JP2005088080A - 可変速度のピンによる摩擦攪拌溶接のための方法及び装置 - Google Patents

可変速度のピンによる摩擦攪拌溶接のための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005088080A
JP2005088080A JP2004121246A JP2004121246A JP2005088080A JP 2005088080 A JP2005088080 A JP 2005088080A JP 2004121246 A JP2004121246 A JP 2004121246A JP 2004121246 A JP2004121246 A JP 2004121246A JP 2005088080 A JP2005088080 A JP 2005088080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction stir
stir welding
pin
speed
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004121246A
Other languages
English (en)
Inventor
Amitabh Vyas
アミタブ・ヴィヤス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=31994568&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2005088080(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2005088080A publication Critical patent/JP2005088080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
    • F16L5/02Sealing
    • F16L5/10Sealing by using sealing rings or sleeves only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/123Controlling or monitoring the welding process
    • B23K20/1235Controlling or monitoring the welding process with temperature control during joining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/123Controlling or monitoring the welding process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 材料が最適に混合され微細化された溶接継手を形成するための改良型摩擦攪拌溶接工具に対する必要性が存在している。
【解決手段】 加工物60において摩擦攪拌溶接継手80を形成するための方法及び装置が提供され、この装置10は、肩部22とそこから延びる回転可能なピン24とを有する摩擦攪拌溶接工具20を備えており、ピン24の回転速度は、ピン24が加工物60の可塑化された材料を混合するように、例えば周期的に及び/又は所定スケジュールに従って、摩擦攪拌溶接工程中に調節することが可能であり、加工物60は、摩擦攪拌溶接前に予加熱することができるようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、摩擦溶接に関し、特に、可変回転速度を有するピンで摩擦攪拌溶接するための方法及び装置に関するものである。
摩擦攪拌溶接は、ピンもしくはプローブのような回転工具を強制して加工物の中に入れ及び/又は加工物を通し、例えば、該加工物の複数の部材を頑丈な状態に接合するか、或いは加工物にある割れを補修するプロセスである。一般的に、ピンは、扁平であるか、凹状であるか、さもなければ他の形状とすることができる肩部から延びており、この肩部は加工物に押し当てられて、ピンがその中に強制されるようになっている。その後、このピンは強制されて加工物の中を通り、連続的な溶接継手を形成するようにしている。例えば、1回の従来の摩擦攪拌溶接プロセスの間、回転工具のプローブは、摩擦攪拌溶接機により1つの加工物中に或いは2つの加工物間に突入せしめられて、十分な摩擦加熱を起こす所要の抵抗力を発生させ、可塑化された材料の領域を形成している。この工具は、肩部の後縁が可塑化された材料の中に入ってそれを強化するように、加工物に対して約3°傾けることが可能となっている。可塑化された材料の硬化の際に、加工物の部材同士は溶接継手に沿って接合されることになる。摩擦攪拌溶接工具により出される力の大きさは、要求された摩擦加熱を起こすために、規定された最小値よりも大きく維持されていなければならない。摩擦攪拌溶接についてはトーマス(Thomas)等に対する特許文献1に更に記載されており、その内容は参照によりここに組み入れられる。
米国特許第5,460,317号
摩擦攪拌溶接ピンの中には、右ねじ、左ねじ、又はそれらの組合せとし得る螺旋のねじ山を画成したものがある。一般的に、ねじ山は、溶接継手の領域における可塑化された材料の混合を向上させるものである。更に、摩擦攪拌溶接工具により出される力で加工物が変形するのを防止すると共に寸法公差を維持するために、肩部に対峙して設けられる例えば台座もしくはその他の裏当て装置のような支持装置が溶接継手の背後にしばしば設けられている。この肩部及び裏当て装置は、溶接工具により発生される摩擦熱で可塑化される材料が溶接継手の外に流れ出るのを防止するため、溶接の間、強制されて一緒にされているのが一般的である。また、肩部及び裏当て装置の内向きの締付けは、継手を固めて、間隙率を最小にすると共に、所望の表面仕上げを有する溶接継手を提供するものである。
摩擦攪拌溶接工具を移動させて加工物に通すのに使用される溶接機は、特定の速度で溶接工具を移動させて加工物に通すため、溶接工具にかかる大きな力をしばしば出さねばならない。この力は、ある程度、加工物の厚さ、加工物の材料、工具のピンの長さ及び直径、工具の回転速度、加工物を通る工具の速度等に左右される。特定の溶接継手を実現するのに必要とされる力は、溶接機が作動する速度、従って、継手が形成される速度を制限することが可能である。更に、特に溶接機及び工具にかかる力が大きい場合、溶接機及び工具は、定期的な保守及び/又は交換を必要とするのが一般的である。
従って、従来の摩擦攪拌溶接装置では、加工物の材料が可塑化されると共に混合される溶接継手を形成し、その結果として得られる溶接継手の粒状組織が微細化されることは示されている。しかしながら、材料が最適に混合され微細化された溶接継手を形成するための改良型摩擦攪拌溶接工具に対する必要性が依然として存在している。この工具は、多種の溶接機及び工具を使用しながら、厚い加工物を含む多様な加工物の摩擦攪拌溶接に備えていなければならない。工具は、材料を効果的に可塑化すると共に混合できなければならない。また、工具は、好ましくは、溶接中に工具や溶接機にかかる力を減少させるための特徴及び方法と両立すべきである。
本発明は、加工物において摩擦攪拌溶接継手を形成するための方法及び装置を提供するものである。この装置は、回転されると共に、強制されて加工物に当たる摩擦攪拌溶接ピンを備えている。更に、この摩擦攪拌溶接ピンの回転速度は、周期的に及び/又は所定スケジュールに従って、調節されるようになっている。
本発明の一実施形態によると、この方法は、摩擦攪拌溶接ピンの回転速度を周期的に及び/又は所定スケジュールに従って所定の第1及び第2速度の間に調節する調節ステップを含んでおり、第1速度はピンの平均速度の99%未満であり、第2速度はピンの平均速度の101%よりも大きい。更に、ピンの回転方向は、作動中、周期的に反転することが可能となっている。ピンの回転速度は、約0.1Hz〜100Hzの頻度もしくは周波数で周期的に調節することが可能であり、周期的な調節は正弦波のようにすることができる。例えば、ピンの回転速度は、該ピンを回転させるアクチュエータに供給される電流を変えることにより調節可能である。更に、加工物は、例えば誘導加熱器により、摩擦攪拌溶接前に加熱されていても良い。
加工物は、アルミニウム、アルミ合金、チタニウム、チタン合金、鋼、又は鉄―ニッケル合金のような種々の材料から形成することが可能である。
本発明はまた、加工物を摩擦攪拌溶接するために強制されて該加工物に当たるように構成された回転可能なピンと、該ピンを回転させるように構成されたアクチュエータと、所定スケジュールに従って前記アクチュエータを制御し、それにより前記ピンの回転速度を調節するように構成されたコントローラとを備える、摩擦攪拌溶接装置を提供している。このコントローラは、前記アクチュエータを周期的に制御し、それにより、例えばアクチュエータに供給される電流を調節して、回転速度を第1及び第2速度の間に調節するように構成することが可能である。また、この装置は、加工物を加熱するように構成された誘導加熱器のようなヒータを備えていても良い。
