JP2005087238A - カーテンの製造方法及びカーテン - Google Patents

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Abstract

【課題】 縫製作業によるミシン目が表面に現れず装飾性(美感)に優れたカーテンの提供を可能とする。
【解決手段】 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地の四辺のそれぞれがカーテン生地の裏面側に折り返され、これらのカーテン生地の折り返し部12,13,14,15により形成された折り曲げ部によりカーテン本体部11の外周辺が構成されており、かつ折り返された各端面がそれぞれカーテン生地の端面のかがり処理を施した部分に沿って位置する帯状の熱硬化性の接着剤層の加熱処理により接着されて構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーテン、例えば、住宅用のカーテンに関するものである。
近年における住宅構造、住宅事情の変遷により、カーテンの需要は著しく大きくなっている。これらのカーテンの製造には、作業性の優れている点から、もっぱら、縫製を主体とする製造方法が用いられている。
すなはち、所定の大きさで周囲にほつれ防止のためにかがり処理を施されたカーテーン生地は、その四周を折り返し、それによって生ずる折り曲げ部がカーテンの外周辺を構成するようにして、カーテン生地の端面がカーテンの端面に露出しないように縫製している。
カーテンの加工に際して、縫製以外の技術で用いられている技術として、特許文献1には、合成樹脂よりなる接着剤を用いるものも提案されている。この引用文献1に記載されている技術は、縫製により製造されたカーテンを使用するに当たり、その長さが所望の長さより長い場合に、その長さを調節する、所謂、裾上げを、販売店、あるいはサービスステーション等の段階で簡単に行う技術として提案されたものである。
特開平8−112192号公報
前述の如く、現在、カーテンの製造はもっぱら縫製作業により製造されている。そのため、作業性には優れているが、カーテンの四周の折り返し部の固定が縫製により行われているため、縫い目がカーテンの表面に現れることになり、装飾性(美観)の上で望ましくないので、このような縫い目が表面には現れない装飾性の優れたカーテンの提供を可能とすることを目的とするものである。
以上の目的を達成するためになされた本発明の構成は、カーテンの製造方法においては、次の如くである。
(1) 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地を用意する第一の工程と、該第一の工程で用意されたカーテン生地のカーテンの側辺を形成する相対向する二辺を該カーテン生地の裏面側に折り返し、該折り返しにより形成された折り曲げ部によりカーテン外周辺を構成する第二の工程と、該第二の工程で折り返された前記カーテン生地の端面の前記かがリ処理を施した部分に沿って帯状の熱硬化性の接着剤を配置した状態で、該かがリ部に沿って加熱処理する第三の工程と、前記第一の工程で用意した前記カーテン生地のカーテンの上下辺を構成する相対向する二辺の内少なくとも下辺に対して前記第二及び前記第三の工程と同一処理を行う第四及び第五の工程を有することを特徴とする。
(2) 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地を用意する第一の工程と、該第一の工程で用意されたカーテン生地の一組の相対向する二辺を該カーテン生地の裏面側に折り返し、該折り返しにより形成された折り曲げ部によりカーテン外周辺を構成する第二の工程と、該第二の工程で折り返された前記カーテン生地の端面の前記かがり処理を施した部分に沿って帯状の熱硬化性の接着剤を配置した状態で、該かがり部に沿って加熱処理する第三の工程と、前記第一の工程で用意した前記カーテン生地の他の一組の相対向する二辺に対して前記第二及び前記第三の工程と同一処理を行う第四及び第五の工程を有することを特徴とする。
(3) (1)又は(2)において、前記熱硬化性の接着剤が、繊維状の熱硬化性合成樹脂を蜘蛛の巣状に配置してなる帯状シートよりなることを特徴とする。
又、本発明のカーテンは、次の如くである。
(4) (1)又は(2)又は(3)に記載されているカーテンの製造方法により製造されていることを特徴とする。
(5) 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地の四辺がそれぞれが該カーテン生地の裏面側に折り返されその折り曲げ部によりカーテン外周辺が構成されており、かつ折り返された各端面の内少なくとも前記カーテンの上辺を除く3辺がそれぞれ前記カーテン生地の端面の前記かがり処理を施した部分に沿って位置する帯状の接着剤層により接着されていることを特徴とする。
本発明は、カーテン四周の折り返し部の作成に縫製を用いる場合にカーテン表面に現れるミシン目の現れるのを除去できるので、優れた装飾性(美感)を与えることが出来、国際競争力の点でも効果的で、産業上の効果の大なるものである。
カーテンの外周、例えば、四週を構成する折り返し部を縫製によらず接着剤により行うようにしたものである。
図1〜4は、本発明のカーテンの製造方法の一実施例を説明するもので、図1はカーテンの裏側から見た全体の説明図、図2は作成中の一工程における要部を模式的に示す断面図、図3は図1の要部を模式的に示す図1のX−X断面図、図4は本発明のカーテンの製造方法の一実施例において用いた接着剤の説明図である。
これらの図において、1はカーテン吊り金具取り付け前のカーテン,11はカーテン本体部,12,13,14,15は、それぞれ、カーテン本体部11の四周の折り曲げ部を構成する折り返し部、121は折り返し部12の端面のかがり部、122はカーテン1の折り曲げ部、2は帯状の接着剤層、21,22は接着処理によりそれぞれカーテン本体部11、折り返し部12内に構成された接着層を示している。接着剤層2は、図4に示すように、拡大すると合成樹脂より成る繊維状構造物20が、蜘蛛の巣状に絡み合った構造をしている。
次に、本発明のカーテンの製造方法の一実施例について説明する。
2枚の材料布を継ぎ合わせ形成され、外周面にほつれ防止のためのかがり部が施されている約2mx約1.9mのカーテン生地を用意する。
カーテン生地の両方の側面を形成する辺を、それぞれ、約3.5cm裏側に折り曲げ、折り返し部12,14を形成する。例えば、折り返し部12の端面の上に、図2に示すように、帯状の接着剤層2をその一側辺が生地の端辺に並ぶように位置決めした状態で加熱処理を行う。
この加熱により、帯状の接着剤層2が軟化し、図3に示すように、カーテン生地の繊維間を接着することができる。なお、この帯状の接着剤層2の加熱処理と同時にカーテン生地の折り曲げ部122の曲げ処理を行うことができる。
次に、カーテン生地の上下の両方の側面を形成する辺を約10.5cm裏側に折り曲げ、折り返し部15,13を形成する。その後の処理は折り返し部12,14の場合と同様である。
接着剤層2は合成樹脂のフィラメントが編み状に配列した薄板よりなるもので、低温で容易に溶融しかつ接着、すなはち、カーテン生地同士の接着が容易に実施可能である。
なお、この実施例においては、カーテン生地として、例えば、レーヨンを用い、帯状の接着剤層2には、両面熱融着テープ、例えば、ダイナックテープ(東洋紡登録商標)をもちいた。この両面熱融着テープは、幅9mmで、接着温度は、140−160℃で、アイロン接着が可能なものである。
実施例1は、カーテン生地の周囲の折り返し部をすべて接着剤を用いて製造したものであるが、カーテンの吊具の取り付けられる上辺は縫製により製造するようにしてもよい。この場合にも装飾性の点では実施例1と同様である。
このような接着剤装の布地端面への配置、カーテン布地の折り曲げ部の熱処理による加工、接着剤層の加熱効果による端面の接着処理は、布地の供給方法,接着剤の供給方法、加熱処理(布地の折り曲げ処理、接着処理)等をすべてシステマテックに処理可能とすることにより、製造工程の効率化、高速化を可能とすることができる。
装飾性(美観)を必要とするカーテンのみならず、縫い目のほつれによるカーテン作用の乱れの防止の可能なカーテンの提供を可能とすることができる。
本発明のカーテンの製造方法の一実施例で製造されたカーテンの説明図である。 同じく製造中の一工程における要部を模式的に示す断面図である。 図1の要部を模式的に示す図1のX−X断面図である。 本発明のカーテンの製造方法の一実施例において用いた接着剤層の説明図である。
符号の説明
1 カーテン
11 カーテン本体部
12、13,14,15 折り返し部
121 かがり部
122 折り曲げ部
2 接着剤層
20 合成樹脂よりなる繊維状構造物
22 接着部

