JP2005085924A - 光起電力装置およびその製造方法 - Google Patents

光起電力装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005085924A
JP2005085924A JP2003315141A JP2003315141A JP2005085924A JP 2005085924 A JP2005085924 A JP 2005085924A JP 2003315141 A JP2003315141 A JP 2003315141A JP 2003315141 A JP2003315141 A JP 2003315141A JP 2005085924 A JP2005085924 A JP 2005085924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive paste
receiving surface
metal wire
light receiving
photovoltaic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003315141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4219238B2 (ja
Inventor
Toshiaki Baba
俊明 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003315141A priority Critical patent/JP4219238B2/ja
Publication of JP2005085924A publication Critical patent/JP2005085924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4219238B2 publication Critical patent/JP4219238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】変換効率を向上させながら、集電電極としての金属線の受光面に対する接合強度を向上させることが可能な光起電力装置を提供する。
【解決手段】この光起電力装置は、透明電極4の表面と電気的に接合され、集電電極を構成する銅線6と、透明電極4上に銅線6の延びる方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔(距離S1)を隔てて形成されるとともに、透明電極4の表面と銅線6とを電気的に接合するための複数の導電ペースト5とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、光起電力装置およびその製造方法に関し、特に、集電電極を有する光起電力装置およびその製造方法に関する。
従来、受光面上に集電電極が設けられた光起電力装置が知られている。この従来の光起電力装置において、集電電極として金属線(ワイヤ)を用いる場合には、金属線の円周面上に、金属線の全長に渡って導電ペーストを付着させた後、その金属線を受光面に押し付けた状態で導電ペーストを硬化させることによって、受光面と金属線とを電気的に接合していた。そして、従来では、集電電極としての金属線の円周面上に、金属線の全長に渡って導電ペーストを付着させる場合には、転写法や穴通過法などの方法を用いていた(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、所定の厚みを有する導電ペーストが載置された平板に、金属線を押し付けることによって、金属線の円周面上に導電ペーストを付着させる方法が開示されている。また、上記特許文献2には、導電ペーストが充填された容器に金属線を通過させた後、さらに、所定の穴径を有するダイスに金属線を通過させることによって、導電ペーストの量を制御しながら金属線の円周面上に導電ペーストを付着させる方法が開示されている。
特開平3−6867号公報 特開平7−321351号公報
しかしながら、上記特許文献1および2に開示された方法では、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量を、金属線の全長に渡って精密に制御するのが困難であるという不都合がある。
具体的には、上記特許文献1に開示された転写法では、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量は、金属線を平板から離すときに、金属線に付着した導電ペーストが平板から引き離される高さ位置に依存する。この場合、金属線に付着した導電ペーストが平板から引き離される高さ位置を金属線の全長に渡って同じ位置にするのは困難であるので、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量がばらつくという不都合が生じる。また、上記特許文献2に開示された穴通過法では、ダイスに金属線を通過させる際に、金属線がダイスの穴の中心から少しでもずれると、金属線の円周面上に付着される導電ペーストに偏りが生じる。このため、上記特許文献1と同様、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量がばらつくという不都合が生じる。
そして、上記したように、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量がばらつくと、受光面と金属線とを導電ペーストにより接合する際に、受光面と導電ペーストとが接触しない領域が発生するという不都合が生じる。その結果、金属線の受光面に対する接合強度が低下するという問題点がある。この場合、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量のばらつきを考慮して、予め導電ペーストの量を多くすることも考えられる。しかしながら、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量を多くすると、受光面と金属線とを導電ペーストにより接合する際に、金属線の全長に渡って、導電ペーストが金属線の幅(直径)からはみ出すという不都合が生じる。この場合には、金属線の幅(直径)からはみ出した導電ペーストが遮光膜として機能するので、光の入射面積が小さくなるという不都合が生じる。その結果、変換効率が低下するという問題点が発生する。
