JPH11260568A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH11260568A
JPH11260568A JP10059806A JP5980698A JPH11260568A JP H11260568 A JPH11260568 A JP H11260568A JP 10059806 A JP10059806 A JP 10059806A JP 5980698 A JP5980698 A JP 5980698A JP H11260568 A JPH11260568 A JP H11260568A
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JP
Japan
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light
sensor
light source
guide plate
wavelength band
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Withdrawn
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JP10059806A
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English (en)
Inventor
Keiji Isamoto
圭史 諫本
Masayuki Shinohara
正幸 篠原
Shigeru Aoyama
茂 青山
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内(屋内)の照明に用いられる照明装置に
係り、特に、2色以上の光を出射するLEDなどの光源
を用いて、所定の色の光を安定に照射することができる
ようにする。 【解決手段】 導光板13の端面13cにセンサ20を
設置し、このセンサ20による照明部12からの出射光
の測定結果に基づいて、調整装置21は、LEDモジュ
ール16から出射されるR,G,Bの各波長帯域の光の
相対的なエネルギー比が一定となるようにフィードバッ
ク制御を行う。これにより、照明部12からの出射光を
一定の色に保つことができる。また、時間経過に伴いL
EDが異なる度合いで劣化したり、LEDのロット間の
輝度にばらつきがあっても、それらの影響を受けること
なく照明部12からの出射光を白色光に保つことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として室内(屋
内)の照明に用いられる照明装置に係り、特に、2色以
上の光を出射するLEDなどの光源を用いて、所定の色
の光を照射することができる照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、室内照明装置の光源としては、白
熱灯や蛍光灯が主として用いられているが、これらの光
源に代えて、半導体を用いた固定発光素子である発光ダ
イオード(LED)を、室内照明用の光源として利用す
ることが考えられている。すなわち、LEDは、小型、
高輝度および長寿命といった特徴より、将来の照明手段
として期待される。現在は、その変換効率が一般的な蛍
光灯の約1/6程度とあまり良くないため、照明分野で
の利用は少ないが、上記の特徴およびLEDの持つ可能
性を考慮すると、近い将来、LEDが照明の主流となる
ことも考えられる。ところで、LEDを室内照明装置用
の光源とするには、LEDは本来、点又は線状の光源で
あることから、これを面状の光源に変える必要がある。
【0003】従来、LEDを光源とした面状の光源装置
としては、各種電気機器等の液晶表示画面のバックライ
ト用の面光源装置が知られている。従来のLEDを光源
とした導光型の面光源装置を図6の斜視図及び図7の断
面図により示す。この面光源装置100は、光を閉じ込
めるための導光板2と、発光部3と、反射板4とから構
成されている。導光板2は、ポリカーボネイト樹脂やメ
タクリル樹脂等の透明で屈折率の大きな樹脂により形成
されており、導光板2の下面には凹凸加工や拡散反射イ
ンクのドット印刷等によって拡散パターンPが形成され
ている。発光部3は、回路基板3a上に複数のLEDな
どのいわゆる点光源3bを実装したものであって、導光
板2の側面(光入射面7)に対向している。反射板4
は、反射率の高い、例えば、白色樹脂シートによって形
成されており、その両側部は、両面テープ8によって導
光板2の下面に貼り付けられている。
【0004】しかして、図7に示すように、発光部3か
ら出射されて光入射面7から導光板2の内部に導かれた
光fは、導光板2内部で全反射することによって導光板
2内部に閉じ込められる。導光板2内部の光fは、拡散
パターンPに入射すると、拡散反射され、光出射面6へ
向けて全反射の臨界角よりも小さな角度で反射された光
fが、光出射面6から外部へ取り出される。また、導光
板2下面の拡散パターンPの存在しない箇所を透過した
光fは、反射板4によって反射されて、再び導光板2内
部へ戻るので、導光板2下面からの光量損失を防止する
ことができる。
【0005】LEDを光源とした室内照明装置を実現す
