JP2005085351A - 光ディスク判別方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク判別方法及び光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005085351A
JP2005085351A JP2003315404A JP2003315404A JP2005085351A JP 2005085351 A JP2005085351 A JP 2005085351A JP 2003315404 A JP2003315404 A JP 2003315404A JP 2003315404 A JP2003315404 A JP 2003315404A JP 2005085351 A JP2005085351 A JP 2005085351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disc
peak
error signal
focus error
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003315404A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Suenaga
清幸 末永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003315404A priority Critical patent/JP2005085351A/ja
Publication of JP2005085351A publication Critical patent/JP2005085351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】装着された光ディスクの種別の判定を短時間で行うことが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】CD用レーザ光とDVD用レーザ光を発光状態として(S11)、フォーカス駆動を開始し(S12)、フォーカスエラー信号(FE信号)のピーク値を検出する(S13)。この検出が終了すると、フォーカス駆動を終了する(S14)。
以上の方法で得られたフォーカスエラー信号のピークのうち、大きい方から2つのピーク値を比較してFE信号判定を行う(S15)。はじめに現れるピークが最大値をとり、次に現れるピークが準最大値をとる場合には、CDが装着されていると判断し(S16)、はじめに現れるピークが準最大値をとり、次に現れるピークが最大値をとる場合には、DVDが装着されていると判断する。
【選択図】図4

Description

本発明は光ピックアップにより光ディスクの情報を記録再生する光ディスク装置に関する。
光ディスク装置は、オーディオ用CDをはじめとして、CD−ROM、CD−R/RW、DVDなどがすでに実用化されており、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、パーソナルコンピュータの急速な市場拡大に伴い光ディスク装置のパーソナルコンピュータへの内蔵普及率も高くなっている。このような光ディスク装置においては、一台の光ディスク装置で多種類の光ディスクが使用できるように設計されており、どの種類の光ディスクが装着されているかを検出する機能が必要となる。特に、CDとDVDとでは記録再生に用いられるレーザ光源の発光波長が異なり、これに伴って使用される光学系が異なるため、光ディスクの種別を判別することが重要な意味を持つ。
ここで、CDとDVDの両方を使用可能な光ディスク駆動装置を例にして、光ディスク装置の構成を図1を用いて説明する。
図1は光ディスク装置のピックアップ制御部のブロック図である。図1において、1は光ディスク、2はピックアップモジュール、3はスピンドルモータ、4は光ピックアップ、5はキャリッジ、6はフィード部、7はフィードモータ、8はアナログ信号処理部、9はサーボ処理部、10はモータ駆動部、11はディジタル信号処理部、12はレーザ駆動部、13はコントローラである。
以上のように構成された従来の技術におけるピックアップ制御部の動作について説明する。図1において、ピックアップモジュール2は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク1の情報信号を読み取るための光ピックアップ4と、光ピックアップ4が搭載されたキャリッジ5を光ディスクの半径方向に移動させるためのフィード部6とによって構成されたものである。アナログ信号処理部8はピックアップモジュール2の内部に設けられたキャリッジ5中の光ピックアップ4内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、サーボ処理部9に出力する。
フォーカスエラー信号とは、光ピックアップ4に備えられた対物レンズ(図示せず)より出射される光ビームスポットと光ディスク1の記録面との焦点方向のずれを示す。トラッキングエラー信号とは、前記光スポットと光ディスク1の情報トラックの光ディスク半径方向のずれを示す。また、アナログ信号処理部8はトラッキングエラー信号の低域成分を取り出す事により、対物レンズとキャリッジ5との相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、モータ駆動部10に出力する。
サーボ処理部9はON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク1の情報トラックに追従するように対物レンズをフォーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部6はフィードモータ7、ギヤ(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ7を回転させることによってキャリッジ5が移動し、その際フィードモータ7よりフィードモータパルスが周期的に出力されるようになっている。コントローラ13はこ
のように構成されたサーボ部の全体のコントロールを行うものである。
上述した構成と機能を持つピックアップ制御部を持つ光ディスク装置については、例えば(特許文献1)に記載されている。
