JP2005085413A - 信号再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャビネットの上面に記録媒体の収容室や操作部を配備した信号再生装置において、キャビネットの内部に空気中の微細な砂や埃が侵入することを防止する。
【解決手段】 本発明に係るオーディオ装置において、キャビネット1には、その上面にカセット収容室4とカセット操作部6とが配備されると共に、カセット収容室4を開閉するカセットホルダー5が回動可能に支持されている。カセットホルダー5には、キャビネット1の上面を覆うスライドカバー2が摺動可能に係合しており、該スライドカバー2は、カセットホルダー5を閉じた状態でカセット収容室4及びカセット操作部6を密閉状態に近い状態で覆う閉じ位置と、カセットホルダー5を閉じた状態でカセット操作部6を露出させる開き位置との間で、往復移動が可能であり、スライドカバー2は、カセットホルダー5の開閉動作に伴って該カセットホルダー5と共に回動する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、キャビネットにテープカセット再生機構やCD(コンパクトディスク)再生機構の如き音響信号再生機構を内蔵してなる信号再生装置に関するものである。
従来、この種の信号再生装置として、キャビネットにテープカセット再生機構を内蔵したオーディオ装置が知られている(特許文献1参照)。
例えば図11に示すオーディオ装置は、直方体状のキャビネット(9)にCD再生機構及びテープカセット再生機構を内蔵して構成されている。
キャビネット(9)の前面には、CDを収容すべきCD収容室(図示省略)が凹設されると共に、該CD収容室を開閉すべきCDカバー(93)が開閉可能に支持されている。又、CDカバー(93)は、閉じ状態から開き状態に向かってバネ付勢されると共に、閉じ状態にロックすることが可能であり、キャビネット(9)の上面に配備されたエジェクト釦(95)を押圧してロックを解除することにより、閉じ状態のCDカバー(93)を回動させてCD収容室を開くことが出来る。これによってユーザは、CD収容室にCDを収容することが出来る。
又、CDカバー(93)の表面には、複数のCD操作キー及び音量調節つまみを含むCD操作部(94)が配備されている。
キャビネット(9)の上面には、テープカセットを収容すべきカセット収容室(96)が凹設される共に、複数の操作釦を含むカセット操作部(97)が配備され、キャビネット(9)には、カセット収容室(96)に侵入可能なカセットホルダー(99)が昇降可能に支持されている。又、カセットホルダー(99)は、上昇方向にバネ付勢されると共に、降下位置にロックすることが可能であり、カセット操作部(97)に配備されたエジェクト釦(98)を押圧してロックを解除することにより、降下位置のカセットホルダー(99)を上昇させることが出来る。これによって、ユーザはカセットホルダー(99)にテープカセットを装填してカセット収容室(96)に該テープカセットを収容することが出来る。
該オーディオ装置においては、CDカバー(93)及びCD操作部(94)がキャビネット(9)の前面に配備されているため、空気中に微細な砂や埃を多量に含む悪環境で長期に亘って該オーディオ装置を使用した場合にも、空気中の微細な砂や埃がCDカバー(93)やCD操作部(94)の表面に積もることはない。
特開2001−216773号公報[G11B33/02]
しかしながら、図11に示すオーディオ装置においては、カセット収容室(96)及びカセット操作部(97)がキャビネット(9)の上面に配備されているため、上述の如き悪環境で長期に亘ってオーディオ装置を使用する過程で、空気中の微細な砂や埃が、オーディオ装置の上面に向かって徐々に沈下し、カセットホルダー(99)とカセット収容室(96)の間の隙間を通過してカセット収容室(96)に侵入し、更にはキャビネット(9)の内部に侵入する問題があった。又、空気中の微細な砂や埃が、キャビネット(9)とカセット操作部(97)の間の隙間を通過してキャビネット(9)の内部に侵入する問題があった。
