JP2005083678A - 燃焼装置、その調整方法及び調整用プログラム - Google Patents

燃焼装置、その調整方法及び調整用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ダクトの通風状態及びチューブ及びダクトの接続状態の判定精度を向上させ得る燃焼装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態である温風暖房装置によれば、第1判定値設定ユニット51により、ダクト20が無風状態であるときの差圧センサ82の出力値に基づく「絶対オフセット値」、又は絶対オフセット値に第1所定値(>0)が加算された値が、「第1判定値」として設定される。また、第2判定値設定ユニット52により、運転開始に伴う燃焼ファン71の作動開始前の差圧センサ82の出力値に基づく「相対オフセット値」に、第2所定値(>第1所定値)が加算された値が「第2判定値」として設定される。そして、第1判定ユニット53により、第1判定値に基づいてダクト20の通風状態の正常・異常が判定される。また、第2判定ユニット54により、第2判定値に基づいてチューブ81の接続状態の正常・異常が判定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃焼装置、その調整方法、及び調整用プログラムに関する。
具体的に本発明は、バーナと、ファンと、該ファンの作動により該バーナの燃焼用空気又は燃焼排気が流れるダクトと、該ダクトに形成されたオリフィスと、該オリフィスの上流及び下流で該ダクトにそれぞれ接続されたチューブと、該チューブを介して該オリフィスの上流側及び下流側における該ダクトの差圧に応じて出力する差圧センサと、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第1判定値以下であるか否かに応じて該ダクトの通風状態の正常・異常を判定する第1判定手段と、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第2判定値以上であるか否かに応じて該チューブ及び該ダクトの接続状態の正常・異常を判定する第2判定手段とを備えた燃焼装置、その調整方法及び調整用プログラムに関する。
この種の燃焼装置において、ダクトの吸気口又は排気口付近の積雪等のために閉塞度が増大した場合、ダクトの風量、ひいては燃焼用空気が不足するためにバーナの不完全燃焼が生じやすくなる。
そこで、プリパージ時やバーナ燃焼中にダクトの通風状態が正常であるか異常(閉塞状態)であるかが判定され、ダクトの通風状態が異常であると判定されたとき、バーナの燃焼が禁止されるように構成された燃焼装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ダクトの通風状態が正常であるか異常であるかは、ダクト中のオリフィスの上流側及び下流側におけるダクトの差圧に応じた差圧センサの出力値に基づき判定される。オリフィスの上流側及び下流側におけるダクトの差圧は、ダクトの閉塞度が大きくなり、ダクトの風量が減少するにつれて減少する。従って、差圧センサの出力値が第1判定値を下回った場合、ダクトの通風状態が異常である、すなわち、ダクトが閉塞状態であると判定され得る。
また、オリフィスの上流側及び下流側にはそれぞれチューブが接続され、このチューブを介してオリフィスの上流側及び下流側におけるダクトの差圧に応じた信号を出力する差圧センサが設けられている。チューブがダクトから外れたり、ひしゃげていると、ダクトの風量に応じた出力をすることができなくなり、ひいてはダクトの通風状態が判定され得ない。
そこで、ダクトの通風状態の判定精度向上の観点から、チューブとダクトとの接続状態が正常か異常か、すなわち、差圧センサがオリフィスの上流側及び下流側におけるダクトの差圧に応じた信号を出力し得る状態にあるか否かが判定される。
例えば、チューブがオリフィスの下流側でダクトから外れたりひしゃげてつぶれている場合、チューブの下流側の気圧が著しく低下し、あたかもダクトの風量が著しく増大したかのように差圧センサの出力値が増大する。
従って、チューブとダクトとの接続状態が正常か異常かは、ファン作動中の差圧センサの出力値に基づいて判断され得る。具体的には、差圧センサの出力値が第2判定値を超えたか否かに応じて、チューブとダクトとの接続状態が正常であるか異常であるかが判定され得る。