本発明の上述した利点、特徴及びその他の利点、特徴、並びにそれらを達成する方法は、好適且つ代表的な実施形態を例示するが必ずしも縮尺通りではない添付図面に関連してなされる以下の詳細な説明を考慮することにより、容易に明らかとなろう。
本発明の全実施形態ではないが、その幾つかを示す添付図面を参照し、本発明について以下により詳しく説明する。実際に、本発明は、種々の異なる形態で実施可能であり、ここに示された実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、その開示内容が徹底しており且つ完全であり、本発明の範囲を当業者に十分に伝達するように提示されている。同様の数字は、終始、同様の要素を示している。
次に図面、特に図1を参照すると、本発明の一実施形態に従って加工物60を摩擦攪拌溶接するための装置10が示されている。この摩擦攪拌溶接装置10は、摩擦攪拌溶接工具20と、摩擦溶接継手80を形成するために当該工具20を回転させ、且つ加工物60を通って移動させるための少なくとも1つのアクチュエータ30とを備えている。例えば、摩擦攪拌溶接工具20は、アクチュエータ30に結合されたチャック、スピンドル又はその他の部材32に係合することが可能となっている。このアクチュエータ30は、機械的リンク機構をそれぞれ有する電気的、液圧又は空圧装置を含む種々の形式の作動装置の一部とすることが可能である。例えば、アクチュエータ30は、摩擦攪拌溶接工具20を回転及び移動させるように構成されたフライス盤又はドリルのような機械の一部とすることができる。アクチュエータ30は、手動で作動されてよいが、コンピュータソフトウエアプログラムに保存されたスケジュール又は同コンピュータソフトウエアプログラムにより発生されたスケジュールに従って作動するようにプログラムすることが可能なコンピュータ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はその他のコントローラ50により作動されるのが好ましい。
用語“加工物”は、制限的な意味をもつのではなく、加工物60は、種々の外形に構成することが可能な1つ以上の構造部材62,64を有していても良いことが分かる。例えば、図1に示すように、2つの構造部材62,64の縁66,68は、突合せ接触してそれらの間に境界面70を形成するように配置され、この境界面が溶接されて、例えば、図1に示すような突合せ溶接継手である継手80を形成することが可能である。或いは、本発明の装置10を使用して他の形式の継手80も同様に形成することが可能である。例えば、境界面に沿って延びる重ね継手を形成するために、構造部材62,64のぴったり合う表面をオーバーラップさせると共に、該ぴったり合う表面の境界面を端から端まで溶接することにより、重ね継手が形成されている。構造部材62,64はまた、他の配置で位置決めして溶接することが可能である上、任意の数の構造部材62,64を継手80により接合することが可能である。別の実施形態において、加工物60は、単一の構造部材としても良く、摩擦攪拌溶接装置10は、この部材に溶接継手を形成して、例えば、そこにある割れ、穴又はその他の欠陥を修復したり、或いは構造部材の材料特性に影響を及ぼしたりするのに使用することが可能である。
構造部材62,64は、限定はされないが、アルミニウム、アルミ合金、チタニウム、チタン合金、鋼等を含む種々の材料から形成されている。例えば、ポリマー等のような材料である非金属材料もまた、摩擦攪拌溶接装置10で溶接することが可能である。更に、加工物60は、類似又は非類似材料の部材を含むことができ、例えば、構造部材62,64は、溶接不向きであるか、或いは通常の融接技術により接合するのには経済原理に合わない諸金属を含む異なる金属から形成されても良い。溶接不向きの材料は、通常の融接技術により接合された場合、溶接固化中に割れ易い比較的に脆弱な溶接継手を製造することになる。このような材料には、アルミニウム及びある種のアルミ合金、特にAAシリーズ2000及び7000合金が含まれている。摩擦攪拌溶接の使用は、溶接不向きの材料から形成される加工物が確実に接合されることを可能にしている。また、摩擦攪拌溶接は、溶接可能な材料を他の溶接可能な材料や溶接不向きの材料に確実に接合するのにも使用されることができる。従って、加工物60を形成する材料は、多種多様の軽量、高強度金属及び合金から選択することが可能であり、それにより加工物60やそれから形成された構造組立体の全重量の減少が容易となる。
本発明に基づいて形成された加工物60は、例えば、航空機及び宇宙船のような航空宇宙構造用、船舶用、車両用等のフレーム、パネル、外皮、翼等を含む種々の用途はもちろんのこと、運送業以外のその他の用途にも使用することが可能である。本発明の摩擦攪拌溶接装置10は、大型の加工物と幾何学的曲線形状をもつ加工物とを摩擦攪拌溶接するのに使用することが可能である。ある用途の場合、構造部材62,64は、加工物60の両側面にアクセスすることを難しくするか或いは阻止するような幾何学的形状において連結されている。例えば、構造部材62,64は、チューブ又は航空機翼のように、部分的に又は全体的に閉じた本体を形成するように重なり合って連結されても良い。
図1に例示されているように、摩擦攪拌溶接工具20は、肩部22と、そこから延びるピン24とを備えている。これらピン24及び肩部22は、高強度及び高熱抵抗を有する材料から形成されているのが好ましい。限定ではなく、一例としてのみの目的であるが、ピン24及び/又は肩部22は、工具鋼、TZM(タンタル・ジルコニウム・モリブデン合金)のようなモリブデン合金、及びレネ(Rene)41(UNS N07041)のようなニッケル合金、及び鉄−ニッケル合金から構成することが可能である。肩部22は、ピン24が加工物60、例えば、図1に示すように境界面70に挿入されるように、加工物60に強制的に当接されるように構成されている。本発明の他の実施形態において、工具20は、対向して配置された状態で構成されている第1及び第2肩部(部分)を備え、ピンが両肩部間に延びており、該肩部が加工物60に対峙して配置されていると共に、それらの間の加工物60の対向表面に摩擦係合されるようになっている。いずれの場合も、装置10の各肩部22は、例えば、加工物60に係合するため、及び工具20が加工物60に沿って動かされるに連れて加工物60からの可塑化された材料が肩部22の周囲の外側へと半径方向に押圧される“すき起こし(plowing)”を防止するために、ほぼ平坦であるか、テーパが付いているか、凹状であるか、凸状であるか、或いはその他の形状である表面を画成することが可能となっている。更に、各肩部22は、例えば、加工物60に摩擦係合するように構成されたねじ山、突起又はリブのような隆起した部分或いは表面である1つ以上の摩擦配置を画成することが可能である。例えば、加工物60に係合するため、螺旋のねじ山を各肩部22に形成することが可能である。また、ピン24は、溶接中、加工物60に係合している攪拌部を画成している。ピン24の攪拌部は、円筒形とすることが可能であり、或いは螺旋のねじ山、周方向の溝、隆起、先細、段部等を含む種々の形状及び輪郭を画成することが可能である。
アクチュエータ30は、工具20、従ってピン24をコントローラ50により制御できる可変の回転速度で回転させるように構成されている。例えば、本発明の一実施形態において、アクチュエータ30は、ピン24をどちらの回転方向でも毎分約0〜3000回転(RPM)の平均速度Savgで回転させるように構成されているが、一部の実施形態においては、ピン24は、前述した範囲の速度よりも速い速度で回転しても良い。更に、ピン24の回転速度は、溶接工程の全体を通じて変更可能である。例えば、図2に例示したように、ピン24の回転速度は、溶接工程の開始時に時間T0〜T1の間の初期期間100中、上昇させられる。その後、ピン24の回転速度は、最低速度Smin及び最高速度Smaxの間で周期的に調節又は調整される。例えば、ピン24の回転速度は、時間T2,T4,T6で最低速度Sminに減少され、時間T3,T5,T7で最高速度Smaxに上昇されることが可能である。