図12は従来の光ディスク装置のフォーカス制御系のブロック図である。図12において、14は対物レンズ、15はハーフミラー、16は分割センサ、17はヘッドアンプ、18は差動アンプ、19は分割センサ、20はヘッドアンプ、21は差動アンプ、22は切り替えスイッチ、23はフィルタ、24は切り替えスイッチ、25は駆動回路である。
以上のように構成された光ディスク装置において、フォーカス制御系の動作について説明する。光ディスク種別を判別する際には、光パワーレベルの違いを考慮して通常波長が長いCD用のレーザ光が先に照射され、その後に波長が短いDVD用レーザ光が照射される。
まず、CD用レーザ光が照射されると、図12において光ディスク1の反射面から反射した光は対物レンズ14を介してハーフミラー15に到達するが、例えば、CD用の光はハーフミラー15を透過して分割センサ16に入射し、ヘッドアンプ17でゲイン調整される。ヘッドアンプ17からの信号に対して、差動アンプ18で差動演算が行われ、CD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号が生成される。
このようにして生成されたCD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号は、切り替えスイッチ22を経た後、フィルタ23、切り替えスイッチ24、駆動回路25を介してフォーカスアクチュエータを制御する信号として機能する。このフォーカスエラー信号は、コントローラ13に送られることによって、コントローラ13はフォーカス駆動を制御する。
一方、DVD用の光はハーフミラー15で反射して分割センサ19に入射し、ヘッドアンプ20でゲイン調整される。ヘッドアンプ20からの信号に対して、差動アンプ21で差動演算が行われ、DVD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号が生成される。
このようにして生成されたDVD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号は、切り替えスイッチ22を経た後、フィルタ23、切り替えスイッチ24、駆動回路25を介してフォーカスアクチュエータを制御する信号として機能する。このフォーカスエラー信号は、コントローラ13に送られることによって、コントローラ13はフォーカス駆動を制御する。
図13に、装着された光ディスクの種別を判別するための従来のフローチャートを示す。
まず、CD用レーザ光を発光状態として(S1)、フォーカス駆動を開始し(S2)、CD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号のピーク値(FEpp1)を検出する(S3)。この検出が終了すると、CD用レーザ光の発光を停止して(S4)、フォーカス駆動を終了する(S5)。
次に、DVD用レーザ光を発光状態として(S6)、フォーカス駆動を開始し(S7)、DVD用レーザ光を用いたときのフォーカスエラー信号のピーク値(FEpp2)を検出する(S8)。この検出が終了すると、DVD用レーザ光の発光を停止して(S9)、フォーカス駆動を終了する(S10)。
以上の方法で得られた2つのフォーカスエラー信号のピーク値であるFEpp1とFEpp2とを比較することによって、装着された光ディスクの種別を判別する(S11)。
図14は、DVDが装着されているときにフォーカス駆動を行った場合を示しており、図14(a)はフォーカスエラー信号、図14(b)は対物レンズ14を駆動する際の波形を示す。
図14(b)に示すように、CD用レーザ光を使用して対物レンズ14を上昇させてDVDの反射面に近づけると、DVDの反射面でCD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られ、対物レンズ14を下降させる際にDVDの反射面でCD用レーザ光の焦点が合う位置で再びFEpp1が得られる。
次に、DVD用レーザ光を使用して対物レンズ14を上昇させてDVDの反射面に近づけると、DVDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られ、対物レンズ14を下降させる際にDVDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置で再びFEpp2が得られる。
図14に示す場合には、FEpp1とFEpp2とを比較すると、DVD用レーザ光を使用したときのフォーカスエラー信号のピーク値の方が大きく、FEpp1<FEpp2の関係が成り立っている。使用されるレーザ光と光ディスクとのマッチングがとれている場合において、フォーカスエラー信号のピーク値は大きくなるため、この場合には、DVDが装着されていると判定される。
図15は、CDが装着されているときにフォーカス駆動を行った場合を示しており、図15(a)はフォーカスエラー信号、図15(b)は対物レンズ14を駆動する際の波形を示す。
図15(b)に示すように、CD用レーザ光を使用して対物レンズ14を上昇させてCDの反射面に近づけると、CDの反射面でCD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られ、対物レンズ14を下降させる際にCDの反射面でCD用レーザ光の焦点が合う位置で再びFEpp1が得られる。
次に、DVD用レーザ光を使用して対物レンズ14を上昇させてCDの反射面に近づけると、CDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られ、対物レンズ14を下降させる際にCDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置で再びFEpp2が得られる。
図15に示す場合には、FEpp1とFEpp2とを比較すると、CD用レーザ光を使用したときのフォーカスエラー信号のピーク値の方が大きく、FEpp1>FEpp2の関係が成り立っている。従って、この場合には、CDが装着されていると判定される。
図16は、上述した2つのフォーカスエラー信号のピーク値である、FEpp1とFEpp2との関係によって、いずれの光ディスクが装着されているかを判別するための図である。FEpp2=k・FEpp1が成り立つときを閾値として、FEpp2>k・FEpp1を満たす領域Aでは、DVDが装着されていると判定される。また、FEpp2<k・FEpp1を満たす領域Bでは、CDが装着されていると判定される。定数kは光ディスク装置に用いられる光学系等を考慮して適宜定められる。