特開2000−310418号公報
しかし、差圧センサの出力値には、ファンが停止中であってもダクトを流れる風に応じたオフセット値が含まれている。また、第1及び第2判定値は、ファン停止中の差圧センサの出力値(オフセット値)を基準値として設定される。このため、ダクトの通風状態の判定精度が低下したり、チューブとダクトとの接続状態の判定精度が低下するおそれがある。
すなわち、第1判定値の設定時のオフセット値が高いと、その分だけ第1判定値が高めに設定される。このため、ファンの作動中においてそのときのオフセット値に相当する値が低くなった場合、ダクトの通風状態が正常であるにも関わらず差圧センサの出力値が低下して第1判定値以下となる可能性が高くなる。これでは、ダクトの通風状態の正常・異常の判定精度が低下してしまう。
また、第2判定値の設定時のオフセット値が、ファン作動中のオフセット値よりも小さいと、その分だけ第2判定値が低めに設定される。このため、チューブとダクトとの接続状態が正常であるにも関わらず差圧センサの出力が増大して第2判定値を超えてしまう可能性が高くなる。また、ファンの作動とは無関係にダクト内に流れ込む風がさらに強くなると、オフセット値そのものが第2判定値以上となる場合がある。これでは、チューブとダクトとの接続状態の正常・異常の判定精度が低下してしまう。
そこで、本発明は、ダクトの通風状態及びチューブ及びダクトの接続状態の判定精度を向上させ得る燃焼装置、その調整方法及び調整用プログラムを提供することを解決課題とする。
本発明は、バーナと、ファンと、該ファンの作動により該バーナの燃焼用空気又は燃焼排気が流れるダクトと、該ダクトに形成されたオリフィスと、該オリフィスの上流及び下流で該ダクトにそれぞれ接続されたチューブと、該チューブを介して該オリフィスの上流側及び下流側における該ダクトの差圧に応じて出力する差圧センサと、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第1判定値以下であるか否かに応じて該ダクトの通風状態の正常・異常を判定する第1判定手段と、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第2判定値以上であるか否かに応じて該チューブ及び該ダクトの接続状態の正常・異常を判定する第2判定手段とを備えた燃焼装置、その調整方法及び調整用プログラムに関する。
前記課題を解決するための本発明の燃焼装置は、前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定する第1判定値設定手段と、運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定する第2判定値設定手段とを備えていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための本発明の燃焼装置の調整方法は、前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定し、運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定することを特徴とする。
さらに前記課題を解決するための本発明の燃焼装置の調整用プログラムは、前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定する機能と、運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定する機能とをコンピュータに付与することを特徴とする。
本発明によれば、ダクトが無風状態であるときの差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は絶対オフセット値に第1所定値が加算された値が「第1判定値」として設定される。なお、ダクトの「無風状態」は、燃焼装置の設置場所として無風の場所が選択されたり、ダクトが意図的に遮断されることで実現され得る。
第1判定値の設定基準となる絶対オフセット値は、ダクトが無風状態であるときのオフセット値なので、ダクトが開放状態であるときの相対オフセット値に基づいて設定される場合よりも、第1判定値が下方に設定され得る。従って、十分な燃焼用空気が確保されているにも関わらず、差圧センサの出力値が容易に第1判定値以下となり、ダクトの通風状態が異常である(ダクトが閉塞状態である)と誤判定される可能性が抑制される。これにより、ダクトの通風状態の正常・異常の判定精度を向上させ得る。