そこで本発明の目的は、キャビネットの上面に記録媒体の収容室や操作部を配備した信号再生装置において、キャビネットの内部に空気中の微細な砂や埃が侵入することを防止することである。
本発明に係る信号再生装置においては、キャビネット(1)の上面に、音響信号及び/又は映像信号が記録された記録媒体の収容室が凹設されると共に、該収容室に収容された記録媒体から信号を再生する際に操作すべき操作部が配備され、キャビネット(1)には、収容室を開閉すべき蓋体が回動可能に支持されている。
前記蓋体には、収容室と操作部を覆うことが可能な大きさのスライドカバー(2)が、蓋体の上面に沿って摺動可能に係合し、該スライドカバー(2)は、蓋体が閉じた状態で該蓋体と操作部を略密閉状態で覆う閉じ位置と、蓋体が閉じた状態で操作部を露出させる開き位置との間で、往復移動させることが可能であり、開き位置のスライドカバー(2)は、蓋体の開閉動作に伴って該蓋体と一体に回動する。
上記本発明に係る信号発生装置において、蓋体を閉じた状態でスライドカバー(2)が閉じ位置にある場合、収容室及び操作部はスライドカバー(2)によって密閉状態に近い状態で覆われるため、空気中の微細な砂や埃が収容室及び操作部に侵入する虞は殆どない。
上記本発明に係る信号発生装置において、収容室に記録媒体を収容する場合、先ず、スライドカバー(2)を閉じ位置から開き位置に摺動させ、操作部を露出させる。次に蓋体を回動させて収容室を開き、この状態で記録媒体を信号再生装置にセットし、その後、スライドカバー(2)と共に蓋体を回動させて蓋体を閉じる。これによって、記録媒体は収容室に収容されることとなる。最後にスライドカバー(2)を摺動させて開き位置から閉じ位置に戻す。この様にスライドカバー(2)及び蓋体を移動させることにより、操作部及び記録媒体収容室の露出時間を最小限に留めることが出来、かかる露出時間内に、空気中の微細な砂や埃が操作部とキャビネット(1)の間の隙間や収容室に形成された開口を通過してキャビネット(1)の内部に侵入する虞は殆どない。
又、収容室に収容された記録媒体から信号を再生する場合には、先ず、スライドカバー(2)を閉じ位置から開き位置まで摺動させ、操作部を露出させる。そして、操作部を操作した後、スライドカバー(2)を開き位置から閉じ位置に戻し、操作部を再びスライドカバー(2)で覆う。この様にスライドカバー(2)を動作させることにより、操作部の露出時間を最小限に留めることが出来、かかる露出時間内に、空気中の微細な砂や埃が操作部とキャビネット(1)の間の隙間を通過してキャビネット(1)の内部に侵入する虞は殆どない。
又、開き位置のスライドカバー(2)は、蓋体と一体に回動して開くので、蓋体を開いて収容室を露出させる過程でスライドカバー(2)が収容室を覆うことはない。従って、ユーザによる記録媒体の装填作業がスライドカバー(2)によって妨げられることはない。
具体的構成において、キャビネット(1)の内部には、蓋体を閉じ状態から開き状態に向かってバネ付勢する付勢機構と、蓋体を閉じ状態にロックするためのロック機構とが配備され、前記操作部は、該ロック機構による蓋体のロックを解除して記録媒体を排出する際に操作すべきエジェクト釦(62)を具えている。
該具体的構成によれば、エジェクト釦(62)を押圧する操作で閉じ状態の蓋体を回動させて収容室を開くことが出来る。又、エジェクト釦(62)は、操作部に配備されているため、ユーザがエジェクト釦(62)を押圧するときを除いて、スライドカバー(2)を閉じてエジェクト釦(62)を覆うことにより、空気中の微細な砂や埃がエジェクト釦(62)とキャビネット(1)の間の隙間を通過してキャビネット(1)の内部に侵入する虞は殆どない。
又、該具体的構成において、収容室を開く場合には、先ず、スライドカバー(2)を閉じ位置から開き位置まで摺動させてエジェクト釦(62)を露出させる。次に、エジェクト釦(62)を押圧する。これによって、蓋体のロックが解除され、蓋体がスライドカバー(2)と共にバネ付勢されて回動して、収容室は開かれることとなる。
