JP2005084507A - 偏光フィルムの製造方法、偏光板の製造方法および光学積層体の製造方法 - Google Patents

偏光フィルムの製造方法、偏光板の製造方法および光学積層体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 よりニュートラルな黒色表示が可能な偏光フィルムの製造方法、偏光板の製造方法および光学積層体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着配向させた後、ホウ酸含有水溶液に多段で浸漬処理してなる偏光フィルムの製造方法であって、ホウ酸含有水溶液が、(1)水100重量部に対してホウ酸3〜10重量部およびヨウ化物1〜20重量部を含む、温度50〜70℃の水溶液、および(2)水100重量部に対してホウ酸1〜5重量部およびヨウ化物3〜30重量部を含む、温度10〜45℃の水溶液であり、(1)のホウ酸含有水溶液で処理し、次いで(2)のホウ酸含有水溶液で処理する際の(2)のホウ酸含有水溶液が、(1)のホウ酸含有水溶液よりもヨウ化物の濃度が高くかつホウ酸の濃度が低く、さらに低い温度であることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、よりニュートラルな黒色表示が可能な偏光フィルムの製造方法、この偏光フィルムの少なくとも片面に保護フィルムを積層した偏光板の製造方法、さらに位相差フィルム、輝度向上フィルム、視野角改良フィルムおよび半透過反射フィルムのいずれかが単独または複数貼合されてなる光学積層体の製造方法に関する。
偏光フィルムとしては、従来から、ポリビニルアルコール系フィルムに二色性色素を吸着配向させたものが用いられている。すなわち、ヨウ素を二色性色素とするヨウ素系偏光フィルムや、二色性染料を二色性色素とする染料系偏光フィルムなどが知られている。これらの偏光フィルムは、通常、その片面または両面にポリビニルアルコール系樹脂の水溶液からなる接着剤を介してトリアセチルセルロース等の保護フィルムを貼合して、偏光板とされる。
また、ホウ酸含有水溶液に浸漬処理後、ヨウ化物の水溶液に浸漬処理する場合もある。例えば特許文献1では、ポリビニルアルコール系フィルムを二色性色素で染色し、ホウ酸を含む水溶液に浸漬処理した後、所定濃度のヨウ化物の水溶液に、所定の接触時間で浸漬処理し、乾燥して偏光フィルムを製造している。特許文献1によれば、ヨウ化物の水溶液による浸漬処理により、フィルムからのホウ酸の析出を防止し、ムラや異物などの欠点をなくすことができるとされている。
また、特許文献2の実施例1では、ポリビニルアルコール系フィルムを染色後、ホウ酸濃度3.5重量%およびヨウ化カリウム濃度1.5重量%の水溶液で延伸し、さらにホウ酸濃度6重量%およびヨウ化カリウム濃度1.5重量%の水溶液に浸漬処理し、乾燥して偏光フィルムを製造している。特許文献2の記載によれば、ホウ酸濃度が異なる2以上の処理工程を有することにより、耐水性、耐湿熱性、耐久性、光学特性が向上するとされている。
しかしながら、従来の偏光フィルムの製造方法では、光学特性が充分に満足できる偏光フィルムが得られず、例えば黒色が青味がかったり、赤味がかったりするなどの問題があり、従って、よりニュートラルな黒色表示が可能な偏光フィルムが求められていた。
特開2001−290027号公報 特開平07−198939号公報
本発明は、よりニュートラルな黒色表示が可能な偏光フィルムの製造方法、偏光板の製造方法および光学積層体の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着配向させた後、ホウ酸含有水溶液に多段で浸漬処理するにあたり、第1のホウ酸含有水溶液による処理よりも、次の第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化物の濃度が高くかつホウ酸の濃度が低い、ホウ酸とヨウ化物を含み、さらに低い温度の水溶液を用いる場合には、得られる偏光フィルムはよりニュートラルな黒色表示が可能になるという新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の偏光フィルムの製造方法は、