JP2005088512A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成からなり、光源部の取り付けや交換の容易な、かつ、3色を超える光源を配置することのできる照明装置を得る。
【解決手段】 複数のLEDからなる発光素子群1,2,3を単一の基板10に実装し、該基板10と、平面ミラー21と、ダイクロイックミラー22,23とを保持部材30の中空部31に取り付けた画像形成用の照明装置。発光素子群1から放射された光は平面ミラー21にてZ方向に反射され、ダイクロイックミラー22,23を透過する。発光素子群2から放射された光はダイクロイックミラー22でZ方向に反射され、ダイクロイックミラー23を透過する。発光素子群3から放射された光はダイクロイックミラー23でZ方向に反射される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明装置、特に、感光体フィルムや電子写真用感光体に画像を形成するためのプリントヘッドに組み込まれる照明装置に関する。
従来、プリントヘッドに光源ユニットとして組み込まれる照明装置としては、特許文献1,2,3に開示されているように、RGBの三原色を一つの光軸上に合成するようにしたものが種々提供されている。この種の照明装置においては、各光源から放射された光の光軸を一致させるための色合成手段として、ダイクロイックプリズムあるいはダイクロイックミラーが使用されている。
しかしながら、従来の如く色合成手段としてダイクロイックプリズムやダイクロイックミラーを用いた照明装置にあっては、RGBの各光源をプリズムやミラーの三面を取り囲むように配置しているため、色合成手段、各光源、被照射物への導光部材を複雑な構成で取り付ける必要があり、光源の冷却手段の設置も複雑になっていた。
また、光源の配置は3色が限度であり、それ以外の波長ないし特性を有する光源を設けることは不可能であった。
特開2000−112031号公報 特開2000−310742号公報 特開2003−5286号公報
そこで、本発明の目的は、簡単な構成からなり、光源の取り付けや交換の容易な、かつ、3色を超える光源を配置することのできる照明装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、第1の発明に係る照明装置は、発光波長の異なる複数の発光素子群と、該発光素子群の制御・駆動手段と、各発光素子群から放射された光の光軸を略一致させるための光学素子からなる色合成手段と、を備え、前記発光素子群は単一の基板に取り付けられており、前記基板と前記色合成手段とが導光機能を有する中空部材にて保持されていること、を特徴とする。
また、第2の発明に係る照明装置は、少なくとも一つの発光素子と、該発光素子とは発光波長の異なる少なくとも一つの発光素子群と、前記発光素子及び前記発光素子群の制御・駆動手段と、前記発光素子及び発光素子群から放射された光の光軸を略一致させるための光学素子からなる色合成手段と、を備え、前記発光素子及び前記発光素子群は単一の基板に取り付けられており、前記基板と前記色合成手段とが導光機能を有する中空部材にて保持されていること、を特徴とする。特定の波長を放射する発光素子の出力が大きい場合、このような発光素子は群として設けることなく単独で設けてもよい。
本発明に係る照明装置においては、発光素子又は発光素子群を単一の基板に取り付け、この基板と色合成手段とを導光機能を有する中空部材に保持するようにしたため、非常に簡単な構成からなり、基板の取り付けや交換などの取扱いが容易になる。また、光源の冷却手段を簡単な構成で設けることも可能となる。さらに、発光素子又は発光素子群が平面的に配置されることにより、光源の発光波長は3種類に限定されることはなく、3色を超える光源を配置することができる。
本発明に係る照明装置において、発光素子及び発光素子群はそれらの光軸を略同じ方向に向けて単一の基板上に取り付けてもよい。さらに、発光素子又は発光素子群を被照射物の分光感度に合わせて配置することで、効率的な照明を行うことができる。
また、少なくとも一つの発光素子群には複数の発光素子が三次元的に配置されていてもよい。複数の発光素子を三次元的に配置すると群全体の照度が高くなり、照度の高い照明装置を得ることができる。あるいは、個々の発光強度の小さい発光素子であっても三次元的に配置することで、他の発光素子又は発光素子群との発光強度のバランスをとることができる。
さらに、本発明に係る照明装置において、前記色合成手段を反射ミラーとダイクロイックミラーとで構成すれば、コンパクトな構成で色合成を行うことができる。
また、前記中空部材は光拡散機能を有することが好ましい。照射平面において照明光の均一化を図ることができる。このような光拡散機能は中空部材の内面に光反射率の高い反射シート又は反射膜を設けることにより安価に達成できる。