他の具体的構成において、前記記録媒体はテープカセット(8)であって、前記蓋体の裏側にはテープカセット(8)を装填すべきカセット装填室(50)が形成されており、蓋体を開くことによってカセット装填室(50)にテープカセット(8)を装填することが可能となり、蓋体を閉じることによってカセット装填室(50)内のテープカセット(8)が前記収容室に収容されて、信号再生が可能となる。
該具体的構成において、カセット装填室(50)に装填されたテープカセット(8)は、蓋体を閉じることによって収容室に収容され、蓋体を開くことによって収容室から排出される。
更に他の具体的構成において、スライドカバー(2)は、閉じ位置にて操作部を覆うこととなる領域が透明若しくは半透明の材料から形成されている。
該具体的構成によれば、スライドカバー(2)が閉じ位置にある場合にも、操作部のオン/オフの状況を確認することが出来る。
本発明に係る信号再生装置によれば、キャビネットの上面に記録媒体の収容室や操作部を配備した構成においても、空気中の微細な砂や埃がキャビネットの内部に侵入することを防ぐことが出来る。
以下、本発明をオーディオ装置に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るオーディオ装置は、図1〜図3に示す如く、直方体状のキャビネット(1)にCD再生機構及びテープカセット再生機構を内蔵してなり、キャビネット(1)の上面には、カセット収容室(4)が凹設されると共に、該カセット収容室(4)の前方位置にカセット操作部(6)が配備されている。又、図6に示す如く、キャビネット(1)には、カセット収容室(4)に侵入可能なカセットホルダー(5)が昇降方向に回動可能に支持されている。
カセットホルダー(5)には、キャビネット(1)の上面を覆うスライドカバー(2)がカセットホルダー(5)の上面に沿って摺動可能に係合しており、これによって、スライドカバー(2)は、カセットホルダー(5)を閉じた状態で、図1に示す如くキャビネット(1)の上面との重なりが最大となってカセットホルダー(5)とカセット操作部(6)を密閉状態に近い状態で覆う閉じ位置と、図2に示す如くキャビネット(1)の上面との重なりが最小となってカセット操作部(6)を露出させる開き位置との間で、往復移動することが出来る。又、開き位置のスライドカバー(2)は、カセットホルダー(5)と一体に回動することが可能であって、図3に示す如くカセットホルダー(5)と共に開く。
キャビネット(1)の前面には、CDを収容すべきCD収容室(図示省略)が凹設されると共に、該CD収容室を開閉すべきCDカバー(13)が開閉可能に支持されている。又、CDカバー(13)は、閉じ状態から開き状態に向かってバネ付勢されると共に、閉じ状態にロックすることが可能であり、キャビネット(1)の上面に配備されたエジェクト釦(14)を押圧してロックを解除することにより、閉じ状態のCDカバー(13)を回動させてCD収容室を開くことが出来る。これによってユーザは、CD収容室にCDを収容することが出来る。
又、CDカバー(13)の表面には、複数のCD操作キー及び音量調節つまみを含むCD操作部(15)が配備されている。
図3及び図5に示す如く、キャビネット(1)の上面に凹設されたカセット収容室(4)には、カセットテープ(8)の一対のリールに係合すべき一対のリール台(42)(42)が配備されると共に、フック部(43)を具えた突片(41)が、底壁に形成された開口を貫通して配備されている。
カセットホルダー(5)は、図6に示す如く、閉じ状態でカセット収容室(4)の開口部を覆う平板状の蓋部(51)と、テープカセット(8)を装填すべきカセット装填室(50)を具え、該カセット装填室(50)は、蓋部(51)の裏面に突設された一対のアーム(53)(53)と、各アーム(53)に突設された平板状の保持部(52)とから形成されており、これによって、カセット装填室(50)に装填されたテープカセット(8)は、その両側部が一対のアーム(53)(53)と対向すると共に、裏面が一対の保持部(52)(52)によって保持されることとなる。