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着配向させた後、ホウ酸含有水溶液に多段で浸漬処理してなる偏光フィルムの製造方法であって、ホウ酸含有水溶液が、(1)水100重量部に対してホウ酸3〜10重量部およびヨウ化物1〜20重量部を含む、温度50〜70℃の水溶液、および(2)水100重量部に対してホウ酸1〜5重量部およびヨウ化物3〜30重量部を含む、温度10〜45℃の水溶液であり、(1)のホウ酸含有水溶液で処理し、次いで(2)のホウ酸含有水溶液で処理する際の(2)のホウ酸含有水溶液が、(1)のホウ酸含有水溶液よりもヨウ化物の濃度が高くかつホウ酸の濃度が低く、さらに低い温度であることを特徴とする。
本発明では、(1)のホウ酸含有水溶液による処理および/または(2)のホウ酸含有水溶液による処理を多段で行うのが好ましい。
また、本発明にかかる偏光板の製造方法は、前記偏光フィルムの少なくとも片面に保護フィルムを貼合することを特徴とする。この保護フィルムは、位相差フィルム、輝度向上フィルム、視野角改良フィルムおよび半透過反射フィルムのいずれかの機能を備えているのがよい。あるいは、少なくとも片面に保護フィルムを貼合した前記偏光板に、位相差板、輝度向上フィルム、視野角改良フィルムおよび半透過反射板から選ばれる少なくとも1種を貼合して、光学積層体を製造することができる。
本発明によれば、ホウ酸含有水溶液に多段で浸漬処理するにあたり、第1のホウ酸含有水溶液による処理よりも、次の第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化物の濃度が高くかつホウ酸の濃度が低い、ホウ酸とヨウ化物を含み、さらに低い温度である水溶液を用い行う場合には、補色効果を高めることができ、よりニュートラルな黒色表示が可能な偏光フィルムおよび偏光板が得られるという効果がある。本発明によって得られる偏光板、光学積層体を液晶表示装置に使用することによって、薄型で高品位の液晶表示が得られる。
本発明におけるポリビニルアルコール系フィルムを形成するポリビニルアルコール系樹脂は、通常、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化したものが例示される。ケン化度としては、85モル%以上、好ましくは90モル%以上、より好ましくは99モル%〜100モル%である。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。共重合可能な他の単量体としては、例えば不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられる。ポリビニルアルコール系樹脂の重合度としては、1000〜10000、好ましくは1500〜5000程度である。
これらのポリビニルアルコール系樹脂は変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなども使用しうる。通常、偏光フィルム製造の開始材料としては、厚さが20μm〜100μm、好ましくは30μm〜80μmのポリビニルアルコール系樹脂フィルムの未延伸フィルムを用いる。工業的には、フィルムの幅は1500mm〜4000mmが実用的である。
この未延伸フィルムを、膨潤処理、染色処理、ホウ酸処理、水洗処理し、最後に乾燥して得られるポリビニルアルコール系偏光フィルムの厚みは、例えば約5〜50μm程度である。
本発明の偏光フィルムは、ヨウ素を吸着配向せしめたポリビニルアルコール系一軸延伸フィルムであるが、その作製方法としては、大きく分けて2つの製造方法がある。1つは、ポリビニルアルコール系フィルムを空気あるいは不活性ガス中で一軸延伸後、膨潤処理、染色処理、ホウ酸処理および水洗処理の順に溶液処理し、最後に乾燥を行う方法。2つめは、未延伸のポリビニルアルコール系フィルムを水溶液で膨潤処理、染色処理、ホウ酸処理および水洗処理の順に溶液処理し、ホウ酸処理工程および/またはその前の工程で湿式にて一軸延伸を行い、最後に乾燥を行う方法である。