特開平8−203107号公報
以上に説明した手段によって、光ディスク装置に装着された光ディスクの種別を判定することは可能であるが、この判定を行うためには、CD用のレーザ光を使用してフォーカスエラー信号を検出した後、DVD用のレーザ光を使用してフォーカスエラー信号を検出しているために、対物レンズの駆動をCD用のレーザ光を使用したときと、DVD用のレーザ光を使用したときの2回にわたって行うことが必要であり、操作の手間がかかるとともに、種別の判定にかなりの時間を要するという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、装着された光ディスクの種別の判定を短時間で行うことが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光を発光する少なくとも2つの光源から、前記波長の異なるレーザ光のいずれもが前記光ディスクに照射されるようにし、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値の大きさと、前記ピークが検出されたタイミングとを検知することにより、装着されている光ディスクの種別を判定することを特徴とする光ディスク判別方法である。
本発明によると、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光のいずれもが光ディスクに照射されるようにして光ディスクの種別を判定することができるため、操作の手間を簡略化することができ、種別の判定にかかる時間を短縮することができる。
ここで、互いに波長の異なるレーザ光のいずれもが光ディスクに照射されるとは、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号を検出している時間帯においては、波長の異なるレーザ光のすべてが発光状態にあることを意味し、必ずしもこれらのレーザ光が同時に発光されることを要しない。
例えば、フォーカスエラー信号検出時に、CD用レーザ光とDVD用レーザ光のいずれもが発光状態にある限りにおいて、CD用のレーザ光が発光された後にDVD用のレーザ光が発光されてもよく、その逆にDVD用のレーザ光が発光された後にCD用のレーザ光が発光されてもよい。あるいは、CD用のレーザ光が発光される時間帯がDVD用のレーザ光が発光される時間帯を包含してもよく、DVD用のレーザ光が発光される時間帯がCD用のレーザ光が発光される時間帯を包含してもよい。
本発明の光ディスク判別方法によると、波長の異なるレーザ光を別個に発光させて、それぞれについて対物レンズを駆動することなく、いずれの光源をも発光状態としたまま光ディスクの種別の判定を行うことができるため、操作の手間を簡略化することができ、種別の判定にかかる時間を短縮することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光を発光する少なくとも2つの光源から、前記波長の異なるレーザ光のいずれもが前記光ディスクに照射されるようにし、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値の大きさと、前記ピークが検出されたタイミングと
を検知することにより、装着されている光ディスクの種別を判定することを特徴とする光ディスク判別方法である。
本発明によれば、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光のいずれもが光ディスクに照射されるようにして光ディスクの種別を判定することができるため、操作の手間を簡略化することができ、種別の判定にかかる時間を短縮することができる。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ディスク判別方法において、前記光ディスクの種別を判定するために用いられる前記フォーカスエラー信号の複数のピークは、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られるフォーカスエラー信号において所定の時刻範囲内にピークが複数存在する場合は、そのピークの中から代表値が抽出されることによって得られるものであり、これらのピーク値のうち最大のものから前記光源の種類の数に応じて順番に検出することによって得られたものであることを特徴とする。
本発明によれば、フォーカスエラー信号におけるノイズの影響を受けることなく、光ディスク種別の判定に用いられるフォーカスエラー信号ピークを正確に検出することができる。また、複数の反射面を持つ光ディスクのように、近接した時間間隔でフォーカスエラー信号のピークを発生するものに対しても、正確に光ディスク種別判定を行うことができる。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項2記載の光ディスク判別方法において、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られる前記フォーカスエラー信号の複数のピークについて、最初に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が長いものによるピークと決定し、最後に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が短いものによるピークと決定し、これらのピーク値の大小関係によって装着されているディスクの種類を判定することを特徴とする。
波長の長い光は波長の短い光より早く光ディスクの反射面に到達する。また、使用されるレーザ光と装着された光ディスクとのマッチングがとれているときに現れるピークのピーク値は、マッチングがとれていないときに現れるピークのピーク値よりも大きい。従って、フォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値と、ピークが現れるタイミングとを検出することにより、簡便な方法で正確に光ディスク種別の判定を行うことができる。