Claims (5)

  1. 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地を用意する第一の工程と、該第一の工程で用意されたカーテン生地のカーテンの側辺を形成する相対向する二辺を該カーテン生地の裏面側に折り返し、該折り返しにより形成された折り曲げ部によりカーテン外周辺を構成する第二の工程と、該第二の工程で折り返された前記カーテン生地の端面の前記かがリ処理を施した部分に沿って帯状の熱硬化性の接着剤を配置した状態で、該かがリ部に沿って加熱処理する第三の工程と、前記第一の工程で用意した前記カーテン生地のカーテンの上下辺を構成する相対向する二辺の内少なくとも下辺に対して前記第二及び前記第三の工程と同一処理を行う第四及び第五の工程を有することを特徴とするカーテンの製造方法。
  2. 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地を用意する第一の工程と、該第一の工程で用意されたカーテン生地の一組の相対向する二辺を該カーテン生地の裏面側に折り返し、該折り返しにより形成された折り曲げ部によりカーテン外周辺を構成する第二の工程と、該第二の工程で折り返された前記カーテン生地の端面の前記かがり処理を施した部分に沿って帯状の熱硬化性の接着剤を配置した状態で、該かがり部に沿って加熱処理する第三の工程と、前記第一の工程で用意した前記カーテン生地の他の一組の相対向する二辺に対して前記第二及び前記第三の工程と同一処理を行う第四及び第五の工程を有することを特徴とするカーテンの製造方法。
  3. 前記熱硬化性の接着剤が、繊維状の熱硬化性合成樹脂を蜘蛛の巣状に配置してなる帯状シートよりなる請求項1又は2のカーテンの製造方法。
  4. 請求項1又は2又は3に記載されているカーテンの製造方法により製造されていることを特徴とするカーテン。
  5. 所定の形状に裁断され裁断面にかがり処理を施したカーテン生地の四辺がそれぞれが該カーテン生地の裏面側に折り返されその折り曲げ部によりカーテン外周辺が構成されており、かつ折り返された各端面の内少なくとも前記カーテンの上辺を除く3辺がそれぞれ前記カーテン生地の端面の前記かがり処理を施した部分に沿って位置する帯状の接着剤層により接着されていることを特徴とするカーテン。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019084016A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 株式会社ハズコウ 両開きカーテン、および両開きカーテンの製造方法
CN117017042A (zh) * 2022-11-23 2023-11-10 东莞市日东智能装备有限公司 一种阻燃抑菌窗帘加工工艺

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