いずれの方法でも、一軸延伸は、1つの工程で行ってもよいし、2つ以上の工程で行っても良いが、複数の工程で行うことが好ましい。延伸方法は、公知の方法を採用することができ、例えばフィルムを搬送する2つのニップロール間に周速差をつけて延伸を行うロール間延伸、特許第2731813号公報に記載のような熱ロール延伸法、テンター延伸法などがある。また、基本的に工程の順序は、上記の通りであるが、処理浴の数や、処理条件などに制約は無い。また、上記工程に記載の無い工程を別の目的で挿入することも自由であることは言うまでもない。
膨潤工程は、フィルム表面の異物除去、フィルム中の可塑剤除去、次工程での易染色性の付与、フィルムの可塑化などの目的で行われる。処理条件はこれらの目的が達成できる範囲で、かつ基材フィルムの極端な溶解、失透などの不具合が生じない範囲で決定される。あらかじめ気体中で延伸したフィルムを膨潤させる場合には、例えば20℃〜70℃、好ましくは30℃〜60℃の水溶液にフィルムを浸漬して行われる。フィルムの浸漬時間は、30秒〜300秒、更に好ましくは60秒〜240秒程度である。はじめから未延伸の原反フィルムを膨潤させる場合には、例えば10℃〜50℃、好ましくは20℃〜40℃の水溶液にフィルムを浸漬して行われる。フィルムの浸漬時間は、30秒〜300秒、更に好ましくは60秒〜240秒程度である。
膨潤処理工程では、フィルムが幅方向に膨潤してフィルムにシワが入るなどの問題が生じやすいので、エキスパンダーロール、スパイラルロール、クラウンロール、クロスガイダー、ベンドバー、テンタークリップなど公知の拡幅装置でフィルムのシワを取りつつフィルムを搬送することが好ましい。浴中のフィルム搬送を安定化させる目的で、膨潤浴中での水流を水中シャワーで制御したり、EPC装置(Edge Position Control装置:フィルムの端部を検出し、フィルムの蛇行を防止する装置)などを併用したりすることも有用である。本工程では、フィルムの走行方向にもフィルムが膨潤拡大するので、搬送方向のフィルムのたるみを無くすために、例えば処理槽前後の搬送ロールの速度をコントロールするなどの手段を講ずることが好ましい。また、使用する膨潤処理浴は、純水の他、ホウ酸(特開平10−153709号公報に記載)、塩化物(特開平06−281816号公報に記載)、無機酸、無機塩、水溶性有機溶媒、アルコール類などを0.01重量%〜10重量%の範囲で添加した水溶液も使用可能である。
ヨウ素による染色工程は、フィルムにヨウ素を吸着、配向させる目的で行われる。処理条件はこれらの目的が達成できる範囲で、かつ基材フィルムの極端な溶解、失透などの不具合が生じない範囲で決定される。例えば、10℃〜45℃、好ましくは20℃〜35℃の温度で、かつ重量比でヨウ素/KI/水=0.003〜0.2/0.1〜10/100の濃度で30秒〜600秒、好ましくは60秒〜300秒浸漬処理を行う。ヨウ化カリウムに代えて、他のヨウ化物、例えばヨウ化亜鉛などを用いてもよい。また、他のヨウ化物をヨウ化カリウムと併用しても良い。また、ヨウ化物以外の化合物、例えばホウ酸、塩化亜鉛、塩化コバルトなどを共存させてもよい。ホウ酸を添加する場合、ヨウ素を含む点で下記のホウ酸処理と区別される。水100重量部に対し、ヨウ素を0.003重量部以上含んでいるものであれば染色槽と見なせる。
前記したように染色槽でフィルムを延伸させてもよい。延伸は染色槽の前後のニップロールに周速差を持たせるなどの方法で行われる。また、膨潤工程と同様に、エキスパンダーロール、スパイラルロール、クラウンロール、クロスガイダー、ベンドバーなどを、染色浴中および/または浴出入り口に設置することもできる。また、膨潤処理後、染色処理前にポリビニルアルコール系フィルムを湿式延伸処理してもよい。
本発明において、ホウ酸含有水溶液による浸漬処理は多段で行われる。第1のホウ酸含有水溶液は、(1)水100重量部に対してホウ酸3〜10重量部およびヨウ化物1〜20重量部を含む、温度50〜70℃の水溶液である。ホウ酸と共に、ホウ砂、グリオキザール、グルタルアルデヒドなどの架橋剤も使用することができる。ヨウ化物としてはヨウ化カリウム、ヨウ化亜鉛などが挙げられるが、通常、ヨウ化カリウムが用いられる。また、ヨウ化物以外の化合物、例えば塩化亜鉛、塩化コバルト、塩化ジルコニウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウムなどを共存させても良い。