本発明の請求項4記載の発明は、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光を発光する少なくとも2つの光源を有し、前記波長の異なるレーザ光のいずれもが前記光ディスクに照射されるときに、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値の大きさと、前記ピークが検出されたタイミングとを検知して、装着されている光ディスクの種別を判定するフォーカスエラー信号処理部を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
本発明によれば、種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光のいずれもが光ディスクに照射されるようにして光ディスクの種別を判定することができるため、操作の手間を簡略化することができ、種別の判定にかかる時間を短縮することが可能な光ディスク装置を実現することができる。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項4記載の光ディスク装置において、前記フォー
カスエラー信号処理部は、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られるフォーカスエラー信号において所定の時刻範囲内にピークが複数存在する場合は、そのピークの中から代表値を抽出し、これらのピーク値のうち最大のものから前記光源の種類の数に応じて順番に検出することを特徴とする。
本発明によれば、フォーカスエラー信号におけるノイズの影響を受けることなくフォーカスエラー信号ピークを検出して、光ディスク種別の判定を正確に行うことが可能な光ディスク装置を実現することができる。また、複数の反射面を持つ光ディスクのように、近接した時間間隔でフォーカスエラー信号のピークを発生するものに対しても、正確に光ディスク種別判定を行うことができる。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項5記載の光ディスク装置において、前記フォーカスエラー信号処理部は、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られる前記フォーカスエラー信号の複数のピークについて、最初に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が長いものによるピークと決定し、最後に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が短いものによるピークと決定し、これらのピーク値の大小関係によって装着されているディスクの種類を判定することを特徴とする。
本発明によれば、フォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値と、ピークが現れるタイミングとを検出することにより、簡便な方法で正確に光ディスク種別の判定を行うことが可能な光ディスク装置を実現することができる。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における光ディスク装置のブロック図である。図1において、1は記録可能な光ディスク、2はピックアップモジュールであり、ピックアップモジュール2には、光ディスク1を可変的に回転させたりあるいは一定回転させたりするスピンドルモータ3、光ディスク1に光を照射することで光ディスク1に所定の情報を記録したりあるいは光ディスク1に照射した光の反射光を元に情報を読み出したりする光ピックアップ4、光ピックアップ4を搭載したキャリッジ5、キャリッジ5を光ディスク1の半径方向に往復移動させるように駆動するフィード部6、フィード部6の駆動源となるフィードモータ7がそれぞれ固定されており、この様な構成によって、小型/薄型の光ディスクを実現している。
なお、本実施の形態では、ピックアップモジュール2に上記各部材を搭載したが、各部材の少なくとも一つを搭載してもよく、他の部材は、他の光ディスク装置内部の部分に搭載固定しても良い。8はアナログ信号処理部、9はサーボ処理部、10はモータ駆動部、11はディジタル信号処理部、12はレーザ駆動部、13はコントローラである。
以上のように構成された本発明の実施の形態における光ディスク装置の動作について説明する。図1において、ピックアップモジュール2は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ3と光ディスク1の情報信号を読み取るための光ピックアップ4と光ピックアップ4が搭載されたキャリッジ5を光ディスクの半径方向に移動させるためのフィード部6が構成されたものである。
フィード部6はフィードモータ7,ギヤ(図示せず),スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ7を回転させることによってキャリッジ5が光ディスク1の内周−外周間を移動するように構成されている。
アナログ信号処理部8はピックアップモジュール2の内部に構成されるキャリッジ5中の光ピックアップ4内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成し、サーボ処理部9に出力する。
サーボ処理部9はアナログ信号処理部から送られてきたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、A/D変換器で変換されたディジタル信号を一時的に記憶するメモリ、メモリに記録されたディジタル信号あるいはA/D変換器から送られてきたディジタル信号を所定の方法で演算する演算回路、演算回路にて演算されたディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換機等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク1の情報トラックに追従するようにフィルタ信号処理や各種演算処理をディジタル演算によって行う構成になっている。このため、コントローラ13からの司令によりいろいろなパラメータ設定やシーケンス制御がフレキシブルに行うことができる。
