JP2005083693A - レンジフード付き高周波加熱装置 - Google Patents
レンジフード付き高周波加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005083693A JP2005083693A JP2003318024A JP2003318024A JP2005083693A JP 2005083693 A JP2005083693 A JP 2005083693A JP 2003318024 A JP2003318024 A JP 2003318024A JP 2003318024 A JP2003318024 A JP 2003318024A JP 2005083693 A JP2005083693 A JP 2005083693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- opening
- range hood
- frequency heating
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は循環ファン排気風力によるカバーの自動開閉機能を有したレンシ゛フート゛付き高周波加熱装置に関するもので、循環ファン動作に合わせて開閉動作を行うカバー開閉をモーター駆動を利用することなく簡単な構成で円滑に安定した開閉動作を実現すること。
【解決手段】 排気風を受けるレバー8と保持部26とバネ9とスイッチ10を備え循環ファン排気風力を利用して円滑な開閉動作を行い、またカバー1の開閉異常をスイッチ10動作で検知し表示部24に異常表示することで、開閉異常を使用者にいち早く伝え部品の故障を未然に防ぐことができるので、安全性や異常動作時の部品品質保証改善や顧客満足度向上が実現できる。
【選択図】 図2
【解決手段】 排気風を受けるレバー8と保持部26とバネ9とスイッチ10を備え循環ファン排気風力を利用して円滑な開閉動作を行い、またカバー1の開閉異常をスイッチ10動作で検知し表示部24に異常表示することで、開閉異常を使用者にいち早く伝え部品の故障を未然に防ぐことができるので、安全性や異常動作時の部品品質保証改善や顧客満足度向上が実現できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、機器本体の下方に設置された他の加熱調理装置から発生する生成ガスを換気する機能を有し、前記生成ガスを機器本体から排気する排気口に備えた排気口カバーを循環ファンの排気風力により自動開閉する構成のレンジフード付き高周波加熱装置に関するものである。
従来、排気口カバーは循環ファンとしての室内換気の必要性や、高周波加熱装置動作時の発熱部品冷却のための吸気口確保の必要性が生じた時に自動開閉を行い高い開口率を確保できるほか、非動作時には閉じた状態でフラットな外観を保つことができデザイン性向上やほこりやちりの侵入を防ぐことができる(たとえば、特許文献1参照)。
たとえば、その排気口カバーの開閉は回転方向を規制出来るステップモーターの動作を利用した機械的手段のみで構成されるものが主流であった。
図3は、従来構成の機器の排気口カバーの開閉を示すものである。
排気口カバー1と、自動開閉のためのモーター2と、モーター軸の回転をモーメントに変換するカム3と、カムと連結する部品に動力を伝えるためのカムに備えられたボス3−aと、カムの回転運動を受ける排気カバーを構成する部品4と、カムに備えられたボスと連結する排気カバー構成部品のスリット4aと、排気口カバーの回転軸5と、排気開口部6と、機器から排気される排気風7とから構成される。
USP6335521号公報
しかしながら前記従来の構成では排気口カバー部分とモーター軸部分とを一体となる形で連結する構成であり、カムに備えられているボスの一点にモ−ターの駆動力が全て加わるため力の伝達方向に無理を生じ連結稼動部分の耐久性が損なわれ信頼性確保が困難であったり、開閉頻度の大変多い排気口カバーにステップ(回転方向規制)モーターを使用するためにモーター自身の品質確保が困難であったり、また排気口カバーに外部から強制的な力を加え無理やり開閉を行った場合、一体化した連結構成のためにその力が過負荷としてモーターに直接伝わってしまいモーター故障の要因となるような製品品質上の課題や、モーターを使った制御のため高コスト構成である課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で安定した品質確保の実現や、コストパフォーマンスに優れた顧客満足度の高いレンジフード付き高周波加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の循環ファン風力を利用した排気口カバーの自動開閉機能を備えたレンジフード付き高周波加熱装置は、循環ファン動作時にレバーの一部がその排気風を受けてカバーを押し出すことでカバーを開放する構成とし、一方循環ファン動作終了時には押し付け手段によってカバーを閉じる構成とする。
またカバーが閉じられた時マイクロスイッチが動作するように配することでカバー開閉異常を自己診断し、循環ファン動作を停止したりそれを本体表示部に表示することで使用者に異常を知らせることが可能となり、カバー開閉動作異常の即時発見による循環ファンの故障防止が可能となり、簡単な構成で品質向上やコストを大幅に改善することを可能としたものである。