また、運転開始に伴うファンの作動開始前、すなわち、ダクトが開放状態であり、ファン停止時にダクトに風が流れ込み得るときの差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値が「第2判定値」として設定される。
第2判定値の設定基準となる相対オフセット値は、当該設定時にファンの運転停止時にダクト内に流れ込む風に応じた値とされるので、ダクトが無風状態である絶対オフセット値に基づいて設定される場合よりも、第2判定値が上方に設定され得る。従って、チューブがダクトに正常に接続されているにも関わらず、差圧センサの出力値が容易に第2判定値以上となり、当該接続状態が異常であると誤判定される可能性が抑制される。これにより、チューブ及びダクトの接続状態の正常・異常の判定精度を向上させ得る。
また、本発明の燃焼装置は、第1判定値設定手段により第1判定値が設定されるとき、前記ダクトを遮断するダンパを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ダンパによりダクトが遮断されることで、当該ダクトの無風状態が容易に実現され得る。
また、本発明の燃焼装置は、第1判定手段により前記ダクトの通風状態が異常であると判定された場合、又は第2判定手段により前記チューブとダクトとの接続状態が異常であると判定された場合、前記バーナの燃焼を禁止する燃焼制御手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ダクトの通風状態が異常である(ダクトが閉塞状態である)と判定され、バーナに供給される燃焼用空気が不足する可能性が高い場合にバーナの燃焼が禁止されるので、バーナの不完全燃焼が回避され得る。また、チューブとダクトとの接続状態が異常であると判定され、ダクトが閉塞状態であるか否かが差圧センサの出力値に基づいて正確に判定され得ない可能性が高い場合にバーナの燃焼が禁止されるので、ダクトが閉塞状態である場合のバーナの不完全燃焼が回避され得る。
前記のように第1判定値が絶対オフセット値に基づいて設定され、第2判定値が相対オフセット値に基づいて設定されている。すなわち、第1判定値が相対オフセット値に基づいて設定される場合よりも下方にスライドして設定され、第2判定値が絶対オフセット値に基づいて設定される場合よりも上方にスライドして設定され得る。このため、差圧センサの出力値に関して、バーナの燃焼が禁止されずに燃焼装置が運転し得る領域が拡大され、不要にバーナの燃焼が禁止される事態が回避され得る。
さらに本発明の燃焼装置によれば、第1判定手段により前記ダクトの通風状態が異常であると判定された場合、又は第2判定手段により前記チューブとダクトとの接続状態が異常であると判定された場合、第1又は第2判定手段による判定結果を報知する報知手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ダクトの通風状態が異常であるとの判定結果や、チューブとダクトとの接続状態が異常であるとの判定結果が、報知手段によって燃焼装置の使用者等に報知され得る。これにより、ダクトの点検等、燃焼装置のメンテナンスを使用者等に促すことができる。
本発明の燃焼装置の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の燃焼装置の一実施形態としての温風暖房装置の構成説明図であり、図2は本発明の燃焼装置の一実施形態としての温風暖房装置の機能説明図であり、図3は第1判定値の設定方法の説明図であり、図4は第2判定値の設定方法の説明図である。
図1に示す温風暖房装置はバーナ10と、バーナ10の燃焼用空気等が流れるダクト20と、ハウジングHの内部に形成され、バーナ10の燃焼により生じる温風等が流れる送風路30と、操作ユニット40と、バーナ10の燃焼等を制御する制御ユニット(燃焼制御手段)50とを備えている。
バーナ10にはハウジングHの外部から配管されたガス管60が接続されている。ガス管60には第1電磁弁61、第2電磁弁62及びガス比例弁63が設けられている。バーナ10の近傍には点火電極11と、バーナ10の燃焼状態を検知するためのフレームロッド12とが設けられている。
ダクト20は吸気ダクト21と、バーナ10が収容された燃焼室23と、バーナ10の燃焼熱を送風路30を流れる空気に伝える熱交換器24と、排気ダクト22とが順に接続されることで構成されている。