そしてサーボ処理部9はモータ駆動部10を介して光ピックアップ4に搭載されている対物レンズをフォーカス方向/トラッキング方向に移動させる制御、フィード部6の移送制御、さらにスピンドルモータ3の回転制御等を行う。
再生動作時は、光ディスク1に光ピックアップ4から光を照射し、その光ディスク1からの反射光を図示していない受光素子で受光し、その受光した光に応じて光ピックアップ4から出力された再生信号がアナログ信号処理部8を介してディジタル信号処理部11に入力される。
ディジタル信号処理部11はデータスライサ、データPLL回路、ジッタ測定回路、エラー訂正部、変/復調部、バッファメモリ、レーザ制御部等から構成されており、ホスト(図中のHOST)側へ有効なデータとして転送される。
記録動作時は、ディジタル信号処理部11によってホストから送られてきたデータを変調し、レーザ制御部によってレーザ駆動部12を介して光ピックアップ4内のレーザ(図示せず)等の光源に所定の電流を供給し、光源を例えばパルス状に発光させ、光ディスク1の情報トラックに記録を行う。コントローラ13はこのように構成された光ディスク装置全体のコントロールを行うものである。
図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスクで用いられるピックアップ装置の構成を示す図である。
図2において、DVD用のレーザ光を発光するDVD用光源30から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ31によって平行光に変換された後、ビームスプリッタ32により反射されて対物レンズ14により集光され光ディスク1の反射面で反射される。この反射光は対物レンズ14を介して平行光に変換され、ビームスプリッタ32を透過してコリメートレンズ33を透過した後、複数の光学面を有する集積光学部材34によって反射されて受光器35に入射する。
一方、CD用のレーザ光を発光するCD用光源36から出射されたレーザ光は、集積光学部材34を透過した後コリメートレンズ33によって平行光に変換された後、ビームスプリッタ32を透過し対物レンズ14により集光されて光ディスク1の反射面で反射される。この反射光は対物レンズ14を介して平行光に変換され、ビームスプリッタ32を透過してコリメートレンズ33を透過した後、集積光学部材34によって反射されて受光器35に入射する。
図3は、光ディスク装置のフォーカス制御系のブロック図である。図3において、14
は対物レンズ、16は分割センサ、17はヘッドアンプ、18は差動アンプ、23はフィルタ、24は切り替えスイッチ、25は駆動回路である。
以上のように構成された光ディスク装置において、フォーカス制御系の動作について説明する。本発明の実施の形態においては、CD用のレーザ光とDVD用のレーザ光のいずれもが発光されている状態において、光ディスク種別を判別するものである。
光ディスク1に対してCD用レーザ光とDVD用レーザ光の両方が照射されると、光ディスク1から反射した光は対物レンズ14を介して分割センサ16に入射し、ヘッドアンプ17でゲイン調整される。ヘッドアンプ17からの信号に対して、差動アンプ18で差動演算が行われ、CD用レーザ光とDVD用レーザ光についてのフォーカスエラー信号が生成される。
このようにして生成されたフォーカスエラー信号は、フィルタ23、切り替えスイッチ24、駆動回路25を介してフォーカスアクチュエータを制御する信号として機能する。このフォーカスエラー信号は、コントローラ13に送られることによって、コントローラ13はフォーカス駆動を制御する。
図4に、装着された光ディスクの種別を判別するためのフローチャートを示す。
CD用レーザ光とDVD用レーザ光を発光状態として(S11)、フォーカス駆動を開始し(S12)、フォーカスエラー信号(FE信号)のピーク値を検出する(S13)。この検出が終了すると、フォーカス駆動を終了する(S14)。
以上の方法で得られたフォーカスエラー信号のピーク値のうち、大きい方から2つのピーク値を比較してFE信号判定を行い(S15)、これによって光ディスク種別の判定を行う(S16)。
図5から図8を用いて、光ディスクの種別を判定する方法について説明する。
本発明は、波長の異なるレーザ光を光ディスクに照射したときに、レーザ光の波長の違いによってフォーカスエラー信号のピークが現れるタイミングが異なることと、使用されるレーザ光と装着されている光ディスクとのマッチングがとれているときにフォーカスエラー信号のピーク値が大きくなることを利用して、装着されている光ディスクの種別を判定することに大きな特徴があり、以下に説明する判定する方法はこの原理に基づいている。
図5は、光ディスク1がDVDであり、光ディスク1の反射面27に対して、対物レンズ14によって集光されたレーザ光が照射されている様子を示したものである。28がCD用のレーザ光であり、29がDVD用のレーザ光である。
通常、CD用として波長780nmのレーザ光が使用され、DVD用として波長660nmのレーザ光が使用されており、波長の長いCD用レーザ光のほうが反射面27に早く到達する。図5(a)はCD用レーザ光28が反射面27上で焦点を結んでいる状態を示し、図5(b)は、図5(a)より対物レンズ14を光ディスク1に近づけることによって、DVD用レーザ光29が反射面27上で焦点を結んでいる状態を示している。
図6は、DVDが装着されているときにフォーカス駆動を行った場合を示しており、図6(a)はフォーカスエラー信号、図6(b)は対物レンズ14を駆動する際の波形を示す。
図6(b)に示すように、対物レンズ14を上昇させてDVDの反射面に近づけると、DVDの反射面でまずCD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られ、次に、DVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られる。
対物レンズ14を下降させる際には、まず、DVDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られ、次に、CD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られる。
上記の場合には、対物レンズ14を上昇させるときに最初にあらわれるCD用レーザ光によるフォーカスエラー信号のピーク値FEpp1が、次にあらわれるDVD用レーザ光によるフォーカスエラー信号のピーク値FEpp2よりも小さいため、DVDが装着されていると判定される。
