JP2005083086A - リモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単品に分離したときでも壁面に容易に取り付けることができ、また見栄えも良好なリモコン装置を提供する。
【解決手段】 リモコン20はブラケット50を介して壁面に取り付けられ、リモコン30,40は連結プレート60を介してリモコン20に連結されている。リモコン20の背面にブラケット50用係合溝28と、連結プレート60用係合溝29,29とが設けられている。リモコン30,40の背面にも、連結プレート60用係合溝33,42がそれぞれ設けられている。各係合溝29に連結プレート60の下半分を差し込み、各連結プレート60の上半分を係合溝33,42に差し込んでリモコン30,40をリモコン20に連結する。連結プレート60を壁面に取り付け、この連結プレート60を係合溝33,42に差し込むことにより、各リモコン30,40を単体でも壁面に取り付け可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被操作機器を遠隔操作するためのリモコン装置に係り、例えば洋風便器に設けられた温水洗浄装置等のトイレ電装品を操作するのに好適なリモコン装置に関する。
温水洗浄装置は、周知の通り、洋風便器に着座した人体の臀部に温水を噴射してその洗浄を行うものであり、濡れた臀部を乾かすための温風乾燥装置や便鉢内の臭気含有空気を除臭処理するための脱臭装置等を付帯することもある。
また、トイレの電装品としては、便座や便蓋をスイッチ操作によって開閉する開閉装置;便座ボックスやタンクカバーを上下動させ、それらの下面側の洋風便器上面を清掃し易くするための昇降装置;暖房便座;トイレ用エアコンなどがある。
各電装品をリモートコントロールするためのリモコン装置に上記のすべての電装品用のスイッチを設けたのでは、リモコン装置が徒に大型化してしまう。トイレルームに設置された電装品用のスイッチのみをリモコン装置に具備させる場合には、電装品の組み合わせに応じたスイッチ組合せを有するリモコン装置を製作する必要があり、リモコン装置の種類が著しく増えてしまう。
このような問題に対処するものとして、特開平10−317462号及び実開平7−7289号には、複数のリモコン同士を嵌め合い方式により着脱可能に連結し、複数種類のリモコンを組み合わせ得るようにしたリモコン装置が記載されている。
特開平10−317462号公報 実開平7−7289号公報
上記特開平10−317462号及び実開平7−7289号のリモコン装置にあっては、個々のリモコンに分離したときにこれを単品として壁面に取り付けることができない。また、嵌め合い用の係合部がすべて露見し、見栄えが良くない。
本発明は、単品に分離したときでも壁面に容易に取り付けることができ、また見栄えも良好なリモコン装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のリモコン装置は、壁面に設置されるリモコン装置において、前面に操作スイッチを有した複数のリモコン同士が連結プレートによって連結されてなり、各リモコンの背面に設けられた係合溝に対し該連結プレートが係合していることを特徴とするものである。
かかるリモコン装置は、連結プレートが係合する溝をリモコンの背面に設けているので、リモコン単体に分離したときでも溝が目立たず、美観に優れる。
このリモコン装置にあっては、連結プレートは、1個のリモコンにのみ装着され、且つ該リモコンを壁面に取り付け可能なものである構成としてもよい(請求項2)。この構成とした場合には、単体に分離したリモコンを、該連結プレートによって壁面に取り付けることができる。
本発明(請求項3)のリモコン装置は、壁面に設置されるリモコン装置において、前面に操作スイッチを有した複数のリモコン同士が連結プレートによって連結されてなり、隣接するリモコンに突き合わされる端面から該リモコンの背面にかけて設けられた係合溝に対し略L字形状の連結プレートが係合可能となっており、該係合溝内に、該連結プレートを差し込み可能なスリットが、背面から該端面にかけて設けられており、隣接するリモコン同士が、それらのスリットに差し込まれた連結プレートを介して連結されており、該連結プレートは、リモコンを壁面に取り付け可能なものであることを特徴とするものである。