又、各アーム(53)は、図7に示す如く、その先端部が枢支ピン(17)により枢支されており、これによってカセットホルダー(5)は、キャビネット(1)の上面に近接してカセット収容室(4)を閉じる閉じ状態と、キャビネット(1)の上面から離間してカセット収容室(4)を開く開き状態との間で、枢支ピン(17)を回転軸として昇降方向に回動する。
図6及び図7に示す如く、右側のアーム(53)に配備されたトーションバネ(55)を具えた付勢機構が配備されており、トーションバネ(55)は、互いに離間する方向に弾性力を発揮する一対のアーム部(54)(54)を有し、一方のアーム部(54)がカセット収容室(4)の底壁に当接すると共に、他方のアーム部(53)がカセットホルダー(5)の蓋部(51)に当接している。これによって、カセットホルダー(5)は、閉じ状態から開き状態に向かってバネ付勢されている。
又、図7に示す如く、前記突片(41)と、右側のアーム(53)の側部に突設された係合ピン(57)とから構成されるロック機構が配備されており、係合ピン(57)は、カセットホルダー(5)を閉じた状態で前記突片(41)のフック部(43)と係合し、これによってカセットホルダー(5)は、閉じ状態でロックされる。
図6に示す如く、カセットホルダー(5)の蓋部(51)には、スライドカバー(2)が摺動可能に係合している。スライドカバー(2)は、閉じ位置にてキャビネット(1)の上面を覆う平板の両側部に一対の帯状の突出部を形成して構成されており、閉じ位置のスライドカバー(2)は、カセット収容室(4)及びカセット操作部(6)を密閉状態に近い状態に覆う。又、スライドカバー(2)の表面には、図1に示す如く、取っ手部(20)が突設されている。
尚、スライドカバー(2)は、閉じ位置にてカセット操作部(6)を覆うこととなる領域が半透明の樹脂によって形成されている。
図6に示す如く、カセットホルダー(5)の蓋部(51)は、両側部にスライドカバー(2)の摺動方向に伸びる一対のレール部(56)(56)を具えると共に、中央部にスライドカバー(2)の摺動方向に伸びるスリット(510)を具えている。両レール部(56)(56)には、スライドカバー(2)の裏面に配備された一対の凸条部(22)(22)が係合し、これによってスライドカバー(2)の摺動が案内される。又、スリット(510)には、スライドカバー(2)の裏面に突設されたスライドピン(23)が貫通しており、スライドピン(23)がスリット(510)の端部に当接することにより、スライドカバー(2)の摺動が制止されて、該スライドカバー(2)は閉じ位置若しくは開き位置に設定される。
又、図4及び図5に示す如く、カセットホルダー(5)の蓋部(51)の表面には、スライドカバー(2)の摺動方向に伸びる一対の帯板(58)(58)が突設されており、各帯板(58)の先端には、スライドカバー(2)の裏面に摺接する凸部(59)が形成されている。スライドカバー(2)の裏面には、閉じ位置及び開き位置のスライドカバー(2)に各凸部(59)が対向することとなる位置に、係合孔(23)がそれぞれ凹設されており、各係合孔(23)に各凸部(59)が係合することにより、スライドカバー(2)は閉じ位置及び開き位置にて軟係止される。
図2及び図4に示す如く、カセット操作部(6)は、前記突片(41)をキャビネット(1)の前後方向に移動させるためのエジェクト釦(62)を含む複数の操作釦(61)を具え、エジェクト釦(62)を押圧すると、突片(41)がキャビネット(1)の後方に向けて移動し、エジェクト釦(62)の押圧を解除すると、突片(41)は前方に移動して元の位置に戻る。