周期的変動は、図2に例示したような正弦波とすることが可能であり、従って、ピン24の回転速度が最低速度Smin及び最高速度Smaxの間で変動すると共に、それらの間の平均回転速度Savgを有している。変動の頻度もしくは周波数は、毎秒当りの変動周期の数で定義され、ヘルツ(Hz)により表わされる。一回の変動周期の間、ピン24の回転速度は最低速度Sminから最高速度Smaxまで増加し、その後、最高速度Smaxから最低速度Sminまで低下している。ピン24の回転速度の変動頻度は、加工物60の厚さ、材質,又はその他の機械的特性や、溶接部を形成するためにピン24が境界面70を通って移動する速度や、ピン24の大きさ及び表面輪郭や、加工物60の温度や、ピン24の回転速度及び速度変化や、形成されつつある溶接継手80の大きさ及び形式や、溶接継手80の所望の機械的特性等に応じて調整することが可能となっている。例えば、変動の頻度は、非類似の粒径のような異なる材料特性をもつ構造部材60,62を有する加工物60を溶接するために、高くすることが可能である。更に、変動の頻度は、ピン24に沿って軸方向に広がるプレーナー表面のようなピン24上の特徴の分離角(angular separation)に応じて、又はピン24により規定されたねじ山のピッチに応じて、ある程度決定することができる。本発明の一実施形態によると、変動の頻度は、約0.1Hz〜100Hzとすることが可能である。
また、回転速度の変動の幅は、変動の頻度を決定するのに用いられたのと同一又は異なるファクターに応じて、調節することが可能である。例えば、この幅は、より広い又はより狭い溶接継手80に対し、それに相応して増大又は減少させることが可能である。この幅は、平均速度Savgと最高又は最低速度Smax,Sminとの間の速度差に相当している。即ち、幅は、最高速度Smax及び最低速度Sminの間の差の二分の一である。本発明の一実施形態によると、ピン24は、約100〜3000RPMの速度で回転し、幅は、ピン24の平均回転速度Savgの約1%〜200%である。従って、最低回転速度Sminは、平均回転速度Savgの99%未満とすることが可能であり、最高回転速度Smaxは、ピン24の平均回転速度Savgの101%よりも大きくすることが可能である。例えば、ピン24の平均回転速度Savgが時計方向に100RPMであり、回転速度の変動の幅が平均回転速度Savgの50%であれば、最低速度Sminは約50RPM(時計方向)であり、最高速度Smaxは約150RPM(時計方向)である。
更に、回転速度の変動幅は、ピン24の回転方向が作動中に変化するように、ピン24の平均回転速度Savgよりも大きくすることが可能である。本発明の一実施形態によると、平均回転速度Savgは、100RPM未満であり、約100〜1000RPMの変動幅を有している。従って、ピン24は、回転方向を周期的に反転して、ゼロであるか或いはゼロよりも大きくすることができる平均速度で、時計方向及び反時計方向に交互に回転するようになっている。例えば、ピン24の平均回転速度Savgが時計方向に約100RPMであり、且つ回転速度の変動の幅が平均回転速度Savgの約150%であれば、最低速度Sminは反時計方向に約50RPMであり、最高速度Smaxは時計方向に約250RPMである。代案として、図3に例示されているように、ピン24は、平均回転速度Savgを有していない(即ち、Savg=0RPM)ことが可能であり、ゼロよりも大きな幅を有することができる。従って、ピン24は、図3に例示した作動中に時間T1,T2,T3,T4,T5で方向を反転して、時計方向及び反時計方向に連続的に回転し、各方向において最高速度Smax及び最低速度Sminにそれぞれ等しい最高速度及び最低速度に到達することになる。
ピン24の回転速度の減少は、ピン24及び加工物60の間に発生される摩擦熱を一般的に減少させるものである。従って、ピン24の回転速度が少なくともある作動時間中に100RPM未満である場合、例えば、ピン24の回転方向が周期的に反転する場合、工具20の肩部22は、加工物60を可塑化するため或いは加工物60をほぼ可塑化するため、加工物60に十分に摩擦係合するように構成することが可能であるので、ピン24の回転速度が減少しているときであっても、ピン24は、加工物60を通って移動することが可能となる。例えば、肩部22がピン24の直ぐ近くの比較的に大きな面積に対して作用するように、肩部22の直径はピン24の直径の5倍か、或いはそれ以上とすることができる。
ピン24の回転速度は、図2及び図3に例示した正弦波状の変動の他に、他の変動パターン又はモデルに従って調節することが可能である。例えば、この変動は、のこ歯状、傾斜路状、矩形又は三角形階段状等の形状を特徴とすることができる。また、ピン24の速度は、連続変動中に、異なる最低及び最高速度に減速及び増速することが可能である。例えば、回転速度は、所定の速度又は無作為に選択した速度に減速及び増速できる。更に、変動の頻度は、溶接工程を通じて一定であっても良いし、変更されても良い。例えば、ピン24の回転速度は、ある期間中は一定とし、他の期間中に変更することができる。
ピン24の回転速度の調節は、例えば、コントローラ50のメモリに保存されたスケジュール又はプログラムに基づいて、コントローラ50により制御されるようになっている。この点について、コントローラ50は、電力をアクチュエータ30に供給する電源装置42のような電源と通信することが可能となっている。更に、コントローラ50は、アクチュエータ30に供給される電流を変化させ、それによりアクチュエータ30の速度及びピン24の回転速度を調整するための電流又は電圧調整装置としても機能することになる。或いは、コントローラ50は、例えば、ピン24の回転速度を制御するためにディジタル電子信号をアクチュエータ30に送信することにより、アクチュエータ30をディジタル制御することが可能となっている。
更に、図1に示すように、装置10は、溶接工程中に加工物60の材料を加熱するための誘導加熱器40のようなヒータを備えていても良い。この誘導加熱器40は、電源装置42に電気的に接続されていると共に、加工物60中に電流を誘導するように構成されているので、加工物60は所望温度まで抵抗加熱されることになる。代案として、レーザ、電気抵抗ヒータ、ガス又はその他の火炎ヒータ等のような他の形式のヒータを使用することができる。場合によっては、インダクタンス加熱を使用して厚い加工物をその厚さの端から端まで均一に加熱することが可能であり、また、薄い加工物を加熱するためにはレーザのようなその他の表面加熱器を使用することができる。加工物60は、装置10において使用されるヒータ40の形式に関係なく、工具20による摩擦攪拌溶接の前、間、及び/又は後に所望温度まで加熱されることになる。
本発明の一実施形態によると、誘導加熱器40は、摩擦攪拌溶接の前に加工物60を所望温度まで予加熱するのに用いられている。加工物60の予加熱により、加工物60の材料を可塑化して加工物60を摩擦攪拌溶接するために、ピン24と加工物60との間に必要とされる摩擦を低下させることが可能となる。従って、ある実施形態の場合、予加熱は、ピン24が加工物60を通り移動する速度を増大させ、及び/又は、加工物60を溶接するためにピン24を介して加えなければならない力を減少させることができる。必要とされる予加熱の量は、加工物60の厚さ、材質又はその他の機械的特性や、ピン24の回転速度や、溶接継手80を形成するためにピン24が境界面70を通り移動する速度や、ピン24の大きさや、加工物60の初期温度や、形成されつつある溶接継手80の種類や、溶接継手80の所要の機械的特性等に基づいて変えることが可能である。誘導加熱器40は、加工物60の可塑化温度よりも低い“予加熱温度”まで加工物60を加熱するのに使用可能である。例えば、誘導加熱器40は、加工物60の可塑化温度よりも低い温度まで少なくとも27.8℃(50°F)だけ加工物60を加熱することが可能となっている。
誘導加熱器40は、摩擦攪拌溶接工具20の直ぐ近くに配置することが可能であり、一度に加工物60の一部のみを加熱するように構成されている。更に、誘導加熱器40は、摩擦攪拌溶接工具20の運動に先行する通路を加工物60に沿って移動するように構成されている。従って、誘導加熱器40は、ピン24に直ぐ近い加工物60の部分のみを加熱するように配置することが可能であるので、摩擦攪拌溶接継手80の領域から離れたところにある加工物60の諸部分は最小限だけ加熱されるか、又は全く加熱されないことになる。一部の実施形態において、誘導加熱器40は、摩擦攪拌溶接工具20又はアクチュエータ30に接続され、或いはさもなければ摩擦攪拌溶接工具20から一定距離に維持されることが可能である。従って、誘導加熱器40は、摩擦攪拌溶接工具20と同時にほぼ同じ速度で移動することが可能となる。代案として、誘導加熱器40は、例えばコントローラ50により、摩擦攪拌溶接工具20とは別個に制御可能であるので、誘導加熱器40は溶接工具20とは独立して移動することになる。従って、誘導加熱器40は、工具20とは異なる速度で移動し得ると共に、加熱の必要度に応じて工具20からより近く又はより遠くに調節することが可能となる。更に、誘導加熱器40により行われる加工物60の加熱の量は、溶接工程中に、例えば、種々の個所における加工物60の物理的特性の違い、ピン24の回転速度の調整量、加工物60を通るピン24の速度等に応じて調節することが可能である。