かかるリモコン装置にあっては、リモコン単体に分離した場合、連結プレートをリモコン単体の溝に係合させて溝を隠蔽することができる。また、この連結プレートを介してリモコン装置やリモコン単体を壁面に取り付けることができる。
本発明によると、意匠性に優れ、また種々の機能を組み合わせることができるリモコン装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の一形態について説明する。第1図は本発明の一形態に係るリモコン装置を正面側から示す分解斜視図、第2図はこのリモコン装置の裏側からの分解斜視図、第3図は各リモコン同士を連結したリモコン装置の正面斜視図である。
このリモコン装置10は、洋風便器の温水洗浄装置等の電装品をリモートコントロールするためのものである。この洋風便器には、温水洗浄装置と、電動式フラッシュ装置と、電動式便座開閉装置とが設けられている。
この温水洗浄装置には、シャワー(肛門)洗浄装置、チャーム(ビデ)洗浄装置、温風乾燥装置が設けられている。
電動式フラッシュ装置は、ロータンクのフロート弁を引き上げてロータンク内の水を洋風便器の便鉢に流出させるよう構成されたものであり、フロート弁を所定高さまで引き上げてロータンク内の水の略全量を放出する大洗浄と、フロート弁を短時間だけ少しだけ引き上げて少量の水を便鉢に流出させる小洗浄とを行うよう構成されている。
便座開閉装置は、便座開信号を受けて便座を起立回動させ、便座閉信号を受けて便座を倒伏回動させるよう構成されている。
このリモコン装置10は、シャワー系リモコン20、フラッシュ用リモコン30及び便座用リモコン40を備えてなる。リモコン20はブラケット50を介して壁面に取り付けられ、リモコン30,40は連結プレート60を介してリモコン20に連結されている。後述の通り、リモコン30,40は、この連結プレート60によって壁面にも取り付け可能である。
各リモコン20,30,40は、合成樹脂製のケーシングを有し、各々の前面にスイッチが設けられている。
シャワー系リモコン20は、前面に肛門洗浄用シャワースイッチ21と、ビデ用チャームスイッチ22と、洗浄後に臀部を温風乾燥するための乾燥スイッチ23と、シャワー洗浄、チャーム洗浄又は温風乾燥を停止させるストップスイッチ24と、洗浄強さ調節スイッチ25と、洗浄ノズル前進限位置を調節する洗浄位置調節スイッチ26と、洗浄ノズルを前後往復動させて洗浄領域を拡大するワイド洗浄の入/切スイッチ27とを備えている。
なお、乾燥スイッチ23は、1回押す度に温風温度が高→中→低の順に繰り返し切り替わるよう構成されている。
フラッシュ用リモコン30は、洋風便器の大使用後に多量の水を便鉢に流すための大フラッシュスイッチ31と、小使用後に少量の水を便鉢に流すための小フラッシュスイッチ32とを前面に備えている。
便座用リモコン40は、前面に便座開閉用スイッチ41を備えている。
また、図示はしないが、各リモコン20,30,40には、各スイッチからのスイッチ信号に応じて赤外線コマンド信号を出力するように信号処理回路及び赤外線発光素子並びに電池が設けられている。
該シャワー系リモコン20は横長の長方形盤状の外形を有しており、フラッシュ用リモコン30と便座用リモコン40とは、正方形盤状の外形を有している。該リモコン30とリモコン40とは、同一大きさとなっている。また、リモコン20の横幅(左右幅)は、該リモコン30,40の横幅の2倍の大きさとなっている。
ブラケット50と、連結プレート60による各リモコン20,30,40同士の連結構造とについて次に説明する。
リモコン20の背面には、1個のブラケット50用係合溝28と、2個の連結プレート60用係合溝29,29とがそれぞれ上下方向に延設されている。該係合溝28は、リモコン20の幅方向中央付近に配置されている。また、係合溝29,29は、一方がリモコン20の左端から該リモコン20の全幅の1/4幅だけ幅方向中央側に寄った位置に配置されており、他方がリモコン20の右端から該リモコン20の全幅の1/4幅だけ幅方向中央側に寄った位置に配置されている。