さらに、発光素子又は発光素子群の出射開口部に、他の発光素子又は発光素子群から放射された光を反射する光学フィルタを設けてもよい。光の利用効率を高めることができる。
さらに、色合成手段の後段にインテグレータを備えていてもよく、照度むらのない良好な導光機能を達成することができる。このインテグレータを前記中空部材に保持させれば構成的に簡略化される。
また、本発明に係る照明装置においては、基板の近傍に冷却手段、例えば、冷却用の通風路、ファンを設けてもよく、あるいは、基板の近傍に温度検出手段と冷却手段とからなる温度調整手段を設けてもよい。
さらに、色合成手段に光強度検出手段を設け、該検出手段による検出結果を制御・駆動手段にフィードバックして発光素子又は発光素子群の出力を制御するようにしてもよい。出力の安定した照明装置とすることができる。
以下、本発明に係る照明装置の実施例について添付図面を参照して説明する。
(実施例1、図1〜図3参照)
図1に実施例1としての照明装置の概略構成を示し、図2に保持部材30、図3にLEDを実装した基板10を示す。この照明装置はフルカラーの印画紙上に画像を形成するためのものであり、複数のLEDからなる発光素子群1,2,3を基板10に実装し、色合成を行うための平面ミラー21、ダイクロイックミラー22,23と基板10とが中空部31を有する保持部材30にて一体的に保持されている。ダイクロイックミラー22,23は特定波長の光を透過し、他の波長の光を反射する周知の光学素子である。
発光素子群1,2,3は、それぞれの群ごとに、特定の波長の光を放射するLEDからなる。各LEDは基板10上に図3に示すように二次元的に配置され、制御・駆動回路5にてその発光状態が制御される。そして、基板10は中空部31の天井部開口に板ばね39にて着脱可能に取り付けられており、取付けや取外しが容易である。また、ミラー21,22,23は保持部材30の中空部31に接着剤で固定されている。
保持部材30はアルミの押出し成形品からなり、中空部31の内面には、光反射率の高い反射シートを貼り付けたり、光反射率の高い反射膜を蒸着、塗装、メッキ処理などで成膜し、導光/拡散機能を付与している。アルミ面を研磨処理して導光/拡散機能を付与してもよい。
発光素子群1,2,3はそれらの光軸をY方向に向けて基板10に取り付けられており、放射された光束は平面ミラー21及びダイクロイックミラー22,23にて光軸を一致させて出口部32から出射し、図示しない印画紙を照明する。
即ち、発光素子群1から放射された光は平面ミラー21にてZ方向に反射され、ダイクロイックミラー22,23を透過し、出口部32から出射される。発光素子群2から放射された光はダイクロイックミラー22でZ方向に反射され、ダイクロイックミラー23を透過し、出口部32から出射される。発光素子群3から放射された光はダイクロイックミラー23でZ方向に反射され、出口部32から出射される。
なお、平面ミラー21に代えて、全反射を利用した透光性のガラス製や樹脂製のプリズムを使用することができる。
各発光素子群1,2,3は制御・駆動回路5にて所定の周期で画像信号に基づいて階調や色調を制御して変調され、Y方向に移動する図示しない印画紙上にRGBの1画素ごとに画像を描画する。このような画像形成処理は周知であり、その説明は省略する。なお、各発光素子群1,2,3を同時に発光させ、合成された光を照明光として利用することも可能である。
本実施例1では、発光素子群1,2,3を1枚の平面基板10に設け、この基板10とミラー21,22,23を保持部材30に取り付けるという非常に簡単な構成が採用されており、基板10の取り付けや交換が容易である。さらに、各LEDは光軸を同じ方向に向けて基板10に設けられているため、各LEDを精度のよい位置関係で実装することができる。
また、発光素子群1,2,3に加えて他の特性を有する発光素子群をZ方向に配置すれば、3種を超える光源を設けることが可能である。さらに、中空部31が導光/拡散機能を備えていることから、出射平面において均一な光束での照明が可能である。
ところで、本実施例1では、発光素子として砲弾型レンズが一体成形されたLEDを用いている。従って、各発光素子群1,2,3とミラー21,22,23との間にシリンドリカルレンズアレイなどの光学素子を挿入すると、光束を所望の広がり角に制御することが可能である。但し、レンズなどの光学素子を備えていない発光素子を用いてもよいことは勿論である。
発光素子としては、LED以外に、レーザ、EL素子、蛍光管などを用いてもよく、それらを組み合わせて発光素子群を構成することも可能である。また、各発光素子群1,2,3の正面、即ち、出射開口部に拡散効果を有する部材を挿入することにより、照明の均一性を図ることも可能である。
ここで、発光素子群1,2,3の発光波長の選定について説明する。