これによって、モーター駆動を利用することなく排気風の風力によってカバー開閉を可能とし円滑な開閉運動、耐久性能及び品質安定性能の大幅な向上が可能となる。
本発明によれば、簡単な構成で円滑な安定した開閉動作を可能にし、安全性や外観品位の優れたレンジフード付高周波加熱装置が実現できる。
第1の発明は、機器上部循環ファン排気口に備えられた通常時閉じられている状態の排気口カバーをモーター動力なしに循環ファンからの排気風を利用してカバー開閉を行う機構であり、循環ファンからの排気風を受けたレバーが移動することでレバーを押し出しカバーの開放動作が実現できる。
第2の発明は、カバーを押し出す手段は循環ファンからの排気風力を受ける部分によって動力を得て、保持部分によってカバーを押し出すための安定した移動を可能にし、その突き出し部分でカバーを押し開けることが実現できる。
第3の発明は、保持部に一端を絞る形状としたスリットを設け、押し出す手段の突き出し部側を前記スリットの絞り形状に合わせてスライドできるように一端を絞った形状を有することでカバーが開放最大角度を維持したままでの排気風力に応じた押し出し手段の移動範囲を確保することが可能となり、一定でない排気風力においてもカバーの開閉最大角度を安定維持することが実現できる。
第4の発明は、突き出し部の絞り形状を円錐型とすることで保持部に設けたスリット内での移動を円滑にすることが可能となり、排気風力を受けた押し出し手段の円滑な運動が実現できる。
第5の発明は、前記カバーを閉じるための押し付け手段をカバー両端部近傍に配設させることで、カバー中央部付近に位置する押し出し手段との双方向のバランスを常時保つことができ、幅の広いカバーにゆがみやねじれによる隙間を生じさせることなく安定したカバーの開閉が実現できる。
第6の発明は、循環ファン動作中に何らかの外的要因でカバーが閉じられた時、マイクロスイッチが動作し循環間ファン動作を停止させることで、排気口閉鎖状態によってモーターが過負荷状態となる循環ファンの過熱故障を未然に防ぐことが可能となり、品質の安定した開閉機構が実現できる。
第7の発明は、循環ファン動作中に何らかの外的要因でカバーが閉じられた時、循環ファンモーターが動作を継続すれば過負荷状態となり過熱による故障に至るが、カバーと連動動作するレバーの一部がスイッチを動作させることでマイコン制御部が機器表示部に図8に示すように“CHECK GRILL”とか“GRILL MALFUNCTION”などの開閉異常状態を表示し使用者に容易に異常個所を知らせることが可能となり、異常状態の早期発見によって故障の最小限化や部品サービス性の向上が実現できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における自動開閉装置を備えた排気口カバーを有するレンジフード付高周波加熱装置の設置状態を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における自動開閉装置を備えた排気口カバーを有するレンジフード付高周波加熱装置の設置状態を示す図である。
図4は、自動開閉機構を備えた排気口カバーの構造を従来例との比較において示す図である。
図5は、本発明の排気口カバーの自動開閉構造を示す図である。
図6は、不安定な風量においても安定した排気カバーの開放角度維持が実現できる本発明の構造原理を示す図である。
図7は、排気口カバーの開閉異常を本体表示部に示す一例を表す図である。
図1において、下方に設置した調理機器13での調理時に生成されたガス14は循環ファン11によって底面部吸気口12から吸い上げられ、その排気風力によって自動開放された排気口カバー1の開口部から室内に排気循環される構成となっている。
以上のように構成された自動開閉装置を備えた排気口カバー1を有するレンジフード付高周波加熱装置について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、本実施の形態において図5に示すように、機器上部循環ファン排気口6に備えられた通常時閉じられている状態の排気口カバー1は循環ファン動作によるMax.300CFMレベルもの強い排気風力でレバー8の一部に配した風受け部分を押し出すことで開放する。また、循環ファン停止時にはレバー8は排気風からの押し出す力を失い本体機器とカバー1を連結するように取り付けられたバネ9の押し付け力によってカバー1は押し戻され、カバー1の一部がマイクロスイッチを動作しカバー1は完全に閉じられる。
また、図6において、循環ファン11からの排気風7を受けたレバー8は押し出されてカバー1を押し開ける方向に移動するが、カバー1を最大角度に押し開けた時レバー8の絞り形状が保持部のスリット27と勘合する。更にレバー8は排気風7を受けカバー1を押し出す方向に移動しようとする力を受けるがY-Y’断面図に示すようにレバー8の絞り形状は保持部の一端を絞ったスリット27の形状に沿って上方に押し出される。ここで押し出されるレバー8はカバー1の傾斜に沿って移動するためにレバー8は押し出されるがカバー1は開放最大角度を維持したままの位置で静止することが出来る。
これによって一定でない排気風力でもレバー8の絞り形状の部分が保持部の一端を絞ったスリット27を上方に移動する間はカバー1の最大開放角度を維持することが可能となり、排気風力が変化してもカバーのばたつきを防止し開閉最大角度を安定維持することが実現できる。