図7は、光ディスク1がCDであり、光ディスク1の反射面27に対して、対物レンズ14によって集光されたレーザ光が照射されている様子を示したものである。28がCD用のレーザ光であり、29がDVD用のレーザ光である。
ここでも、波長の長いCD用レーザ光のほうが反射面27に早く到達する。図7(a)はCD用レーザ光28が反射面27上で焦点を結んでいる状態を示し、図7(b)は、図7(a)より対物レンズ14を光ディスク1に近づけることによって、DVD用レーザ光29が反射面27上で焦点を結んでいる状態を示している。
図8は、CDが装着されているときにフォーカス駆動を行った場合を示しており、図8(a)はフォーカスエラー信号、図8(b)は対物レンズ14を駆動する際の波形を示す。
図8(b)に示すように、対物レンズ14を上昇させてCDの反射面に近づけると、CDの反射面でまずCD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られ、次に、DVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られる。
対物レンズ14を下降させる際には、まず、CDの反射面でDVD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp2が得られ、次に、CD用レーザ光の焦点が合う位置でFEpp1が得られる。
上記の場合には、対物レンズ14を上昇させるときに最初にあらわれるCD用レーザ光によるフォーカスエラー信号のピーク値FEpp1が、次にあらわれるDVD用レーザ光によるフォーカスエラー信号のピーク値FEpp2よりも大きいため、CDが装着されていると判定される。
図9に、フォーカスエラー信号のピーク値を検出するためのフローチャートを示す。対物レンズが上昇しているときには(S21,S22)、フォーカスエラー信号のサンプリングを行う(S23)。まず、サンプリングの対象となるフォーカスエラー信号FE(k)が正であるかを判定し(S24)、正である場合には、その前のフォーカスエラー信号FE(k−1)と、その後のフォーカスエラー信号FE(k+1)との大小比較を行う(S25)。フォーカスエラー信号FE(k)がその前のフォーカスエラー信号FE(k−1)より大きく、かつその後のフォーカスエラー信号FE(k+1)より大きい場合には、このフォーカスエラー信号FE(k)をFEmaxとしてkとともにメモリに格納する(S26,S27)。同様にして、この条件を満たすフォーカスエラー信号のすべてをFEmaxとしてメモリに格納する(S27,S28,S29)。
フォーカスエラー信号FE(k)が負である場合には、フォーカスエラー信号FE(k)がその前のフォーカスエラー信号FE(k−1)より小さく、かつその後のフォーカスエラー信号FE(k+1)より小さい場合には(S30)、このフォーカスエラー信号FE(k)をFEminとしてkとともにメモリに格納する(S31)。同様にして、この条件を満たすフォーカスエラー信号のすべてをFEminとしてメモリに格納する(S32,S33)。
なお、ここでは、フォーカスエラー信号の正負の極性の場合分けを行った例を示したが、データを格納するためのメモリ容量を小さくするために、所定のレベル以上または以下のフォーカスエラー信号のみを保存してもよい。
対物レンズの上昇が停止すると、フォーカスエラー信号のピークの検出を行い(S34)、光ディスク種別を判定するために用いられるFEpp1と、FEpp2とを決定する(S35)。
図10に、図9によって検出されたFEmaxとFEminとから、フォーカスエラー信号のピークのピーク値と、ピークが検出されたタイミングとを検知するフローチャートを示す。
検出された正の極大値であるFEmax(l、al)と(S41,S42,S43)、負の極大値であるFEmin(m、bm)が現れるタイミングであるalとbmについて、dl=|al−bm|としてdlを定め(S44,S45,S46)、このdlが最小となるbmをblとし(S47)、FEmax(l、al)−FEmin(m、bl)をFEpp(l)と定めてフォーカスエラー信号のピーク値とする(S48,S49)。すなわち、このピーク値は、正の極大値FEmax(l、al)が検出されたタイミングに最も近いタイミングで検出されたFEmin(m、bl)について、その差をとることによって求められる。以上の条件を満たすFEpp(l)をすべて検出する。
図11に、図10の方法で求められたフォーカスエラー信号のピーク値と、ピークが検出されたタイミングをもとに、光ディスクの種別を判定するために用いられるFEpp1と、FEpp2とを決定するフローチャートを示す。
フォーカスエラー信号のピークを、ピーク値が大きい順に、FEpp(l1)、FEpp(l2)、FEpp(l3)、FEpp(l4)……と設定する(S50)。このFEpp(lr)(r=1、2、3、4……)に対して、r=2とし(S51)、FEpp(l1)が現れる時刻al1と、FEpp(lr)が現れる時刻alrとの時間差である|al1−alr|が所定の時刻範囲Δを超えるか否かについて判定する(S52)。
|al1−alr|が所定の時刻範囲Δを超える場合には、FEpp(l1)が最大値であるとし、FEpp(lr)(この場合にはr=2)が準最大値であると設定する(S56)。
次に、時刻al1と時刻alrとの前後比較を行い(S57)、alr>al1であれば、最大値FEpp(l1)をFEpp1とし、準最大値FEpp(lr)をFEpp2とする(S58)。また、alr<al1であれば、最大値FEpp(l1)をFEpp2とし、準最大値FEpp(lr)をFEpp1とする(S59)。すなわち、はじめに現れるピークが最大値をとり、次に現れるピークが準最大値をとる場合には、CDが装着されていると判断し、はじめに現れるピークが準最大値をとり、次に現れるピークが最大値をとる場合には、DVDが装着されていると判断する。
一方、|al1−alr|が所定の時刻範囲Δより小さい場合には、r=iであるかの判断を行う(S53)。このiは、検出されたフォーカスエラー信号のピークをピーク値が大きい順にならべたときの列の最後であることを示し、r=iであるときは、光ディスク種別判定に有効なフォーカスエラー信号のピークが得られなかったとして異常終了する(S55)。r=iでないときは、r=r+1として(S54)rを更新し、このrについて、|al1−alr|が所定の時刻範囲Δを超えるか否かについての判定(S52)を行い、上述した処理を繰り返す。