この第1のホウ酸含有水溶液の温度は、通常、50℃〜70℃、好ましくは55℃〜65℃である。浸漬時間は、通常、30〜600秒程度、好ましくは60〜420秒、より好ましくは90〜300秒である。温度が50℃を下回ると最終の光学特性が得難くなり、逆に70℃を超えるとフィルムの外観が損なわれ、いずれも好ましくない。
この第1のホウ酸含有水溶液の処理を2〜4の多段で行っても良い。この場合の各水溶液組成、温度は上記の範囲内で同じであっても、異なっていてもよい。
第2のホウ酸含有水溶液は、(1)水100重量部に対してホウ酸1〜5重量部およびヨウ化物3〜30重量部を含む、温度10〜45℃の水溶液である。浸漬時間は2〜120秒程度であるのがよい。
本発明において、第1のホウ酸含有水溶液および第2のホウ酸含有水溶液は上記の濃度および温度範囲を満足するものであるが、第2のホウ酸含有水溶液は、第1のホウ酸含有水溶液よりもヨウ化物の濃度が高く、かつホウ酸の濃度が低く、温度が低いことが必要である。
第2のホウ酸含有水溶液のヨウ化物濃度が、第1のホウ酸含有水溶液のヨウ化物濃度より低い場合には、ニュートラルな色相が得られない。第2のホウ酸含有水溶液のホウ酸濃度が、第1のホウ酸含有水溶液のホウ酸濃度よりも高い場合には、ホウ酸が析出して異物欠陥となるおそれがある。また、第2のホウ酸含有水溶液の温度が、第1のホウ酸含有水溶液の温度と同じか、それよりも高い場合にはニュートラルな色相が得られなくなる。
この第2のホウ酸含有水溶液の処理も第1のホウ酸含有水溶液の処理と同様にも2〜4の多段で行っても良い。この場合、各段におけるヨウ化物およびホウ酸の濃度はいずれも前記した濃度範囲内であることが必要であるが、後段の処理ほどヨウ化物濃度を前段の処理と同じかそれよりも高くし、ホウ酸濃度は前段の処理と同じかそれよりも低くするのが好ましい。
これらのホウ酸含有水溶液による処理は、架橋による耐水化や色相調整(青味がかるのを防止する等)等のために実施されるものであり、上記の第1のホウ酸含有水溶液の処理は主として耐水化のためのものであり、耐水化処理、架橋処理、固定化処理などの名称で呼称する場合もある。また、第2のホウ酸含有水溶液の処理は主として色相調整のためのものであり、色相調整処理、補色処理、再染色処理などの名称で呼称する場合もある。
ホウ酸含有水溶液による処理後、フィルムは水洗処理される。水洗処理は、例えば、ホウ酸処理したポリビニルアルコール系フィルムを水に浸漬、水をシャワーとして噴霧、あるいは浸漬と噴霧を併用することによって行われる。水洗処理における水の温度は、通常2〜40℃程度であり、浸漬時間は2〜120秒程度であるのがよい。水洗後の乾燥工程は、乾燥炉中で約40〜100℃の温度で約60〜600秒行われる。
本発明では、膨潤処理、染色処理、ホウ酸含有水溶液処理工程の前または工程中の少なくとも一つの工程において一軸延伸を行う。あるいは、上記の工程の間に一軸延伸を行うための湿式延伸工程を加えてもよい。一軸延伸は、1つの工程で行ってもよいが、複数の工程で行うのが好ましい。延伸方法は、公知の方法を採用することができ、例えばフィルムを搬送する2つのニップロール間に周速差をつけて延伸を行うロール間延伸、特許第2731813号公報に記載のような熱ロール延伸法、テンター延伸法などがある。また、膨潤工程の前にあらかじめポリビニルアルコール系フィルムを空気あるいは不活性ガスなどの気体中で一軸延伸を行ってもよい。最終的な積算延伸倍率は4.5〜7.0倍、好ましくは5.0〜6.5倍である。
このようにして製造された偏光フィルムの少なくとも片面に保護フィルムを接着剤で貼合して偏光板が得られる。
保護フィルムとしては、例えば、トリアセチルセルロースやジアセチルセルロースのようなアセチルセルロース系樹脂からなるフィルム、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル系樹脂からなるフィルム、ポリカーボネート系樹脂からなるフィルム、シクロオレフィン系樹脂からなるフィルムが挙げられる。市販の熱可塑性シクロオレフィン系樹脂としては、例えばドイツのティコナ(Ticona)社から販売されている「トパス」(Topas)(商標登録)、ジェイエスアール(株)から販売されている「アートン」(商標登録)、日本ゼオン(株)から販売されている「ゼオノア」や「ゼオネックス」(いずれも商標登録)、三井化学(株)から販売されている「アペル」(商標登録)などがある。このようなシクロオレフィン系樹脂を製膜したものを保護フィルムとすることになるが、製膜には、溶剤キャスト法、溶融押出法など、公知の方法が適宜用いられる。製膜されたシクロオレフィン系樹脂フィルムも市販されており、例えば、積水化学工業(株)から販売されている「エスシーナ」や「SCA40」などがある。