本発明は何ら特定の作動理論に限定されるものではないが、ピン24の回転速度の変化は、溶接中の加工物60の可塑化された材料の動きに影響を与えると考えられる。特に、ピン24の回転速度の増加及び減少は、加工物60の可塑化された材料の混合を実質的に向上させる結果になると考えられる。更に、誘導加熱器40による加工物60の加熱は、加工物60が可塑化されるのを引き続き許容しながら、ピン24及び加工物60間の摩擦を減少させることができると考えられる。従って、ピン24の回転速度の変化は、例えば、誘導加熱器40による加工物60の加熱のために、ピン24と可塑化された材料との間の摩擦力がたとえ減少しても、可塑化された材料の混合を向上させることができる。本発明の他の実施形態において、ピン24の回転速度は、誘導加熱器40を使用することなく変えることができる。
本発明の一実施形態によると、摩擦攪拌溶接継手80は、ピン24の攪拌部及び肩部22が加工物60に摩擦接触するように、回転している摩擦攪拌溶接工具20を加工物60との接触状態にして動かすことにより形成されている。回転している摩擦攪拌溶接工具20は、所定通路に沿って加工物60の中を移動することができ、それにより細長い溶接継手80を形成している。従って、加工物60の材料はピン24によって混合され、材料の粒度は微細化されることが可能となり、それにより継手80における材料の特性が向上することになる。
例えば、溶接工具20は、加工物60の縁のところに設置することが可能であり、符号12で表わされた方向に回転し、加工物60の中を符号14で表わされた方向に推し進めることが可能であるので、肩部22が加工物60の表面に接触し、それにより加工物60の可塑化された材料の軸方向の動きが抑えられることになる。代案として、溶接継手80が加工物60の縁から内側の個所で開始又は終了されるべきであれば、溶接工具20は、溶接継手80の開始時に加工物60の中に強制する又は“突っ込む”ことが可能であり、及び/又は続いて加工物60の溶接後に加工物60から退出させることができる。いずれの場合も、加工物60に対する肩部22の強制力に対抗するものとして、肩部22に対峙して配置されるアンビル又はその他の支持装置が設けられるか、或いはピン24に接続されると共に肩部60と肩部22の反対側に配置される第2の肩部が設けられている。従って、加工物60は、摩擦攪拌溶接中、ピン24の直ぐ近くで肩部22と別の肩部又は他の支持装置との間に“挟持”されることになる。有利なのは、肩部22と別の肩部又は他の支持装置とがシールを形成して、可塑化された材料がそこから押し出されるのを防止できることである。従って、溶接継手80のところには、加工物60の両側面上に平面又はその他所望の輪郭が形成されることになる。2つの肩部がピン24に取り付けられていれば、当該2つの肩部は、溶接中に溶接工具20に殆ど又は全く軸力をかける必要がないように、加工物60に対して工具20を軸方向に抑止することが可能である。工具20が符号14で表わされる方向に強制されるときに、誘導加熱器40は、加工物60を加熱すると共に工具20を進める通路において符号16で表わされた方向に移動され、加工物60が誘導加熱器40によって予加熱されると共に、工具20によって連続して可塑化されるようにしている。更に、方向12への工具20の回転速度は、上述したように周期的に調節され、それにより加工物60の可塑化された材料を混合している。
本発明の別の実施形態によると、ピン24は、個々に回転可能である1つよりも多い部分を有している。例えば、図4に例示した工具のピン24は、第1部分25a及び第2部分25bを有している。第2部分25bは、第1部分25aが肩部22と第1アクチュエータ30aに係合可能であるのに対して、第2部分25bが第2アクチュエータ30bにより係合されるように、第1部分25aにより画成された開口26を貫いて延びる軸28に接続されている。アクチュエータ30a,30bは、2つの部分25a,25bを異なる周期的変動で又は異なる所定スケジュールに基づいて回転させることが可能である。例えば、アクチュエータ30a,30bは、2つの部分25a,25bを同一又は異なる平均速度、最低又は最高速度、回転方向、変動の頻度、変動の大きさ、変動プロフィール又は特性、変動のタイミング、及び/又はその他の回転の状況で回転させることが可能である。更に、第1部分25aは、第1の構造部材62を実質的に貫いて延びるように構成され、第2部分25bは、第2の構造部材64を実質的に貫いて延びるように構成されている。従って、第1部分25a及び第2部分25bは、それぞれ第1及び第2の構造部材62,64の材料特性に基づいて回転することが可能であるので、各部分25a,25bは各構造部材62,64の材料を効果的に可塑化すると共に混合することになる。
代案として、2つの部分25a,25bは、一体化部材とすることが可能であり、或いはさもなければ、同部分25a,25bが同じ回転速度で且つ同じ変動で一緒に回転するように結合されても良い。例えば、図5に示すように、2つの部分25a,25bは、肩部22から延びる単一部材とすることが可能である。更に、第1部分25a及び第2部分25bは、構造部材62,64の材料特性、形成されつつある溶接継手80の種類等に基づいて選択又は形成することが可能である。例えば、第1構造部分25aの直径は、ピン24が第1の構造部材62における材料と第2の構造部材64よりも多く摩擦接触するように、第2部分25bの直径よりも大きくすることが可能である。2つの部分25a,25bの直径が異なる結果として、第1部分25a及び第2部分25bを同じ回転速度で回転させることにより、第1部分25a及び第2部分25bの外面の速度が異なることになる。特に、第1部分25aの外面は、第2部分25bの外面よりも速く加工物60に対して移動することになる。更に、異なる直径をもつ2つの部分25a,25bは、例えば図4に関連して記載したように、異なる回転速度で回転されるように構成することが可能である。
本発明の他の実施形態において、ピン24は、各々が異なる直径を画定しており、及び/又は、独立して回転可能に構成されている、3つ以上の部分を備えることができる。例えば、図6は、第1部分25a、第2部分25b及び第3部分25cを備えたピン24を有する工具20を例示している。図示のように、第1部分25a及び第3部分25cは第2部分25bよりも大きな直径を有している。従って、第1部分25a及び第3部分25cは、加工物60においてより広い範囲の材料と摩擦係合し、及び/又は、加工物60の対峙する表面にチャンネルを画成するのに使用することができる。部分25a,25b,25cの各々は、別個に回転することができ、或いは、他の部分25a,25b,25cのうちの1つ以上に接続されてそれと共に回転することができる。
本発明についての多くの変形例及びその他の実施形態は、前述の説明及び添付の図面に提示された教示内容の利点を有して、本発明が関係する技術に習熟した者に想到されるであろう。従って、言うまでもなく、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、また、上述の変形例及びその他の実施形態は、特許請求の範囲に含まれるべきものと考えられる。この明細書では特定の用語が用いられているが、それらは、単に一般的且つ説明的意味であり、限定のために使用されているのではない。
2つの加工物を摩擦攪拌溶接するために構成された本発明の一実施形態による摩擦攪拌溶接工具を例示する斜視図である。 本発明の一実施形態に基づく摩擦攪拌溶接中のピンの回転速度の変動を例示するグラフである。 本発明の別の実施形態に基づく摩擦攪拌溶接中のピンの回転速度の変動を例示するグラフであり、ピンは周期的に方向を反転している。 本発明の別の実施形態による摩擦攪拌溶接工具を例示する正面図であり、この工具は別個に回転可能である2つの部分をもつピンを有している。 本発明のもう1つの実施形態による摩擦攪拌溶接工具を例示する正面図であり、この工具は異なる直径の2つの部分をもつピンを有している。 本発明の更に別の実施形態による摩擦攪拌溶接工具を例示する正面図であり、この工具は3つの部分をもつピンを有している。
符号の説明
10 摩擦攪拌溶接装置
20 摩擦攪拌溶接工具
22 肩部
24 ピン
25a 第1部分
25b 第2部分
25c 第3部分
30 アクチュエータ
30a 第1アクチュエータ
30b 第2アクチュエータ
40 ヒータもしくは誘導加熱器
50 コントローラ
60 加工物
min 最低速度(第1速度)
avg 平均回転速度
max 最高速度(第2速度)

Claims (38)

  1. 加工物を摩擦攪拌溶接する方法であって、
    摩擦攪拌溶接ピンを強制して前記加工物に当てる強制ステップと、
    前記摩擦攪拌溶接ピンを回転させる回転ステップと、
    前記摩擦攪拌溶接ピンの回転速度を周期的に調節し、それにより前記加工物を摩擦攪拌溶接する調節ステップとを有し、