る手段としては、上述の図6及び図7に示したような導
光型の面光源装置を大型化する方法や、従来の照明装置
と同様、かさや拡散部材等を用いて光を広げる方法が考
えられる。いずれの手段を用いる場合でも、LEDを照
明装置の光源として用いるとき、光源の白色化は避けら
れない。この光源を白色化する方法としては、例えば、
赤(R),緑(G),青(B)の3原色の光を出射する
3種のLEDを用い、これら3つのLEDからの出射光
を混合させて、白色光を作るという方法や、LEDの表
面に紫外線を発生させる蛍光材料を塗布し、白色光を出
射させるという方法が挙げられるが、光変換効率や色調
整の可能性を考慮すると、前者の3色混合による白色化
がより有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LED
は、その種類(R,G,B)によって、通電時間による
輝度の減少率が大きく異なる。図8に、R,G,BのL
EDの通電時間に対する輝度の減少率(劣化の度合い)
を示す。同図より、赤色や緑色のLEDは、通電時間の
経過によってもそれほど大きく劣化しないが、青色のL
EDは通電時間が1000時間を越えると、急激に劣化
することが分かる。このように、LEDは、種類によっ
て輝度の半減期や寿命が異なるので、初期設定時に白色
光を出射し得るように、最適な比率でR,G,Bそれぞ
れの輝度を設定しておいても、時間経過に伴って各色の
比率が変化し、結果的に、これら3つの光を混合させる
ことにより作られた光の色は、最適なものからずれてし
まう。
【0007】また、LEDは、ロット間の輝度ばらつき
が非常に大きい。そのため、あるLEDの組み合わで、
調整された白色光を出射させるための最適な印加電圧で
あっても、他のロット(本質的には、同じ特性を持つも
の)のLEDを用いた場合は、輝度が異なる場合があ
る。しかも、R,G,Bの全てのLEDが同じ比率で変
化するわけではないので、出射光の色も変化する。LE
Dの輝度のばらつきは、2〜4倍程度あることもあり、
これによる色ばらつきは無視できない。安定した色の照
明を実現するためには、このばらつきを補正する手段が
必要不可欠となる。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、互いに波長帯域の異なる光を出
射する複数個のLED等の光源を備え、これら光源から
の出射光を混合することにより、白色光を作り、照射す
る照明装置において、光源の種類による劣化度合いの違
いや、同種の光源のロット間の輝度ばらつきの影響を受
けることなく、安定して白色光を照射することができる
照明装置を提供することを目的とし、特に、点又は線状
の光源からの光を面状に広げて出射させる照明装置にお
いて、安定して白色光を照射することができるようにす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、少なくとも2つ以上の互い
に波長帯域の異なる光を出射する光源を有する照明部
と、照明部から出射された光を受光し、それぞれの波長
帯域の光のエネルギーを測定するセンサと、センサから
の信号に基づいて光源の各波長帯域の光の相対的なエネ
ルギー比を調整する調整手段とを備えたものである。
【0010】この構成においては、照明部からの出射光
に含まれるそれぞれの波長帯域の光のエネルギーをセン
サにより測定し、この測定結果をフィードバックして、
光源の各波長帯域の光の相対的なエネルギー比の補正を
行うので、一つの波長帯域の光のエネルギーが変化した
場合でも、照明部からの出射光に含まれる各波長帯域の
光の比率を一定に保つことができ、結果として、照明部
からの出射光を一定の色に保つことができる。特に、光
源がLEDである場合には、LEDの種類(R,G,
B)による劣化度合いの違いや、ロット間の輝度ばらつ
きの影響を受けることなく、照明部からの出射光を一定
の色、例えば、白色に保つことが可能となる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、少なくとも
2つ以上の互いに波長帯域の異なる光を出射する点又は
線状の光源と、この光源からの光を面状に変換する変換
手段とからなる照明部と、変換手段から出射された光を
受光し、それぞれの波長帯域の光のエネルギーを測定す
るセンサと、センサからの信号に基づいて光源の各波長
帯域の光の相対的なエネルギー比を調整する調整手段と
を備え、センサを変換手段に近接して設置したものであ
る。この構成においては、上記の作用に加えて点又は線
状の光源からの出射光を、変換手段によって面光源化す
ることができ、また、センサへの配線の引き回しが少な
くて済む。
【0012】また、上記センサを、変換手段から光源に
向かう反射光を受光するように、光源に近接して設置し
たものであってもよい。この構成においては、光源から
出射され変換手段を通り再び光源に向かう、比較的長い
距離を進んだ光をとらえることができ、従って、複数の
波長帯域の光が十分に混合されたものを少ないロスで効
率的に検出することができる。
【0013】また、上記変換手段の一部に光源方向に光
を反射させる反射手段を設けたものであってもよい。こ
の構成においては、反射手段によって反射された光をと
らえることができるので、センサの受光光量が大きくも