該係合溝28は、リモコン20の背面の下縁にまで延在しており、その下端が該リモコン20の下端面に開放している。また、各係合溝29は、リモコン20の背面の上縁にまで延在しており、その上端が該リモコン20の上端面に開放している。なお、各係合溝29の上下方向の長さ(リモコン20の上端面からの長さ)は、リモコン20の上端面から各係合溝29に連結プレート60を差し込んだときに該連結プレート60の下半分のみを収容しうる大きさとなっている。
係合溝28の左右両側縁部からは、それぞれ、該係合溝28内に係合した後述のブラケット50の基片部51を押えるように該係合溝28内に張り出して、リモコン20の背面側への該基片部51の脱け出しを阻止する押え片28a,28aが突設されている。各押え片28aは、リモコン20の背面と面一状に係合溝28の側縁から延出している。
また、各係合溝29の左右両側縁部からも、それぞれ、該係合溝29内に係合した連結プレート60を押えるように該係合溝29内に張り出して、リモコン20の背面側への該連結プレート60の脱け出しを阻止する押え片29a,29aが突設されている。各押え片29aも、リモコン20の背面と面一状に各係合溝29の側縁から延出している。
リモコン30,40の背面にも、それぞれ、連結プレート60用係合溝33,42が上下方向に延設されている。該係合溝33,42は、それぞれ、該リモコン30,40の幅方向中央付近に配置されている。これらの係合溝33,42は、それぞれ、リモコン30,40の背面の下縁にまで延在しており、その下端が該リモコン30,40の下端面に開放している。なお、これらの係合溝33,42の上下方向の長さ(リモコン30,40の下端面からの長さ)は、リモコン30,40の下端面からこれらの係合溝33,42にそれぞれ連結プレート60を差し込んだときに該連結プレート60の全体を収容しうる大きさとなっている。
これらの係合溝33,42の左右両側縁部からも、それぞれ、該係合溝33,42内に係合した各連結プレート60を押えるように該係合溝33,42内に張り出して、リモコン30,40の背面側への該連結プレート60の脱け出しを阻止する押え片33a,33a並びに42a,42aが突設されている。各押え片33a,42aは、リモコン30,40の背面と面一状に係合溝33,42の側縁からそれぞれ延出している。
ブラケット50は、壁面に沿って配置されると共にリモコン20の係合溝28に係合する長方形板状の基片部51と、該基片部51が係合溝28に係合したときにリモコン20の下端面に重なるように該基片部51の下辺から前方(壁面から離隔する方向)に突設されたリモコン支持片52とを有している。該リモコン支持片52は、リモコン20の下端面のほぼ全面に重なりうる形状となっている。該基片部51の背面側(壁面側)の左右両側縁部には、該基片部51が係合溝28内に係合したときに前記押え片28a,28aが係合する切欠き状の凹段部51a,51aが設けられている。該基片部51は、ビス、両面テープ、平面ファスナ等の取付手段によって壁面に取り付けられる。なお、符号51bは、基片部51を壁面にビス留めする場合にビスが挿通される孔を示している。
連結プレート60は長方形板状のものである。この連結プレート60の背面側(壁面側)の左右両側縁部には、該連結プレート60が係合溝29と係合溝33又は42とに係合したときに前記押え片29a,29aと押え片33a,33a又は42a,42aとがそれぞれ係合する切欠き状の凹段部60a,60aが設けられている。
なお、この連結プレート60は、リモコン30,40をリモコン20にそれぞれ連結するためだけでなく、該リモコン30,40をそれぞれ単体で壁面に取り付ける場合にも用いられる。この際、連結プレート60は、ビス、両面テープ、平面ファスナ等の取付手段によって壁面に取り付けられる。符号60bは、連結プレート60を壁面にビス留めする場合にビスが挿通される孔を示している。
リモコン20と各リモコン30,40とを連結するに当っては、まず、予めブラケット50の基片部51をビスや両面テープ、平面ファスナ等を用いて壁面に取り付けておく。そして、この基片部51をリモコン20の下端面から係合溝28に差し込むようにしてブラケット50にリモコン20を連結する。そして、リモコン20の上端面から左右の係合溝29,29それぞれに連結プレート60,60を差し込む。この際、各連結プレート60は、各係合溝29に対してその下半分だけが係合し、上半分はリモコン20の上端面から上方に突出する。その後、各連結プレート60の上半分を各リモコン30,40の下端面から各々の係合溝33,42に差し込みつつ該リモコン30,40の下端面をそれぞれリモコン20の上端面に突き合わせる。これにより、リモコン30,40がそれぞれ連結プレート60を介してリモコン20に連結され、第3図に示す如きリモコン装置10が構成される。