上記本発明に係るオーディオ装置においては、CDカバー(13)及びCD操作部(15)がキャビネット(1)の前面に配備されているため、空気中に微細な砂や埃を多量に含む環境で長期に亘って該信号再生装置を使用した場合にも、空気中の微細な砂や埃がCDカバー(13)及びCD操作部(15)に積もることはない。
又、上記本発明に係るオーディオ装置において、カセットホルダー(5)を閉じた状態でスライドカバー(2)が閉じ位置にある場合、カセット収容室(4)及びカセット操作部(6)は、スライドカバー(2)によって密閉状態に近い状態で覆われているため、空気中の微細な砂や埃が、カセット収容室(4)及びカセット操作部(6)に侵入する虞は殆どない。
上記本発明に係るオーディオ装置において、図7の如くスライドカバー(2)が閉じ位置にある状態からテープカセット(8)をカセット収容室(4)に収容する場合には、先ず、スライドカバー(2)の取っ手部(20)をキャビネット(1)の後方に向けて押圧し、スライドカバー(2)を閉じ位置から図8に示す開き位置まで摺動させ、カセット操作部(6)を露出させる。このとき、図4に示すスライドカバー(2)のスライドピン(24)はスリット(510)の開き位置側の端部に当接する。又、カセットホルダー(5)の前記一対の帯板(58)(58)の凸部(59)(59)は、開き位置側の係合孔(23)(23)と係合し、これによってスライドカバー(2)は、開き位置にて軟係止される。
次に、図9の如くカセット操作部(6)のエジェクト釦(62)を押圧する。これによって、突片(41)が後方に移動し、この結果、突片(41)のフック部(43)がカセットホルダー(5)の係合ピン(57)から離脱してカセットホルダー(5)のロックが解除される。これによって、カセットホルダー(5)は図10の如くバネ付勢されて閉じ状態から回動し、カセット収容室(4)が開く。又、該カセットホルダー(5)と一体にスライドカバー(2)が回動する。
尚、エジェクト釦(62)の押圧を解除することにより、突片(41)は前方に移動して元の位置に戻る。
この状態で、テープカセット(8)をカセットホルダー(5)のカセット装填室(50)に装填する。その後、スライドカバー(2)の表面を押圧してスライドカバー(2)及びカセットホルダー(5)を閉じ状態まで回動させる。ここで、突片(41)のフック部(43)はカセットホルダー(5)の係合ピン(57)に再び係合し、これによって、カセットホルダー(5)は閉じ状態に保持される。この結果、テープカセット(8)がカセット収容室(4)に収容される。
最後に、スライドカバー(2)の取っ手部(20)をキャビネット(1)の前方に向けて押圧し、スライドカバー(2)を開き位置から閉じ位置まで摺動させる。これによって、カセット操作部(6)は再びスライドカバー(2)に覆われる。このとき、図4に示すスライドカバー(2)のスライドピン(24)はスリット(510)の閉じ位置側の端部に当接する。又、カセットホルダー(5)の一対の帯板(58)(58)の凸部(59)(59)は、閉じ位置側の係合孔(23)(23)と係合し、これによってスライドカバー(2)は、閉じ位置にて軟係止される。
上述の如くスライドカバー(2)及びカセットホルダー(5)を移動させることにより、カセット操作部(6)が露出している時間、並びにカセット収容室(4)の開いている時間を最小限に留めることが可能であり、かかる時間内に、空気中の微細な砂や埃が、カセット操作部(6)とキャビネット(1)の間の隙間やカセット収容室(4)に形成された開口を通過してキャビネット(1)の内部に侵入する虞は殆どない。又、スライドカバー(2)は、カセットホルダー(5)と一体に回動して開くため、カセットホルダー(5)を開いてカセット収容室(4)を露出させる過程でスライドカバー(2)がカセット収容室(4)を覆うことはない。
又、カセットホルダー(5)を閉じ状態から開くことにより、テープカセット(8)の一対のリールとカセット収容室(4)の一対のリール台(42)(42)との係合が解除されるので、カセット収容室(4)からテープカセット(8)を取り出す作業を短時間で行なうことが出来、かかる時間内に空気中の微細な砂や埃がカセット収容室(4)に形成された開口を通過してキャビネット(1)の内部に侵入する虞は殆どない。