また、従来の転写法や穴通過法では、受光面が凹凸形状を有する場合に、受光面と金属線とを導電ペーストにより接合する際に、金属線の円周面上に付着された導電ペーストが受光面の凹状領域にまで届かないので、受光面の凹状領域と金属線の円周面上に形成された導電ペーストとを接触させるのが困難であるという不都合がある。これにより、受光面と導電ペーストとの接触面積が小さくなるので、受光面と導電ペーストとの間の抵抗が高くなるという不都合が生じる。これによっても、変換効率が低下するという問題点が発生する。この場合、受光面と金属線とを導電ペーストにより接合する際に、受光面の凹状領域と導電ペーストとを接触させるために、導電ペーストが円周面上に形成された金属線を受光面に強く押し付けることも考えられる。しかしながら、金属線を受光面に強く押し付けると、光起電力装置を構成する基板が損傷するという新たな問題点が発生する。
また、従来の穴通過法において、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量のばらつきを抑制するために、導電ペーストが充填された容器に金属線を通過させた後、所定の穴径を有するダイスに金属線を通過させる工程を、複数回繰り返す方法が提案されている。この方法は、たとえば、特開2002−94096号公報に開示されている。この特開2002−94096号公報に開示された方法では、導電ペーストの厚みが所望の厚みになるまで、金属線の円周面上に導電ペーストを付着させる工程を複数回繰り返すことによって、金属線の円周面上に付着される導電ペーストの量のばらつきを抑制することが可能となる。しかしながら、従来の穴通過法は、ダイスに金属線を通過させるために、金属線に所定の張力を加える必要がある。このため、上記特開2002−94096号公報に開示された方法のように、ダイスに金属線を複数回通過させると、金属線が切断し易くなるという問題点がある。特に、50μmよりも小さい直径を有する金属線を用いる場合には、金属線がより切断し易くなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、変換効率を向上させながら、集電電極としての金属線の受光面に対する接合強度を向上させることが可能な光起電力装置を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、変換効率を向上させながら、集電電極としての金属線の受光面に対する接合強度を向上させることが可能な光起電力装置の製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による光起電力装置は、受光面と電気的に接合され、集電電極を構成する金属線と、受光面上に金属線の延びる方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて形成されるとともに、受光面と金属線とを電気的に接合するための複数の接合部材とを備えている。
この第1の局面による光起電力装置では、上記のように、受光面と金属線とを電気的に接合するための接合部材を、受光面上に形成することによって、金属線の円周面上に接合部材を付着させる場合よりも接合部材の量の制御性を向上させることができるので、接合部材の形成領域によって接合部材の量がばらつくのを抑制することができる。また、複数の接合部材を、金属線の延びる方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて形成することによって、金属線の延びる方向の全領域に渡って接合部材を形成する場合に比べて、接合部材が形成される領域の面積を小さくすることができる。これにより、接合強度を向上させるために各接合部材の量を多くした場合にも、接合部材によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができるので、各接合部材の量を多くすることができる。このように、接合部材間の接合部材の量のばらつきを抑制することができ、かつ、接合部材の量を多くすることができるので、金属線の受光面に対する接合強度を向上させることができる。また、上記したように、接合部材によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができるので、光の入射される領域の面積が小さくなるのを抑制することができる。これにより、変換効率を向上させることができる。したがって、第1の局面では、変換効率を向上させながら、金属線の受光面に対する接合強度を向上させることができる。また、第1の局面では、接合部材を受光面上に形成することによって、従来の金属線の円周面上に接合部材を付着させる穴通過法のように、ダイスに金属線を通過させる必要がない。これにより、50μmよりも小さい直径を有する細い金属線を用いたとしても、従来ダイスを通過させる際に生じていた金属線の切断を防止することができる。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、接合部材は、横長形状であり、横長形状の接合部材の長手方向は、金属線の延びる方向と交差する方向に配置されている。このように構成すれば、受光面と金属線とを接合部材により接合する際に、金属線が金属線の延びる方向と交差する方向にずれたとしても、金属線が接合部材の形成領域以外の領域に配置されるのを抑制することができるので、金属線を確実に受光面に接合することができる。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、接合部材は、導電ペーストを含む。このように構成すれば、スクリーン印刷法やディスペンサ法を用いて、容易に、接合部材としての導電ペーストを受光面上に形成することができる。