この形態では、リモコン20の横幅が各リモコン30,40の横幅の2倍となっており、これらを連結するに当っては、このリモコン20の上側に、リモコン30,40を左右隣り合わせになるように配置するため、これらの連結体であるリモコン装置10は、第3図に示すように、正方形盤状の外形を有するようになる。
このリモコン装置10は、リモコン20の下端面に重なったブラケット50のリモコン支持片52によって下支えされてしっかりと壁面に設置される。
なお、リモコン30を単体で壁面に取り付ける場合には、まず、予め連結プレート60をビスや両面テープ、平面ファスナ等を用いて壁面に取り付けておく。そして、この連結プレート60をリモコン30の下端面から係合溝33に差し込み、該連結プレート60を介してリモコン30を壁面に固定する。この際、連結プレート60はその全体が該係合溝33に入り込むため、リモコン30の下側から連結プレート60が露出することはない。
もちろん、リモコン40も、このリモコン30と同様にして、連結プレート60を用いて単体で壁面に取り付けることができる。
このリモコン装置10にあっては、ブラケット50や連結プレート60が係合する各係合溝28,29,33,42を各リモコン20,30,40の背面に設けているので、リモコン20〜40を単体に分離したときでも該係合溝28,29,33,42が目立たず、美観に優れる。
第4図(a)は本発明の別の一形態に係るリモコン装置を構成するリモコンを単体で壁面に取り付ける場合の該リモコンと連結プレートとの分解斜視図であり、第4図(b)は、この場合のリモコンと連結プレートとの係合状態を示す斜視図である。また、第5図はこのリモコン装置の分解斜視図であり、第6図は各リモコン同士を連結したリモコン装置の斜視図である。第7図(a)は連結プレートの斜視図であり、第7図(b)は各リモコン同士を連結する場合のリモコンへの連結プレートの係合方法を示す分解斜視図である。
このリモコン装置10Aも、シャワー系リモコン20A、フラッシュ用リモコン30A及び便座用リモコン40Aを備えてなり、リモコン20Aがブラケット50を介して壁面に取り付けられると共に、リモコン30A,40Aはそれぞれ連結プレート70を介して該リモコン20Aに連結されている。該ブラケット50は前述の第1〜3図と同様の構成となっている。なお、この形態でも、リモコン30A,40Aは、それぞれ、単体でも連結プレート70によって壁面に取り付け可能となっている。
この形態においても、リモコン20Aは横長の長方形盤状の外形を有しており、リモコン30Aとリモコン40Aとは、正方形盤状の外形を有している。また、該リモコン30Aとリモコン40Aとは同一大きさとなっており、リモコン20Aの横幅は、各リモコン30A,40Aの横幅の2倍の大きさとなっている。
この形態では、リモコン30A,40Aには、それぞれ、各々の下端面から背面にかけて連続して形成された連結プレート70用係合溝80が設けられている。連結プレート70は、この係合溝80のうち、リモコン30,40の背面に沿う背面溝81に係合可能な第1片71と、リモコン30,40の下端面に沿う下端面溝82に係合可能な第2片72とを有した略L字形状のものである。
該第1片71は長方形状であり、その長辺側の幅は、短辺側の幅の2倍の大きさとなっている。第2片72は、この第1片71の一方の長辺から該第1片71の裏面側(背面溝81内を向く側)に向って直角に延出している。なお、該第1片71の表面側の周縁部のうち、他方の長辺と1対の短辺とに沿って、後述の押え片81aが係合する切欠き状の凹段部71aが形成されている。また、該第2片72の先端辺のうち、その延在方向の中央付近から、該第2片72の裏面側(下端面溝82内を向く側)に向って直角に爪片73が突設されている。
前記背面溝81の周縁部のうち、左右の側縁と上縁とからは、該背面溝81に係合した第1片71の前記凹段部71aに係合して、リモコン30,40の背面側への該第1片71の脱け出しを阻止する押え片81a,81aが突設されている。各押え片81aは、リモコン30,40の背面と面一状に係合溝81の側縁及び上縁からそれぞれ延出している。