吸気ダクト21には燃焼ファン(本発明の「ファン」に相当する。)71が設けられている。燃焼ファン71の作動により、吸気ダクト21を通じて室外からバーナ10に燃焼用空気が供給される。また、燃焼ファン71の作動により、排気ダクト22を通じてバーナ10の燃焼排気が室外に排出される。
燃焼ファン71より上流で、オリフィス80が少なくとも吸気ダクト21の一部と一体成形されている。また、オリフィス80の上流側及び下流側には可撓性のチューブ81が接続されている。さらにチューブ81を介してオリフィス80の上流側及び下流側における吸気ダクト21の差圧に応じた信号を出力する差圧センサ82が設けられている。
送風路30には対流ファン72が設けられている。対流ファン72の作動により、ハウジングHの背面に設けられた吸気口31から送風路30に室内空気が取り込まれ、ハウジングHの前面に設けられた排気口32から温風が室内に供給される。
操作ユニット40は第1スイッチ41と、第2スイッチ42と、第1表示ランプ43と、第2表示ランプ44と、運転スイッチ45とを備えている。また、図示しないが、操作ユニット40は室内温度等を設定するための操作スイッチや、設定室内温度や温風暖房機の運転状態等を表示する表示パネルや表示ランプを備えている。
制御ユニット50はCPU、ROM、RAM等により構成され、第1判定値設定ユニット51と、第2判定値設定ユニット52と、第1判定ユニット53と、第2判定ユニット54と、記憶装置55を備えている。
第1判定値設定ユニット51は吸気ダクト21が無風状態であるときの差圧センサ82の出力値に基づく「絶対オフセット値」、又は絶対オフセット値に第1所定値(>0)が加算された値を、「第1判定値」として設定する。ここで、第1判定値は、ダクト20の通風状態が正常であるか異常であるかを判定するためのものである。
第2判定値設定ユニット52は運転スイッチ41がON操作された後、燃焼ファン71が作動を開始する前の差圧センサ82の出力値に基づく「相対オフセット値」に第2所定値(>第1所定値)が加算された値を「第2判定値」として設定する。ここで、第2判定値は、オリフィス80の下流側におけるチューブ81と吸気ダクト21との接続状態が正常であるか異常であるかを判定するためのものである。
第1判定ユニット53は燃焼ファン71の作動中の差圧センサ82の出力値が、第1判定値設定ユニット51により設定された第1判定値以下であるか否か(又は第1判定値を下回ったか否か)に応じて、ダクト20の通風状態が正常であるか異常であるかを判定する。
第2判定ユニット54は運転スイッチ45がON操作され、燃焼ファン71が作動を開始した後の差圧センサ82の出力値が、第2判定値設定ユニット52により設定された最新の第2判定値以上であるか否か(又は第2判定値を超えたか否か)に応じて、チューブ81と吸気ダクト21との接続状態が正常であるか異常であるかを判定する。
記憶装置55はEEPROMやRAMなどにより構成され、「第1所定値」や「第2所定値」、さらには第1判定値設定ユニット51により設定された最新の「第1判定値」や、第2判定値設定ユニット52により設定された最新の「第2判定値」を記憶する。
さらに制御ユニット50は、第1判定ユニット53により「吸気ダクト21又は排気ダクト22の通風状態が異常である」と判定された場合や、第2判定ユニット54により「チューブ81と吸気ダクト21との接続状態が異常である」と判定された場合、操作ユニット40の表示パネル等を通じて当該判定結果を報知するように構成されている。また、制御ユニット50は、第1判定ユニット53により「吸気ダクト21又は排気ダクト22の通風状態が異常である」と判定された場合や、第2判定ユニット54により「チューブ81と吸気ダクト21との接続状態が異常である」と判定された場合、バーナ10の燃焼を禁止するように構成されている。
前記構成の温風暖房装置の基本的な作動について図2を用いて説明する。
まず、運転停止状態から運転スイッチ45がON操作されると、第2判定値が設定される(S1)。続いて、バーナ10の点火に先立ち、コントローラ50により燃焼ファン71が所定回転数で作動開始させられる(S2)。これにより、空気が室外から吸気ダクト21に吸入され、排気ダクト22から室外に排出される。