のとなる。従って、照明部からの出射光をより安定に一
定の色に保つことができる。
【0014】また、請求項5記載の発明は、点又は線状
の光源からの光を面状に広げて出射させる照明装置にお
いて、光を閉じ込めて導光させる平板状の透明媒体から
なる導光板と、この導光板の平板上に設けられた光取り
出し用のパターン部材と、導光板の端面に光が入射する
ように設置された少なくとも2つ以上の互いに波長帯域
の異なる光を出射する点又は線状の光源とからなる照明
部と、照明部から出射された光を受光し、それぞれの波
長帯域の光のエネルギーを測定するセンサと、センサか
らの信号に基づいて光源の各波長帯域の光の相対的なエ
ネルギー比を調整する調整手段とを備え、センサを導光
板から出射された光を受光し得る位置に設置したもので
ある。
【0015】この構成においては、点又は線状の光源か
らの出射光は、導光板において反射を繰り返して面光源
化された後に、パターン部材を介して出射される。この
導光板からの出射光に含まれるそれぞれの波長帯域のエ
ネルギーをセンサによって測定し、この測定結果に基づ
いて、調整手段は、光源から出射される各波長帯域の光
の相対的なエネルギー比の調整を行う。導光板から出射
される光は、複数の波長帯域の光が混ざり合ったものに
なっているので、センサは精度良く出射光を測定するこ
とができ、照明部からの出射光を一定の色に保つことが
できる。
【0016】また、上記センサを導光板の端面に設置し
たものであってもよい。この構成においては、導光板の
端面から出射される光は、照明に寄与しないロス分の光
であるが、このロス分となる光をセンサは検出すること
になり、センサを設けたことにより照明の効率が低下す
ることがなくなる。
【0017】また、上記センサを導光板の光源側の端面
に設置したものであってもよい。この構成においては、
上述と同様に比較的長い距離を進んで十分に混合された
光を、少ないロスでもって検出することができ、また、
光源に近接してセンサが設けられるので、センサへの配
線の引き回しが少なくて済む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1実施形態による
照明装置の概略外観図、図2は図1のA部の拡大図であ
る。照明装置11は、赤、緑、青の互いに波長帯域の異
なる光を混合させて、白色光を作る導光型面光源装置で
あり、点状光源からの光を面状に広げて出射する照明部
12と、この照明部12からの出射光に含まれるそれぞ
れの波長帯域の光のエネルギーを計測するセンサ20
と、このセンサ20からの信号に基づいて各波長帯域の
光の相対的なエネルギー比を調整する調整装置21(調
整手段)とから成るものである。
【0019】照明部12は、光を閉じ込めて導光させる
平板状の透明媒体である導光板13(変換手段)と、こ
の導光板13の非出射面13a側の平板上に設けられた
シート又は薄板状の反射板14と、導光板13の出射面
13b側の平板上に設けられた拡散板15(パターン部
材)と、導光板13の端面から光が入射するように設置
されたLEDモジュール16(幅約100mm)とから
構成される。LEDモジュール16には、赤(λ=68
0nm)、緑(λ=565nm)、青(λ=450n
m)の光をそれぞれ出射するR,G,Bの3種のLED
が内蔵されている。この照明部12から光を取り出す機
構は、基本的には上述の従来技術で説明したものと同等
であり、LEDモジュール16から導光板13内に導入
されたR,G,Bのそれぞれ光は、導光板13内で全反
射され、混ぜ合わされて白色光とされ、反射板14によ
り光出射面13b方向に反射されると、拡散板15によ
り均一な光とされ、外部へ取り出されるようになってい
る。なお、導光板13のサイズは、例えば、1000m
m×1000mm×10mmのものを用いる。
【0020】センサ20は、導光板13の光源側の端面
13cに設置されている。センサ20は、発光側のR,
G,BのLEDに対応して、同じ波長帯域の光電素子を
用いることが望ましい。このセンサ20によって測定さ
れたR,G,Bのそれぞれの波長帯域の光のエネルギー
の測定結果は、電線コード17を介して調整装置21に
入力される。調整装置21は、白色光を作るために最も
相応しいR,G,Bの光の相対的なエネルギー比を記憶
しており、センサ20からの測定結果がこのエネルギー
比と一致するように、モジュール16内の3種のLED
のそれぞれに供給される電流値をフィードバック制御す
る。これにより、各LEDの輝度が調整されることにな
り、従って、時間経過に伴いLEDが異なる度合いで劣
化したり、LEDのロット間の輝度にばらつきがあって
も、それらの影響を受けることなく、照明部12からの
出射光を白色光に保つことができる。さらにまた、製品
出荷時における調整が不要となり、常に最適な状態で出
荷することができる。
【0021】ここで、照明装置11におけるセンサ20
の配置位置について図3を参照して考察する。上述した
ように、LEDモジュール16より導光板13内に出射
されたR,G,Bのそれぞれの光は、導光板13内で多
重反射により混合されてから出射される。そのため、図
3に示すような、導光板13からの出射光を受光し得る
A,B,Cのような位置にセンサ20を配置すれば、十
分にR,G,Bの光が混合された光をセンサ20により