また、図4に示すように、排気口カバー1を排気風による自動開閉とすることで非動作時には排気口を塞ぎ必要時のみ開閉することが出来、外部からのごみやほこりの進入を防ぎ機器内部の衛生度を向上したり、排気口開口部の根詰まりを防ぐことができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態におけるカバー開閉異常時の機器本体表示部24における表示例を示すものである。
図7は、本発明の実施の形態におけるカバー開閉異常時の機器本体表示部24における表示例を示すものである。
図7において、調理中に何らかの外的要因でカバーが閉じられた時、スイッチ10が動作することでその信号をマイコン制御部23が読取り循環ファン動作を停止すると同時に、機器本体表示部24に“CHECK GRILL”や“GRILL MALFUNCTION”などの開閉異常状態を表示することで使用者に異常個所を即座に知らせることが可能となり、循環ファンモーター11の故障を未然に防ぐばかりでなく、異常個所を使用者に知らせることができ品質向上やサービス性向上を実現できる。
以上のように、本発明にかかるレンジフード付高周波加熱装置は、簡単な構成で円滑な安定した開閉動作を可能にし、安全性や異常動作時の部品品質保証改善や外観品位の優れた開閉手段が可能となるので、モーター駆動を利用しない自動開閉する構成等の用途にも適用できる。
1 排気口カバー
4 排気カバー金具
4a 排気カバーのスリット
6 循環ファン排気開口部
7 排気風
8 レバー
9 バネ
10 マイクロスイッチ
11 循環ファンモーター
12 底面部吸気口
13 下方調理機器
14 調理生成ガス
18 加熱室
19 加熱手段
23 マイコン制御部
24 機器本体表示部
25 冷却手段
26 保持部
27 一端を絞った形状の保持部のスリット
4 排気カバー金具
4a 排気カバーのスリット
6 循環ファン排気開口部
7 排気風
8 レバー
9 バネ
10 マイクロスイッチ
11 循環ファンモーター
12 底面部吸気口
13 下方調理機器
14 調理生成ガス
18 加熱室
19 加熱手段
23 マイコン制御部
24 機器本体表示部
25 冷却手段
26 保持部
27 一端を絞った形状の保持部のスリット
Claims (7)
- 排気のための開口部と、前記開口部を覆うカバーとを有したレンジフード付き高周波加熱装置において、
被加熱物を収納する加熱室と、
前記カバーを循環ファン動作時に風力を受けてカバーを押し出す手段と、
前記カバーを閉めるための押し付け手段とを備え、
前記押し出し手段は、循環ファンの風力を受けて移動可能な構成としたレンジフード付き高周波加熱装置。 - 排気のための開口部と、前記開口部を覆うカバーとを有したレンジフード付き高周波加熱装置において、
被加熱物を収納する加熱室と、
前記カバーを循環ファン動作時に風力を受けてカバーを押し出す手段と、
前記カバーを閉めるための押し付け手段とを備え、
カバーを押し出す手段は、循環ファンの風力を受ける風受け部と前記カバーを押して開ける突き出し部と前記突き出し部を保持する保持部を有し、
前記突き出し部は、前記風受け部に循環ファンの風力を受けて移動可能な構成としたレンジフード付き高周波加熱装置。 - 保持部にスリットを設けその一端を絞る形状とし、突き出し部側を前記スリットの絞りに合わせてスライドするように一端を絞った構成とした請求項2に記載のレンジフード付き高周波加熱装置。
- 突き出し部の絞り形状を円錐型の構成とした請求項4に記載のレンジフード付き高周波加熱装置。
- 前記カバーを閉めるための押し付け手段は、カバー両端部に配設する構成とした請求項1または2に記載のレンジフード付き高周波加熱装置。
- 循環ファン動作中に何らかの要因により強制的にカバーが閉じられた時、レバーの一部がスイッチを押すことで循環ファン動作を停止する構成とした請求項1及び2に記載のレンジフード付き高周波加熱装置。
- 循環ファン動作中に何らかの要因により強制的にカバーが閉じられた時、レバーの一部がスイッチを押すことで循環ファン動作を停止したことを本体機器表示部に異常表示を行う構成とした請求項7に記載のレンジフード付き高周波加熱装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003318024A JP2005083693A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | レンジフード付き高周波加熱装置 |
US10/900,712 US7263989B2 (en) | 2003-07-29 | 2004-07-28 | High-frequency heating apparatus equipped with oven hood |
CN200410095961.1A CN1604694A (zh) | 2003-07-29 | 2004-07-29 | 带有烤炉排风罩的高频加热装置 |