次に、差圧センサ82の出力値が、記憶装置55により記憶されている第1判定値以下であるか否かに応じて、第1判定ユニット53によりダクト20の通風状態が正常であるか異常であるかが判定される(S3)。差圧センサ82の出力値が第1判定値以下である場合、ダクト20の通風状態が異常である、すなわち、ダクト20が閉塞状態であると判定される。
また、差圧センサ82の出力値が、記憶装置55により記憶されている第2判定値以上であるか否かに応じて、第2判定ユニット54によりチューブ81及び吸気ダクト21の接続状態が正常であるか異常であるかが判定される(S4)。差圧センサ82の出力値が第2判定値以上である場合、チューブ81の接続状態が異常であると判定される。
第1判定ユニット53により「吸気ダクト21又は排気ダクト22の通風状態が正常である」と判定され(S3でYES)、且つ、第2判定ユニット54により「チューブ81の接続状態が正常である」と判定された場合(S4でYES)、制御ユニット50により温風暖房運転が開始される(S5)。
具体的にはまず、第1電磁弁61及び第2電磁弁62が開弁される。また、点火電極11によりガス管60からバーナ10に供給される燃料ガスが点火され、バーナ10の燃焼が開始させられる。さらに対流ファン72が作動開始される。これにより吸入口31から送風路30に室内空気が吸入され、この空気が熱交換器24で昇温されて温風となり、送風路30から排気口32を介して室内に温風が排出される。このとき、フレームロッド12によりバーナ10の燃焼状態が検知され、この燃焼状態等に基づき、制御ユニット50によりガス比例弁63の開度等が制御される。
一方、第1判定ユニット53により「吸気ダクト21又は排気ダクト22の通風状態が異常である」と判定された場合(S3でNO)や、第2判定ユニット54により「チューブ81と吸気ダクト21との接続状態が異常である」と判定された場合(S4でNO)、制御ユニット50により表示ランプ(図示略)等により当該判定結果が報知される(S6)。また、この場合、制御ユニット50により温風暖房運転が禁止される(S7)。具体的には、第1電磁弁61及び第2電磁弁62の開弁、さらにはバーナ10の燃焼が禁止される。これにより、ダクト20の閉塞に起因する燃焼用空気の不足によってバーナ10の不完全燃焼が起きる事態が確実に防止される。
続いて第1判定値の設定方法について図3を用いて説明する。第1判定値はダクト20の通風状態が正常であるか異常であるか(ダクト20が閉塞状態であるか)を判定するために用いられる(図2S3参照)。
まず、工場等から出荷前の温風暖房装置が無風状態の場所に設置され、ダクト20の無風状態が実現された上で、温風暖房装置のプラグがコンセントに差し込まれる。このとき、第1判定値設定ユニット51により記憶装置55からオフセット値が読み出され(S101)、オフセット値が正常範囲内にあるか否かが判定される(S102)。オフセット値が正常範囲内にあると判定された場合(S102でYES)、運転停止状態が維持される。
一方、記憶装置55によりオフセット値が記憶されていない初期状態では、第1判定値設定ユニット52によりオフセット値が正常範囲から外れていると判定され(S102でNO)、第1表示ランプ43が点滅させられる(S103)。第1表示ランプ43の点滅により、絶対オフセット値、さらには第1判定値の設定が必要であることが報知される。
第1設定スイッチ41がON操作されることで(S104でYES)、ガス種や絶対オフセット値等が設定され得る状態となる(S105〜)。
必要に応じてガス種が設定された後(S105)、第1判定値設定ユニット51により絶対オフセット値が設定される(S106)。具体的には差圧センサ82の時系列的な出力値が、第1判定値設定ユニット51により平均化処理されることで絶対オフセット値が設定される。
また、第1判定値設定ユニット51により絶対オフセット値が正常範囲内にあるか否かが判定され(S107)、さらにオフセット設定の基礎となった時系列的な出力値が全て正常範囲内にあるか否かが判定される(S108)。絶対オフセット値が正常範囲内にあると判定され(S107でYES)、さらに絶対オフセット値設定の基礎となった時系列的な出力値が全て正常範囲内にあると判定された場合(S108でYES)、第1判定値設定ユニット51により第2表示ランプ44が点滅させられる(S109)。第2表示ランプ44の点滅により、ガス種又は絶対オフセット値及びガス種が記憶装置55に書き込まれる状態であることが報知される。