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、金属線のうち、接合部材により受光面と電気的に接合された領域以外の領域の少なくとも一部を受光面に接着するための透光性の接着剤をさらに備える。このように構成すれば、金属線のうち、接合部材により受光面と接合された領域以外の領域と受光面とが接着剤により接着されるので、金属線の受光面に対する接着強度(接合強度)をより向上させることができる。また、透光性の接着剤を用いるので、光の入射面積が減少することがない。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、受光面は、凹凸形状を有しており、接合部材は、受光面の凹凸領域を埋めるように形成されている。このように構成すれば、容易に、受光面と接合部材との接触面積を大きくすることができるので、受光面と接合部材との間の抵抗を低くすることができる。その結果、変換効率をより向上させることができる。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、接合部材は、金属線の延びる方向に第1の間隔で配置されているとともに、金属線は、金属線の延びる方向と実質的に垂直な方向に第2の間隔で配置されており、第1の間隔は、第2の間隔以下である。このように構成すれば、金属線の延びる方向に沿って配置された接合部材間を流れる電流の距離が、第2の間隔で配置された金属線間を流れる電流の距離よりも長くなることがないので、金属線の延びる方向に沿って第1の間隔で形成された接合部材間を流れる電流の損失が増大するのを抑制することができる。
上記第1の局面による光起電力装置において、好ましくは、接合部材は、受光面上に金属線の延びる方向に沿って、実質的に等間隔に形成されている。このように構成すれば、受光面の光の入射領域が均一化されるので、光を受光面に均一に入射させることができる。
この発明の第2の局面による光起電力装置の製造方法は、受光面上に所定の方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて複数の接合部材を形成する工程と、接合部材を介して、受光面と金属線とを電気的に接合する工程とを備えている。
この第2の局面による光起電力装置の製造方法では、上記のように、受光面上に所定の方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて複数の接合部材を形成した後、接合部材を介して、受光面と金属線とを電気的に接合することによって、金属線の円周面上に接合部材を付着させる場合よりも接合部材の量の制御性を向上させることができるので、接合部材の形成領域によって接合部材の量がばらつくのを抑制することができる。また、金属線の延びる方向の全領域に渡って接合部材を形成する場合に比べて、接合部材が形成される領域の面積を小さくすることができる。これにより、接合強度を向上させるために各接合部材の量を多くした場合にも、接合部材によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができるので、各接合部材の量を多くすることができる。このように、接合部材間の接合部材の量のばらつきを抑制することができ、かつ、接合部材の量を多くすることができるので、金属線の受光面に対する接合強度を向上させることができる。また、上記したように、接合部材によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができるので、光の入射される領域の面積が小さくなるのを抑制することができる。これにより、変換効率を向上させることができる。したがって、第1の局面では、変換効率を向上させながら、金属線の受光面に対する接合強度を向上させることができる。また、第1の局面では、接合部材を受光面上に形成することによって、従来の金属線の円周面上に接合部材を付着させる穴通過法のように、ダイスに金属線を通過させる必要がないので、金属線には張力が加わらない。これにより、50μmよりも小さい直径を有する細い金属線を用いたとしても、金属線が切断するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の構造を示した平面図である。図2は、図1の100−100線に沿った断面図であり、図3は、図1の200−200線に沿った断面図である。まず、図1〜図3を参照して、本実施形態による光起電力装置としての太陽電池の構造について説明する。
本実施形態による太陽電池では、図2および図3に示すように、約200μmの厚みを有するとともに、n型単結晶シリコン基板1の表面上に、約5nmの厚みを有するノンドープ非晶質シリコン膜2、約5nmの厚みを有するp型非晶質シリコン膜3および約100nmの厚みを有するITO(酸化インジウム錫)膜からなる透明電極4が順次形成されている。また、n型単結晶シリコン基板1は、約1Ω・cmの抵抗率を有するとともに、10μm程度の大きさの凹凸を有する凹凸形状の表面を有する。そして、透明電極4の表面は、n型単結晶シリコン基板1の表面の凹凸形状を反映した凹凸形状を有している。なお、透明電極4の表面は、本発明の「受光面」の一例である。
ここで、本実施形態では、図1および図2に示すように、透明電極4の表面に、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約30μmの厚みを有する複数の導電ペースト5を介して、集電電極として機能するとともに、約40μmの直径を有する複数の銅線6が電気的に接合されている。具体的には、図1および図2に示すように、透明電極4の表面上に、複数の導電ペースト5が、銅線6の延びる方向(図1のA方向)に沿って離散的に、かつ、約1.3mmのピッチP1で実質的に等間隔に配置されている。また、導電ペースト5および銅線6は、銅線6の延びる方向と垂直な方向(図1のB方向)に約2mmのピッチP2で配置されている。さらに、複数の導電ペースト5は、A方向の導電ペースト5間の距離S1が、B方向の銅線6間の距離S2以下になるように配置されている。なお、導電ペースト5は、本発明の「接合部材」の一例であり、銅線6は、本発明の「金属線」の一例である。また、距離S1は、本発明の「第1の間隔」一例であり、距離S2は、本発明の「第2の間隔」の一例である。