このように、フォーカスエラー信号のピークが現れる時刻の差が、所定の時刻範囲Δを超えるものについてのみ、光ディスク種別判定に用いるようにしたことにより、複数の反射面を持つ光ディスクのように、近接した時間間隔でフォーカスエラー信号のピークを発生するものに対しても、正確に光ディスク種別判定を行うことができる。
以上の処理は、フォーカスエラー信号処理部として機能するコントローラ13によって行われる。
なお、図9から図11に基づいて説明した上記の処理方法は一例であって、この処理方法に限定されるものではない。
本発明は光ディスク装置として利用することができ、操作の手間を簡略化することができ、種別の判定にかかる時間を短縮することができる。
光ディスク装置のピックアップ制御部のブロック図 本発明の実施の形態に係る光ディスクで用いられるピックアップ装置の構成を示す図 光ディスク装置のフォーカス制御系のブロック図 装着された光ディスクの種別を判別するためのフローチャート (a)CD用レーザ光が光ディスクの反射面上で焦点を結んでいる状態を示す図(b)DVD用レーザ光が光ディスクの反射面上で焦点を結んでいる状態を示す図 DVD装着時にフォーカス駆動を行ったときの、フォーカスエラー信号と、対物レンズを駆動する際の波形を示す図 (a)CD用レーザ光が光ディスクの反射面上で焦点を結んでいる状態を示す図(b)DVD用レーザ光が光ディスクの反射面上で焦点を結んでいる状態を示す図 CD装着時にフォーカス駆動を行ったときの、フォーカスエラー信号と、対物レンズを駆動する際の波形を示す図 フォーカスエラー信号のピーク値を検出するためのフローチャート 図9によって検出されたFEmaxとFEminとから、フォーカスエラー信号のピークのピーク値と、ピークが検出されたタイミングとを検知するフローチャート 光ディスクの種別を判定するために用いられるFEpp1と、FEpp2とを決定するフローチャート 従来の光ディスク装置のフォーカス制御系のブロック図 装着された光ディスクの種別を判別するための従来のフローチャート 従来において、DVD装着時にフォーカス駆動を行ったときの、フォーカスエラー信号と、対物レンズを駆動する際の波形を示す図 従来において、CD装着時にフォーカス駆動を行ったときの、フォーカスエラー信号と、対物レンズを駆動する際の波形を示す図 従来において、FEpp1とFEpp2との関係によって、いずれの光ディスクが装着されているかを判別するための図
符号の説明
1 光ディスク
2 ピックアップモジュール
3 スピンドルモータ
4 光ピックアップ
5 キャリッジ
6 フィード部
7 フィードモータ
8 アナログ信号処理部
9 サーボ処理部
10 モータ駆動部
11 ディジタル信号処理部
12 レーザ駆動部
13 コントローラ
14 対物レンズ
15 ハーフミラー
16 分割センサ
17 ヘッドアンプ
18 差動アンプ
19 分割センサ
20 ヘッドアンプ
21 差動アンプ
22 切り替えスイッチ
23 フィルタ
24 切り替えスイッチ
25 駆動回路
30 DVD用光源
31 コリメートレンズ
32 ビームスプリッタ
33 コリメートレンズ
34 集積光学部材
35 受光器
36 CD用光源

Claims (6)

  1. 種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光を発光する少なくとも2つの光源から、前記波長の異なるレーザ光のいずれもが前記光ディスクに照射されるようにし、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値の大きさと、前記ピークが検出されたタイミングとを検知することにより、装着されている光ディスクの種別を判定することを特徴とする光ディスク判別方法。
  2. 前記光ディスクの種別を判定するために用いられる前記フォーカスエラー信号の複数のピークは、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られるフォーカスエラー信号において所定の時刻範囲内にピークが複数存在する場合は、そのピークの中から代表値が抽出されることによって得られるものであり、これらのピーク値のうち最大のものから前記光源の種類の数に応じて順番に検出することによって得られたものであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判別方法。
  3. 対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られる前記フォーカスエラー信号の複数のピークについて、最初に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が長いものによるピークと決定し、最後に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が短いものによるピークと決定し、これらのピーク値の大小関係によって装着されているディスクの種類を判定することを特徴とする請求項2記載の光ディスク判別方法。
  4. 種別の異なる光ディスクに対して情報の記録または再生の少なくとも一方を行うために用いられる互いに波長の異なるレーザ光を発光する少なくとも2つの光源を有し、前記波長の異なるレーザ光のいずれもが前記光ディスクに照射されるときに、対物レンズを前記光ディスクに対して移動したときに得られるフォーカスエラー信号の複数のピークのピーク値の大きさと、前記ピークが検出されたタイミングとを検知して、装着されている光ディスクの種別を判定するフォーカスエラー信号処理部を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 前記フォーカスエラー信号処理部は、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られるフォーカスエラー信号において所定の時刻範囲内にピークが複数存在する場合は、そのピークの中から代表値を抽出し、これらのピーク値のうち最大のものから前記光源の種類の数に応じて順番に検出することを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記フォーカスエラー信号処理部は、対物レンズを前記光ディスクに対して近づけたときに得られる前記フォーカスエラー信号の複数のピークについて、最初に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が長いものによるピークと決定し、最後に得られたピークが前記光源のうちに最も波長が短いものによるピークと決定し、これらのピーク値の大小関係によって装着されているディスクの種類を判定することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