ここで第1設定スイッチ41がON操作されると(S110でYES)、先に設定されたガス種(S105参照)が第1判定値設定ユニット51により記憶装置55に書き込まれる(S113)。
また、第1設定スイッチ41がON操作されず(S110でNO)、第2設定スイッチ42が(2秒間等の所定時間にわたり)ON操作されると(S111でYES)、第1判定値設定ユニット51により絶対オフセット値(S106参照)が記憶装置55に書き込まれるとともに(S112)、ガス種(S105参照)も記憶装置55に書き込まれる(S113)。
さらに第1判定値設定ユニット51により記憶装置55から絶対オフセット値が読み出され(S114)、この絶対オフセット値が正常範囲内にあるか否かが判定される(S115)。
絶対オフセット値が正常範囲内にあると判定された場合(S115でYES)、第1判定値設定ユニット51により、絶対オフセット値そのもの、又は絶対オフセット値に記憶装置55により記憶されている第1所定値(>0)が加算された値が、第1判定値として設定される(S116)。なお、第1所定値が適宜調節されることで、第1判定値が可変的に設定されてもよい。また、このとき、第1判定値が記憶装置55に書き込まれてもよい。
一方、絶対オフセット値が正常範囲から外れていると判定された場合(S115でNO)、第1表示ランプ43の点滅等の処理が再実行される(S103〜S115参照)。
絶対オフセット値が記憶装置55に書き込まれた後(S112)、プラグがコンセントに差し込まれても、記憶装置55から読み出されたオフセットは正常範囲内にあるので(S102)、第1判定値は原則として再度設定されない。
次に、第2判定値の設定方法について図4を用いて説明する。第2判定値はチューブ81と吸気ダクト21との接続状態が正常であるか異常であるかを判定するために用いられる(図2S3参照)。第2判定値は、前述のように第1判定値が設定された温風暖房装置が室内に設置された後、温風暖房運転が開始されるたびに設定される。
まず運転スイッチ45がON操作されると、燃焼ファン71の作動開始前に第2判定値設定ユニット52により相対オフセット値が設定される(S201)。具体的には、差圧センサ82の時系列的な出力値が、第2判定値設定ユニット52により平均化処理されることで相対オフセット値が設定される。
絶対オフセット値がダクト20が無風状態であるときに設定されているのに対して、相対オフセット値は、ダクト20が開放状態であり、燃焼ファン71の作動とは無関係にダクト20に風が吹き込み得る状態で設定される。従って、相対オフセット値は、絶対オフセット値より高くなり得る。
続いて、第2判定値設定ユニット52により、相対オフセット値に第2所定値(>第1所定値)が加算された値が第2判定値として設定される(S202)。なお、第2所定値が適宜調節されることで、第2判定値が可変的に設定されてもよい。また、このとき、第2判定値が記憶装置55に書き込まれてもよい。
前記温風暖房装置によれば、ダクト20が無風状態であるときの差圧センサ82の出力値に基づく絶対オフセット値、又は絶対オフセット値に第1所定値が加算された値が「第1判定値」として設定される(図3S101〜116)。
第1判定値の設定基準となる絶対オフセット値は、ダクト20が無風状態であるときのオフセット値なので、ダクト20が開放状態であるときの相対オフセット値に基づいて設定される場合よりも、第1判定値が下方に設定され得る。従って、十分な燃焼用空気が確保されているにも関わらず、差圧センサ82の出力値が容易に第1判定値以下となり、ダクト20の通風状態が異常である(ダクト20が閉塞状態である)と誤判定される可能性が抑制される。これにより、ダクト20の通風状態の正常・異常の判定精度を向上させ得る。
また、運転開始に伴う燃焼ファン71の作動開始前、すなわち、ダクト20が開放状態であり、燃焼ファン71の停止時にダクト20に風が流れ込み得るときの差圧センサ82の出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値が「第2判定値」として設定される(図4S201〜202)。
第2判定値の設定基準となる相対オフセット値は、当該設定時に燃焼ファン71の運転停止時にダクト20内に流れ込む風に応じた値とされるので、ダクト20が無風状態であるときの絶対オフセット値に基づいて設定される場合よりも、第2判定値が上方に設定され得る。従って、チューブ81がダクト20に正常に接続されているにも関わらず、差圧センサ82の出力値が容易に第2判定値以上となり、当該接続状態が異常であると誤判定される可能性が抑制される。これにより、チューブ81及びダクト20の接続状態の正常・異常の判定精度を向上させ得る。