また、複数の導電ペースト5は、B方向に隣り合う導電ペースト5のA方向の位置が同じになるように配置されている。また、導電ペースト5は、平面的に見て長方形状を有しているとともに、導電ペースト5の長手方向は、B方向に配置されている。そして、導電ペースト5の長手方向(B方向)の長さL1は、約200μmであり、短手方向(A方向)の長さL2は、約130μmである。また、本実施形態では、複数の導電ペースト5は、透明電極4の表面の凹凸領域を埋めるように形成されている。また、導電ペースト5および導電ペースト5に埋め込まれた銅線6上と、導電ペースト5間に位置する透明電極4および銅線6上とには、A方向に沿って、透光性のエポキシ樹脂系の接着剤7が形成されている。この透光性の接着剤7によって、銅線6のうち、導電ペースト5間に位置する部分が、透明電極4の表面に接着されている。
また、図1および図3に示すように、銅線6の一方の末端6aの円周面は、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約40μmの厚みを有する導電ペースト8を介して、約1.5mmの幅と約150μmの厚みとを有するバスバー電極9と電気的に接合されている。このバスバー電極9は、銅線6の延びるA方向と垂直なB方向に沿って延びるように配置されている。また、バスバー電極9は、銅線6に流れる電流を収集するための電極として機能する。
また、図2および図3に示すように、n型単結晶シリコン基板1の裏面上には、n型単結晶シリコン基板1に近い方から順に、約10nmの厚みを有するノンドープ非晶質シリコン膜10、約10nmの厚みを有するn型非晶質シリコン膜11および約100nmの厚みを有するITO膜からなる透明電極12が形成されている。そして、透明電極12の表面は、n型単結晶シリコン基板1の裏面の凹凸形状を反映した凹凸形状を有している。また、透明電極12上の所定領域には、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約30μmの厚みを有する導電ペースト13が形成されている。この導電ペースト13は、裏面側の集電電極として機能する。
図4〜図10は、図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための断面図および平面図である。次に、図1〜図10を参照して、本実施形態による太陽電池の製造プロセスについて説明する。
まず、図4に示すように、NaOH水溶液などのアルカリ溶液による異方性エッチング法を用いて、約1Ω・cmの抵抗率および約200μmの厚みを有するとともに、n型単結晶シリコン基板1の表面および裏面を10μm程度の大きさの凹凸を有する凹凸形状にする。この後、n型単結晶シリコン基板1を洗浄することによって、n型単結晶シリコン基板1の表面および裏面に付着した不純物を除去する。
次に、プラズマCVD法を用いて、n型単結晶シリコン基板1の表面上に、約5nmの厚みを有するノンドープ非晶質シリコン膜2および約5nmの厚みを有するp型非晶質シリコン膜3を順次形成する。この後、プラズマCVD法を用いて、n型単結晶シリコン基板1の裏面上に、n型単結晶シリコン基板1に近い方から順に、約10nmの厚みを有するノンドープ非晶質シリコン膜10および約10nmの厚みを有するn型非晶質シリコン膜11を形成する。この際、p型非晶質シリコン膜3およびn型非晶質シリコン膜11の表面は、それぞれ、n型単結晶シリコン基板1の表面および裏面の凹凸形状を反映した凹凸形状になる。
次に、DCスパッタ法を用いて、p型非晶質シリコン膜3上に、約100nmの厚みを有するITO膜からなる透明電極4を形成する。この後、DCスパッタ法を用いて、n型非晶質シリコン膜11上に、約100nmの厚みを有するITO膜からなる透明電極12を形成する。この際、透明電極4および12の表面は、それぞれ、p型非晶質シリコン膜3およびn型非晶質シリコン膜11の表面の凹凸形状を反映した凹凸形状になる。
次に、本実施形態では、図5および図6に示すように、スクリーン印刷法を用いて、透明電極4上の所定領域に、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約30μmの厚みを有する複数の導電ペースト5を形成する。この場合、導電ペースト5は、透明電極4の表面の凹凸領域を埋めるように形成される。
この際、本実施形態では、複数の導電ペースト5を、図5に示したA方向に沿って離散的に、かつ、約1.3mmのピッチP1で配置するとともに、A方向と垂直なB方向に、約2mmのピッチP2で配置する。また、複数の導電ペースト5を、B方向に隣り合う導電ペースト5のA方向の位置が同じになるように配置する。また、導電ペースト5を長方形状に形成するとともに、その長方形状の導電ペースト5の長手方向をB方向に配置する。なお、導電ペースト5の長手方向の長さL1は、約200μmにするとともに、短手方向の長さL2は、約130μmにする。また、導電ペースト5を形成する際には、透明電極4上の導電ペースト5の形成領域以外の領域に、B方向に沿って延びるように、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約40μmの厚みを有する導電ペースト8も同時に形成する。
この後、本実施形態では、図7に示すように、約40μmの直径を有する銅線6を、導電ペースト5を介して、透明電極4の表面の方向に押し付ける。これにより、図8および図9に示すように、複数の導電ペースト5を介して、透明電極4の表面と複数の銅線6とが電気的に接合される。この際、複数の銅線6を、導電ペースト5の形成領域に対応するように、A方向に沿って延びるように配置するとともに、A方向と垂直なB方向に約2mmのピッチP2で配置する。これにより、銅線6の延びるA方向の導電ペースト5間の距離S1は、A方向と垂直なB方向の銅線6間の距離S2以下になる。