保護フィルムの厚みは薄いものが好ましいが、薄すぎると、強度が低下し、加工性に劣るものとなり、一方、厚すぎると、透明性が低下したり、積層後に必要な養生時間が長くなったりするなどの問題が生じる。従って、保護フィルムの適当な厚みは、例えば5〜200μm程度であり、好ましくは10〜150μm、より好ましくは20〜100μmである。
接着剤と偏光フィルム及び/又は保護フィルムとの接着性を向上させるために、偏光フィルム及び/又は保護フィルムに、コロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射、プライマー塗布処理、ケン化処理などの表面処理を施してもよい。
保護フィルムには、アンチグレア処理、アンチリフレクション処理、ハードコート処理、帯電防止処理、防汚処理などの表面処理が単独或いは組み合わせて施されていても良い。また、保護フィルムおよび/又は保護フィルム表面保護層はベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物などの紫外線吸収剤や、フェニルホスフェート系化合物、フタル酸エステル化合物などの可塑剤を有していても良い。
かかる保護フィルムは、偏光フィルムの片面に貼合されてもよいし、両面に貼合されてもよい。
偏光フィルムと保護フィルムとは、水溶媒系接着剤、有機溶媒系接着剤、ホットメルト系接着剤、無溶剤系接着剤などの接着剤を用いて積層される。水溶媒系接着剤としては例えばポリビニルアルコール系樹脂水溶液、水系二液型ウレタン系エマルジョン接着剤などが、有機溶媒系接着剤としては例えば二液型ウレタン系接着剤などが、無溶剤系接着剤としては例えば一液型ウレタン系接着剤などがそれぞれ挙げられる。偏光フィルムとの接着面をケン化処理などで親水化処理されたアセチルセルロース系フィルムを保護フィルムとして用いる場合、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液が接着剤として好適に用いられる。接着剤として用いるポリビニルアルコール系樹脂には、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルをケン化処理して得られるビニルアルコールホモポリマーのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体をケン化処理して得られるビニルアルコール系共重合体、さらにはそれらの水酸基を部分的に変性した変性ポリビニルアルコール系重合体などがある。この接着剤には、多価アルデヒド、水溶性エポキシ化合物、メラミン系化合物などを添加剤として用いても良い。
偏光フィルムと保護フィルムとを貼合する方法は特に限定されるものではなく、例えば偏光フィルム又は保護フィルムの表面に接着剤を均一に塗布し、塗布面にもう一方のフィルムを重ねてロール等により貼合し、乾燥する方法などが挙げられる。
通常、接着剤は、調製後、15〜40℃の温度下で塗布され、貼合温度は、通常15〜30℃程度の範囲である。貼合後は乾燥処理を行って、接着剤中に含まれる水などの溶剤を除去するが、この際の乾燥温度は、通常30〜85℃、好ましくは40〜80℃の範囲である。その後、15〜85℃、好ましくは20〜50℃、より好ましくは35〜45℃の温度環境下で、通常1〜90日間程度養生して接着剤を硬化させてもよい。この養生期間が長いと生産性が悪くなるため、養生期間は、1〜30日間程度、好ましくは1〜7日間である。
かくして、接着剤層を介して偏光フィルムの片面又は両面に保護フィルムが貼合された偏光板が得られる。