JP2003315404A 2003-09-08 2003-09-08 光ディスク判別方法及び光ディスク装置 Pending JP2005085351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315404A JP2005085351A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光ディスク判別方法及び光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315404A JP2005085351A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光ディスク判別方法及び光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005085351A true JP2005085351A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34415686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003315404A Pending JP2005085351A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 光ディスク判別方法及び光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005085351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729221B2 (en) 2006-04-26 2010-06-01 Panasonic Corporation Optical disk discrimination method and optical disk device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729221B2 (en) 2006-04-26 2010-06-01 Panasonic Corporation Optical disk discrimination method and optical disk device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6526007B1 (en) Recording medium driving device for rotationally driving a disk-shaped recording medium having tilt detection means and tilt detection method
KR100552375B1 (ko) 정보 기록 재생 장치
KR100430249B1 (ko) 정보 기록매체의 판별장치 및 그 방법
KR100464413B1 (ko) 광기록매체의 종류 판별방법 및 장치
US20070230301A1 (en) Optical disc apparatus and optical disc discriminating method
KR100805764B1 (ko) 광 픽업 틸트 보정 제어 장치 및 틸트 보정 방법
US7385895B2 (en) Method of discriminating optical disc type and apparatus thereof
JP4139751B2 (ja) 光ディスク装置
JP2005085351A (ja) 光ディスク判別方法及び光ディスク装置
US20070076546A1 (en) Optical disc apparatus and tracking error signal selecting method
JP2005032424A (ja) 光ディスク判別方法およびその装置
US20050147001A1 (en) Method or recording information, computer program, computer readable storage medium, and optical disk apparatus that stably record information on optical disk with high recording quality
JP2004095044A (ja) 光ディスク記録再生装置のチルト制御方法
JP2003173549A (ja) 光ディスク装置及びフォーカスオフセット調整方法
JP4520906B2 (ja) タンジェンシャルチルト検出装置および光ディスク装置
JP3972009B2 (ja) 光ディスク装置
JP2007294022A (ja) 光ディスク判別方法および光ディスク装置
JP4479750B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002015423A (ja) 光ディスク装置
JP2005092992A (ja) 光ディスク装置
JP4576360B2 (ja) 多層構造記録媒体における情報記録方法
JP3090126U (ja) 光ディスク装置
JP2004095129A (ja) 光ディスク記録再生装置のチルト制御方法
JP2005174383A (ja) 迷光オフセットの除去方法及び光ディスク装置
JPH08339550A (ja) 光ディスクドライブ装置用制御回路の調整方法