前記下端面溝82内におけるリモコン30,40の下端面には、それぞれ、第7図に示すように、該下端面溝82内に第2片72が係合したときに前記爪片73が係合する爪片係合孔83が、該下端面溝82の前縁の幅方向中央付近に沿って設けられている。
また、背面溝81内におけるリモコン30,40の背面には、それぞれ、該背面溝81の幅方向中央付近を上下方向に延在した第2片72用縦係合溝84が形成されている。この縦係合溝84の下端は、該下端面溝82内におけるリモコン30,40下端面に開放しており、該リモコン30,40下端面からこの縦係合溝84内に、第2片72を第7図(b)に示す如く縦に差し込むことができるようになっている。なお、この縦係合溝84の奥側は、前記爪片係合孔83に連通しており、縦係合溝84内に縦に第2片72を差し込んだ場合にも、爪片73が該爪片係合孔83に係合しうるようになっている。
リモコン20Aの背面には、1個のブラケット50用係合溝28と、2個の連結プレート70用係合溝90,90とがそれぞれ上下方向に延設されている。該係合溝28は、リモコン20Aの幅方向中央付近に配置されており、係合溝90,90は、一方がリモコン20Aの左端から該リモコン20Aの全幅の1/4幅だけ幅方向中央側に寄った位置に配置されており、他方がリモコン20Aの右端から該リモコン20Aの全幅の1/4幅だけ幅方向中央側に寄った位置に配置されている。なお、該係合溝28の構成は、前述の第1〜3図と同様となっている。各係合溝90は、リモコン20Aの背面の上縁にまで延在しており、その上端が該リモコン20Aの上端面に開放している。
各係合溝90の横幅は、連結プレート70の第1片71の短辺方向の幅と同一大きさとなっている。各係合溝90の周縁部のうち、リモコン20Aの幅方向中央側と反対側の縁部と、各係合溝90の下端側の縁部とからは、該係合溝90内に係合した第1片71の前記凹段部71aに係合して、リモコン20Aの背面側への該第1片71の脱け出しを阻止する押え片90a,90aが突設されている。これらの押え片90a,90aは、リモコン20Aの背面と面一状に該係合溝90の側縁及び下縁から延出している。
各係合溝90内におけるリモコン20Aの背面には、連結プレート70の第2片72を縦に差し込み可能な縦係合溝91が、該リモコン20Aの幅方向中央側の該係合溝90の側縁に沿って上下方向に延設されている。この縦係合溝91の上端はリモコン20Aの上端面に開放している。
また、リモコン20Aの上端面からこの縦係合溝91内に第2片72を縦に差し込んだときに前記爪片73が係合可能な爪片係合孔92が、該縦係合溝91の奥側に連通するように該リモコン20Aの上端面に形成されている。
なお、各係合溝90の上下方向の長さ(リモコン20Aの上端面からの長さ)は、該連結プレート70の第1片71の長辺方向の幅の半分の大きさとなっている。
リモコン20Aと各リモコン30A,40Aとを連結するに当っては、まず、予めブラケット50の基片部51をビスや両面テープ、平面ファスナ等を用いて壁面に取り付けておく。そして、この基片部51をリモコン20Aの下端面から係合溝28に差し込むようにしてブラケット50にリモコン20Aを連結する。そして、リモコン20Aの上端面から左右の係合溝90,90それぞれに、連結プレート70,70を第5図に示す如く縦に差し込む。この際、各連結プレート70は、各係合溝90に対してその下半分だけが係合し、上半分はリモコン20Aの上端面から上方に突出する。その後、各連結プレート70の上半分を各リモコン30A,40Aの下端面から各々の係合溝80に差し込みつつ該リモコン30A,40Aの下端面をそれぞれリモコン20Aの上端面に突き合わせる。これにより、リモコン30A,40Aがそれぞれ連結プレート70を介してリモコン20Aに連結され、第6図に示す如きリモコン装置10Aが構成される。
なお、各係合溝80,90に差し込まれた連結プレート70のうち、第2片72が係合溝84,91に係合すると共に、その先端側の爪片73が、各縦係合溝84,91の奥側に連なる爪片係合孔83,92に係合するので、連結プレート70は、各リモコン20A,30A,40Aをぐらつき無く連結する。