本発明においては、保護フィルムに、位相差フィルムとしての機能、輝度向上フィルムとしての機能、反射フィルムとしての機能、半透過反射フィルムとしての機能、拡散フィルムとしての機能、光学補償フィルムとしての機能など、光学的機能を持たせることもできる。この場合、例えば保護フィルムの表面に、位相差フィルム、輝度向上フィルム、反射フィルム、半透過反射フィルム、拡散フィルム、光学補償フィルムなどの光学機能性フィルムを積層することにより、このような機能を持たせることができるほか、保護フィルム自体にこのような機能を付与することもできる。また、輝度向上フィルムの機能を持った拡散フィルムなどのように複数の機能を保護フィルム自体に持たせてもよい。
例えば、上記の保護フィルムに、特許第2841377号公報、特許第3094113号公報などに記載の延伸処理を施したり、特許第3168850号公報などに記載された処理を施したりすることにより、位相差フィルムとしての機能を付与することができる。また、上記の保護フィルムに、特開 2002-169025号公報や特開 2003-29030 号公報に記載されるような方法で微細孔を形成することにより、また選択反射の中心波長が異なる2層以上のコレステリック液晶層を重畳することにより、輝度向上フィルムとしての機能を付与することができる。上記の保護フィルムに蒸着やスパッタリングなどで金属薄膜を形成することにより、反射フィルム又は半透過反射フィルムとしての機能を付与することができる。上記の保護フィルムに微粒子を含む樹脂溶液をコーティングすることにより、拡散フィルムとしての機能を付与することができる。また、上記の保護フィルムにディスコティック液晶性化合物などの液晶性化合物をコーティングして配向させることにより、光学補償フィルムとしての機能を付与することができる。また、適当な接着剤を用いて、商品名:DBEF(スリーエム(株)製)などの輝度向上フィルム、商品名:WVフィルム(富士写真フィルム(株)製)などの視野角改良フィルム、商品名:スミカライト(商標登録)(住友化学工業(株))などの位相差フィルム、などの市販の光学機能性フィルムを偏光フィルムに直接貼合しても良い。
以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
下記実施例および比較例は、ポリビニルアルコールの長尺フィルムを、ニップロールとフリーロールを組み合わせた連続搬送装置で搬送しながら各種処理を行ったものである。一軸延伸は、処理槽前後の駆動ニップロールに周速差をつけて行った。
なお、光学性能は、(株)島津製作所社製の紫外可視分光光度計UV2450にオプションアクセサリーの「偏光子付フィルムホルダー」をセットして透過方向と吸収方向の偏光板の紫外可視スペクトルを測定し、偏光板2枚をクロスニコルに配置したときの色相である、直交色相、直交L*、直交a*、直交b*をJIS-Z8729に準拠して計算し、求めた。
厚さ75μm のポリビニルアルコールフィルム(クラレビニロンVF−PS#7500、重合度2,400、ケン化度99.9モル%以上)を30℃の純水に、フィルムが弛まないように緊張状態を保ったまま約130秒間浸漬しフィルムを十分に膨潤させた。次にヨウ素/ヨウ化カリウム/水が重量比で0.02/1.5/100 の水溶液に浸漬して染色処理をしつつ一軸延伸を行った。
その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で10/5/100で、温度が60℃の第1のホウ酸含有水溶液に浸漬処理しつつ原反からの積算延伸倍率が5.9倍になるまで一軸延伸を行った。さらに、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で20/3/100 で、温度が30℃の第2のホウ酸含有水溶液におよそ30秒間浸漬処理した。ついで、10℃の純水で約10秒間洗浄した。温度60℃で2分乾燥して、偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=0.2、直交b*=−0.3であり、色相がよりニュートラルな偏光フィルムであった。