    前記調節ステップは前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を約0.1Hz〜100Hzの頻度で周期的に調節することを含む、方法。
  2. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間で周期的に調節することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間で周期的に調節することを含み、前記第1速度は少なくとも約100RPMであり、前記第2速度は前記第1速度よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  4. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間で周期的に調節することを含み、前記第1速度は前記摩擦攪拌溶接ピンの平均回転速度の99%未満であり、前記第2速度は前記摩擦攪拌溶接ピンの前記平均回転速度の101%よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  5. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を正弦波状の速度変動に基づいて周期的に調節することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転方向を周期的に反転させることを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンを回転させるためのアクチュエータに変動電流を供給することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記強制ステップの前に前記加工物を予加熱温度まで加熱することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記加熱ステップは誘導加熱器を付勢することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記加熱ステップは、前記加工物を同加工物の可塑化温度よりも低い温度まで少なくとも27.8℃(50°F)だけ加熱することを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記加工物を用意するステップを更に含み、前記加工物は、アルミニウム、アルミ合金、チタニウム、チタン合金、及び鋼からなるグループのうちの少なくとも1つから構成される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記回転ステップは、別個に回転可能な第1及び第2部分を有する摩擦攪拌溶接ピンを回転させることを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記調節ステップは、前記第1及び第2部分が、前記調節ステップの少なくとも一部分の間、異なる速度で回転するように、前記摩擦攪拌溶接ピンの各部分の回転速度を周期的に調節することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記摩擦攪拌溶接ピンを用意するステップを更に含み、該摩擦攪拌溶接ピンは、異なる直径を規定する少なくとも2つの部分を有している、請求項1に記載の方法。
  15. 加工物を摩擦攪拌溶接する方法であって、
    摩擦攪拌溶接ピンを強制して前記加工物に当てる強制ステップと、
    前記摩擦攪拌溶接ピンを回転させる回転ステップと、
    前記摩擦攪拌溶接ピンの回転速度を所定スケジュールに従って調節し、それにより前記加工物を摩擦攪拌溶接する調節ステップとを有し、
    前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を約0.1Hz〜100Hzの頻度で調節することを含む、方法。
  16. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間で調節することを含み、前記第1速度は少なくとも約100RPMであり、前記第2速度は前記第1速度よりも大きい、請求項15に記載の方法。
  17. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間で調節することを含み、前記第1速度は前記摩擦攪拌溶接ピンの平均回転速度の99%未満であり、前記第2速度は前記摩擦攪拌溶接ピンの前記平均回転速度の101%よりも大きい、請求項15に記載の方法。
  18. 前記調節ステップは前記摩擦攪拌溶接ピンの回転方向を反転させることを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記調節ステップは、前記摩擦攪拌溶接ピンを回転させるためのアクチュエータに変動電流を供給することを含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記強制ステップの前に前記加工物を予加熱温度まで加熱することを更に含む、請求項15に記載の方法。
  21. 前記加熱ステップは誘導加熱器を付勢することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記加熱ステップは、前記加工物を同加工物の可塑化温度よりも低い温度まで少なくとも27.8℃(50°F)だけ加熱することを含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記加工物を用意するステップを更に含み、前記加工物は、アルミニウム、アルミ合金、チタニウム、チタン合金、及び鋼からなるグループのうちの少なくとも1つから構成される、請求項15に記載の方法。
  24. 前記回転ステップは、別個に回転可能な第1及び第2部分を有する摩擦攪拌溶接ピンを回転させることを含む、請求項15に記載の方法。
  25. 前記調節ステップは、前記第1及び第2部分が、前記調節ステップの少なくとも一部分の間、異なる速度で回転するように、前記摩擦攪拌溶接ピンの各部分の回転速度を所定スケジュールに従って調節することを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記摩擦攪拌溶接ピンを用意するステップを更に含み、該摩擦攪拌溶接ピンは、異なる直径を規定する少なくとも2つの部分を有している、請求項15に記載の方法。
  27. 加工物を摩擦攪拌溶接するために強制されて該加工物に当たるように構成される回転可能なピンと、
    該ピンを回転させるように構成されたアクチュエータと、
    所定スケジュールに従って前記アクチュエータを制御し、それにより前記ピンの回転速度を調節するように構成されたコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記アクチュエータを周期的に調節し、それにより前記ピンの前記回転速度を約0.1Hz〜100Hzの頻度で調節するようになっている、摩擦攪拌溶接装置。
  28. 前記コントローラは、前記アクチュエータを周期的に調節し、それにより前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間に調節するように構成されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  29. 前記コントローラは、前記アクチュエータを周期的に調節し、それにより前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間に調節するように構成されており、前記第1速度は約100RPMであり、前記第2速度は前記第1速度よりも大きく設定されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  30. 前記コントローラは、前記アクチュエータを周期的に調節し、それにより前記ピンの前記回転速度を所定の第1及び第2速度の間に調節するように構成されており、前記第1速度は前記ピンの平均回転速度の99%未満であり、前記第2速度は前記ピンの前記平均回転速度の101%よりも大きく設定されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  31. 前記コントローラは、前記アクチュエータを周期的に調節し、それにより前記ピンの前記回転速度を正弦波状に調節するように構成されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  32. 前記コントローラは、前記ピンの回転方向を周期的に反転させるように構成されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  33. 前記コントローラは、前記アクチュエータに供給される電流を調節するように構成されている、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  34. 前記加工物を加熱するように構成されたヒータを更に備える、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  35. 前記ヒータは誘導加熱器である、請求項34に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  36. 前記ピンは別個に回転可能な第1及び第2部分を有している、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  37. 前記ピンは、該ピンの前記第1及び第2部分を別個に回転させるための第1及び第2アクチュエータを備えている、請求項36に記載の摩擦攪拌溶接装置。