このリモコン装置10Aにおいても、連結プレート70を用いて各リモコン30A,40Aを単体で壁面に取り付けることができる。この場合、連結プレート70を、第4図に示すように、第1片71の長辺方向が左右方向となるように横向きに配置し、該第1片71をビス100や両面テープ、面ファスナ等で壁面に取り付ける。符号71bは、該第1片71を壁面にビス留めする場合にビス100が挿通される孔を示している。そして、この第1片71をリモコン下端面から背面溝81に差し込み、該連結プレート70を介して各リモコン30A,40Aを壁面に固定する。
なお、第1片71を背面溝81に差し込むと、第2片72が下端面溝82に係合するため、リモコン下端面には縦係合溝84や爪片係合孔83等が露見しない。
L字形の連結プレート70は、リモコン単体を取付ける場合にも用いることができる。この場合、取付け安定感が高く、強固に取り付け可能である。なお、第5図に示すブラケット50と連結プレート70を共通化させるように構成してもよい。
上記の各形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各形態に限定されるものではない。
例えば、上記の各形態では、シャワー系リモコンに対しフラッシュ用リモコンと便座用リモコンとを結合しているが、便蓋開閉用のリモコン、トイレエアコン用リモコンなど、他のリモコンを結合してもよい。シャワー系リモコンにもさらに別のスイッチが設けられてもよい。
上記の各形態ではリモコン同士のみを結合しているが、一部のリモコンの代りに、それと同一大きさのダミー体を設けてもよい。
ダミー体として時計付きダミー体や、100Vアダプター、電池ボックス、電池、スピーカー、ラジオ、テレビ、CD又はMDプレーヤー、照明など他の機器を搭載したダミー体を用いてもよく、ミラー、額縁などの装飾体を備えたダミー体を用いてもよい。
上記実施の形態のリモコン装置はトイレルーム用のものであるが、これに限定されるものではない。
本発明の一形態に係るリモコン装置10を正面側から示す分解斜視図である。 リモコン装置10の裏側からの分解斜視図である。 各リモコン同士を連結したリモコン装置10の正面斜視図である。 本発明の別の一形態に係るリモコン装置10Aを構成するリモコンを単体で連結プレートを用いて壁面に取り付ける場合の説明図である。 リモコン装置10Aの分解斜視図である。 各リモコン同士を連結したリモコン装置10Aの斜視図である。 図4の連結プレートの説明図である。
符号の説明
10,10A リモコン装置
20,20A シャワー系リモコン
29 係合溝
30,30A フラッシュ用リモコン
33 係合溝
40,40A 便座用リモコン
42 係合溝
50 ブラケット
60,70 連結プレート
71 第1片
72 第2片
73 爪片
80 係合溝
81 背面溝
82 下端面溝
83 爪片係合孔
84 縦係合溝
90 係合溝
91 縦係合溝
92 爪片係合孔

Claims (4)

  1. 壁面に設置されるリモコン装置において、
    前面に操作スイッチを有した複数のリモコン同士が連結プレートによって連結されてなり、
    各リモコンの背面に設けられた係合溝に対し該連結プレートが係合していることを特徴とするリモコン装置。
  2. 請求項1において、該連結プレートは、1個のリモコンにのみ装着され、且つ該リモコンを壁面に取り付け可能なものであることを特徴とするリモコン装置。
  3. 壁面に設置されるリモコン装置において、
    前面に操作スイッチを有した複数のリモコン同士が連結プレートによって連結されてなり、
    隣接するリモコンに突き合わされる端面から該リモコンの背面にかけて設けられた係合溝に対し略L字形状の連結プレートが係合可能となっており、
    該係合溝内に、該連結プレートを差し込み可能なスリットが、背面から該端面にかけて設けられており、
    隣接するリモコン同士が、それらのスリットに差し込まれた連結プレートを介して連結されており、
    該連結プレートは、リモコンを壁面に取り付け可能なものであることを特徴とするリモコン装置。
  4. 請求項3において、該スリットに連結プレートを挿入したときに両者を係合させる係合部が設けられていることを特徴とするリモコン装置。
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