次に、図10に示すように、約1.5mmの幅と約150μmの厚みとを有する銅箔からなるバスバー電極9を、導電ペースト8を介して、銅線6の一方の末端6aの円周面の方向に押し付ける。これにより、図3に示したように、導電ペースト8を介して、銅線6の一方の末端6aの円周面とバスバー電極9とが電気的に接合される。この後、約150℃の温度条件下で約5分間加熱することにより、導電ペースト5および8を硬化させることによって、銅線6およびバスバー電極9を透明電極4の表面に接合する。
次に、図1および図2に示したように、スクリーン印刷法を用いて、導電ペースト5および導電ペースト5に埋め込まれた銅線6上と、導電ペースト5間に位置する透明電極4および銅線6上とに、透光性のエポキシ樹脂系の接着剤7を形成する。この場合、透光性の接着剤7は、図1に示したA方向に沿って延びるように形成する。この後、約150℃の温度条件下で約30分間加熱することにより、接着剤7を硬化させることによって、銅線6のうち、導電ペースト5により透明電極4の表面と電気的に接合された領域以外の所定領域が、透明電極4の表面に接着される。
最後に、図2および図3に示したように、スクリーン印刷法を用いて、n型単結晶シリコン基板1の裏面上に形成された透明電極12上の所定領域に、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなるとともに、約30μmの厚みを有する導電ペースト13を形成する。この後、約150℃の温度条件下で約30分間加熱することによって、導電ペースト13を硬化させる。このようにして、本実施形態による光起電力装置としての太陽電池が形成される。
本実施形態では、上記のように、透明電極4の表面と銅線6とを電気的に接合するための導電ペースト5を、透明電極4上に形成することによって、銅線6の円周面上に導電ペースト5を付着させる場合よりも導電ペースト5の量の制御性を向上させることができるので、導電ペースト5の形成領域によって導電ペースト5の量がばらつくのを抑制することができる。また、複数の導電ペースト5を、銅線6の延びるA方向に沿って離散的に、かつ、約1.3mmのピッチP1で形成することによって、銅線6の延びるA方向の全領域に渡って導電ペースト5を形成する場合に比べて、導電ペースト5が形成される領域の面積を小さくすることができる。これにより、接合強度を向上させるために各導電ペースト5の量を多くした場合にも、導電ペースト5によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができる。このように、導電ペースト5間の導電ペースト5の量のばらつきを抑制することができ、かつ、導電ペースト5の量を多くすることができるので、銅線6の透明電極4の表面に対する接合強度を向上させることができる。また、上記したように、導電ペースト5によって遮光される領域の面積が大きくなるのを抑制することができるので、光の入射される領域の面積が小さくなるのを抑制することができる。これらにより、変換効率を向上させることができる。したがって、本実施形態では、変換効率を向上させながら、銅線6の透明電極4の表面に対する接合強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、導電ペースト5を透明電極4上に形成することによって、従来の銅線6の円周面上に導電ペースト5を付着させる穴通過法のように、ダイスに銅線6を通過させる必要がない。これにより、50μmよりも小さい直径(約40μm)を有する銅線6を用いたとしても、従来ダイスを通過させる際に生じていた銅線6の切断を防止することができる。
また、本実施形態では、導電ペースト5を、透明電極4の表面の凹凸領域を埋めるように形成することによって、容易に、透明電極4の表面と導電ペースト5との接触面積を大きくすることができるので、透明電極4の表面と導電ペースト5との間の抵抗を低くすることができる。その結果、変換効率をより向上させることができる。
また、本実施形態では、導電ペースト5を接合部材として用いることによって、スクリーン印刷法を用いて、容易に、接合部材としての導電ペースト5を透明電極4上に形成することができる。
次に、上記した本実施形態による太陽電池の効果を確認するために行った実験について説明する。なお、比較例として、銅線の円周面上に導電ペーストを付着させた従来の方法により形成された太陽電池を作製した。
まず、比較例では、透明電極の表面と銅線とを導電ペーストにより接合する際に、銅線の全長に渡って、導電ペーストがはみ出すことが確認できた。具体的には、比較例では、導電ペーストの銅線の延びる方向と垂直な方向の幅が、約40μmになった。そして、本実施形態と比較例との銅線を含む導電ペーストの表面積を調べたところ、本実施形態の表面積は、比較例の表面積よりも約30%小さくなることが判明した。
次に、本実施形態および比較例による太陽電池の出力特性実験を行った。実験条件は、光スペクトル:AM1.5G、光強度:約100mW/cm、および、測定温度:約25°である。なお、AM1.5Gとは、平均的な晴れた日に地球上に届く光量を規格化したものである。また、光スペクトルのAMは、Air Massの略であり、Gは、Globalの略である。この出力特性実験において、本実施形態の出力は、比較例の出力よりも約1.2%向上することが判明した。この結果から、本実施形態では、比較例に比べて、変換効率が向上していると考えられる。
また、本実施形態では、上記のように、導電ペースト5の形状を長方形状にするとともに、導電ペースト5の長手方向を、銅線6の延びるA方向と垂直なB方向に配置することによって、透明電極4の表面と銅線6とを導電ペースト5により接合する際に、銅線6がB方向にずれたとしても、銅線6が導電ペースト5の形成領域以外の領域に配置されるのを抑制することができるので、銅線6を確実に透明電極4の表面に接合することができる。