一般的に、印画紙はRGBと称される赤色、緑色及び青色の光に感度を有する三つの感光層を備えている。従って、印画紙露光用の照明装置では少なくともRGBの3種類の発光波長が必要となる。本実施例1では、発光素子群1のLEDは470nmの中心波長、発光素子群2のLEDは530nmの中心波長、発光素子群3のLEDは690nmの中心波長で発光するものが採用されている。発光素子群2にあっては、530〜550nmの中心波長で発光するLEDを使用することで、500〜520nmの光による青色感光層の黄色発色の不具合を回避することができる。
また、印画紙の分光感度は一般的にB,G,Rの順に低くなる。そこで、本実施例1では、色合成手段(ミラー21,22,23)での損失を考慮して、発光素子群3から放射された光が色合成手段を反射/透過する回数が最も少なくなるように配置した。被照射物の感度特性に合わせて各発光素子群を構成するLEDの出力、中心波長、個数、実装密度、さらには、色合成手段の光学特性の組合せや配置を調整することによって、照明装置としての最適化が可能である。
例えば、中心波長がRであるLEDが中心波長GであるLEDよりも出力が大きい場合、Gの出力が不足し、Rの出力に余裕があることになる。このような場合、発光素子群2と発光素子群3の位置を入れ替えると共に、ダイクロイックミラー22を青色透過/赤色反射、ダイクロイックミラー23を緑色反射/赤色と青色透過の特性のものに入れ替えることで、Rの出力を減少させ、Gの出力を大きくすることが可能である。
また、発光素子群1,2,3ごとに照度むらの程度が異なる場合、照度むらの大きい発光素子群から順番に出口部32から遠い位置に配置することで、照度むらを減少させることができる。
(実施例2、図4及び図5参照)
図4に実施例2としての照明装置の概略構成を示し、図5に保持部材30を示す。この照明装置は前記実施例1と同様にフルカラーの印画紙上に画像を形成するためのものである。図4において基板10に実装されている発光素子群は図示されていないが、図1に示した発光素子群1,2,3と同様である。また、保持部材30の中空部31に設けたミラー21、ダイクロイックミラー22,23も実施例1で示したものと同様であり、その説明は省略する。
基板10は保持部材30の凹所38に位置決めされてねじ止めされており、この位置決めは切欠き部11によって行われる(切欠き部11の詳細は図9(B)参照)。切欠き部11による位置決めは、基板10を取り付ける際の位置決め基準の一例であり、このような位置決め部を設けることで、組付け時の位置精度が向上すると共に作業時間の短縮を図ることができる。
保持部材30には中空部31から比較的長い拡散部33が延在され、その出口部34には光ファイバアレイ40の入射口金部41が接続されている。拡散部33の内面は中空部31と切れ目のない反射面とされている。このように、中空部31から拡散部33にわたって切れ目のない反射面とすることで、光量損失を防止すると共に組立て時の調整工程を省くことができる。
光ファイバアレイ40は入射口金部41から入射した光束を出射口金部42からライン状に出射し、図示しない印画紙を照明する。入射口金部41は位置決めピン43を保持部材30の端面に設けた穴35に嵌合させて位置決めし、かつ、ねじ穴36にビス44をねじ込むことで固定されている。
本実施例2においては、前記実施例1と同様の作用効果を奏し、かつ、保持部材30に長い拡散部33が設置されていることによって、光束の拡散性が高まり、より均一な照明光を得ることができる。
また、保持部材30には、その出射端面から基板10に至る部分に空気流路37が形成されている。この空気流路37に図示しない送風機などで空気を送り込むことで、発光素子群を効率よく冷却することができる。
(実施例3、図6〜図8参照)
図6に実施例3としての照明装置の概略構成を示し、図7に保持部材30を示す。この照明装置は基本的には前記実施例2と同様の構成からなり、異なるのは、前記拡散部33とした中空部にインテグレータ50を配置した点である。
インテグレータ50はガラスや樹脂などの透光性部材からなる柱状体であり、入射面51から入射した光束を内面で全反射させて出射面52へ導く。このようなインテグレータ50を設けることで、前記拡散部33と同様に光束を効率よく拡散し、均一な照明光を得ることができる。なお、インテグレータ50の入射面51及び出射面52に光学薄膜を形成して反射防止処理を施せば、反射損失を減少させることができる。
ところで、本発明に係る照明装置では、ミラー21,22,23で光束を折り返すため、インテグレータ50の入射面51での照度分布は、図8(B)に示すように、Y方向にむら(照度の減少)が生じる。ちなみに、X方向には図8(A)に示すように照度むらを生じることはない。
Y方向の−A付近での照度の落込みは、LEDから放射された光束のうちミラー21,22,23で反射されない光束が存在するためである。Y方向A付近での照度の落込みは、ミラー21,22,23で反射した光束のうちLEDへ向かう光束が生じて、LEDで吸収や拡散されて光量損失が発生するためである。