さらに、前記のように第1判定値が相対オフセット値に基づいて設定される場合よりも下方にスライドして設定され、第2判定値が絶対オフセット値に基づいて設定される場合よりも上方にスライドして設定され得る。このため、差圧センサ82の出力値に関して、温風暖房運転が継続し得る領域が拡大され、不要にバーナ10の燃焼が禁止される事態(図2S7参照)が回避され得る。
なお、前記実施形態では燃焼装置が温風暖房装置であったが、他の実施形態として燃焼装置が給湯装置等、他の燃焼装置であってもよい。
前記実施形態ではオリフィス80が燃焼ファン71の上流で吸気ダクト21に設けられたが、他の実施形態としてオリフィス80が燃焼ファン71の下流で吸気ダクト21に設けられてもよく、オリフィス80が排気ダクト22に設けられてもよい。
前記実施形態では差圧センサ82の出力値が平均化処理されることで「絶対オフセット値」、「相対オフセット値」が設定されたが、他の実施形態として差圧センサ82の出力値そのものが「絶対オフセット値」、「相対オフセット値」として設定されてもよい。
前記実施形態では無風の場所に温風暖房装置が設置されることで吸気ダクト21等の「無風状態」が実現されたが、他の実施形態として吸気ダクト21や排気ダクト22が意図的に遮断されることで「無風状態」が実現されてもよい。例えば、ダンパ(図示略)が設けられ、ダンパにより吸気ダクト21等が遮断されることで「無風状態」が実現され、当該無風状態における差圧センサ82の出力値に基づき第1判定値が設定されてもよい。
前記実施形態ではダクト20の通風状態判定後、チューブ81の接続状態が判定されたが(図2S3、S4参照)、他の実施形態として判定の順番が逆であってもよい。
前記実施形態ではダクト20の通風状態が異常であるとの判定結果と、チューブ81の接続状態が異常であるとの判定結果との両方が報知されたが(図2S3、S4、S6参照)、他の実施形態として当該2つの判定結果のうち一方のみが報知されてもよい。
前記実施形態では第1及び第2判定値がそれぞれ温風暖房装置に設けられた第1判定値ユニット51及び第2判定値ユニット52により設定されたが(図3S101〜S116、図4S201〜S202参照)、他の実施形態として、温風暖房装置の調整用プログラムがインストールされたコンピュータ(図示略)により、当該コンピュータと温風暖房装置との無線又は有線通信を利用して第1及び第2判定値が設定され、当該判定値が記憶装置55に書き込まれてもよい。
この場合、温風暖房装置の調整用プログラムにより、ダクト20が無風状態であるときの差圧センサ82の出力値に基づく絶対オフセット値、又は絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定する機能と、運転開始に伴う燃焼ファン71の作動開始前の差圧センサ82の出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定する機能とが当該コンピュータに付与される。
前記実施形態ではオリフィス80の下流側におけるチューブ81の接続状態が正常であるか異常であるかを判定するための第2判定値が設定されたが、他の実施形態としてオリフィス80の上流側、又は上流側及び下流側におけるチューブ81の接続状態が正常であるか異常であるかを判定するための別個の判定値が設定されてもよい。
本発明の燃焼装置の一実施形態としての温風暖房装置の構成説明図 本発明の燃焼装置の一実施形態としての温風暖房装置の機能説明図 第1判定値の設定方法の説明図 第2判定値の設定方法の説明図
符号の説明
10‥バーナ、20‥ダクト、21‥吸気ダクト、22‥排気ダクト、40‥操作ユニット、41‥第1設定スイッチ、42‥第2設定スイッチ、45‥運転スイッチ、50‥制御ユニット、51‥第1判定値設定ユニット、52‥第2判定値設定ユニット、53‥第1判定ユニット、54‥第2判定ユニット、71‥燃焼ファン(ファン)、80‥オリフィス、81‥チューブ、82‥差圧センサ

Claims (6)