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、前段がヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で15/3/100で温度が40℃の水溶液、後段がヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で20/3/100で温度が30℃の水溶液を用いて2段で行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=0.1、直b*=−0.1であり、色相がよりニュートラルな偏光フィルムであった。
[比較例1]
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で20/0.5/100で温度30℃の水溶液を用いて行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=0.6、直b*=−1.8であり、青味がかった黒色になった。
[比較例2]
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で10/0/100で温度30℃の水溶液を用いて行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=1.3、直b*=−4.1であり、青味がかった黒色になった。
[比較例3]
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で10/7.5/100で温度30℃の水溶液を用いて行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得たが、浴出口のロールにホウ酸が析出し、乾燥後に異物欠陥が発生した。
[比較例4]
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で1/5/100で温度30℃の水溶液を用いて行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=0.6、直b*=−1.5であり、青味がかった黒色になった。
[比較例5]
第2のホウ酸含有水溶液による処理を、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水が重量比で20/3/100で温度60℃の水溶液を用いて行った以外は、実施例1と同様にして偏光フィルムを得た。
この偏光フィルムの光学性能は、直交a*=0.8、直b*=−2.5であり、青味がかった黒色になった。

Claims (5)

  1. ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着配向させた後、ホウ酸含有水溶液に多段で浸漬処理してなる偏光フィルムの製造方法であって、
    ホウ酸含有水溶液が、(1)水100重量部に対してホウ酸3〜10重量部およびヨウ化物1〜20重量部を含む、温度50〜70℃の水溶液、および(2)水100重量部に対してホウ酸1〜5重量部およびヨウ化物3〜30重量部を含む、温度10〜45℃の水溶液であり、
    (1)のホウ酸含有水溶液で処理し、次いで(2)のホウ酸含有水溶液で処理する際の(2)のホウ酸含有水溶液が、(1)のホウ酸含有水溶液よりもヨウ化物の濃度が高くかつホウ酸の濃度が低く、さらに低い温度であることを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
  2. (1)のホウ酸含有水溶液による処理および/または(2)のホウ酸含有水溶液による処理を多段で行うことを特徴とする請求項1記載の偏光フィルムの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法で得られる偏光フィルムの少なくとも片面に保護フィルムを貼合することを特徴とする偏光板の製造方法。
  4. 前記保護フィルムが、位相差フィルム、輝度向上フィルム、視野角改良フィルムおよび半透過反射フィルムのいずれかの機能を備えている請求項3に記載の偏光板の製造方法。
  5. 請求項3に記載の方法で得られる偏光板に、位相差フィルム、輝度向上フィルム、視野角改良フィルムおよび半透過反射フィルムから選ばれる少なくとも1種を貼合することを特徴とする光学積層体の製造方法。
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