測定することができる。特に、理想的なセンサ20の位
置は、図3のAの位置である。これは、導光板13のL
EDモジュール16側の端面13cと対峙する端面にお
いて反射された光、すなわち、導光板13内において最
も光学的に長い距離を進み、均一に混合された光をとら
えることができるからである。また、Aの位置は、LE
Dモジュール16と近いので、配線が容易であるという
メリットもある。また、出射効率の点からは、通常はロ
スする端面からの出射光をとらえ得る位置A,Bにセン
サ20を配置した方がよい。また、上記のように反射板
14が備えられていることによりセンサ20による測定
のS/N比が向上し、測定精度が高まり、出射光の安定
化に寄与し得る。なお、センサ20のヘッド部の汚れを
防ぐため、センサヘッドと導光板13は、透明媒体等で
接着されていることが望ましい。
【0022】(第2の実施形態)図4(a)(b)は第
2の実施形態に係る照明装置の光学系構成図である。こ
の照明装置11は、R,G,Bの3種のLEDが内蔵さ
れた投射用光源30、投射用光源30からの出射光を拡
散反射する拡散反射板31、拡散反射板31による反射
光をとらえるセンサ20、及びこのセンサ20からの信
号に基づいてR,G,BのLEDのそれぞれに供給され
ている電流値を調整する調整装置(不図示)とからなる
間接照明装置である。図4(a)では、センサ20は、
拡散反射板31の近傍に配置され、この拡散反射板31
において反射された光を直接受光し得るようになってい
る。また、図4(b)では、拡散反射板31による反射
光を光源30方向に反射させるミラー32等の正反射手
段を備えており、このミラー31からの反射光を受光し
得るようにセンサ20が配置されている。この図4
(b)の構成では、センサ20と光源30とが近接して
いるため、配線が容易である。また、光学的には、セン
サ20と光源30の間の距離は長いものとなり、十分に
混合された光がセンサ20に受光されるので、R,G,
Bの光のエネルギーを精度良く測定することが可能とな
り、結果として、より正確なフィードバック制御を行う
ことができる。
【0023】(第3の実施形態)図5(a)(b)は第
3の実施形態に係る照明装置の光学系構成図である。こ
の照明装置11は、R,G,Bの3種のLED40aが
アレイ状に並設された光源40と、この光源40からの
出射光を拡散させる拡散板41と、拡散板41の透過光
をとらえるセンサ20、及びこのセンサ20からの信号
に基づいてR,G,BのLEDのそれぞれに供給されて
いる電流値を調整する調整装置(不図示)とからなる直
下型照明装置である。センサ20は、図5(a)に示す
ように、拡散板41の裏面側に設けても、図5(b)に
示すように、拡散板41上に設けられたミラー32から
の反射光を受光し得るように、光源40と近接して設け
てもよい。これにより、上述の図4(a)(b)と同様
の効果を得ることができる。また、上記いずれの実施形
態においても、センサ20は、特定の波長帯域の光のエ
ネルギーの測定だけでなく、光の強度も測定することが
できるので、照明装置11からの出射光の色だけでな
く、明るさも一定に保つことができる。さらにまた、照
明装置として一般に外装カバーを設けるが、その場合、
センサはその外装カバー内に収まるようにすることによ
り、全体を密閉した形態とすることができ、構成の簡素
化が図れる。
【0024】なお、本発明は上記実施の形態に限られず
種々の変形が可能である。例えば、LEDとしては、少
なくとも2つ以上の互いに異なる色の光を出射する半導
体チップが1つの素子内にモジュール化されたものであ
ってもよい。また、調整装置21に記憶されるR,G,
Bの相対的なエネルギー比は、ボリューム等を操作する
ことにより、調整し得るような構成となっていることが
望ましい。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の照明装置に
よれば、センサによる照明部からの出射光の測定結果に
基づいて、各波長帯域の光の相対的なエネルギー比が一
定となるように光源の出射光をフィードバック制御する
ようにしたので、照明部からの出射光を一定の色に保つ
ことができる。特に、光源がLEDである場合には、時
間経過に伴いLEDが異なる度合いで劣化したり、LE
Dのロット間の輝度にばらつきがあっても、それらの影
響を受けることなく、照明部からの出射光を白色光に保
つことができ、室内・屋内照明に適したものとなる。ま
た、製品出荷時における調整が不要となる。
【0026】また、請求項2記載の発明の照明装置によ
れば、上記請求項1に加えて、照明部に光源からの光を
面状に変換する変換手段を備え、これに近接して、変換
手段から出射された光を受光するセンサを設置したの
で、照明部は面光源化され、この面光源からの光を一定
の色に保つことができる。さらには、センサへの配線を
容易にすることができる。また、変換手段から光源に向
かう反射光を受光するように、センサを光源に近接して
設置するものとすることにより、複数の波長帯域の光が
均一に混合された光をとらえることができ、より安定に
色を保つことができる。しかも、センサを照明部に内蔵
して構成の簡素化を図ることができる。また、変換手段
の一部に反射手段を設けるものとすることにより、より