US11/837,641 US20080041358A1 (en) | 2003-07-29 | 2007-08-13 | High-frequency heating apparatus equipped with oven hood |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003318024A JP2005083693A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | レンジフード付き高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005083693A true JP2005083693A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34417416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003318024A Pending JP2005083693A (ja) | 2003-07-29 | 2003-09-10 | レンジフード付き高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005083693A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014219190A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-20 | トンブ デーウ エレクトロニクス コーポレーション | 調理装置 |
CN111473375A (zh) * | 2019-01-23 | 2020-07-31 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种智能吸油烟机及其控制方法 |
CN113266862A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-08-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种吸油烟机 |
-
2003
- 2003-09-10 JP JP2003318024A patent/JP2005083693A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014219190A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-20 | トンブ デーウ エレクトロニクス コーポレーション | 調理装置 |
CN111473375A (zh) * | 2019-01-23 | 2020-07-31 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种智能吸油烟机及其控制方法 |
CN113266862A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-08-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种吸油烟机 |
CN113266862B (zh) * | 2021-06-22 | 2024-05-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种吸油烟机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080041358A1 (en) | High-frequency heating apparatus equipped with oven hood | |
JP4735364B2 (ja) | 換気装置 | |
AU2006333863B2 (en) | Indoor unit of air conditioner | |
AU2006333854B2 (en) | Indoor unit of air conditioner | |
US6992273B2 (en) | Combination hood microwave oven | |
JP2005083693A (ja) | レンジフード付き高周波加熱装置 | |
JP2005077063A (ja) | レンジフード付き高周波加熱装置 | |
JP4023376B2 (ja) | 換気装置 | |
JP7120781B2 (ja) | レンジフード用の風量制御装置 | |
US8158912B2 (en) | Fan apparency arrangement for an appliance | |
JP4187283B2 (ja) | 電動工具 | |
JP4059267B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2003065581A (ja) | 換気装置 | |
JP2005049019A (ja) | レンジフード付き高周波加熱装置 | |
JP2719099B2 (ja) | 換気扇 | |
JP2006300347A5 (ja) | ||
CN216448234U (zh) | 集成灶翻板结构及集成灶 | |
CN111102649B (zh) | 空调机 | |
JP4347778B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
KR100377726B1 (ko) | 후드겸용 전자레인지의 벤트그릴장치 | |
KR200259060Y1 (ko) | 에어컨 셔터구동장치의 마찰감소 구조 | |
KR100853325B1 (ko) | 오븐 | |
KR100723942B1 (ko) | 에어컨의 측면토출커버 밀폐구조 | |
JP4504156B2 (ja) | 送風装置 | |
JP2926683B2 (ja) | フィンシャットレジスタの作動制御構造 |