  38. 前記ピンは、異なる直径を規定する少なくとも2つの部分を画定している、請求項27に記載の摩擦攪拌溶接装置。
JP2004121246A 2003-09-11 2004-04-16 可変速度のピンによる摩擦攪拌溶接のための方法及び装置 Pending JP2005088080A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/659,938 US6913186B2 (en) 2003-09-11 2003-09-11 Apparatus and method for friction stir welding with a variable speed pin

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005088080A true JP2005088080A (ja) 2005-04-07

Family

ID=31994568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004121246A Pending JP2005088080A (ja) 2003-09-11 2004-04-16 可変速度のピンによる摩擦攪拌溶接のための方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6913186B2 (ja)
EP (1) EP1514632B1 (ja)
JP (1) JP2005088080A (ja)
KR (1) KR100576230B1 (ja)
CN (1) CN1313238C (ja)
AT (1) ATE316840T1 (ja)
DE (1) DE602004000357T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041665A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Osaka City 鉄鋼材の組織微細化方法、微細組織を有する鉄鋼材および刃物
WO2015045299A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 Jfeスチール株式会社 構造用鋼の摩擦撹拌接合方法および構造用鋼の接合継手の製造方法
US20160214203A1 (en) * 2013-09-30 2016-07-28 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint
US20160221117A1 (en) * 2013-09-30 2016-08-04 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10036170C1 (de) * 2000-07-25 2001-12-06 Eads Deutschland Gmbh Laserunterstütztes Reibrührschweißverfahren
JP2004195525A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Hitachi Ltd 摩擦攪拌接合方法
US20070138239A1 (en) 2005-12-15 2007-06-21 Sumitomo Light Metal Industries, Ltd. Method of joining heat-treatable aluminum alloy members by friction stir welding and joined product obtained by the method and used for press forming
DE102004028560B3 (de) * 2004-06-15 2005-11-03 Gkss-Forschungszentrum Geesthacht Gmbh Vorrichtung zum Verbinden von Werkstücken nach der Methode des Reibrührschweißens
JP4468125B2 (ja) * 2004-09-27 2010-05-26 三菱重工業株式会社 摩擦撹拌接合方法及び装置
US7078647B2 (en) * 2004-10-21 2006-07-18 Wisconsin Alumni Research Foundation Arc-enhanced friction stir welding
US20060283918A1 (en) * 2005-02-11 2006-12-21 London Blair D Use of friction stir processing and friction stir welding for nitinol medical devices
US7597237B2 (en) * 2005-04-22 2009-10-06 Regents Of The University Of Michigan Rotatable multi-pin apparatus, and process for friction driven stitch welding and structural modification of materials
CN100335228C (zh) * 2005-04-28 2007-09-05 上海交通大学 钨极惰性气体保护电弧焊预热-搅拌摩擦焊接复合方法
JP4756921B2 (ja) * 2005-06-09 2011-08-24 住友軽金属工業株式会社 重合せ材料の端面接合方法
CN100351034C (zh) * 2005-07-11 2007-11-28 哈尔滨工业大学 等离子弧-搅拌摩擦复合焊接方法
US7597236B2 (en) * 2005-08-16 2009-10-06 Battelle Energy Alliance, Llc Method for forming materials
KR100711780B1 (ko) * 2005-12-26 2007-04-30 재단법인 포항산업과학연구원 마찰 교반 접합 장치 및 방법
WO2008023500A1 (fr) * 2006-08-21 2008-02-28 Osaka University procédé pour travailler des éléments métalliques et des structures métalliques
US20080048005A1 (en) * 2006-08-24 2008-02-28 Mariana G Forrest Friction stir welding system and method
US20080099533A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 General Electric Method for controlling microstructure via thermally managed solid state joining
JP4325875B2 (ja) * 2006-11-06 2009-09-02 株式会社日立製作所 摩擦攪拌接合用ツール及び摩擦攪拌接合装置
US10092975B2 (en) 2008-02-12 2018-10-09 United Technologies Corporation Solid state additive manufacturing system
US7762447B2 (en) * 2008-03-20 2010-07-27 Ut-Battelle, Llc Multiple pass and multiple layer friction stir welding and material enhancement processes
US20090261146A1 (en) * 2008-03-25 2009-10-22 Hou Gene J Donor material technology for friction stir welding