また、本実施形態では、導電ペースト5および導電ペースト5に埋め込まれた銅線6上と、導電ペースト5間に位置する透明電極4および銅線6上とに、A方向に沿って、透光性のエポキシ樹脂系の接着剤7を形成することによって、銅線6のうち、導電ペースト5により透明電極4の表面と接合された領域以外の領域と透明電極4の表面とが接着剤7により接着されるので、銅線6の透明電極4の表面に対する接着強度(接合強度)をより向上させることができる。また、透光性の接着剤7を用いるので、光の入射面積が減少することがない。
また、本実施形態では、複数の導電ペースト5を、銅線6の延びるA方向の導電ペースト5間の距離S1が、銅線6の延びるA方向と垂直なB方向の銅線6間の距離S2以下になるように配置することによって、A方向に沿って配置された導電ペースト5間(距離S1)を流れる電流の距離が、銅線6間(距離S2)をB方向に流れる電流の距離よりも長くなることがないので、銅線6の延びるA方向に沿って形成された導電ペースト5間を流れる電流の損失が増大するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、導電ペースト5を、透明電極4上に銅線6の延びる方向に沿って、約1.3mmのピッチP1で実質的に等間隔(距離S1)に形成することによって、透明電極4の表面の光の入射領域が均一化されるので、光を透明電極4の表面に均一に入射させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を太陽電池に適用する例を説明したが、本発明はこれに限らず、太陽電池以外の集電電極を有する光起電力装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、複数の導電ペースト5を、銅線6の延びる方向(図1のA方向)と垂直な方向(図1のB方向)に隣り合う導電ペースト5のA方向の位置が同じになるように配置したが、本発明はこれに限らず、図11に示すように、導電ペースト25を、銅線6の延びる方向(図11のA方向)と垂直な方向(図11のB方向)に隣り合う導電ペースト25のA方向の位置が互い違いになるように配置してもよい。このように構成しても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、導電ペースト25を、図11に示した配置パターンにする場合においても、A方向の導電ペースト25間の距離S11が、B方向の銅線6間の距離S12以下になるように配置するのが好ましい。なお、距離S11は、本発明の「第1の間隔」の一例であり、距離S12は、本発明の「第2の間隔」の一例である。ここで、導電ペースト25間の距離S11を銅線6間の距離S12よりも大きくすると、導電ペースト25の表面積が減少することにより光の入射面積が大きくなるので、短絡電流は増加する。その一方、透明電極4を流れる電流の距離が長くなることにより抵抗が増加する。これにより、短絡電流が増加したとしても曲線因子が減少するので、出力特性が低下する。したがって、A方向の導電ペースト25間の距離S11は、B方向の銅線6間の距離S12以下になるように設定するのが好ましい。
また、上記実施形態では、透明電極4上に、長方形状の導電ペースト5を形成したが、本発明はこれに限らず、図12に示すように、透明電極4上に、楕円形状の導電ペースト35を形成してもよい。この場合には、本実施形態と同様の効果を得ることができる。また、導電ペーストがB方向に横長な形状であれば、長方形状および楕円形状以外の形状の導電ペーストを形成したとしても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。また、導電ペーストの形状を、円形状または正方形状にしてもよい。ただし、この場合には、導電ペーストの表面積が銅線の延びる方向(A方向)に大きくなるので、光の入射面積が小さくなる。
また、上記実施形態では、Agの微粉末と熱硬化型のエポキシ樹脂とが混合された材料からなる導電ペースト5を用いたが、本発明はこれに限らず、エポキシ樹脂に代えて、フェノール、ウレタンおよびポリイミドなどを含む導電ペーストを用いてもよい。また、エポキシ樹脂、フェノール、ウレタンおよびポリイミドからなるグループより選択される2つ以上の材料を組み合わせた混合物を含む導電ペーストを用いてもよい。また、熱可塑性の材料を含む導電ペーストを用いてもよい。
また、上記実施形態では、スクリーン印刷法を用いて、透明電極4上に導電ペースト5を形成したが、本発明はこれに限らず、ディスペンサ法を用いてもよい。また、ディスペンサ法を用いる場合には、銅線を透明電極上に配置した後に、導電ペーストをディスペンサにより塗布するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、長方形状の導電ペースト5の長手方向(B方向)の長さL1および短手方向(A方向)の長さL2を、それぞれ、約200μmおよび約130μmにしたが、本発明はこれに限らず、導電ペーストの長手方向の長さおよび短手方向の長さが、それぞれ、約100μm以上であれば、スクリーン印刷法やディスペンサ法を用いて、容易に、透明電極上に導電ペーストを形成することができる。
また、上記実施形態では、表面側の集電電極として銅線6を用いたが、本発明はこれに限らず、銅線に代えて、銀、金、アルミニウム、ニッケルおよびタングステンのいずれか1つを主成分とする低抵抗の金属線を用いてもよい。また、防食および導電ペーストとの密着強度向上のために、他の導電性物質を金属線にコーティングしてもよい。コーティング方法としては、たとえば、電解法、無電解めっき法、蒸着法、ディップ法およびクラッド法などが挙げられる。また、コーティングされた金属線としては、たとえば、錫めっき軟銅線(JIS C 3152)や錫めっき硬銅線(JIS C 3151)などが挙げられる。
また、上記実施形態では、約40μmの直径を有する銅線6を用いたが、本発明はこれに限らず、銅線の直径が、約30μm以上約80μm以下であればよい。なお、銅線の直径が約30μmよりも小さいと、切断し易くなるので、取り扱いが困難になるという不都合がある。また、コストが高くなるという不都合もある。また、銅線の直径が約80μmを超えると、基板の厚みが約250μm以下であれば、熱膨張係数の違いにより反りが発生するという不都合がある。