又、スライドカバー(2)は、閉じ位置にて操作部を覆うこととなる領域が半透明の樹脂から形成されているため、スライドカバー(2)が閉じている状態においても、カセット操作部(6)の各操作釦(61)のオン/オフ状態を確認することが出来る。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、MD収容室及びMD操作部をキャビネット(1)の上面に配備した構成や、DVD収容室及びDVD操作部をキャビネット(1)の上面に配備した構成においても、本実施例と同様の効果が得られる。
本発明に係るオーディオ装置を示す斜視図である。 該オーディオ装置のスライドカバーを摺動させた状態を示す斜視図である。 該オーディオ装置のカセットホルダーを開いた状態を示す斜視図である。 該オーディオ装置のスライドカバーを摺動させた状態を上から見た平面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 スライドカバーを閉じ位置に設定した状態を示す断面図である。 スライドカバーを開き位置まで摺動させた状態を示す断面図である。 エジェクト釦を押圧した状態を示す断面図である。 カセットホルダーを開いた状態を示す断面図である。 従来のオーディオ装置を示す斜視図である。
符号の説明
(1) キャビネット
(2) スライドカバー
(22) 凸条部
(24) スライドピン
(4) カセット収容室
(41) 突片
(42) リール台
(43) フック部
(5) カセットホルダー
(50) カセット装填室
(51) 蓋部
(52) 保持部
(53) アーム
(55) トーションバネ
(56) レール部
(57) 係合ピン
(510) スリット
(6) カセット操作部
(62) エジェクト釦
(8) テープカセット

Claims (4)

  1. キャビネット(1)の上面に、音響信号及び/又は映像信号が記録された記録媒体の収容室が凹設されると共に、該収容室に収容された記録媒体から信号を再生する際に操作すべき操作部が配備され、キャビネット(1)には、収容室を開閉すべき蓋体が回動可能に支持されている信号再生装置において、前記蓋体には、収容室と操作部を覆うことが可能な大きさのスライドカバー(2)が、蓋体の上面に沿って摺動可能に係合し、該スライドカバー(2)は、蓋体が閉じた状態で該蓋体と操作部を略密閉状態で覆う閉じ位置と、蓋体が閉じた状態で操作部を露出させる開き位置との間で、往復移動させることが可能であり、開き位置のスライドカバー(2)は、蓋体の開閉動作に伴って該蓋体と一体に回動することを特徴とする信号再生装置。
  2. キャビネット(1)の内部には、蓋体を閉じ状態から開き状態に向かってバネ付勢する付勢機構と、蓋体を閉じ状態にロックするためのロック機構とが配備され、前記操作部は、該ロック機構による蓋体のロックを解除して記録媒体を排出する際に操作すべきエジェクト釦(62)を具えている請求項1に記載の信号再生装置。
  3. 前記記録媒体はテープカセット(8)であって、前記蓋体の裏側にはテープカセット(8)を装填すべきカセット装填室(50)が形成されており、蓋体を開くことによってカセット装填室(50)にテープカセット(8)を装填することが可能となり、蓋体を閉じることによってカセット装填室(50)内のテープカセット(8)が前記収容室に収容されて、信号再生が可能となる請求項1又は請求項2に記載の信号再生装置。
  4. スライドカバー(2)は、閉じ位置にて操作部を覆うこととなる領域が透明若しくは半透明の材料から形成されている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の信号再生装置。
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