このような不具合を解消するためには、インテグレータ50をX方向には寸法2Aとするも、Y方向には最大で寸法2B(2B<2A)とし、光軸Oを中心として配置すれば、むらのない部分の光束のみがインテグレータ50に入射する。この場合、インテグレータ50に入射する光束の絶対量は減少するが、出射面52での光束密度は増加することになり、出射面52での照度を向上させることができる。
(実施例4、図9参照)
図9に実施例4としての照明装置の発光素子群1,2,3及び基板10を示す。他の構成は前記実施例1,2,3のいずれかと同様である。本実施例4においては、発光素子群3に関して複数のLEDを基板10上に三次元的に配置している。これにて、LEDを二次元的に配置した場合と比較して発光出力を高めることができる。勿論、発光素子群1及び/又は発光素子群2においてもLEDを三次元的に配置してもよい。
(実施例5、図10参照)
図10に実施例5としての照明装置の発光素子群及び基板10を示す。他の構成は前記実施例1,2,3のいずれかと同様である。本実施例5においては、発光素子群3に関して一つのLEDを配置している。一つのLEDのみであっても必要な発光出力が得られるのであれば、単独のLEDで簡単な構成とすることができる。勿論、発光素子群1及び/又は発光素子群2においても一つのLEDで構成してもよい。
(実施例6、図11及び図12参照)
図11に実施例6としての照明装置を示す。この照明装置は基本的には前記実施例1と同様の構成を有し、図11において図1と同じ部材、部分には共通の符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施例6は前記実施例1に対して、さらに、基板10の温度調整機構60及び発光素子群3以外からの光束を反射する光学フィルタ55及び光検出素子65を設けたものである。
温度調整機構60は、ペルチェ冷却ユニット61、冷却ユニット制御回路62、熱伝導性シリコンゴム63及びサーミスタ64から構成されている。ペルチェ冷却ユニット61は熱伝導性シリコンゴム63を介して基板10に熱的に接触している。サーミスタ64にて基板10の温度を検出し、検出温度が所定の温度以上に上昇した場合、制御回路62にてペルチェ冷却ユニット61を動作させ、基板10を冷却する。
このように、基板10(発光素子群1,2,3)の温度をほぼ一定に保つことにより、各LEDの出力変動や発光波長のシフトを抑えることができ、照明装置としての信頼性が向上する。また、サーミスタ64にて基板10の温度異常を検出した場合、制御回路62は発光素子群1,2,3の出力を停止させるように構成されている。
各発光素子群1,2,3を保持する基板10を単一の基板で構成することにより、簡単な構成の温度調整機構60によってLEDを冷却することができる。なお、冷却ユニットとしては、電子冷却素子(ペルチェ冷却ユニット61)以外に、ファンを用いた空冷などの冷却手段を採用することも可能である。
ところで、図1に示した実施例1において、ダイクロイックミラー23を透過した光束のうち発光素子群3に向かう光束は発光素子群3のLEDで吸収あるいは拡散されて光量損失となる。このような光量損失を改善するために、本実施例6では発光素子群3の出射開口部に光学フィルタ55を設けた。
光学フィルタ55の光学特性は、図12に示すように、発光素子群3から放射された光(R)を透過させ、発光素子群1,2から放射された光(B,G)を反射するようになっている。このような光学フィルタ55を設けることで、発光素子群1,2から放射された光束を無駄なく被照明物に利用することができる。
この種の光学フィルタとしては、ダイクロイックフィルタ又は直交方向に入射した光を透過する一方でそれ以外の入射光を反射する光学膜を施したガラス板などを使用することができる。図11に示した光学フィルタ55はダイクロイックフィルタを用いた例を示し、この場合、フィルタ55の大きさは発光素子群3の出射開口部と同じ大きさであることが好ましく、それよりも小さくてもよい。前記光学膜を施したガラス板を用いる場合は、発光素子群1,2,3の全ての出射開口部を覆う、あるいは個別に覆うガラス板を用いることができる。
光検出素子65は、保持部材30に底面部であって発光素子群3に対向する位置に形成した穴部に設けられており、その検出出力は制御・駆動回路5にフィードバックするように構成されている。光検出素子65としては、SPC,CCDなどを用いることができる。
光検出素子65ではダイクロイックミラー23で反射される発光素子群1,2からの光及び該ミラー23を透過した発光素子群3からの光を検出する。従って、発光素子群1,2,3を順次駆動し、該駆動に同期して光検出素子65の出力をモニタすることで、各色の出力を補正することで、出力光の安定化や色ごとの光量調整が可能である。
また、光検出素子65はダイクロイックミラー23との間に干渉フィルタなどの波長帯域制限手段を設けることにより、特定波長の光のみの出力を検出することも可能である。
(他の実施例)