また、上記実施形態では、導電ペースト5および導電ペースト5に埋め込まれた銅線6上と、導電ペースト5間に位置する透明電極4および銅線6上とに、A方向に沿って、透光性のエポキシ樹脂系の接着剤7を形成したが、本発明はこれに限らず、エポキシ樹脂系以外の材料からなる透光性の接着剤を用いてもよいし、接着剤を用いなくてもよい。
また、上記実施形態では、銅箔からなるバスバー電極9を用いたが、本発明はこれに限らず、半田がコーティングされた銅箔からなるバスバー電極を用いてもよい。この場合、バスバー電極を透明電極の表面に接合する際には、まず、導電ペーストを硬化させた後、硬化した導電ペースト上にバスバー電極を配置する。この状態で加熱することにより半田を溶融することによって、硬化した導電ペーストとバスバー電極とを溶着する。
また、上記実施形態では、n型単結晶シリコン基板1の裏面上に、ノンドープ非晶質シリコン膜10およびn型非晶質シリコン膜11を形成したが、本発明はこれに限らず、n型単結晶シリコン基板の裏面上に、ノンドープ非晶質シリコン膜およびn型非晶質シリコン膜を形成せずに、裏面電極を形成してもよい。
また、上記実施形態では、n型単結晶シリコン基板1とp型非晶質シリコン膜3(n型非晶質シリコン膜11)との間に、ノンドープ非晶質シリコン膜2(ノンドープ非晶質シリコン膜10)を形成したが、本発明はこれに限らず、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン膜(n型非晶質シリコン膜)との間に、ノンドープ非晶質シリコン膜を形成しなくてもよい。
本発明の一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の構造を示した平面図である。 図1の100−100線に沿った断面図である。 図1の200−200線に沿った断面図である。 図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための断面図である。 図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための平面図である。 図5の300−300線に沿った断面図である。 図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための断面図である。 図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための平面図である。 図8の400−400線に沿った断面図である。 図1〜図3に示した一実施形態による光起電力装置としての太陽電池の製造プロセスを説明するための平面図である。 一実施形態の変形例による光起電力装置としての太陽電池の構造を示した平面図である。 一実施形態の変形例による光起電力装置としての太陽電池の構造を示した平面図である。
符号の説明
5 導電ペースト(接合部材)
6 銅線(金属線)
7 接着剤
S1、S11 距離(第1の間隔)
S2、S12 距離(第2の間隔)

Claims (8)

  1. 受光面と電気的に接合され、集電電極を構成する金属線と、
    前記受光面上に前記金属線の延びる方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて形成されるとともに、前記受光面と前記金属線とを電気的に接合するための複数の接合部材とを備えた、光起電力装置。
  2. 前記接合部材は、横長形状であり、
    前記横長形状の接合部材の長手方向は、前記金属線の延びる方向と交差する方向に配置されている、請求項1に記載の光起電力装置。
  3. 前記接合部材は、導電ペーストを含む、請求項1または2に記載の光起電力装置。
  4. 前記金属線のうち、前記接合部材により前記受光面と電気的に接合された領域以外の領域の少なくとも一部を前記受光面に接着するための透光性の接着剤をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光起電力装置。
  5. 前記受光面は、凹凸形状を有しており、
    前記接合部材は、前記受光面の凹凸領域を埋めるように形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光起電力装置。
  6. 前記接合部材は、前記金属線の延びる方向に第1の間隔で配置されているとともに、前記金属線は、前記金属線の延びる方向と実質的に垂直な方向に第2の間隔で配置されており、
    前記第1の間隔は、前記第2の間隔以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光起電力装置。
  7. 前記接合部材は、前記受光面上に前記金属線の延びる方向に沿って、実質的に等間隔に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光起電力装置。
  8. 受光面上に所定の方向に沿って離散的に、かつ、所定の間隔を隔てて複数の接合部材を形成する工程と、
    前記接合部材を介して、前記受光面と前記金属線とを電気的に接合する工程とを備えた、光起電力装置の製造方法。
JP2003315141A 2003-09-08 2003-09-08 光起電力装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP4219238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315141A JP4219238B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光起電力装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315141A JP4219238B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光起電力装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005085924A true JP2005085924A (ja) 2005-03-31