精度良く光をとらえることができ、S/N比が向上し、
高精度に一定の色を保つことができる。
【0027】また、請求項5記載の発明の照明装置によ
れば、導光板から出射された光をセンサにより受光し、
これに基づいて光源の各波長帯域の光のエネルギー比を
調整するようにしたので、導光体から出射される面光源
化された光を一定の色に、例えば白色に保つことがで
き、室内照明に好適なものとなる。また、導光板の端面
にセンサを設置することにより、導光板からのロス分の
出射光を受光することになり、照明に用いられる光をロ
スすることがなく、ひいては室内照明として均一な明る
さの照明を実現することに寄与し得る。また、導光板の
光源側の端面にセンサを設置することにより、複数の波
長帯域の光が均一に混合された光をとらえることがで
き、精度良く光検出を行うことが可能で、従って、より
安定に色を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による照明装置の概略
外観図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】センサの配置位置を説明するための図である。
【図4】(a)(b)は第2の実施形態による照明装置
の光学系構成図である。
【図5】(a)(b)は第3の実施形態に係る照明装置
の光学系構成図である。
【図6】従来の面光源装置の斜視図である。
【図7】従来の面光源装置の断面図である。
【図8】R(赤),G(緑),B(青)のLEDの通電
時間に対する劣化の度合いを示す図である。
【符号の説明】
11 照明装置 12 照明部 13 導光板(変換手段) 13a 導光板の端面 15 拡散板(パターン部材) 16 LEDモジュール(光源) 20 センサ 21 調整装置(調整手段) 30 投射用光源(光源) 40 光源 40a LED(光源)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の互いに波長帯域の
    異なる光を出射する光源を有する照明部と、 前記照明部から出射された光を受光し、それぞれの波長
    帯域の光のエネルギーを測定するセンサと、 前記センサからの信号に基づいて前記光源の各波長帯域
    の光の相対的なエネルギー比を調整する調整手段とを備
    えたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上の互いに波長帯域の
    異なる光を出射する点又は線状の光源と、この光源から
    の光を面状に変換する変換手段とからなる照明部と、 前記変換手段から出射された光を受光し、それぞれの波
    長帯域の光のエネルギーを測定するセンサと、 前記センサからの信号に基づいて前記光源の各波長帯域
    の光の相対的なエネルギー比を調整する調整手段とを備
    え、 前記センサを前記変換手段に近接して設置したことを特
    徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 前記センサを、前記変換手段から前記光
    源に向かう反射光を受光するように、前記光源に近接し
    て設置したことを特徴とする請求項2に記載の照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変換手段の一部に光源方向に光を反
    射させる反射手段を設けたことを特徴する請求項3に記
    載の照明装置。
  5. 【請求項5】 点又は線状の光源からの光を面状に広げ
    て出射させる照明装置において、 光を閉じ込めて導光させる平板状の透明媒体からなる導
    光板と、この導光板の平板上に設けられた光取り出し用
    のパターン部材と、前記導光板の端面に光が入射するよ
    うに設置された少なくとも2つ以上の互いに波長帯域の
    異なる光を出射する点又は線状の光源とからなる照明部
    と、 前記照明部から出射された光を受光し、それぞれの波長
    帯域の光のエネルギーを測定するセンサと、 前記センサからの信号に基づいて前記光源の各波長帯域
    の光の相対的なエネルギー比を調整する調整手段とを備
    え、 前記センサを前記導光板から出射された光を受光し得る
    位置に設置したことを特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】 前記センサを前記導光板の端面に設置し
    たことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記センサを前記導光板の光源側の端面
    に設置したことを特徴とする請求項5に記載の照明装
    置。
JP10059806A 1998-03-11 1998-03-11 照明装置 Withdrawn JPH11260568A (ja)

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JP10059806A JPH11260568A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 照明装置

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