ドアトリム本体1に装着しなことになって、フェルト2の取付け工数分軽減できる。
反面、リサイクル時のドアトリム本体1から衝撃吸収パッド2のみを取り外すだけでフェルト2も同時に取り外したことになって、リサイクル作業の工数も軽減できることになる。
また、ドアトリム本体1にフェルト2自体を直接設置しないために、その分接着剤の使用量を少なくすることができ、溶剤規制の点で非常に有利となる。
更に、衝撃吸収パッド3をフェルト2の切り起こし片5に取囲むように取着していることから、衝撃吸収パッド3が切り起こし片5にも装着されることによって、衝撃吸収パッド3とフェルト2との装着をより確実にすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図3及び図4を用いて説明する。図3は第2の実施の形態における図1に相当する要部斜視図、図4は図3のB−B断面図である。
図3及び図4によれば、上記実施の形態と相違して、フェルト2に取付け部4及び切り起こし片5を形成することなく、フェルト2の面上の一部をパッド設置部位であるパッド設置面6として構成したもので、パッド設置面6に衝撃吸収用パッド3を接着剤等を用いて設置しており、衝撃吸収パッド3とフェルト2とが面結合となって、衝撃吸収パッド3とフェルト2との装着をより確実にすべく意図している。
なお、上記実施の形態においては、内装部品としてドアトリムに実施した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、リヤーサイドトリム、リヤピラーガーニッシュ、リアパーセルトリムその他の内装部品に適用できるものである。
本発明に係る内装部品は、繊維集合体のパッド設置部位に衝撃吸収用パッドを設置していわばサブアッシーの状態にしたことから、繊維集合体及び衝撃吸収パッドの内装部品本体に取付ける場合衝撃吸収パッドのみを内装部品本体に装着すればよく、繊維集合体の取付け工数分軽減でき、反面リサイクル時の内装部品本体から衝撃吸収パッドのみを取り外すだけで繊維集合体も同時に取り外したことになって、リサイクル作業の工数も軽減できることになり、また、内装部品本体に繊維集合体自体を直接装着しないために、その分接着剤の使用量を少なくすることができ、溶剤規制の点で非常に有利となることから、特に自動車のドアトリム等の内装部品本体の裏面側に車外側からの騒音を減衰するためのフェルト等の繊維集合体及び側突等に衝撃吸収材としての衝撃吸収パッドを装着して構成する内装部品等に有用である。
本発明の内装部品をドアトリムに適用した第1の実施の形態を示す要部斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の内装部品をドアトリムに適用した第2の実施の形態を示す要部斜視図である。 図3のB-B断面図である。 ドアトリムを車室側に面する表面側から描画した斜視図である。 図5の要部を拡大して描画した斜視図である。
符号の説明
1 ドアトリム本体(内装部品)
2 フェルト(繊維集合体)
3 衝撃吸収パッド
4 取付け部(パッド設置部位)
5 切り起こし片
6 パッド設置面(パッド設置部位)

Claims (4)

  1. 内装部品本体の裏面側に繊維集合体及び衝撃吸収用パッドを装着して構成する内装部品であって、前記繊維集合体のパッド設置部位に前記衝撃吸収用パッドを設置すると共に、該衝撃吸収用パッドを前記内装部品本体に装着することによって、前記繊維集合体を前記内装部品本体に間接的に取付けて構成したことを特徴とする内装部品。
  2. 前記パッド設置部位を、前記繊維集合体に形成した切欠き又は孔状の取付け部により構成し、該取付け部に前記衝撃吸収パッドを嵌合取着することにより前記繊維集合体に設置したことを特徴とする請求項1記載の内装部品。
  3. 前記取付け部の周囲に位置するように前記繊維集合体に切り起こし片を形成して、該切り起こし片に前記衝撃吸収パッドを取囲むように取着したことを特徴とする請求項2記載の内装部品。
  4. 前記繊維集合体の面上に前記衝撃吸収用パッドを設置して、前記パッド設置部位を構成したことを特徴とする請求項1記載の内装部品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009262775A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nissan Motor Co Ltd ドア内装材
JP2011189844A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Toyota Boshoku Corp 車両用トリム材
JP2013112244A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toyota Boshoku Corp 衝撃吸収パッドの取付構造

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