FR2933016B1 (fr) * 2008-06-30 2010-12-24 Alcan Rhenalu Procede de soudage par friction malaxage pulse
DE102008044763A1 (de) 2008-08-28 2010-03-04 Hochschule Für Angewandte Wissenschaften - Fachhochschule Kempten Beschichtungsverfahren
US20100136369A1 (en) * 2008-11-18 2010-06-03 Raghavan Ayer High strength and toughness steel structures by friction stir welding
KR101059250B1 (ko) 2009-04-23 2011-08-24 (주)태광테크 크로스빔 및 이의 제조방법
US7866532B1 (en) 2010-04-06 2011-01-11 United Launch Alliance, Llc Friction stir welding apparatus, system and method
US8123104B1 (en) 2010-04-06 2012-02-28 United Launch Alliance, Llc Friction welding apparatus, system and method
US8141764B1 (en) 2010-04-06 2012-03-27 United Launch Alliance, Llc Friction stir welding apparatus, system and method
US20120055977A1 (en) * 2010-08-02 2012-03-08 Steel Russell J System for using high rotary speed for minimizing the load during friction stir welding
CN101966621B (zh) * 2010-11-04 2012-06-27 哈尔滨工业大学 一种电弧预热搅拌摩擦塞补焊的方法
JP5631162B2 (ja) * 2010-11-16 2014-11-26 カルソニックカンセイ株式会社 摩擦攪拌接合方法
CN103459081B (zh) * 2011-01-19 2016-05-25 日本轻金属株式会社 旋转工具单元、摩擦搅拌接合方法、双层面板的组装体及双层面板的摩擦搅拌接合方法
US9550348B2 (en) 2011-05-23 2017-01-24 Basf Se Frictional weld joint for an article comprising a thermoplastic material
DE102011053596A1 (de) * 2011-09-14 2013-03-14 Newfrey Llc Schweißbolzen und Fügeanordnung zum ausgerichteten Fügen von Bauteilen
US8956700B2 (en) 2011-10-19 2015-02-17 General Electric Company Method for adhering a coating to a substrate structure
CA2874333C (en) 2012-05-23 2020-11-03 Basf Se Frictional weld joint for an article comprising a thermoplastic material
US9033205B2 (en) * 2012-07-27 2015-05-19 Alfredo CASTILLO Friction stir welding with temperature control
CN102856101A (zh) * 2012-08-22 2013-01-02 上海电科电工材料有限公司 摩擦焊接式电极触头的制造方法
US8556156B1 (en) * 2012-08-30 2013-10-15 Apple Inc. Dynamic adjustment of friction stir welding process parameters based on weld temperature
US20150360317A1 (en) * 2013-01-22 2015-12-17 University Of Utah Research Foundation Friction Spot Welding and Friction Seam Welding
EP3251782A4 (en) * 2015-03-19 2018-04-11 JFE Steel Corporation Friction stir welding apparatus for structural steel
FR3039443A1 (fr) * 2015-07-28 2017-02-03 Inst De Rech Tech Jules Verne Procede optimise de soudage par friction malaxage
CN109070262B (zh) * 2016-03-31 2021-09-10 杰富意钢铁株式会社 结构用钢的摩擦搅拌接合方法和装置
KR102156352B1 (ko) * 2016-10-31 2020-09-15 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 마찰 교반 점 접합 장치 및 마찰 교반 점 접합 방법
CN107486621A (zh) * 2017-08-17 2017-12-19 中国兵器科学研究院宁波分院 一种改善大厚度铝合金搅拌摩擦焊焊缝厚度方向温度梯度的方法
EP3450078A1 (en) * 2017-09-05 2019-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Friction stir welding apparatus and method with thermal control
CN107617817A (zh) * 2017-11-01 2018-01-23 广东柳泰焊接科技有限公司 一种轻合金厚板的焊接方法
US10478916B2 (en) * 2017-11-02 2019-11-19 GM Global Technology Operations LLC Method and apparatus for joining components with friction pins
GB201718751D0 (en) * 2017-11-13 2017-12-27 Pinweld Ltd Welding apparatus
CN107877016B (zh) * 2017-12-11 2020-04-14 一重集团天津重工有限公司 钢对接的感应加热-搅拌摩擦复合焊接方法及装置
US20190337088A1 (en) * 2018-05-04 2019-11-07 GM Global Technology Operations LLC Welding method and part made by the welding method
CN109514074A (zh) * 2018-12-28 2019-03-26 天津市白津生焊接中心 一种利用角磨机实现焊接的方法
CN109570734B (zh) * 2019-01-10 2021-12-21 广东和胜新能源科技有限公司 搅拌摩擦焊接工艺
CN109967858B (zh) * 2019-03-22 2021-03-12 哈尔滨工业大学 一种适用于金属与聚合物之间的搅拌摩擦焊接方法
CN110394542A (zh) * 2019-08-13 2019-11-01 桂林理工大学 一种局部恒温预热搅拌摩擦焊接方法
CN111805106A (zh) * 2020-08-07 2020-10-23 张洪涛 一种搅拌感应焊接方法及搅拌头
CN112917000A (zh) * 2021-03-31 2021-06-08 西南交通大学 一种基于相变控温的搅拌摩擦焊接系统及方法
CN115091022B (zh) * 2022-07-06 2023-12-05 重庆理工大学 一种基于搅拌摩擦焊的裂纹修复及微增材方法

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2659038B1 (fr) 1990-03-02 1994-11-10 Snecma Procede de soudage par friction et machine de mise en óoeuvre.