  1. バーナと、ファンと、該ファンの作動により該バーナの燃焼用空気又は燃焼排気が流れるダクトと、該ダクトに形成されたオリフィスと、該オリフィスの上流及び下流で該ダクトにそれぞれ接続されたチューブと、該チューブを介して該オリフィスの上流側及び下流側における該ダクトの差圧に応じて出力する差圧センサと、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第1判定値以下であるか否かに応じて該ダクトの通風状態の正常・異常を判定する第1判定手段と、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第2判定値以上であるか否かに応じて該チューブ及び該ダクトの接続状態の正常・異常を判定する第2判定手段とを備えた燃焼装置であって、
    前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定する第1判定値設定手段と、
    運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定する第2判定値設定手段とを備えていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 第1判定値設定手段により第1判定値が設定されるとき、前記ダクトを遮断するダンパを備えていることを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 第1判定手段により前記ダクトの通風状態が異常であると判定された場合、又は第2判定手段により前記チューブとダクトとの接続状態が異常であると判定された場合、前記バーナの燃焼を禁止する燃焼制御手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃焼装置。
  4. 第1判定手段により前記ダクトの通風状態が異常であると判定された場合、又は第2判定手段により前記チューブとダクトとの接続状態が異常であると判定された場合、第1又は第2判定手段による判定結果を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の燃焼装置。
  5. バーナと、ファンと、該ファンの作動により該バーナの燃焼用空気又は燃焼排気が流れるダクトと、該ダクトに形成されたオリフィスと、該オリフィスの上流及び下流で該ダクトにそれぞれ接続されたチューブと、該チューブを介して該オリフィスの上流側及び下流側における該ダクトの差圧に応じて出力する差圧センサと、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第1判定値以下であるか否かに応じて該ダクトの通風状態の正常・異常を判定する第1判定手段と、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第2判定値以上であるか否かに応じて該チューブ及び該ダクトの接続状態の正常・異常を判定する第2判定手段とを備えた燃焼装置の調整方法であって、
    前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定し、
    運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定することを特徴とする方法。
  6. バーナと、ファンと、該ファンの作動により該バーナの燃焼用空気又は燃焼排気が流れるダクトと、該ダクトに形成されたオリフィスと、該オリフィスの上流及び下流で該ダクトにそれぞれ接続されたチューブと、該チューブを介して該オリフィスの上流側及び下流側における該ダクトの差圧に応じて出力する差圧センサと、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第1判定値以下であるか否かに応じて該ダクトの通風状態の正常・異常を判定する第1判定手段と、該ファン作動中の該差圧センサの出力値が第2判定値以上であるか否かに応じて該チューブ及び該ダクトの接続状態の正常・異常を判定する第2判定手段とを備えた燃焼装置の調整用プログラムであって、
    前記ダクトが無風状態であるときの前記差圧センサの出力値に基づく絶対オフセット値、又は該絶対オフセット値に第1所定値が加算された値を、第1判定値として設定する機能と、
    運転開始に伴う前記ファンの作動開始前の前記差圧センサの出力値に基づく相対オフセット値に第2所定値が加算された値を、第2判定値として設定する機能とをコンピュータに付与することを特徴とするプログラム。
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