なお、本発明に係る照明装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、各発光素子群でのLEDの配置や基板の詳細な構造、あるいは、保持部材の細部の構成は任意である。また、光源部に関しては、3色を超える光源を基板10にZ方向に設けることが可能である。
本発明の実施例1である照明装置の概略構成を示す断面図である。 前記実施例1における保持部材を示す側面図である。 前記実施例1における基板及び発光素子群を示す底面図である。 本発明の実施例2である照明装置の概略構成を示す断面図である。 前記実施例2における保持部材を示す側面図である。 本発明の実施例3である照明装置の概略構成を示す断面図である。 前記実施例3における保持部材を示す側面図である。 前記実施例3におけるインテグレータの入射面での照度分布を示すグラフである。 本発明の実施例4である照明装置における基板及び発光素子群を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。 本発明の実施例5である照明装置における基板及び発光素子群を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。 本発明の実施例6である照明装置の概略構成を示す断面図である。 前記実施例6における光学フィルタの特性を示すグラフである。
符号の説明
1,2,3…発光素子群
5…制御・駆動回路
10…基板
21…平面ミラー
22,23…ダイクロイックミラー
30…保持部材
31…中空部
33…拡散部
50…インテグレータ
55…光学フィルタ
60…温度調整機構
61…ペルチェ冷却ユニット
64…サーミスタ
65…光検出素子

Claims (13)

  1. 発光波長の異なる複数の発光素子群と、該発光素子群の制御・駆動手段と、各発光素子群から放射された光の光軸を略一致させるための光学素子からなる色合成手段と、を備え、
    前記発光素子群は単一の基板に取り付けられており、
    前記基板と前記色合成手段とが導光機能を有する中空部材にて保持されていること、
    を特徴とする照明装置。
  2. 少なくとも一つの発光素子と、該発光素子とは発光波長の異なる少なくとも一つの発光素子群と、前記発光素子及び前記発光素子群の制御・駆動手段と、前記発光素子及び発光素子群から放射された光の光軸を略一致させるための光学素子からなる色合成手段と、を備え、
    前記発光素子及び前記発光素子群は単一の基板に取り付けられており、
    前記基板と前記色合成手段とが導光機能を有する中空部材にて保持されていること、
    を特徴とする照明装置。
  3. 前記発光素子及び前記発光素子群はそれらの光軸を略同じ方向に向けて前記基板上に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 少なくとも一つの前記発光素子群には複数の発光素子が三次元的に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記色合成手段を構成する光学素子は、反射ミラーとダイクロイックミラーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  6. 前記中空部材は光拡散機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  7. 前記中空部材の内面には光反射率の高い反射シート又は反射膜が設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記発光素子又は前記発光素子群の出射開口部に、他の発光素子又は発光素子群から放射された光を反射する光学フィルタを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  9. 前記色合成手段の後段にインテグレータを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  10. 前記インテグレータは前記中空部材に保持されていることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記基板の近傍に冷却手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  12. 前記基板の近傍に温度検出手段と冷却手段とからなる温度調整手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  13. 前記色合成手段に光強度検出手段を設け、該検出手段による検出結果を前記制御・駆動手段にフィードバックして前記発光素子又は前記発光素子群の出力を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
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