US5165589A (en) 1991-06-20 1992-11-24 General Electric Company Concurrent friction/joule heating weld process
GB9119022D0 (en) 1991-09-05 1991-10-23 Welding Inst Friction forming
GB9125978D0 (en) 1991-12-06 1992-02-05 Welding Inst Hot shear butt welding
NO942790D0 (no) * 1994-03-28 1994-07-27 Norsk Hydro As Fremgangsmåte ved friksjonssveising og anordning for samme
US5595670A (en) 1995-04-17 1997-01-21 The Twentyfirst Century Corporation Method of high speed high power welding
GB9510859D0 (en) 1995-05-30 1995-07-26 Welding Inst Improvements relating to friction welding
US6102636A (en) * 1996-05-21 2000-08-15 Geise; Samuel C. Hydraulically powered spindle for working metals and composite materials
US6516992B1 (en) 1996-05-31 2003-02-11 The Boeing Company Friction stir welding with simultaneous cooling
US5829664A (en) 1996-11-15 1998-11-03 Aluminum Company Of America Resistance heated stir welding
NO980542D0 (no) 1998-02-09 1998-02-09 Norsk Hydro As Modifisert omröringsfriksjonssveising
US6168067B1 (en) 1998-06-23 2001-01-02 Mcdonnell Douglas Corporation High strength friction stir welding
JP2000246465A (ja) 1999-02-25 2000-09-12 Showa Alum Corp 摩擦撹拌接合用ツール
US6191379B1 (en) 1999-04-05 2001-02-20 General Electric Company Heat treatment for weld beads
JP4286962B2 (ja) 1999-04-21 2009-07-01 昭和電工株式会社 摩擦攪拌接合方法
NO995093D0 (no) 1999-10-19 1999-10-19 Norsk Hydro As Fremgangsmåte og anordning for punktsveising
DE19953260A1 (de) 1999-11-05 2001-05-10 Vesselin Michailov Impuls-Rührreibschweißen (Impulse Friction Stir Welding)
DE60018393T2 (de) 1999-12-27 2005-12-29 Mazda Motor Corp. Oberflächenbehandlungsverfahren und damit behandelter zylinderkopf
US6299050B1 (en) * 2000-02-24 2001-10-09 Hitachi, Ltd. Friction stir welding apparatus and method
JP3452018B2 (ja) 2000-03-24 2003-09-29 日本軽金属株式会社 接合方法及び接合ツール
JP2001287053A (ja) 2000-04-10 2001-10-16 Hitachi Ltd 摩擦攪拌接合方法及び接合装置
CA2409485C (en) * 2000-05-08 2009-01-13 Brigham Young University Friction stir welding of metal matrix composites, ferrous alloys, non-ferrous alloys, and superalloys using a superabrasive tool
DE10036170C1 (de) 2000-07-25 2001-12-06 Eads Deutschland Gmbh Laserunterstütztes Reibrührschweißverfahren
JP2002066761A (ja) 2000-08-31 2002-03-05 Mazda Motor Corp 金属の接合方法及び接合装置
JP3864684B2 (ja) 2000-09-04 2007-01-10 日本軽金属株式会社 接合方法
JP2001138073A (ja) 2000-09-14 2001-05-22 Hitachi Ltd 摩擦溶接方法
US6769595B2 (en) * 2000-12-20 2004-08-03 Alcoa Inc. Friction plunge riveting
IL142101A0 (en) 2001-03-19 2002-03-10 Rotem Ind Ltd Improved process and apparatus for friction stir welding
JP3471338B2 (ja) * 2001-07-30 2003-12-02 川崎重工業株式会社 摩擦攪拌接合装置
JP4199446B2 (ja) * 2001-09-12 2008-12-17 株式会社日立製作所 摩擦攪拌接合装置
JP4235874B2 (ja) 2001-09-20 2009-03-11 株式会社安川電機 摩擦撹拌接合法の加熱装置
JP3861723B2 (ja) 2002-03-14 2006-12-20 株式会社デンソー 摩擦撹拌接合法
JP4772260B2 (ja) * 2002-10-09 2011-09-14 川崎重工業株式会社 摩擦攪拌接合装置
JP2004136331A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Hitachi Ltd 摩擦攪拌接合装置及び接合方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041665A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Osaka City 鉄鋼材の組織微細化方法、微細組織を有する鉄鋼材および刃物
JP5419046B2 (ja) * 2007-09-27 2014-02-19 地方独立行政法人 大阪市立工業研究所 鉄鋼材の組織微細化方法、微細組織を有する鉄鋼材および刃物
WO2015045299A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 Jfeスチール株式会社 構造用鋼の摩擦撹拌接合方法および構造用鋼の接合継手の製造方法
US20160214203A1 (en) * 2013-09-30 2016-07-28 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint
US20160221117A1 (en) * 2013-09-30 2016-08-04 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint
US20160228981A1 (en) * 2013-09-30 2016-08-11 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for structural steel and method of manufacturing joint for structural steel
US9821407B2 (en) 2013-09-30 2017-11-21 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for structural steel and method of manufacturing joint for structural steel
US9833861B2 (en) * 2013-09-30 2017-12-05 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint
US10005151B2 (en) * 2013-09-30 2018-06-26 Jfe Steel Corporation Friction stir welding method for steel sheets and method of manufacturing joint

Also Published As

Publication number Publication date
CN1313238C (zh) 2007-05-02
ATE316840T1 (de) 2006-02-15
KR100576230B1 (ko) 2006-05-03
EP1514632B1 (en) 2006-02-01
EP1514632A1 (en) 2005-03-16
KR20050026979A (ko) 2005-03-17
US6913186B2 (en) 2005-07-05
CN1593834A (zh) 2005-03-16
DE602004000357T2 (de) 2006-11-09
DE602004000357D1 (de) 2006-04-13
US20040046003A1 (en) 2004-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6913186B2 (en) Apparatus and method for friction stir welding with a variable speed pin
EP1510279B1 (en) Apparatus and method for friction stir welding utilizing a grooved pin
US7455211B2 (en) Multi-pass friction stir welding
EP1499470B1 (en) Method and apparatus for friction stir welding
US6994242B2 (en) Friction stir weld tool and method
US7275675B1 (en) Friction stir weld tools
US7234626B2 (en) Method of friction stir welding and retractable shoulderless variable penetration friction stir welding tool for same
US7832970B2 (en) Friction stir nut and method of joining therewith
US20080257936A1 (en) Multi-section faced shoulderless retractable variable penetration friction stir welding tool
US20110180587A1 (en) Friction stir welding tool
JP2003320465A (ja) テーパー摩擦撹拌溶接工具
RU2330749C2 (ru) Способ фрикционной сварки с перемешиванием материала и инструмент для сварки
RU2247639C1 (ru) Способ сварки трением стыковых соединений из алюминиевых сплавов
JP2023517804A (ja) 摩擦撹拌接合プロセス
Mastanaiah et al. Evolution and current practices in friction stir welding tool design
Carter et al. Friction Stir Weld Tools

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050801

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050902

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070326

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070329