JP4219238B2 JP4219238B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=34415495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003315141A Expired - Fee Related JP4219238B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光起電力装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4219238B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095941A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置およびその製造方法
JP2008235819A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2010004083A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置の製造方法
WO2012043670A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三洋電機株式会社 太陽電池および太陽電池モジュール
CN106409953A (zh) * 2016-11-04 2017-02-15 上海纳晶科技有限公司 一种太阳能电池镀膜铜线栅电流收集极结构及制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095941A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置およびその製造方法
JP4549271B2 (ja) * 2005-09-28 2010-09-22 三洋電機株式会社 光起電力装置
JP2008235819A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2010004083A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置の製造方法
WO2012043670A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三洋電機株式会社 太陽電池および太陽電池モジュール
CN106409953A (zh) * 2016-11-04 2017-02-15 上海纳晶科技有限公司 一种太阳能电池镀膜铜线栅电流收集极结构及制备方法
CN106409953B (zh) * 2016-11-04 2024-03-29 上海纳晶科技有限公司 一种太阳能电池镀膜铜线栅电流收集极结构及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4219238B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5025135B2 (ja) 光起電力モジュール
JP5380810B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP6400071B2 (ja) 半導体のための自立型金属物品
US10153384B1 (en) Solderable contact regions
JP5279334B2 (ja) 太陽電池モジュール
US8569096B1 (en) Free-standing metallic article for semiconductors
JP3164183B2 (ja) 光起電力素子及びモジュール
WO2011118688A1 (ja) 太陽電池、太陽電池モジュール、電子部品及び太陽電池の製造方法
JP2004247402A (ja) 太陽電池モジュールおよびその製造方法
EP2612361A2 (fr) Cellule photovoltaïque avec conducteurs discontinus
JP5999527B2 (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法
CN103403882A (zh) 太阳能电池模块及其制造方法
JP5174226B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP4219238B2 (ja) 光起電力装置およびその製造方法
JP4854105B2 (ja) 薄膜太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2009218315A (ja) 太陽電池モジュール
JP5381809B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP4549271B2 (ja) 光起電力装置
JP4958958B2 (ja) 光起電力装置の製造方法
JP2017228629A (ja) 太陽電池モジュール
JP2021125603A (ja) 太陽電池ストリングおよび太陽電池ストリング製造方法
JP6455099B2 (ja) 太陽電池ユニット及び太陽電池ユニットの製造方法
JP2000058895A (ja) 光起電力素子及びモジュ―ル
TW202341506A (zh) 電極組件
JP5382150B2 (ja) 太陽電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4219238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees